JPH06104269A - 半導体ウェーハの熱処理装置 - Google Patents
半導体ウェーハの熱処理装置Info
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- JPH06104269A JPH06104269A JP5204602A JP20460293A JPH06104269A JP H06104269 A JPH06104269 A JP H06104269A JP 5204602 A JP5204602 A JP 5204602A JP 20460293 A JP20460293 A JP 20460293A JP H06104269 A JPH06104269 A JP H06104269A
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Abstract
ハ面内の抵抗率分布、酸素析出特性を均一化することが
できる半導体ウェーハの熱処理装置を得る。 【構成】 熱処理装置において、加熱ゾーン22および
冷却ユニット22cをウェーハ搬送経路に沿って直列に
配設する。カセットローダ21からウォーキングビーム
27a〜27fに直接ウェーハを移載し、ウォーキング
ビーム27a〜27fによって加熱炉である石英チュー
ブ28内を一定速度で搬送する。冷却用のトンネル内で
もウォーキングビームにウェーハを搭載して一定速度で
搬送し、カセットアンローダ23に排出する。加熱温
度、搬送速度はトップ、ボトムから切り出したシリコン
ウェーハにより最適に制御する。
Description
についてドナーキラー熱処理を行うための半導体ウェー
ハの熱処理装置に関する。
るつぼ内の溶解したシリコン中から単結晶を成長させる
CZ(チョクラルスキー)法が広く使用されている。と
ころが、シリコン単結晶を引き上げる際に、石英るつぼ
がわずかながら溶け、溶解したシリコン中に酸素が混入
する。溶解したシリコンに溶け込んだ酸素は、単結晶シ
リコンの成長とともに、その結晶内に混入し、その後の
引き上げ過程の熱履歴により、サーマルドナーとして残
留する。この結果、成長した単結晶中にサーマルドナー
がドープするため、純粋なシリコン単結晶を得ることが
困難となってしまう。
ーハを半導体デバイスの製造に使用した場合、このサー
マルドナーによりシリコンウェーハの抵抗率が均一でな
くなるため、半導体デバイスの品質が一定でなくなる。
すなわち、サーマルドナーは小量のアクセプタの不純物
を打ち消し、シリコンウェーハをN型にしてしまう。ま
たは、P型であってもシリコンウェーハは、意図しない
にもかかわらず、より低い抵抗率を示してしまう。した
がって、半導体デバイスの品質を一定にするため、半導
体デバイスの製造プロセスの前に、サーマルドナーを減
少させる必要がある。
より以下の熱処理が行われてきた。すなわち、成長した
シリコン単結晶棒は複数枚のウェーハにスライスされ、
熟練した者によりラッピング、エッチングの処理が行わ
れる。エッチング処理の後、サーマルドナーを減少させ
るため、500℃以上で熱処理(ドナーキラー熱処理)
を行う。熱処理に要する時間および温度の関係を図6に
示す。この図の直線Aからも理解できるように、シリコ
ンウェーハの熱処理の温度が上昇するに従い、熱処理時
間が減少する。
ラー熱処理のプロセスは、熱エネルギーの変動の影響を
受けやすいものであった。例えば、熱処理後のシリコン
ウェーハを450℃付近で急速に冷却しなければ、サー
マルドナーが減少するどころか逆に再発生してしまう。
このような問題は、8インチ等の大きな熱容量のかつ大
きなサイズのシリコンウェーハに顕著に生ずる。さら
に、シリコンウェーハを700℃付近で長時間加熱する
と、酸素に起因するニュードナーと呼ばれる別のドナー
が発生してしまう。したがって、正確な温度制御を行う
ことが半導体ウェーハの熱処理装置に要求されている。
向上するにしたがい、回路素子のサイズが小さくなり、
シリコンウェーハはよりサイズの大きなものが使用され
ている。多数の半導体デバイスがサイズの大きな単一の
シリコンウェーハ上に形成され、その品質が均一である
ことが求められている。したがって、半導体デバイスの
製造に際しては、サイズの大きなシリコンウェーハが均
一の特性を有することが要求されている。このためには
シリコンウェーハの熱処理プロセスが正確に制御されな
ければならない。また、このような熱処理は、イントリ
ンシックゲッタリングにおける酸素の析出核の形成にも
関与することからも、精密に制御される必要がある。
す。この第1の熱処理システムは、概略説明すると、ウ
ェーハローディングゾーン1、加熱ゾーン2、冷却ゾー
ン3を有している。このウェーハローディングゾーン1
において、カセット4から複数のシリコンウェーハ5を
横型のボート1a上に移載する。加熱ゾーン2におい
て、ボート1aを管状の横型加熱炉2a内に搬入し、制
