JPH07242332A - パレタイザーの積付位置修正装置 - Google Patents

パレタイザーの積付位置修正装置

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JPH07242332A
JPH07242332A JP6204794A JP6204794A JPH07242332A JP H07242332 A JPH07242332 A JP H07242332A JP 6204794 A JP6204794 A JP 6204794A JP 6204794 A JP6204794 A JP 6204794A JP H07242332 A JPH07242332 A JP H07242332A
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JP6204794A
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Norihiro Ide
宣弘 井手
Tsuyoshi Yamashita
強志 山下
Noriaki Nagata
則昭 永田
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Atex Co Ltd
Original Assignee
Atex Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確で操作の容易な積付位置の変更を行う。 【構成】 積付位置のティーチングモードを設け、第一
段目の最初の積付物イを手動操作にて目視しながら積付
可能に構成すると共に、この手動修正積付データを基準
に全ての積付位置データを一括修正可能に構成。 【効果】 第一段目の最初の積付物イを手動操作にて目
視しながら正確に積付れば、全ての積付位置を正確に一
括修正でき、その操作が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀粒袋等の積付物を
順次パレット上に積付るパレタイザーの積付位置修正装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種パレタイザーにおいては、予め積
付パターンを設定してメモリーに記憶させ、この積付パ
ターンに基づいて積付を行い、又、この設定される積付
位置を変更する場合にはメモリーに記憶する積付データ
を直接修正して積付位置を変更している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き積付位置の
変更修正操作にあっては、正確な修正データ数値を事前
に算出する繁雑な操作が必要であるばかりか、実際に積
付を行ってみると積付位置が正確でない場合があり、こ
の場合には積付物を取除いて再び変更修正を行う必要が
ある。この発明は、上記の如き欠点を解消して効率的で
正確な積付位置修正装置を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】メモリーに記憶される積
付データを読み出し、このデータに基づいてCPU44
から出力される制御信号により供給される積付物イを保
持部4で保持した後、三次元方向へ移動させ所定の積付
位置パターンで積付を行うパレタイザーにおいて、積付
データのティーチングモードを設け一段目の最初の積付
物イを手動操作にて修正積付を行い、この手動修正積付
位置データを基準に全ての積付位置データを一括修正可
能に構成してなるパレタイザーの積付位置修正装置の構
成とする。
【0005】
【発明の作用】通常の積付作業にあっては、メモリーに
記憶される積付パターンの中から所望の積付パターンを
選択し、この選択される積付パターンの積付位置データ
に基づいてCPU44から出力される制御信号により、
供給される積付物イを保持部4で保持して三次元方向へ
移動させパレット9上に順次積付を行う。次に、上記積
付パターンにおける積付位置を修正する場合には、切替
操作によりティーチングモードに切替ると共に最初の積
付物イを供給すると、この積付位置データに基づいてC
