JPH0639603Y2 - ヘアーアイロン - Google Patents

ヘアーアイロン

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JPH0639603Y2
JPH0639603Y2 JP1988102306U JP10230688U JPH0639603Y2 JP H0639603 Y2 JPH0639603 Y2 JP H0639603Y2 JP 1988102306 U JP1988102306 U JP 1988102306U JP 10230688 U JP10230688 U JP 10230688U JP H0639603 Y2 JPH0639603 Y2 JP H0639603Y2
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JP
Japan
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hair
far
ceramic
infrared radiation
gripping
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JP1988102306U
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JPH0225901U (ja
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広幸 桑畑
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、遠赤外線を放射可能にしたヘアーアイロンの
改良に関する。
〔従来の技術〕
この種のヘアーアイロンとして、例えば、実開昭62−14
3401号公報に示されるように開閉自在な上下1対の髪挾
み部材の各先端に、髪挾み用の加熱板を相対向すべく設
け、その両方の加熱板の対向面にそれぞれ遠赤外線放射
用セラミックを備えたものがある。
従って、これによれば、遠赤外線は、特に髪の毛に対す
る透過力に優れるため、短時間で髪の毛を加熱乾燥させ
ることができ、ヘアーアイロン作業が能率よく行える。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかるに、上記したヘアーアイロンでは、髪の毛がその
両面からセラミックで挾まれてこすられる形になるた
め、髪の毛は極度に擦り傷を負うおそれが大である。ま
た、そのように髪の毛を挾む両面に高価なセラミックを
備えるとなると、コスト高にもなる不利がある。
本考案は、上記のような遠赤外線放射用セラミックを髪
挾み面に備えるヘアーアイロンにおいて、できる限り髪
の毛に擦り傷を負わすことなく、しかもコストの削減を
図ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のヘアーアイロンで
は、1対の開閉自在な髪挾み部材1・2に髪挾み面15・
20を相対向状に形成してなるヘアーアイロンにおいて、 一方の髪挾み面15にこれの全面もしくは部分的に遠赤外
線放射用セラミック11を備え、他方の髪挾み面20上にお
ける、前記遠赤外線放射用セラミック11と対向する箇所
に、熱反射面24を形成するとともに、該髪挾み面15,20
は髪挾み時に逃げ空間Sを有するように少なくとも一方
が凸形状に形成したものである。
〔作用〕
髪挾み面15・20間に髪の毛Hを挾むと、遠赤外線放射用
セラミック11から放射する遠赤外線で挟れた髪の毛Hの
片面側が照射され、その髪の毛Hの他面側には髪の毛の
間を通って熱反射面24で反射する遠赤外線で照射され、
結局、髪の毛は、その加熱乾燥の効能面ではその両面が
セラミックで挟まれる場合と略同様に加熱乾燥されるこ
とになる。
また、このとき髪の毛Hはその片面が遠赤外線放射用セ
ラミック11と直接接触しないため、髪の毛のセラミック
との擦り合わせによる傷付きが少なくなる。
特に空間Sがあるため、髪の毛と熱反射面との間にスペ
ースが生じるので遠赤外線が両面から良好に作用出来
る。
〔実施例〕
本考案に係るヘアーアイロンの一実施例を第1図および
第2図に基づき説明する。この実施例におけるヘアーア
イロンは上下1対の髪挾み部材1・2からなり、上部の
髪挾み部材1は温風供給手段3およびグリップ部4を具
有する。その温風供給手段3およびグリップ部4はヘア
ードライヤおよびこれのグリップ部を利用するもので、
ヘアードライヤの温風吹出口5に上部の髪挾み部材1を
着脱可能に装着している。