御部2bにより予め定められた温度プロファイルにした
がい、この横型加熱炉2aにおいてシリコンウェーハ5
を加熱する。このとき、ボート1aは横型加熱炉2a内
に静止している。
aから取り出し、冷却ゾーン3に搬入する。冷却ゾーン
3は複数の冷却ファン3aを備え、冷却ファン3aによ
り冷気をボート1a上のシリコンウェーハ5に吹き付け
る。冷気はシリコンウェーハ5を急速に冷却し、450
℃付近で加速度的にその温度を下げる。このとき、ボー
ト1aは冷却ゾーン3内において静止したままである。
す。この第2の熱処理システムは垂直に立設した管状の
縦型加熱炉6aを備えている。シリコンウェーハ7はロ
ーディングセクション9においてカセットから縦型のボ
ート9aに積載される。そして、ボート9aを立設した
縦型加熱炉6aの底部から装入する。ボート9aは縦型
加熱炉6a内に静置される。そして、予め定められた温
度プロファイルにしたがい、制御部6bにより縦型加熱
炉6aの温度を制御し、熱処理を施す。熱処理後、ボー
ト9aを縦型加熱炉6a内から取り出し、シリコンウェ
ーハ7を上述した冷却ファン3aにより急速に冷却す
る。この縦型加熱炉6aは、8インチのシリコンウェー
ハのようにサイズの大きなものの熱処理に適している。
熱処理システムを図9に示す。この熱処理システムは、
輻射器10bに囲まれた加熱炉10a、タングステンハ
ロゲンランプ群10cを備えている。加熱炉10aの入
口は炉口フランジ10dにより覆われており、ガスパー
ジノズル10eは加熱炉10a内に挿入されている。放
射温度計10fは加熱炉10a内の温度を計るものであ
り、石英サセプタ10gは加熱炉10a内に配設されて
いる。
赤外線を加熱炉10aに照射し、石英サセプタ10g上
に載置されたシリコンウェーハ11を加熱する。加熱炉
10aは、500℃〜700℃に設定可能で、上述した
熱処理システムに比べて温度が高いものである。この熱
処理システムにあっても、シリコンウェーハ11は加熱
炉10a内に静置された状態で加熱される。
従来の熱処理システムは、各シリコンウェーハの品質の
ばらつきを考慮して、シリコンウェーハを600℃〜6
50℃の範囲で30分〜60分の間加熱している。酸素
ドナーはこのように比較的に低い温度で増加しがちであ
るが、熱処理は安定したものとなっている。しかしなが
ら、第1、第2の従来の熱処理システムにあっては、貧
弱な操作性、誤った加熱処理の発生、低生産性、不所望
のゴミの付着、熱処理の不均一性という問題が生じてい
た。細述すると、ボート上に載置された、複数のシリコ
ンウェーハは、加熱炉において同時に加熱される。とこ
ろが、もし、ボートがシリコンウェーハで満たされてい
ない場合には、熱容量を均一にするためダミーのウェー
ハを熱処理すべきシリコンウェーハとともにボート上に
載置する必要がある。このため、第1、第2の従来の熱
処理システムにあっては、各ボート毎にダミーのウェー
ハが載置されているか否かを判断しなければならず、操
作性に劣るものであった。
のに十分に長ければ、複数のボートに搭載して同一サイ
ズのシリコンウェーハを同時に加熱することが可能であ
る。ところが、いずれかのボートに異なったサイズのシ
リコンウェーハが載置されている場合、この熱処理シス
テムはこれらのシリコンウェーハには不適当なものとな
る。したがって、第1、第2の従来の熱処理システムに
固有の問題として、誤った加熱処理がなされる可能性が
高いという点を第2の問題として掲げることができる。
ある。ボートは加熱炉内に静止した状態で加熱処理され
るため、大量のシリコンウェーハについて熱処理を行う
場合、オペレータはボートを入れ換える必要がある。こ
の結果、その処理毎に、加熱炉の温度が変動しており、
その処理毎に温度調整が必要である。したがって、第
1、第2の従来の熱処理システムにあっては、低生産性
という問題が生じていた。
ハは、冷却ファンにより急速に冷却されるが、このと
き、シリコンウェーハは空気中に含まれる微小のゴミに
より汚染されやすい。このような微小のゴミはシリコン
ウェーハの品質低下を招くとともに、半導体デバイスの
製造不良という問題に至るものである。
は、不均一な熱処理に関するものである。これは、ボー
トがシリコンウェーハを保持していることから、両者が
接触する部分の温度が低下しやすいことに起因するもの
である。この結果、シリコンウェーハの面内での抵抗率
が不均一となり、半導体デバイスの不良が生じていた。
このように、従来の第1、第2の熱処理システムは種々
の問題を抱えていた。
熱処理システムにあっては、石英サセプタ上には1枚の
シリコンウェーハが載置されているため、上記第1、第
2の従来技術における問題は生じない。しかしながら、
この加熱炉では、生産性が低いという問題が生じる。ま
た、各シリコンウェーハ間でその表面状態が異なる場
合、500℃〜700℃の中温領域においてはその表面
状態により熱反射率のばらつきは大きなものとなる。シ
