JPH0350804Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0350804Y2
JPH0350804Y2 JP8199786U JP8199786U JPH0350804Y2 JP H0350804 Y2 JPH0350804 Y2 JP H0350804Y2 JP 8199786 U JP8199786 U JP 8199786U JP 8199786 U JP8199786 U JP 8199786U JP H0350804 Y2 JPH0350804 Y2 JP H0350804Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamping
hot air
hair
main body
hair iron
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8199786U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62192303U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8199786U priority Critical patent/JPH0350804Y2/ja
Publication of JPS62192303U publication Critical patent/JPS62192303U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0350804Y2 publication Critical patent/JPH0350804Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning And Drying Hair (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は一対の挾持板に髪を挾んで加熱する
ことにより、髪をウエーブ形状やストレートヘア
にくせ付けするヘアーアイロンに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のヘアーアイロンとしては、例え
ば第5図に示すごときものが知られている(実開
昭54−61789号公報)。これは、ヒータ加熱手段を
内蔵する一対のアルミダイカスト製のウエーブ板
50,50で髪を挾んでウエーブするようにした
ものである。
また、第6図a,bに示すように互いに相対向
する中空のボビン5とクリツプ52の対向面にそ
れぞれ波形断面の髪挾み面51a,52aを形成
し、この髪挾み面間で髪を挾んでボビン51から
噴出する熱風で加熱してウエーブするようにした
ものがある(実開昭56−106102号公報)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、上記した前者の従来例では、アルミ
ダイカスト製のウエーブ板50をヒータで直接加
熱するものであるため、ウエーブ板50が使用可
能な温度になるまで加熱する時間が長くかかり、
またウエーブ板50に至るまでの蓄熱量が大で、
すぐに冷えにくいため、例えば、その板面に直接
肌が触れると火傷を負いやすいし、さらに洗髪
後、髪を十分に乾燥させた後でなければ使用でき
ない等の不利不便な面がある。
その点、後者の従来例によれば、髪に熱風を吹
き付けながらウエーブするものであるから、すぐ
に温まつて使用できるし、また、髪は半乾きの状
態でもそれを乾燥しながら使用できる等の利点を
有するが、未だ十分でなく、次のような欠点があ
る。
すなわち、この熱風式のヘアーアイロンでは、
熱風を中空のボビン51の長手方向の一端のソケ
ツト部からその内部に送り込み、該ボビン51の
髪挾み面51aに開口した熱風吹出孔53から吹
き出して髪を加熱するのであるが、この熱風によ
りクリツプ52およびボビン51はともに高温と
なるので挾圧力の補助のために2点鎖線で示すよ
うな開放端側を手で押圧することができず、髪の
挾圧をクリツプ52のばね力のみにより行われね
ばならず、挾持力不足となる欠点がある。
また例えば上記クリツプ52、ボビン51の外
面二重構造などにして断熱効果を上げることも考
えられるが、こうなるとクリツプ52、ボビン5
1の厚みが増大し、指を押圧しづらくなる欠点が
あり、さらにはクリツプ52、ボビン51の外面
が高温とならない手段を講じても温風の放出域B
に指が進入すると、放出される温風による火傷の
おそれもある。
〔考案の目的〕
そこでこの考案は、温風を発生する本体1と、
枢支部4に回動自在に枢支される一対の挾持体3
,32を有し、上記本体1からの温風が上記挾持
体31,32の挾持板101,102に穿設された貫
通孔9から外部へ放出されるヘアーアイロンであ
つて、上記挾持体31,32の上記貫通孔9からの
温風放出域Aから開放端側に突出した位置に、挾
圧補助手段としての押圧部3a,3bを段差dを
有して凹入形成することで上記欠点を解消し、開
放端側を手で容易に押圧できるようにして挾圧力
の補強が容易に行なえる温風式ヘアーアイロンを
提供することを目的とする。
〔実施例〕
以下、この実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案に係るストレートヘア用ヘア
ーアイロンであり、本体1と本体側部に設けられ
たロツクボタン1aの操作により本体1とアタツ
チメント2がスライド着脱自在であり、例えば、
挾持形ヘアーアイロン用アタツチメント2の他に
コーム21などを付け替えることが可能である。
アタツチメント2は、2枚の上下挾持体3,3
,32が枢支部4を中心として開閉自在となつて
いる。この挾持体31,32には熱伝導の良いアル
ミニウム等の金属製から成る挾持体101,102
が設けられ、上挾持体101には中央部10cを
除く個所に貫通孔9が穿設されている。下挾持板
102には該貫通孔9を形成しておらず、この実
施例においては非使用時には両挾持板101,1
2が枢支部4内のコイルばね5の付勢力により、
該中央部10cと下挾持板102の頂部が当接し
ており、指当て部6を操作することにより、該コ
イルばね5のばね力に抗して、挾持体3が開閉
し、髪を挾持した該挾圧力の補強のための押圧部
3a,3bを別の手で押圧し、髪をセツトするも
のである。7はヘアーアイロン本体に設けられた
スイツチであり、OFF、冷風、温風の三段階切
換となつている。
8は上挾持体31の両側端に形成されたガイド
突起であり、挾持体3に挾持される髪のガイドを
行つている。9は両挾持板101に穿設された風
供給のための貫通孔であり、本体1からの温風や
冷風を挾持板101,102の髪との当接面10c
に供給している。
11は挾持体3に多量の髪が挾まれた時などに
温風を側面方向に逃がすための通風孔であり、上
挾持体31の両肩部3cに適数穿設されている。
132は下挾持体32の開放端側に設けられた嵌
合用突起であり、挾持時あるいは保管時に上挾持
体31に形成された凹部131と嵌合し挾持体3の
横方向の位置ずれを防止している。
第2図に示されるように下挾持体32の裏面に
は凹凸状のローレツト15,16が形成されてお
