JPH0610292U - フォークリフトのロードスタビライザ装置 - Google Patents
フォークリフトのロードスタビライザ装置Info
- Publication number
- JPH0610292U JPH0610292U JP5058992U JP5058992U JPH0610292U JP H0610292 U JPH0610292 U JP H0610292U JP 5058992 U JP5058992 U JP 5058992U JP 5058992 U JP5058992 U JP 5058992U JP H0610292 U JPH0610292 U JP H0610292U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp arm
- forklift
- clamp
- stabilizer device
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】薄物積荷の的確な把持とクランプアームの格納
とを両立させて、ロードスタビライザ装置付フォークリ
フトの多機能化を図る。 【構成】左右対のリフトブラケット21、22及びその
前面に横設された上下のフィンガバー23、24とから
なる昇降部材20と、該昇降部材20に連設され、上下
のフィンガバー23、24間からほぼ直状に前方へ延出
して垂直面内での回動可能に枢支されたクランプアーム
28と、該クランプアーム28の基端に連節された格納
兼用のクランプシリンダ30及び同先端に枢着された押
え板31とを備え、上方回動端の該クランプアーム28
がフィンガバー23、24の前面に沿って直立する格納
姿勢を占有すべく構成したことにより、ロードスタビラ
イザ装置付フォークリフトの多機能が達成できる。
とを両立させて、ロードスタビライザ装置付フォークリ
フトの多機能化を図る。 【構成】左右対のリフトブラケット21、22及びその
前面に横設された上下のフィンガバー23、24とから
なる昇降部材20と、該昇降部材20に連設され、上下
のフィンガバー23、24間からほぼ直状に前方へ延出
して垂直面内での回動可能に枢支されたクランプアーム
28と、該クランプアーム28の基端に連節された格納
兼用のクランプシリンダ30及び同先端に枢着された押
え板31とを備え、上方回動端の該クランプアーム28
がフィンガバー23、24の前面に沿って直立する格納
姿勢を占有すべく構成したことにより、ロードスタビラ
イザ装置付フォークリフトの多機能が達成できる。
Description
【0001】
本考案は、フォークリフトのロードスタビライザ装置、とくに薄物の積荷を対 象としたロードスタビライザ装置の改良に関する。
【0002】
フォークリフトのロードスタビライザ装置は、フォーク上の積荷を上方から押 えつけて走行時における荷崩れを防止するものであるが、この装置が不使用時に 通常の荷役作業を妨げないよう、クランプアームを上向き若しくは下向きに回動 させてこれを格納するようにした技術も知られている。
【0003】 図3、図4は実公昭61−24559号公報に開示されている従来のロードス タビライザ装置を例示したものである。同装置は、クランプアーム1をストレー トに形成してその後端をガイドバー5上端部に回動自在にピン2連結するととも に、その前端部をクランプシリンダ7のピストンロッド8上端にピン4連結して あり、また、ガイドレール6に沿って昇降するガイドバー5には、クランプアー ム1と係合してその下方回動を阻止するストッパ5aを設けたものである。
【0004】 したがって、その使用時にはクランプシリンダ7の縮小作動により、クランプ プレート12をフォーク11上の積荷Wに押圧させて該積荷Wを把持することが でき、不使用時にはガイドバー5をその上端部が上限位置規制ストッパ13に係 合するまで移動させ、更にクランプシリンダ7を伸長作動させることにより、ピ ン4と前後にオフセットしているピン2を支点としてクランプアーム1を上方に 回動させ、起立状態に格納できるようにしたものである。
【0005】 一方、図5に示す実開昭61−191399号公報所載のロードスタビライザ 装置は、とくに薄物の積荷を対象としているため、クランプシリンダ14によっ て上下動されるクランプアーム15は、前方へ張出すと同時に下方へも大きく屈 曲されて、フォーク16面近傍の把持作業が可能なるよう構成されている。
【0006】
上述のように、薄物の積荷を対象としたロードスタビライザ装置は、クランプ アームの形状が機能上、下方への屈曲を余儀なくされるだけに、例えば前者の従 来技術に習ってこれを上向きに回動するようにしたとしても、クランプアームは 依然としてフォークの上方へ大きく張出すことを免れず、結果的に通常の荷役作 業に支障のない格納姿勢に変容させることは頗る困難である。すなわち、薄物の 積荷を対象とした上記ロードスタビライザ装置はあくまでも専用アタッチメント としての役割を果すにとどまり、多機能化の視点からも決して満足すべきものと はいい難い。
【0007】 本考案は、薄物積荷の的確な把持とクランプアームの格納とを両立させて、ロ ードスタビライザ装置付フォークリフトの多機能化を図ることを解決すべき技術 課題とするものである。
【0008】
本考案は上記課題解決のため、左右対のリフトブラケット及びその前面に横設 された上下のフィンガバーとからなる昇降部材と、該昇降部材に連設され、上下 のフィンガバー間からほぼ直状に前方へ延出して垂直面内での回動可能に枢支さ れたクランプアームと、該クランプアームの基端に連節された格納兼用のクラン プシリンダ及び同先端に枢着された押え板とを備え、上方回動端の該クランプア ームがフィンガバーの前面に沿って直立する格納姿勢を占有すべく構成した新規 な技術手段を採用している。
【0009】
