JP2020134568A - 独立電源型カメラ - Google Patents

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祐治 大久保
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Abstract

【課題】 外部電源を確保できない屋外環境においてもバッテリの温度を動作温度帯内におさえ、バッテリが有する本来の能力を発揮することで安定的に使用可能であり、かつ、設置及び保守に係る作業が容易な独立電源型カメラを提供する。【解決手段】 外部から電力を供給することなく撮影可能な独立電源型カメラ1であって、バッテリ6と、バッテリ6から電力が供給されるカメラモジュール5と、バッテリ6及びカメラモジュール5を内部に収める筐体21と、を有し、バッテリ6及びカメラモジュール5は筐体21の板面から離間して設置され、筐体21内部は、カメラモジュール5から発生する熱を利用して筐体21の内部が所定の温度帯内で維持される。【選択図】図5

Description

本発明は、外部電源を確保できない屋外環境においてもバッテリの温度を動作温度帯内におさえ、バッテリが有する本来の能力を発揮することで安定的に使用可能であり、かつ、設置及び保守に係る作業が容易な独立電源型カメラに関する。
近年、遠隔地の監視のため、監視カメラが種々の場所に設置されている。都市部における防犯対策のみならず、災害対策のための火山等の自然環境の監視や、例えばスキー場といった自然環境を利用したレジャー施設の監視等が行われている。
このような自然環境の監視においては、外部からの電源供給が望めず、独立電源型カメラとして、太陽電池モジュールからバッテリに電力を供給して蓄電し、バッテリからカメラモジュールや通信機器等に電力を供給することにより、遠隔監視を行っている。
図8は、従来の独立電源型カメラを示した斜視図である。図8に示すように、従来の独立電源型カメラ101は、例えば、支柱107に対して独立電源型カメラ101の構成要素が設置される。
即ち、独立電源型カメラ101は、撮影を行うカメラモジュール105と、カメラモジュール105に電力を供給するバッテリを内蔵した本体部106と、バッテリに電力を供給する太陽電池モジュール103とを備えており、これらは支柱107に対して固定される。
また、バッテリを内蔵した本体部106は、他に通信機器等を備えて、撮影した映像を送信可能となっている。バッテリを内蔵した本体部106は、通信機能を備えず撮影した映像データを記録媒体に保存する構成を備える場合や、これらを併用する構成を備えたものも勿論存在する。
例えば、特許文献1乃至特許文献4においても、屋外等で使用する独立電源型カメラについて、カメラモジュールと、バッテリと、太陽電池モジュールとが支柱等を介して各々別体として設置されている構成が開示されている。
特開2013−62696 特開2008−98854 特開2003−219408 特開2015−64800
この場合、従来の独立電源型カメラでは、カメラモジュール、バッテリを内蔵した本体部及び太陽電池モジュールを個々に支柱に現地で設置していく必要があり、カメラモジュール、バッテリ、太陽電池モジュールの各々個別の配置や向きの調整を行うため、設置作業に人手と時間がかかるため非常に大変であった。
即ち、図8を用いて説明すると、従来の独立電源型カメラ101では、支柱107に対してカメラモジュール105、太陽電池モジュール103及びバッテリを内蔵した本体部106を現地で個々に順次設置していく必要があり、各々個別の配置や向きの調整を行うため、設置作業に人手と時間がかかるため非常に大変であった。
また、独立電源型カメラは、屋外で使用されることから、当然に酷寒の状況や灼熱の状況においても使用される。そのため、寒冷地や熱帯地等の温度環境においても、カメラモジュールやバッテリの適切な駆動を維持するための温度対策が求められている。
また、独立電源型カメラは、外部電源にたよることができない環境で使用されることから、カメラモジュールの駆動可能時間を可能な限り延ばす必要があり、長時間の駆動に耐えうるように、バッテリは小型で容量が大きく、太陽電池モジュールからの継ぎ足し充電に適したリチウムイオン2次電池が用いられることが多い。
この場合、リチウムイオン2次電池の動作温度帯は、通常―20℃乃至60℃程度となっており、例えば、スキー場のような酷寒の地における監視や、真夏の晴天時における海岸線の監視においては、バッテリの温度が動作温度帯内におさまらず、バッテリの能力を発揮できずに、独立電源型カメラによる遠隔監視が行えないおそれがある。
そこで本発明は、外部電源を確保できない屋外環境においてもバッテリの温度を動作温度帯内におさえ、バッテリが有する本来の能力を発揮することで安定的に使用可能であり、かつ、設置及び保守に係る作業が容易な独立電源型カメラを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明の独立電源型カメラは、外部から電力を供給することなく撮影可能な独立電源型カメラであって、バッテリと、当該バッテリから電力が供給されるカメラモジュールと、前記バッテリ及び前記カメラモジュールを内部に収める筐体と、を有し、前記バッテリ及び前記カメラモジュールは前記筐体の板面から離間して設置され、前記筐体内部は、前記カメラモジュールから発生する熱を利用して前記筐体内部が所定の温度帯内で維持されることを特徴とする。
