JPH041843Y2 - - Google Patents
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- JPH041843Y2 JPH041843Y2 JP1448187U JP1448187U JPH041843Y2 JP H041843 Y2 JPH041843 Y2 JP H041843Y2 JP 1448187 U JP1448187 U JP 1448187U JP 1448187 U JP1448187 U JP 1448187U JP H041843 Y2 JPH041843 Y2 JP H041843Y2
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- auxiliary grip
- grip part
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Landscapes
- Cleaning And Drying Hair (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、1対の髪挟み型板間に頭髪を挟み
加熱加圧してくせ付けを行うさい蒸気を使用する
形態の蒸気ヘアーアイロンに関する。
加熱加圧してくせ付けを行うさい蒸気を使用する
形態の蒸気ヘアーアイロンに関する。
蒸気を使用するヘアーアイロンの従来技術とし
て、例えば特公昭53−47744号公報がある。そこ
では髪巻筒の先端に水を貯溜する給水カートリツ
ジを備えており、蒸気供給時に給水カートリツジ
を髪巻筒内に押し込み操作すると、給水カートリ
ツジの端から露出する含水材が髪巻筒内の発熱体
に接触して蒸気を発生し、髪巻筒に設けたノズル
孔から蒸気が吹き出て該髪巻筒上の頭髪間に浸透
するものとなつている。
て、例えば特公昭53−47744号公報がある。そこ
では髪巻筒の先端に水を貯溜する給水カートリツ
ジを備えており、蒸気供給時に給水カートリツジ
を髪巻筒内に押し込み操作すると、給水カートリ
ツジの端から露出する含水材が髪巻筒内の発熱体
に接触して蒸気を発生し、髪巻筒に設けたノズル
孔から蒸気が吹き出て該髪巻筒上の頭髪間に浸透
するものとなつている。
このように、従来からある蒸気式のヘアーアイ
ロンとしては頭髪を髪巻筒に巻いてカール状にく
せ付けをする髪巻き式のものに関してのみであ
る。
ロンとしては頭髪を髪巻筒に巻いてカール状にく
せ付けをする髪巻き式のものに関してのみであ
る。
これに対し、本考案は実開昭54−61789号公報
などにみられるように1対の開閉自在な断面波形
の髪挟み型板を備えていて、頭髪をウエーブ状に
くせ付けをする髪挟み式のヘアーアイロンを対象
とするが、かかる髪挟み式のヘアーアイロンを蒸
気式にしたものは従来知られていない。
などにみられるように1対の開閉自在な断面波形
の髪挟み型板を備えていて、頭髪をウエーブ状に
くせ付けをする髪挟み式のヘアーアイロンを対象
とするが、かかる髪挟み式のヘアーアイロンを蒸
気式にしたものは従来知られていない。
上記した髪挟み式のヘアーアイロンを、髪巻き
式のヘアーアイロンと同様に蒸気式にするには、
髪巻筒を髪挟み型板に置き換え、蒸気吹出用のノ
ズル孔をその型板に開口すればよいことになる。
式のヘアーアイロンと同様に蒸気式にするには、
髪巻筒を髪挟み型板に置き換え、蒸気吹出用のノ
ズル孔をその型板に開口すればよいことになる。
しかし、髪巻き式のヘアーアイロンのように給
水カートリツジを髪巻筒軸心方向に直接手で押し
込み操作して蒸気を発生させる形態をとる場合
は、髪挟み式のヘアーアイロンの用法上、整合性
が得られにくく使い勝手が悪い。
水カートリツジを髪巻筒軸心方向に直接手で押し
込み操作して蒸気を発生させる形態をとる場合
は、髪挟み式のヘアーアイロンの用法上、整合性
が得られにくく使い勝手が悪い。
なぜなら、髪挟み式のヘアーアイロンでは、頭
髪を髪挟み型板間に挟み固定した状態で所定時間
保持しておく必要があり、この髪挟み状態を確実
に保持するために両手でその挟持操作を行なわな
ければならないからである。すなわち、髪挟み型
板を支持した挟持体の一端側の主グリツプ部を一
方の手で握り、他端側の補助グリツプ部を他方の
