JPH06103704A - ディジタルオーディオ再生装置 - Google Patents

ディジタルオーディオ再生装置

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JPH06103704A
JPH06103704A JP16290593A JP16290593A JPH06103704A JP H06103704 A JPH06103704 A JP H06103704A JP 16290593 A JP16290593 A JP 16290593A JP 16290593 A JP16290593 A JP 16290593A JP H06103704 A JPH06103704 A JP H06103704A
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JP
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digital audio
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clock
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JP16290593A
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Toru Mikami
透 三神
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Teac Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/14Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing calcium sulfate cements
    • C04B28/141Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing calcium sulfate cements containing dihydrated gypsum before the final hardening step, e.g. forming a dihydrated gypsum product followed by a de- and rehydration step

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  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はディジタルオーディオ再生装置に関
し、出力する音声信号の速度及び音程を独立に可変可能
とすることを目的とする。 【構成】 クロック生成手段(15、51−53)嵌合
1の制御信号に基づいて再生クロックを生成し、再生手
段(10,12,14)は、ディジタル音声データが記
録されている記録媒体から前記再生クロックに基づいて
再生クロックにより決定される再生速度でディジタル音
声データを再生し、ディジタルシグナルプロセッサ(3
0)は再生手段から出力される再生ディジタル音声デー
タの音程を第2の制御信号に基づいて可変し、制御手段
(22)は外部からの指示に応答して前記第1及び第2
の制御信号を発生することにより所望の再生速度及び音
程で再生されたディジタル音声データを前記ディジタル
シグナルプロセッサより出力させるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタルオーディオ再
生装置に関し、コンパクトディスク(CD)プレーヤや
ディジタルオーディオテープレコーダ(DAT)等のデ
ィジタルオーディオ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のCDプレーヤの一例のブロ
ック図を示す。同図中、記録媒体読取部10は記録媒体
11に記録されている高周波信号を読取り、この高周波
信号はRFアンプ12で増幅される。高周波信号はディ
ジタル信号処理部14を通してフェーズ・ロックトルー
プ(PLL)15のフェーズ・ディテクタ(PD)16
に供給される。PLL15はPD16と電圧制御発信器
(VCO)17と分周器18とより構成され、高周波信
号から再生クロックを生成し、ディジタル信号処理部1
4に供給する。例えば、ICチップCXA1801をR
Fアンプ12として使用し、ICチップCXD2500
をディジタル信号処理部14、PD16及び分周器17
として使用可能である。
【0003】ディジタル信号処理部14は上記再生クロ
ックを用いて高周波信号のビット抜き出しを行なった
後、フレーム同期をとって復調し、かつデインターリー
ブ及び誤り訂正等の処理を行なってディジタル音声デー
タを再生する。このディジタル音声データはD/Aコン
バータ19でアナログ化されて端子20より後続のオー