また、本発明の独立電源型カメラは、前記バッテリに電力を供給可能な太陽電池モジュールが前記筐体に固定されたことを特徴とする。
また、本発明の独立電源型カメラの前記太陽電池モジュールは前記筐体の上部から離間して固定されていることを特徴とする。
また、本発明の独立電源型カメラの前記バッテリ及び前記カメラモジュールは、前記筐体の板面の内部に設けられた支持部、又は、前記筐体の底面内側部分に配された断熱部材を介して設置されて、前記筐体の板面から離間することを特徴とする。
また、本発明の独立電源型カメラの前記筐体は、互いに離間して配される外側筐体とその内部に配される内側筐体からなり、当該内側筐体は、内部に前記バッテリ及び前記カメラモジュールが設置され、前記カメラモジュールから発生する熱を利用して前記内側筐体内部が所定の温度帯内で維持されることを特徴とする。
また、本発明の独立電源型カメラの前記バッテリ及び前記カメラモジュールは、前記内側筐体の板面から離間して設置されることを特徴とする。
また、本発明の独立電源型カメラの前記筐体は一部が透明体で構成されて、当該筐体の内部に設置された前記カメラモジュールのレンズ部が前記透明体を介して外部を撮影可能であり、前記バッテリに電力を供給可能な太陽電池モジュールが前記筐体の上部に当該筐体を覆うように配されたことを特徴とする。
また、本発明の独立電源型カメラの前記太陽電池モジュールは、前記筐体の上部に配される第1の太陽電池モジュール部と、前記レンズ部の撮影方向に略平行に配された前記第1の太陽電池モジュール部の両辺各々から、さらに側方、かつ、下方に延伸した第2の太陽電池モジュール部及び第3の太陽電池モジュール部からなることを特徴とする。
また、本発明の独立電源型カメラの前記筐体は上部が蓋部となって開閉可能であり、当該蓋部の上部には前記太陽電池モジュールが固定されており、前記蓋部は前記透明体の上方に配された蝶番部により筐体基部に開閉自在に固定されていることを特徴とする。
また、本発明の独立電源型カメラは、前記蓋部と前記筐体基部の間には開閉規制部が介されていることを特徴とする。
また、本発明の独立電源型カメラにおける前記カメラモジュールのレンズ部は、前記独立電源型カメラの設置方向を変更することなしに、撮影方向を調整可能であることを特徴とする。
本発明の独立電源型カメラによれば、外部電源を確保できない屋外環境においても筐体内部をバッテリにとって適切な動作温度帯に維持し、バッテリが有する本来の能力を発揮することで安定的に使用可能であり、かつ、設置及び保守に係る作業が容易である。
即ち、本発明によれば、独立電源型カメラのバッテリ及びカメラモジュールが筐体の板面から離間して設置されて、外気からの断熱効果を有する空気層が形成されるため、筐体内部が、カメラモジュールから発生する熱を利用して所定の温度帯内で維持されるため、酷寒の状況や灼熱の状況においてもバッテリの性能が低下することなく、長時間の独立電源型カメラの駆動を実現することが可能である。
また、本発明によれば、バッテリ及びカメラモジュールは、筐体の板面の内部に設けられた支持部、又は、筐体の底面内側部分に配された断熱部材を介して設置されて、筐体の板面から離間するため、外気からの断熱効果を有する空気層が形成されるため、筐体内部が、カメラモジュールから発生する熱を利用して所定の温度帯内で維持される。
また、本発明によれば、筐体は、互いに離間して配される外側筐体とその内部に配される内側筐体からなり、内側筐体は、内部にバッテリ及びカメラモジュールが設置され、外側筐体と内側筐体との間に外気からの断熱効果を有する空気層が形成されるため、カメラモジュールから発生する熱を利用して内側筐体内部が所定の温度帯内で維持される。
さらに、本発明によれば、バッテリ及びカメラモジュールは、内側筐体の板面から離間して設置されるため、カメラモジュールから発生する熱を利用して、より一層、内側筐体内部が所定の温度帯内で維持される。
また、本発明によれば、バッテリとカメラモジュールは筐体内に収められ、かつ、この筐体に、電力を供給可能な太陽電池モジュールが固定されているため、独立電源型カメラの設置にあたっては、個々の構成要素が一体化された1つの独立型電源カメラを架台等の支持具に設置するのみでよく、設置作業が非常に容易である。
また、本発明によれば、バッテリに電力を供給可能な太陽電池モジュールが筐体の上部に筐体を覆うように配されているため、太陽電池モジュールがカメラモジュール及びバッテリを格納する筐体の覆いとなるため、太陽光による熱が太陽電池モジュールによって遮断されて、筐体が太陽光により熱される事態が防止されて、筐体内部のバッテリ及びカメラモジュールの駆動が担保される。
また、本発明によれば、太陽電池モジュールが、筐体の上部に配される第1の太陽電池モジュール部と、レンズ部の撮影方向に略平行する方向に配された第1の太陽電池モジュール部の両辺各々から、さらに側方、かつ、下方に延伸した第2の太陽電池モジュール部と第3の太陽電池モジュール部からなるため、筐体構造に沿った太陽電池モジュールの形態により、強風や大雨の環境下においても、太陽電池モジュールが破損するような事態を防止可能であり、種々の環境下でも独立電源型カメラの使用が可能である。
