JP2002345537A - ヘアーアイロン - Google Patents

ヘアーアイロン

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JP2002345537A
JP2002345537A JP2001158013A JP2001158013A JP2002345537A JP 2002345537 A JP2002345537 A JP 2002345537A JP 2001158013 A JP2001158013 A JP 2001158013A JP 2001158013 A JP2001158013 A JP 2001158013A JP 2002345537 A JP2002345537 A JP 2002345537A
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JP
Japan
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housing
hair iron
hair
open
water tank
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JP2001158013A
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Inventor
Yoshiyuki Nanba
嘉行 南波
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手のひらに収まる大きさのハウジングを有し
たヘアーアイロンにおいて、使用者にとって持ち易いよ
うにしたヘアーアイロンを提供する。 【解決手段】 上下のハウジング1,2を使用者の手の
ひらに収まる大きさに形成する。上下のハウジング1,
2のうち少なくとも一方のハウジングの外面に、ハウジ
ングの枢支端Aと開閉端Bとを結ぶ方向に長尺である凸
稜部14を外方に向けて突設する。上記凸稜部14の幅
端縁のうち少なくとも一方の幅端縁に沿って凹条部15
を凹設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪の癖付けを行
うためのヘアーアイロンに関する発明である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、加熱した1対の熱板の間に毛髪を挟持させて毛髪に
癖付けを行うヘアーアイロンは、対向配置される熱板と
使用者が把持する部分とが直線上の位置にある棒状のハ
ウジングにて構成されたヘアーアイロンがほとんどであ
り、対向配置される熱板の外面に使用者が把持する部分
を位置させたような2枚貝状のハウジングを有すると共
に上記ハウジングが手のひらに収まる大きさに形成され
たヘアーアイロンもあったが、前者の棒状のハウジング
を有したヘアーアイロンでは使用者はヘアーアイロンを
握って持つことができることに対し、後者の2枚貝状の
ハウジングを有したヘアーアイロンでは把持する部分に
手を沿わせるようにして持つものであり、前者のヘアー
アイロンに対して後者のヘアーアイロンは、持ちにくい
といった問題があった。
【0003】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、手のひらに収まる大きさの2枚貝状のハウジング
を有したヘアーアイロンにおいて、使用者にとって持ち
易いようにしたヘアーアイロンを提供することを課題と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に係るヘアーアイロンは、上のハウ
ジング1の下面と下のハウジング2の上面とを対向させ
ると共に上のハウジング1と下のハウジング2とを一端
で枢支連結して上下のハウジング1,2を開閉自在に
し、上のハウジング1の下面に熱板3を装着し、上記上
のハウジング1の熱板3に対向させてその間に毛髪を挟
み込む熱板4を下のハウジング2の上面に装着し、上記
1対の熱板3,4の少なくとも一方の熱板を加熱する加
熱手段を備えたヘアーアイロンにおいて、上下のハウジ
ング1,2を使用者の手のひらに収まる大きさに形成
し、上下のハウジング1,2のうち少なくとも一方のハ
ウジングの外面に、ハウジングの枢支端Aと開閉端Bと
を結ぶ方向に長尺である凸稜部14を外方に向けて突設