温風供給手段3は、前後方向に細長い円筒状の本体ケー
ス6の内部に、前から順にヒータによる熱源7、モータ
8、軸流型のファン9を並べて配置している。そして本
体ケース6の前部下面に温風吹出口5を、後部に吸込口
10をそれぞれ設け、モータ8でファン9を回転させて風
を吸込口10より吸い込み、熱源7によって加熱したのち
吹出口5より温風を下向きに吹き出すようにしている。
上部の髪挾み部材1は、四角形の開口枠状に形成され、
その上部に前記温風吹出口5と合致する温風受口13を有
するとともに、その下部に型板14を嵌め込み固定してい
る。この型板14は断面V形または円弧形に形成して下方
に凸形状の髪挾み面15を有するとともに、多数の吹出孔
16を列設している。
したがって第1図に示すように、髪の毛を挾持した状態
では凸形状の頂部のみが当接し、左右に逃げ空間Sを有
することになる。
この型板14の髪挾み面15の吹出孔16を除く全面にはアル
ミナを主体とするセラミック粉末を塗布すること等によ
って遠赤外線放射用セラミック11を備えている。
髪挾み面15に対し遠赤外線放射用セラミック11を備える
手段としては、その他に、型板14を遠赤外線放射用セラ
ミックそのもので形成するか、または型板14を遠赤外線
放射用セラミック粉末を混入した成形材料で成形する。
下部の髪挾み部材2は、概ね上部の髪挾み部材1と同一
形状の開口枠状に形成され、その開口枠内に型板17と背
面板18とを上下に平行に対向すべくはめ込むとともに、
両板17・18間に板ばねによる弾性体19を介装する。髪挾
み板2に対し背面板18は固定するが、型板17は上下動自
在で前記弾性体19の弾性力で常に押し上げ付勢される状
態に支持する。この下部の型板17はステンレスあるいは
アルミ板などを断面円弧形に形成して上方に凸形の髪挾
み面20を有し、この髪挾み面20は研磨加工等により熱反
射面24に形成される。なお、この下部の型板17にも上部
の型板14と同様に多数の孔を列設しておいてもよい。
この下部の髪挾み部材2は上部の髪挾み部材1に対し、
髪挾み面15の遠赤外線放射用セラミック11と髪挾み面20
の熱反射面24とが対向すべく重ね合わしてその後端部ど
うしを支軸21で回転自在に枢結し、支軸21上い装着した
ばね22で下部の髪挾み部材2を上部の髪挾み部材1に対
し常に閉じ方向に回転付勢している。下部の髪挾み部材
2の支軸21より後部には操作つまみ23を突設し、この操
作つまみ23を手で押さえることにより下部の髪挾み部材
2の支軸21まわりにばね22の力に抗し回転し、髪挾み面
20が上部の髪挾み部材1の髪挾み面15から離反するよう
にしている。
このように構成されたヘアーアイロンは、上部の髪挾み
面15の吹出孔16から温風を吹き出し、髪挾み面15・20間
に挟まれる髪の毛Hをその温風によって加熱乾燥しなが
ら、ストレートにセットして行くが、このとき髪挾み面
15上の遠赤外線放射用セラミック11が温風で加熱されて
遠赤外線を前記髪の毛Hの片面側に照射し、また髪の毛
の間を通る遠赤外線は熱反射面24で反射してこれ又髪の
毛Hの他面側に照射して透過することになる。従って、
遠赤外線放射用セラミック11が髪挾み面15・20の片面側
のみに備えられるにもかかわらず、遠赤外線は髪の毛H
の両面によく照射できる。
〔別実施例〕
第3図ないし第5図は本考案の別実施例を示している。
この実施例のヘアーアイロンは型板14の髪挾み面15に対
する遠赤外線放射用セラミック11の備え方に特徴を有
し、型板14に第5図(a)に示すごとき丸孔形または第
5図(b)に示すごとく長孔形状の吹出孔16に髪挾み面
15よりも低く沈む皿形に設けて該吹出孔16の髪挾み面側
に凹部25を形成し、該凹部25内に遠赤外線放射用セラミ
ック11を塗布付着するか、またはリング状に成形した遠
赤外線放射用セラミック11を嵌合することによって遠赤
外線放射用セラミック11が髪挾み面15よりも低く沈む状
態に備えられたものである。その他の構成については上
記実施例のものと同様である。
これによれば、髪の毛Hが髪挾み面15上で遠赤外線放射
用セラミック11に直接接触してこすれるのをできるだけ
避けることができて有利である。
勿論、遠赤外線放射用セラミック11の表面を透孔性を有
する合成樹脂で覆うことにより、髪への傷付きは更に効
果的に防止できるし、この場合はその照射量減退を誘因
する遠赤外線放射用セラミック表面の汚れを該被覆樹脂
の簡単な清掃のみで抑制することが可能となる。
また、各実施例では、一方の髪挾み面15の全体に遠赤外
線放射用セラミック11を備え、他方の髪挾み面20の全体
