JPH0610239U - パレタイザーにおける積付表示装置 - Google Patents

パレタイザーにおける積付表示装置

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JPH0610239U
JPH0610239U JP5620192U JP5620192U JPH0610239U JP H0610239 U JPH0610239 U JP H0610239U JP 5620192 U JP5620192 U JP 5620192U JP 5620192 U JP5620192 U JP 5620192U JP H0610239 U JPH0610239 U JP H0610239U
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陽二 中野
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株式会社四国製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業行程に応じ適正な表示を行なう。 【構成】 パレタイザーにおいて、積付パターンを積付
物イの類似形状で操作ボックス36の表示装置73に表
示し、更に、積付の終了した積付物イと積付中の積付物
イを識別表示する。 【効果】 積付状態を操縦者に明確に報知できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、穀粒袋等の積付物をパレット上に積付るパレタイザーにおける積 付表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種パレタイザーにあっては、大型の産業施設用として用いられてい た為、積付方向や一段当りの積付個数、積付段数等を変更する必要がなく、従っ て、それらの表示にも配慮が払われていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、上記の如き従来技術の欠点を解消し、作業中の積付パターンを具 体的に表示し、作業精度を向上させようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
A.CPU44からの制御信号に基づき供給される積付物イを保持部4で保持し 、三次元方向へ移動させパレット9上に順次積付を行なう積付制御手段と、 B.パレット9上への積付パターンを積付物イの類似形状で操作ボックス36の 表示装置73へ表示する積付パターン表示手段と、 C.表示される積付物イのうち、積付の終了したものを画面の濃淡、又は色彩の 変化等により表示する積付終了表示手段と、 D.積付作業中の積付物イを点滅させる等して識別表示する作業位置表示手段と からなる。 E.パレタイザーにおける積付表示装置。 の構成とする。
【0005】
【考案の作用効果】
CPU44からの制御信号に基づいて供給される積付物イを保持部4にて保持 し三次元方向へ移動させてパレット9上に順次積付けるのであるが、まず、作業 開始時には、パレット9の大きさや、積付物イの種類に応じて積付個数、積付姿 勢等からなる積付パターンを選択する。この選択される積付パターンは、積付パ ターン表示手段により操作ボックス36の表示装置73へ積付物イと類似の形状 で表示される為、操縦者は、積付個数、積付姿勢等を実際の積付状態と略々同様 に認識でき、誤操作の恐れがない。 作業を開始すると、作業位置表示手段により、現在積付作業中の積付物イが点 滅等を行なって識別表示を行ない操縦者はその作業を容易に確認することができ る。 更に、積付の終了した積付物イは、積付終了表示により、画面の濃淡、又は色 彩の変化等により表示され作業の進行度を容易に把握できるものである。
【0006】
【実施例】