手で挟み持つことになる。従つて、くせ付け位置
を定めて頭髪を挟み保持した後、蒸気供給のため
に別途給水カートリツジの押し込み操作を行うこ
とになると、その押し込み操作方向が補助グリツ
プ部の挟み付け方向と異なるから、髪挟み型板の
挟持姿勢を主グリツプ部上の片手で保持し、他方
の手を一たん補助グリツプ部から離して給水カー
トリツジを押し込み操作しなければならず、この
ときくせ付け位置がずれたり、くせ付けされたウ
エーブが不揃いになりやすい。また、蒸気供給位
置と蒸気供給後に挟み付けた位置がずれて、効果
的なくせ付けを行えなくなるという操作上の難点
が生じる。
髪を髪挟み型板間に挟み固定した状態で所定時間
保持しておく必要があり、この髪挟み状態を確実
に保持するために両手でその挟持操作を行なわな
ければならないからである。すなわち、髪挟み型
板を支持した挟持体の一端側の主グリツプ部を一
方の手で握り、他端側の補助グリツプ部を他方の
手で挟み持つことになる。従つて、くせ付け位置
を定めて頭髪を挟み保持した後、蒸気供給のため
に別途給水カートリツジの押し込み操作を行うこ
とになると、その押し込み操作方向が補助グリツ
プ部の挟み付け方向と異なるから、髪挟み型板の
挟持姿勢を主グリツプ部上の片手で保持し、他方
の手を一たん補助グリツプ部から離して給水カー
トリツジを押し込み操作しなければならず、この
ときくせ付け位置がずれたり、くせ付けされたウ
エーブが不揃いになりやすい。また、蒸気供給位
置と蒸気供給後に挟み付けた位置がずれて、効果
的なくせ付けを行えなくなるという操作上の難点
が生じる。
この考案は上記のような問題点を解消するため
に提案されたものであり、髪挟み式のヘアーアイ
ロンの用法にマツチした使い勝手の良い蒸気発生
手段を備えた蒸気ヘアーアイロンを提供すること
を目的とする。
に提案されたものであり、髪挟み式のヘアーアイ
ロンの用法にマツチした使い勝手の良い蒸気発生
手段を備えた蒸気ヘアーアイロンを提供すること
を目的とする。
この考案では、髪挟み型板4,5を有する挟持
体1,2の補助グリツプ部7を挟み持つ手を補助
グリツプ部7から離すことなく持ち続けた状態の
ままで蒸気を発生できるようにしたものである。
体1,2の補助グリツプ部7を挟み持つ手を補助
グリツプ部7から離すことなく持ち続けた状態の
ままで蒸気を発生できるようにしたものである。
そのために、一端側に主グリツプ部6を、他端
側に補助グリツプ部7をそれぞれ有する開閉自在
な1対の挟持体1,2と、挟持体1,2の補助グ
リツプ部7,7を有する側の対向面にそれぞれ装
着された髪挟み型板4,5と、髪挟み型板4,5
の少なくとも一方の対向面側に開口された多数の
ノズル孔8と、ノズル孔8に水蒸気を供給する蒸
気発生手段とを備えており、蒸気発生手段が挟持
体1又は2に装着された加熱手段10と含水材1
2とを有してなる蒸気ヘアーアイロンを前提とす
る。
側に補助グリツプ部7をそれぞれ有する開閉自在
な1対の挟持体1,2と、挟持体1,2の補助グ
リツプ部7,7を有する側の対向面にそれぞれ装
着された髪挟み型板4,5と、髪挟み型板4,5
の少なくとも一方の対向面側に開口された多数の
ノズル孔8と、ノズル孔8に水蒸気を供給する蒸
気発生手段とを備えており、蒸気発生手段が挟持
体1又は2に装着された加熱手段10と含水材1
2とを有してなる蒸気ヘアーアイロンを前提とす
る。
かくして、ノズル孔8を有する挟持体1又は2
の補助グリツプ部7に操作部材13を挟持体1,
2の開閉方向と同一方向に出没自在に装着し、こ
の操作部材13の没入操作により含水材12が加
熱手段10に接触して水蒸気を発生させることが
できるようにしたものである。
の補助グリツプ部7に操作部材13を挟持体1,
2の開閉方向と同一方向に出没自在に装着し、こ
の操作部材13の没入操作により含水材12が加
熱手段10に接触して水蒸気を発生させることが
できるようにしたものである。
本考案では、補助グリツプ部7に操作部材13
を挟持体1,2の開閉方向と同一方向に出没自在
に装着し、この操作部材13の没入操作により含
水材12を加熱手段10に接触させて水蒸気を発
生するようにしたので、挟持体1,2の補助グリ
ツプ部7を挟み持つ手の指先のみで操作部材13