また、本発明によれば、筐体は上部が蓋部となって開閉可能であり、蓋部の上部には太陽電池モジュールが固定されており、蓋部は透明体の上方に配された蝶番部により筐体基部に開閉自在に固定されているため、例えば、カメラモジュールのレンズ部の撮影方向の調整等の保守時においても、蓋部が落下してしまう恐れがなく、太陽電池モジュールとバッテリの間の給電のためのケーブルの断線も防止される。また、蓋部は筐体の前方方向、即ち、独立電源型カメラの撮影方向側に開くため、蓋部が支柱等の設置物等に接触することもなく、作業しやすい空間を確保してメンテナンスを行うことが可能となる。
また、本発明によれば、蓋部と筐体基部の間には開閉規制部が介されていることにより、開蓋時においても、誤って蓋部が閉じてしまうようなことがなく、作業者の手が挟まれるといった事故が防止される。
また、本発明によれば、太陽電池モジュールと筐体が離間して設置されているため、晴天時の灼熱の環境下において、太陽電モジュールが非常に高温となった場合であっても、その熱が直接に筐体へ伝わるものではなく、筐体内部の温度上昇を防止し、バッテリやカメラモジュールに影響を与えることがなく、バッテリ及びカメラモジュールの駆動が担保される。
また、本発明によれば、カメラモジュールのレンズ部は、独立電源型カメラの設置方向を変更することなしに撮影方向を調整可能なため、太陽電池モジュールが太陽光発電に対して、より適した方向となるように独立電源型カメラを設置した場合でも、撮影を希望する撮影対象の方向にレンズ部を向けることができる。
また、本発明によれば、筐体内部に外気からの断熱効果を有する空気層が形成され、カメラモジュールから発生する熱を利用して筐体内部が所定の温度帯内で維持されるため、筐体を完全に密閉することが可能となり、防水や防塵などの機能を有することができる。
本発明の第1の実施形態に係る独立電源型カメラを架台に設置した状態の斜視図である。 図1の側面図である。 図1の独立電源型カメラ部分の正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る独立電源型カメラの開閉構造を示す蓋部を開けた状態の斜視図である。 図4にカメラモジュール及びバッテリを搭載した状態の斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る独立電源型カメラの筐体内部の構造を示す模式図であって、(a)は側面方向からの模式図、(b)は平面方向からの模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る独立電源型カメラの筐体内部の構造を示す模式図であって、(a)は側面方向からの模式図、(b)は平面方向からの模式図である。 従来の独立電源型カメラを示した斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明による独立電源型カメラを実施するための形態について説明する。
尚、本発明の独立電源型カメラは、カメラモジュールとバッテリを内蔵する筐体に対して太陽電池モジュールを固定し、筐体内においては、バッテリ及びカメラモジュールを筐体の板面から離間して設置することにより、筐体内部がカメラモジュールから発生する熱を利用して所定の温度帯内で維持されるようにして、酷寒の状況や灼熱の状況においてもバッテリの性能が低下することなく、長時間の独立電源型カメラの駆動を実現するため、外部電源を確保できない屋外環境においても使用可能であり、かつ、設置及び保守に係る作業を容易とするものである。
[本発明の第1の実施形態]
まず、本発明の第1の実施形態に係る独立電源型カメラを図1乃至図6を用いて説明する。
[独立電源型カメラの構成概要]
図1乃至図3を用いて独立電源型カメラの構成の概要について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る独立電源型カメラを架台に設置した状態の斜視図であり、図2は、図1の側面図であり、図3は、図1の独立電源型カメラ部分の正面図である。
図1乃至図3に示すように、本発明の独立電源型カメラ1は、カメラモジュールやバッテリを内部に格納可能な本体部2と、本体部2の上方に固定された太陽電池モジュール3とから大きく構成されている。
図2及び図3に示すように本体部2は、直方体状に構成されており、本体部2の上方にスペーサ38を介して太陽電池モジュール3が固定されており、図3に示すように、本体部2の正面28には、透明パネルから構成される透明体28bが配されて、本体部2の内部からカメラモジュール5による撮影が可能となっている。
尚、本体部2は外形が直方体状に構成されているものの、円筒状等の他の形態であっても良い。
太陽電池モジュール3は、本体部2の上方において本体部2の形状に沿うように配された第1の太陽電池モジュール31と、カメラモジュール5のレンズ部12(図3)の撮影方向に略平行に配された第1の太陽電池モジュール部31の両辺各々から、さらに側方、かつ、下方に延伸した第2の太陽電池モジュール部32及び第3の太陽電池モジュール部33から構成されている。
