JPH06103512A - 磁気ヘッドブロックの加工方法及びその装置 - Google Patents

磁気ヘッドブロックの加工方法及びその装置

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JPH06103512A
JPH06103512A JP27522692A JP27522692A JPH06103512A JP H06103512 A JPH06103512 A JP H06103512A JP 27522692 A JP27522692 A JP 27522692A JP 27522692 A JP27522692 A JP 27522692A JP H06103512 A JPH06103512 A JP H06103512A
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JP
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magnetic head
head block
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work
machining
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JP27522692A
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Kenji Iwabuchi
賢治 岩渕
Chisato Okina
千里 翁
Masaharu Hasegawa
正治 長谷川
Mikio Sakurai
幹男 桜井
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 数値制御研削盤1を主制御部10で駆動制御す
るテーブル6に揺動機構7を設けて円弧面の研削を行
う。カップ形砥石でワークWを予備研削してから、光学
ユニット11でワーク両端面の寸法を検出し、この検出情
報を画像処理部16で処理し、このデータを副制御部17で
設定量を比較し、ワークWの姿勢を駆動回路部18で調整
する。この調整後、本研削を行う。本研削の途中でも上
記の検出→調整を行う。 【効果】 光学ユニットの検出結果に基いてワークの姿
勢を調整するので、寸法精度の高い研削が保証される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドの加工方法
及びこの方法に使用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ヘッドにあっては、磁気ギャップの
デプス長を設計上の寸法に正確に合わせる必要がある。
何故なら、磁気ギャップのデプス長は、磁気ヘッドの特
性を左右する重要な要因の一つであるからである。ま
た、磁気ヘッドの摺接面は後にテープラップで除去でき
ない加工歪を発生させないことが要求される。そのた
め、切断前の磁気ヘッドブロックは、設定された磁気ギ
ャップデプス長が得られる迄磁気ギャップの深さ方向へ
の研削加工によって仕上げられる。
【0003】上記の研削加工に際し、従来は、研削加工
の途中で、磁気ギャップの深さを測定しながら研削作業
を行っていた。この測定には、研削盤に取付けられたツ
ールスコープによる測定と、光学顕微鏡を使用しての測
定とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の方法では、測定
者による測定値のバラツキが大きく、磁気ギャップのデ
プス長を正確に出せないという問題がある。後者の方法
では、測定者による測定値のバラツキは小さいのである
が、磁気ヘッドブロックを研削盤から取外して測定せね
ばならず、測定後に再び取付ける必要があり、作業が繁
雑で生産性の上で難点がある。また、再度の取付け時に
狂いが生じ易く、精度が低下し、やはり磁気ギャップの
デプス長が正確にならない。
【0005】その上、従来は、研削盤は、研削における
磁気ヘッドブロックの切込み量を調整する機能を有して
おらず、磁気ヘッドブロックを保持するホルダに切込み
量の被調整機能を持たせ、研削盤とは別に用意された調
整装置によって前記の測定の都度調整し直すという面倒
な方法を採っていた。このような調整では、デプス長誤
差の要因が増えて不都合である。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、高い寸法精度で加工が行え、かつ、作業が
簡単で高い生産性を以て加工が遂行される磁気ヘッドブ
