JPH06102891A - カラオケ歌い出し示唆方法 - Google Patents
カラオケ歌い出し示唆方法Info
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- JPH06102891A JPH06102891A JP4252853A JP25285392A JPH06102891A JP H06102891 A JPH06102891 A JP H06102891A JP 4252853 A JP4252853 A JP 4252853A JP 25285392 A JP25285392 A JP 25285392A JP H06102891 A JPH06102891 A JP H06102891A
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- Japan
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- performance
- prelude
- karaoke
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 前奏曲の無い楽曲や前奏曲の短い楽曲の歌い
出しのタイミングおよび音程を違和感なく示唆すること
のできるカラオケ歌い出し示唆方法を提供する。 【構成】 前奏曲無しにメロディー演奏と共に歌い出す
楽曲、または前奏曲の演奏時間が所定長以下の楽曲のカ
ラオケ歌い出し示唆方法であって、当該メロディー演奏
の演奏前に、当該メロディー演奏の最初の音程の音を所
定の間隔で複数回発音するように構成する。
出しのタイミングおよび音程を違和感なく示唆すること
のできるカラオケ歌い出し示唆方法を提供する。 【構成】 前奏曲無しにメロディー演奏と共に歌い出す
楽曲、または前奏曲の演奏時間が所定長以下の楽曲のカ
ラオケ歌い出し示唆方法であって、当該メロディー演奏
の演奏前に、当該メロディー演奏の最初の音程の音を所
定の間隔で複数回発音するように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、楽曲の演奏を提供する
に際して歌い出しのタイミング等を示唆するカラオケ歌
い出し示唆方法に関する。
に際して歌い出しのタイミング等を示唆するカラオケ歌
い出し示唆方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ＣＤ（Compact Disk）、ＬＶ
Ｄ（Laser Video Disk) などに演奏曲を記録し、再生す
ることによりカラオケ演奏を提供するカラオケ演奏装置
が知られている。また、ＭＩＤＩ規格の演奏データを作
成して記憶し、その演奏データにより音源を制御し演奏
曲の信号を生成してカラオケ演奏を提供するカラオケ演
奏装置が知られている。
Ｄ（Laser Video Disk) などに演奏曲を記録し、再生す
ることによりカラオケ演奏を提供するカラオケ演奏装置
が知られている。また、ＭＩＤＩ規格の演奏データを作
成して記憶し、その演奏データにより音源を制御し演奏
曲の信号を生成してカラオケ演奏を提供するカラオケ演
奏装置が知られている。
【０００３】カラオケ演奏等に供される楽曲の原曲の多
くには、通常前奏曲が付加されている。歌い手は、その
前奏曲により歌い出しのタイミングや音程を判断するの
が普通となっている。しかしながら、曲表現は多様であ
り、当然前奏曲無しにメロディー演奏と共に歌い出す楽
曲や、前奏曲の演奏時間が短い楽曲が少なからず存在す
る。前奏曲の無い楽曲や前奏曲の短い楽曲は、演奏の始
まりとほぼ同時に歌い出さなければならないため、歌い
慣れていない人にとっては歌い出しのタイミングや音程
の判断が困難なものとなっていた。
くには、通常前奏曲が付加されている。歌い手は、その
前奏曲により歌い出しのタイミングや音程を判断するの
が普通となっている。しかしながら、曲表現は多様であ
り、当然前奏曲無しにメロディー演奏と共に歌い出す楽
曲や、前奏曲の演奏時間が短い楽曲が少なからず存在す
る。前奏曲の無い楽曲や前奏曲の短い楽曲は、演奏の始
まりとほぼ同時に歌い出さなければならないため、歌い