この太陽電池モジュール3が、第1の太陽電池モジュール部31、第2の太陽電池モジュール部32及び第3の太陽電池モジュール部33によって構成されて、太陽電池モジュール3が本体部2を覆うように配されている。
尚、本実施の形態では、太陽電池モジュール3は、第1の太陽電池モジュール部31、第2の太陽電池モジュール部32及び第3の太陽電池モジュール部33の3つの太陽電池モジュールから構成されているが、これは別体の3つの太陽電池モジュールによって構成される場合でも、1つの太陽電池モジュールを折り曲げて使用する場合の何れでもよい。
また、太陽電池モジュール3を一枚の太陽電池モジュールで構成して、かまぼこ屋根のような形状として円弧状に構成して本体部2を覆うような構成も想定され、本体部2と太陽電池モジュール3とが互いに固定されていればどのような形状でもよい。
また、図1及び図2に示すように、本体部2の底面25には、支柱等(不図示)に設置するための架台9が接続されている。
[独立電源型カメラの開閉構造]
次に、独立電源型カメラ1の開閉構造について、図3に図4を加えて説明する。図4は、本発明の第1の実施形態に係る独立電源型カメラの開閉構造を示す蓋部を開けた状態の斜視図である。尚、図4においては、独立電源型カメラ1の筐体21の開閉構造の理解を促進するべく、カメラモジュール及びバッテリといった内部機構をまずは省略して図示し、後に説明する図5において、それら内部機構を搭載した状態を説明する。
図4に示すように、独立電源型カメラ1は、図1乃至図3において説明した本体部2について、筐体21が蓋部22と筐体基部23によって構成されて、筐体基部23から蓋部22を開閉可能な構造となっている。
筐体基部23と蓋部22は、互いに相補的な形状で構成され、筐体基部23はカメラモジュール5及びバッテリ6(図5)を格納するべく、箱型形状を成している。筐体基部23と蓋部22は、互いに相補的な形状で構成されて、互いの合わせ目部分に、樹脂等のシール部材を配することにより密閉性を高め、防水や防塵等の機能を高めることも可能である。
筐体21の正面28の上部に配された突設部28aを介して蓋部22を開閉可能に接続され、蝶番部35を構成している。蝶番部35により、蓋部22は、独立電源型カメラ1の撮影方向に対して開くこととなり、撮影方向は通常、何らの障害物も存在しないことから、蓋部22が支柱等の設置物等に接触することもなく、問題なく蓋部22を開けることが可能となり、メンテナンスやカメラモジュール5(図3及び図5)のレンズ部12の撮影方向の変更を容易に行うことが可能となる。
また、前述したように筐体21の正面28には、透明パネルから構成される透明体28bが配されて、筐体21内部に配されるカメラモジュール5(図5)により透明体28bを介して外部を撮影可能となっている。
この透明体28bは、筐体21の内部からカメラモジュール5によって撮影可能であれば、筐体21の外部に対して凸形状となるドーム型とする等、種々の形状を採用することが可能である。また、透明体28bは内側からの撮影に支障がなければ有色でもよい。特に、監視カメラとして使用する場合は、レンズ部12の撮影方向が外部から把握できないことが望ましい。
また、蓋部22において、筐体21の上面26を構成する位置には、上面26を貫通して太陽電池モジュール3において発電した電力をバッテリ6に供給するためのケーブル36が配されている。蓋部22が、筐体基部23に蝶番部35を介して開閉自在に固定されているため、蓋部22が落下等する可能性がなく、ケーブル36が断線してしまう事態が防止され、バッテリ6に電力を安定的に供給することを可能としている。
また、筐体基部23の背面29には、蓋部22の開閉について鍵をかけることが可能なロック機構29aが配されており、蓋部22の孔部22aに嵌合して、蓋部22の開閉を鍵によって規制することが可能となっている。
また、蓋部22と筐体基部23との間には、蓋部22の開閉を規制する開閉規制部37が配されている。開閉規制部37は、図4に示すように、例えばダンパーが用いられ、これにより、蓋部22を開けての保守作業中に、蓋部22が不意にしまってしまうような事態が防止され、作業者が手を挟むような事態が防止される。
図4においてダンパーにより構成される開閉規制部37は、一端側が蓋部22の正面側と背面側の中腹に軸支され、他端が、筐体21の正面28の上部内側に軸支されている。
開閉規制部37は、例えば、ダンパー等のトルクステー、ステー、ストップステーのように蓋部22を一定の角度で保持して急激に閉まらないようにすることが出来ればどのような構造でも使用可能である。
[本体部の内部構造]
次に、本体部2の内部構造について、図3に図5及び図6加えて説明する。図5は、図4にカメラモジュール及びバッテリを搭載した状態の斜視図であり、図6は、本発明の第1の実施形態に係る独立電源型カメラの筐体内部の構造を示す模式図であって、(a)は側面方向からの模式図、(b)は平面方向からの模式図である。尚、図6において、点線で構成された矢印は、透明体28bを介してカメラモジュール5が外部を撮影可能であることを示している。
