JPH06104131B2 - クラブヘッドの製造方法 - Google Patents
クラブヘッドの製造方法Info
- Publication number
- JPH06104131B2 JPH06104131B2 JP2105731A JP10573190A JPH06104131B2 JP H06104131 B2 JPH06104131 B2 JP H06104131B2 JP 2105731 A JP2105731 A JP 2105731A JP 10573190 A JP10573190 A JP 10573190A JP H06104131 B2 JPH06104131 B2 JP H06104131B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- face portion
- club head
- molten metal
- mold
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/0466—Heads wood-type
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/0416—Heads having an impact surface provided by a face insert
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はゴルフのクラブヘッドの製造方法に関するもの
である。
である。
従来よりゴルフのクラブヘッドはロストワックス法によ
る鋳造により一体的に鋳造されていたが、鋳型内への溶
湯の付回りを均一かつ円滑にするために肉厚にする必要
があり、軽量なクラブヘッドの製造が困難であった。特
に反撥弾性の大きい、クラブヘッド材料として望ましい
チタンや高炭素鋼は溶融粘度が高く、一体的な鋳造は不
可能に近いものである。
る鋳造により一体的に鋳造されていたが、鋳型内への溶
湯の付回りを均一かつ円滑にするために肉厚にする必要
があり、軽量なクラブヘッドの製造が困難であった。特
に反撥弾性の大きい、クラブヘッド材料として望ましい
チタンや高炭素鋼は溶融粘度が高く、一体的な鋳造は不
可能に近いものである。
本発明は上記従来の課題を解決するための手段として、
裏面周縁に係合孔または係合突部を設けたフェース部を
鋳型に挿入してから該鋳型に溶湯を注入し、該溶湯を該
フェース部の係合孔に食い込ませるかまたは該係合突部
を溶湯に食い込ませて固化させることによって本体部分
を鋳造するクラブヘッドの製造方法を提供するものであ
る。
裏面周縁に係合孔または係合突部を設けたフェース部を
鋳型に挿入してから該鋳型に溶湯を注入し、該溶湯を該
フェース部の係合孔に食い込ませるかまたは該係合突部
を溶湯に食い込ませて固化させることによって本体部分
を鋳造するクラブヘッドの製造方法を提供するものであ
る。
フェース部は打抜き加工、切削加工、板金加工等で製造
し、本体部分のみを鋳造すれば、各々を肉薄にすること
は容易である。そして本発明ではフェース部を鋳型に挿
入して本体部分を鋳造するので、フェース部と本体部分
とを溶接する必要はなくなる。しかしフェース部はボー
ルを打つ際の衝撃に耐えるに充分な強度を与えるために
本体部分と強固に接合していることが必要である。そこ
でフェース部裏面に溶湯が食い込む係合孔あるいは溶湯
に食い込む係合突部等の係合手段を設けておくと、フェ
ース部と本体部分との接合強度が向上する。
し、本体部分のみを鋳造すれば、各々を肉薄にすること
は容易である。そして本発明ではフェース部を鋳型に挿
入して本体部分を鋳造するので、フェース部と本体部分
とを溶接する必要はなくなる。しかしフェース部はボー
ルを打つ際の衝撃に耐えるに充分な強度を与えるために
本体部分と強固に接合していることが必要である。そこ
でフェース部裏面に溶湯が食い込む係合孔あるいは溶湯
に食い込む係合突部等の係合手段を設けておくと、フェ
ース部と本体部分との接合強度が向上する。
したがって本発明では強度が大でかつ軽量な金属製のク
ラブヘッドを提供することが出来、溶融粘度の高い鋳造
作業性の悪いチタンや高炭素鋼でも、クラブヘッドの材
料として用いることが出来る。
ラブヘッドを提供することが出来、溶融粘度の高い鋳造
作業性の悪いチタンや高炭素鋼でも、クラブヘッドの材
料として用いることが出来る。
本発明を第１図〜第３図に示す一実施例によって説明す
れば、（１）はクラブヘッド（６）のフェース部であ
り、該フェース部（１）は打抜き加工、切削加工、板金
加工等によって製造され、該フェース部（１）の裏面周
縁には断面Ｌ字形のアングル材（２）が溶接される。該
アングル材（２）の突出縁（21）には多数の孔（22）が
設けられている。そして該突出縁（21）が係合突部とし
て機能する。上記アングル材（２）を溶接したフェース
部（１）は第２図に示すようにロストワックス法にて作
成した鋳型（３）内に挿入され、該鋳型（３）のキャビ
ティ（31）内に湯口（32）を介して溶湯を注入して本体
部分（４）を鋳造する。この際、該フェース部（１）の
裏面のアングル材（２）の突出縁（21）の孔（22）内に
溶湯が食い込んで凝固する。
れば、（１）はクラブヘッド（６）のフェース部であ
り、該フェース部（１）は打抜き加工、切削加工、板金
加工等によって製造され、該フェース部（１）の裏面周
縁には断面Ｌ字形のアングル材（２）が溶接される。該
アングル材（２）の突出縁（21）には多数の孔（22）が
設けられている。そして該突出縁（21）が係合突部とし
て機能する。上記アングル材（２）を溶接したフェース
部（１）は第２図に示すようにロストワックス法にて作
成した鋳型（３）内に挿入され、該鋳型（３）のキャビ
ティ（31）内に湯口（32）を介して溶湯を注入して本体
部分（４）を鋳造する。この際、該フェース部（１）の
裏面のアングル材（２）の突出縁（21）の孔（22）内に
溶湯が食い込んで凝固する。
このようにして第３図に示すようなフェース部（１）と
本体部分（４）とからなるクラブヘッド（６）が製造さ
れるが、フェース部（１）の裏面のアングル材（２）の
多数の孔（22）を有する係合突部としての突出縁（21）
が係合手段となって本体部分（４）に食い込んだ状態に
なっているので、フェース部（１）と本体部分（４）と
