JP2565242Y2 - フォークリフトトラックのフォークムーバ - Google Patents
フォークリフトトラックのフォークムーバInfo
- Publication number
- JP2565242Y2 JP2565242Y2 JP9158892U JP9158892U JP2565242Y2 JP 2565242 Y2 JP2565242 Y2 JP 2565242Y2 JP 9158892 U JP9158892 U JP 9158892U JP 9158892 U JP9158892 U JP 9158892U JP 2565242 Y2 JP2565242 Y2 JP 2565242Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fork
- hydraulic cylinder
- bracket
- forklift truck
- mover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は荷役作業を行うフォー
クリフトトラックのフォークムーバに関する。
クリフトトラックのフォークムーバに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来フォークリフトトラックには、油圧
シリンダによりフォークを横方向へ移動自在としたフォ
ークムーバを設けたものがある。上記従来のフォークム
ーバは、フィンガバー内に一対のムーバ用油圧シリンダ
が設けられていて、この油圧シリンダによりフォークが
横方向へ移動できるように構成されている。
シリンダによりフォークを横方向へ移動自在としたフォ
ークムーバを設けたものがある。上記従来のフォークム
ーバは、フィンガバー内に一対のムーバ用油圧シリンダ
が設けられていて、この油圧シリンダによりフォークが
横方向へ移動できるように構成されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし従来のフォーク
ムーバでは、フォークをフィンガバーより取外して別の
アタッチメントを取付けるべく、油圧シリンダのロッド
ヘッドとフォークを切離すと、油圧シリンダの先端が浮
遊状態となってアタッチメントを取付ける際邪魔になっ
たり、アタッチメントと干渉して損傷されるなどの不具
合があった。この考案は上記不具合を改善するためにな
されたもので、フォークを取外した際、油圧シリンダが
フィンガバーに固定できるようにしたフォークリフトト
ラックのフォークムーバを提供することを目的とするも
のである。
ムーバでは、フォークをフィンガバーより取外して別の
アタッチメントを取付けるべく、油圧シリンダのロッド
ヘッドとフォークを切離すと、油圧シリンダの先端が浮
遊状態となってアタッチメントを取付ける際邪魔になっ
たり、アタッチメントと干渉して損傷されるなどの不具
合があった。この考案は上記不具合を改善するためにな
されたもので、フォークを取外した際、油圧シリンダが
フィンガバーに固定できるようにしたフォークリフトト
ラックのフォークムーバを提供することを目的とするも
のである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために、フィンガバーに着脱自在に取付けられた
フォークをムーバ用油圧シリンダにより横方向へ移動自
在としたフォークリフトトラックのフォークムーバにお
いて、上記油圧シリンダのピストンロッドを収縮した際
ロッドヘッドと近接する位置に、ロッドヘッドをフィン
ガバーに固定するシリンダ固定用ブラケットを設けたも
のである。
成するために、フィンガバーに着脱自在に取付けられた
フォークをムーバ用油圧シリンダにより横方向へ移動自
在としたフォークリフトトラックのフォークムーバにお
いて、上記油圧シリンダのピストンロッドを収縮した際
ロッドヘッドと近接する位置に、ロッドヘッドをフィン
ガバーに固定するシリンダ固定用ブラケットを設けたも
のである。
【０００５】
【作用】上記構成によりフィンガバーよりフォークを取
外しても、油圧シリンダが浮遊状態となることがないの
で、アタッチメントを取付ける際邪魔になったり、アタ
ッチメントと干渉することがない。
外しても、油圧シリンダが浮遊状態となることがないの
で、アタッチメントを取付ける際邪魔になったり、アタ
ッチメントと干渉することがない。
【０００６】
【実施例】この考案の一実施例を図面を参照して詳述す
る。図１は図示しないフォークリフトトラックのマスト
に装着されたフォークムーバの正面図、図２は図１のＡ
円内の拡大図、図３は図２のＢ方向からの矢視図を示
す。図において１は図示しないマストに上下動自在に取
付けられたフィンガバーで、このフィンガバー１に一対
のフォーク２が着脱自在に取付けられている。上記フィ
ンガバー１内には、先端が互い違いとなるように一対の
