JPH06102406A - ヤング縞回折格子を用いた回折格子の製作法 - Google Patents

ヤング縞回折格子を用いた回折格子の製作法

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JPH06102406A
JPH06102406A JP4274976A JP27497692A JPH06102406A JP H06102406 A JPH06102406 A JP H06102406A JP 4274976 A JP4274976 A JP 4274976A JP 27497692 A JP27497692 A JP 27497692A JP H06102406 A JPH06102406 A JP H06102406A
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JP
Japan
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diffraction grating
young
fringe
diffraction
grating
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JP4274976A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hibino
謙一 日比野
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/18Diffraction gratings
    • G02B5/1847Manufacturing methods
    • G02B5/1857Manufacturing methods using exposure or etching means, e.g. holography, photolithography, exposure to electron or ion beams

Abstract

(57)【要約】 【目的】 3つの回折格子の格子縞が直線からはずれて
いても格子縞の歪みを正確にバランスさせることで、写
真乾板上の格子縞のひずみを小さくすることができる回
折格子の製作方法を提供すること。 【構成】 2つの点光源からの球面光波の干渉縞(ヤン
グ縞)を記録した回折格子3個と写真乾板を等距離に配
置し、第1の回折格子1を準単色の球面波で照明し、第
1の回折格子1からの+1次及び−1次の回折光を発生
させる。この+1次回折光を第2の回折格子2で−1次
回折させ、また第1の回折格子1の−1次回折光を第3
の回折格子3で+1次回折させたものを、写真乾板7の
上で重ねて干渉させ、干渉縞を記録して回折格子を製作
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、3個のヤング縞回折
格子を使用して写真乾板に干渉縞を記録して回折格子を
制作する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】第1の回折格子、第2の回折格子、第3
の回折格子の3個の回折格子と写真乾板を用い、第1の
回折格子1(縞の空間周波数f/2)を準単色の球面波
で照明し、第1の回折格子1からの+1次及び−1次の
回折光を発生させる。この+1次回折光を第2の回折格
子で−1次回折させ、また第1の回折格子の−1次回折
光を第3の回折格子で+1次回折させたものを、写真乾
板の上で重ねて干渉させ、干渉縞を記録して回折格子を
製作する方法において、すべての回折格子が等間隔の直
線の格子縞からなる完全な格子であれば、写真乾板上に
直線の格子縞が記録されることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現実に
は、完全な格子を用意するのは困難である。いずれかの
回折格子が等間隔の直線からずれた格子縞を持つとき
は、写真乾板上には、それらの歪みの和と差で表される
歪みを持つ格子縞が記録され、一般に歪みは、もとの回
折格子よりも増加してしまい、低歪みの格子を作製する
のは困難である。この発明は、3つの回折格子の格子縞
が直線からはずれていても格子縞の歪みを正確にバラン
スさせることで、写真乾板上の格子縞のひずみを小さく
