JPH061041Y2 - ヘアーアイロン - Google Patents

ヘアーアイロン

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JPH061041Y2
JPH061041Y2 JP1988102307U JP10230788U JPH061041Y2 JP H061041 Y2 JPH061041 Y2 JP H061041Y2 JP 1988102307 U JP1988102307 U JP 1988102307U JP 10230788 U JP10230788 U JP 10230788U JP H061041 Y2 JPH061041 Y2 JP H061041Y2
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JP
Japan
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hair
ceramic
far
iron
hair iron
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Application number
JP1988102307U
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JPH0225902U (ja
Inventor
栄二 坂田
広幸 桑畑
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、熱源を伴った遠赤外線利用タイプのヘアーア
イロンの改良に関する。
〔従来の技術〕
この種のヘアーアイロンとして、例えば、実開昭62−
143401号公報に示されるように開閉自在な上下1
対の髪挾み部材の各先端に、相対向する断面波形の髪挾
み用加熱板を設け、その両方の加熱板にそれぞれ遠赤外
線放射用セラミックを備えたものがある。
従って、これによれば、遠赤外線は、特に髪の毛に対す
る透過力に優れるため、短時間で髪の毛を加熱乾燥させ
ることができ、ヘアーアイロン作業が能率よく行える。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかるに、上記したヘアーアイロンでは、毛がその両面
からセラミックで挟まれてこすられる形になるため、髪
の毛は極度に擦り傷を負うおそれが大である。また、そ
のようにセラミックを全面に備える場合には、強度的に
もろくなりやすく、外力の影響を受けると破損するおそ
れも高い。
したがってセラミックの表面に、髪の毛に対しやさしい
材質のものをコートすれば、上記欠点を解消でき都合の
良いものとなる。
しかしながら、セラミックにコート手段を施すと、遠赤
外線がコート材を透過することで、放射量が減少するだ
けでなく、殊に温風等を表面から吹き付けて加熱するタ
イプのものを考えた場合では、コート材が断熱作用して
しまい、加熱効率を著しく阻害し、したがって遠赤外線
の放射量も低減してしまうという欠点が生じる。
もちろん全面にセラミックを用いることによるコストの
上昇や重量の増大による取り扱い性の悪さ等については
何ら解消されない。
本考案は、上記のような遠赤外線放射用セラミックを髪
挾み面に備えるヘアーアイロンにおいて、できる限り髪
の毛に擦り傷を負わすことなく、しかも遠赤外線の放射
効率を十分向上出来たうえでコスト,重量の削減を図る
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のヘアーアイロンで
は、相対向する髪挾み面15・20に部分的に凹部25
を形成し、該凹部に遠赤外線放射用セラミック11をそ
の表面が上記髪挾み面15・20より低い状態で配設し
たものである。
〔作用〕
髪挾み面15・20は、熱源7の熱で加熱され、その片
側の髪挾み面20上の凹部25に配設された遠赤外線放
射用セラミック11は加熱されて遠赤外線を放射し、髪
挾み面15・20間に挟まれる髪の毛Hを照射して加熱
乾燥することになる。
このとき髪の毛Hは遠赤外線放射用セラミック11と直
接接触しないため、髪の毛のセラミックとの擦り合わせ
による傷付きがなくなる。
〔実施例〕
本考案に係るヘアーアイロンの一実施例を第1図および
第2図に基づき説明する。この実施例におけるヘアーア
イロンは上下1対の髪挾み部材1・2からなり、上部の
髪挾み部材1は温風供給手段3およびグリップ部(図示
せず)を具有する。その温風供給手段3およびグリップ
部はヘアードライヤおよびこれのグリップ部を利用する
もので、ヘアードライヤの温風吹出口5上に上部の髪挾
み部材1を着脱可能に装着している。
温風供給手段3は、前後方向に細長い円筒状の本体ケー
ス6の内部に、前から順にヒータによる熱源7、モータ
(図示せず)、軸流型のファン(図示せず)を並べて配
置している。そして本体ケース6の前部下面に温風吹出
口5を、後部に吸込口(図示せず)をそれぞれ設け、モ
ータでファンを回転させて風を吸込口より吸い込み、熱
源7によって加熱したのち吹出口5より温風を下向きに
吹き出すようにしている。
上部の髪挾み部材1は、四角形の開口枠状に形成され、
その上部に前記温風吹出口5と合致する温風受口13を
有するとともに、その下部に温風受口13からの温風で
加熱される型板14を嵌め込み固定している。この型板
14は断面V形または円弧形に形成して下方に凸形の髪