図5に示すように、筐体基部23の内部には、カメラモジュール5及びバッテリ6が配されて、筐体21内にカメラモジュール5及びバッテリ6が格納されるようになっている。蓋部22が開閉することにより、作業者はカメラモジュール5及びバッテリ6へのアクセスが可能となり、メンテナンス及びカメラモジュール5のレンズ部(図3及び図6)の撮影方向の調整が可能となる。
図5に示すように、カメラモジュール5は、バッテリ6と接続されて、撮影用の電力の供給を受けている。また、バッテリ6はケーブル36が接続されて、太陽電池モジュール3が発電した電力の供給を受けて蓄電が可能なっている。
また、カメラモジュール5は内部に通信回路をも備えており、外部からの撮影等に関する指令を受信可能であるとともに、撮影した映像を外部に送信可能となっている。
この場合、例えば、通信のアンテナは、透明体28bに張り付けられたフィルムアンテナ28c(図3及び図5)とすることが可能である。筐体21を電波遮断してしまいやすいアルミ等で構成した場合は、筐体21内にアンテナを配するよりも、透明体28bにフィルムアンテナ28c等を貼り付けることにより、良好な通信状態を確保するものである。
尚、図5では、カメラモジュール5が通信回路を備える構成を示したが、通信回路は別体として筐体21内に配される構成とすることも可能である。また、通信機能を備えず撮影した映像データを記録媒体に保存する構成を備える場合や、これらを併用する構成とすることも可能である。
また、バッテリ6は、図5においては、蓄電用及び放電用の充放電回路を内部に備えているが、別体の構成とすることも可能である。
図5に示すように、例えば、カメラモジュール5は、筐体21の正面28に配された透明体28bの内部側に配されている。また、バッテリ6は透明体28bとカメラモジュール5を結んで直線状の位置に配されている。筐体21の形状は、この透明体28b、カメラモジュール5及びバッテリ6の直線状の配置関係に沿った長手状に構成されており、このように筐体21が、透明体28b、カメラモジュール5及びバッテリ6の直線状の配置方向に沿った方向を長手方向とする形状に構成され、かつ、この長手方向に沿って筐体21を覆うように太陽電池モジュール3が配されることから、強風や大雨の環境下においても、太陽電池モジュールが破損するような事態を防止可能であり、種々の環境下でも独立電源型カメラの使用が可能である。
さらに、太陽電池モジュール3が、筐体21の上部に配される第1の太陽電池モジュール部31と、レンズ部12の撮影方向に略平行する方向に配された第1の太陽電池モジュール部31の両辺各々から、さらに側方、かつ、下方に延伸した第2の太陽電池モジュール部32と第3の太陽電池モジュール部33からなるため、筐体21構造に沿った太陽電池モジュール3の形態により、強風や大雨の環境下においても、より一層、太陽電池モジュールが破損するような事態を防止可能となる。
この場合、この強風や大雨の環境下においても使用可能なように、筐体21の長手方向に沿って筐体21を覆うように太陽電池モジュール3が配されるものの、蓋部22は、蝶番部35により、独立電源型カメラ1の撮影方向に対して開くこととなり、撮影方向は通常、何らの障害物も存在しないことから、蓋部が支柱等の設置物等に接触することもなく、問題なく蓋部を開けることが可能となり、メンテナンスやカメラモジュール5のレンズ部12の撮影方向の変更を容易に行うことが可能となる。
尚、図5及び図6においては、バッテリ6は透明体28bとカメラモジュール5を結んで直線状の位置に配されている構成について説明したが、これに限られるものではなく、透明体28bの背後にカメラモジュール5を配置し、その側方にバッテリ6を配するようなL字型の構成も採用可能である点は言うまでもない。
図6に示すように、バッテリ6及びカメラモジュール5は筐体21の板面から離間して設置されている。これにより、外気からの断熱効果を有する空気層Aが形成されるため、筐体21の内部が、カメラモジュール5から発生する熱を利用して所定の温度帯内で維持される。
即ち、バッテリ6は、筐体21の板面から離間して配置するべく、例えば、底面25に配された支柱や小片からなる支持部16を介して配される。支持部16は、筐体21の板面からバッテリ6を離間させるものであれば、どのような構成でもよいが、筐体21の板面からバッテリ6を離間させる断熱部材として作用するものであるため、筐体21の外部の外気の熱を取り込みにくい、断熱効果の高いものが好適である。
また、支持部16は例えば、シート状の断熱素材を筐体21の内側に張り付けることより、この断熱素材を介してバッテリ6を筐体21内に配することにより、筐体21の板面からバッテリ6を離間させてもよい。
また、支持部16は、図6(a)に示すように底面25に配される場合の他、例えば、図4の対向する側面27の間に棚板を橋架して、棚板にバッテリ6を載置する等、筐体21の板面からバッテリ6を離間させる構成であれば、どのようなものでも良い。
図3及び図6に示すように、カメラモジュール5は、角度調整機構13により角度を調整可能に支持されている(支持部)。角度調整機構13は、直交する固定可能な2つの軸部により構成されており、図6の実線の2つの矢印で示すように所望の角度にカメラモジュール5を調整可能である。角度調整機構13によってカメラモジュール5の角度を調整することより、カメラモジュール5のレンズ部12の撮影方向を変更可能となっている。