図例に基づいてパレタイザーを説明すると、パレタイザー本体Aの後方側には パレット9の自動供給装置Bを設けてあり、多段に積重ねたパレット9を一個毎 下方の傾斜コンベア10上に繰出し、パレタイザー本体Aの下方を通過してパレ ットコンベア11に引継がれ所定の積付位置へ搬送可能に構成してある。 該パレット供給装置Bは、四隅のパレット落下案内板12,12とそれらを結 ぶ連結枠13,13等で箱状に構成されるとともに、下部に上述の傾斜コンベア 10を軸架してある。
【0007】 左右の連結枠13,13外側に沿って角軸14,14を回転自在に取着し、更 に、該角軸14,14左右には上下二段の係止部15,16を設ける繰出体17 ,17を嵌着してある。18は電動シリンダであり、モータM6 により駆動させ てピストン杆19を伸縮可能に構成してある。20はアームであり、一方側の角 軸14端に固着されて上下に延設し、下端は前述のピストン杆19先端と枢支連 結し、上端は他方の角軸14端から、下方に延設のアーム21に枢支の連結杆2 2他端と枢支連結してある。
【0008】 従って、多段に積重ねられその最下面を繰出体17,17によって支持される パレット9を繰出す場合には、電動シリンダ18のピストン杆19を伸長させ角 軸14とともに繰出体17の下方係止部16を外方へ向け回動させると、上方係 止部15が下から二段目のパレット9の係止部に係止して保持し、最下段のパレ ット9のみが下方係止部16の係止を解除されて傾斜コンベア10上に落下する 。
【0009】 次に、電動シンンダ18のピストン杆19を短縮させ繰出体17を逆方向に回 動させ上方係止部15の係止を解除させるとともに、下方係止部16によりパレ ット9の下面を係止保持させる。 パレタイザー本体Aは、左右に縦枠1,1を立設しこの縦枠1,1に昇降体2 を昇降自在に支持させ、又、この昇降体2に左右方向へ移動可能で前方へ向け突 出する横行体3を取着し、該横行体3に前後方向へ移動可能で下部に穀粒袋等の 荷物の保持部4を有する移動体5を設けてある。
【0010】 立枠1,1の上下位置にはスプロケット23,23を軸架し、該スプロケット 23,23間にチェン24を掛張すると共に、該左右のチェン24,24に昇降 体2を取着し、モータM1 によってチェン24,24を駆動して昇降体2を昇降 可能に構成してある。 昇降体2の左右位置にはプーリ25,25を軸架し該プーリ25,25間にタ イミングベルト26を掛張するとともに、該タイミングベルト26に横行体3を 取着し、モータM2 によってタイミングベルト26を駆動し該横行体3を左右動 可能に構成してある。
【0011】 該横行体3の前後位置にはプーリ27,27を軸架し、該プーリ27,27間 にタイミングベルト28を掛張するとともに、該タイミングベルト28に移動体 5を取着し、横行体3基部に搭載のモータM3 によりタイミングベルト28を駆 動して該移動体5を前後動可能に構成してある。これら、昇降体2、横行体3、 移動体5は夫々、ガイドレール(図示せず)に摺動案内される。
【0012】 保持部4は、移動体5下部に垂直回動軸29を介して装架され、モータM4 か らギヤ30,30伝動により、該垂直回動軸29を回動させることによって、保 持方向を変更可能に構成してある。又、保持部4は枢軸31を中心に左右方向へ 開閉自在の保持爪49,49と案内爪32,32をリンク機構33を介して開閉 駆動する電動シリンダーM5 とから構成してある。34はカバーであり、保持部 4の上方を覆ってある。 35は供給コンベアであって、モータM8 によって駆動され、穀粒袋をパレタ イザーAの保持位置へ一個毎供給可能に構成してある。36は操作ボックスであ る。
【0013】 次に制御回路について説明すると、38は電源スイッチ、39はそのリレー接 点、40はブレーカ、41は手動の非常停止スイッチ、k1 は安全停止装置のリ レー接点である。 43は各センサー類及びCPU44への供給電源回路であり、交流200Vを 直流5V及び12Vに変更して供給する。CPU44は、各入力信号を演算処理 して各部への制御信号を出力する中央演算装置である。