PU44から出力される制御信号により積付物イを保持
部4で保持して三次元方向へ移動させ、一段目の最初の
積付位置上方で停止する。この状態で手動スイッチ操作
により保持部4を前後左右動させ目視にて所望の積付位
置へ移動させる。
【0006】次に再起動を行うと、この修正位置で保持
部4が開放されて積付を行い、その後、該積付位置から
積付物イの供給を待つ待機位置へ復帰動作を行うが、こ
の復帰行程においてエンコーダーにより前後、左右への
移動距離を検出し、修正後の積付位置データとしてメモ
リーに記憶させる。更に、この修正前の積付位置データ
と修正後の積付位置データを比較してその差を修正値と
して算出するとともに、この修正値を以後の全ての積付
位置データに加減算して一括修正し修正後の積付位置デ
ータとしてメモリーに記憶させる。従って、一段目の二
番目の積付位置以降はこの修正済の積付位置データに基
づいて積付が行われる。
【0007】
【発明の効果】この発明は、上述の如く構成するもので
あるから、積付物イやパレットの条件に応じて積付パタ
ーン全体の積付位置を変更するに際し、第一段目の最初
の積付物イを手動スイッチ操作にて目視しながら最適な
位置へ積付を行い、この手動修正積付位置データを基準
に全ての積付位置データを一括修正でき、その操作が容
易であるとともに正確な積付位置の変更が行えるもので
ある。
【0008】
【実施例】図例に基づいてパレタイザーを説明すると、
パレタイザー本体Aの後方側にはパレット9の自動供給
装置Bを設けてあり、多段に積重ねたパレット9を一個
毎下方の傾斜コンベア10上に繰出し、パレタイザー本
体Aの下方を通過してパレットコンベア11に引継がれ
所定の積付位置へ搬送可能に構成してある。該パレット
供給装置Bは、四隅のパレット落下案内板12,12と
それらを結ぶ連結枠13,13等で箱状に構成されると
ともに、下部に上述の傾斜コンベア10を軸架してあ
る。
【0009】左右の連結枠13,13外側に沿って角軸
14,14を回転自在に取着し、更に、該角軸14,1
4左右には上下二段の係止部15,16を設ける繰出体
17,17を嵌着してある。18は電動シリンダであ
り、モータM6 により駆動させてピストン杆19を伸縮
可能に構成してある。20はアームであり、一方側の角
軸14端に固着されて上下に延設し、下端は前述のピス
トン杆19先端と枢支連結し、上端は他方の角軸14端
から、下方に延設のアーム21に枢支の連結杆22他端
と枢支連結してある。
【0010】従って、多段に積重ねられその最下面を繰
出体17,17によって支持されるパレット9を繰出す
場合には、電動シリンダ18のピストン杆19を伸長さ
せ角軸14とともに繰出体17の下方係止部16を外方
へ向け回動させると、上方係止部15が下から二段目の
パレット9の係止部に係止して保持し、最下段のパレッ
ト9のみが下方係止部16の係止を解除されて傾斜コン
ベア10上に落下する。
【0011】次に、電動シンンダ18のピストン杆19
を短縮させ繰出体17を逆方向に回動させ上方係止部1
5の係止を解除させるとともに、下方係止部16により
パレット9の下面を係止保持させる。パレタイザー本体
Aは、左右に縦枠1,1を立設しこの縦枠1,1に昇降
体2を昇降自在に支持させ、又、この昇降体2に左右方
向へ移動可能で前方へ向け突出する横行体3を取着し、
該横行体3に前後方向へ移動可能で下部に穀粒袋等の積
付物イの保持部4を有する移動体5を設けてある。
【0012】立枠1,1の上下位置にはスプロケット2
3,23を軸架し、該スプロケット23,23間にチェ
ン24を掛張すると共に、該左右のチェン24,24に
昇降体2を取着し、モータM1 によってチェン24,2
4を駆動して昇降体2を昇降可能に構成してある。昇降
体2の左右位置にはプーリ25,25を軸架し該プーリ
25,25間にタイミングベルト26を掛張するととも
に、該タイミングベルト26に横行体3を取着し、モー
タM2 によってタイミングベルト26を駆動し該横行体
3を左右動可能に構成してある。
【0013】該横行体3の前後位置にはプーリ27,2
7を軸架し、該プーリ27,27間にタイミングベルト
28を掛張するとともに、該タイミングベルト28に移