することができる回折格子の製作方法を提供することを
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的に対応して、こ
の発明のヤング縞回折格子を用いた回折格子の製作法
は、縞の空間周波数f/2(本/mm)の第1のヤング
縞回折格子と縞の空間周波数f(本/mm)の第2のヤ
ング縞回折格子と縞の空間周波数f(本/mm)の第3
のヤング縞回折格子と写真乾板を備え、第1のヤング縞
回折格子をピンホールを通過した準単色の発散球面波で
照明して回折光を発生させ、第1のヤング縞回折格子か
らの回折光を第2のヤング縞回折格子で回折し、かつ第
1のヤング縞回折格子からの回折光を第3のヤング縞回
折格子で回折し、第2のヤング縞回折格子からの回折光
と第3のヤング縞回折格子からの回折光とを重ねて干渉
させた干渉縞を写真乾板上に記録して回折格子を製作す
る場合において、第1のヤング縞回折格子を記録すると
きの点光源S1 と写真乾板の中心Oとの距離をr1 、第
2のヤング縞回折格子と第3のヤング縞回折格子とを記
録するときの点光源S2 と写真乾板の中心Oとの距離を
2 とするとき、λを用いる準単色光の中心となる波長
として次の数式1を満す比となるようにとること、
【数1】及び写真乾板を照明するときの点光源Sと第1
のヤング縞回折格子との距離をd、第1のヤング縞回折
格子と第2のヤング縞回折格子及び第3のヤング縞回折
格子との距離をc、第2のヤング縞回折格子及び第3の
ヤング縞回折格子と写真乾板との距離をcとして、かつ
距離c、dを点光源Sと写真乾板を結ぶ直線の方向の距
離としてc/dの比が次の数式2を満すように距離c及
びdが定められている
【数2】ことを特徴としている。
【0005】
【作用】2つの点光源からの球面光波の干渉縞(ヤング
縞)を記録した回折格子{縞の空間周波数f/2(本/
mm)及びf(本/mm)}3個と写真乾板を等距離に
配置し、第1の回折格子(縞の空間周波数f/2)を準
単色の球面波で照明し、第1の回折格子1からの+1次
(上方に向かう光)及び−1次(下方に向かう光)の回
折光を発生させる。この+1次回折光を第2の回折格子
{縞の空間周波数f(本/mm)}で−1次回折させ、
また第1の回折格子の−1次回折光を第3の回折格子3
{縞の空間周波数f(本/mm)}で+1次回折させた
光を、写真乾板の上で重ねて干渉させ、干渉縞を記録し
て回折格子を製作する。
【0006】
【実施例】以下、この発明の詳細を一実施例を示す図面
について説明する。まず、第1の回折格子1、第2の回
折格子2及び第3の回折格子3を準備する。レーザ光な
どの干渉性のよい光ビームをハーフミラー11で2つに
分割し、またミラー12で光路変更し、それぞれ顕微鏡
対物レンズ13で集光してピンホール14を通して点光
源とし、写真乾板15を照明する。第1の回折格子1は
図1に示すように距離r1 で2つの点光源S1 、S2
らの球面光波の干渉縞(ヤング縞)を記録したもので、
縞の空間周波数はf/2(本/mm)である。第2の回
折格子2及び第3の回折格子3は距離r2 で2つの点光
源S1 、S2 からの球面光波の干渉縞(ヤング縞)を記
録したもので、縞の空間周波数はf(本/mm)であ
る。
【0007】これらの3つの回折格子は次のように配置
されて回折格子作成光学系4を構成する。すなわち、回
折格子作成光学系4では図2に示すように、ピンホール
6の後方の光源レンズ5を一直線上に第1の回折格子1
と対向させて配置し、その後方に写真乾板7を配置す
る。第1の回折格子1と写真乾板7との間に第2の回折
格子2及び第3の回折格子3が位置する。第2の回折格
子2は第1の回折格子1の+1次回折光が入射する位置
にある。第3の回折格子は第1の回折格子1の−1次回
折光が入射する位置にある。ただし、第2の回折格子2
と第3の回折格子3とは光源レンズ5と写真乾板7を結
ぶ直線方向の位置は同じであって、ともに第1の回折格
子1からはCの距離にある。光源レンズ5と写真乾板7
を結ぶ直線上において、回折格子1と写真乾板7との間
において回折格子1からCの距離に遮蔽板8が設けら
れ、回折格子1からの他次(高次または低次)の回折光
を遮断し、回折格子1からの他次の回折光が写真乾板7
に入射することを防止している。また写真乾板7は第2