【0014】 E1 はロータリーエンコーダであり、モータM1 の出力軸の回転数をパルス検 出することによって昇降体2の移動方向と移動距離をCPU44へ入力し、指令 値と比較演算してモータM1 の停止制御等に利用する。 E2 も同じくロータリーエンコーダであり、モータM2 の出力軸の回転数をパ ルス検出することによって横行体3の移動距離をCPU44へ入力し、指令値と 比較演算してモータM2 の停止制御等に利用する。
【0015】 同様にロータリエンコーダE3 は、モータM3 の出力軸の回転数をパルス検出 することによって移動体5の移動距離をCPU44へ入力し、指令値と比較演算 してモータM3 の停止制御等に利用する。 又、ロータリーエンコーダE4 は、モータM4 の出力軸の回転数をパルス検出 することによって、保持部4の回動角度をCPU44へ入力し、指令値と比較演 算してモータM4 の停止制御等に利用する。
【0016】 X1 〜X5 はリレーであり、CPU44からの指令信号をデコーダ/マルチプ レクサ45を介して通電され、リレー接点x1 〜x5 を指令に従って順次接続可 能に構成してある。なお、デコーダ/マルチプレクサ45は、CPU44からの 誤信号発生時にあっても、各リレーが同時に接続しない様信号を処理する。X6 もリレーであってCPU44からの信号を受けリレー接点x6 を接続する。
【0017】 インバータ制御装置6は、CPU44から回転方向及び回転数指令信号を受け て周波数制御を行ないモータM2 を起動して横行体3を左右動させる。同様にイ ンバーダ制御装置7はCPU44から回転方向及び回転数指令信号を受けて周波 数制御を行ないモータM3 を起動して移動体5を前後動させる。 又、インバータ制御装置8は同様にCPU44からの入力により制御され、モ ータM1 及びM4 〜M7 への駆動回路へ通電を行ない、前述の各リレー接点x1 〜x5 のうちCPU44からの指令により順次接続されるリレー接点を介して、 各モータを選択して駆動する。
【0018】 B1 〜B4 は電磁ブレーキであり、モータM1 〜M4 の出力軸に取着され、各 モータの停止時に制動力を付与する。 次に、各センサ及びその制御方法について説明すると、センサS1 〜S6 は、 昇降体2の位置検出センサであり、立枠1上部にはセンサS1 ,S2 を設けてあ り、下方側のセンサS2 により昇降体2の上昇移動を検出すると、モータM1 を 減速し、更に、上方側のセンサS1 が検知すると、モータM1 の駆動を停止する とともに電磁ブレーキB1 を作動させ確実に停止させる。又、種々のトラブルに より昇降体2が更に上昇を続け、下方側のセンサS2 から外れるとその信号をデ コーダ/マルチプレクサ46、アンド回路47を介してリレーK1 へ入力し、電 源回路のリレー接点k1 を断ち装置全体を停止可能に構成してある。又、立枠1 下部にはセンサS5 ,S6 を設けてあり、上方側のセンサS5 が昇降体2の下降 を検知すると同様にモータM1 を減速させ、更に下方側のセンサS6 が検知する とモータM1 の駆動を停止するとともに電磁ブレーキB1 を作動させ確実に停止 させる。又、種々のトラブルにより昇降体2が更に下降を続け、上方側のセンサ S5 から外れると上記と同様に電源回路の非常停止装置であるリレー接点k1 を 断ち装置全体を停止可能に構成してある。
【0019】 なお、この立枠1の上部のセンサS1 ,S2 と下部のセンサS5 ,S6 は、安 全装置として設けてあり、昇降体2の上記位置への移動検出は前述のロータリー エンコーダE1 によって行なわれる。又、昇降体2の他の各積付段への移動検出 は、前述のロータリエンコーダE1 によって検出され若干手前位置でモータM1 を減速した後駆動を断ち、更に、電磁ブレーキB1 により確実に停止させる。