動体5を取着し、横行体3基部に搭載のモータM3 によ
りタイミングベルト28を駆動して該移動体5を前後動
可能に構成してある。これら、昇降体2、横行体3、移
動体5は夫々、ガイドレール(図示せず)に摺動案内さ
れる。
【0014】保持部4は、移動体5下部に垂直回動軸2
9を介して装架され、モータM4 からギヤ30,30伝
動により、該垂直回動軸29を回動させることによっ
て、保持方向を変更可能に構成してある。又、保持部4
は枢軸31を中心に左右方向へ開閉自在の保持爪49,
49と案内爪32,32をリンク機構33を介して開閉
駆動する電動シリンダーM5 とから構成してある。34
はカバーであり、保持部4の上方を覆ってある。なお、
以降の説明上、移動体5をX軸、横行体3をY軸、昇降
体2をZ軸、保持部4の回動軸をH軸としてその移動方
向を示す。35は供給コンベアであって、モータM8 に
よって駆動され、積付物イをパレタイザーAの保持位置
へ一個毎供給可能に構成してある。36は操作ボックス
である。
【0015】次に制御回路について説明すると、38は
電源スイッチ、39はそのリレー接点、40はブレー
カ、41は手動の非常停止スイッチ、k1 は安全停止装
置のリレー接点である。43は各センサー類及びCPU
44への供給電源回路であり、交流200Vを直流5V
及び12Vに変更して供給する。CPU44は、各入力
信号を演算処理して各部への制御信号を出力する中央演
算装置である。
【0016】E1 はロータリーエンコーダであり、モー
タM1 の出力軸の回転数をパルス検出することによって
昇降体2、即ちZ軸の移動方向と移動距離をCPU44
へ入力し、指令値と比較演算してモータM1 の停止制御
等に利用する。E2 も同じくロータリーエンコーダであ
り、モータM2 の出力軸の回転数をパルス検出すること
によって横行体3、即ちY軸の移動距離をCPU44へ
入力し、指令値と比較演算してモータM2 の停止制御等
に利用する。
【0017】同様にロータリーエンコーダE3 は、モー
タM3 の出力軸の回転数をパルス検出することによって
移動体5、即ちX軸の移動距離をCPU44へ入力し、
指令値と比較演算してモータM3 の停止制御等に利用す
る。又、ロータリーエンコーダE4 は、モータM4 の出
力軸の回転数をパルス検出することによって、保持部4
の回転軸、即ちH軸の回動角度をCPU44へ入力し、
指令値と比較演算してモータM4 の停止制御等に利用す
る。
【0018】X1 〜X5 はリレーであり、CPU44か
らの指令信号をデコーダ/マルチプレクサ45を介して
通電され、リレー接点x1 〜x5 を指令に従って順次接
続可能に構成してある。なお、デコーダ/マルチプレク
サ45は、CPU44からの誤信号発生時にあっても、
各リレーが同時に接続しない様信号を処理する。X6も
リレーであってCPU44からの信号を受けリレー接点
x6 を接続する。
【0019】インバータ制御装置6は、CPU44から
回転方向及び回転数指令信号を受けて周波数制御を行な
いモータM2 を起動して横行体3を左右動させる。同様
にインバーダ制御装置7はCPU44から回転方向及び
回転数指令信号を受けて周波数制御を行ないモータM3
を起動して移動体5を前後動させる。又、インバータ制
御装置8は同様にCPU44からの入力により制御さ
れ、モータM1 及びM4 〜M7 への駆動回路へ通電を行
ない、前述の各リレー接点x1〜x5 のうちCPU44
からの指令により順次接続されるリレー接点を介して、
各モータを選択して駆動する。
【0020】B1 〜B4 は電磁ブレーキであり、モータ
M1 〜M4 の出力軸に取着され、各モータの停止時に制
動力を付与する。次に、各センサ及びその制御方法につ
いて説明すると、センサS1 〜S6 は、昇降体2の位置
検出センサであり、立枠1上部にはセンサS1 ,S2 を
設けてあり、下方側のセンサS2 により昇降体2の上昇
移動を検出すると、モータM1 を減速し、更に、上方側
のセンサS1 が検知すると、モータM1 の駆動を停止す
るとともに電磁ブレーキB1 を作動させ確実に停止させ