慣れていない人にとっては歌い出しのタイミングや音程
の判断が困難なものとなっていた。
【０００４】そこで従来においては、前奏曲の無い楽曲
や前奏曲の短い楽曲の歌い出しがうまくゆくように、原
曲のメロディー演奏の最初の１〜２小節を原曲の演奏前
に演奏するなど、原曲に無い前奏曲を付加したり、演奏
開始のタイミングを画面に数字や絵を表示するなどし
て、歌い出しのタイミングや音程を示唆するようにして
いた。
や前奏曲の短い楽曲の歌い出しがうまくゆくように、原
曲のメロディー演奏の最初の１〜２小節を原曲の演奏前
に演奏するなど、原曲に無い前奏曲を付加したり、演奏
開始のタイミングを画面に数字や絵を表示するなどし
て、歌い出しのタイミングや音程を示唆するようにして
いた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原曲に
無い前奏曲を付加する従来のカラオケ歌い出し示唆方法
では、原曲のイメージを損なうばかりでなく、あまりに
素人対象的な印象が強くなり、好ましくはなかった。ま
た、画面に歌い出しを示す数字や絵などを表示する方法
では、タイミングは分かっても音程が分からないため、
実用面において課題を有していた。
無い前奏曲を付加する従来のカラオケ歌い出し示唆方法
では、原曲のイメージを損なうばかりでなく、あまりに
素人対象的な印象が強くなり、好ましくはなかった。ま
た、画面に歌い出しを示す数字や絵などを表示する方法
では、タイミングは分かっても音程が分からないため、
実用面において課題を有していた。
【０００６】本発明は、このような課題によりなされた
もので、前奏曲の無い楽曲や前奏曲の短い楽曲の歌い出
しのタイミングおよび音程を違和感なく示唆することの
できるカラオケ歌い出し示唆方法を提供することを目的
としている。
もので、前奏曲の無い楽曲や前奏曲の短い楽曲の歌い出
しのタイミングおよび音程を違和感なく示唆することの
できるカラオケ歌い出し示唆方法を提供することを目的
としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、前奏曲無しにメロディー演奏と共に歌い出す
楽曲、または前奏曲の演奏時間が所定長以下の楽曲のカ
ラオケ歌い出し示唆方法であって、当該メロディー演奏
の演奏前に、当該メロディー演奏の最初の音程の音を所
定の間隔で複数回発音するものである。
本発明は、前奏曲無しにメロディー演奏と共に歌い出す
楽曲、または前奏曲の演奏時間が所定長以下の楽曲のカ
ラオケ歌い出し示唆方法であって、当該メロディー演奏
の演奏前に、当該メロディー演奏の最初の音程の音を所
定の間隔で複数回発音するものである。
【０００８】また、請求項２に記載した発明は、ディジ
タル演奏情報を有し、当該ディジタル演奏情報により演
奏曲の信号を生成し、少なくともカラオケ演奏の出力を
行うカラオケ演奏装置において、演奏曲が前奏曲無しに
メロディー演奏と共に歌い出す無前奏楽曲であるか、ま
たは前奏曲の演奏時間が所定長以下の短前奏楽曲である
か否かを判別する楽曲判別手段と、前記無前奏楽曲また
は短前奏楽曲のメロディー演奏の最初の音程を検出し、
当該メロディー演奏の演奏前に当該メロディー演奏の最
初の音程の音を所定の間隔で複数回発音するように、当
該楽曲のディジタル演奏情報に演奏情報を付加する演奏
情報付加手段とを備えて構成される。
タル演奏情報を有し、当該ディジタル演奏情報により演
奏曲の信号を生成し、少なくともカラオケ演奏の出力を
行うカラオケ演奏装置において、演奏曲が前奏曲無しに
メロディー演奏と共に歌い出す無前奏楽曲であるか、ま
たは前奏曲の演奏時間が所定長以下の短前奏楽曲である
か否かを判別する楽曲判別手段と、前記無前奏楽曲また
は短前奏楽曲のメロディー演奏の最初の音程を検出し、
当該メロディー演奏の演奏前に当該メロディー演奏の最
初の音程の音を所定の間隔で複数回発音するように、当
該楽曲のディジタル演奏情報に演奏情報を付加する演奏
情報付加手段とを備えて構成される。
【０００９】
【作用】本発明では、図１に示すように、前奏曲が無く
メロディー演奏の開始と同時に歌唱を始める楽曲（曲
Ｂ）、または前奏曲が短い楽曲の演奏において、メロデ