本発明の独立電源型カメラ1は、太陽電池モジュール3と本体部2が一体の構成となっているため、カメラモジュール5の角度調整により、レンズ部12の撮影方向を変更可能とすることにより、太陽電池モジュール3による太陽光発電に対してより適した方向に太陽電池モジュール3を向けるとともに、撮影を希望する撮影対象の方向にレンズ部12を向けることが可能となるものである。
角度調整機構13は、カメラモジュール5が筐体21の板面から離間させる作用をも奏するものであり、筐体21の板面からカメラモジュール5を離間させて空気層Aを形成する断熱部材として作用するものであるため、筐体21の外部の外気の熱を取り込みにくい、断熱効果の高い素材により構成されるものが好適である。
また、角度調整機構13は、図6(a)に示すように、底面25に配される場合の他、例えば、図4の対向する側面27の間に橋架されてカメラモジュール5の角度調整を可能とする等、筐体21の板面からカメラモジュール5を離間させる構成であれば、どのようなものでも良い。
この場合、カメラモジュール5は駆動(撮影)にあたり、電力の消費に伴い熱を発することが知られている。そのため、本発明の独立電源型カメラ1は、このカメラモジュール5の熱を逆に利用して、筐体21の内部にバッテリ6の最適な動作温度帯を作り出すものである。
即ち、バッテリ6及びカメラモジュール5は筐体21の板面から離間して設置されており、これにより、外気からの断熱効果を有する空気層Aが形成される。そして、筐体21の内部が、カメラモジュール5から発生する熱により対流が生じ、バッテリ6の周辺の空気と混合していくことにより、バッテリ6の動作温度帯が維持される。
尚、カメラモジュール5は、図3、図5及び図6では模式的に円筒状に描いているが、カメラモジュール5から生じる熱をより効率的に利用するべく、カメラモジュール5のレンズ機構及び回路基板等がむき出しの構成として、空気層Aに対してより発散しやすい構成とすることも可能であることは言うまでもない。
このように、バッテリ6及びカメラモジュール5は筐体21の板面から離間して設置されており、これにより、外気からの断熱効果を有する空気層Aが形成されるため、筐体21の内部が、カメラモジュール5から発生する熱を利用して所定の温度帯内で維持される。そのため、酷寒の状況や灼熱の状況においてもバッテリの性能が低下することなく、長時間の独立電源型カメラ1の駆動を実現することが可能である。
以上、本発明の第1の実施形態に係る独立電源型カメラ1によれば、外部電源を確保できない屋外環境においても筐体内部をバッテリにとって適切な動作温度帯に維持し、バッテリが有する本来の能力を発揮することで安定的に使用可能であり、かつ、設置及び保守に係る作業が容易である。
即ち、本発明の第1の実施形態によれば、独立電源型カメラ1のバッテリ6及びカメラモジュール5が筐体21の板面から離間して設置されて、外気からの断熱効果を有する空気層Aが形成されるため、筐体21内部が、カメラモジュール5から発生する熱を利用して所定の温度帯内で維持されるため、酷寒の状況や灼熱の状況においてもバッテリ6の性能が低下することなく、長時間の独立電源型カメラ1の駆動を実現することが可能である。
また、本発明の第1の実施形態によれば、バッテリ6及びカメラモジュール5は、筐体21の板面の内部に設けられた支持部13,16、又は、筐体21の底面25内側部分に配された断熱部材13,16を介して設置されて、筐体21の板面から離間するため、外気からの断熱効果を有する空気層Aが形成されるため、筐体21内部が、カメラモジュール5から発生する熱を利用して所定の温度帯内で維持される。
また、本発明の第1の実施形態によれば、バッテリ6とカメラモジュール5は筐体21内に収められ、かつ、この筐体21に、電力を供給可能な太陽電池モジュール3が固定されているため、独立電源型カメラ1の設置にあたっては、個々の構成要素が一体化された1つの独立型電源カメラ1を架台9等の支持具に設置するのみでよく、設置作業が非常に容易である。
また、本発明の第1の実施形態によれば、バッテリ6に電力を供給可能な太陽電池モジュール3が筐体21の上部に筐体21を覆うように配されているため、太陽電池モジュール3がカメラモジュール5及びバッテリ6を格納する筐体21の覆いとなるため、太陽光による熱が太陽電池モジュール3によって遮断されて、筐体21が太陽光により熱される事態が防止されて、筐体21内部のバッテリ6及びカメラモジュール5の駆動が担保される。
また、本発明の第1の実施形態によれば、太陽電池モジュール3が、筐体21の上部に配される第1の太陽電池モジュール部31と、レンズ部12の撮影方向に略平行する方向に配された第1の太陽電池モジュール部31の両辺各々から、さらに側方、かつ、下方に延伸した第2の太陽電池モジュール部32と第3の太陽電池モジュール部33からなるため、筐体構造に沿った太陽電池モジュール3の形態により、強風や大雨の環境下においても、太陽電池モジュール3が破損するような事態を防止可能であり、種々の環境下でも独立電源型カメラ1の使用が可能である。