ディオ回路(図示せず)に供給される。また、サーボ信
号処理部21は高周波信号からフォーカスサーボ及びト
ラッキングサーボを行なうと共に、ビットクロック同期
が一定となるようスピンドルサーボを行なう。例えば、
ICチップCXA1372をサーボ信号処理部21とし
て使用可能である。
【0004】システムコントロールマイコン22はCD
プレーヤ全体の制御を行なうもので、PLL15、ディ
ジタル信号処理部14及びサーボ信号処理部21夫々の
動作を指示している。外部より端子23を介してシステ
ムコントロールマイコン22に再生速度を変化させる指
示を供給すると、システムコントロールマイコン22は
PLL15内の分周器18の分周比を制御してVCO1
7の出力する再生クロックの周波数を可変して装置全体
のデータ伝送レートを変化させ、D/Aコンバータ19
へ供給するディジタル音声データの伝送レートを変化さ
せている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、再生速度を
可変した場合は、装置全体の伝送レートが変化してD/
Aコンバータ19におけるサンプリング周波数も変化し
てしまうので、音声の再生速度が速くなると音程が高く
なり、また音声の再生速度が遅くなると音程が低くなっ
てしまうという問題があった。
【0006】再生装置の再生速度及び音程変換装置の音
程変換を同時に制御する装置が、例えば日本国特開昭6
2ー231999号広報に提案されている。また、再生
装置の再生速度を制御することによって得られる第1の
音程変化率と音程変換装置を制御することによって得ら
れる第2の音程変化率との関係を所望の再生速度と音程
とで決定される値に設定する装置が、例えば日本国特開
昭63ー138399号広報に提案されている。
【0007】しかし、これらの広報は、いずれも制御方
法の概略は提案しているものの、具体的な装置の構成、
即ち、装置内の具体的な回路構成は一切開示しておら
ず、実用化するには開示が不十分であると思われる。
【0008】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
出力する音声信号の速度及び音程を独立に可変できるデ
ィジタルオーディオ再生装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第1の制御
信号に基づいて再生クロックを生成するクロック生成手
段と、クロック生成手段に接続されており、ディジタル
音声データが記録されている記録媒体から前記再生クロ
ックに基づいて再生クロックにより決定される再生速度
でディジタル音声データを再生する再生手段と、再生手
段に接続されており、再生手段から出力される再生ディ
ジタル音声データの音程を第2の制御信号に基づいて可
変するディジタルシグナルプロセッサ(DSP)と、ク
ロック生成手段及びDSPに接続されており、外部から
の指示に応答して前記第1及び第2の制御信号を発生す
ることにより所望の再生速度及び音程で再生されたディ
ジタル音声データをDSPより出力させる制御手段とを
有する請求項1のディジタルオーディオ再生装置により
解決される。
【0010】又、上記課題は、再生クロックを生成する
クロック生成手段と、クロック生成手段に接続されてお
り、ディジタル音声データが記録されている記録媒体か
ら前記再生クロックに基づいて前記再生クロックにより
決定される再生速度でディジタル音声データを再生する
再生手段と、再生手段に接続されており、再生手段から
出力される再生ディジタル音声データを書き込み信号に
基づいて書き込み、読み出し信号に基づいて読み出す記
憶手段と、記憶手段から読み出された再生ディジタル音
声データの音程を制御信号に基づいて可変するディジタ
ルシグナルプロセッサ(DSP)と、記憶手段及びDS
Pに接続されており、外部からの指示に応答して前記書
き込み信号と読み出し信号と制御信号とを発生すること
により所望の再生速度及び音程で再生されたディジタル
音声データをDSPより出力させる制御手段とを有する
請求項2のディジタルオーディオ再生装置により解決さ
れる。本発明によれば、DSPを効果的に使用すること
により、出力する音声信号の再生速度及び音程を独立に
制御できる。
【0011】
【作用】上述の如く、請求項1及び2記載の発明によれ
ば、DSPを効果的に使用することにより、出力する音
声信号の再生速度及び音程を独立に制御することができ
る。
【0012】
【実施例】図1は本発明装置の第1実施例のブロック図
を示す。同図中、図8と同一部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。本実施例では、本発明をCDプレ
ーヤに適用している。
【0013】図1においてはディジタル信号処理部14
の出力するディジタル音声データをキーコントロール処
理部30を通してD/Aコンバータ19に供給する構成
としている。キーコントロール処理部30は例えばディ
ジタルシグナルプロセッサ(DSP)で構成され、シス
テムコントロールマイコン22の指示に従って再生音声