すると共に上記凸稜部14の幅端縁のうち少なくとも一
方の幅端縁に沿って凹条部15を凹設したことを特徴と
する。このヘアーアイロンは、枢支端A部分を指の付根
近傍に位置させると共に開閉端B部分を指先近傍に位置
させて上のハウジング1と下のハウジング2とに指をか
けて挟み込むようにして使用者に片手で把持されるもの
であるが、一方のハウジングにかけた指は凸稜部14の
凸形状に沿わせると共に凹条部15の凹みにフィットさ
せて位置させることができ、使用者に適度なフィット感
をもたせてヘアーアイロンを把持させることができるも
のである。つまり、ヘアーアイロンの持ち易さが向上し
ているものである。
【0005】また、請求項2に係るヘアーアイロンは、
請求項1において、上記凸稜部14の幅寸法をハウジン
グの枢支端Aから開閉端Bに行くにつれて幅広になるよ
うに形成したことを特徴とする。これにより、枢支端A
部分を指の付根近傍に位置させると共に開閉端B部分を
指先近傍に位置させて使用者がヘアーアイロンを把持す
ると、凸稜部14は指の広がりに合わせて幅寸法を幅広
にするものであるから、凸稜部14に指を沿わせ易くな
り、使用者に更なるフィット感をもたせてヘアーアイロ
ンを把持させることができる。
【0006】また、請求項3に係るヘアーアイロンは、
請求項1において、上下のハウジング1,2のうち少な
くとも一方のハウジングにおける上下厚さ寸法をハウジ
ングの枢支端Aから開閉端Bに行くにつれて厚みを増す
ように形成したことを特徴とする。これにより、枢支端
A部分を指の付根近傍に位置させると共に開閉端B部分
を指先近傍に位置させて使用者がヘアーアイロンを把持
すると、ヘアーアイロンが手のひらの形状に合うもので
あり、使用者に更なるフィット感をもたせてヘアーアイ
ロンを把持させることができる。
【0007】また、請求項4に係るヘアーアイロンは、
請求項1において、上下のハウジング1,2のうち少な
くとも一方のハウジングの外面に、ハウジングの枢支端
Aと開閉端Bとを結ぶ方向に長尺である滑り止めリブ1
6を外方に向けて突設したことを特徴とする。これによ
り、一方のハウジングにかけた指を上記滑り止めリブ1
6に引掛けることができ、使用者に滑らない確実な把持
感をもたせてヘアーアイロンを把持させることができ
る。
【0008】また、請求項5に係るヘアーアイロンは、
請求項1において、上下のハウジング1,2間の開放角
度θが略30°に付勢されたことを特徴とする。これに
より、使用者にとって把持し易い位置に上下のハウジン
グ1,2を配置できるものであると共に、開放角度θは
上下のハウジング1,2の回動可能範囲であることか
ら、使用者にとって握力を働かせ易い位置に上下のハウ
ジング1,2を配置できるものである。
【0009】また、請求項6に係るヘアーアイロンは、
請求項1において、加熱手段であるヒータ8に供給する
水を貯留する水タンク13をハウジングの開閉端B部分
に配置すると共に、上記水タンク13をハウジングに着
脱自在にする水タンク取外し釦22を備えたことを特徴
とする。これにより、枢支端A部分を指の付根近傍に位
置させると共に開閉端B部分を指先近傍に位置させて使
用者がヘアーアイロンを把持すると、上記水タンク13
を指先近傍に位置させることができ、ヘアーアイロンを
把持した手はそのままに、水タンク取外し釦22を押圧
して上記水タンク13をハウジングから落下させないよ
うに抑えて取り外すことができるものであり、つまり、
使用者はヘアーアイロンを把持した片手のみを使用して
水タンク13を取り外すことができるものであり、ヘア
ーアイロンの使い勝手が向上しているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0011】図1乃至13に本発明の実施の形態の例を
示す。
【0012】このヘアーアイロンは、使用者の片手の手
のひらに収納できる程にコンパクトに設計された2枚貝
状のハウジングを有するヘアーアイロンであって、一端
の枢支軸9を中心に回動して開閉する上下のハウジング
1,2を備え、上のハウジング1の下面に熱板3を装着
すると共に下のハウジング2の上面に熱板4を装着して
上記熱板3,4を対向配置し、上記上のハウジング1の
熱板3に加熱手段を備えて構成されたものであり、開放
状態のヘアーアイロン(図3)における上のハウジング
1の下面と下のハウジング2の上面との間に毛髪を挿入
し、上記上のハウジング1と下のハウジング2とを回動
