JP2963719B2 - カメラハウジング - Google Patents
カメラハウジングInfo
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- JP2963719B2 JP2963719B2 JP2060061A JP6006190A JP2963719B2 JP 2963719 B2 JP2963719 B2 JP 2963719B2 JP 2060061 A JP2060061 A JP 2060061A JP 6006190 A JP6006190 A JP 6006190A JP 2963719 B2 JP2963719 B2 JP 2963719B2
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Description
に関する。
ラが高熱のため許容温度以上に上昇しないようにカメラ
を保護する必要がある。
めに用いられている従来のカメラハウジングを示す。
2と筒形の内部筐体3との二重構造になっている。
5が設けられ背面側は開口している。
冷却用ガスAを送り込むホース7が接続されている。ま
た、内部には、監視用のカメラ8が前面側に向けられて
取り付けられている。この内部筐体3は、外部筐体2の
背面側から外部筐体2内に装着され、カメラ8のレンズ
部9が窓5と対向させられるとともに、外部筐体2と内
部筐体3との間には、ガスAの通路11が形成される。
に設けられた窓に窓5が対向させられて炉壁に取り付け
られ、カメラ8により炉内を監視する構成とされる。そ
のため、炉内の高温によりカメラ8は熱せられるため、
内部筐体3の背面側から冷却用のガスAを送り込み、こ
のガスAが、第4図に矢印で示すように、内部筐体3内
を通って窓5に至り、さらに通路11を通って外部筐体2
の背面側から排出される道筋を経る過程で直接カメラ8
を冷却するとともに内部筐体3内を冷却する構成となっ
ていた。
ら供給される冷たいガスAの大部分が直接窓5に当るた
め、高温雰囲気に接触している窓5の外側面とガスAで
冷やされている窓5の内側面との間の温度差が大きくな
り、窓5の内面に結露が生じていた。そして、この結露
による窓5の曇りが妨げとなって、炉内の鮮明な画像を
カメラ8によって得ることが困難になるという不具合が
生じていた。
に晒される窓の外側面と冷却用のガスで直接冷やされる
窓の内側面との間の大きな温度差により窓の内側面に結
露が生じ、この結露による窓の曇りによりカメラハウジ
ング外部の鮮明な画像をカメラで得難くなっていた。
であり、カメラのレンズ部が対向させられる窓に結露が
生じ難く、従って、外部の鮮明な画像をカメラで得るこ
とができるカメラハウジングを提供することを目的とす
る。
た窓を有しこの窓にレンズ部が対向する状態でカメラが
収納される内部筐体と、この内部筐体の外面を囲む外部
筐体と、この外部筐体に形成されこの外部筐体と前記内
部筐体とで形成された空間内に冷却用のガスを取り入れ
る取入口と、前記外部筐体に形成され前記空間内に取り
入れられた前記ガスを排出する排出口と、前記内部筐体
に前記取入口よりも小さく形成され前記空間内を流れる
前記ガスの一部を前記内部筐体内に取り入れる通風孔と
を具備する構成となっている。
体とで形成された空間内を流れるガスにより内部筐体は
外側から冷却される。また、内部筐体の通風孔はガスの
取入口に比べ小さく形成されているので上記空間内を流
れるガスの一部が通風孔から内部筐体内に取り入れられ
て内部筐体内のカメラを直接冷却する。
詳述する。
断面図、第2図は第1図のII−I線断面図である。
カメラハウジング21は、筒形の内部筐体22と筒形の外部
筐体23とで構成された二重構造になっている。
窓25が設けられており、側面26に複数の穴部(通風孔)
27が形成されている。この内部筐体22内には、監視用の
カメラ29が、窓25にレンズ部30が対向する状態で、収納
されている。
から前記内部筐体22が挿入されて内部筐体22の前面縁部
33が外部筐体23の前面縁部34にねじ止めされる。従っ
て、内部筐体22と外部筐体23との間には、内部筐体22を
囲むように空間36が形成される。また、外部筐体23の背
面38側には、空間(以下、通路という)36内にエア等の
冷却用のガスBを取り入れるための取入口40が設けられ
ており、この取入口40にはガスB供給用のホース41が接
続されている。また、この取入口40の内径は、前述した
通風孔27の径よりも十分大きくされており、通路36を流
れるガスBの一部が通風孔27を通って内部筐体22内に流
入する構成となっている。また、外部筐体23の側面42の
前面寄り部分には通路36に流入したガスBの排出口43が
設けられている。この排出口43は取入口40に対して可能
な限り離れた位置に設けられており、取入口40から取り
入れられたガスBは通路36全体に行き渡る。
に設けられた窓に窓25が対向させられて炉壁に取り付け
られ、カメラ29により炉内を監視する構成とされる。そ
して、炉内の高温からカメラ29を保護するため冷却用の
ガスBが取入口40から取り入れられる。このガスBによ
るカメラ29の冷却作用につき以下に説明する。
は、第1図に矢印で示す如く、通路36内を満遍無く行き
渡った後に排出口43から排出される。従って、内部筐体
22は、ガスBにより外側から効率よく冷却され、カメラ
29が収納された内部筐体22内部の温度は十分に低下す
る。また、通路36を流れるガスBの一部は通風孔27を通
って内部筐体22内に流入するため、カメラ29は内部筐体