ロックの加工方法及びその装置を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、次のような構成としている。
【0008】第一の発明は、磁気ヘッドブロックを加工
するに際し、前記磁気ヘッドブロックの被加工部分の寸
法を自動的に測定する機能を有する数値制御工作機械を
使用し、前記測定の結果により加工状態を把握し、この
加工状態を設定量と比較し、所定の加工を行う、磁気ヘ
ッドブロックの加工方法に係る。
【0009】第二の発明は、数値制御工作機械を使用し
て磁気ヘッドブロックを加工するに際し、前記数値制御
工作機械に設けた加工工具と前記磁気ヘッドブロックの
被加工面との位置関係を決めるために、前記磁気ヘッド
ブロックを所定量加工する第一工程と、前記磁気ヘッド
ブロックを測定位置に移動させる第二工程と、前記第一
工程での加工状態を画像処理により測定する第三工程
と、前記の画像処理による測定データによって前記磁気
ヘッドブロックの本加工の条件を設定する第四工程と、
前記磁気ヘッドブロックを加工位置へ移動させる第五工
程と、前記加工条件に従って前記本加工を行う第六工程
とを有し、この第六工程の後に前記第二工程へ移行し、
更に、少なくとも前記第三工程を行う、前記第一の発明
に係る、磁気ヘッドブロックの加工方法に係る。
【0010】上記の第四工程と、第五工程とは、いずれ
を先にしても、同時としても良い。
【0011】第三の発明は、加工工具と、磁気ヘッドブ
ロックを支持する支持部材と、この支持部材を、前記加
工工具による加工位置と前記磁気ヘッドブロックの被加
工部分の寸法測定位置との間で往復動させる移動手段
と、前記磁気ヘッドブロックの前記被加工部分の寸法を
検出する検出手段と、前記検出の結果を画像処理して前
記被加工部分の寸法を測定する画像処理部と、この画像
処理部で得られた測定データによって前記磁気ヘッドブ
ロックの加工条件を設定する設定手段と、この設定手段
からの加工条件によって少なくとも前記磁気ヘッドブロ
ックの位置調整を行う調整手段と、前記移動手段及び前
記調整手段の動作を数値制御する数値制御部とを有す
る、磁気ヘッドブロックの加工装置に係る。
【0012】第四の発明は、精密な軸受に軸支されたカ
ップ形砥石を有する高精度加工部と、磁気ヘッドブロッ
クを前記高精度加工部と寸法測定部との間で往復動させ
る移動台上に設けられた磁気ヘッドブロック揺動手段
と、前記磁気ヘッドブロックの被加工面のレベルを調整
するために、前記磁気ヘッドブロックを回転させる回転
式調整手段とを有する、前記第三の発明に係る、磁気ヘ
ッドブロックの加工装置に係る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0014】図1は、磁気ヘッドブロックの研削加工に
供した研削盤の概略平面図である。この研削盤は、数値
制御平面研削盤1に被加物である磁気ヘッドブロック
(以下、ワークと呼ぶ)Wの被加工部分の寸法を自動的
に測定する機能を付加し、更に被研削面を断面円弧状に
研削する円筒研削盤の機能を付加したものである。
【0015】研削は、砥石とワークとの相対運動によっ
てなされる。この例では、砥石には矢印Y方向に往復動
可能なカップ形砥石3を使用し、ワークWは矢印X方向
に往復動させるようにしている。ヘッド2上には円弧矢
印θ方向に±20度の範囲内で回動可能でかつ矢印X方向
に往復動可能なワークホルダ回動機構9が載置され、ワ
ークホルダ回動機構9上にテーブル6が取付けられる。
【0016】テーブル6にはワークホルダを揺動(40度
の範囲内を回動)させる揺動機構7とワークホルダ支持
部8とが固定される。ワークホルダ5は、揺動機構7の
回りセンタ7aとワークホルダ支持部8の止めセンタ8
aとに支持され、ワークWは、鉄製ブロックFBに接着
され、鉄製ブロックFBを介してワークホルダ5に通例
の電磁チャックによって固定され、揺動機構7によって
ワークWが揺動してその研削面がカップ形砥石3によっ
て断面円弧状に研削される。
【0017】図10はワークW、鉄製ブロックFB及びワ
ークホルダ5を分離して示す斜視図である。
【0018】図8はワーク研削の状態を示す概略正面図
で、ワークWは同図(a)に示す実線位置と仮想線位置
との間で往復動し、ワークWが実線位置及び仮想線位置
に一瞬停止する時にカップ形砥石3が図1の矢印Y方向
に僅か前進し、ワークWが研削される。図8(b)はワ
ークWがカップ形砥石3によって削られている状態を示
している。
【0019】図9はワークが研削されている状態を示
し、同図(a)は正面図、同図(b)は断面図である。
カップ形砥石3を取付けた軸4は、図示しない空気静圧