の音程を可変するディジタル処理を行なう。
【0014】図2は本発明装置の前面パネルに設けられ
た操作ボタンの配置の一実施例を示す。各ボタン等は、
図1の端子23を介してシステムコントロールマイコン
22に接続されている。図2中、キーコントロールボタ
ンは、フラットボタン35と、ナチュナルボタン36
と、シャープボタン37で構成され、どのような動作状
態からでも半音単位(100cent)で音程をシフト
することができる。フラットボタン35を押すと、1回
押すごとに音程が半音(100cent)ずつ下がる。
シャープボタン37を押すと、1回押すごとに音程が半
音ずつ上がる。ナチュラルボタン36を押すと、音程を
変化させていた場合は、記録媒体11の通常再生時の音
程に戻る。尚、通常再生モードとは、元の記録時と同じ
記録媒体11の速度及び音程でディジタル音声データが
再生されるモードを言う。又、キーとは、音程のみを変
化させる場合の音程を指す。
【0015】ピッチ/テンポコントロールボタンはダウ
ンボタン38と、ノーマルボタン39とアップボタン4
0で構成され、ピッチ又はテンポを、記録媒体11の通
常再生時を基準に1%単位で変化させることができる。
ここで、ピッチとは、記録媒体11の再生速度を変える
ことにより音程も変化するモードを指す。又、テンポと
は、記録媒体11の再生速度を変えても音程が変化しな
いモードを指す。ダウンボタン38を押すと、再生クロ
ック周波数の変化率がマイナスに変化し、記録媒体11
の再生時の再生速度が減少して音程が下がるか、或は、
再生速度のみが減少する。アップボタン40を押すと変
化率がプラスに変化し、記録媒体11の再生時の再生速
度が増加して音程が上がるか、或は、再生速度のみが増
加する。ノーマルボタン39を押すと、ピッチ又はテン
ポを変化させていた場合は、記録媒体11の通常再生時
の音程及び速度に戻る。
【0016】41はモード変換スイッチで、ピッチを変
化させるかテンポを変化させるかを選択する。上記のボ
タン及びスイッチの操作信号は端子23かからシステム
コントロールマイコン22に供給される。
【0017】図3及び図4夫々は図2に示す操作ボタン
を操作したときシステムコントロールマイコン22が実
行する処理のフローチャートを示す。
【0018】図3(A)は、記録媒体11の再生速度を
下げるときのフローチャートである。ダウンボタン38
を押して、変化率−Xを設定するとこの処理が開始され
る。ステップ42では、変化率−Xの設定に従って、P
LL15にクロックの発振周期を長くするよう指示を出
し、再生速度を下げる。ステップ43では、テンポモー
ドかどうかの判定がなされる。ここでの判定はスイッチ
41に依存しており、スイッチ41がピッチモードであ
れば処理が終了し、テンポモードであればステップ44
に移行し、音程をNcent上げるキーコントロール処
理をキーコントロール処理部30に指示する。これによ
って、記録媒体11の再生速度が遅くなり、例えば音程
が下がった分、キーコントロール処理により音程のみを
上げ、通常再生時の音程に戻す作業をして全体の処理を
終了する。
【0019】図3(B)は、記録媒体11の再生速度を
上げるときのフローチャートである。アップボタン40
を押して、変化率+Xを設定するとこの処理が開始され
る。ステップ45では、変化率+Xの設定に従って、P
LL15にクロックの発信周期を短くするよう指示を出
し、再生速度を上げる。ステップ46では、テンポモー
ドかどうかの判定がなされる。スイッチ41がピッチモ
ードであれば処理が終了し、テンポモードであればステ
ップ47に移行し、音程をNcent下げるキーコント
ロール処理を指示する。これによって、記録媒体11の
再生速度が速くなり、音程が上がった分、キーコントロ
ール処理により音程のみを下げ、通常再生時の音程に戻
す作業をして全体の処理を終了する。
【0020】図4(A)は、音程を半音又は1cent
単位で下げるときのフローチャートである。フラットボ
タン35を押すとステップ60でフラットボタン35が
押されていた時間t1が所定時間T以上であるか否かを
判定する。ステップ60の判定結果がNOであると、ス
テップ48でキーコントロール処理部30に指示が出さ
れ、半音(100cent)音程を下げる。他方、ステ
ップ60の判定結果がYESであれば、1cent単位
で音程を変化させるモードに入る。ステップ61は音程
変化量−Ncentを設定し、ステップ62はキーコン
トロール処理部30に指示を出して音程を−Ncent
下げる。更に音程を半音又はNcent下げたいとき
は、再度フラットボタン35を押すことによって処理が
なされる。
【0021】図4(B)は、音程を半音又は1cent
単位で上げるときのフローチャートである。シャープボ
タン37を押すとステップ63でシャープボタン37が
押されていた時間t2が所定時間T以上であるか否かを
判定する。ステップ63の判定結果がNOであると、ス
テップ49でキーコントロール処理部30に指示が出さ
れ、半音(100cent)音程を上げる。他方、ステ