リコンウェーハの表面状態が均一でない場合、不均一な
温度分布が一枚のシリコンウェーハにおいて生じる。こ
の結果、第3の熱処理システムにより処理されたシリコ
ンウェーハの面内抵抗率は不均一な分布となりやすい。
理の防止、生産性の向上、不所望のゴミの混入防止、均
一な熱処理が可能な半導体ウェーハの熱処理装置を提供
することを、その目的としている。
は、半導体ウェーハを供給するウェーハ供給部と、半導
体ウェーハが排出されるウェーハ排出部と、上記ウェー
ハ供給部からウェーハ排出部まで延びる搬送経路を有
し、この搬送経路を介して半導体ウェーハを1枚ずつウ
ェーハ供給部からウェーハ排出部に所定速度で搬送する
搬送手段と、この搬送経路の途中に設けられ、搬送手段
により搬送されている途中の半導体ウェーハを加熱する
加熱手段と、上記搬送経路にあって加熱手段の下流側に
設けられ、搬送中の半導体ウェーハを冷却する冷却手段
とを備えた半導体ウェーハの熱処理装置である。
ェーハはシリコンウェーハである請求項1に記載の半導
体ウェーハの熱処理装置である。
の、上記半導体ウェーハを一定の温度に加熱可能な部分
の搬送経路方向の長さをlx(mm)、その一定温度を
T(℃)、上記搬送手段による半導体ウェーハの搬送速
度をV(mm/秒)、その半導体ウェーハの厚さをtx
(μm)、定数をa(a=180〜200)とした場
合、これらは次式を満たす請求項2に記載の半導体ウェ
ーハの熱処理装置である。 V=(0.3T−a)・(lx/900)・(650/tx)
よび上記加熱温度を直交座標の縦横両軸に配したグラフ
で表した場合、第1の座標(PT1)(5mm/秒,650
℃)、第2の座標(PT2)(21mm/秒,695℃)、
第3の座標(PT3)(2.5mm/秒,655℃)、第4
の座標(PT4)(8mm/秒,680℃)、第5の座標(PT
5)(13mm/秒,695℃)および第6の座標(PT6)
(21mm/秒,710℃)の各座標を結ぶ近似直線に
より囲まれた領域(R3)における加熱温度および搬送速度
の条件に基づき、上記搬送手段は上記半導体ウェーハを
搬送するとともに、上記加熱手段は当該半導体ウェーハ
を加熱する請求項2に記載の半導体ウェーハの加熱装置
である。
は、不活性ガスで満たされた石英製のチューブ内に配設
された請求項1に記載の半導体ウェーハの熱処理装置で
ある。
複数の加熱部を有し、これらの加熱部は発熱部材および
温度検出部材をそれぞれ有する請求項1に記載の半導体
ウェーハの熱処理装置である。
よる搬送を制御するとともに、上記温度検出部材によっ
て検出された温度に基づき発熱部材の発熱を、上記複数
の加熱部のそれぞれについて独立に制御する制御手段を
有する請求項6に記載の半導体ウェーハの熱処理装置で
ある。
は、ウェーハ供給部からウェーハ排出部までウェーハ搬
送機構により半導体ウェーハを1枚ずつ搬送する。そし
て、その搬送経路の途中にあって半導体ウェーハは加熱
手段により加熱され、その後冷却手段によって冷却され
る。
ェーハの1枚ずつについて連続的に行うことができる。
また、多数の半導体ウェーハの熱処理を同一条件のもと
に行うことができる。
加熱温度と搬送速度(加熱時間)とを制御するため、サ
ーマルドナーの消去と酸素析出特性との両者を好適に満
たす最適な条件を設定することができる。この結果、当
該熱処理装置によれば、面内で好適な抵抗率分布を有
し、均一な酸素析出特性を有するシリコンウェーハを生
産性よく得ることができる。
が一枚毎に順次、搬送手段によって加熱手段から冷却手
段へと自動的に搬送される。したがって、複数枚の半導
体ウェーハを搭載したボート毎に加熱処理を行う従来の
熱処理装置と比べて、以下の効果を得ることができる。
すなわち、各ボート毎の熱容量を等しくするためにダミ
ーの半導体ウェーハを使用する必要がなくなる。また、
半導体ウェーハを一枚毎に熱処理するため、サイズの異
なる半導体ウェーハであっても容易に加熱処理を行うこ
とができる。
立に制御することにより、半導体ウェーハについてドナ
ーキラー熱処理等を精密に行うことができる。
装置を説明するための図である。図1に示すように、こ
の熱処理装置は、概略、カセットローダ21、加熱ゾー
ン22、カセットアンローダ23、制御部24を備えて
いる。また、この熱処理装置は、ファン25a、空気清
浄器25bを備えたクリーンルーム25内に配設されて
いる。クリーンルーム25、ファン25a、空気清浄器
25bは、空気の循環経路を形成し、空気中のチリ、ゴ
ミ等が除去される構成となっている。
1a、ロボットハンド21b、ブリッジテーブル21c
を備えている。シリコンウェーハWを保持するカセット
26は、ターンテーブル21a上を移動する構成であ
る。それぞれのカセット26は複数のシリコンウェーハ
Wを縦置きにして保持し、ブリッジテーブル21cの正
面の供給位置に向けて断続的に移送される。