【0020】 又、センサS3 ,S4 は、昇降体2の袋待機位置を検出するものであり、昇降 体2の下降を上方側のセンサS3 が検出すると、モータM1 を減速させ、更に、 下方側のセンサS4 が検知するとモータM1 の駆動を断ち、且つ、電磁ブレーキ B1 を作動させ、袋待機位置に停止させる。又、供給コンベア35により穀粒袋 が待機位置まで搬送されるとリミットスイッチからなるセンサS19が検出して供 給コンベア35の駆動用モータM8 を停止させるとともに、昇降体2に下降指令 を与え穀粒袋保持位置へ下降すべく制御される。この袋保持位置はロータリエン コーダE1 により検出されモータM1 の停止制御を行なうが、この位置は上述の 下方側のセンサS5 ,S6 よりも若干上方に位置させてある。
【0021】 又、センサS7 〜S10は、横行体3の位置検出センサであり、昇降体2の左右 両側部に二個一組で設けてあり、夫々左右内方側のセンサS8 ,S9 が横行体3 の移動を検出するとモータM2 を減速させ、更に、外方側のセンサS7 ,S10が 検出するとモータM2 の駆動を断ち、且つ、電磁ブレーキB2 を作動させ横行体 3を停止可能に構成してある。種々のトラブル等により横行体3が更に外側方へ 移動し、内方側のセンサS8 ,S9 から外れるとその信号をデコーダ/マルチプ レクサ46、アンド回路47を介してリレーK1 へ入力し電源回路のリレー接点 k1 を断ち装置全体を停止可能に構成してある。なお、横行体3の各積付位置へ の移動検出は前述のロータリーエンコーダE2 によって行なわれ、停止位置の若 干手前でモータM2 を減速した後駆動を断ち、更に、電磁ブレーキB2 により確 実に停止させる。
【0022】 センサS11〜S14は移動体5の位置検出センサであり、横行体3の前後端に二 個一組で設けられ前述の横行体3の移動検出手段と同様の制御を行なう。 又、上記昇降体2の位置検出センサS4 と横行体3の位置検出センサS6 と移 動体5の位置検出センサS11は、夫々ロータリエンコーダE1 ,E2 ,E3 によ って検出されCPU44に記憶される移動距離信号を消去して原点復帰させる為 のセンサに兼用してある。
【0023】 センサS15,S16は保持部4の回動範囲を規制するものであり、回動開始位置 と最大回動位置(具体的には回動開始位置から270度)に設けられ、ロータリ ーエンコーダE4 による回動停止制御に加え該センサS15,S16の検知によりモ ータM4 の駆動を停止すべく構成してある。更に、回動開始位置のセンサS15は その検出時に、ロータリーエンコーダE4 で検出されCPU44に記憶されるパ ルス数、即ち、回動角度を消去し原点復帰可能に構成してある。
【0024】 センサS17,S18は保持部4の保持爪35の開閉を、検出するものである。 センサS20はリミットスイッチであり、前述のコンベア11終端に設けられパ レット9の所定位置への搬入を検出し、穀粒袋の積付開始信号として利用する。 センサS21は積付の終了したパレット9の排出を検出して、次のパレット9の供 給開始信号として利用する。 センサS22,S23はパレット供給装置Bからのパレット8の繰出しを検出し、 モータM7 を起動してコンベア11を駆動する。
【0025】 48は据付スイッチであり、安全停止装置であるリレーK1 への出力をキャン セルし、安全装置の機能を停止させるものである。 操作ボックス36には下記の操作スイッチと表示装置73が設けてある。 50はスタートスイッチであり、CPU44へのスタート入力信号によりメモ リー(図示せず)に記憶される積付パターンに従って各部を駆動し通常の積付作 業を行なう。51はストップスイッチであり、積付作業を停止させる。
【0026】 52は表示切換スイッチであり、表示装置73への表示対象を切換えるもので ある。53は調整スイッチ、54はシフトスイッチ、55,56は積付パターン 等の選択スイッチであり、これらによって、メモリーに記載される複数のパター ン、即ち、積付姿勢、積付段数等を選択し、更に、パレット9の高さや、積付物 の高さを入力し、設定スイッチ57によって設定を行なう。
