JP2015083059A - ホールインワン認証装置及び認証方法 - Google Patents

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【課題】1台のカメラでティーグランドのティーショット者の容貌とグリーンのカップにボールが入る様子とを的確に確認でき、低コスト化を図ったホールインワン認証装置及び認証方法を提供する。【解決手段】ショートホールにおけるホールインワンを認証するためのホールインワン認証装置1および方法であって、グリーンGの後方にティーグランドTに向けて配置したカメラ2でグリーンGとティーグランドTとを一画面で撮影し、撮影した動画を少なくともティーグランドTのエリアについて電子的ズーム可能な動画データとして記録しておき、ホールインワン認証時には、動画データを再生するとき、ティーグランドTのエリアを電子的ズームで拡大してティーショット者Pを特定するようにした。【選択図】図3

Description

本発明は、ゴルフ場においてキャディーを伴わないノンキャディーでプレーする場合、ホールインワンを客観的に認証するためのホールインワン認証装置及び認証方法に係り、特に、コストダウンを図りつつホールインワン達成者を的確に特定できるホールインワン認証装置及び認証方法に関する。
ゴルフプレーにおいて、ショートホールでホールインワンを達成した場合、一般に、ホールインワン達成者が主催して記念祝賀会や記念植樹等を行う習慣があり、ホールインワン達成者には多大な費用負担が生じる。このような費用の一部又は全部を補填するため、ホールインワン保険に加入しているゴルファーも多い。ところが、近年のゴルフ場においては、プレー料金を抑えるため、キャディーを伴わないノンキャディーでプレー(セルフプレー)するゴルフ場が主流となり、折角、ホールインワンを達成しても立証できるキャディーが存在しないため認定されることが少なく、保険金を受け取れないケースが多い。
このため、セルフプレーであっても、ホールインワンの達成を客観的に立証できるようにした発明が種々提案されている。例えば、従来のホールインワン確認システムとして、グリーンの後方に、ティーグランドを撮影するティーグランド用カメラと、グリーンのカップ近傍を撮影するグリーン用カメラとの2台のカメラを設置し、ティーグランド用カメラでティーグランド上のティーショット者の容貌を撮影し、グリーン用カメラでボールがグリーンのカップに入る様子を撮影するものが知られている(特許文献1参照)。
特許第5099501号公報
この種のホールインワン確認システムにあっては、ティーグランド用カメラの撮影データとグリーン用カメラの撮影データとをクラブハウスに伝送し、クラブハウスでティーグランド用カメラの動画とグリーン用カメラの動画とを撮影時刻を合わせて再生することで、どのプレーヤーがホールインワンを達成したかを確認するようにしている。従って、ティーグランド用カメラとグリーン用カメラとの2台のカメラが必要となり、コストアップが避けられない。
この点を詳述すると、従来のホールインワン確認システムにおいては、グリーンの後方からティーグランド用カメラでティーグランド上のティーショット者を撮影して特定する際、ティーショット者の容貌を特定できる程度まで光学的ズームでレンズの倍率を上げている。すると、視角が極端に狭まって視角からグリーンが外れてしまうため、グリーン上でボールがカップに入る様子を撮影すべく、別途、グリーン用カメラを設けている。仮に、ティーグランド用カメラでグリーンとティーグランドとを同時に映り込むように光学的ズームの倍率を下げて撮影すると、視角が広がって近くのグリーンは撮影できるが、遠くのティーグランドはティーショット者が小さく写るためその容貌を的確に特定することができない可能性が生じ、特に似た服装のプレーヤーが複数存在する場合、ホールインワン達成者の特定が困難となり得る。このため、ティーグランド用カメラとグリーン用カメラとの2台のカメラが必要となり、コストアップが避けられなかった。