ット26からシリコンウェーハWを順に取り出し、ブリ
ッジテーブル21c上に載置する。すべてのシリコンウ
ェーハWが取り出された空のカセット26はブリッジテ
ーブル21cの正面から遠ざかるように移動するととも
に、次のカセット26がこの供給位置まで移動する。ま
た、空のカセット26はターンテーブル21aから取り
除かれ、シリコンウェーハWを保持した他のカセット2
6に置き換えられる。
a、加熱ユニット22b、冷却ユニット22cを備えて
いる。搬送機構22aは加熱ゾーン22において延設さ
れ、カセットローダ21近傍の入口、カセットアンロー
ダ23へ通じる出口を備えている。搬送機構22aは、
列設された加熱ユニット22b、冷却ユニット22cか
らカセットアンローダ23への出口に通じている。加熱
ユニット22b、冷却ユニット22cを通過する際、そ
れぞれのシリコンウェーハWは加熱された後に冷却さ
れ、サーマルドナーは加熱処理によって効果的に減少す
るものである。
る搬送機構22aの一部を示す。搬送機構22aはウォ
ーキングビーム搬送機構により構成され、5段階のウォ
ーキングビームが加熱ユニット22bに割り当てられて
いる。加熱ユニット22bに割り当てられたそれぞれの
ウォーキングビームセクションは、6本のウォーキング
ビーム27a,27b,27c,27d,27e,27
fを備えて構成されている。これらのウォーキングビー
ム27a〜27fは石英チューブ28内に配設されてい
る。すなわち、石英チューブ28内にはウォーキングビ
ーム27a〜27fがその長手方向に対して平行に収容
されている。中空の石英チューブ28はその断面が略矩
形をなしている。石英チューブ28内に配設されたウォ
ーキングビーム27a〜27f上にはシリコンウェーハ
Wが載置され、そして、このシリコンウェーハWは次の
ウォーキングビームへと搬送される構成となっている。
ーブ28の一端に配設され、不活性ガス(例えば窒素ガ
ス)が中空の石英チューブ28内に流れ込む構成となっ
ている。図3に示すように、窒素ガスは、石英チューブ
28の他端に配設された吸入用のノズル30により吸い
込まれる構成となっている。よって、加熱ユニット22
bを通過する際、シリコンウェーハWは窒素ガス中に閉
じ込められ、大気に触れることがなくなる。
8に沿って、予め定められた長さの上側、下側の各ヒー
タ29a、29bが配設されている。これらのヒータ2
9a、29bに代えて、赤外線ランプを使用することも
可能である。ヒータ29a、29bの長さは1500ミ
リメートルであり、シリコンウェーハWを600℃以上
で加熱可能なものである。5つのウォーキングビームセ
クションは、図1の加熱ユニット22bのヒータブロッ
ク22ba,22bb,22bc,22bd,22be
に対応している。5つのヒータブロック22ba〜22
beはそれぞれ独立に制御可能なものである。この場
合、5つのヒータブロック22ba〜22beは、後述
するように各々予め定められた温度に設定される。すな
わち、たとえシリコンウェーハWが同一のシリコン単結
晶棒からスライスされたものであったとしても、各シリ
コンウェーハWは厳密には同一の品質、特性を有してい
ない。この場合、各シリコンウェーハW毎に設定された
最適な温度プロファイルにしたがい、シリコンウェーハ
Wのサーマルドナーを効果的に低減することができるも
のである。
プ)および下部(ボトム)の部分から、試験用のシリコ
ンウェーハを切り出し、それぞれのシリコンウェーハに
ついて実験により熱処理での最適な温度プロファイルを
探し出す。すなわち、熱電対(未図示)を試験用の各シ
リコンウェーハに取り付け、その温度の変動を監視す
る。また、熱処理後のシリコンウェーハの抵抗率および
析出した酸素を測定する。試験用のシリコンウェーハに
供給された熱エネルギーは、例えば、700℃で21秒
間、685℃で31秒間、590℃で100秒間、56
5℃で1440秒間(24分間)加熱したものに相当す
る(図6)。この方法によって、熱処理のシミュレーシ
ョンが試験用のシリコンウェーハに対して行われる。同
一のシリコン単結晶棒から切り出した各シリコンウェー
ハに関する温度プロファイルは、試験用のシリコンウェ
ーハを用いることによって、より一層の最適化を図るこ
とができ、その搬送速度についてはこの温度プロファイ
ルに対応して決定される。
生じない制御範囲を示す。この図の直線P1は、シリコ
ン単結晶棒のボトム部から切り出されたシリコンウェー
ハWのサーマルドナーについての境界条件を示してい
る。石英チューブ28の搬送速度および加熱温度の関係
を示す直線P1に対して左側の領域で示された条件によ
ると、シリコン単結晶棒のボトム部から切り出されたシ
リコンウェーハWにはかなりの量のサーマルドナーが残
存し、半導体デバイスの規格を満足させることはほとん
ど不可能となる。一方、図中直線P1の右側の条件によ
る場合には、シリコン単結晶棒のボトム部から切り出さ