ィーの最初の音程の音を複数回発音した後に、メロディ
ーの演奏を開始するようにする。図中（Ｃ）には曲Ｂの
演奏において、メロディーの最初の音と同じ音程で同じ
４分音符の３音をメロディー演奏の前に付加して発音
し、歌い出しを示唆する例を示している。
メロディー演奏の開始と同時に歌唱を始める楽曲（曲
Ｂ）、または前奏曲が短い楽曲の演奏において、メロデ
ィーの最初の音程の音を複数回発音した後に、メロディ
ーの演奏を開始するようにする。図中（Ｃ）には曲Ｂの
演奏において、メロディーの最初の音と同じ音程で同じ
４分音符の３音をメロディー演奏の前に付加して発音
し、歌い出しを示唆する例を示している。
【００１０】請求項２に記載したカラオケ演奏装置で
は、楽曲判別手段において、例えばカラオケ演奏を要請
された演奏曲がそのディジタル演奏情報により、前奏曲
の有無等が判別される。その判別の結果、演奏曲が無前
奏楽曲または短前奏楽曲であるときには、演奏情報付加
手段において、ディジタル演奏情報によりメロディーの
最初の音程を検出し、その音を所定の間隔、曲のテンポ
に合わせて複数回発音するようにディジタル演奏情報に
付加する。これにより、図１に示したように、例えばメ
ロディーの最初の音程で３音を発音して、歌い出しを示
唆した後にメロディーの演奏が出力される。
は、楽曲判別手段において、例えばカラオケ演奏を要請
された演奏曲がそのディジタル演奏情報により、前奏曲
の有無等が判別される。その判別の結果、演奏曲が無前
奏楽曲または短前奏楽曲であるときには、演奏情報付加
手段において、ディジタル演奏情報によりメロディーの
最初の音程を検出し、その音を所定の間隔、曲のテンポ
に合わせて複数回発音するようにディジタル演奏情報に
付加する。これにより、図１に示したように、例えばメ
ロディーの最初の音程で３音を発音して、歌い出しを示
唆した後にメロディーの演奏が出力される。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。図２に、本発明のカラオケ歌い出し示唆方
法を実施するカラオケ演奏装置の構成図を示す。
て説明する。図２に、本発明のカラオケ歌い出し示唆方
法を実施するカラオケ演奏装置の構成図を示す。
【００１２】同図に示すように本実施例のカラオケ演奏
装置は、ＭＩＤＩ再生装置１０、ミキシングアンプ１
１、スピーカ１２、マイク１３、ＬＤ（レーザービジョ
ンディスク）プレーヤ１４およびモニターＴＶ１５を備
えて構成される。そして、ＭＩＤＩ再生装置１０は、マ
イクロプロセッサ等からなり装置全体を制御する制御部
１０１と、操作入力および表示を行う操作部１０２と、
音楽信号を生成するＭＩＤＩ音源１０３と、そのＭＩＤ
Ｉ音源１０３と制御部１０１とを接続するＭＩＤＩイン
タフェース１０４と、スーパーインポーザ１０５と、Ｏ
ＭＤＤ（OpticalMemory Disk Drive)等からなる記憶部
１０６と、制御部１０１とＬＤプレーヤ１４とを接続す
るＬＤインタフェース１０７と、電源部１０８と、を備
えて構成されている。
装置は、ＭＩＤＩ再生装置１０、ミキシングアンプ１
１、スピーカ１２、マイク１３、ＬＤ（レーザービジョ
ンディスク）プレーヤ１４およびモニターＴＶ１５を備
えて構成される。そして、ＭＩＤＩ再生装置１０は、マ
イクロプロセッサ等からなり装置全体を制御する制御部
１０１と、操作入力および表示を行う操作部１０２と、
音楽信号を生成するＭＩＤＩ音源１０３と、そのＭＩＤ
Ｉ音源１０３と制御部１０１とを接続するＭＩＤＩイン
タフェース１０４と、スーパーインポーザ１０５と、Ｏ
ＭＤＤ（OpticalMemory Disk Drive)等からなる記憶部
１０６と、制御部１０１とＬＤプレーヤ１４とを接続す
るＬＤインタフェース１０７と、電源部１０８と、を備
えて構成されている。
【００１３】上記ＭＩＤＩ再生装置１０では制御部１０
１の制御により、ＭＩＤＩ音源１０３にＭＩＤＩインタ
フェース１０４を介してＭＩＤＩ曲データを転送する
と、ＭＩＤＩ音源１０３からはデータに対応した音楽信
号がミキシングアンプ１１に出力され、スピーカ１２か
ら音楽が出力される。また、ＬＤインタフェース１０７
とＬＤプレーヤ１４とはＲＳ２３２Ｃにより接続されＬ