させて近接し、閉塞状態のヘアーアイロン(図2)にお
いて突き合わされる上記1対の熱板3,4の間に毛髪を
挟み込み、毛髪の癖付けを行い得るようにしたものであ
る。説明上、このヘアーアイロンにおいて、上下のハウ
ジング1,2を連結した枢支軸9を配置した方の端部を
枢支端Aといい、上記枢支端Aと反対側で最大に開口す
る方の端部を開閉端Bという。
【0013】ハウジング1,2は、それぞれ略円盤状の
本体部1a,2aと略扁平半球面状の蓋部1b,2bと
の2部構成で形成されており、上記本体部1a,2aが
対向配置され、蓋部1b,2bが本体部1a,2aの対
向面の反対側、すなわち本体部1a,2aの外面側にそ
れぞれ配置される。つまり、本体部1aが上のハウジン
グ1の下面を構成し、本体部2aが下のハウジング2の
上面を構成している。この本体部1a,2aにはその中
央部にそれぞれ断面矩形状の貫通孔11a,11b(図
9)を対向させて形成している。この貫通孔11aには
熱板3が挿通配置されると共に、貫通孔11bには熱板
4が挿通配置される。つまり、上のハウジング1の下面
に配置される熱板3と、下のハウジング2の上面に配置
される熱板4とは、対向する位置に配置されているもの
である。また、本体部1a,2aにはバネ受け部12が
枢支端A近傍部分にそれぞれ形成されており、上記1対
のバネ受け部12間にバネ10を配置し、上のハウジン
グ1と下のハウジング2とを上記バネ10で連結させて
いる。上記バネ10の付勢により、図4に示すように、
上のハウジング1と下のハウジング2との開放角度θが
略30°になるようにしてある。
【0014】このヘアーアイロンは、全体的に見て、枢
支端Aから開閉端Bに行くにつれてその上下方向の厚み
が増すように形成されているものである。詳述すると、
下のハウジング2はその上下方向の厚みが枢支端Aから
開閉端Bに亘って略一定厚さであるのに対し、上のハウ
ジング1の上下方向の厚みは、枢支端Aから開閉端Bに
行くにつれて増すように形成されている。これは、枢支
端Aから開閉端Bにいくにつれて上方への突出量を大き
くして形成された凸稜部14が上のハウジング1の蓋部
1bに形成されているがためである。
【0015】上述した凸稜部14は、上のハウジング1
の蓋部1bの幅方向中央部に枢支端Aから開閉端Bに亘
るように設けられるもので、この凸稜部14は、枢支端
Aから開閉端Bを結ぶ方向に対して直交する方向におけ
る蓋部1bの中央部分を盛り上げるようにすると共に、
その幅寸法を枢支端Aから開閉端Bに行くにつれて幅広
にするようにして形成されている。また、この凸稜部1
4の周縁部には蓋部1bを凹ませて形成した凹条部15
が凸稜部14を縁取りするように形成されている。一
方、下のハウジング2の蓋部2bには開閉端Bに近い部
分に、枢支端Aと開閉端Bとを結ぶ方向に長尺に形成し
た凸状の滑り止めリブ16が下方を凸にして複数条並設
されている。
【0016】上述したように、ハウジング1,2で躯体
を構成された本例のヘアーアイロンは、使用者の片手の
手のひらの中に収まるような大きさに設計されると共
に、枢支端Aから開閉端Bに行くにつれ上下の厚みが増
すように形成されたものであるから、枢支端A部分を指
の付根近傍に位置させると共に開閉端B部分を指先近傍
に位置させると、ヘアーアイロンが手のひらの形状にフ
ィットするものであり、上のハウジング1の蓋部1b表
面及び下のハウジング2の蓋部1b表面にそれぞれ指を
沿わせて位置させることができ、上のハウジング1と下
のハウジング2とを上記指で挟み込むようにして把持で
きるのである。ここで、上のハウジング1にかけた指は
凸稜部14の凸形状に沿わせると共に凹条部15の凹み
にフィットさせて位置させることができ、また、下のハ
ウジング2にかけた指は滑り止めリブ16に引っ掛ける
ことができるものである。つまり、このヘアーアイロン
は使用者にとって把持し易いと共に扱い易い形状に形成
されており、使用者にある程度のフィット感と確実な把
持感をもたせてヘアーアイロンを把持させることができ
るのである。更に言うと、本例の凸稜部14は枢支端A
から開閉端Bに行くにつれて幅広になるように形成され
ているが、上述したように枢支端A部分を指の付根近傍
に位置させると共に開閉端B部分を指先近傍に位置させ
て使用者がヘアーアイロンを把持した際には、この凸稜
部14は指の広がりに合わせて幅寸法を幅広にするもの
であるから、凸稜部14及び凹条部15に指を沿わせ易
