JPH061034B2 - 移動式保守点検階段 - Google Patents

移動式保守点検階段

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JPH061034B2
JPH061034B2 JP60063432A JP6343285A JPH061034B2 JP H061034 B2 JPH061034 B2 JP H061034B2 JP 60063432 A JP60063432 A JP 60063432A JP 6343285 A JP6343285 A JP 6343285A JP H061034 B2 JPH061034 B2 JP H061034B2
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JP
Japan
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plate
staircase
traveling rail
carriage
mounting
Prior art date
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JP60063432A
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JPS61225487A (ja
Inventor
正樹 小松
義寛 高木
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Shimizu Construction Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、傾斜面を構成するソーラーパネル面等を保守
点検の作業をする際に利用する移動式保守点検階段に関
する。
(従来の技術) 従来、傾斜状態に取り付けた例えばソーラーパネル面を
保守、点検する場合、作業者は梯子上で作業を行ってい
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の梯子は、単に所定の高さまで作業
者を案内するためのものであって、点検、補修の個所ま
で作業者を案内し、作業者が直接ソーラーパネルを保
守、点検することはできなかった。また梯子の移動も容
易でなく、作業に手間を要する問題があった。
本発明の目的は、ソーラーパネル面等の傾斜面に対する
保守点検作業を容易にかつ安全に行うことができ、階段
の移動に手間がかからず、移動作業が迅速に行えるよう
にすることにある。本発明の他の目的は、傾斜面の規模
に対応できるようにすることにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明では、所定角度の傾斜面に傾斜方向と交差する方
向に敷設しかつ所定間隔を置いて設けてある走行レール
と、上記傾斜面に沿って配設してある階段ユニットと、
上記走行レール上を走行可能である移動台とを具備して
いる。上記階段ユニットは、踏板、踏板の両側に配置し
てあるささら板及び一側のささら板に立設してある手す
りとからなる。上記移動台は、この移動台の両側に配置
してある台車取付板と、両台車取付板より内方に配置し
てある2種類の支持板と、上記台車取付板に取付けてあ
りかつ上記走行レールを走行する台車と、台車取付板間
の下部に設け上記走行レールの側面を走行する副台車と
を備えている。上記2種類の支持板において、一方の支
持板は、一側に上記ささら板の端部と接続するためボル
ト用の取付孔を設けてある接続片を形成してあり、他方
の支持板は両側に上記ささら板の端部と接続するためボ
ルト用の取付孔を設けてある接続片をそれぞれ形成して
ある。上記各ささら板と上記2種類の支持板とは、上記
接続片を介してボルトによって連結されるものである。
(作用) 階段ユニットは、移動台の台車が走行レール上に沿って
走行することにより、所定位置まで迅速に移動可能とな
り、副台車の存在により台車の移動が円滑に行われる。
そして傾斜面の規模に応じて、例えば規模が大きい場合
には階段ユニットの上側又は下側に接続している移動台
の接続片に別の階段ユニットを接続する。
(実施例) 以下本発明の一実施例として、ソーラーパネルの点検補
修用の階段として適用した場合を図面に基づいて説明す
る。
第1〜3図において、2段に配設したソーラーパネル
P,P1は45°の傾斜角をもって取付面G上に設置さ
れており、下段のソーラーパネルPの下端側、両ソーラ
ーパネル間及び上段のソーラーパネルP1の上端側に、
パネルの傾斜方向と交差する方向に断面溝形の走行レー
ル1,1a,1bをパネル面からわずかな間隔を置いて
敷設してある。各走行レールの支持方法は、取付面Gか
ら立上っている支持脚2の上端で走行レールを水平に支
持するものである。走行レール1,1a,1bに沿っ
て、下方の階段ユニット3と上方の階段ユニット3aと
がそれぞれ移動台4,4a,4bを介して移動自在であ