また、本発明の第1の実施形態によれば、筐体21は上部が蓋部22となって開閉可能であり、蓋部22の上部には太陽電池モジュール3が固定されており、蓋部22は透明体28bの上方に配された蝶番部35により筐体基部23に開閉自在に固定されているため、例えば、カメラモジュール5のレンズ部12の撮影方向の調整等の保守時においても、蓋部22が落下してしまう恐れがなく、太陽電池モジュール3とバッテリ6の間の給電のためのケーブル36の断線も防止される。また、蓋部22は筐体21の前方方向、即ち、独立電源型カメラ1の撮影方向側に開くため、蓋部22が支柱等の設置物等に接触することもなく、作業しやすい空間を確保してメンテナンスを行うことが可能となる。
また、本発明の第1の実施形態によれば、蓋部22と筐体基部23の間には開閉規制部37が介されていることにより、開蓋時においても、誤って蓋部22が閉じてしまうようなことがなく、作業者の手が挟まれるといった事故が防止される。
また、本発明によれば、太陽電池モジュール3と筐体21が離間して設置されているため、晴天時の灼熱の環境下において、太陽電モジュール3が非常に高温となった場合であっても、その熱が直接に筐体21へ伝わるものではなく、筐体内部の温度上昇を防止し、バッテリ6やカメラモジュール5に影響を与えることがなく、バッテリ6及びカメラモジュール5の駆動が担保される。
また、本発明によれば、カメラモジュール5のレンズ部12は、独立電源型カメラ1の設置方向を変更することなしに、撮影方向を調整可能なため、太陽電池モジュール3が太陽光発電に対して、より適した方向となるように独立電源型カメラを設置した場合でも、撮影を希望する撮影対象の方向にレンズ部12を向けることができる。
また、本発明によれば、筐体21内部に外気からの断熱効果を有する空気層Aが形成され、カメラモジュール5から発生する熱を利用して筐体21内部が所定の温度帯内で維持されるため、筐体21を完全に密閉することが可能となり、防水や防塵などの機能を有することができる。
[本発明の第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る独立電源型カメラを図7を用いて説明する。図7は、本発明の第2の実施形態に係る独立電源型カメラの筐体内部の構造を示す模式図であって、(a)は側面方向からの模式図、(b)は平面方向からの模式図である。尚、図7において、点線で構成された矢印は、透明体72c及び透明体73cを介してカメラモジュール5が外部を撮影可能であることを示している。
この第2の実施形態は、第1の実施形態の筐体が外側筐体と内側筐体とからなる2層構造にした点が、第1の実施形態と異なるのみであり、重複する箇所については、同じ符合を用い、説明を省略する。
図7に示すように、第2の実施形態においては、筐体71の構造が内側筐体72と外側筐体73の2層構造となっている。図7の模式図では省略したが、筐体71を覆うように太陽電池モジュール3が配される点は、第1の実施形態と同様である。
図7に示すように、外側筐体73と内側筐体72とは、例えば、外側筐体73の底面73aの内側に配された支持部73dにより内側筐体72の底面72aの外側と固定され、互いに離間して設置されて空気層A1を形成している。
また、内側筐体72の内部においては、第1の実施形態と同様に、支持部16を介してバッテリ6が配されており、支持部としての角度調整機構13を介してカメラモジュール5が配されている。即ち、バッテリ6及びカメラモジュール5は、内側筐体72の板面から離間して設置されるため、空気層A2がされに形成され、カメラモジュール5から発生する熱を利用して、より一層、内側筐体72内部が所定の温度帯内で維持される。
また、内側筐体72は正面72bに透明体72cを備え、外側筐体73は正面73bに透明体73cを備えており、カメラモジュール5は、透明体72c及び透明体73cを介して外部を撮影可能となっている。尚、断熱性の高い部材を用いることにより、透明体72c及び透明体73cを別体ではなく、1つの透明体で代用することも可能である。
この第2の実施形態では、第1の実施形態の筐体21が互いに離間して配される外側筐体73とその内部に配される内側筐体72からなり、内側筐体72は、内部にバッテリ6及びカメラモジュール5が設置されることにより、外側筐体73と内側筐体72との間に外気からの断熱効果を有する空気層A1が形成され、カメラモジュール5から発生する熱を利用して内側筐体72の内部が空気層A2となって、2つの空気層による断熱が可能となり、より一層、内側筐体72の内部が所定の温度帯内で維持される。
即ち、これにより、外側筐体73と内側筐体72との間で外気からの断熱効果を有する空気層A1が形成され、さらに、内側筐体72の内部が、空気層A2となって、2つの空気層により、より断熱効果が得られるとともに、カメラモジュール5から発生する熱により対流が内側筐体72の内部で生じ、バッテリ6の周辺の空気と混合していくことにより、バッテリ6の動作温度帯が維持される。
また、内側筐体72においては、第1の実施形態と同様に、支持部16を介してバッテリ6が配されており、支持部としての角度調整機構13を介してカメラモジュール5が配されている例を説明したが、内側筐体72の底面72aにバッテリ6及びカメラモジュール5を直に配置することも可能である。外部筐体73と内部筐体72との間で空気層A1が形成されているためである。