また、ゴルフ場には通常ショートホールが4カ所設定されているが、夫々のショートホールからクラブハウスまで、各ティーグランド用カメラ及びグリーン用カメラの動画ケーブルや電源ケーブル等を敷設するには多大な設置工事費用が必要となり、加えて、それらを保守・運営・管理するための経費を考慮すると、莫大な費用が嵩んでしまうという問題も生じる。このため、ゴルフ場にとっては、セルフプレー時にホールインワンの達成を客観的に認証できるという点では集客の大きなセールスポイントにはなるものの、費用対効果の観点から導入に消極的となっているゴルフ場は多い。
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、1台のカメラでティーグランドのティーショット者の容貌とグリーンのカップにボールが入る様子とを的確に確認でき、低コスト化を図ったホールインワン認証装置及び認証方法を提供することにある。
上記目的を達成すべく創案された本発明によれば、ショートホールにおけるホールインワンを認証するためのホールインワン認証装置であって、グリーンの後方にティーグランドに向けて配置され、グリーンとティーグランドとの双方が一画面に映り込むように配置されるカメラと、カメラに付随して設けられ、カメラで撮影された動画が、少なくともティーグランドのエリアについて電子的ズーム可能な動画データとして記録される記録部と、を備えたことを特徴とするホールインワン認証装置が提供される。
カメラが、グリーンとティーグランドとの距離に応じた被写界深度のレンズを備えていてもよい。
カメラ及び記録部が、共通の支持部材に支持され、支持部材が、グリーンの後方に配置されもよい。
カメラを駆動する電源部を備え、電源部が、太陽電池及び風力発電機の少なくとも一方を有する発電部と、発電部で発電された電力を蓄える蓄電池と、蓄電池の電力を日中のみカメラに給電するための光センサー、及び蓄電池の電力をゴルフ場の営業時間のみカメラに給電するためのタイマーの少なくとも一方を有する節電機構とを備えていてもよい。
記録部は、記録した動画データが所定の記録容量を超えると、古い動画データが順次消去され、新しい動画データを上書きして記録するものであってもよい。
また、本発明によれば、ショートホールにおけるホールインワンを認証するためのホールインワン認証方法であって、グリーンの後方にティーグランドに向けて配置したカメラでグリーンとティーグランドとを一画面で撮影し、撮影した動画を少なくともティーグランドのエリアについて電子的ズーム可能な動画データとして記録しておき、ホールインワン認証時には、動画データを再生するとき、ティーグランドのエリアを電子的ズームで拡大してティーショット者を特定するようにした、ことを特徴とするホールインワン認証方法が提供される。
カメラに、グリーンとティーグランドとの距離に応じた被写界深度のレンズを備えたものを用い、グリーン及びティーグランドの双方に焦点が合って見えるように撮影してもよい。
カメラは、望遠レンズを有し、グリーンの前後方向長さの0.5〜3倍の距離、グリーンから後方に離して設置され、望遠レンズの圧縮効果によって遠方のティーグラウンドを近傍のグリーン側に近付けて大写しに撮影するようにしてもよい。
本発明に係るホールインワン認証装置及び認証方法によれば、1台のカメラでグリーンの後方からグリーンとティーグランドとが一画面に写り込むように動画撮影し、その動画を少なくともティーグランドのエリアについて電子的ズーム可能な動画データとして記録しておき、ホールインワン認証時には、動画データを再生する際、ティーグランドのエリアを電子的ズームで拡大してティーショット者を特定することで、1台のカメラでティーショット者の容貌とボールのカップインとを的確に確認できる。
また、動画データを記録する記録部がカメラに付随されているので、記録部がクラブハウスに配置された従来タイプのようにカメラで撮影した動画データをクラブハウスに動画ケーブルを通じて送信する必要がなくなり、グリーンとクラブハウスとの間に動画ケーブルを敷設する必要はない。
よって、低コスト化を推進できる。