の接合強度は大である。本実施例ではアングル材（２）
の突出縁（21）には多数の孔（22）を設けたが、該孔
（22）は必須のものではなく、また該アングル材（２）
はフェース部（１）の裏面周縁に部分的に溶接されても
よい。
本体部分（４）とからなるクラブヘッド（６）が製造さ
れるが、フェース部（１）の裏面のアングル材（２）の
多数の孔（22）を有する係合突部としての突出縁（21）
が係合手段となって本体部分（４）に食い込んだ状態に
なっているので、フェース部（１）と本体部分（４）と
の接合強度は大である。本実施例ではアングル材（２）
の突出縁（21）には多数の孔（22）を設けたが、該孔
（22）は必須のものではなく、また該アングル材（２）
はフェース部（１）の裏面周縁に部分的に溶接されても
よい。
本発明のクラブヘッドはチタン、チタン−アルミニウム
等のチタン系材料、高炭素鋼、ステンレススチール、等
の鉄系材料、アルミニウム、ジュラルミン等のアルミニ
ウム系材料とするが特にフェース部（１）は反撥弾性の
大きいチタンや高炭素鋼を材料とすることが望ましい。
等のチタン系材料、高炭素鋼、ステンレススチール、等
の鉄系材料、アルミニウム、ジュラルミン等のアルミニ
ウム系材料とするが特にフェース部（１）は反撥弾性の
大きいチタンや高炭素鋼を材料とすることが望ましい。
更に本実施例以外、係合手段に関しては第４図に示すよ
うにフェース部（１）Ａ周縁裏面からテーパー孔（２）
Ａを貫設してもよい。このようなフェース部（１）Ａは
前実施例と同様第５図に示すようにロストワックス法に
て作製した鋳型（３）Ａ内に挿入され、該鋳型（３）Ａ
のキャビティ（31）Ａ内に湯口（32）Ａを介して溶湯を
注入して本体部分を鋳造するが、この際溶湯が該フェー
ス部（１）Ａのテーパー孔（２）Ａに食い込んで凝固す
る。本体部分鋳造後はフェース部（１）Ａのテーパー孔
（２）Ａから表面に露出した溶湯凝固物を研磨仕上げす
る。
うにフェース部（１）Ａ周縁裏面からテーパー孔（２）
Ａを貫設してもよい。このようなフェース部（１）Ａは
前実施例と同様第５図に示すようにロストワックス法に
て作製した鋳型（３）Ａ内に挿入され、該鋳型（３）Ａ
のキャビティ（31）Ａ内に湯口（32）Ａを介して溶湯を
注入して本体部分を鋳造するが、この際溶湯が該フェー
ス部（１）Ａのテーパー孔（２）Ａに食い込んで凝固す
る。本体部分鋳造後はフェース部（１）Ａのテーパー孔
（２）Ａから表面に露出した溶湯凝固物を研磨仕上げす
る。
第１図〜第３図は本発明の一実施例を示すものであり、
第１図はフェース部斜視図、第２図は鋳型断面図、第３
図はクラブヘッド斜視図、第４図および第５図は他の実
施例を示すものであり、第４図はフェース部斜視図、第
５図は鋳型断面図である。 図中、（１），（１）Ａ……フェース部、（２）……ア
ングル材、（２）Ａ……テーパー孔、（３）……鋳型、
（４）……本体部分
第１図はフェース部斜視図、第２図は鋳型断面図、第３
図はクラブヘッド斜視図、第４図および第５図は他の実
施例を示すものであり、第４図はフェース部斜視図、第
５図は鋳型断面図である。 図中、（１），（１）Ａ……フェース部、（２）……ア
ングル材、（２）Ａ……テーパー孔、（３）……鋳型、
（４）……本体部分
Claims (1)
- 【請求項１】裏面周縁に係合孔または係合突部を設けた
フェース部を鋳型に挿入してから該鋳型に溶湯を注入
し、該溶湯を該フェース部の係合孔に食い込ませるかま
たは該係合突部を溶湯に食い込ませて固化させることに
よって本体部分を鋳造することを特徴とするクラブヘッ
ドの製造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2105731A JPH06104131B2 (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | クラブヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2105731A JPH06104131B2 (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | クラブヘッドの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH042376A JPH042376A (ja) | 1992-01-07 |
| JPH06104131B2 true JPH06104131B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=14415436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2105731A Expired - Lifetime JPH06104131B2 (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | クラブヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06104131B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2689407A1 (fr) * | 1992-04-01 | 1993-10-08 | Taylor Made Golf Co | Tête de club de golf composée d'un corps creux plastique et d'un élément d'obturation. |
| US5538798A (en) * | 1995-04-12 | 1996-07-23 | Niemin Porter & Co. D/B/A Cast Alloys, Inc. | Investment casting gating for metal wood golf club heads |
-
1990
- 1990-04-20 JP JP2105731A patent/JPH06104131B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH042376A (ja) | 1992-01-07 |
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