JPH0610466A - 化粧シート材 - Google Patents

化粧シート材

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Publication number
JPH0610466A
JPH0610466A JP3230686A JP23068691A JPH0610466A JP H0610466 A JPH0610466 A JP H0610466A JP 3230686 A JP3230686 A JP 3230686A JP 23068691 A JP23068691 A JP 23068691A JP H0610466 A JPH0610466 A JP H0610466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative sheet
sheet
decorative
sheets
aesthetic appearance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3230686A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Shiyouko
稔弘 昌子
Kunihiko Suzuki
邦彦 鈴木
Koichi Nishikata
康一 西方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tategu Sogo Shosha Futaba KK
Original Assignee
Tategu Sogo Shosha Futaba KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tategu Sogo Shosha Futaba KK filed Critical Tategu Sogo Shosha Futaba KK
Priority to JP3230686A priority Critical patent/JPH0610466A/ja
Publication of JPH0610466A publication Critical patent/JPH0610466A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易で、短縮した作業期間による低コストな
張り直し作業を行うことができる化粧シート材を提案す
ることにある。 【構成】 複数枚の化粧シート2が接着剤層3を介して
互いに重合されて剥離可能に接着され、各化粧シート2
の化粧面が互いに異なる美的外観とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧シート材に関し、
特に、たとえば、建築物の内壁,天井壁,ふすま用など
の建築物用内装材としての化粧シート材に適用して有効
な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、建築物の内壁下地材に壁紙な
どの化粧シート材が張られて室内の化粧がなされる場合
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな内壁下地材に張られた壁紙が長期間の生活などによ
り汚損され、あるいは居住者がその壁紙の美的外観に飽
きた場合などにおいて、新たな壁紙への張り直し作業を
する場合には、その汚損された壁紙などを内壁下地材か
ら剥ぎ取った後に、内壁下地材に新たな壁紙を張り付け
なければならないため、張り直し作業に多くの時間と費
用がかかるという問題点がある。
【0004】本発明の目的は、張り直し作業の容易化や
期間の短縮化、低コスト化を図ることができる化粧シー
ト材を提案することにある。
【0005】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0007】すなわち、本発明の化粧シート材の構造
は、複数枚の化粧シートが互いに重合されて剥離可能に
接着されている構造としたものである。
【0008】この場合に、前記化粧シートの化粧面が互
いに異なる美的外観とされている構造とすることができ
る。
【0009】また、建築物用内装材として適用された構
造とすることができる。
【0010】
【作用】前記した本発明の化粧シート材によれば、複数
枚の化粧シートが互いに重合されて剥離可能に接着され
ていることにより、新たな化粧シートへの張り直し作業
に際しては、今まで使用されていた化粧シートを裏面側
の化粧シートから剥離しその裏面側の化粧シートを露呈
させるだけで張り直されるため、化粧シート材の張り直
し作業の容易化や期間の短縮化、低コスト化を図ること
ができる。
【0011】この場合に、前記化粧シートの化粧面が互
いに異なる美的外観とされている構造とすると、その張
り直し作業により今まで使用されていた化粧シートとは
異なる新たな化粧シートの美的外観を楽しむことができ
る。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例である化粧シートを
示す部分的断面斜視図である。
【0013】本実施例の化粧シート材1は、たとえば、
建築物の壁紙などの内壁用化粧シート材として適用さ
れ、複数枚の化粧シート2が接着剤層3を介して互いに
重合されて剥離可能に接着されている。
【0014】たとえば、前記化粧シート2の材質として
は、紙地,合成樹脂地,織物地,編物地などのフレキシ
ブルな材質が用いられている。
【0015】また、化粧シート2間に介在されている接
着剤層3は、下層の化粧シート2よりその上層の化粧シ
ート2に対する接着力が大きくされていて、下層の化粧
シート2から上層の化粧シート2を剥離した際に、その
接着剤層3が上層の化粧シート2とともに剥離されるよ