Ｄプレーヤ１４の映像再生が制御される。ＬＤプレーヤ
１４において再生された映像信号はスーパーインポーザ
１０５を介してモニターＴＶ１５に出力され映像表示が
なされる。スーパーインポーザ１０５は制御部１０１か
ら入力される文字等の表示情報を映像中に表示する制御
を行う。ＬＤプレーヤ１４において再生される映像は、
例えば曲のジャンルに合わせて用意され、制御部１０１
により選択されて再生される。例えば、数千曲収納され
たオートチェンジャーのＬＤプレーヤからの映像情報
や、又は、特別な場合には、曲を演歌、ポップス、ロッ
クのジャンルに分類し、それぞれについて春、夏、秋、
冬の４種類、計１２種類の映像を提供する。この場合に
は、ＬＤを１枚用意すればよいため装置構成を簡略化す
ることがき、家庭などにおいてもＬＤプレーヤを用いて
カラオケ演奏装置を構成することができる。もちろん、
オートチェンジャーを構成して曲に好適な映像を細分化
して選択するようにすることが歌手の満足を得られ易
い。
１の制御により、ＭＩＤＩ音源１０３にＭＩＤＩインタ
フェース１０４を介してＭＩＤＩ曲データを転送する
と、ＭＩＤＩ音源１０３からはデータに対応した音楽信
号がミキシングアンプ１１に出力され、スピーカ１２か
ら音楽が出力される。また、ＬＤインタフェース１０７
とＬＤプレーヤ１４とはＲＳ２３２Ｃにより接続されＬ
Ｄプレーヤ１４の映像再生が制御される。ＬＤプレーヤ
１４において再生された映像信号はスーパーインポーザ
１０５を介してモニターＴＶ１５に出力され映像表示が
なされる。スーパーインポーザ１０５は制御部１０１か
ら入力される文字等の表示情報を映像中に表示する制御
を行う。ＬＤプレーヤ１４において再生される映像は、
例えば曲のジャンルに合わせて用意され、制御部１０１
により選択されて再生される。例えば、数千曲収納され
たオートチェンジャーのＬＤプレーヤからの映像情報
や、又は、特別な場合には、曲を演歌、ポップス、ロッ
クのジャンルに分類し、それぞれについて春、夏、秋、
冬の４種類、計１２種類の映像を提供する。この場合に
は、ＬＤを１枚用意すればよいため装置構成を簡略化す
ることがき、家庭などにおいてもＬＤプレーヤを用いて
カラオケ演奏装置を構成することができる。もちろん、
オートチェンジャーを構成して曲に好適な映像を細分化
して選択するようにすることが歌手の満足を得られ易
い。
【００１４】記憶部１０６には、ＭＩＤＩ規格の演奏デ
ータを含むＭＩＤＩカラオケデータがディジタル演奏情
報として記憶されている。ＭＩＤＩカラオケデータは、
ＭＩＤＩ音源１０３を制御するＭＩＤＩ曲データと歌詞
データと映像指示情報を含み、曲ごとに形成されてい
る。ＭＩＤＩカラオケデータは、図３に示すように、演
奏用のデータからなるシーケンスデータとリクエスト検
索用のデータからなる早見表データに大別されている。
さらにシーケンスデータは、ノートデータ、歌詞データ
およびＰＣＭデータにより形成されている。ノートデー
タには、音色，音程，テンポ，拍子等の設定用データを
含むＭＩＤＩ音源１０３を制御する曲データが曲ごとに
形成されている。歌詞データには、モニターＴＶ１５に
出すテロップ用の文字データと、歌詞の表示タイミング
や色替えのスピード等を示すタイミングマップデータと
が曲ごとに形成されている。ＰＣＭデータには、ＭＩＤ
Ｉ音源では出せない効果音やバックコーラス等のデータ
が曲ごとに形成されている。また、早見表データは、曲
名，歌手名，作曲・作詞者名，曲のジャンル等のデータ
により形成され、いずれかのデータにより曲が検索され
るようになされている。曲のジャンルデータは、映像指
示情報としてその曲にふさわしいＬＤの映像画面の種別
を示すデータとして活用される。また、曲に対応して作
成された映像を記録したＬＤおよび映像番号等を指定す
る映像指示情報を記憶することもできる。このＭＩＤＩ
カラオケデータは、曲によってデータ量は異なるが１曲
当たり１００ｋバイト程度のデータ量となる。これらの
ＭＩＤＩカラオケデータからなるＭＩＤＩカラオケファ
イルの詳細と、そのＭＩＤＩカラオケデータから演奏を
行うカラオケ演奏装置の詳細については、他の出願（特
願平２−２７３７３３号）において提示している。