れたシリコンウェーハWにおけるサーマルドナーを十分
に低減させることができ、サーマルドナー等は設計規格
の基準値以下になる。
ップ部から切り出されたシリコンウェーハWについての
温度および搬送速度の関係を示したものである。すなわ
ち、直線P2の左側の領域の条件によると、シリコン単
結晶棒のトップ部から切り出されたシリコンウェーハW
にはかなりの量のサーマルドナーが含まれ、半導体デバ
イスの規格を満足させることはほとんど不可能となる。
ところが、図中直線P2の右側の領域の条件によれば、
このシリコンウェーハWにおけるサーマルドナーを十分
に低減させることができ、シリコンウェーハWは許容し
得るものとなる。
界条件を表し、シリコン単結晶棒のトップ部およびボト
ム部の両部分から切り出されたシリコンウェーハWにつ
いて適用されるものである。曲線P3の右側の領域の条
件によれば、シリコンウェーハWに過剰の酸素が析出
し、シリコンウェーハWは集積回路の製造には不適当な
ものとなる。一方、曲線P3の左側の領域の条件によれ
ば、酸素析出量は減少し、シリコンウェーハWは半導体
集積回路の製造に適したものとなる。
域R3で表された条件にしたがう限り、シリコン単結晶
棒の位置に関係なく、シリコンウェーハWは、抵抗率の
制御容易性を考慮した設計規格を満足させるものとな
る。領域R3は、およそ第1、第2、第3の近似直線に
より表され、第1の近似直線は第1の座標PT1(5ミ
リメートル/秒、650℃)、第2の座標PT2(21
ミリメートル/秒、695℃)により決定される。第2
の近似直線は第3の座標PT3(2.5ミリメートル/
秒、655℃)、第4の座標PT4(8ミリメートル/
秒、680℃)により決定される。第3の近似直線は第
5の座標PT5(13ミリメートル/秒、695℃)、
第6の座標PT5(21ミリメートル/秒、710℃)
により決定される。
は、シリコン単結晶棒のトップ部から切り出されたシリ
コンウェーハWについてのみ適用される。領域R1はす
べてのシリコンウェーハに対して適用し得ないものであ
る。シリコン単結晶棒のトップ部から切り出されたシリ
コンウェーハWは、高温、長時間の加熱を必要とし、比
較的に広い温度範囲にわたって搬送速度が遅いほど、シ
リコンウェーハW中に多くの酸素が析出する。これらの
傾向は、シリコンウェーハWがP型、N型のいかんにか
かわらず、見受けられるものである。曲線P3は、シリ
コン単結晶棒の位置にかかわらず、適用し得る条件を示
したものであるが、析出酸素量の減少は、シリコン単結
晶のボトム部から切り出されたシリコンウェーハを高温
で加熱した場合に顕著にあらわれる。さらに、この酸素
は、シリコンウェーハの表面中心部において析出しやす
いものである。
量だけでなく、酸素析出によるBMD(bulk mi
cro defect)にも影響を与える。図5は、酸
素濃度が低い(1.1〜1.3×1017atoms/c
m3)結晶についてのBMDの量、石英チューブ28の
温度、シリコンウェーハの搬送速度との関係を示すもの
である。細い実線、破線、太い実線は、それぞれ搬送速
度が14ミリメートル/秒、20ミリメートル/秒、2
4ミリメートル/秒であることを示している。酸素濃度
の低いシリコンウェーハは、高温の熱処理が行われたシ
リコンウェーハに関する限り、そのBMDが減少する。
このことは、石英チューブ28の搬送速度および加熱、
冷却のための温度を制御する際に考慮される。
ピュータシステムにより構成される制御部24のデータ
記憶部に記憶される。この情報にしたがい制御部24
は、各ウォーキングビームセクションを制御する。複数
の温度計31のそれぞれはヒータブロック22ba〜2
2beに埋設され、各ヒータブロックの温度は温度計3
1により計測されるものである。各ヒータブロックの温
度情報は制御部24に送られ、データ記憶部に記憶され
た温度プロファイルにしたがいヒータ29a、29bは
制御される。加熱ユニット22bの熱容量はシリコンウ
ェーハWに比べてはるかに大きいため、3インチから8
インチまでの大口径のシリコンウェーハまでほぼ同一条
件での熱処理が可能である。
却ユニット22cに対応して設けられており、各ウォー
キングビームセクションは6本の石英のウォーキングビ
ームにより構成されている。加熱処理されたシリコンウ
ェーハWが搬送機構22aの出口に達すると、シリコン
ウェーハWは順次加熱ユニット22bから冷却ユニット
22cへと供給される。シリコンウェーハWは冷却ユニ
ット22cのトンネル内を進み、冷却ガスにさらされ
る。冷却ガスは循環システムあるいは非循環システムに
より供給される。図示していないが、温度計が冷却ユニ
ット22cに配設され、トンネル内の温度を制御部24
に入力する構成となっている。制御部24はシリコンウ
ェーハWおよびウォーキングビームセクションに吹き付
けるガスの量を制御するとともに、シリコンウェーハW
にサーマルドナーが生ずるのを防止するためにシリコン