軸受に軸支され、カップ形砥石3は振れのない高い精度
を以て回転する。
【0020】以上の動作は、数値制御を行う主制御部10
(図1に示す)によって制御される。
【0021】ヘッド2の図1において右側には、ワーク
Wの長手方向両端面を観察する一対のCCDカメラ13、
13を設けた光学ユニット(寸法検出装置)11が位置して
いる。図2はワークWが光学ユニット11に対向位置した
状態でのカップ形砥石3とテーブル6との位置関係を示
し、図3は寸法測定時の図1の部分拡大図である。ワー
クWが充分な研削代を残して研削されると、テーブル6
が往動してワークWを光学ユニット11に対向させるよう
に位置し、次いで、光学ユニット11が前進(往動)して
検出態勢をとる。
【0022】光学ユニット11は次のように構成されてい
る。Y方向に平行に往復動可能なスライドテーブル12に
一対のCCDカメラ13、13が載置されている。各CCD
カメラ13には顕微鏡14が固定され、その対物レンズ14a
の先端にミラー15が取付けられていて、ワークWの両端
面Wa、Wbの状態が拡大されてCCDカメラ13、13に
撮像される。
【0023】図11はCCDカメラに撮像されたワークの
両端面Wa、Wbを示している。図11にはワークの最終
仕上げ面が仮想線で示してあり、コイル巻回用の窓Ww
と最終仕上げ面との距離d0 が設計上の磁気ギャップデ
プス長である。充分な研削代を残して研削されたワーク
の両端面Wa、Wbで、窓Wwとこの時点での研削面と
の距離d1 、d2 とd0 との差がその後の仕上げの研削
代となる。
【0024】d1 =d2 であれば、その儘ワークをカッ
プ形砥石に対向するように復動させ、研削を続行する。
1 ≠d2 の場合は、図1の副制御部17が、ワークホル
ダ回動機構9をd1 とd2 との差に対応して(即ち、設
定量であるd1 =d2 と比較して)回動させ、設計上の
0 が両端面で得られるように調整する。
【0025】この調整は次のようにしてなされる。図1
において、CCDカメラ13、13で撮像されたワーク両端
面の検出情報は、画像処理部16に入力し、上記d1 、d
2 が計測される。このd1 、d2 の計測信号は副制御部
17に入力し、副制御部17が駆動回路部18を作動させる。
駆動回路部18は、ワークホルダ回動機構9を指示された
角度だけθ方向に回動させ、かつ、光学ユニット11のス
ライドテーブル12を後退(復動)させてワークWを復動
可能にする。次いで、駆動回路部18はテーブル6を復動
させ、主制御部10に制御されながら、以降の研削が遂行
される。画像処理部16は、パーソナルコンピュータを組
合せた自動切込み量設定機構を設けることができる。
【0026】この後期の研削の途中でワーク両端面の計
測を再び行い、その後は上記のステップに従って最終的
な研削を行い、研削加工を終了する。図1中、19は操作
キーボードである。かくして、磁気ギャップデプス長の
正確な磁気ヘッドブロックが得られる。ワークの取外し
をせずに済み、加工精度が高い上に研削作業が簡単で歩
留高く、低コストで加工がなされる。
【0027】以上の各ステップをプロセスフロー図に示
すと、図12の通りになる。なお、上記の再度の計測は、
2回以上行って一層の正確な研削加工を保証するように
して良い。以上のようにして研削加工を終了した磁気ヘ
ッドブロックは、所定厚さに切断されて複数の磁気ヘッ
ドとなる。
【0028】次に、テーブル、カップ形砥石及び光学ユ
ニットの移動機構について、図1の部分詳細図である図
4、図4に対応する正面図である図5、同左側面図であ
る図6及び図6の VII−VII 線断面図である図7によっ
て説明する。
【0029】ワークの往復動は次のようにしてなされ
る。図4〜図6に示すように、ヘッド2には軸受22、23
が立設し、X軸送りモータ24の正逆回転によって回動す
るX軸送りねじ21が軸受22、23に軸支されている。ワー
クホルダ回動機構9は、X軸送りねじ21に螺合する往復
台9aを有し、往復台9aの下側には一対のガイド9
b、9bが設けられ、X軸送りねじ21と平行にヘッド2
に設けられた一対のガイド溝2a、2aにガイド部9
b、9bが嵌合している。
【0030】X軸送りねじ21の回動により、往復台9a
がガイド溝2a、2aに案内されて往復台9aがX方向
に往復動し、これによってワークホルダ回動部9、テー
ブル6、ワークホルダ5及びワークWがX方向に往復動
する。
【0031】カップ形砥石の往復動は次のようにしてな
される。図4、図6、図7に示すように、ヘッド2には
Y方向に平行な一対のガイドレール25、25が設けられ、