り、両階段ユニットは中間の移動台4aにより接続して
1台の組合せ階段ユニットを構成し、パネルP,P1に
沿って近接配置されている。
ここで下方の階段ユニット3の具体的構成を説明する。
階段ユニットの本体は、踏板5、ささら板6及び一方の
ささら板に立設した手すり7からなる。そしてささら板
6の両端部には移動台4,4aをそれぞれ取り付けてあ
る。
まず下方の移動台4について説明すると、第4〜7図に
示すように水平に配設した3本のパイプ8の両側に台車
取付板9,10及び支持板11をそれぞれ取り付けてあ
る。左右両側の支持板間は連結板12により、取付板1
0と支持板11との間は連結板13によりそれぞれ連結
固定されている。台車取付板9,10は逆L字形に形成
され、両台車取付板間に渡した固定板14の下面に台車
15をボルト16によって取り付けてある。台車15は
走行レール1上を走行自在である。台車15の横すべり
を防止し、台車の円滑な移動を可能にするために、台車
取付板9,10間の下部に副台車17(第5図)を水平
状態に取り付けてあり、この副台車は走行レール1の側
面を走行する。台車取付板9,10間の下端に浮上り防
止板18を固着してあり、この浮上り防止板を走行レー
ル1の下面に当接可能とし、副台車17が走行レールか
ら外れるのを防止している。台車取付板10と支持板1
1との間には、棒体からなるストッパ19を垂設してあ
り、ストッパの下端に弾性体20を装着してある。スト
ッパ19は、連結板13にボルトで固定したコ字状の案
内板21に上下動自在に支持し、下端の弾性体20は走
行レール1の走行面に当接可能である。ストッパ19
は、板間のストッパ外周に巻回してあるスプリング22
のばね力により常時上方に持上げられており、ストッパ
に水平に取り付けた規制板23が案内板21に突設した
止板24に接し、ストッパの持上げ状態を位置保持して
いる。このため弾性体20は、通常は走行レール1の走
行面より第4図鎖線の位置まで離れ、台車15の走行を
妨げないようにしている。ストッパ19には、弾性体2
0が走行レール1の走行面に当接している状態を保持す
る位置保持手段(図示せず)を設けてある。
また支持板11は、第3,5,7図に示すように上端側
に接続片111を斜め上方に向けて突設されてあり、こ
の接続片には長溝状の取付孔112を形成してある。接
続片111にはささら板6の下端部をボルト25によっ
て接続してあり、ボルトを取付孔内を移動させることに
より、ささら板の接続位置を任意に調整できる。接続片
111の傾斜角度は、パネル面の傾斜角度に合わせて設
定されており、この例では45°に設定され、このため
ささら板6の設定位置をパネルP面に沿わせることがで
きる。
また中間の移動台4aの構成は、下方の移動台4のそれ
と実質的に同一構成となっており、構成部分の符号は、
第1〜3図に示すように下方の移動台の対応する構成部
分の符号に「a」を付してある。ただし、中間の移動台
4aには上記ストッパ19を設けていない。したがって
ストッパ19の支持手段21,22,24は具備しな
い。そして支持板11の形状も、上記階段ユニット支持
板11aのそれと異なり、第2,3図に示すように 形に形成してある。階段ユニット支持板11aの下方側
の接続片111a1にささら板6の上端部をボルト25
で固着し、上方側の接続片111aに上方の階段ユニッ
ト3aのささら板6aの下端部を取付孔112a及びボ
ルト25を介して接続している。
上方の階段ユニット3aの構成は上記下方の階段ユニッ
ト3のそれと実質的に同一構成で、各構成部分の符号
は、下方の階段ユニット3の符号に「a」を付して対応
関係を明確にしている。
また階段ユニット3aの上端部に設けてある移動台4b
についても、上記下方の移動台4と実質的に同一であっ
て、対応する構成部分の符号については下方の移動台の
符号に「b」を付してある。ただし、上方の移動台4b
の階段ユニット支持板11bの形状は、下方の移動台4
のそれとは相違し、コ形となっており、接続片111b
1には第3図に示すようにささら板6aの上端部をボル
ト25で固着してある。
次に使用方法について説明する。
階段ユニット3,3aは第1,4図実線に示すように走
行レール1,1b上に固定状態にあるので、まずストッ
パ19,19bの押込み状態を解除すると、スプリング
22,22bのばね力でストッパは上動し、下端の弾性
体20,20bが走行レール1,1bから第4図鎖線の
位置まで離れる。そしてパネルP,P1の点検、補修個
所まで人力により階段ユニット3,3aを移動し、そこ
で再びストッパ19,19bを押込み、下端の弾性体2
0,20bを走行レール1,1bの走行面に当て、スト
ッパを走行レール上に起立させ、押込み状態を位置保持
手段(図示せず)で保持して、台車15,15bの移動
を規制し、再び階段ユニットをレール1,1a,1b上
に固定してから、作業者が階段ユニットに乗って作業を
行う。
上例では、パネルP,P1が上下二段に配設したため、
階段ユニット3,3aを接続したが、パネルが下段のみ