を熱反射面24に形成してあるが、これに代えて一方の髪
挾み面15に遠赤外線放射用セラミック11と熱反射面24と
をその左右方向(挾み髪方向)に交互に配列し、他方の
髪挾み面20の前記遠赤外線放射用セラミック11と対向す
る箇所に熱反射面24を、前記熱反射面24と対向する箇所
に遠赤外線放射用セラミック11をそれぞれ備えるものと
してもよい。この場合、熱源7を有しない側の髪挾み面
20上の遠赤外線放射用セラミック11は、熱源7を有する
側の髪挾み面15の吹出孔16から吹き出される温風により
加熱されて遠赤外線を放射することになる。
また、本考案は熱源を有する側の髪挾み部材1の髪挾み
面15は温風で加熱する方式に代えて、ヒータで直接加熱
されるものにも同様に適用できる。
〔考案の効果〕
本考案のヘアーアイロンは、相対向する髪挾み面15・20
の一方に全面もしくは部分的に備えた遠赤外線放射用セ
ラミック11と、他方に前記セラミック11と対向するよう
設けた熱反射面24との間で、髪の毛を挟んでセットする
ようにしてあるので、遠赤外線放射用セラミックどうし
間で髪の毛を挾むという従来のヘアーアイロンに比し、
髪の毛の傷み具体は極めて少なくなるうえに、逃げ空間
Sの存在により遠赤外線を髪の毛に有効に照射透過させ
ることができる。しかも、遠赤外線放射用セラミック11
は髪挾み面15・20の片面のみですむことからコスト面で
も有利となる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係るヘアーアイロンの一
実施例を示しており、第1図は髪の毛を挟んだ状態で示
す横断面図、第2図は一部切欠き状態で示す側面図であ
る。 第3図ないし第5図(a)・(b)は本考案の別実施例
を示しており、第3図は横断面図、第4図は一部の拡大
断面図、第5図(a)および第5図(b)はいずれも吹
出孔部分の斜視図である。 1・2……髪挾み部材 11……遠赤外線放射用セラミック 15・20……髪挾み面 24……熱反射面 S……逃げ空間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1対の開閉自在な髪挾み部材1・2に髪挾
    み面15・20を相対向状に形成してなるヘアーアイロンに
    おいて、 一方の髪挾み面15にこれの全面もしくは部分的に遠赤外
    線放射用セラミック11を備え、他方の髪挾み面20上にお
    ける、前記遠赤外線放射用セラミック11と対向する箇所
    に、熱反射面24を形成するとともに、該髪挾み面15,20
    は髪挾み時に逃げ空間Sを有するように少なくとも一方
    が凸形状に形成されていることを特徴とするヘアーアイ
    ロン。
JP1988102306U 1988-08-01 1988-08-01 ヘアーアイロン Expired - Lifetime JPH0639603Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988102306U JPH0639603Y2 (ja) 1988-08-01 1988-08-01 ヘアーアイロン

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JP1988102306U JPH0639603Y2 (ja) 1988-08-01 1988-08-01 ヘアーアイロン

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JPH0225901U JPH0225901U (ja) 1990-02-20
JPH0639603Y2 true JPH0639603Y2 (ja) 1994-10-19

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ID=31332098

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JP1988102306U Expired - Lifetime JPH0639603Y2 (ja) 1988-08-01 1988-08-01 ヘアーアイロン

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KR101845428B1 (ko) * 2017-06-30 2018-04-04 (주)알비에스 연질합성수지가 인서트된 전기 헤어 고데기용 발열판 및 이의 제조 방법

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