ータを含むＭＩＤＩカラオケデータがディジタル演奏情
報として記憶されている。ＭＩＤＩカラオケデータは、
ＭＩＤＩ音源１０３を制御するＭＩＤＩ曲データと歌詞
データと映像指示情報を含み、曲ごとに形成されてい
る。ＭＩＤＩカラオケデータは、図３に示すように、演
奏用のデータからなるシーケンスデータとリクエスト検
索用のデータからなる早見表データに大別されている。
さらにシーケンスデータは、ノートデータ、歌詞データ
およびＰＣＭデータにより形成されている。ノートデー
タには、音色，音程，テンポ，拍子等の設定用データを
含むＭＩＤＩ音源１０３を制御する曲データが曲ごとに
形成されている。歌詞データには、モニターＴＶ１５に
出すテロップ用の文字データと、歌詞の表示タイミング
や色替えのスピード等を示すタイミングマップデータと
が曲ごとに形成されている。ＰＣＭデータには、ＭＩＤ
Ｉ音源では出せない効果音やバックコーラス等のデータ
が曲ごとに形成されている。また、早見表データは、曲
名，歌手名，作曲・作詞者名，曲のジャンル等のデータ
により形成され、いずれかのデータにより曲が検索され
るようになされている。曲のジャンルデータは、映像指
示情報としてその曲にふさわしいＬＤの映像画面の種別
を示すデータとして活用される。また、曲に対応して作
成された映像を記録したＬＤおよび映像番号等を指定す
る映像指示情報を記憶することもできる。このＭＩＤＩ
カラオケデータは、曲によってデータ量は異なるが１曲
当たり１００ｋバイト程度のデータ量となる。これらの
ＭＩＤＩカラオケデータからなるＭＩＤＩカラオケファ
イルの詳細と、そのＭＩＤＩカラオケデータから演奏を
行うカラオケ演奏装置の詳細については、他の出願（特
願平２−２７３７３３号）において提示している。
【００１５】上記構成からなるカラオケ演奏装置では、
操作部１０２からの入力によりカラオケ演奏のリクエス
トがあると、制御部１０１は記憶部１０６からリクエス
ト曲のＭＩＤＩカラオケデータを読み出して演奏制御を
開始する。演奏制御では、まず、映像指示情報の示す映
像を再生するようにＬＤプレーヤ１４を制御して映像再
生を開始する。同時にＭＩＤＩ曲データをＭＩＤＩ音源
１０３に転送して演奏音楽の出力制御を行う。また、演
奏音楽の出力制御に対応して、歌詞データに含まれるタ
イミングマップデータのタイミングにより、スーパーイ
ンポーザ１０５にタイトルデータと歌詞データを転送し
て映像信号の所定の位置にテロップを表示すると共に、
歌うタイミングを示すテロップの色替えの制御を行う。
操作部１０２からの入力によりカラオケ演奏のリクエス
トがあると、制御部１０１は記憶部１０６からリクエス
ト曲のＭＩＤＩカラオケデータを読み出して演奏制御を
開始する。演奏制御では、まず、映像指示情報の示す映
像を再生するようにＬＤプレーヤ１４を制御して映像再
生を開始する。同時にＭＩＤＩ曲データをＭＩＤＩ音源
１０３に転送して演奏音楽の出力制御を行う。また、演
奏音楽の出力制御に対応して、歌詞データに含まれるタ
イミングマップデータのタイミングにより、スーパーイ
ンポーザ１０５にタイトルデータと歌詞データを転送し
て映像信号の所定の位置にテロップを表示すると共に、
歌うタイミングを示すテロップの色替えの制御を行う。
【００１６】本実施例のカラオケ演奏では、制御部１０
１は演奏制御開始前に楽曲判定手段および演奏情報付加
手段として、ＭＩＤＩカラオケデータから演奏曲の前奏
の有無、前奏がある場合にはその長さを判定し、前奏が
無い、または前奏が短い場合に歌い出しを示唆する演奏
情報を付加する処理を行う。図４（Ａ）に、制御部１０
１の行う処理の概略のフローチャートを示す。同フロー
チャートに示すように、選曲が行われると選択された曲
のテンポデータ、拍子データ、ノートデータ等のＭＩＤ
Ｉカラオケデータを読込み（ステップＳ１，Ｓ２）、次
に、そのＭＩＤＩカラオケデータから、選択曲が前奏曲
（イントロ）無しでメロディー演奏から始まる楽曲であ
るか否かを判別する（ステップＳ３）。前奏曲がある場
合にはその長さを判別し（ステップＳ４）、前奏曲の演
奏時間が所定長以上であるときには従来と同様に演奏を
開始する（ステップＳ５）。前奏曲が無い楽曲、または