り、押圧部3bのすべり止めの効果と下挾持体3
の放熱効果を有している。
第3図はこの考案に係るヘアーアイロンの長手
方向一部断面図であり、下挾持板102は弾発用
板ばね14により弾持されており、挾持方向に移
動自在である。
使用の際にはスイツチ7を投入し、挾持板10
,102間へ温風を供給し、髪Hを所望のヘアー
にセツト(この場合ストレートヘア)するもので
あるが、上述した嵌合用突起132と凹部131
挾持時に嵌合しているので、挾持板101,102
を幅方向に移動させても位置ずれが生じることな
く、特にこの実施例においては開放端側の指押圧
部3a,3bの位置に上記突起132と凹部131
を形成しているので、指で押圧した状態で突起1
2と凹部131が嵌合し、確実に幅方向への位置
ずれを防止することができる。
また、上記押圧部3a,3bは温風放出域Aか
ら外方へ突出した位置に段差dを有して凹入形成
しているので挾圧しやすく、また壁部3dが温風
放出域Aへの指の進入を阻止しているので、外部
へ放出される温風あるいは、温風により高温とな
る下挾持体32の下面などに指が当たつて火傷す
るおそれもない。
さらに本実施例では、第3図断面図に良く示さ
れるように挾持板101,102に供給される温風
が、開放端側、すなわち指で押圧している側に放
出されるのを上記突起132と凹部131の嵌合に
より確実に防止し、開放端側を押圧している指が
熱くなるのを防いでいる。殊にこの実施例では空
洞部17やローレツト15,16により押圧部3
a,3bへの断熱効果がより向上するものであ
る。
〔他の実施例〕
なお、本実施例においては非使用時に挾持体3
が閉じているいわゆる常閉型のヘアーアイロンに
ついて述べたが、第4図に示すような常開型ヘア
ーアイロン19においても、開放端側に形成した
嵌合部181,182が同様の効果を有すことは言
うまでもない。なお、この実施例においては挾持
板20の断面形状は波形をしており、ウエーブの
かかるヘアーアイロンを示している。
〔考案の効果〕 以上のようにこの考案によれば、温風を発生す
る本体1と、枢支部4に回動自在に枢支される一
対の挾持体31,32を有し、上記本体1からの温
風が上記挾持体31,32の挾持板101,102
穿設された貫通孔9から外部へ放出されるヘアー
アイロンであつて、上記挾持体31,32の上記貫
通孔9からの温風放出域Aから開放端側に突出し
た位置に、挾圧補助手段としての押圧部3a,3
bを段差dを有して凹入形成したので、押圧部3
a,3bの厚みが薄くなり挾圧補強を行いやす
く、また段差dを有しているので壁部3dが指の
温風放出域への進入を阻止することができる等の
効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るヘアーアイロンを示す
分解斜視図、第2図は下挾持板の裏面を示す正面
図、第3図はこの考案に係るヘアーアイロンの一
部断面図、第4図は他の実施例を示す斜視図であ
り、第5図および第6図a,bは従来例を示す断
面図および斜視図である。 1…本体、31,32…挾持体、4…枢支部、9
…貫通孔、101,102…挾持板、3a,3b…
押圧部、A…温風放出域、d…段差。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 温風を発生する本本1と、枢支部4に回動自在
    に枢支される一対の挾持体31,32を有し、上記
    本体1からの温風が上記挾持体31,32の挾持板
    101,102に穿設された貫通孔9から外部へ放
    出されるヘアーアイロンであつて、上記挾持体3
    ,32の上記貫通孔9からの温風放出域Aから開
    放端側に突出した位置に、挾圧補助手段としての
    押圧部3a,3bを段差dを有して凹入形成した
    ことを特徴とするヘアーアイロン。
JP8199786U 1986-05-29 1986-05-29 Expired JPH0350804Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8199786U JPH0350804Y2 (ja) 1986-05-29 1986-05-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8199786U JPH0350804Y2 (ja) 1986-05-29 1986-05-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62192303U JPS62192303U (ja) 1987-12-07
JPH0350804Y2 true JPH0350804Y2 (ja) 1991-10-30

Family

ID=30934252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8199786U Expired JPH0350804Y2 (ja) 1986-05-29 1986-05-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0350804Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11216012A (ja) * 1998-02-04 1999-08-10 Tetsuji Nakamura ヘアーアイロン
JP2015104448A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヘアーアイロンおよびその使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62192303U (ja) 1987-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5522407A (en) Heated hair clip
US20130146081A1 (en) Hair styling apparatus
JPH0350804Y2 (ja)
JP2009136304A (ja) ヘアーアイロン
JPH04642B2 (ja)
JPH0350802Y2 (ja)
US3779255A (en) Hair curling implement
JPH0350803Y2 (ja)
JP3350903B1 (ja) こて付きドライヤー
JPH0411603Y2 (ja)
KR200391281Y1 (ko) 전기 고데기
JPS6020327Y2 (ja) アイロン兼用ドライヤ−
WO1999039608A1 (fr) Fer a friser
JPH041845Y2 (ja)
JPH041842Y2 (ja)
CN215583349U (zh) 一种卷发器
JPH0350801Y2 (ja)
KR102564674B1 (ko) 전기 고데기
JP2000004929A (ja) ヘアーアイロン
CN210446020U (zh) 一种多功能直发梳
JPH0126324Y2 (ja)
KR200209910Y1 (ko) 헤어아이론의 보조 가열기
JPH041843Y2 (ja)
JP2002345537A (ja) ヘアーアイロン
JPS636973Y2 (ja)