を簡単に没入操作させて蒸気を発生させることが
できる。したがつて、従来の髪挟み式のヘアーア
イロンと同様に挟持体1,2の補助グリツプ部
7,7を挟み持つ手をその補助グリツプ部7上に
位置させたままで頭髪の挟み付けと蒸気供給とを
同時に行えるため、蒸気供給動作を行うことによ
つて髪挟み位置がずれるようなことがなくなり、
蒸気供給位置とくせ付け位置を常に一致させて効
果的なくせ付けが行え、髪挟み式のヘアーアイロ
ンでありながらこれの用法にマツチした使い勝手
の良いものとなる。また、挟持体1,2の補助グ
リツプ部7,7を挟み持つ手をそのままにして蒸
気を発生できることにより、蒸気によるくせ付け
操作が容易になり、とくに側頭部から後頭部にか
けてくせ付けを行う場合でも、簡単な操作で確実
に頭髪をくせ付けできるという利点がある。
を挟持体1,2の開閉方向と同一方向に出没自在
に装着し、この操作部材13の没入操作により含
水材12を加熱手段10に接触させて水蒸気を発
生するようにしたので、挟持体1,2の補助グリ
ツプ部7を挟み持つ手の指先のみで操作部材13
を簡単に没入操作させて蒸気を発生させることが
できる。したがつて、従来の髪挟み式のヘアーア
イロンと同様に挟持体1,2の補助グリツプ部
7,7を挟み持つ手をその補助グリツプ部7上に
位置させたままで頭髪の挟み付けと蒸気供給とを
同時に行えるため、蒸気供給動作を行うことによ
つて髪挟み位置がずれるようなことがなくなり、
蒸気供給位置とくせ付け位置を常に一致させて効
果的なくせ付けが行え、髪挟み式のヘアーアイロ
ンでありながらこれの用法にマツチした使い勝手
の良いものとなる。また、挟持体1,2の補助グ
リツプ部7,7を挟み持つ手をそのままにして蒸
気を発生できることにより、蒸気によるくせ付け
操作が容易になり、とくに側頭部から後頭部にか
けてくせ付けを行う場合でも、簡単な操作で確実
に頭髪をくせ付けできるという利点がある。
〔第1実施例〕
第1図ないし第3図は本考案に係る蒸気ヘアー
アイロンの第1実施例を示す。
アイロンの第1実施例を示す。
このヘアーアイロンは相対向する1対の挟持体
1,2を有し、両挟持体1,2の一端どうしを軸
3で連結し、その軸3まわりの揺動によつて両挟
持体1,2が開閉操作可能である。図示していな
いが、両挟持体1,2間にはこれを常時開き姿勢
に付勢するばね部材が介装されている。
1,2を有し、両挟持体1,2の一端どうしを軸
3で連結し、その軸3まわりの揺動によつて両挟
持体1,2が開閉操作可能である。図示していな
いが、両挟持体1,2間にはこれを常時開き姿勢
に付勢するばね部材が介装されている。
各挟持体1,2において、軸3を有する揺動基
端側の一端が主グリツプ部6に、揺動先端側の他
端が補助グリツプ部7にそれぞれなつており、主
グリツプ部6が挟持体1、2の軸3と補助グリツ
プ部7との間に位置している。一般に使用者は主
グリツプ部6を右手で、補助グリツプ部7を左手
でつかむことになる。
端側の一端が主グリツプ部6に、揺動先端側の他
端が補助グリツプ部7にそれぞれなつており、主
グリツプ部6が挟持体1、2の軸3と補助グリツ
プ部7との間に位置している。一般に使用者は主
グリツプ部6を右手で、補助グリツプ部7を左手
でつかむことになる。
各挟持体1,2の補助グリツプ部7,7を有す
る側の対向面には髪挟み型板4,5がそれぞれ装
着されている。相対向する髪挟み型板4,5はそ
れぞれ、例えばアルミダイキヤスト成形、または
アルミ押出し成形材を定寸切断することなどによ
り、両者対向面のそれぞれに互いにかみ合う断面
波形の髪挟み面9,9を有する厚肉状に形成され
ている。一方(図では下方)の髪挟み型板5の背
面から髪挟み面9に向かって多数の蒸気吹出用の
ノズル孔8を開口する。また各髪挟み型板4,5
は平面視で矩形状に形成し、その背面側に面状発
熱体からなる加熱手段10,10が密着固定され
ている。この加熱手段10は熱伝導性を有する耐
熱カバー10aで被覆して後述する含水材12と
の頻繁な接触作用にも十分に耐えられるものとし
てある。
る側の対向面には髪挟み型板4,5がそれぞれ装
着されている。相対向する髪挟み型板4,5はそ
れぞれ、例えばアルミダイキヤスト成形、または
アルミ押出し成形材を定寸切断することなどによ