本装置は、従来のようにクランプアームをレールの案内によって上下動させる ものでなく、両フィンガバー間からほぼ直状に前方へ延出させたクランプアーム を垂直面内で回動させることにより、薄物の積荷を合理的に把持するようにした ものである。つまり両フィンガバー間に回動枢軸を有するクランプアームは、そ の俯傾姿勢によってフォーク面近傍の積荷を確実に把持し、しかも最仰傾位置( 上方回動端)ではフィンガバーの前面に沿って直立する格納姿勢を占有して、フ ォークの上方を全面的に開放するので、通常の荷役作業にも即座に適応させるこ とができる。
【0010】
以下、図に基づいて本考案の実施例を具体的に説明する。 図1及び図2において、21、22はリフトローラが省略されている左右対の リフトブラケットで、その前面には上下に間隔してフィンガバー23、24が横 設されており、これらは図示しないリフトシリンダの作動によりマストに沿って 昇降する昇降部材20を形成している。該リフトブラケット21、22の挟間で 平行状に対向し、該フィンガバー23、24の背面に固着された保持部材25、 26には支軸27が架設され、フィンガバー23、24間からほぼ直状に前方へ 延出するクランプアーム28は、該支軸27により垂直面内での回動可能に枢支 されている。また、保持部材25、26の上端部間には格納兼用のクランプシリ ンダ30が揺動自在に軸支され、該クランプシリンダ30から延出するピストン ロッド30a端は、上記クランプアーム28の基端と連接されている。なお、3 1はクランプアーム28の先端に揺動可能に枢着されたパッド32付の押え板で あり、33はフィンガバー23、24に懸架されたフォークである。
【0011】 本考案は、上述のようにクランプアーム28の回動によって積荷を把持する点 に大きな特徴を有している。すなわち、クランプアーム28の支軸(回動枢軸) 27が上下のフィンガバー23、24間に配設されていても、その俯傾姿勢によ って高さが30cmにも満たない少量薄物の積荷を確実に把持することができる 。そして、クランプアーム28を最仰傾位置(上方回動端)まで回動させれば、 ほぼ直状に形成された該クランプアーム28は、図2に示すようにフィンガバー 23、24の前面に沿って直立する格納姿勢を保って、フォーク33の上方を前 面的に開放するので、ロードスタビライザ装置の不使用時には、通常の荷役作業 に即座に適応させることができる。
【0012】
以上、詳述したように本考案は、上下のフィンガバー間からほぼ直状に前方へ 延出して垂直面内での回動可能に枢支されたクランプアームをもち、その俯傾姿 勢による薄物積荷の的確な把持と同時に、フィンガバーの前面に沿って直立する 格納姿勢への変容を至極簡単に行いうるようにしたいものであるから、従来、薄 物積荷専用となされていたロードスタビライザ装置付フォークリフトの多機能を 具現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るロードスタビライザ装
置の要部を示す斜視図。
置の要部を示す斜視図。
【図2】同縦断側面図。
【図3】従来のロードスタビライザ装置の使用状態を示
す説明図。
す説明図。
【図4】同格納状態を示す説明図。
【図5】従来の薄物積荷用ロードスタビライザ装置を示
す斜視図。
す斜視図。
20は昇降部材、21、22はリフトブラケット、2
3、24はフィンガバー、28はクランプアーム、30
はクランプシリンダ、31は押え板、33はフォーク
3、24はフィンガバー、28はクランプアーム、30
はクランプシリンダ、31は押え板、33はフォーク
Claims (1)
- 【請求項1】左右対のリフトブラケット及びその前面に
横設された上下のフィンガバーとからなる昇降部材と、
該昇降部材に連設され、上下のフィンガバー間からほぼ
直状に前方へ延出して垂直面内での回動可能に枢支され
たクランプアームと、該クランプアームの基端に連節さ
れた格納兼用のクランプシリンダ及び同先端に枢着され
た押え板とを備え、上方回動端の該クランプアームがフ
ィンガバーの前面に沿って直立する格納姿勢を占有すべ
く構成したことを特徴とするフォークリフトのロードス
タビライザ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5058992U JPH0610292U (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | フォークリフトのロードスタビライザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5058992U JPH0610292U (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | フォークリフトのロードスタビライザ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610292U true JPH0610292U (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=12863166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5058992U Pending JPH0610292U (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | フォークリフトのロードスタビライザ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610292U (ja) |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP5058992U patent/JPH0610292U/ja active Pending
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