前奏曲が短い楽曲である場合には、メロディーの最初の
音程を曲の開始のテンポで３音発音するＭＩＤＩ曲デー
タを作成する。例えば、ＭＩＤＩ曲データ「９０６４４
０」が最初のメロディー音であり、所定期間後その音を
オフするデータ「８０６４４０」が存在したならば、そ
の音のペアーデータの音を所定間隔で発音させる情報と
する（ステップＳ６）。作成したＭＩＤＩ曲データを演
奏曲のＭＩＤＩ曲データの前に付加して演奏を開始する
（ステップＳ７）。
１は演奏制御開始前に楽曲判定手段および演奏情報付加
手段として、ＭＩＤＩカラオケデータから演奏曲の前奏
の有無、前奏がある場合にはその長さを判定し、前奏が
無い、または前奏が短い場合に歌い出しを示唆する演奏
情報を付加する処理を行う。図４（Ａ）に、制御部１０
１の行う処理の概略のフローチャートを示す。同フロー
チャートに示すように、選曲が行われると選択された曲
のテンポデータ、拍子データ、ノートデータ等のＭＩＤ
Ｉカラオケデータを読込み（ステップＳ１，Ｓ２）、次
に、そのＭＩＤＩカラオケデータから、選択曲が前奏曲
（イントロ）無しでメロディー演奏から始まる楽曲であ
るか否かを判別する（ステップＳ３）。前奏曲がある場
合にはその長さを判別し（ステップＳ４）、前奏曲の演
奏時間が所定長以上であるときには従来と同様に演奏を
開始する（ステップＳ５）。前奏曲が無い楽曲、または
前奏曲が短い楽曲である場合には、メロディーの最初の
音程を曲の開始のテンポで３音発音するＭＩＤＩ曲デー
タを作成する。例えば、ＭＩＤＩ曲データ「９０６４４
０」が最初のメロディー音であり、所定期間後その音を
オフするデータ「８０６４４０」が存在したならば、そ
の音のペアーデータの音を所定間隔で発音させる情報と
する（ステップＳ６）。作成したＭＩＤＩ曲データを演
奏曲のＭＩＤＩ曲データの前に付加して演奏を開始する
（ステップＳ７）。
【００１７】上記処理において、前奏曲の有無は、例え
ば歌詞を表示するためのタイミングマップデータにはＭ
ＩＤＩ曲データに対する最初の歌詞の表示タイミング、
および歌うタイミングを示すテロップの色替えタイミン
グがあり、そのタイミングデータにより判別される。こ
の判別は、あらかじめ前奏曲とメロディーを識別するデ
ータを入れておいて行うようにしてもよい。また、前奏
曲の有無判断において、予め、「メロディー」を主旋律
の音源データに挿入しておき、ドラムやベース等を他の
トラックに挿入しているＭＩＤＩカラオケデータにおい
て、リクエストされた場合は、このドラムやベースのデ
ータが先に出て主旋律のスタートデータが後にあれば、
前奏曲有りであり、主旋律のメロディーデータが先にあ
って、ドラムやパーカッションが後の時間にあるデータ
構造であった場合は、前奏曲なしのカラオケであると判
断し、その最初のメロディーデータを前時間に置いて、
シーケンスに従って演奏する。また、ＭＩＤＩ曲データ
は、データの種類やＭＩＤＩチャンネルの指定を行うた
めの少なくとも１つのステータスバイトと、そのステー
タスバイトに付属する複数のデータバイトを組合わせて
音楽情報としてのメッセージを形成している。このメッ
セージとしては、例えば前述した発音データ「９０６４
４０」があり、この例では、「９」が発音スタートを示
し、「０」が音源の種類、「６４」が音程、「４０」が
音量を示すデータとなっている。また、「９」に代えて
「８」にすると、その音の発音を終了させるメッセージ
となる。このような発音データの他にテンポや拍子のデ
ータ（図４Ｂ参照）が必要であり、例えば「コンダクタ
ー・トラック」を設けデータフォーマットを決めて運用
される。したがって、ＭＩＤＩ曲データの付加情報は、
そのようなあらかじめ規定されているフォーマットによ
り作成される。
ば歌詞を表示するためのタイミングマップデータにはＭ
ＩＤＩ曲データに対する最初の歌詞の表示タイミング、
および歌うタイミングを示すテロップの色替えタイミン
グがあり、そのタイミングデータにより判別される。こ
の判別は、あらかじめ前奏曲とメロディーを識別するデ
ータを入れておいて行うようにしてもよい。また、前奏
曲の有無判断において、予め、「メロディー」を主旋律
の音源データに挿入しておき、ドラムやベース等を他の