くするものであり、上記フィット感の向上に資するもの
である。
【0017】このように使用者に把持されたヘアーアイ
ロンは、開放状態のヘアーアイロン(図3)における上
のハウジング1と下のハウジング2との間に毛髪を挿入
し、そして、ヘアーアイロンを把持した指の間に握力を
働かせてバネ10に抗って上のハウジング1と下のハウ
ジング2とを近接させるようにし、上のハウジング1の
下面と下のハウジング2の上面とを突き合わせてヘアー
アイロンを閉じた状態にし(図2)、この状態で、上記
毛髪を1対の熱板3,4の間に挟み込ませて毛髪に癖付
けをするようにして使用されるものである。ここで、上
述したように上下のハウジング1,2間の開放角度θは
略30°にしてあり、すなわち、この開放角度θは上下
のハウジング間の開閉可動範囲であるが、この開放角度
θを略30°にしたことで使用者にとって上下のハウジ
ングを把持し易く、また、握力を働かせ易いものにして
いるものである。以下に、毛髪をその間に挟み込む熱板
3,4につき詳述する。
【0018】上のハウジング1に装着される熱板3は、
矩形板状の板面部3aの裏面に円筒部3bを一体に突出
させ、円筒部3bの中空部分から板面部3aの表面に貫
通する複数個のスチーム孔3cを穿設して構成したもの
である。一方、下のハウジング2に装着される熱板4は
矩形板状の板面部4aを有して形成されたものである。
この熱板3,4は、板面部3a,4aの表面を上のハウ
ジング1の下面及び下のハウジング2の上面に略面一に
なるように臨ませて対向配置されるものである。詳述す
ると、熱板3は、板面部3aの枢支端A側及び開閉端B
側の端縁が貫通孔11aの縁に蓋をするように配設した
カバー部7a(図3,9)に当接された状態で、上のハ
ウジング1の下面に配置されるものであり、また、熱板
4は、板面部4aの枢支端Aと開閉端Bとを結ぶ方向に
対して直交する方向の端縁が貫通孔11bの端縁から上
方突設したカバー部7b(図3,10)に沿って当接さ
れた状態で、下のハウジング2の上面に配置される。こ
れは、熱板3,4の製造時に切断加工を施して熱板3,
4に切断端面5が生じてしまった場合でも、この切断端
面5をカバー部7a,7bに被覆させることで上のハウ
ジング1と下のハウジング2の上下面に切断端面5を露
出させない構造にできるようにしたものであり、これに
よると、ハウジング1,2の間に挿入される毛髪や熱板
3,4の間に挟み込まれる毛髪に上記切断端面5が当接
することで上記毛髪に損傷を生じさせるといった事態を
避け得るものなのである。
【0019】熱板3の円筒部3b内部には、加熱手段で
あるヒータ8が配置されている。熱板3はこのヒータ8
で直接加熱されるようにしてもよいが、本例では、水タ
ンク13に貯留した水を吸水部材17を介してヒータ8
に供給し、ヒータ8で上記水を蒸発させてスチームを発
生させ、このスチームを介して熱板3を間接的に加熱さ
せると共にこのスチームをスチーム孔3cを介して板面
部3aの表面側に噴出させるような構成の加熱手段が採
用されている。
【0020】ここで、上記水タンク13は、凸稜部14
の開閉端B側の部分を構成するように上のハウジング1
の蓋部1bに埋没させるかたちで設けられるものであ
り、そして、この水タンク13は上のハウジング1の蓋
部1bの幅方向両端部に設けた1対の水タンク取外し釦
22によって上のハウジング1に対して着脱自在にされ
ている。この水タンク13の上のハウジング1への配設
構造は、図13に概略上面図を示すが、水タンク13と
ヒータ8との間に配設されたバネ21を圧縮させた状態
で水タンク13に設けた係止部24が上のハウジング1
に設けた受け部25に係止して水タンク13が上のハウ
ジング1に装着されるものであり、つまり、水タンク1
3を上のハウジング1の所定の設置位置に押し込むと上
記受け部25に係止部24が係止して水タンク13が上
のハウジング1に装着されるものであり、また、バネ2
3により上のハウジング1に突没自在にした1対の水タ
ンク取外し釦22を上記バネ23の付勢に抗って押圧す
ると、上記水タンク取外し釦22の押圧で係止部24が
弾性変形をして係止部24と受け部25との係合状態が
外れ、上記バネ21のバネ反力を受けて水タンク13が
上のハウジング1から外方に外れるようになっているも
のである。
【0021】上のハウジング1の幅方向中央部に配置さ
れる水タンク13と、上のハウジング1の幅方向両端部