の回折格子2の−1次回折光と第3の回折格子3の+1
次回折光が重なる位置に配置されている。
【0008】図2に示す構成において、第1の回折格子
1(縞の空間周波数f/2)を準単色の球面波で照明
し、第1の回折格子1からの+1次(上方に向かう光)
及び−1次(下方に向かう光)の回折光を発生させる。
この+1次回折光を第2の回折格子2{縞の空間周波数
f(本/mm)}で−1次回折させ、また第1の回折格
子1の−1次回折光を第3の回折格子3{縞の空間周波
数f(本/mm)}で+1次回折させたものを、写真乾
板7の上で重ねて干渉させ、干渉縞を記録して回折格子
を製作する。これにより、空間周波数fの回折格子が製
作される。
【0009】第1の回折格子1の中心を通る光線が、回
折後に第2の回折格子2および第3の回折格子3のそれ
ぞれの中心を通り、写真乾板の中心で交わるように、回
折格子1,2,3を配置する。第1の回折格子1を照明
する光は、必ずしも格子面に垂直に入射する必要はな
い。
【0010】図2の方法で、回折格子1,2,3が直線
の格子縞からなる完全な格子であれば、写真乾板上に直
線の格子縞が記録されることが知られていることは前述
の通りである。しかしながら、現実には、完全な格子を
用意するのは困難である。回折格子1,2,3が直線か
らずれた格子縞を持つときは、写真乾板7上には、それ
らの歪みの和と差で表される歪みを持つ格子縞が記録さ
れ、一般に歪みは、1,2,3よりも増加してしまい、
低歪みの格子を作製するのは困難であることも前述の通
りである。
【0011】2つの球面光波の干渉縞を記録した回折格
子1,2,3は、直線の格子縞でなく、双曲線の形の縞
を持つため、これらの格子からの回折光は、球面波を直
線の格子縞で回折した波面とはならず、図4のように格
子の歪を反映した歪んだ波面となる。しかしながら、+
1次回折の場合の波面と−1次回折の場合の波面は、波
面の歪の向きが正反対となるため、例えば、回折格子1
で+1次回折した波面を回折格子2で−1次回折するこ
とにより、波面の歪を打ち消すことが可能となる。この
性質を利用して、第1の回折格子1と第2の回折格子2
及び第3の回折格子3の格子縞の歪を同じ大きさとなる
ように記録時のパラメータを調整することで、この波面
歪の打ち消しによる整形作用を効果的に働かせ、第2の
回折格子2,第3の回折格子3から出射する波面を歪み
のない波面にすることが可能である。この整形作用によ
り、第2の回折格子2,第3の回折格子3からの出射光
は、ほぼ球面波を直線の格子縞で回折した波面となり、
写真乾板7上には、従来の2つの平行光束を用いた方法
と同様の結果である直線の干渉縞が格子縞として記録さ
れる。
【0012】異なる波長の光波成分を照明光として用い
る場合は、分光器でよく知られているように図5のよう
に、第1の回折格子1で異なる角度に回析されるが、第
2の回折格子2,第3の回折格子3の回析がそれと反対
符号の角度の回折作用を持つため、写真乾板上には、同
じ位置に集光する。このため、単色でない光を入射光と
して用いても、この方法は機能をする。回折格子1,
2,3が直線でない格子縞を持つために、波長により光
が写真乾板に到着する位置は、わずかにずれるが、準単
色光であれば、この誤差は無視できるほど小さい。
【0013】ここで準単色波とは、光波に含まれる光の
波長成分の波長の拡がりの幅Δλが、波長λに比べて1
%以下(Δλ/λ<1/100)程度あるいはそれ以下
であることをいう。
【0014】この方法の実施例として、円形あるいは正
方形の開口部を持つ回折格子を作製する場合を例にと
る。図2で示す回折格子作成光学系で作製される最終的
な回折格子の縞の直線からの歪誤差を最小化するために
は、次の2つの条件を満たすように、撮影系を構成す
る。第1の回折格子1及び第2、第3の回折格子2,3
(第2、第3の回折格子2,3は同一の回折格子)を記
録する時の点光源(S1およびS2 )と写真乾板の中心
Oとの距離r1 (回折格子1の記録時)r2 (回折格子
2の記録時)は、記録すべき縞の空間周波数を回折格子
1:f/2(本/mm)回折格子2及び3:f(本/m
m)とするとき、次の数式1を満たす比となるようにと
る。
【0015】
【数1】
【0016】数式1で、λは用いる準単色光の中心とな
る波長である。
【0017】また、図2において、照明の点光源Sと回