ウェーハWを450℃付近で急速に冷却するものであ
る。
ブル23a、ロボットハンド23b、ブリッジテーブル
23cが配設されている。空のカセット32はターンテ
ーブル23a上を巡回し、そしてブリッジテーブル23
cの正面位置に達するものである。シリコンウェーハW
は順に冷却ユニット22cに運ばれ、ロボットハンド2
3bはアンローディングポジションにおいて空のウェー
ハカセット32にシリコンウェーハWを挿入する。カセ
ット32に予め定められた枚数のシリコンウェーハが装
着されると、カセット32は断続的に移動する。
たカセット32はアンローディングポジションから離
れ、新たにに空のカセット32がアンローディングポジ
ションに到達する。なお、後述するように、シリコンウ
ェーハWxを保持したカセット26はローディングポジ
ションに移動し、ロボットハンド21bはウェーハカセ
ット26からシリコンウェーハWxをブリッジテーブル
21cを介して搬送機構22aに供給する。
ムセクションに送られ、ヒータ29a、29bが配設さ
れた石英チューブ28を20ミリメートル/秒の速度で
通過する。例えば、最終のヒータブロック22beは6
85℃の温度に調節され、シリコンウェーハWxは最終
のヒータブロック22beを15秒で通過する。また、
仮にシリコンウェーハWの厚さを625μmとすると、
搬送速度Vは以下のようになる。すなわち、V=(0.
3T−a)・(lx/900)・(650/tx)=
9.5から44.3ミリメートル/秒となる。
リメートル、aは180〜200である。定数aはシリ
コン単結晶棒のトップ部から切り出されたシリコンウェ
ーハWxに基づいて予め決定されるものである。仮に、
シリコンウェーハWxがシリコン単結晶棒のトップ部か
ら切り出されたものであった場合、定数aの範囲は18
7から193となり、シリコンウェーハWxは比較的に
長時間加熱される。これは、シリコン単結晶棒のトップ
部におけるサーマルドナーの除去が困難であることを考
慮したものである。よって、搬送機構22aは21.7
〜32.1ミリメートル/秒の速度に制御され、シリコ
ンウェーハWxにおけるサーマルドナーは除去されるも
のである。
2bから冷却ユニット22cに進み、ウォーキングビー
ムセクションによって連続的に搬送される。シリコンウ
ェーハWxが冷却ユニット22cを通過する間、サーマ
ルドナーが再発生することのないようシリコンウェーハ
Wxは急速に冷却され、シリコンウェーハWxは搬送機
構22aの出口において60℃となる。サーマルドナー
は約450℃において増大する傾向にあるため、シリコ
ンウェーハWxは450℃付近において急速に冷却され
る必要があるが、搬送機構22aの出口において450
℃よりもわずかに低くてもよい。例えば、シリコンウェ
ーハWxが440℃であったとしても、熱処理プロセス
においては問題がない。
出口に達すると、シリコンウェーハWxはブリッジテー
ブル23cに進み、ロボットハンド23bがこれを空の
カセット32内に挿入する。カセット32がシリコンウ
ェーハによって満たされると、カセット32はターンテ
ーブル23aから離れ、カセットは所定の位置に停止す
る。
ハの熱処理装置によれば、いかなるダミーのシリコンウ
ェーハをも必要としないため、煩雑な作業を回避するこ
とが可能となる。予め定められた枚数のシリコンウェー
ハWはカセットから取り出され、空のカセットに移され
る。これは、全てのシリコンウェーハは同一のサイズで
あることを意味している。さらには、石英チューブ28
は多数のシリコンウェーハを高温で一斉に加熱するた
め、熱処理を効率よく行うことが可能となるものであ
る。また、本実施例に係る熱処理システムはクリーンル
ーム内に配設されているため、シリコンウェーハにゴミ
等が混入、付着することを防止することができる。これ
に加えて、シリコンウェーハWがウォーキングビームシ
ステムにより搬送されながら、その表面全体に高温の空
気が吹きつけられる。この結果、シリコンウェーハ全体
に均一な熱処理を行うことが可能となる。
の安定性と、急速加熱炉の操作性の両方の利点を兼ね備
え、ロット枚数に関係なく、また、異なる径の半導体ウ
ェーハでもそのカセットの取り替えのみで対応すること
ができ、半導体ウェーハのフレキシブルなドナーキラー
熱処理と、この信頼性を高めることができる。また、半
導体ウェーハについてその全面に均一な熱処理を施すこ
とができ、そのウェーハ全面の抵抗率を正確に評価する
ことができ、デバイスの製造条件に合った酸素析出特性
を有するウェーハを製造することができる。
おいて、上述した実施例に変更を加えても差し支えな
い。例えば、本実施例に係る半導体ウェーハの熱処理装
置をゲルマニウム半導体、化合物半導体等の各ウェーハ
に対して適用することも可能である。また、吸引力を利
用した手段を用いてロボットハンドを構成してもよい。
さらに、本実施例に係る半導体ウェーハの熱処理装置