【0027】 58は手動操作スイッチであり、ストップスイッチ51操作による停止時に該 手動操作スイッチ58を操作することにより手動待機モードに切換えられ、更に 、原点復帰スイッチ59を操作することにより、昇降体2を原点、即ち、センサ S3,S4により検出される袋待機位置へ移動させるものである。60は供給コ ンベア35の手動スイッチ、61,62は昇降体2の手動上下動操作スイッチ、 63,64は横行体3の手動左右動操作スイッチ、65,66は移動体5の手動 前後動操作スイッチ、67,68は保持部4の手動開閉スイッチ、69,70は 保持部4の手動左右回転スイッチ、71は手動のパレット繰出スイッチ、72は 手動のパレット排出スイッチである。
【0028】 次に、図11、図12に示すフローチャートに基づいてその作用を説明すると 、まず、電源スイッチ38を投入するとストップ待機状態となり、この状態で表 示切換スイッチ52をONすると、積付パターン設定モードに切換られる。この 状態で、選択スイッチ55又は56を押すとメモリーに記憶される積付パターン が一個毎変更されて表示装置73へ表示される。 この表示は液晶表示により穀粒袋イの類似形状で積付パターンがそのまま表示 される。又、この積付パターンは荷崩れ防止の為、1段目と2段目を90°異な らせてある為、表示装置73へは1段目と2段目が図13に示す如く表示される 。
【0029】 この表示の過程を説明すると、積付パターンを選定すると、表示用カウンタ: Rが一袋目に設定されるとともに、この1袋目の表示位置:Pと表示する袋の形 態(黒地)のデータ:Dをメモリーから読み込み、表示位置:Pへ表示する。次 に、表示用カウンタ:Rが+1され2袋目となるが、この値R=2が、R=N× 2+1の理論式で表される数と異なる場合には、フローチャートを循環して全て の積付位置に表示を行なう。なお、上記式でNは1段当りの積付数であり、上述 の如く、2段分の表示を行なう為2を乗じてある。全ての表示が終了すると設定 スイッチ57を押せばこの積付パターンが設定される。
【0030】 次にスタートスイッチ50をONさせると、まず、供給コンベア35による穀 粒袋イの供給の有無をセンサS19により検出し、穀粒袋イが不存在であれば袋の 供給要求が表示されるとともに、表示用カウンタ:Rに1袋目が設定され、メモ リーからこの1袋目の表示位置:Pと表示する袋の形態のデータ;Dが読み出さ れる。次に、この表示用カウンタ:Rと現在の積付袋数カウンタ:Q(作業開始 時は一袋目を設定)を比較し、Rの値が小さくなれば袋の形態のデータ:Dを白 抜きに変更し、又、R=Qであれば点滅表示に変更し、表示位置:Pにそれらの データを表示する。続いて、表示用カウンタ:Rを+1し、この値がR=N×2 +1以外であれば、上記のプロセスを循環し、パレット9二段分の全ての積付位 置に表示を行なう。従って作業開始の際には、一袋目の積付位置のみ点滅表示さ れ他の全ての積付位置は白地となり積付がまだ行なわれていない状態を表示して いる。
【0031】 又、R=N×2+1となり全ての表示が終了すると、再びセンサS19により穀 粒袋イの有無を検出し、穀粒袋イの供給が検出されると積付モードへ切換えられ 、前述の如く、保持部4による穀粒袋イの保持、昇降体2、横行体3、移動体5 による三次方向の移動、及び保持部4の回転を行なわせ、所定の積付位置へ移動 させ、次に保持部4の保持爪49を開放して積付を行なう。この積付をセンサS 17,S18が検出すると、袋数カウンタ:Qが+1されるとともに、各移動体2, 3,5を、センサS3 ,S4 の検出により制御される待機位置へ復帰させる。上 記の如く、袋数カウンタ:Qが+1される為、次行程における積付モードの開始 時に、再び、R<Qの比較がなされ、既に積付の終了した1番目の積付位置は、 +1され2となったQの値よりも小さく、又、R=Qとも異なり、従って表示は 黒地のまま積付済を表示する。同様に、第2番目の積付位置はR=Qとなり、点 滅表示され、他は白地のまま表示され積付が行なわれていないことを表示する。 これらの動作は設定される積付段数が終了するまで継続される。この状態を図1 4に示すが、斜線を付したものは、点滅を示す。
