JPH0350801Y2 - - Google Patents

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JPH0350801Y2
JPH0350801Y2 JP1113886U JP1113886U JPH0350801Y2 JP H0350801 Y2 JPH0350801 Y2 JP H0350801Y2 JP 1113886 U JP1113886 U JP 1113886U JP 1113886 U JP1113886 U JP 1113886U JP H0350801 Y2 JPH0350801 Y2 JP H0350801Y2
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hair
hot air
clipping
air supply
hair clipping
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は髪を挟んでウエーブまたはストレー
トにするヘアーアイロンに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のヘアーアイロンとしては、例え
ば、第6図に示すごときものが知られている(実
開昭54−61789号公報)。これは、ヒータ加熱手段
を内蔵する一対のアルミダイカスト製のウエーブ
板30,30で髪を挟んでウエーブするようにし
たものである。
また、第7図および第8図に示すように互いに
相対向する中空のボビン31とクリツプ32の対
向面にそれぞれ波形断面の髪挟み面31a,32
aを形成し、この髪挟み面間で髪を挟んでボビン
31から噴出する熱風で加熱してウエーブするよ
うにしたものがある(実開昭56−106102号公報)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、上記した前者の従来例では、アルミ
ダイカスト製のウエーブ板30をヒータで直接加
熱するものであるるため、ウエーブ板30が使用
可能な温度になるまで加熱する時間が長くかか
り、またウエーブ板30に至るまでの蓄熱量が大
で、すぐに冷えにくいため、例えば、その板面に
直接肌が触れると火傷を負いやすいし、さらに洗
髪後、髪を十分に乾燥させた後でなければ使用で
きない等の不利不便な面がある。
その点、後者の従来例によれば、髪に熱風を吹
き付けながらウエーブするものであるから、すぐ
に温まつて使用できるし、また、熱くなり過ぎる
こともないから火傷を負う危惧もなく、さらに、
髪は半乾きの状態でもそれを乾燥しながら使用で
きる等の利点を有するが、未だ十分ではなく、次
のような欠点がある。
すなわち、この熱風式のヘアーアイロンでは、
熱風を中空のボビン31の長手方向の一端のソケ
ツト部からその内部に送り込み、該ボビン31の
髪挟み面31aに開口した熱風吹出孔33から吹
きだして髪を加熱するのであるが、クリツプ32
は盲壁に構成されて熱風を通さないものとなつて
いるため、ボビン31とクリツプ32との間に挟
まれる髪はボビン31と接する側は加熱されても
クリツプ32と接する側は加熱しにくく加熱むら
が生じ、髪全体にわたつてウエーブを一様につけ
にくいという欠点がある。
また、クリツプ32は前述したように熱風吹出
孔を有しない盲壁に構成され、ボビン31には髪
挟み面31a上の熱風吹出孔33とは更に別に熱
風吹出孔34をボビン31の一端のソケツト部に
開口してこの吹出孔34からも熱風を吹き出すよ
うにしてあり、そのためボビン31とクリツプ3
2の髪挟み面31a.32a間で髪を挟んだときに
髪挟み面31a上の熱風吹出孔33が塞がれてし
まうと、熱風の逃げ場がなくなつてその大部分が
ソケツト部の吹出孔34から吹き出てしまい、こ
の位置での吹出孔34から吹き出される熱風では
髪の加熱がその全体にわたつて効果的に行えな
い。とくに、波形断面をもつ髪挟み面31a,3
2aどうしはその波打ち方向全体にわたつて完全
にかみ合う形になつているので、多量の髪を挟ん
だ場合髪挟み面31a,32a間からの熱風の逃
げ場が全くなくなり、前記したボビン31のソケ
ツト部の熱風吹出孔34から熱風の大半が吹き出
して髪挟み面31a,32aにまで熱風が至らな
くなるという問題が顕著に現れる。
この考案はかかる従来の熱風式のヘアーアイロ
ンにより生じる欠点を解消するためになされたも
ので、一対の髪挟み面への風の通し方に工夫を凝
らすことにより、髪の加熱をむらなく均等にかつ
効率よく行えるようにすることを第1の目的とす
る。