る。又、種々のトラブルにより昇降体2が更に上昇を続
け、下方側のセンサS2 から外れるとその信号をデコー
ダ/マルチプレクサ46、アンド回路47を介してリレ
ーK1 へ入力し、電源回路のリレー接点k1 を断ち装置
全体を停止可能に構成してある。又、立枠1下部にはセ
ンサS5 ,S6 を設けてあり、上方側のセンサS5 が昇
降体2の下降を検知すると同様にモータM1 を減速さ
せ、更に下方側のセンサS6 が検知するとモータM1 の
駆動を停止するとともに電磁ブレーキB1 を作動させ確
実に停止させる。又、種々のトラブルにより昇降体2が
更に下降を続け、上方側のセンサS5 から外れると上記
と同様に電源回路の非常停止装置であるリレー接点k1
を断ち装置全体を停止可能に構成してある。
【0021】なお、この立枠1の上部のセンサS1 ,S
2 と下部のセンサS5 ,S6 は、安全装置として設けて
あり、昇降体2の上記位置への移動検出は前述のロータ
リーエンコーダE1 によって行なわれる。又、昇降体2
の他の各積付段への移動検出は、前述のロータリーエン
コーダE1 によって検出され若干手前位置でモータM1
を減速した後駆動を断ち、更に、電磁ブレーキB1 によ
り確実に停止させる。
【0022】又、センサS3 ,S4 は、昇降体2の待機
位置を検出するものであり、昇降体2の下降を上方側の
センサS3 が検出すると、モータM1 を減速させ、更
に、下方側のセンサS4 が検知するとモータM1 の駆動
を断ち、且つ、電磁ブレーキB1 を作動させ、待機位置
に停止させる。又、供給コンベア35により積付物イが
待機位置まで搬送されるとリミットスイッチからなるセ
ンサS19が検出して供給コンベア35の駆動用モータM
8 を停止させるとともに、昇降体2に下降指令を与え保
持位置へ下降すべく制御される。この保持位置はロータ
リーエンコーダE1 により検出されモータM1 の停止制
御を行なうが、この位置は上述の下方側のセンサS5 ,
S6 よりも若干上方に位置させてある。
【0023】又、センサS7 〜S10は、横行体3の位置
検出センサであり、昇降体2の左右両側部に二個一組で
設けてあり、夫々左右内方側のセンサS8 ,S9 が横行
体3の移動を検出するとモータM2 を減速させ、更に、
外方側のセンサS7 ,S10が検出するとモータM2 の駆
動を断ち、且つ、電磁ブレーキB2 を作動させ横行体3
を停止可能に構成してある。種々のトラブル等により横
行体3が更に外側方へ移動し、内方側のセンサS8 ,S
9 から外れるとその信号をデコーダ/マルチプレクサ4
6、アンド回路47を介してリレーK1 へ入力し電源回
路のリレー接点k1 を断ち装置全体を停止可能に構成し
てある。なお、横行体3の各積付位置への移動検出は前
述のロータリーエンコーダE2 によって行なわれ、停止
位置の若干手前でモータM2 を減速した後駆動を断ち、
更に、電磁ブレーキB2 により確実に停止させる。
【0024】センサS11〜S14は移動体5の位置検出セ
ンサであり、横行体3の前後端に二個一組で設けられ前
述の横行体3の移動検出手段と同様の制御を行なう。
又、上記昇降体2の位置検出センサS4 と横行体3の位
置検出センサS6 と移動体5の位置検出センサS11は、
夫々ロータリーエンコーダE1 ,E2 ,E3 によって検
出されCPU44に記憶される移動距離信号を消去して
原点復帰させる為のセンサに兼用してある。
【0025】センサS15,S16は保持部4の回動範囲を
規制するものであり、回動開始位置と最大回動位置(具
体的には回動開始位置から270度であって、この回動
範囲両端で保持爪49の開閉方向を90°異ならせてあ
る。)に設けられ、ロータリーエンコーダE4 による回
動停止制御に加え該センサS15,S16の検知によりモー
タM4 の駆動を停止すべく構成してある。更に、回動開
始位置のセンサS15又は、S16はその検出時に、ロータ
リーエンコーダE4 で検出されCPU44に記憶される
パルス数、即ち、回動角度を消去し原点復帰可能に構成
してある。
【0026】センサS17,S18は保持部4の保持爪35
の開閉を、検出するものである。センサS20はリミット