ップ63の判定結果がYESであれば、1cent単位
で音程を変化させるモードに入る。ステップ64は音程
変化量+Ncentを設定し、ステップ65はキーコン
トロール処理部30に指示を出して音程を+Ncent
上げる。更に音程を半音又はNcent上げたいとき
は、再度シャープボタン37を押すことによって処理が
なされる。
【0022】ここでキーコントロール処理の概略につい
て述べる。
【0023】記録媒体11を再生するときの再生速度の
変化と、音程の変化との間には図5に示すように、再生
速度が2倍(変化率100%)になると音程は1オクタ
ーブ(1200cent)上がり、再生速度が1/2倍
(変化率−50%)になると音程は1オクターブ(12
00cent)下がるという対数関係がある。速度n倍
に対する音程変化量Nを式で表わすと、式(1)の如く
なる。
【0024】 N=1200・(logn/log2)(cent) (1) また、n倍を速度変化の変化率Xで表現すると、式
(2)の如くなる。
【0025】 n=(X/100)+1 (2) 従って、図5に示す速度変化と音程の関係は、式(3)
の如く表わされる。
【0026】 N=1200・{log(X/100+1)}/log2(cent) (3) 具体的に説明すると、例えば再生速度を10%速くした
ときの再生音の音程変化量Nは、式(4)の如くなり、
略165(cent)上がることになる。従って再生速
度を10%速くしたときの再生信号の音声データをDS
P30により演算処理をして音程を165(cent)
下げるようにすれば、再生速度が速いにもかかわらず音
程は通常再生時の状態に維持することができる。
【0027】 N=1200・{log(10/100+1)}/log2 =1200・{log1.1}/log2 =1200・(0.0414/0.30103) ≒165 (cent) (4) 例えばアップボタン40で変化率を10%に設定するも
のとする。通常再生時ではPLL15の出力する再生ク
ロックは16.9344MHz、サンプリング周波数は
44.1kHzで信号再生されているが、変化率を10
%にしたことにより、ステップ45でPLL15の出力
する再生クロックは18.62784MHzとなり再生
速度が10%増加し、これに伴いサンプリング周波数も
48.51kHzに増加する。ステップ46でピッチモ
ードであれば、処理は終了するが、テンポモードの場合
はステップ47によりキーコントロール処理がなされ
る。ここでは、音程の増加分(165cent)を算出
し、音声データの演算処理により増加分を減少させ、音
程を通常再生時の状態に戻す。更にこの状態から音程を
1音下げたいときは、フラットボタン35を押し1音
(200cent)下げるように設定すると、キーコン
トロール処理部30による音声データの演算処理によ
り、200cent音程が下がる。以上の操作により、
ここでは再生速度が通常速度より10%増加した状態
で、音程は通常再生時より1音下がった状態となる。
【0028】図6は本発明の第2実施例のブロック図を
示す。同図中、図1と同一部分には同一符号を付し、そ
の説明は省略する。
【0029】本実施例では、PLL15を水晶発振器5
1と分周回路52とスイッチ53とに置き換えている。
水晶発振器51の出力クロックと分周回路52の出力ク
ロックは、システムコントロールマイコン22の出力制
御信号によって制御されるスイッチ53により切換えら
れる。分周回路52の分周比は、システムコントロール
マイコン22の出力制御信号によって制御される。通常
再生時は水晶発信器51からの出力クロックを選択し、
再生速度を変化させるときは、分周回路52の出力クロ
ックを選択してディジタル信号処理部14に供給する。
ピッチを可変する動作は、図2の説明で示したとおりで
ある。
【0030】この実施例では、再生クロックに水晶発振
器51の出力クロックおよびその分周したクロックを使
用するので、クロックのジッタ−等によるオーディオ特
性の劣化を軽減する事ができる。
【0031】図7は本発明の第3実施例を示す図であ
る。同図中、図1と同一部分には同一符号を付し、その
説明は省略する。
【0032】本実施例では、PLL15の代わりに水晶
発振器51を用い、ディジタル信号処理部14の再生ク
ロックは水晶発振器51の出力クロックを使用し、記録
媒体11の読取り速度は一定にする。ディジタル信号処
理部14の出力するディジタル音声データはシステムコ
ントロールマイコン22からの書き込み信号に基づいて
RAM55に一定速度で書込み、システムコントロール
マイコン22からの読みだし信号に基づいてRAM55
から読出したディジタル音声データはキーコントロール
処理部30へ供給されてキーコントロール処理が行なわ
れる。この時RAM55より音声データを読出す速度を
遅く(又は速く)することにより、テンポを遅く(又は
速く)することができる。この場合も再生時の音程は、
読出し速度を遅く(又は速く)した分低く(又は高く)
なるが、キーコントロール処理で音程を通常再生時の状