砥石回転機構26の下部四隅に逆U字形を呈するガイド部
26aが設けられ、その凹部26bがガイドレール25に嵌合
する。このようにガイド部26aがガイドレール25を跨ぐ
ようになっている。ヘッド2には軸受29が立設し、軸受
29にY方向に軸支されたY軸送りねじ28が砥石回転機構
26に螺合している。
【0032】Y軸送りモータ30の正逆回転によってY軸
送りねじ28が回動して砥石回転機構26がガイドレール2
5、25に案内されてY方向に往復動し、これによってカ
ップ形砥石3がY方向に往復動する。図中、27は、前述
した空気静圧軸受のエアスピンドルである。
【0033】光学ユニットの往復動は次のようにしてな
される。図4、図5に示すように、ヘッド2に立設する
支柱31、31には台板32が固定され、台板32には一対のガ
イドレール33、33が設けられている。
【0034】光学ユニット11は顕微鏡支持台12を有し、
その両側に立設するフォーカスステージ駆動部12c、12
cは軸受12a、12aに軸支された送りねじ12b、12bに
よってフォーカスステージ36、36をX方向に平行の方向
に移動させるようになっている。フォーカスステージ3
6、36には顕微鏡14、14が固定され、フォーカスステー
ジ36、36の移動によって顕微鏡14、14がワーク両端面の
焦点合わせをするようにしてある。
【0035】顕微鏡支持台12の下面には一対の逆U字形
のガイド部34、34が固定され、その凹部34a、34aが台
板32に設けられた一対のガイドレール33、33に嵌合し、
ガイド部34、34がガイドレール33、33を跨ぐようにし
て、光学ユニット11がY方向に平行の方向に往復動でき
るようになっている。
【0036】この往復動は、前述の砥石回転機構26の往
復動と同様に、光学ユニット送りねじ35の回動によって
なされる。光学ユニット送りねじ35を回動させるモータ
は図示省略してある。
【0037】以上の実施例は、正確な磁気ギャップデプ
ス長を得るための磁気ヘッドブロックの研削加工の例で
あるが、このほか、磁気ヘッドの他の部分の研削加工に
も本発明を適用することができる。
【0038】図13はその一例を示す研削加工の要領を示
すカップ形砥石の断面図である。この例は、磁気ヘッド
ブロックを構成する一対の磁気ヘッドブロック半体の一
方の磁気ヘッドブロック半体の研削加工を行う例であ
る。磁気ヘッドのコイル巻回用窓は、正確な寸法になっ
ていることが要求される。
【0039】図13は、磁気ヘッドブロックの半体の窓の
上側の傾斜面を研削仕上げの要領を示している。磁気ヘ
ッドブロック半体41は図示しないワークホルダに斜めに
支持され、窓形成用凹部の上側傾斜面41aがカップ形砥
石3によって研削される。この窓形成用凹部は、研削加
工前には例えば矩形の凹部であっても良い。
【0040】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明の技術思想に基づいて前記実施例に種々の変形を加え
ることができる。
【0041】例えば、ワークの寸法を検出する手段は、
CCDカメラや顕微鏡を搭載した光学ユニットのほか、
他の適宜の機構の検出手段(例えばフォトセンサや磁気
センサ)であって良く、使用する加工工具は、カップ形
砥石のほか、他のタイプの砥石又は砥石以外の他の適宜
の加工工具であって良い。また、ビデオ用ヘッドの溝入
れ等の高精度の位置決めを必要とする加工にも本発明が
適用可能である。
【0042】
【発明の作用効果】本発明は、被加工部分の寸法を自動
的に測定し、この測定の結果によって加工状態を把握
し、この加工状態を設定量と比較して所定の加工を行う
ようにしているので、加工後の磁気ヘッドブロックの寸
法精度は安定して極めて高くなる。その結果、最終的に
得られる磁気ヘッドは、品質、信頼性が共に高いものと
なり、歩留も高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の研削盤の概略平面図である。
【図2】同ワークが光学ユニットに対向位置した状態で
のカップ形砥石とテーブルとの位置関係を示す平面図で
ある。
【図3】同寸法測定時の図1の部分拡大図である。
【図4】同図1の部分詳細図である。
【図5】同図4に対応する正面図である。
【図6】同図4に対応する左側面図である。
【図7】同図6の VII−VII 線断面図である。
【図8】同研削要領を示すカップ形砥石とワークとの概
略正面図で、同図(a)はワークがカップ形砥石から離
れている状態を示し、同図(b)は研削状態を示す。
【図9】同研削時のカップ形砥石とワークとを示し、同
図(a)は正面図、同図(b)は断面図である。