挾み面15を有するとともに、多数の吹出孔16を列設
している。
下部の髪挾み部材2は、概ね上部の髪挾み部材1と同一
形状の開口枠状に形成され、その開口枠内に型板17と
背面板18とを上下に平行に対向すべくはめ込むととも
に両板17・18間に板ばねによる弾性体19を介装す
る。髪挾み板2に対し背面板18は固定するが、型板1
7は上下動自在で前記弾性体19の弾性力で常に押し上
げ付勢される状態に支持する。この下部の型板17は断
面円弧形に形成して上方に凸形の髪挾み面20を有す
る。第2図に示すように、この髪挾み面20には凹部2
5が部分的に形成され、該凹部25内にアルミナを主体
とするセラミック粉末を塗布などすることにより、遠赤
外線放射用セラミック11を備えている。
この下部の髪挾み部材2は上部の髪挾み部材1に対し、
髪挾み面15・20どうしを対向すべく重ね合わして下
部の髪挾み部材2を上部の髪挾み部材1に対し常に閉じ
方向に回転付勢している。下部の髪挾み部材2の後部に
は操作つまみ(図示せず)を突設し、この操作つまみを
手で押さえることにより下部の髪挾み部材2が回転し、
髪挾み面20が上部の髪挾み部材1の髪挾み面15から
離反するようにしている。
このように構成されたヘアーアイロンは、ファン9およ
び熱源7により生起する温風によって上部の髪挾み面1
5が加熱されるとともに、その吹出孔16から吹き出る
温風によって髪挾み面15・20間に挟まれる髪の毛H
が加熱乾燥されながらストレートにセットされるが、こ
のとき前記温風により髪挾み面20上の遠赤外線放射用
セラミック11が加熱されて遠赤外線を前記髪の毛Hに
放射して透過することになる。
このように構成された本考案のヘアーアイロンは、型板
17の髪挾み面20に対する遠赤外線放射用セラミック
11の備え方に特徴を有し、具体的には型板17に第3
図(a)に示すごとき円形または第3図(b)に示すごとく長
円形状の凹部25を形成し、該凹部25内に遠赤外線放
射用セラミック11を塗布付着するか、またはリング状
に成形した遠赤外線放射用セラミック11を嵌合するこ
とによって遠赤外線放射用セラミック11が髪挾み面2
0よりも低く沈む状態に備えられたものである。
これによれば、髪の毛Hが髪挾み面20上で遠赤外線放
射用セラミック11に直接接触してこすれるのを避ける
ことができて有利である。
殊に本実施例のような温風吹当て方式によるヘアーアイ
ロンにあっては、セラミックの表面をコートしなくても
良いので、コスト、重量が低減出来る効果はもちろんの
こと、部分的な形成であってもコート材による放射効率
の減少もなく、また表面側からの加熱がコート材により
断熱されることもないので、全面形成に匹敵する遠赤外
線放射量を得られるものである。
〔考案の効果〕
以上のごとく本考案のヘアーアイロンは、1対の開閉自
在な髪挾み部材1・2に髪挾み面15・20を相対向状
に形成してなるヘアーアイロンにおいて、 髪挾み部材1・2の髪挾み面15・20に部分的に凹部
25を形成し、該凹部に遠赤外線放射用セラミック11
をその表面が上記髪挾み面15・20より低い状態で配
設したので、実質的に髪が髪挾み面のみに当接すること
となり、遠赤外線セラミックにより髪がこすれず、した
がって遠赤外線セラミックの表面に髪への傷付き防止の
ための特別な処理をあえて施す必要もなくコスト的に有
利である。
このように遠赤外線セラミックの表面にコートしなくて
も良いので、より効率が良く遠赤外線を放射でき、部分
的な形成でありながら全面形成に匹敵する放射量を得ら
れ、結果として髪挾み部材の重量の軽量化も促進され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係るヘアーアイロンの一
実施例を示しており、第1図は髪の毛を挟んだ状態で示
す横断面図、第2図は一部の拡大断面図、第3図(a)お
よび第3図(b)はいずれも凹部近傍の斜視図である。 1・2…髪挾み部材 11…遠赤外線放射用セラミック 15・20…髪挾み面 25…凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1対の開閉自在な髪挾み部材1・2に髪挾
    み面15・20を相対向状に形成してなるヘアーアイロ
    ンにおいて、 髪挾み部材1・2の髪挾み面15・20に部分的に凹部
    25を形成し、該凹部に遠赤外線放射用セラミック11
    をその表面が上記髪挾み面15・20より低い状態で配
    設したことを特徴とするヘアーアイロン。
JP1988102307U 1988-08-01 1988-08-01 ヘアーアイロン Expired - Lifetime JPH061041Y2 (ja)

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JPH0225902U JPH0225902U (ja) 1990-02-20
JPH061041Y2 true JPH061041Y2 (ja) 1994-01-12

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JPH083660Y2 (ja) * 1991-04-30 1996-01-31 立山アルミニウム工業株式会社 連窓用コーナー方立装置
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