スイッチであり、前述のコンベア11終端に設けられパ
レット9の所定位置への搬入を検出し、積付物イの積付
開始信号として利用する。センサS21は積付の終了した
パレット9の排出を検出して、次のパレット9の供給開
始信号として利用する。センサS22,S23はパレット供
給装置Bからのパレット8の繰出しを検出し、モータM
7 を起動してコンベア11を駆動する。
【0027】48は据付スイッチであり、安全停止装置
であるリレーK1 への出力をキャンセルし、安全装置の
機能を停止させるものである。操作ボックス36には下
記の操作スイッチと表示装置73が設けてある。50は
スタートスイッチであり、CPU44へのスタート入力
信号によりメモリー(図示せず)に記憶される積付パタ
ーンに従って各部を駆動し通常の積付作業を行なう。5
1はストップスイッチであり、積付作業を停止させる。
【0028】52は表示切換スイッチであり、表示装置
73への表示対象を切換えるものである。53は調整ス
イッチ、54はシフトスイッチ、55,56は積付パタ
ーン等の選択スイッチであり、これらによって、メモリ
ーに記載される複数のパターン、即ち、積付姿勢、積付
段数等を選択し、更に、パレット9の高さや、積付物の
高さを入力し、設定スイッチ57によって設定を行な
う。
【0029】58は手動操作スイッチであり、ストップ
スイッチ51操作による停止時に該手動操作スイッチ5
8を操作することにより手動待機モードに切換えられ、
更に、原点復帰スイッチ59を操作することにより、昇
降体2を原点、即ち、センサS3,S4により検出され
る待機位置へ移動させるものである。60は供給コンベ
ア35の手動スイッチ、61,62は昇降体2の手動上
下動操作スイッチ、63,64は横行体3の手動左右動
操作スイッチ、65,66は移動体5の手動前後動操作
スイッチ、67,68は保持部4の手動開閉スイッチ、
69,70は保持部4の手動左右回転スイッチ、71は
手動のパレット繰出スイッチ、72は手動のパレット排
出スイッチである。
【0030】次に、図11に示すフローチャートに基づ
いて説明すると、まず電源スイッチ38の投入によりC
PU44が立上げられ動作待機モードになる。この動作
待機モードにおいて、表示切換スイッチ52をONする
と、積付パターンが切換可能となり、この状態で選択ス
イッチ55又は56を押すとメモリーに記憶される積付
パターンが一個毎変更されて表示装置73へ表示され
る。この表示を見ながら、積付パターンを選定し設定ス
イッチ57を押して設定を行なう。
【0031】次に、スタートスイッチ50をONすると
積付モードへ切換えられ、ストップスイッチ51のOF
F、調整スイッチ53のOFFを確認後、この選定され
る積付パターンの積付データをメモリーから読み込む。
即ち、積付数カウンターが1個目であれば第1段目の1
番目の積付位置データ、x,y,h,zf,zu,zd
を読み込む。ここでxは移動体5のX軸方向への移動距
離、yは横行体3のY軸方向への移動距離、hは保持部
4のH軸回転角度、zfは昇降体2の原点から保持位置
へのZ軸方向の下降距離、zuは昇降体2の原点位置か
ら各積付段へのZ軸方向の上昇距離、zdは昇降体2の
積付位置へのZ軸方向の下降距離を示す。
【0032】次に、この読み込みデータをエンコーダー
E1 〜E4 のパルス数、X,Y,H,ZF,ZU,ZD
に変換すると共に、まず、昇降体2をZ軸方向にZFパ
ルス下降させ更に保持爪49を開閉させて供給コンベア
35上に供給される積付物イである穀粒袋を保持する。
続いて、昇降体2をZ軸方向へZF+ZUパルス上昇さ
せると共に、移動体5をX軸方向へXパルス、横行体3
をY軸方向へYパルス、更に、保持部4をH軸を中心に
Hパルス夫々回転させ積付位置上方で停止させる。この
時点で上記の調整スイッチ53がOFFである場合に
は、積付作業を継続する。
【0033】まず、昇降体2をZ軸方向へZDパルス下
降させて積付面へ接近させると共に保持爪49を開放し
て積付を行ない、再びZDパルス上昇させ、この位置で
移動体5、横行体3、保持部4の夫々の軸方向の移動量
を計測するロータリーエンコーダE2 ,E3 ,E4 の計