本発明の一実施形態に係るホールインワン認証装置の概略説明図である。 図1のホールインワン認証装置の要部断面図である。 図1のホールインワン認証装置を用いたホールインワン認証方法の説明図であり、(a)はグリーンとティーグランドとを一画面で撮影した全体画像、(b)はティーグランドのエリアのティーショット者を電子的ズームで拡大した部分拡大画像である。 (a)はカメラに望遠レンズを用いグリーンから後方に離して設置した説明図、(b)は望遠レンズの圧縮効果によりティーショット者がグリーンに近付いて大きく見える画像、(c)はカメラに標準レンズを用いてグリーンの直後方に設置した説明図、(d)は標準レンズによりティーショット者がグリーンの奥側に小さく見える画像である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。係る実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(ホールインワン認証装置1の概要)
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るホールインワン認証装置1は、ノンキャディープレー(セルフプレー)時のショートホールにおけるホールインワンを認証するものであって、グリーンGの後方にティーグランドTに向けて配置された1台のカメラ2を有する。カメラ2は、グリーンGとティーグランドTとの双方が一画面に映り込むように、グリーンGから後方に離して配置される。なお、一点鎖線は、カメラ2の視角を示す。
図2に示すように、このホールインワン認証装置1は、上述したカメラ2で撮影された動画が、少なくともティーグランドTのエリアについて電子的ズーム可能な動画データとして記録される記録部3と、カメラ2を駆動する電源部4とを備えている。カメラ2、記録部3及び電源部4は、共通の支持部材5に支持され、支持部材5がグリーンGの後方に配置されている。支持部材5は、カメラ2、記録部3及び電源部4が収容されるケーシング6と、ケーシング6を地面7に支持する支柱8とを有する。なお、カメラ2及び記録部3を第1ケーシングに収容し、電源部4を第1ケーシングとは別個の第2ケーシングに収容してもよい。この場合、第2ケーシングは、第1ケーシングと共に支柱8に支持されてもよく、支柱8から離れて配置されてもよい。
(記録部3)
記録部3は、例えば、半導体メモリーやハードディスク等が用いられ、ケーシング6に設けた開閉自在な取出口9から取り出されるようになっている。ケーシング6から取り出された記録部3は、例えばクラブハウス内のコンピュータやタブレット端末に接続され、動画データが再生される。なお、記録部3をケーシング6から取り出すことなく、有線(USBケーブル等)によって動画データを取り出せるようになっていてもよく、無線(ワイヤレスLAN等)によって動画データを端末に送信できるようになっていてもよい。記録部3から有線によって動画データを取り出す場合には、ケーシング6の近傍に持ってきたコンピュータやタブレット端末、或いはゴルフプレーヤーが所有のスマートフォンと記録部3とを有線で接続し、動画データを再生する。記録部3から無線によって動画データを取り出す場合には、無線が受信できる範囲内のコンピュータやタブレット端末、或いはスマートフォンに記録部3から動画データを送信し、動画データを再生する。
また、記録部3は、記録した動画データが所定の記録容量を超えると、古い動画データが順次消去され、新しい動画データを上書きして記録されるようになっており、例えば監視カメラ等を流用してもよい。
(電源部4)
電源部4は、太陽電池(ソーラーパネル)10を備えた発電部11と、発電部11に接続された充電制御回路12と、充電制御回路12に接続され発電部11で発電された電力を蓄える蓄電池(バッテリー)13と、蓄電池13の電力を日中のみカメラ2に給電するための光センサー14を備えた節電機構15とを有する。太陽電池10は、ケーシング6の上部に取り付けられた例を示したが、グリーンGの後方の設置場所が日陰・木陰となる場合には、日当たりのよい場所にケーシング6から離して設置されてもよい。
