JPH0415121Y2 - - Google Patents

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JPH0415121Y2
JPH0415121Y2 JP1986122345U JP12234586U JPH0415121Y2 JP H0415121 Y2 JPH0415121 Y2 JP H0415121Y2 JP 1986122345 U JP1986122345 U JP 1986122345U JP 12234586 U JP12234586 U JP 12234586U JP H0415121 Y2 JPH0415121 Y2 JP H0415121Y2
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JP
Japan
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hair
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hot air
linear contact
air outlet
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JP1986122345U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は髪の毛をストレートにセツトするヘ
アーアイロンに関する。
〔従来の技術〕 従来、この種のストレート用ヘアーアイロンと
しては、例えば、第6図a,bおよび第7図に示
すごときものが知られている(文献不詳)。そこ
では、相対する型板14,17の髪挟み面15,
20が平行なフラツト面または円弧面に形成され
ていて、その髪挟み面15,20をヒータ加熱し
てその間で髪の毛を根元から挟み、型板14,1
7の後方のグリツプ部12,12を手で押さえて
プレスしながら毛先へスライドさせてストレート
に仕上げるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、上記した従来のものでは、型板1
4,17の髪挟み面15,20どうしがその全面
を面接触する状態であるため、髪挟み面15,2
0間で荷重が挟み髪の毛の長さ方向に分散して作
用するため、とかくプレス圧が不足しがちであ
り、とくに癖付けが強くつけられている髪の毛を
ストレートになすには多くの時間を要する。
この考案は、かかる事実に着目して、髪の毛を
ストレートにセツトする効率アツプを図ることを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この考案では型
板14,17の断面形状を、髪挟み面15,20
どうしが挟み髪の長さ方向と略直交する方向に線
状接触するように形成する。具体的には、本体ケ
ース6の熱風吹出口5側に固定される上方の型板
14と、この型板14に対して開閉自在に接離す
る下方の型板17とを有し、両型板14,17の
対向する髪挟み面15,20間で髪の毛を挟んで
ストレートにセツトするヘアーアイロンにおい
て、両型板14,17は、その髪挟み面15,2
0の左右中央部のみが前後方向にわたつて線状接
触する断面形状に形成されていること、上方の型
板14には、下方の型板17と線状接触する左右
中央部を除いてこれの左右両側部分に多数の送風
孔16が前記熱風吹出口5と連通状に列設されて
いることを要件とする。
〔作用〕
しかるときは、従来の使用要領と同様に髪挟み
面15,20間で髪の毛の根元から挟み、プレス
しながら毛先へスライドさせて使用するが、この
とき前述した従来のものと異なり、髪挟み面1
5,20間の線状接触部分で荷重が挟み髪の毛の
長さ方向の一点に集中的に作用することになり、
したがつて髪の毛の扱い効果が高められ、癖付け
が強く付けられている髪の毛もこれを短時間に効
率よくストレートに仕上げることができる。
〔実施例〕
以下、この考案に係るヘアーアイロンの一実施
例を第1図ないし第4図に基づき説明する。この
実施例におけるヘアーアイロンは上下1対の髪挟
み板1,2からなり、上部髪挟み板1は熱風供給
手段3およびグリツプ部12を具有する。その熱
風供給手段3およびグリツプ部12はヘアードラ
イヤおよびこのグリツプ部を利用するもので、ヘ
アードライヤの熱風吹出口5に上部髪挟み板1を
着脱可能に装着している。
熱風供給手段3たるヘアードライヤは、前後方
向に細長い円筒状の本体ケース6の内部に、前か
ら順にヒータによる発熱部7、モータ8、軸流型
のフアン9を並べて配置している。そして本体ケ
ース6の前部下面に熱風吹出口5を、後部に吸込