【図10】同ワーク、鉄製ブロック及びワークホルダを分
離して示す斜視図である。
【図11】同CCDカメラで撮像されたワーク両端面の拡
大像である。
【図12】同研削加工遂行のステップを示すプロセスフロ
ー図である。
【図13】他の実施例の研削加工状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 数値制御研削盤 2 ヘッド 2a 同ガイド溝 3 カップ形砥石 4 カップ形砥石の軸 5 ワークホルダ 6 テーブル 7 揺動機構 9 ワークホルダ回動機構 9a 同往復台 9b 同ガイド部 10 主制御部 11 光学ユニット(寸法検出装置) 12 スライドテーブル 13 CCDカメラ 14 顕微鏡 15 ミラー 16 画像処理部 17 副制御部 18 駆動回路部 19 操作キーボード 21 X軸送りねじ 25 Y軸ガイドレール 26 砥石回転機構 26a 同ガイド部 27 空気静圧軸受のエアスピンドル 28 Y軸送りねじ 33 光学ユニット移動用ガイドレール 34 光学ユニットのガイド 35 光学ユニット送りねじ 36 フォーカスステージ 41 磁気ヘッドブロック半体 41a 同窓形成用凹部の傾斜面 FB 鉄製ブロック W ワーク(磁気ヘッドブロック)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 幹男 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドブロックを加工するに際し、
    前記磁気ヘッドブロックの被加工部分の寸法を自動的に
    測定する機能を有する数値制御工作機械を使用し、前記
    測定の結果により加工状態を把握し、この加工状態を設
    定量と比較し、所定の加工を行う、磁気ヘッドブロック
    の加工方法。
  2. 【請求項2】 数値制御工作機械を使用して磁気ヘッド
    ブロックを加工するに際し、 前記数値制御工作機械に設けた加工工具と前記磁気ヘッ
    ドブロックの被加工面との位置関係を決めるために、前
    記磁気ヘッドブロックを所定量加工する第一工程と、 前記磁気ヘッドブロックを測定位置に移動させる第二工
    程と、 前記第一工程での加工状態を画像処理により測定する第
    三工程と、 前記の画像処理による測定データによって前記磁気ヘッ
    ドブロックの本加工の条件を設定する第四工程と、 前記磁気ヘッドブロックを加工位置へ移動させる第五工
    程と、 前記加工条件に従って前記本加工を行う第六工程とを有
    し、この第六工程の後に前記第二工程へ移行し、更に、
    少なくとも前記第三工程を行う、請求項1に記載され
    た、磁気ヘッドブロックの加工方法。
  3. 【請求項3】 加工工具と、 磁気ヘッドブロックを支持する支持部材と、 この支持部材を、前記加工工具による加工位置と前記磁
    気ヘッドブロックの被加工部分の寸法測定位置との間で
    往復動させる移動手段と、 前記磁気ヘッドブロックの前記被加工部分の寸法を検出
    する検出手段と、 前記検出の結果を画像処理して前記被加工部分の寸法を
    測定する画像処理部と、 この画像処理部で得られた測定データによって前記磁気
    ヘッドブロックの加工条件を設定する設定手段と、 この設定手段からの加工条件によって少なくとも前記磁
    気ヘッドブロックの位置調整を行う調整手段と、 前記移動手段及び前記調整手段の動作を数値制御する数
    値制御部とを有する、磁気ヘッドブロックの加工装置。
  4. 【請求項4】 精密な軸受に軸支されたカップ形砥石を
    有する高精度加工部と、 磁気ヘッドブロックを前記高精度加工部と寸法測定部と
    の間で往復動させる移動台上に設けられた磁気ヘッドブ
    ロック揺動手段と、 前記磁気ヘッドブロックの被加工面のレベルを調整する
    ために、前記磁気ヘッドブロックを回転させる回転式調
    整手段とを有する、請求項3に記載された、磁気ヘッド
    ブロックの加工装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997040493A1 (en) * 1996-04-19 1997-10-30 Micrion Corporation Thin-film magnetic recording heads and systems and methods for manufacturing the same

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