折格子1との距離をd,第1の回折格子1と第2、第3
の回折格子2,3及び第2、第3の回折格子2,3と写
真乾板7の距離をcとするとき、c/dの比が次の数式
2を満たすように、d,cをとる。
【0018】
【数2】
【0019】OS1 ,OS2 のなす角2θは、次の数式
3を満足するように選ぶことが、知られている。
【0020】
【数3】
【0021】ここで言う写真乾板とは、光の強度分布を
透過率の変化や屈折率の変化として記録できる材料のこ
とで、ハロゲン化銀剤、ホトレジスト剤、光有機高分子
剤などを含む。
【0022】
【発明の効果】従来の光波の干渉縞を記録することによ
る回折格子の製作法には、2種類ある。第1の方法は、
レンズや放物面鏡を用いて平行光を作り、分割して2方
向から写真乾板を露光する方法であり、第2の方法は、
光波を2つのピンホールを通して点光源とした後、この
2つの光源からの発散する球面波で写真乾板を露光して
干渉縞(ヤング縞)を記録する方法である。第1の方法
と比較すると、この発明のの方法は、必ずしも平行光を
必要としないので、レンズや放物面鏡を必要としない利
点がある。また、入射光として、ピンホールを通過した
発散球面光波を用いるので、光線上でピンホールより以
前に存在する対物レンズ、ミラー、レーザー光源等から
発生する散乱光を、ほぼ完全にピンホールのフィルター
で除去することが可能なので、迷光の少ない低ノイズの
回折格子を作製する方法として適している。従来の方法
では、平行光を作るために用いるレンズの内部反射光を
除去することは困難であった。
【0023】また、レンズや放物面鏡が不要なことか
ら、大口径の回折格子の作製にも適している。発散光波
を照明光として用いているので、作製される回折格子の
口径は、要素回折格子のそれよりも大きくなる利点があ
る。
【0024】第2の方法と比較すると、この発明の方法
は、作製される格子縞の形の直線からずれが、より小さ
くなる利点を持つ。従来の2つの点光源の方法では、
(この発明の方法の要素回折格子を作るのに用いられて
いるように)形成される干渉縞が直線ではなく、双曲線
の集合体となるため、縞の曲がりが実用となるくらい小
さい回折格子を作製するためには、点光源を十分に遠方
に持って行く必要があった。
【0025】しかしながら、光源と写真乾板の間にある
空気の揺らぎにより、光波が乱されるので、光源を遠方
へ持ってゆくには限界がある。この理由で、第2の方法
は、大きい口径の回折格子の作製には、不向きで、あま
り用いられてなかった。この発明の方法は、この第2の
方法で作られた大きい歪を持つ3個の回折格子が、お互
いの格子の歪を打ち消すように回折光に作用すること
で、最終的に記録される格子縞のゆがみを極めて小さく
する。この効果の大きさを示すために、縞の直線からの
ずれが縞間隔1本以内となる口径100mmの回折格子
を波長633nm付近の光で作る場合を例にとる。
【0026】従来の点光源の方法を用いた場合に必要な
写真乾板と点光源の距離、及びこの発明の方法で要素と
なる回折格子を記録するために必要な写真乾板と点光源
の距離(r1 とr2 の大きい方の距離)とを比較すると
図3のようになる。
【0027】図で横軸は記録する回折格子の縞の空間周
波数である。例えば、1000本/mmの回折格子を作
るには、従来の方法で7.5mが必要であったのに対し
て、今回では、0.9mで十分であり、実験室のスペー
スの大きな節約になっている。また、この発明の方法で
は、3個の回折格子を照明する光源として従来技術のよ
うに干渉性の良い単色光は必要でないので、発光ダイオ
ード等の干渉性の劣る準単色な光源も利用できる利点が
ある。
【0028】(実験例)具体的な実験例として、口径2
6mm×26mmで空間周波数がそれぞれ400本/m
m(回折格子1)及び800本/mm(回折格子2及び
3)の回折格子を図1に示す光学系で作製し、図2に示
す光学系の回折格子1,2,3として用いて、干渉計を
構成した。図1で、回折格子1,2,3を記録したとき
のパラメーターの値は、r1 =280mm,r2 =39
6mm,θ1 =7.27degree,θ2 =14.6
degreeであり、記録に用いた光源の波長は633
nmである。r2 /r1 の比は、数式1を満たしてい
る。この条件で記録された回折格子1,2,3の格子縞