口10をそれぞれ設け、モータ8でフアン9を回
転させて風を吸込口10より吸い込み、発熱部7
によつて加熱したのち吹出口5より熱風を下向き
に吹き出すようにしている。前記吹出口5の左右
開口縁に、上部髪挟み板1の上面側が前後方向に
抜き差し自在に嵌合されるフランジ11,11が
形成されている。本体ケース6の吹出口5より後
方をグリツプ部12としている。
上部髪挟み板1は四角形の開口枠状に形成され
てその上部に熱風供給口13を形成するととも
に、その下部に型板14をはめ込み固定する。こ
の上方の型板14は、左右中央部が前後の長手方
向にわたつて最も下方に突出する断面V字形また
は円弧状に呈しており、その下面が中凸の髪挟み
面15に形成されている。そして、型板14には
左右中央の凸形の頂部15aを除いてこれの左右
両側部分に多数の送風孔16を列設してある。
下部髪挟み板2は概ね上部髪挟み板1と同一形
状の開口枠状に形成され、その開口枠内に型板1
7と背面板18とを上下に略平行に対向すべくは
め込むとともに両板17,18間に板ばねによる
弾性体19を介装する。髪挟み板2に対し背面板
18は固定するが、型板17は上下動自在で前記
弾性体19の弾性力で常に押し上げ付勢された状
態に支持する。この下部の型板17は断面円弧形
に形成されて上方に凸形の髪挟み面20を有し、
この髪挟み面20の左右中央の凸形の頂部20a
は前記上部の髪挟み面15の頂部15aと前後の
長手方向にわたつて線接触状態に突き合う形にな
している。そして髪挟み面15,20間におい
て、線状接触する頂部15a,20aより左右両
側方(第1図中、a・b方向)に向かつては徐々
に間隔を広くするよう離間する形になしている。
かくして、上部髪挟み板1と下部髪挟み板2と
は髪挟み面15,20の頂部15a,20aどう
しを線接触状態に対向すべく重ね合わし、その後
端部どうしを支軸21で回転自在に枢結し、支軸
21上にはばね22を装着して下部髪挟み板2を
上部髪挟み板1に対し常に閉じ方向に回転付勢し
ている。下部髪挟み板2の支軸21より後部には
操作つまみ23を突設している。
これら上下部髪挟み板1,2は、上部髪挟み板
1の熱風供給口13の開口縁を前記ヘアードライ
ヤの熱風吹出口5に形成されたフランジ11,1
1にこの前方から差し込んで後方にスライドさ
せ、熱風吹出口5と熱風供給口13とが合致する
位置で保持固定することによつて、ヘアードライ
ヤに装着される。その装着により上部髪挟み板1
の髪挟み面15より後方にグリツプ部12が位置
する形になり、また下部髪挟み板2の下面2aが
グリツプ部12の下面12aより下方に突出する
形になつて両面2a,12a間に段差Hが形成さ
れる。その段差Hはグリツプ部12を握る手の指
が納まり、かつ操作つまみ23が開閉角度のいず
れの位置においても納まる程度に設定している。
つぎに、上記構成のヘアーアイロンの使用要領
につき説明する。いまグリツプ部12を手で握
り、操作つまみ23を押すと、下部髪挟み板2が
支軸21まわりに回転して髪挟み面15,20間
を開き、その間に髪の毛を根元から挟む。この挟
み状態は、第4図に示すように髪挟み面15,2
0の頂部15a,20a間で髪の毛の長さ方向の
一点を集中して挟むことになり、ばね22の力で
その挟み状態が保持される。そして、そのままヘ
アーアイロンを毛先の方向(第4図中、矢印A方
向)へスライドさせて行くと、髪の毛は、熱風吹
出口5から吹き出て熱風供給口13および送風孔
16を通る熱風で予熱、加熱されながら髪挟み面
15,20の頂部15a,20a間で扱かれてス
トレートに仕上げられる。
このさい、髪挟み面15,20間に挟まれる髪
の毛において、頂部15a,20aより毛先方向
側の髪の毛は、頂部15a,20a間で挟まれる
以前に、予め頂部15a,20aに近づくに従い
間隔を狭くする髪挟み面15,20間で徐々に強
く熱を加えられて行き、しかる後加熱された頂部
15aにより仕上げが行われるため、髪のストレ
ート付けが効果的に行える。
また、髪の毛に当たつたのちの熱風は、髪挟み
面15,20間の離間状態にある左右両側方向
a,bから放出するため、肌に当たるようなこと
がない。
なお、上部髪挟み板1の両側面には、熱風が上
部髪挟み板1内に過剰に溜つた場合それを上部髪
挟み板1の外側方へ逃がすための孔26を設けて
ある。
ばね22の力によるプレスだけでは十分でない
場合は、上部髪挟み板1と下部髪挟み板2の両前
端から突設した指掛部24,25をグリツプ部1
2上の手と反対側の手で挟み持てばよい。
下部髪挟み板2にはガイドコーム27を形成し
て上部髪挟み板1との間で髪を梳くことができる
ようにしてある。
〔別実施例〕