以上、本発明の第2の実施形態によれば、第1の実施形態で奏した効果の他に、さらに筐体71は、互いに離間して配される外側筐体73とその内部に配される内側筐体72からなり、内側筐体72は、内部にバッテリ6及びカメラモジュール5が設置され、外側筐体73と内側筐体72との間に外気からの断熱効果を有する空気層A1が形成されるため、カメラモジュール5から発生する熱を利用して内側筐体72内部が所定の温度帯内で維持される。
さらに、本発明の第2の実施形態によれば、バッテリ6及びカメラモジュール5は、内側筐体72の板面から離間して設置されるため空気層A2が形成され、カメラモジュール5から発生する熱を利用して、より一層、内側筐体72内部が所定の温度帯内で維持される。
この発明は、その本質的特性から逸脱することなく数多くの形式のものとして具体化することができる。よって、上述した実施形態は専ら説明上のものであり、本発明を制限するものではないことは言うまでもない。
1 独立電源型カメラ(カメラ)
2 本体部
3 太陽電池モジュール
5 カメラモジュール
6 バッテリ
9 架台
12 レンズ部
13 角度調整機構(断熱部材)
16 支持部(断熱部材)
21 筐体
22 蓋部
22a 孔部
23 筐体基部
25 底面
26 上面
27 側壁
28 正面
28a 突設部
28b 透明体
28c フィルムアンテナ
29 背面
29a ロック機構
31 第1の太陽電池モジュール部
32 第2の太陽電池モジュール部
33 第3の太陽電池モジュール部
35 蝶番部
36 ケーブル
37 開閉規制部
38 スペーサ
71 筐体
72 内側筐体
72a 底面
72b 正面
72c 透明体
73 外側筐体
73a 底面
73b 正面
73c 透明体
73d 支持部
101 従来の独立電源型カメラ
103 太陽電池モジュール
105 カメラモジュール
106 バッテリを内蔵した本体部
107 支柱
A,A1,A2 空気層



Claims (11)

  1. 外部から電力を供給することなく撮影可能な独立電源型カメラであって、
    バッテリと、
    当該バッテリから電力が供給されるカメラモジュールと、
    前記バッテリ及び前記カメラモジュールを内部に収める筐体と、を有し、
    前記バッテリ及び前記カメラモジュールは前記筐体の板面から離間して設置され、
    前記筐体内部は、前記カメラモジュールから発生する熱を利用して前記筐体内部が所定の温度帯内で維持されることを特徴とする独立電源型カメラ。
  2. 前記バッテリに電力を供給可能な太陽電池モジュールが前記筐体に固定されたことを特徴とする請求項1に記載の独立電源型カメラ。
  3. 前記太陽電池モジュールは前記筐体の上部から離間して固定されていることを特徴とする請求項2に記載の独立電源型カメラ。
  4. 前記バッテリ及び前記カメラモジュールは、前記筐体の板面の内部に設けられた支持部、又は、前記筐体の底面内側部分に配された断熱部材を介して設置されて、前記筐体の板面から離間することを特徴とする請求項1に記載の独立電源型カメラ。
  5. 前記筐体は、互いに離間して配される外側筐体とその内部に配される内側筐体からなり、
    当該内側筐体は、内部に前記バッテリ及び前記カメラモジュールが設置され、
    前記カメラモジュールから発生する熱を利用して前記内側筐体内部が所定の温度帯内で維持されることを特徴とする請求項1に記載の独立電源型カメラ。
  6. 前記バッテリ及び前記カメラモジュールは、前記内側筐体の板面から離間して設置されることを特徴とする請求項5に記載の独立電源型カメラ。
  7. 前記筐体は一部が透明体で構成されて、当該筐体の内部に設置された前記カメラモジュールのレンズ部が前記透明体を介して外部を撮影可能であり、
    前記バッテリに電力を供給可能な太陽電池モジュールが前記筐体の上部に当該筐体を覆うように配されたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のうち、いずれか1に記載の独立電源型カメラ。
  8. 前記太陽電池モジュールは、前記筐体の上部に配される第1の太陽電池モジュール部と、
    前記レンズ部の撮影方向に略平行に配された前記第1の太陽電池モジュール部の両辺各々から、さらに側方、かつ、下方に延伸した第2の太陽電池モジュール部及び第3の太陽電池モジュール部からなることを特徴とする請求項7に記載の独立電源型カメラ。
  9. 前記筐体は上部が蓋部となって開閉可能であり、当該蓋部の上部には前記太陽電池モジュールが固定されており、
    前記蓋部は前記透明体の上方に配された蝶番部により筐体基部に開閉自在に固定されていることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の独立電源型カメラ。
  10. 前記蓋部と前記筐体基部の間には開閉規制部が介されていることを特徴とする請求項9に記載の独立電源型カメラ。
  11. 前記カメラモジュールのレンズ部は、前記独立電源型カメラの設置方向を変更することなしに、撮影方向を調整可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項10のうち、いずれか1に記載の独立電源型カメラ。
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