り、両者対向面のそれぞれに互いにかみ合う断面
波形の髪挟み面9,9を有する厚肉状に形成され
ている。一方(図では下方)の髪挟み型板5の背
面から髪挟み面9に向かって多数の蒸気吹出用の
ノズル孔8を開口する。また各髪挟み型板4,5
は平面視で矩形状に形成し、その背面側に面状発
熱体からなる加熱手段10,10が密着固定され
ている。この加熱手段10は熱伝導性を有する耐
熱カバー10aで被覆して後述する含水材12と
の頻繁な接触作用にも十分に耐えられるものとし
てある。
挟持体2の補助グリツプ部7の内壁面とこれに
対向する髪挟み型板5の加熱手段10を有する背
面との間に、気化室11が前記ノズル孔8に連通
するよう形成される。気化室11には蒸気発生手
段を備えている。
対向する髪挟み型板5の加熱手段10を有する背
面との間に、気化室11が前記ノズル孔8に連通
するよう形成される。気化室11には蒸気発生手
段を備えている。
蒸気発生手段は、前記加熱手段10と、これに
対し接離自在に配置される含水材12と、加熱手
段10に対し含水材12を接離操作する操作部材
13とからなる。
対し接離自在に配置される含水材12と、加熱手
段10に対し含水材12を接離操作する操作部材
13とからなる。
含水材12は、フエルト、グラスウールマツ
ト、ロツクウールマツトなどの耐熱性の繊維塊か
らなり、この一部12aが給水タンク14の開口
部から外方へ突出するよう該タンク14に装填さ
れている。この給水タンク14は、含水材12の
一部12aが加熱手段10に接触する位置と、そ
れから離される位置とにわたつて軸15まわりに
揺動自在に支持する。
ト、ロツクウールマツトなどの耐熱性の繊維塊か
らなり、この一部12aが給水タンク14の開口
部から外方へ突出するよう該タンク14に装填さ
れている。この給水タンク14は、含水材12の
一部12aが加熱手段10に接触する位置と、そ
れから離される位置とにわたつて軸15まわりに
揺動自在に支持する。
給水タンク14を揺動操作する前記操作部材1
3は、挟持体2の補助グリツプ部7の特に先端部
に設けた開口部16に、挟持体1,2の開閉方向
と同一方向に出没するよう抜け止め状に装着され
る。この操作部材13はこれを常に突出付勢する
ばね17を備えている。給水タンク14の軸15
とは反対側の端部18に操作部材13を接当係合
してあり、これで操作部材13の没入動作により
給水タンク14は含水材12の一部12aが加熱
手段10に接触する方向に揺動できる。
3は、挟持体2の補助グリツプ部7の特に先端部
に設けた開口部16に、挟持体1,2の開閉方向
と同一方向に出没するよう抜け止め状に装着され
る。この操作部材13はこれを常に突出付勢する
ばね17を備えている。給水タンク14の軸15
とは反対側の端部18に操作部材13を接当係合
してあり、これで操作部材13の没入動作により
給水タンク14は含水材12の一部12aが加熱
手段10に接触する方向に揺動できる。
これが使用に際しては、加熱手段10,10に
通電して髪挟み型板4,5を加熱する。両型板
4,5間にくせ付けしようとする頭髪を位置さ
せ、挟持体1,2の主グリツプ部6,6を一方の
手で握り、さらに補助グリツプ部7,7を他方の
手で挟み操作して髪挟み型板4,5を閉じ合わせ
ることにより、頭髪が髪挟み面9,9に沿つて挟
持される。このとき、第1図に示すように補助グ
リツプ部7上の手の指先で操作部材13を押して
没入させることにより、給水タンク14が軸15
まわりに揺動して含水材12の一部12aが加熱
手段10に接触し、瞬間的に水蒸気を発生する。
発生した水蒸気はノズル孔8から髪挟み面9に吹
き出し、挟持されている頭髪の間に浸透して頭髪
を軟化させ、そのくせ付けを促進する。
通電して髪挟み型板4,5を加熱する。両型板
4,5間にくせ付けしようとする頭髪を位置さ
せ、挟持体1,2の主グリツプ部6,6を一方の
手で握り、さらに補助グリツプ部7,7を他方の
手で挟み操作して髪挟み型板4,5を閉じ合わせ
ることにより、頭髪が髪挟み面9,9に沿つて挟
持される。このとき、第1図に示すように補助グ
リツプ部7上の手の指先で操作部材13を押して
没入させることにより、給水タンク14が軸15
まわりに揺動して含水材12の一部12aが加熱
手段10に接触し、瞬間的に水蒸気を発生する。