測数をクリアする。次に、移動体5、横行体3、保持部
4を夫々原点へ復帰させ、更に、この時点で再び調整ス
イッチ53のOFFを確認すると、昇降体2をZ軸方向
にZUパルス下降させて原点に復帰させると共に積付数
カウンタを+1とする。この動作を繰り返して順次積付
を行う。
【0034】次に、積付物イやパレット9の条件に応じ
て積付パターン全体の積付位置を修正する場合には、ま
ず、待機モードにおいて前記と同様表示切替スイッチ5
2をONして積付パターン選定モードへ切替え積付パタ
ーンを選定した後、調整スイッチ53をONしてティー
チングモードへ切替える。この状態で積付物イを供給す
ると、センサS19がこれを検出し前述の通常積付の場合
と同様に、積付作業が開始され、一段目の最初の積付位
置上方で停止される。次に、手動前後動スイッチ65,
66や手動左右動スイッチ63,64を操作して積付物
イを保持する保持部4を目視によりX軸方向又はY軸方
向に移動操作して積付位置の修正を行う。
【0035】修正操作が終了するとスタートスイッチ5
0を押すことにより作業が継続され、昇降体2をZ軸方
向へZDの距離下降させた後保持部4の開閉爪49を開
放して積付を行う。この積付が終了した時点で移動体
5、横行体3、昇降体2及び保持部4の夫々の軸方向の
移動量を計測する各ロータリーエンコーダ(E1 〜E
4)の計測数をクリアし、原点位置への復帰動作を開始
する。この復帰行程において、修正された積付位置から
原点位置までのX軸及びY軸方向の移動距離をロータリ
ーエンコーダ(E2 ,E3 )によって検出し、修正後の
積付位置データとしてメモリーに記憶させる。
【0036】又、この復帰動作が終了するとスタートス
イッチ50がOFFされ待機モードとなり、この時点で
シフトスイッチ54をONすると演算モードに切替えら
れ、修正前の積付位置データと修正後の積付位置データ
が比較されその差が修正値として算出されるとともに、
この修正値を以後の全ての積付位置データに加減算して
一括修正される。次に、設定スイッチ57をONするこ
とによって修正前の積付データが修正後の積付位置デー
タに置換えられてメモリーに記憶されティーチングを終
了する。次にスタートスイッチ50をONすると、一段
目の二番目の積付位置から修正後の積付位置データに基
づいて積付が開始される。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の斜視図である。
【図2】側面図である。
【図3】平面図である。
【図4】移動体5の正面図である。
【図5】制御回路図である。
【図6】制御回路図である。
【図7】センサ部の制御回路図である。
【図8】各センサ位置を示す側面図である。
【図9】各センサ位置を示す平面図である。
【図10】各操作スイッチの配置図である。
【図11】フローチャート図である。
【符号の説明】
4 保持部 44 CPU イ 積付物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリーに記憶される積付データを読み
    出し、このデータに基づいてCPU(44)から出力さ
    れる制御信号により供給される積付物(イ)を保持部
    (4)で保持した後、三次元方向へ移動させ所定の積付
    位置パターンで積付を行うパレタイザーにおいて、積付
    データのティーチングモードを設け一段目の最初の積付
    物(イ)を手動操作にて修正積付を行い、この手動修正
    積付位置データを基準に全ての積付位置データを一括修
    正可能に構成してなるパレタイザーの積付位置修正装
    置。
JP6204794A 1994-03-07 1994-03-07 パレタイザーの積付位置修正装置 Pending JPH07242332A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107892235A (zh) * 2017-10-27 2018-04-10 佛山杰致信息科技有限公司 一种作业运输中的安全卸货装置

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