である場合には階段ユニットは階段ユニット3の1台の
みでよく、そして移動台4,4aを利用して移動自在と
する。この場合、移動台4aにストッパを設けてもよ
い。このように階段ユニット3を1ユニットとして、パ
ネルの長さに合せて、複数ユニットを接続することがで
きる。
本発明の階段は、ソーラーパネルの保守、点検用に用い
るものに限定されるものではない。
(発明の効果) 本発明によれば、階段ユニットを傾斜面に沿ってかつこ
れに近接して設置できるので、ソーラーパネル面等で構
成する傾斜面に対する保守点検の作業を容易にかつ安全
に行うことができ、そして階段ユニットは走行レールに
沿って移動自在であるので、移動に手間がかからず、移
動作業が迅速に行えしかも台車の他に副台車を設けてい
るので、台車の移動が円滑に行える。また階段ユニット
の両側に移動台を設け、各移動台に階段ユニットを接続
するための2種類の支持板を設け、かつ各支持板にボル
ト用の取付孔を設けた接続片を形成しているので、階段
ユニットを複数接続でき、このため傾斜面の規模に応じ
て階段の大きさを変えることができて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は正面図、 第2図は第1図の右側面図、 第3図は第1図III−III線に沿う拡大断面図、 第4図は下方の移動台の使用状態を示す拡大正面図であ
って、左側のストッパを省略している図、 第5図は第4図の右側面図、第6図は下方の移動台の拡
大平面図、第7図は第6図の右側面図である。 1,1a,1b…走行レール、 3,3a…階段ユニット、 4,4a,4b…移動台、 5,5a…踏板、 6,6a…ささら板、 7,7a…手すり、 9,9a,,9b…台車取付板、 10,10a,10b…台車取付板、 11,11a,11b…支持板、 111,111a,…接続片、 111a1,111b1…接続片、 112,112a…取付孔、 15,15a,15b…台車、 16,25…ボルト、 17,17a,17b…副台車。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定角度の傾斜面に傾斜方向と交差する方
    向に敷設しかつ所定間隔を置いて設けてある走行レール
    と、上記傾斜面に沿って配設してある階段ユニットと、
    上記走行レール上を走行可能である移動台とを具備して
    おり、 上記階段ユニットは、踏板、踏板の両側に配置してある
    ささら板及び一側のささら板に立設してある手すりとか
    らなり、 上記移動台は、この移動台の両側に配置してある台車取
    付板と、両台車取付板より内方に配置してある2種類の
    支持板と、上記台車取付板に取付けてありかつ上記走行
    レールを走行する台車と、台車取付板間の下部に設け上
    記走行レールの側面を走行する副台車とを備えており、 上記2種類の支持板において、一方の支持板は、一側に
    上記ささら板の端部と接続するためボルト用の取付孔を
    設けてある接続片を形成してあり、他方の支持板は両側
    に上記ささら板の端部と接続するためボルト用の取付孔
    を設けてある接続片をそれぞれ形成してあり、 上記各ささら板と上記2種類の支持板とは、上記接続片
    を介してボルトによって連結されるものであることを特
    徴とする移動式保守点検階段。
JP60063432A 1985-03-29 1985-03-29 移動式保守点検階段 Expired - Lifetime JPH061034B2 (ja)

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JP60063432A JPH061034B2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29 移動式保守点検階段

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JPS61225487A JPS61225487A (ja) 1986-10-07
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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5023143U (ja) * 1973-06-27 1975-03-15
JPS5437927U (ja) * 1977-08-20 1979-03-13
JPS58168700U (ja) * 1982-05-06 1983-11-10 株式会社今井製作所 建造物

Also Published As

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JPS61225487A (ja) 1986-10-07

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