JP2577964Y2 - パレタイザーの積方調整装置 - Google Patents

パレタイザーの積方調整装置

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、穀粒袋等の積付物を
パレット上に所定のパターンで積付るパレタイザーの積
付調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種パレタイザーにあっては、
積付個数や積付方向等によって決定される積付パターン
を選択して積付作業を行なうのであるが、この積付作業
にあって、例えば積付物が穀粒袋である場合には充填さ
れる穀粒の種類等によって充填状態が異なり、従って穀
粒袋の形状も微妙に変化し、積付後、積付物間に隙間が
生じたり、又、逆に一部重なり合うと言った事態が生じ
ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、上記の如
き事態が生じた場合に積位置を調整して正確な積付作業
を行なおうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
A.CPU44からの制御信号に基づき供給される積付
物イを保持爪49で保持し、三次元方向へ移動させパレ
ット9上に順次積付を行なう積付装置と、 B.CPU44のメモリーに記憶される積付パターンを
選択する選択手段と、 C.選択される積付パターンの各積付位置のデータを読
出す積付位置データ読出手段と、 D.該積付パターンのデータに対し各積付位置を積付パ
ターンの中心Qに向かって一定長さ広めるか、又は、狭
めるかの調整データを読出す調整データ読出手段と、 E.積付位置データと調整データとを演算し調整後の積
付位置を決定する演算手段とからなるパレタイザーの積
調整装置。 の構成とする。
【0005】
【考案の作用及び効果】通常の積付作業にあっては、選
択する積付パターンの各積付位置データに応じてCPU
44から制御信号が出力され、供給される積付物イを保
持爪49で保持するとともに、該保持爪49を三次元方
向へ移動させパレット9上に順次積付を行なう。又、こ
の積付に際して、積付物イの種類等により積付物イ,イ
間に隙間が生じたり一部重なったりする場合には、該積
付パターンの各積付位置をパターンの中心Qに向かって
一定長さ広めるか、狭めるかの調整データを読出し、更
に、前述の積付位置データと該調整データとを演算手段
によって演算し調整後の積付位置を決定すると共に、C
PU44から該調整後の積付位置データに応じて制御信
号を出力して積付を行なう。従って、同じ積付パターン
にあって、各積付物イ,イの間隔を広めるか、狭めるか
の調整操作がティチング等の必要なく容易に行なえるも
のである。
【0006】
【実施例】図1乃至図2に基づいてパレタイザーの構造
を説明すると、パレタイザー本体Aの後方側にはパレッ
ト9の自動供給装置Bを設けてあり、多段に積重ねたパ
レット9を一個毎下方の傾斜コンベア10上に繰出し、
パレタイザー本体Aの下方を通過してパレットコンベア
11に引継がれ所定の積付位置へ搬送可能に構成してあ
る。該パレット供給装置Bは、四隅のパレット落下案内
板12,12とそれらを結ぶ連結枠13,13等で箱状
に構成されるとともに、下部に上述の傾斜コンベア10
を軸架してある。
【0007】左右の連結枠13,13外側に沿って角軸
14,14を回転自在に取着し、更に、該角軸14,1
4左右には上下二段の係止部15,16を設ける繰出体
17,17を嵌着してある。18は電動シリンダであ
り、モータM6 により駆動させてピストン杆19を伸縮
可能に構成してある。20はアームであり、一方側の角
軸14端に固着されて上下に延設し、下端は前述のピス
トン杆19先端と枢支連結し、上端は他方の角軸14端
から、下方に延設のアーム21に枢支の連結杆22他端
と枢支連結してある。
【0008】従って、多段に積重ねられその最下面を繰