に配置される水タンク取外し釦22との位置関係による
と、上述したようにヘアーアイロンを把持した使用者
が、その把持する片手の一の指で水タンク取外し釦22
を押圧すると共に、他の指で上のハウジング1から外れ
た水タンク13を落下させないように抑えることができ
るものであって、つまり、使用者はヘアーアイロンを把
持する片手のみを使って水タンク13の上のハウジング
1に対する着脱作業を行うことができるのである。
【0022】なお、ヒータ8の加熱は電気の通電により
行われる。これは、ハウジング1,2の枢支端A側に設
けた電源コード18を家庭用電源等に接続すると共に、
スイッチ19を接続した状態にして行われる。このスイ
ッチ19の接続状態は給電表示ランプ20の点灯・非点
灯により確認できるようにしてある。
【0023】このような加熱手段を備えるヘアーアイロ
ンでは、熱板3,4の間に毛髪を挟み込んだ際に、熱板
3,4の熱による毛髪への癖付けに加えて、上記毛髪に
スチームを当てることで上記毛髪を湿らせて柔らかくし
ており、熱板3,4の癖付けを容易に行い得るようにし
ているのである。
【0024】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載のヘ
アーアイロンにあっては、叙述したように、上下のハウ
ジングを使用者の手のひらに収まる大きさに形成し、上
下のハウジングのうち少なくとも一方のハウジングの外
面に、ハウジングの枢支端Aと開閉端とを結ぶ方向に長
尺である凸稜部を外方に向けて突設すると共に上記凸稜
部の幅端縁のうち少なくとも一方の幅端縁に沿って凹条
部を凹設したので、このヘアーアイロンは、枢支端部分
を指の付根近傍に位置させると共に開閉端部分を指先近
傍に位置させて上のハウジングと下のハウジングとに指
をかけて挟み込むようにして使用者に片手で把持される
ものであるが、一方のハウジングにかけた指は凸稜部の
凸形状に沿わせると共に凹条部の凹みにフィットさせて
位置させることができ、使用者に適度なフィット感をも
たせてヘアーアイロンを把持させることができるもので
ある。つまり、ヘアーアイロンの持ち易さが向上してい
るものである。
【0025】また、請求項2に係るヘアーアイロンにあ
っては、請求項1の効果に加えて、上記凸稜部の幅寸法
をハウジングの枢支端から開閉端に行くにつれて幅広に
なるように形成したので、枢支端部分を指の付根近傍に
位置させると共に開閉端部分を指先近傍に位置させて使
用者がヘアーアイロンを把持すると、凸稜部は指の広が
りに合わせて幅寸法を幅広にするものであるから、凸稜
部に指を沿わせ易くなり、使用者に更なるフィット感を
もたせてヘアーアイロンを把持させることができるもの
である。
【0026】また、請求項3に係るヘアーアイロンにあ
っては、請求項1の効果に加えて、上下のハウジングの
うち少なくとも一方のハウジングにおける上下厚さ寸法
をハウジングの枢支端から開閉端に行くにつれて厚みを
増すように形成したので、枢支端部分を指の付根近傍に
位置させると共に開閉端部分を指先近傍に位置させて使
用者がヘアーアイロンを把持すると、ヘアーアイロンが
手のひらの形状に合うものであり、使用者に更なるフィ
ット感をもたせてヘアーアイロンを把持させることがで
きるものである。
【0027】また、請求項4に係るヘアーアイロンにあ
っては、請求項1の効果に加えて、上下のハウジングの
うち少なくとも一方のハウジングの外面に、ハウジング
の枢支端と開閉端とを結ぶ方向に長尺である滑り止めリ
ブを外方に向けて突設したので、一方のハウジングにか
けた指を上記滑り止めリブに引掛けることができ、使用
者に滑らない確実な把持感をもたせてヘアーアイロンを
把持させることができるものである。
【0028】また、請求項5に係るヘアーアイロンにあ
っては、請求項1の効果に加えて、上下のハウジング間
の開放角度が略30°に付勢されたので、使用者にとっ
て把持し易い位置に上下のハウジングを配置できるもの
であると共に、開放角度は上下のハウジングの回動可能
範囲であることから、使用者にとって握力を働かせ易い
位置に上下のハウジングを配置できるものであり、ヘア
ーアイロンの使い勝手が向上しているものである。
【0029】また、請求項6に係るヘアーアイロンにあ
っては、請求項1の効果に加えて、加熱手段であるヒー
タに供給する水を貯留する水タンクをハウジングの開閉
端部分に配置すると共に、上記水タンクをハウジングに