また、この考案は、髪を大量に挟む場合も熱風
を髪挟み面にまで送り得るようにすることにより
髪の加熱効率を高めることを第2の目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記した第1および第2目的を達
成するために、次のような手段をとつた。すなわ
ち、この考案は、熱風供給手段1と、髪を挟み自
在とする一対の髪挟み面17,18とからなり、
熱風供給手段1から供給される熱風を髪に吹きつ
ける多数の通風孔21が熱風供給側の髪挟み面1
7に開口されてなるヘアーアイロンを前提とす
る。
そのうえで、この考案は、上記した第1目的を
達成するために、熱風供給側の髪挟み面17と対
向する受風側の髪挟み面18に、髪加熱後の熱風
を受風側の髪挟み面18の背後側に貫通させる多
数の排風孔22を設けてなるものである。髪挟み
面17,18はウエーブ用の波形断面をもつも
の、あるいはストレート用のフラツト形のものな
どがある。
また、この考案は、上記の第2目的を達成する
ために、熱風供給側の髪挟み面17の両側端また
は一側端に、受風側の髪挟み面18と重なり合わ
ずかつ前記送風孔21を有する熱風逃がし面28
を設けてなる。
〔作用〕
しかるときは、髪挟み面17,18間に髪を挟
み、熱風供給手段1から熱風を髪挾み面17に向
けて供給すると、熱風は送風孔21を通つて髪を
加熱変形させ、更に髪を通り抜けて排風側の髪挟
み面18の排風孔22からその背後側に排出され
ることになる。また、髪を大量に挟んだ場合も熱
風は髪挟み面17にまで至つてから熱風逃がし面
28の送風孔21から出ることになる。
〔考案の効果〕
この考案のヘアーアイロンは、熱風供給側の髪
挟み面17に多数の通風孔21を、受風側の髪挟
み面18には多数の排風孔22をそれぞれ設けて
あるので、熱風は髪挟み面17,18間の髪を通
過することができて髪挟み面17,18に接する
髪全体をむらなく均等に効率よく加熱してウエー
ブまたはストレートにセツトすることができる。
しかも、熱風供給側の髪挟み面17の少なくと
も一側端に、受風側の髪挟み面18と重なり合わ
ずかつ前記送風孔21を有する熱風逃がし面28
を設けてあるので、髪を大量に挟んだ場合も、熱
風は熱風逃がし面28の送風孔21から出て髪挟
み面17にまで至らしめることができ、大量に挟
まれる髪も効率よく加熱することができる利点が
ある。
〔実施例〕
以下、この考案に係るヘアーアイロンの一実施
例を第1図ないし第4図に基づき説明する。
このヘアーアイロンは熱風供給手段1と、一対
の髪挟み板2,3とからなる。熱風供給手段1は
ヘアードライヤを利用してなり、これに髪挟み板
2,3が着脱可能に取付けられる。
熱風供給手段1たるヘアードライヤは、前後方
向に細長い筒状の本体ケース4の内部に、前から
順にヒータによる発熱部5、モータ6、軸流型の
フアン7を並べて配置している。そして本体ケー
ス4の前部下面には熱風吹出口8を、後部に吸込
口9をそれぞれ設け、モータ6でフアン7を回転
させて風を吸込口9より吸い込み、発熱部5によ
つて加熱したのち吹出口8より熱風を下向きに吹
き出すようにしている。前記吹出口8の左右開口
縁には、髪挟み板2.3の一方の背面側が抜き差
し自在に嵌合されるフランジ10,10が前後方
向に形成されている。
上下一対の髪挟み板2,3は帯板状の握り部1
2,13と、握り部12,13の各先端に一体形
成されあ断面皿形の髪挟み部14,15とを有
し、握り部12,13の後端部どうしは支軸16
で回転自在に枢結し、髪挟み部14,15の対向
面にはそれぞれ髪挟み面17,18を形成してな
る。
上下の髪挟み面17,18は断面波形に曲げら
れて髪挟み部14,15に保持固定されたパンチ
ングメタル19,20で形成される。髪挟み板
2,3間の支軸16上には髪挟み板2,3を常時
開き勝手に付勢するばね29を装着している。
上側および下側の髪挟み部14,15にはそれ
ぞれの背面14a,15aから髪挟み面17,1
8にわたつて貫通する多数の送風孔21および排
風孔22が形成される。その送風孔21および排
風孔22は前記のパンチングメタル19,20に
明けられた多数の孔で構成される。
上側の髪挟み部14の背面14aには熱風供給
口23が開口され、この熱風供給口23に前記送
風孔21を連通させている。一方、下側の髪挟み
部15の背面15aには多数の吹出孔24を形成
し、この吹出孔24に前記排風孔22を連通させ
ている。
そして、上下の波形断面をもつ髪挟み面17,
18において、下側の髪挟み面18の左右両端の
山形部18aのみはその中間の山形部18bの高