トラックに挿入しているＭＩＤＩカラオケデータにおい
て、リクエストされた場合は、このドラムやベースのデ
ータが先に出て主旋律のスタートデータが後にあれば、
前奏曲有りであり、主旋律のメロディーデータが先にあ
って、ドラムやパーカッションが後の時間にあるデータ
構造であった場合は、前奏曲なしのカラオケであると判
断し、その最初のメロディーデータを前時間に置いて、
シーケンスに従って演奏する。また、ＭＩＤＩ曲データ
は、データの種類やＭＩＤＩチャンネルの指定を行うた
めの少なくとも１つのステータスバイトと、そのステー
タスバイトに付属する複数のデータバイトを組合わせて
音楽情報としてのメッセージを形成している。このメッ
セージとしては、例えば前述した発音データ「９０６４
４０」があり、この例では、「９」が発音スタートを示
し、「０」が音源の種類、「６４」が音程、「４０」が
音量を示すデータとなっている。また、「９」に代えて
「８」にすると、その音の発音を終了させるメッセージ
となる。このような発音データの他にテンポや拍子のデ
ータ（図４Ｂ参照）が必要であり、例えば「コンダクタ
ー・トラック」を設けデータフォーマットを決めて運用
される。したがって、ＭＩＤＩ曲データの付加情報は、
そのようなあらかじめ規定されているフォーマットによ
り作成される。
【００１８】なお、上記実施例において、リクエストさ
れた演奏曲ごとに判別を行い歌い出しを示唆する発音情
報を付加して演奏するようにしているが、記憶部に記憶
されているＭＩＤＩカラオケデータの全曲についてまと
めて判別を行い、あらかじめ付加するようにしてもよ
い。また、操作部からの選択により楽曲判別、演奏情報
の付加の処理を行い、歌い出しを示唆する発音を付加す
るようにしてもよい。
れた演奏曲ごとに判別を行い歌い出しを示唆する発音情
報を付加して演奏するようにしているが、記憶部に記憶
されているＭＩＤＩカラオケデータの全曲についてまと
めて判別を行い、あらかじめ付加するようにしてもよ
い。また、操作部からの選択により楽曲判別、演奏情報
の付加の処理を行い、歌い出しを示唆する発音を付加す
るようにしてもよい。
【００１９】また、上記実施例は、ＭＩＤＩ規格の演奏
データによりカラオケ演奏を提供する装置について説明
したが、これに限られるものではなく、音源等を制御し
て演奏曲の信号を生成するディジタル演奏情報であれば
同様になされる。また、演奏前に歌い出しを示唆する発
音を付加する例を示したが、本発明はこれに限られるも
のではなく、例えば映像と演奏信号を記録したＬＶＤ等
において、あらかじめ上述した歌い出しを示唆する音を
付加して記録するようにして、カラオケを提供するよう
にしてもよい。
データによりカラオケ演奏を提供する装置について説明
したが、これに限られるものではなく、音源等を制御し
て演奏曲の信号を生成するディジタル演奏情報であれば
同様になされる。また、演奏前に歌い出しを示唆する発
音を付加する例を示したが、本発明はこれに限られるも
のではなく、例えば映像と演奏信号を記録したＬＶＤ等
において、あらかじめ上述した歌い出しを示唆する音を
付加して記録するようにして、カラオケを提供するよう
にしてもよい。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカラオケ
歌い出し示唆方法によれば、前奏曲無しにメロディー演
奏と共に歌い出す楽曲や、前奏曲の演奏時間が短い楽曲
のカラオケ演奏において、メロディーの最初の音程の音
を複数回発音することにより、違和感なく歌い出しのタ
イミングおよび音程を示唆できるため、歌い出しの失敗
によりカラオケ演奏を無駄にしたり、カラオケ演奏の繰
り返しを行うことの手間を防ぐことができる。
歌い出し示唆方法によれば、前奏曲無しにメロディー演
奏と共に歌い出す楽曲や、前奏曲の演奏時間が短い楽曲
のカラオケ演奏において、メロディーの最初の音程の音
を複数回発音することにより、違和感なく歌い出しのタ
イミングおよび音程を示唆できるため、歌い出しの失敗
によりカラオケ演奏を無駄にしたり、カラオケ演奏の繰
り返しを行うことの手間を防ぐことができる。
【図１】本発明の説明図である。
【図２】本発明のカラオケ歌い出し示唆方法を実施する