22内に流入したガスBによっても直接的に冷却される。
従って、炉内の高温からカメラ29を確実に保護できる。
しかも、通風孔27の大きさを取入口40に比べ小さくして
あるので内部筐体22内に流れ込むガスBの量は取入口40
より取り入れられるガスBの一部にすぎず、また、通路
36内を通って暖められた後に内部筐体22内に流れ込む。
従って、低温かつ大量の冷却用ガスAが直接窓5に当っ
ていた従来のカメラハウジング1とは異なり、窓25の内
面側がガスBにより極端に冷却されることはないため窓
25の内面側と高温雰囲気に晒されている窓25の外面側と
の間に極端な温度差は生じなくなり、窓25の内面側に結
露が生じ難くなる。
面図である。本例のカメラハウジング21Aでは、外部筐
体23Aの下部に冷却用のガスBの取入口40が設けられ、
上部に通路36内を流れたガスBの排出口43が設けられて
いる。また、内部筐体22Aには、側面26の他に背面46に
通風孔27が設けられ、通路36内を流れるガスBの一部は
これらの通風孔27を通って集中的にカメラ29を冷却する
構成となっている。その他の構成及び作用、効果は第1
図及び第2図に示す実施例と同様である。
外部筐体と内部筐体とで形成される空間内を流れる冷却
用のガスにより内部筐体を外側から冷却するとともに上
記空間内を流れるガスの一部を内部筐体内に取り入れて
カメラを直接冷却する構成となっているため、カメラハ
ウジングに設けられた窓がカメラを直接冷却するガスに
よって極端に冷却されることはなくなる。従って、窓の
外面と内面との間に極端な温度差が生じることはないた
め窓に結露が生じ難くなり、この窓を通して外部の鮮明
な画像をカメラで得ることができる。
であり、第1図はカメラハウジングの断面図、第2図は
第1図のII−II線断面図である。 第3図は本発明の第2の実施例を説明するカメラハウジ
ングの断面図である。 第4図は従来のカメラハウジングを説明する断面図であ
る。 21,21A……カメラハウジング 22,22A……内部筐体、23,23A……外部筐体 25……窓、27……通風孔 29……カメラ、30……レンズ部 36……空間、40……取入口 43……排出口
Claims (1)
- 【請求項1】透光性部材で形成された窓を有しこの窓に
レンズ部が対向する状態でカメラが収納される内部筐体
と、この内部筐体の外面を囲む外部筐体と、この外部筐
体に形成されこの外部筐体と前記内部筐体とで形成され
た空間内に冷却用のガスを取り入れる取入口と、前記外
部筐体に形成され前記空間内に取り入れられた前記ガス
を排出する排出口と、前記内部筐体に前記取入口よりも
小さく形成され前記空間内を流れる前記ガスの一部を前
記内部筐体内に取り入れる通風孔とを具備することを特
徴とするカメラハウジング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2060061A JP2963719B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | カメラハウジング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2060061A JP2963719B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | カメラハウジング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03262277A JPH03262277A (ja) | 1991-11-21 |
JP2963719B2 true JP2963719B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=13131195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2060061A Expired - Fee Related JP2963719B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | カメラハウジング |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2963719B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7497632B2 (en) | 2004-06-11 | 2009-03-03 | Panasonic Corporation | Camera device |
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-
1990
- 1990-03-13 JP JP2060061A patent/JP2963719B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
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US7497632B2 (en) | 2004-06-11 | 2009-03-03 | Panasonic Corporation | Camera device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH03262277A (ja) | 1991-11-21 |
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