さよりも低く形成して上側の髪挟み面17の左右
両端の山形部17aにその高さ一杯に重なり合わ
ないようにすることにより、上側の髪挟み面17
の左右端に送風孔21を有する熱風逃がし面28
を形成する。
上側の髪挟み部14の背面14aに開口された
熱風供給口23は前記熱風供給手段1たるヘアー
ドライヤの熱風吹出口8の開口大きさ、形状に合
わせて形成され、そして背面14a上には前記熱
風供給口23の左右側方および前方の三方のみを
囲む平面視U字形のボス25が突設されている。
そのボス25は前記ヘアードライヤの熱風吹出
口8に形成された前記フランジ10,10にこの
前方から差し込んで後方へスライドさせ、熱風吹
出口8と熱風供給口23とが合致する位置で固定
する。すると、第2図に示すように上側の髪挟み
板2の握り部12が本体ケース4の下面側に添接
した状態に止めつけられる。なお、ボス25の前
部に突設した突起26を熱風吹出口8の前部に凹
設した凹部27に落とし込み嵌合させることによ
り、髪挟み板2,3が本体ケース4の前方へ抜け
出るのを規制している。
次に、上記構成のヘアーアイロンの使用要領に
つき説明する。熱風供給手段1の本体ケース4と
下側の髪挟み板3の握り部13を握つて髪挟み面
17,18間で髪Hを挟む。その髪Hは、熱風供
給手段1の熱風吹出口8から吹き出て熱風供給口
23および送風孔21を通る熱風で加熱され、髪
挟み面17,18の波形断面に合致するウエーブ
をつけられる。この際、熱風供給口23が上側の
髪挟み面17の直上である背面側に配設されてい
るので、熱風は髪挟み面17の送風孔21の全て
にわたつて一様に吹き付けられる。また、髪に当
てられる熱風は下側の髪挟み面18の排風孔22
から吹出孔24を通つて外方へ放出されるので髪
間での熱風の通過が良くなる。さらに、髪を大量
に挟んだ場合も熱風は髪挟み面17に至つて熱風
逃がし面28から出るので、大量の髪も効率よく
加熱することになる。
〔別実施例〕
上記実施例ではウエーブ用として、髪挟み面1
7,18を波形断面に形成したが、ストレート用
としては第5図に示すように髪挟み面17,18
をフラツトに形成すればよい。このストレート用
の場合において、熱風逃がし面28は、上側の髪
挟み面17の左右両端またはその一端が下側の髪
挟み面18と重なり合うことのないように傾斜面
に形成されることにより形成される。また、熱風
供給手段1としてはヘアードライヤを利用するに
代えて、これ専用の熱風供給手段1を一方の髪挟
み板2または3に常備する構造にすることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係るヘアーアイ
ロンの一実施例を示しており、第1図は要部断面
図、第2図は全体の側面図、第3図は受風側の髪
挟み板を髪挟み面からみた一部の平面図、第4図
は熱風供給側の髪挟み板を背面からみた平面図で
ある。第5図は本考案の別実施例を示す断面図で
ある。第6図は従来例のヘアーアイロンを示す断
面図である。第7図および第8図は別の従来例の
ヘアーアイロンを示しており、第7図は斜視図、
第8図は第7図におけるA−A線断面図である。 1…熱風供給手段、17…熱風供給側の髪挟み
面、18…受風側の髪挟み面、21…送風孔、2
2…排風孔、28…熱風逃がし面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対向する一対の髪挟み面17,18間に髪を
    挟み、熱風供給手段1から供給される熱風を一方
    の髪挟み面17に多数開口された送風孔21から
    吹き出して髪を加熱変形させるようにしたヘアー
    アイロンにおいて、熱風供給側の髪挟み面17と
    対向する受風側の髪挟み面18に、髪加熱後の熱
    風を受風側の髪挟み面18の背後側に向けて貫通
    させる多数の排風孔22を設け、熱風供給側の髪
    挟み面17の少なくとも一側端に、受風側の髪挟
    み面18と重なり合わずかつ前記送風孔21を有
    する熱風逃がし面28を設けてなることを特徴と
    するヘアーアイロン。
JP1113886U 1986-01-28 1986-01-28 Expired JPH0350801Y2 (ja)

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JPS62123703U JPS62123703U (ja) 1987-08-06
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