発電部11は、太陽電池10に限られず風力発電機(図示せず)を備えていてもよく、太陽電池10及び風力発電機の少なくとも一方を備えていればよい。風力発電機の風車は、太陽電池10と同様にケーシング6の上部に取り付けてもよいが、ケーシング6の設置場所がゴルフコースにて風通しの悪い箇所である場合には、ケーシング6から離して風通しの良い箇所に設置してもよい。節電機構15は、光センサー14に限られず、蓄電池13の電力をゴルフ場の営業時間のみカメラ2に給電するためのタイマー(図示せず)を備えていてもよく、光センサー14及びタイマーの少なくとも一方を備えていればよい。タイマーの場合、雨天時やナイタープレーにも的確に対応できる。
なお、電源部4は、ショートホールのグリーンGの近傍に電源ボックスが設置されていれば、その電源ボックスから有線でカメラ2に給電できるので、不要である。
(カメラ2)
図1に示すように、カメラ2は、グリーンGとティーグランドTとの双方が一画面に映り込むように、グリーンGから後方に離して配置される。図3(a)に、カメラ2でグリーンGとティーグランドTとの双方が一画面に写り込むように撮影された全体画像を示す。この全体画像により、ティーショット者Pと、その者が打ったボールと、グリーンG上のボールBとの一連の関連が確認できる。図3(a)においては、グリーンGの左右両端が写っているが、グリーンGの左右両端近傍の通常カップCが切られない部分(左右両端から2〜5ヤード)は写らなくても構わない。カップCが切られない部分が写っていなくてもホールインワンの認証に支障が無いからである。
カメラ2は、少なくともティーグランドTのエリアについて、電子的ズーム可能な動画を撮影する機能を有する。図3(b)に、ティーグランドTのエリアのティーショット者Pを電子的ズームで拡大した部分拡大画像を示す。この部分拡大画像によりティーショット者Pの容貌を詳細に確認できる。
カメラ2は、図1に示すグリーンGとティーグランドTとの距離(ショートホールの距離)L1に応じた被写界深度のレンズを備えており、グリーンGとティーグランドTとの双方に焦点が合っているように見える被写界深度の深いレンズが用いられる。これにより、図3(b)に示すように、ティーグランドTのエリアのティーショット者Pを電子的ズームで拡大した部分拡大画像においても、焦点が合った明瞭が画像を得られる。
カメラ2は、望遠レンズを備えており、図4(a)に示すように、グリーンGの前後方向長さL2の例えば0.5〜3倍の距離L3、グリーンGから後方に離して設置される。具体的にはグリーンGから5〜10m後方に離して配置される。図4(b)に、望遠レンズの圧縮効果によって、遠方のティーグランドTのティーショット者Pが近傍のグリーンGに近付いて大きく見える画像を示す。望遠レンズの倍率は、図4(c)に示すように標準レンズを備えたカメラ2をグリーンGの直後方に設置して撮影した場合における図4(d)に示すグリーンGの撮影サイズと、図4(b)のグリーンGの撮影サイズとが同じ大きさとなるように設定される(例えば2〜5倍)。なお、図4(a)の一点鎖線は望遠レンズのカメラ2の視角、図4(c)の一点鎖線は標準レンズのカメラ2の視角を示す。
これにより、図4(b)に示す望遠レンズのカメラ2で撮影したグリーンGの撮影サイズと、図4(d)に示す標準レンズのカメラ2で撮影したグリーンGの撮影サイズとは同等の大きさとなるが、図4(b)においては望遠レンズの圧縮効果により遠方のティーショット者Pが近傍のグリーンGに近付いて大きく撮影され、図4(d)においては、標準レンズなので遠方のティーショット者PがグリーンGの奥側に小さく撮影される。すなわち、望遠レンズを備えたカメラ2を用い、グリーンGから後方に離して撮影することで、グリーンGの撮影サイズを標準レンズの場合と同等に大きく保ちつつ、電子的ズームで拡大する前のティーショット者Pを標準レンズと比べて大きく撮影できる。従って、それを電子的ズームで拡大することで(図3(b)参照)、ティーショット者Pの容貌をより詳細に確認できる。
(作用・効果)
本実施形態に係るホールインワン認証装置1を用いたホールインワン認証方法によれば、図1に示すように、1台のカメラ2でグリーンGの後方からグリーンGとティーグランドTとが一画面に写り込むように動画撮影し、その動画を少なくともティーグランドTのエリアについて電子的ズーム可能な動画データとして記録しておき、図3(b)に示すように、ホールインワン認証時には、動画データを再生する際、ティーグランドTのエリアを電子的ズームで拡大してティーショット者Pを特定するようにすることで、1台のカメラ2でティーショット者Pの容貌とボールBのカップインとを的確に確認できる。