の歪みの測定値は、格子縞間隔を単位として22.4本
になった。
【0029】このようにして作製した回折格子1,2,
3を図2の光学系に配置し、波長633nmの光で照明
し、写真乾板の位置に形成される干渉縞を写真乾板に記
録した。写真乾板に記録された干渉縞の直線縞からの歪
みを測定した結果、約2本となり、回折格子1,2,3
の歪み22.4本に比べて1/10以下に歪みが減少し
ていることが判った。実験に用いた写真乾板が、十分良
質なものでないため、その影響が見られて、歪みは2本
となったが、写真乾板として良質なものを用いればさら
に歪みは小さくなると予想される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヤング縞回折格子の記録方法を示す説明図。
【図2】回折格子作製光学系を示す説明図。
【図3】写真乾板と点光源との間の距離と干渉縞の空間
周波数との関係を示すグラフ。
【図4】それぞれの回折格子における干渉縞のゆがみを
示す説明図。
【図5】異なる波長の回折状態を示す説明図。
【符号の説明】
1 第1の回折格子 2 第2の回折格子 3 第3の回折格子 4 回折格子作成光学系 5 光源レンズ 6 ピンホール 7 写真乾板 11 ハーフミラー 12 ミラー 13 顕微鏡対物レンズ 14 ピンホール 15 写真乾板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縞の空間周波数f/2(本/mm)の第
    1のヤング縞回折格子と縞の空間周波数f(本/mm)
    の第2のヤング縞回折格子と縞の空間周波数f(本/m
    m)の第3のヤング縞回折格子と写真乾板を備え、第1
    のヤング縞回折格子をピンホールを通過した準単色の発
    散球面波で照明して回折光を発生させ、前記第1のヤン
    グ縞回折格子からの回折光を前記第2のヤング縞回折格
    子で回折し、かつ前記第1のヤング縞回折格子からの回
    折光を前記第3のヤング縞回折格子で回折し、前記第2
    のヤング縞回折格子からの回折光と前記第3のヤング縞
    回折格子からの回折光とを重ねて干渉させた干渉縞を前
    記写真乾板上に記録して回折格子を製作する場合におい
    て、第1のヤング縞回折格子を記録するときの点光源S
    1 と写真乾板の中心Oとの距離をr1 、第2のヤング縞
    回折格子と第3のヤング縞回折格子とを記録するときの
    点光源S2 と写真乾板の中心Oとの距離をr2 とすると
    き、λを用いる準単色光の中心となる波長として次の数
    式1を満す比となるようにとること、 【数1】 及び前記写真乾板を照明するときの点光源Sと第1のヤ
    ング縞回折格子との距離をd、第1のヤング縞回折格子
    と第2のヤング縞回折格子及び第3のヤング縞回折格子
    との距離をc、第2のヤング縞回折格子及び第3のヤン
    グ縞回折格子と写真乾板との距離をcとして、かつ距離
    c、dを前記点光源Sと前記写真乾板を結ぶ直線の方向
    の距離としてc/dの比が次の数式2を満すように距離
    c及びdが定められている 【数2】 ことを特徴とするヤング縞回折格子を用いた回折格子の
    製作法
JP4274976A 1992-09-18 1992-09-18 ヤング縞回折格子を用いた回折格子の製作法 Pending JPH06102406A (ja)

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US3748019A (en) * 1968-03-02 1973-07-24 Agfa Gevaert Ag Photographic recording and reproducing method and apparatus utilizing spatial carrier frequencies
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JP3198292B2 (ja) * 1990-06-06 2001-08-13 ケイオウエル オウエイチアール コーポレーション 光ファイバシステム

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