発生した水蒸気はノズル孔8から髪挟み面9に吹
き出し、挟持されている頭髪の間に浸透して頭髪
を軟化させ、そのくせ付けを促進する。
補助グリツプ部7上の手の指を操作部材13か
ら離すと、含水材12が加熱手段10から離れて
水蒸気の発生が停止する。この後も引き続き挟持
体1,2の閉じ状態を維持することにより、頭髪
が髪挟み型板4,5で加熱されて乾燥され、この
ときの加熱作用と加圧作用とによつて、頭髪が髪
挟み面9,9と同じ形にくせ付けされる。挟持体
1,2の開閉操作をくり返しても、給水タンク1
4内に水が残っている限りは、一定量の水蒸気を
発生させて髪挟み面9に吹き出し供給することが
できる。なお、図示していないが、給水タンク1
4への水の補給は該タンク14ごと気化室11に
出し入れ自在にするか、あるいは該タンク14に
補給口を設けてこれより補給する。
ら離すと、含水材12が加熱手段10から離れて
水蒸気の発生が停止する。この後も引き続き挟持
体1,2の閉じ状態を維持することにより、頭髪
が髪挟み型板4,5で加熱されて乾燥され、この
ときの加熱作用と加圧作用とによつて、頭髪が髪
挟み面9,9と同じ形にくせ付けされる。挟持体
1,2の開閉操作をくり返しても、給水タンク1
4内に水が残っている限りは、一定量の水蒸気を
発生させて髪挟み面9に吹き出し供給することが
できる。なお、図示していないが、給水タンク1
4への水の補給は該タンク14ごと気化室11に
出し入れ自在にするか、あるいは該タンク14に
補給口を設けてこれより補給する。
〔第2実施例〕
第4図は前記操作部材13の配設位置を変更し
た本考案の第2実施例を示す。これでは操作部材
13を補助グリツプ部7の幅方向中央の位置Sよ
り一側寄りに偏した位置Aに設けて、蒸気を発生
させないときは補助グリツプ部7をつかんでいる
手の指を他側寄りの位置Bにずらして補助グリツ
プ部7をそのままつかみ維持できるようにするこ
とにより、補助グリツプ部7上の手で不用意に操
作部材13が操作されることがないようにした。
た本考案の第2実施例を示す。これでは操作部材
13を補助グリツプ部7の幅方向中央の位置Sよ
り一側寄りに偏した位置Aに設けて、蒸気を発生
させないときは補助グリツプ部7をつかんでいる
手の指を他側寄りの位置Bにずらして補助グリツ
プ部7をそのままつかみ維持できるようにするこ
とにより、補助グリツプ部7上の手で不用意に操
作部材13が操作されることがないようにした。
〔第3実施例〕
第5図および第6図は本考案の第3実施例を示
しており、これでは操作部材13と給水タンク1
4とを兼用した構造にしてあり、これに含水材1
2を装填してある。このタンク兼用の操作部材1
3は挟持体2の補助グリツプ部7の一部に設けた
凹部19にばね20を介して出没自在に装着して
あり、この出没動作により含水材12の一部が髪
挟み型板5の背面上の加熱手段10に対し接離す
るようにする。もつとも、この場合も操作部材1
3の出没方向は挟持体1,2の開閉方向と同じに
設定してあり、補助グリツプ部7を挟み持つ手の
指で操作部材13を凹部19内に没入操作する
と、含水材12が加熱手段10に接触して蒸気を
発生する。
しており、これでは操作部材13と給水タンク1
4とを兼用した構造にしてあり、これに含水材1
2を装填してある。このタンク兼用の操作部材1
3は挟持体2の補助グリツプ部7の一部に設けた
凹部19にばね20を介して出没自在に装着して
あり、この出没動作により含水材12の一部が髪
挟み型板5の背面上の加熱手段10に対し接離す
るようにする。もつとも、この場合も操作部材1
3の出没方向は挟持体1,2の開閉方向と同じに
設定してあり、補助グリツプ部7を挟み持つ手の
指で操作部材13を凹部19内に没入操作する
と、含水材12が加熱手段10に接触して蒸気を
発生する。
なお、操作部材13は凹部19に取り外し自在
に装着し、これを取り外すことにより水を補給で
きるものとしてある。
に装着し、これを取り外すことにより水を補給で
きるものとしてある。
〔第4実施例〕
第7図および第8図は本考案の第4実施例を示
している。これでは、挟持体2の補助グリツプ部
7の内壁面側に給水タンク14を形成し、この給
水タンク14とこれに対向配備された髪挟み型板