また、図2に示すように、動画データを記録する記録部3がカメラ2に付随されているので、記録部3がクラブハウスに配置された従来タイプのようにカメラ2で撮影した動画データをクラブハウスに動画ケーブルを通じて送信する必要がなくなり、グリーンGとクラブハウスとの間に動画ケーブルを敷設する必要はない。
よって、低コスト化を推進できる。
カメラ2に、グリーンGとティーグランドTとの距離L1に応じた被写界深度のレンズを備えたものを用いることで、グリーンG及びティーグランドTの双方に焦点が合って見えるように撮影できるため、図3(b)に示すように、ティーグランドTのエリアのティーショット者Pを電子的ズームで拡大した部分拡大画像においても、焦点が合った明瞭が画像が得られる。よって、ティーショット者Pの容貌を的確に確認できる。
図4(a)に示すように、カメラ2に、望遠レンズ付きのものを用い、グリーンGの前後方向長さL2の0.5〜3倍の距離L3、グリーンGから後方に離して設置し、望遠レンズの圧縮効果によって、図4(b)に示すように、遠方のティーグラウンドTを近傍のグリーンG側に近付けて大写しに撮影するようにしているので、グリーンGの撮影サイズを標準レンズを用いた場合と同等に大きく保ちつつ(図4(c)、図4(d)参照)、ティーグラウンドTのティーショット者Pを拡大撮影できる。この結果、グリーンGでのカップインする様子の撮影サイズを大きく保ちつつ、電子的ズームで拡大する前のティーショット者Pを標準レンズと比べて大きく撮影でき(図4(b)参照)、それを電子的ズームで拡大することで(図3(b)参照)、ティーショット者Pの容貌をより詳細に確認できる。
図2に示すように、カメラ2、記録部3及び電源部4が、一つのユニットとして共通の支持部材5(ケーシング6)に支持され、その支持部材5がグリーンGの後方に配置されるので、その支持部材5をグリーンGの後方に設置するのみで撮影及び録画ができ、電源ケーブルや動画ケーブルをグリーンGとクラブハウスとの間に敷設する必要はなく、極めて低コストで設置できる。
電源部4が太陽電池10及び風力発電機の少なくとも一方を有する発電部11を備えているので、自立的発電が可能である。例えば、晴天時に、発電部11の供給電力(発電電力)がカメラ2の消費電力を上回るように太陽電池10の面積を設定することで、蓄電池13を長期(1〜2年:蓄電池13の寿命)に亘って交換する必要がなくなり、メンテナンス費用・負担を軽減できる。なお、蓄電池13の容量は、雨天が3〜4日続いて太陽電池10での発電が見込めない場合であっても、カメラ2に必要な電力を供給し続けられるように設定される。
電源部4が蓄電池13の電力を日中のみカメラ2に給電するための光センサー14、及び蓄電池13の電力をゴルフ場の営業時間のみカメラ2に給電するためのタイマーの少なくとも一方を有する節電機構15を備えているので、ホールインワンの撮影に必要な時間のみに蓄電池13の電力をカメラ2に供給でき、消費電力を軽減できる。よって、蓄電池13、発電部11(太陽電池10)の小型化を推進でき、低コスト化を図れる。
記録部3には、記録した動画データが所定の記録容量を超えると、古い動画データが順次消去され、新しい動画データを上書きして記録するものを用いているので、容量一杯まで記録した記録部を交換するメンテナンスが不要となり、また、カメラ2に市販の監視カメラ等を流用し、それに望遠レンズやズームレンズを装着することで製作でき、低コスト化を図れる。なお、上述した所定の記録容量は、少なくとも、ゴルフ場の1日の営業時間内に撮影した動画データを記録するために必要な容量以上に設定されることは勿論である。
以上、添付図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した各実施形態に限定されないことは勿論であり、特許請求の範囲に記載された範疇における各種の変更例又は修正例についても、本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。