うになっている。
【0016】各化粧シート2の化粧面は、たとえば、形
状,模様,色彩,あるいはこれらの結合において互いに
異なる美的外観とされ、張り直し作業により今まで使用
されていた化粧シート2とは異なる新たな化粧シート2
の美的外観が楽しめるようになっている。
【0017】なお、ここで言う美的外観とは、平面的も
ののみでなく、凹凸面などの非平面的なものも含まれ
る。
【0018】また、たとえば、化粧シート2を透明など
の透視可能な表面層と美的外観が表示されている裏面層
との複合層によって形成して、その裏面層の美的外観が
透視可能な表面層を通じて立体的に視認される構造とす
ることも可能である。
【0019】また、本実施例においては、最下層の化粧
シート2の裏面側にも剥離紙4付きの接着剤層5が形成
されていて、この接着剤層5を使用した化粧シート材1
の内壁下地材などへの張り付け作業が可能とされている
が、このような剥離紙4付きの接着剤層5を形成するこ
となく、内壁下地材に塗布した接着剤による化粧シート
材1の張り付け作業も可能である。
【0020】次に、本実施例の作用について説明する。
【0021】たとえば、本実施例の化粧シート材1は、
内壁下地材に張り付け、その最上層の化粧シート2の美
的外観によって快適な室内空間を得る。
【0022】そして、その最上層の化粧シート2が長期
間の生活などにより汚損され、あるいは居住者がその壁
紙の美的外観に飽きて新たな壁紙への張り直し作業をす
る場合には、最上層の化粧シート2を下層の化粧シート
2から剥離してその下層の化粧シート2の美的外観によ
って新たな快適な室内空間を得る。
【0023】このように、本実施例の化粧シート材1に
よれば、新たな化粧シート2への張り直し作業に際して
は、今まで使用されていた化粧シート2を裏面側の化粧
シート2から剥離しその裏面側の化粧シート2を露呈さ
せるだけで済むため、化粧シート材の張り直し作業の容
易化や期間の短縮化、低コスト化を図ることができる。
【0024】また、本実施例においては、化粧シート2
の化粧面が互いに異なる美的外観とされているため、そ
の張り直し作業により今まで使用されていた化粧シート
2とは異なる新たな化粧シート2の美的外観を楽しむこ
とができる。
【0025】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0026】たとえば、前記実施例における化粧シート
材1は建築物の壁紙などに適用されているが、本発明に
おける化粧シート材1は、たとえば、建築物の天井壁,
ふすま用などの建築物用内装材としての化粧シート材、
あるいは建築物以外の構築物、更には家具,小物箱,掲
示板,ドアなどの化粧シート材などとして広く適用する
ことが可能である。
【0027】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0028】(1) 本発明の化粧シート材によれば、複数
枚の化粧シートが互いに重合されて剥離可能に接着され
ていることにより、新たな化粧シートへの張り直し作業
に際しては、今まで使用されていた化粧シートを裏面側
の化粧シートから剥離しその裏面側の化粧シートを露呈
させるだけで張り直されるため、化粧シート材の張り直
し作業の容易化や期間の短縮化、低コスト化を図ること
ができる。
【0029】(2) 前記した場合に、前記化粧シートの化
粧面が互いに異なる美的外観とされている構造とする
と、その張り直し作業により今まで使用されていた化粧
シートとは異なる新たな化粧シートの美的外観を楽しむ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である化粧シートを示す部分
的断面斜視図である。
【符号の説明】
1 化粧シート材 2 化粧シート 3 接着剤層 4 剥離紙 5 接着剤層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の化粧シートが互いに重合されて
    剥離可能に接着されていることを特徴とする化粧シート
    材。
  2. 【請求項2】 前記化粧シートの化粧面が互いに異なる
    美的外観とされていることを特徴とする請求項1記載の
    化粧シート材。
  3. 【請求項3】 建築物用内装材であることを特徴とする
    請求項1、または2記載の化粧シート材。
JP3230686A 1991-09-11 1991-09-11 化粧シート材 Pending JPH0610466A (ja)

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JP3230686A JPH0610466A (ja) 1991-09-11 1991-09-11 化粧シート材

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JP3230686A JPH0610466A (ja) 1991-09-11 1991-09-11 化粧シート材

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JPH0610466A true JPH0610466A (ja) 1994-01-18

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ID=16911726

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JP3230686A Pending JPH0610466A (ja) 1991-09-11 1991-09-11 化粧シート材

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