上記実施例では髪挟み面15,20を双曲面に
形成することにより、髪挟み面15,20どうし
が挟み髪をその長さ方向の一点を集中的に挟む形
にしてあるが、これに代えて第5図に示すように
上部の髪挟み面15に凸条28を設け、下部の髪
挟み面20をフラツトに形成してもよい。
また、上記実施例では、本考案のヘアードライ
ヤのアタツチメントに適用した場合について説明
したが、必ずしもその必要はなく、ヘアーアイロ
ン専用器具に構成するもよいことは言うまでもな
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、上下の型
板14,17を閉じ合わせたとき、両者の髪挟み
面15,20は左右中央部のみが線状接触してお
り、線状接触部分の左右両側方a,bが離間した
状態にある。従つて両髪挟み面15,20は、こ
れの線状接触部分が髪の毛をこれの長手方向に直
交する状態で集中的に挟みながら、髪の毛を根元
から先端側へと扱いて行くことになる。その際
に、両髪挟み面15,20は線状接触部分の左右
両側方a,bが離間しているので、髪の毛を線状
接触部分へ突つ掛かることなく円滑に導入案内で
き、かつ上方の型板14に設けた送風孔16から
吹き出る熱風で髪の毛を線状接触部分に導入する
に先立つて予熱する。その結果、強く癖付けされ
た髪の毛でも短時間のうちに効率良くストレート
にセツトできる。
上方の型板14には、下方の型板17と線状接
触する左右の中央部を除いてこれの左右両側部分
にのみ多数の送風孔16を列設した。つまり、両
型板14,17の線状接触部分には送風孔16が
設けられていないので、該送風孔16の孔縁で髪
の毛を強く挟んで扱いてもこれを傷付けることが
ない。その一方で、両型板14,17の髪挟み面
15,20は線状接触部分の左右両側方a,bが
離間しているので、送風孔16から出た熱風はこ
の左右両側方a,bの空〓を介して横外側方に流
れ、熱風が滞留しないから髪の毛の加熱効率も良
好である。両型板14,17は互いに髪挟み面1
5,20が左右中央で線状接触するので、ヘアー
アイロンを右手と左手のいずれに持ち変えても同
じように髪の毛を効率的に処理できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係るヘアーアイ
ロンの一実施例を示しており、第1図は縦断正面
図、第2図は一部を切り欠いて示す側面図、第3
図は一部の側面図、第4図は使用状態図である。
第5図は本考案の別実施例を示す縦断正面図であ
る。第6図a,bは従来例のヘアーアイロンを示
しており、第6図aは側面図、第6図bは正面図
である。第7図は別の従来例のヘアーアイロンを
示す正面図である。 1,2……髪挟み板、14,17……型板、1
5,20……髪挟み面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体ケース6の熱風吹出口5側に固定される
    上方の型板14と、この型板14に対して開閉
    自在に接離する下方の型板17とを有し、両型
    板14,17の対向する髪挟み面15,20間
    で髪の毛を挟んでストレートにセツトするヘア
    ーアイロンにおいて、 両型板14,17は、その髪挟み面15,2
    0の左右中央部のみが前後方向にわたつて線状
    接触する断面形状に形成されており、 上方の型板14には、下方の型板17と線状
    接触する左右中央部を除いてこれの左右両側部
    分に多数の送風孔16が前記熱風吹出口5と連
    通状に列設されていることを特徴とするヘアー
    アイロン。 (2) 髪挟み面15,20が双曲面状に形成されて
    なる実用新案登録請求の範囲第1項記載のヘア
    ーアイロン。
JP1986122345U 1986-08-08 1986-08-08 Expired JPH0415121Y2 (ja)

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JPS6328402U JPS6328402U (ja) 1988-02-24
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5970601U (ja) * 1982-11-01 1984-05-14 日本酸素株式会社 極低温冷気を使用する毛髪用アイロン

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JPS6328402U (ja) 1988-02-24

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