着脱自在にする水タンク取外し釦を備えたので、枢支端
部分を指の付根近傍に位置させると共に開閉端部分を指
先近傍に位置させて使用者がヘアーアイロンを把持した
際には、上記水タンクを指先近傍に位置させることがで
き、ヘアーアイロンを把持した手はそのままに、水タン
ク取外し釦を押圧して上記水タンクをハウジングから落
下させないように抑えて取り外すことができるものであ
り、つまり、使用者はヘアーアイロンを把持した片手の
みを使用して水タンクを取り外すことができるものであ
り、ヘアーアイロンの使い勝手が向上しているものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示すものであり、閉
塞状態のヘアーアイロンの斜視図である。
【図2】同上の閉塞状態のヘアーアイロンの側面図であ
る。
【図3】同上の開放状態のヘアーアイロンの側面図であ
る。
【図4】同上の閉塞状態のヘアーアイロンの上面図であ
る。
【図5】同上の閉塞状態のヘアーアイロンの下面図であ
る。
【図6】同上の閉塞状態のヘアーアイロンの開閉端側か
ら見た側面図である。
【図7】同上の閉塞状態のヘアーアイロンの枢支端側か
ら見た側面図である。
【図8】同上の閉塞状態のヘアーアイロンの側面図(図
2の裏面図)である。
【図9】同上の閉塞状態のヘアーアイロンの側面断面図
である。
【図10】図8のJ−J線断面図である。
【図11】図8のK−K線断面図である。
【図12】図8のL−L線断面図である。
【図13】同上の水タンクのハウジングへの配置構造を
示す概略上面図である。
【符号の説明】
1 上のハウジング 2 下のハウジング 3 熱板 4 熱板 13 水タンク 14 凸稜部 15 凹条部 16 滑り止めリブ 22 水タンク取外し釦 A 枢支端 B 開閉端

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上のハウジングの下面と下のハウジング
    の上面とを対向させると共に上のハウジングと下のハウ
    ジングとを一端で枢支連結して上下のハウジングを開閉
    自在にし、上のハウジングの下面に熱板を装着し、上記
    上のハウジングの熱板に対向させてその間に毛髪を挟み
    込む熱板を下のハウジングの上面に装着し、上記1対の
    熱板の少なくとも一方の熱板を加熱する加熱手段を備え
    たヘアーアイロンにおいて、上下のハウジングを使用者
    の手のひらに収まる大きさに形成し、上下のハウジング
    のうち少なくとも一方のハウジングの外面に、ハウジン
    グの枢支端と開閉端とを結ぶ方向に長尺である凸稜部を
    外方に向けて突設すると共に上記凸稜部の幅端縁のうち
    少なくとも一方の幅端縁に沿って凹条部を凹設したこと
    を特徴とするヘアーアイロン。
  2. 【請求項2】 上記凸稜部の幅寸法をハウジングの枢支
    端から開閉端に行くにつれて幅広になるように形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘアーアイロン。
  3. 【請求項3】 上下のハウジングのうち少なくとも一方
    のハウジングにおける上下厚さ寸法をハウジングの枢支
    端から開閉端に行くにつれて厚みを増すように形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘアーアイロン。
  4. 【請求項4】 上下のハウジングのうち少なくとも一方
    のハウジングの外面に、ハウジングの枢支端と開閉端と
    を結ぶ方向に長尺である滑り止めリブを外方に向けて突
    設したことを特徴とする請求項1に記載のヘアーアイロ
    ン。
  5. 【請求項5】 上下のハウジング間の開放角度が略30
    °に付勢されたことを特徴とする請求項1に記載のヘア
    ーアイロン。
  6. 【請求項6】 加熱手段であるヒータに供給する水を貯
    留する水タンクをハウジングの開閉端部分に配置すると
    共に、上記水タンクをハウジングに着脱自在にする水タ
    ンク取外し釦を備えたことを特徴とする請求項1に記載
    のヘアーアイロン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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