ムーバ用油圧シリンダ３が上下に離間して設けられてい
て、これら油圧シリンダ３の基端部はフィンガバー１よ
り突設されたブラケット１ａにピン４により枢着されて
いる。
る。図１は図示しないフォークリフトトラックのマスト
に装着されたフォークムーバの正面図、図２は図１のＡ
円内の拡大図、図３は図２のＢ方向からの矢視図を示
す。図において１は図示しないマストに上下動自在に取
付けられたフィンガバーで、このフィンガバー１に一対
のフォーク２が着脱自在に取付けられている。上記フィ
ンガバー１内には、先端が互い違いとなるように一対の
ムーバ用油圧シリンダ３が上下に離間して設けられてい
て、これら油圧シリンダ３の基端部はフィンガバー１よ
り突設されたブラケット１ａにピン４により枢着されて
いる。
【０００７】また油圧シリンダ３より突出されたピスト
ンロッド３ａの先端部にはロッドヘッド３ｂが設けられ
ていて、このロッドヘッド３ｂと上記各フォーク２がピ
ン５により切離し自在に結合されており、上記各油圧シ
リンダ３を伸縮することにより、図１の実線に示す位置
から仮想線に示す位置の範囲で各フォーク２を横方向へ
移動できるようになっている。そして上記油圧シリンダ
３のピストンロッド３ａを収縮した際ロッドヘッド３ｂ
と近接する位置に、シリンダ固定用ブラケット６がそれ
ぞれ設けられている。上記シリンダ固定用ブラケット６
は図２及び図３に示すように、フィンガバー１に固定さ
れた取付けブラケット７と回転ブラケット８よりなる。
取付けブラケット７はほぼＵ字状をなしていて、背面が
座板７ａを介して固着具９によりフィンガバー１に固着
されている。
ンロッド３ａの先端部にはロッドヘッド３ｂが設けられ
ていて、このロッドヘッド３ｂと上記各フォーク２がピ
ン５により切離し自在に結合されており、上記各油圧シ
リンダ３を伸縮することにより、図１の実線に示す位置
から仮想線に示す位置の範囲で各フォーク２を横方向へ
移動できるようになっている。そして上記油圧シリンダ
３のピストンロッド３ａを収縮した際ロッドヘッド３ｂ
と近接する位置に、シリンダ固定用ブラケット６がそれ
ぞれ設けられている。上記シリンダ固定用ブラケット６
は図２及び図３に示すように、フィンガバー１に固定さ
れた取付けブラケット７と回転ブラケット８よりなる。
取付けブラケット７はほぼＵ字状をなしていて、背面が
座板７ａを介して固着具９によりフィンガバー１に固着
されている。
【０００８】一方上記回転ブラケット８は、ほぼクラン
ク状をなしていて、一端側にピン８ａが突設されてい
る。ピン８ａの先端側は、取付けブラケット７に穿設さ
れたピン孔７ｂに下方より挿入されていて、先端部に固
定板８ｂの一端が固着されている。そして固定板８ｂの
他端を蝶ねじよりなる固定ねじ１０により取付けブラケ
ット７の上面に固定することにより、回転ブラケット８
の他端が図３に示すように、油圧シリンダ３のピストン
ロッド３ａと干渉しない位置に固定できるようになって
いる。
ク状をなしていて、一端側にピン８ａが突設されてい
る。ピン８ａの先端側は、取付けブラケット７に穿設さ
れたピン孔７ｂに下方より挿入されていて、先端部に固
定板８ｂの一端が固着されている。そして固定板８ｂの
他端を蝶ねじよりなる固定ねじ１０により取付けブラケ
ット７の上面に固定することにより、回転ブラケット８
の他端が図３に示すように、油圧シリンダ３のピストン
ロッド３ａと干渉しない位置に固定できるようになって
いる。
【０００９】また回転ブラケット８の他端側は、ピン８
ａを中心にロッドヘッド３ｂ側へ回動できるようになっ
ていて、他端側に穿設されたピン孔８ｃとロッドヘッド
３ｂのピン孔３ｃにシリンダ固定ピン１２を挿通するこ
とにより、シリンダ固定用ブラケット６に油圧シリンダ
３の先端が固定できるようになっている。
ａを中心にロッドヘッド３ｂ側へ回動できるようになっ
ていて、他端側に穿設されたピン孔８ｃとロッドヘッド
３ｂのピン孔３ｃにシリンダ固定ピン１２を挿通するこ
とにより、シリンダ固定用ブラケット６に油圧シリンダ
３の先端が固定できるようになっている。
【００１０】次に作用を説明すると、フォーク２を使用
して荷役作業を行う場合は、作業中回転ブラケット８が
油圧シリンダ３のピストンロッド３ａやフォーク２と干
渉しないように、図３に示す位置に回動して、固定ねじ
１０で回転ブラケット８の回転を固定する。またフィン
ガバー１よりフォーク２を取外して別のアタッチメント
を取付ける場合は、フォーク２とロッドヘッド３ｂを切
離してフォーク２を取外した後回転ブラケット８を図３
の仮想線位置へ回動して、回転ブラケット８の先端とロ
ッドヘッド３ｂの間をシリンダ固定ピン１２により結合
する。これによって各油圧シリンダ３を水平位置に固定
することができるため、アタッチメントを取付ける際油
圧シリンダ３が邪魔になったり、アタッチメントと干渉