態に戻すことができる。この実施例では、記録媒体11
の再生速度は一定であるが、システム側、即ち、ディジ
タル信号処理部14の動作速度を通常の2倍に設定する
ことにより、再生速度を実質的に速くすることも可能で
ある。
【0033】なお、この実施例において再生クロックに
水晶発振器51の出力クロックを使用し、記録媒体11
からの読取り速度を一定に保持した場合、再生速度を変
化させても読取り誤差が増大することを防止できる。
【0034】なお、上記各実施例では、本発明をCDプ
レーヤに適用しているので、サーボ信号処理部21は高
周波信号からフォーカスサーボ及びトラッキングサーボ
の制御を行なうと共に、ビットクロック同期が一定とな
るようスピンドルサーボの制御を行なう。しかし、本発
明をDATに適用した場合は、サーボ信号処理部21は
フォーカスサーボは行わない。
【0035】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可
能である。
【0036】
【発明の効果】上述の如く、本発明になるディジタルオ
ーディオ再生装置によれば、ディジタル音声データの伝
送レートつまり速度を可変し、また、この速度可変によ
って変化した音程を可変することにより、出力する音声
信号の速度のみを可変できる。更に、伝送レートを可変
することなく音程を可変することによって出力する音声
信号の音程のみを可変できる。従って、実用的には極め
て有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の第1実施例のブロック図である。
【図2】本発明装置の操作ボタンの配置の一実施例を示
す図である。
【図3】システムコントロールマイコンの処理を説明す
るフローチャートである。
【図4】システムコントロールマイコンの処理を説明す
るフローチャートである。
【図5】再生速度と音程との関係を示す図である。
【図6】本発明装置の第2実施例のブロック図である。
【図7】本発明装置の第3実施例のブロック図である。
【図8】従来装置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
14 ディジタル信号処理部 15 PLL 19 D/Aコンバータ 22 システムコントロールマイコン 30 キーコントロール処理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の制御信号に基づいて再生クロック
    を生成するクロック生成手段(15、51−53)と、 該クロック生成手段に接続されており、ディジタル音声
    データが記録されている記録媒体から前記再生クロック
    に基づいて該再生クロックにより決定される再生速度で
    ディジタル音声データを再生する再生手段(10、1
    2、14)と、 該再生手段に接続されており、該再生手段から出力され
    る再生ディジタル音声データの音程を第2の制御信号に
    基づいて可変するディジタルシグナルプロセッサ(3
    0)と、 該クロック生成手段及び該ディジタルシグナルプロセッ
    サに接続されており、外部からの指示に応答して前記第
    1及び第2の制御信号を発生することにより所望の再生
    速度及び音程で再生されたディジタル音声データを該デ
    ィジタルシグナルプロセッサより出力させる制御手段
    (22)とを有するディジタルオーディオ再生装置。
  2. 【請求項2】 再生クロックを生成するクロック生成手
    段(51)と、 該クロック生成手段に接続されており、ディジタル音声
    データが記録されている記録媒体から前記再生クロック
    に基づいて該再生クロックにより決定される再生速度で
    ディジタル音声データを再生する再生手段(10、1
    2、14)と、 該再生手段に接続されており、該再生手段から出力され
    る再生ディジタル音声データを書き込み信号に基づいて
    書き込み、読み出し信号に基づいて読み出す記憶手段
    (55)と、 該記憶手段に接続されており、該記憶手段から読み出さ
    れた再生ディジタル音声データの音程を制御信号に基づ
    いて可変するディジタルシグナルプロセッサ(30)
    と、 該記憶手段及び該ディジタルシグナルプロセッサに接続
    されており、外部からの指示に応答して前記書き込み信
    号と読み出し信号と制御信号とを発生することにより所
    望の再生速度及び音程で再生されたディジタル音声デー
    タを該ディジタルシグナルプロセッサより出力させる制
    御手段(22)とを有するディジタルオーディオ再生装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009075177A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

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