は、ナチュラル・インストリンスティック・ゲッタリン
グ、イオン注入後のアニールの処理にも適用しても差し
支えない。これに加えて、ウォーキングビームのかわり
に石英製のローラを20〜30ミリメートル毎に複数本
配設することにより、シリコンウェーハを所定の速度で
搬送するように構成してもよい。
成し、この熱処理炉がかなりの熱容量を有して一定温度
に保たれているとすると、これに1枚ずつ半導体ウェー
ハが投入されるため、この半導体ウェーハは搬送過程で
一定速度で均一に加熱される。また、冷却手段を例えば
一定大きさの冷却用炉で構成すると、同様に一定速度で
ウェーハが冷却される。これらの結果、該熱処理の安定
性を飛躍的に高めることができる。また、ウェーハ供給
部およびウェーハ排出部のそれぞれに、特開昭62−2
59906号公報に示すようなカセットローダを設け、
ロボットにより、カセットローダから熱処理炉に、ま
た、冷却用炉からカセットローダに、半導体ウェーハを
出し入れするようにした場合、該半導体ウェーハは熱処
理の前後で同一のカセットに収容することができ、その
ロット識別が容易となる。
キラー熱処理に要する時間は、565℃では24分、5
90℃では100秒、685℃では31秒、700℃で
は21秒となる。更に、685℃に保持する必要時間
は、この温度に到達するまでにドナー消失が行われてい
るため、更に短くて良いこととなる。このように急速加
熱を行うと、シリコンウェーハについて汚染の虞がな
い。
ハの熱処理装置にあっては、以下の効果を得ることが可
能となるものである。
一枚毎に順次、搬送機構によって加熱ユニットから冷却
ユニットへと自動的に搬送される。したがって、複数枚
の半導体ウェーハを有する各ボート毎に加熱処理を行う
従来の熱処理装置と比べて、以下の効果を得ることがで
きる。 各ボート毎の熱容量を等しくするためにダミーの半導
体ウェーハを使用する必要がなくなる。 半導体ウェーハを一枚毎に熱処理するため、サイズの
異なる半導体ウェーハであっても容易に加熱処理を行う
ことができる。 半導体ウェーハを一枚毎に熱処理するため、複数枚の
半導体ウェーハが載置されたボート毎に熱処理をするの
に比べて、加熱炉の温度変動を低減することができる。 バッチ処理による場合に比べて、半導体ウェーハを一
枚毎に連続的、かつ、自動的に加熱処理を行うことがで
きるため、生産性を向上させることができる。 半導体ウェーハはボート内に格納されることなく、露
出しているため、半導体ウェーハの全面にわたって均一
な熱処理を行うことができる。 (2)本発明に係る半導体ウェーハの熱処理装置によれ
ば、制御部により最適な温度制御を自動的に行うことが
できるため、温度のばらつきを抑えて均一な熱処理を行
うことができる。 (3)本発明に係る半導体ウェーハの熱処理装置は、急
速加熱を行うことができるため、短時間で加熱処理を終
了することができる。また、この熱処理装置はクリーン
ルーム内に配設されているため、ゴミ等がウェーハに付
着することを防止することができる。
上、誤った熱処理の防止、生産性の向上、ゴミの付着防
止、均一な熱処理の可能な熱処理装置を提供することが
できるものである。
理装置を示す正面図である。
理装置の加熱炉の一部を示す斜視図である。
理装置の加熱炉を示す断面図である。
析出特性とドナー消去を満たす炉温度/搬送速度の範囲
を示すグラフである。
析出処理におけるBMDの生成状況を示すグラフであ
る。
失時間と保持温度との関係を示すグラフである。
工程の概略を示す斜視図である。
工程の概略を示す斜視図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 半導体ウェーハを供給するウェーハ供給
部と、 半導体ウェーハが排出されるウェーハ排出部と、 上記ウェーハ供給部からウェーハ排出部まで延びる搬送
経路を有し、この搬送経路を介して半導体ウェーハを1
枚ずつウェーハ供給部からウェーハ排出部に所定速度で
搬送する搬送手段と、 この搬送経路の途中に設けられ、搬送手段により搬送さ
れている途中の半導体ウェーハを加熱する加熱手段と、 上記搬送経路にあって加熱手段の下流側に設けられ、搬
送中の半導体ウェーハを冷却する冷却手段とを備えたこ
とを特徴とする半導体ウェーハの熱処理装置。 - 【請求項2】 上記半導体ウェーハはシリコンウェーハ
よりなることを特徴とする請求項1に記載の半導体ウェ
ーハの熱処理装置。 - 【請求項3】 上記加熱手段の、上記半導体ウェーハを
一定の温度に加熱可能な部分の搬送経路方向の長さをl
x(mm)、その一定温度をT(℃)、上記搬送手段に
よる半導体ウェーハの搬送速度をV(mm/秒)、その
半導体ウェーハの厚さをtx(μm)、定数をa(a=
180〜200)とした場合、これらは次式を満たす請
求項2に記載の半導体ウェーハの熱処理装置。 V=(0.3T−a)・(lx/900)・(650/tx) - 【請求項4】 上記搬送速度および上記加熱温度を直交