5との間に気化室11を形成する。気化室11内
においては、髪挟み型板5の背面上に加熱手段1
0を装着するとともに、給水タンク14の気化室
11に面する側の壁の一部から導水材21を前記
加熱手段10と対向するように突出させる。導水
材21は、後述の含水材12と同様にフエルトな
どからなり、給水タンク14内に貯えた水に浸漬
状態とする。そして、導水材21と加熱手段10
との間には含水材12を保持した含水材保持板2
2が配置され、この含水材保持板22の一端は気
化室11内の軸受部23に軸24まわり揺動自在
に枢着し、その他端には操作部材13を一体的に
取りつける。操作部材13は補助グリツプ部7の
給水タンク14より先端側にばね25を介して出
没自在に備えられる。なお、給水タンク14は補
給口26を有し、これに栓27を着脱可能に詰め
ている。
している。これでは、挟持体2の補助グリツプ部
7の内壁面側に給水タンク14を形成し、この給
水タンク14とこれに対向配備された髪挟み型板
5との間に気化室11を形成する。気化室11内
においては、髪挟み型板5の背面上に加熱手段1
0を装着するとともに、給水タンク14の気化室
11に面する側の壁の一部から導水材21を前記
加熱手段10と対向するように突出させる。導水
材21は、後述の含水材12と同様にフエルトな
どからなり、給水タンク14内に貯えた水に浸漬
状態とする。そして、導水材21と加熱手段10
との間には含水材12を保持した含水材保持板2
2が配置され、この含水材保持板22の一端は気
化室11内の軸受部23に軸24まわり揺動自在
に枢着し、その他端には操作部材13を一体的に
取りつける。操作部材13は補助グリツプ部7の
給水タンク14より先端側にばね25を介して出
没自在に備えられる。なお、給水タンク14は補
給口26を有し、これに栓27を着脱可能に詰め
ている。
しかるときは、操作部材13が第7図に示すよ
うに補助グリツプ部7より突出している常態時に
は含水材12が導水材21の突出端に接触してい
て給水タンク14内の水を導水材21の毛細管現
象を介して含有する。第8図に示すように操作部
材13が指操作で没入されると、含水材12が導
水材21から離れ、加熱手段10に接触して水蒸
気(含水材12に含有する1回分の蒸気のみ)を
発生する。
うに補助グリツプ部7より突出している常態時に
は含水材12が導水材21の突出端に接触してい
て給水タンク14内の水を導水材21の毛細管現
象を介して含有する。第8図に示すように操作部
材13が指操作で没入されると、含水材12が導
水材21から離れ、加熱手段10に接触して水蒸
気(含水材12に含有する1回分の蒸気のみ)を
発生する。
〔第5実施例〕
第9図は本考案の第5実施例を示しており、挟
持体1,2をX状に交叉させ、この交叉部を軸3
で枢着して、挟持体1,2の軸3より一端側を主
グリツプ部6とし、他端側を補助グリツプ部7と
してある。
持体1,2をX状に交叉させ、この交叉部を軸3
で枢着して、挟持体1,2の軸3より一端側を主
グリツプ部6とし、他端側を補助グリツプ部7と
してある。
その他に、本考案は髪挟み型板4、5の双方か
ら蒸気が供給できるようにしてもよい。
ら蒸気が供給できるようにしてもよい。
髪挟み面9の断面形状は必ずしも波形である必
要はなく、くせ付け形状の種類に応じた任意の断
面形状にできる。例えば、ストレート形状にくせ
付けを行うものであつてもよい。
要はなく、くせ付け形状の種類に応じた任意の断
面形状にできる。例えば、ストレート形状にくせ
付けを行うものであつてもよい。
加熱手段10は髪挟み型板5の加熱に用いるも
のとは別に、蒸気発生専用として別に設けたもの
でもよい。
のとは別に、蒸気発生専用として別に設けたもの
でもよい。
第1図ないし第3図は本考案に係る蒸気ヘアー
アイロンの第1実施例を示しており、第1図は閉
じ状態の縦断側面図、第2図は開き状態の縦断側
面図、第3図は挟持体の補助グリツプ部の底面図
である。第4図は本考案に係る蒸気ヘアーアイロ
ンの第2実施例を示す補助グリツプ部の底面図で
ある。第5図および第6図は本考案に係る蒸気ヘ
アーアイロンの第3実施例を示しており、第5図
は開き状態の縦断側面図、第6図は閉じ状態の縦
断正面図である。第7図および第8図は本考案に
係る蒸気ヘアーアイロンの第4実施例を示してお