本発明は、ゴルフ場でセルフプレーした場合、ホールインワンを客観的に認証するためのホールインワン認証装置及び認証方法に利用できる。
1 ホールインワン認証装置
2 カメラ
3 記録部
4 電源部
5 支持部材
10 太陽電池
11 発電部
13 蓄電池
14 光センサー
15 節電機構
G グリーン
T ティーグランド
P ティーショット者
L1 グリーンとティーグランドとの距離
L2 グリーンの前後方向長さ

Claims (8)

  1. ショートホールにおけるホールインワンを認証するためのホールインワン認証装置であって、
    グリーンの後方にティーグランドに向けて配置され、前記グリーンと前記ティーグランドとの双方が一画面に映り込むように配置されるカメラと、
    該カメラに付随して設けられ、前記カメラで撮影された動画が、少なくとも前記ティーグランドのエリアについて電子的ズーム可能な動画データとして記録される記録部と、
    を備えたことを特徴とするホールインワン認証装置。
  2. 前記カメラが、前記グリーンと前記ティーグランドとの距離に応じた被写界深度のレンズを備えている、ことを特徴とする請求項1に記載のホールインワン認証装置。
  3. 前記カメラ及び前記記録部が、共通の支持部材に支持され、
    該支持部材が、前記グリーンの後方に配置される、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のホールインワン認証装置。
  4. 前記カメラを駆動する電源部を備え、
    該電源部が、
    太陽電池及び風力発電機の少なくとも一方を有する発電部と、
    該発電部で発電された電力を蓄える蓄電池と、
    該蓄電池の電力を日中のみ前記カメラに給電するための光センサー、及び前記蓄電池の電力をゴルフ場の営業時間のみ前記カメラに給電するためのタイマーの少なくとも一方を有する節電機構と、を備えたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のホールインワン認証装置。
  5. 前記記録部は、記録した動画データが所定の記録容量を超えると、古い動画データが順次消去され、新しい動画データを上書きして記録するものである、ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のホールインワン認証装置。
  6. ショートホールにおけるホールインワンを認証するためのホールインワン認証方法であって、
    グリーンの後方にティーグランドに向けて配置したカメラで前記グリーンと前記ティーグランドとを一画面で撮影し、
    撮影した動画を少なくとも前記ティーグランドのエリアについて電子的ズーム可能な動画データとして記録しておき、
    ホールインワン認証時には、前記動画データを再生するとき、前記ティーグランドのエリアを電子的ズームで拡大してティーショット者を特定するようにした、
    ことを特徴とするホールインワン認証方法。
  7. 前記カメラに、前記グリーンと前記ティーグランドとの距離に応じた被写界深度のレンズを備えたものを用い、
    前記グリーン及び前記ティーグランドの双方に焦点が合って見えるように撮影する、ことを特徴とする請求項6に記載のホールインワン認証方法。
  8. 前記カメラは、望遠レンズを有し、前記グリーンの前後方向長さの0.5〜3倍の距離、前記グリーンから後方に離して設置され、
    前記望遠レンズの圧縮効果によって遠方の前記ティーグラウンドを近傍の前記グリーン側に近付けて大写しに撮影する、ことを特徴とする請求項6又は7に記載のホールインワン認証方法。
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KR101914505B1 (ko) 2017-05-31 2018-11-02 유영환 홀인원의 입증시스템 및 이를 이용한 홀인원 입증방법
JP2020134568A (ja) * 2019-02-13 2020-08-31 Necネッツエスアイ株式会社 独立電源型カメラ

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