することがない。
して荷役作業を行う場合は、作業中回転ブラケット８が
油圧シリンダ３のピストンロッド３ａやフォーク２と干
渉しないように、図３に示す位置に回動して、固定ねじ
１０で回転ブラケット８の回転を固定する。またフィン
ガバー１よりフォーク２を取外して別のアタッチメント
を取付ける場合は、フォーク２とロッドヘッド３ｂを切
離してフォーク２を取外した後回転ブラケット８を図３
の仮想線位置へ回動して、回転ブラケット８の先端とロ
ッドヘッド３ｂの間をシリンダ固定ピン１２により結合
する。これによって各油圧シリンダ３を水平位置に固定
することができるため、アタッチメントを取付ける際油
圧シリンダ３が邪魔になったり、アタッチメントと干渉
することがない。
【００１１】
【考案の効果】この考案は以上詳述したように、フォー
クをフィンガバーより取外して別のアタッチメントを取
付ける際ムーバ用油圧シリンダの先端をシリンダ固定ブ
ラケットにより固定できるようにしたことから、アタッ
チメントを取付ける際油圧シリンダが邪魔になったり、
アタッチメントと干渉して破損されるなどの不具合を解
消することができる。
クをフィンガバーより取外して別のアタッチメントを取
付ける際ムーバ用油圧シリンダの先端をシリンダ固定ブ
ラケットにより固定できるようにしたことから、アタッ
チメントを取付ける際油圧シリンダが邪魔になったり、
アタッチメントと干渉して破損されるなどの不具合を解
消することができる。
【図１】図面はこの考案の一実施例を示すフォークリフ
トトラックのフォークムーバを示す正面図である。
トトラックのフォークムーバを示す正面図である。
【図２】図１のＡ円内の拡大図である。
【図３】図２のＢ方向からの矢視図である。
１ フィンガバー ２ フォーク ３ 油圧シリンダ ３ａ ピストンロッド ３ｂ ロッドヘッド ６ シリンダ固定用ブラケット
Claims (2)
- 【請求項１】 フィンガバー１に着脱自在に取付けられ
たフォーク２をムーバ用油圧シリンダ３により横方向へ
移動自在としたフォークリフトトラックのフォークムー
バにおいて、上記油圧シリンダ３のピストンロッド３ａ
を収縮した際ロッドヘッド３ｂと近接する位置に、ロッ
ドヘッド３ｂをフィンガバー１に固定するシリンダ固定
用ブラケット６を設けてなるフォークリフトトラックの
フォークムーバ。 - 【請求項２】 シリンダ固定用ブラケット６を、フィン
ガバー１に固定する取付けブラケット７と、取付けブラ
ケット７に対して回転自在な回転ブラケット８より構成
してなるフォークムーバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9158892U JP2565242Y2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | フォークリフトトラックのフォークムーバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9158892U JP2565242Y2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | フォークリフトトラックのフォークムーバ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0649494U JPH0649494U (ja) | 1994-07-08 |
| JP2565242Y2 true JP2565242Y2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=14030714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9158892U Expired - Lifetime JP2565242Y2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | フォークリフトトラックのフォークムーバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2565242Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100916590B1 (ko) * | 2007-09-19 | 2009-09-11 | 에스엠메탈(주) | 지게차의 포크구동장치 |
-
1992
- 1992-12-18 JP JP9158892U patent/JP2565242Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0649494U (ja) | 1994-07-08 |
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