り、第7図は蒸気を発生しない状態で示す断面
図、第8図は蒸気発生時の状態で示す断面図であ
る。第9図は本考案に係る蒸気ヘアーアイロンの
第5実施例を示す開き状態の側面図である。 1,2……挟持体、3……軸、4,5……髪挟
み型板、6……主グリツプ部、7……補助グリツ
プ部、8……ノズル孔、9……髪挟み面、10…
…加熱手段、11……気化室、12……含水材、
13……操作部材、14……給水タンク。
アイロンの第1実施例を示しており、第1図は閉
じ状態の縦断側面図、第2図は開き状態の縦断側
面図、第3図は挟持体の補助グリツプ部の底面図
である。第4図は本考案に係る蒸気ヘアーアイロ
ンの第2実施例を示す補助グリツプ部の底面図で
ある。第5図および第6図は本考案に係る蒸気ヘ
アーアイロンの第3実施例を示しており、第5図
は開き状態の縦断側面図、第6図は閉じ状態の縦
断正面図である。第7図および第8図は本考案に
係る蒸気ヘアーアイロンの第4実施例を示してお
り、第7図は蒸気を発生しない状態で示す断面
図、第8図は蒸気発生時の状態で示す断面図であ
る。第9図は本考案に係る蒸気ヘアーアイロンの
第5実施例を示す開き状態の側面図である。 1,2……挟持体、3……軸、4,5……髪挟
み型板、6……主グリツプ部、7……補助グリツ
プ部、8……ノズル孔、9……髪挟み面、10…
…加熱手段、11……気化室、12……含水材、
13……操作部材、14……給水タンク。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一端側に主グリツプ部6を、他端側に補助グリ
ツプ部7をそれぞれ有する開閉自在な一対の挟持
体1,2と、挟持体1,2の補助グリツプ部7,
7を有する側の対向面にそれぞれ装着された髪挟
み型板4,5と、髪挟み型板4,5の少なくとも
一方の対向面側に開口された多数のノズル孔8
と、ノズル孔8に水蒸気を供給する蒸気発生手段
とを備えており、 蒸気発生手段は、ノズル孔8を有する挟持体1
又は2の補助グリツプ部7に挟持体1,2の開閉
方向と同一方向に出没自在に装着された操作部材
13と、挟持体1又は2に装着された加熱手段1
0、およびこれに対し接離自在に配置された含水
材12とを含み、操作部材13の没入動作により
含水材12が加熱手段10に接触するよう構成し
てなる蒸気ヘアーアイロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1448187U JPH041843Y2 (ja) | 1987-02-02 | 1987-02-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1448187U JPH041843Y2 (ja) | 1987-02-02 | 1987-02-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63123203U JPS63123203U (ja) | 1988-08-10 |
JPH041843Y2 true JPH041843Y2 (ja) | 1992-01-22 |
Family
ID=30804507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1448187U Expired JPH041843Y2 (ja) | 1987-02-02 | 1987-02-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH041843Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1282434C (zh) | 2002-06-26 | 2006-11-01 | 松下电工株式会社 | 烫发器 |
-
1987
- 1987-02-02 JP JP1448187U patent/JPH041843Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63123203U (ja) | 1988-08-10 |
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