【0032】 次に、積付途中において積付後の穀粒袋イの破損を発見する等して該穀粒袋イ を取り除き二度積を行なう場合等には、ストップスイッチ51をON操作すると 、フローチャートに示す開始位置へ復帰し、調整スイッチ53、スタートスイッ チ50、表示切換スイッチ52のOFFを確認後、操作要求表示が行なわれ、こ の状態でシフトキー54とともに選択キー56を押すと、袋カウンタ:Qに−1 が入力され、再度同位置に積付でき、又、選択キー55を押すと袋カウンタ:Q に+1が入力され積付位置を一個進めることができる。
【0033】 次に、積付状態を変更する場合には、ストップ待機状態で調整スイッチ53を ONすると調整モードへ切り換わり、まず、現在の袋数カウンタ:Qを調整対象 の袋カウンタ:qに置き換え、表示用カウンタ:Rを1袋目に設定する。次に、 R=q,即ち、表示用カウンタ:Rと調整対象の袋数カウンタ:qが同じ1袋目 の積付位置であれば、この積付位置の袋の形態:Dを十字に変更し表示する。次 に、Rが+1されるが、この2袋目の積付位置は調整対象でない為、黒地で表示 される。更に、この作業は、全ての積付位置に亘って、即ち、R=N×2+1に なるまで継続され、調整対象の積付位置以外は黒地に表示され積付パターンを表 示する。この状態を図15に示す。
【0034】 この作業が終了すると、メモリーからq袋目の積付データ、即ち、補正対象で ある1袋目の積付データが図15の右欄の如く表示される。この表示中、Xは移 動体5の原点からの移動距離、Yは横行体3の原点からの移動距離を示し、カー ソルを調整対象に合わすとともに、選択スイッチ55,56を押すと、1cm毎 表示が変更され、更に設定スイッチ57を押すことにより登録される。 又、Zは昇降体2の位置を示し、選択スイッチ55,56を押す毎に、「タカ イ」、「ヒクイ」の二種類の表示がされ、これを選択して設定スイッチ57を押 すことにより登録される。 又、Hは、保持部4の回動による積付方向を積付物イの形で表示してあり、選 択スイッチ55,56により選択する。これらの調整が行なわれ、設定スイッチ 57を押すと積付データが変更され、更に、他の積付位置を変更する場合には再 度調整スイッチ53を押すと調整対象積付位置が1個毎シフトされ、再度同様の 調整を行なうことができる。 調整が終われば、表示切換スイッチ52を操作することにより、電源ON位置 に復帰される。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の斜視図である。
【図2】側面図である。
【図3】平面図である。
【図4】移動体5の正面図である。
【図5】制御回路図である。
【図6】制御回路図である。
【図7】センサ部の制御回路図である。
【図8】各センサ位置を示す側面図である。
【図9】各センサ位置を示す平面図である。
【図10】各操作スイッチの配置図である。
【図11】フローチャート図である。
【図12】フローチャート図である。
【図13】表示状態を示す図である。
【図14】表示状態を示す図である。
【図15】表示状態を示す図である。
【符号の説明】
4 保持部 9 パレット 36 操作ボックス 44 CPU 73 表示装置 イ 積付物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.CPU(44)からの制御信号に基
    づき供給される積付物(イ)を保持部(4)で保持し、
    三次元方向へ移動させパレット(9)上に順次積付を行
    なう積付制御手段と、 B.パレット(9)上への積付パターンを積付物(イ)
    の類似形状で操作ボックス(36)の表示装置(73)
    へ表示する積付パターン表示手段と、 C.表示される積付物(イ)のうち、積付の終了したも
    のを画面の濃淡、又は色彩の変化等により表示する積付
    終了表示手段と、 D.積付作業中の積付物(イ)を点滅させる等して識別
    表示する作業位置表示手段とからなる。 E.パレタイザーにおける積付表示装置。
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