カラオケ演奏装置の構成図である。
カラオケ演奏装置の構成図である。
【図３】実施例のＭＩＤＩカラオケデータの説明図であ
る。
る。
【図４】実施例における楽曲判別処理および演奏情報付
加処理を説明するフローチャートである。
加処理を説明するフローチャートである。
１０…ＭＩＤＩ再生装置 １１…ミキシングアンプ １２…スピーカ １３…マイク １４…ＬＤプレーヤ １５…モニターＴＶ １０１…制御部 １０２…操作部 １０３…ＭＩＤＩ音源 １０４…ＭＩＤＩインタフェース １０５…スーパーインポーザ １０６…記憶部 １０７…ＬＤインタフェース １０８…電源部
Claims (2)
- 【請求項１】 前奏曲無しにメロディー演奏と共に歌い
出す楽曲、または前奏曲の演奏時間が所定長以下の楽曲
のカラオケ歌い出し示唆方法であって、 当該メロディー演奏の演奏前に、当該メロディー演奏の
最初の音程の音を所定の間隔で複数回発音する、 ことを特徴とするカラオケ歌い出し示唆方法。 - 【請求項２】 ディジタル演奏情報を有し、当該ディジ
タル演奏情報により演奏曲の信号を生成し、少なくとも
カラオケ演奏の出力を行うカラオケ演奏装置において、 演奏曲が前奏曲無しにメロディー演奏と共に歌い出す無
前奏楽曲であるか、または前奏曲の演奏時間が所定長以
下の短前奏楽曲であるか否かを判別する楽曲判別手段
と、 前記無前奏楽曲または短前奏楽曲のメロディー演奏の最
初の音程を検出し、当該メロディー演奏の演奏前に当該
メロディー演奏の最初の音程の音を所定の間隔で複数回
発音するように、当該楽曲のディジタル演奏情報に演奏
情報を付加する演奏情報付加手段と、 を備えることを特徴とするカラオケ演奏装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4252853A JPH06102891A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | カラオケ歌い出し示唆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4252853A JPH06102891A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | カラオケ歌い出し示唆方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06102891A true JPH06102891A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=17243088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4252853A Pending JPH06102891A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | カラオケ歌い出し示唆方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06102891A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105702240A (zh) * | 2014-11-25 | 2016-06-22 | 腾讯科技（深圳）有限公司 | 智能终端调整歌曲伴奏音乐的方法和装置 |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP4252853A patent/JPH06102891A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105702240A (zh) * | 2014-11-25 | 2016-06-22 | 腾讯科技（深圳）有限公司 | 智能终端调整歌曲伴奏音乐的方法和装置 |
| CN105702240B (zh) * | 2014-11-25 | 2019-09-03 | 广州酷狗计算机科技有限公司 | 智能终端调整歌曲伴奏音乐的方法和装置 |
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