座標の縦横両軸に配したグラフで表した場合、第1の座
標(PT1)(5mm/秒,650℃)、第2の座標(PT2)
(21mm/秒,695℃)、第3の座標(PT3)(2.
5mm/秒,655℃)、第4の座標(PT4)(8mm/
秒,680℃)、第5の座標(PT5)(13mm/秒,6
95℃)および第6の座標(PT6)(21mm/秒,71
0℃)の各座標を結ぶ近似直線により囲まれた領域(R3)
における加熱温度および搬送速度の条件に基づき、上記
搬送手段は上記半導体ウェーハを搬送するとともに、上
記加熱手段は当該半導体ウェーハを加熱する請求項2に
記載の半導体ウェーハの加熱装置。 - 【請求項5】 上記搬送手段は、不活性ガスで満たされ
た石英製のチューブ内に配設された請求項1に記載の半
導体ウェーハの熱処理装置。 - 【請求項6】 上記加熱手段は複数の加熱部を有し、こ
れらの加熱部は発熱部材および温度検出部材をそれぞれ
有する請求項1に記載の半導体ウェーハの熱処理装置。 - 【請求項7】 上記搬送手段による搬送を制御するとと
もに、上記温度検出部材によって検出された温度に基づ
き発熱部材の発熱を、上記複数の加熱部のそれぞれにつ
いて独立に制御する制御手段を有する請求項6に記載の
半導体ウェーハの熱処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5204602A JP2869300B2 (ja) | 1992-08-07 | 1993-07-27 | 半導体ウェーハの熱処理装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-232747 | 1992-08-07 | ||
JP23274792 | 1992-08-07 | ||
JP5204602A JP2869300B2 (ja) | 1992-08-07 | 1993-07-27 | 半導体ウェーハの熱処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06104269A true JPH06104269A (ja) | 1994-04-15 |
JP2869300B2 JP2869300B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=26514553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5204602A Expired - Lifetime JP2869300B2 (ja) | 1992-08-07 | 1993-07-27 | 半導体ウェーハの熱処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2869300B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1064918A (ja) * | 1996-08-19 | 1998-03-06 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | シリコン鏡面ウェーハの製造方法およびシリコンウェーハの加工装置 |
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JP2021529147A (ja) * | 2018-06-27 | 2021-10-28 | グローバルウェーハズ カンパニー リミテッドGlobalWafers Co.,Ltd. | 単結晶シリコンインゴット製造中のサンプルロッド成長および抵抗率測定 |
Citations (1)
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JPH0193121A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-12 | Kawasaki Steel Corp | 半導体ウェハベーキング装置 |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP5204602A patent/JP2869300B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4971541B2 (ja) * | 1998-08-26 | 2012-07-11 | マットソン テクノロジイ インコーポレイテッド | 半導体基板の熱処理のための方法及び装置 |
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JP2869300B2 (ja) | 1999-03-10 |
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