出体17,17によって支持されるパレット9を繰出す
場合には、電動シリンダ18のピストン杆19を伸長さ
せ角軸14とともに繰出体17の下方係止部16を外方
へ向け回動させると、上方係止部15が下から二段目の
パレット9の係止部に係止して保持し、最下段のパレッ
ト9のみが下方係止部16の係止を解除されて傾斜コン
ベア10上に落下する。
【0009】次に、電動シンンダ18のピストン杆19
を短縮させ繰出体17を逆方向に回動させ上方係止部1
5の係止を解除させるとともに、下方係止部16により
パレット9の下面を係止保持させる。パレタイザー本体
Aは、左右に縦枠1,1を立設しこの縦枠1,1に昇降
体2を昇降自在に支持させ、又、この昇降体2に左右方
向へ移動可能で前方へ向け突出する横行体3を取着し、
該横行体3に前後方向へ移動可能で下部に穀粒袋等の荷
物の保持部4を有する移動体5を設けてある。
【0010】立枠1,1の上下位置にはスプロケット2
3,23を軸架し、該スプロケット23,23間にチェ
ン24を掛張すると共に、該左右のチェン24,24に
昇降体2を取着し、モータM1 によってチェン24,2
4を駆動して昇降体2を昇降可能に構成してある。昇降
体2の左右位置にはプーリ25,25を軸架し該プーリ
25,25間にタイミングベルト26を掛張するととも
に、該タイミングベルト26に横行体3を取着し、モー
タM2 によってタイミングベルト26を駆動し該横行体
3を左右動可能に構成してある。
【0011】該横行体3の前後位置にはプーリ27,2
7を軸架し、該プーリ27,27間にタイミングベルト
28を掛張するとともに、該タイミングベルト28に移
動体5を取着し、横行体3基部に搭載のモータM3 によ
りタイミングベルト28を駆動して該移動体5を前後動
可能に構成してある。これら、昇降体2、横行体3、移
動体5は夫々、ガイドレール(図示せず)に摺動案内さ
れる。
【0012】保持部4は、移動体5下部に垂直回動軸2
9を介して装架され、モータM4 からギヤ30,30伝
動により、該垂直回動軸29を回動させることによっ
て、保持方向を変更可能に構成してある。又、保持部4
は枢軸31を中心に左右方向へ開閉自在の保持爪49,
49と案内爪32,32をリンク機構33を介して開閉
駆動する電動シリンダーM5 とから構成してある。34
はカバーであり、保持部4の上方を覆ってある。35は
積付物の供給コンベアであって、モータM8 によって駆
動され、積付物をパレタイザーAの保持位置へ一個毎供
給可能に構成してある。36は操作ボックスである。
【0013】次に図5乃至図6に示す、制御回路につい
て説明すると、38は電源スイッチ、39はそのリレー
接点、40はブレーカ、41は手動の非常停止スイッ
チ、k1 は安全停止装置のリレー接点である。43は各
センサー類及びCPU44への供給電源回路であり、交
流200Vを直流5V及び12Vに変更して供給する。
CPU44は、各入力信号を演算処理して各部への制御
信号を出力する中央演算装置である。
【0014】E1 はロータリーエンコーダであり、モー
タM1 の出力軸の回転数をパルス検出することによって
昇降体2の移動方向と移動距離をCPU44へ入力し、
指令値と比較演算してモータM1 の停止制御等に利用す
る。E2 も同じくロータリーエンコーダであり、モータ
M2 の出力軸の回転数をパルス検出することによって横
行体3の移動距離をCPU44へ入力し、指令値と比較
演算してモータM2 の停止制御等に利用する。
【0015】同様にロータリーエンコーダE3 は、モー
タM3 の出力軸の回転数をパルス検出することによって
移動体5の移動距離をCPU44へ入力し、指令値と比
較演算してモータM3 の停止制御等に利用する。又、ロ
ータリーエンコーダE4 は、モータM4 の出力軸の回転
数をパルス検出することによって、保持部4の回動角度
をCPU44へ入力し、指令値と比較演算してモータM
4 の停止制御等に利用する。
【0016】X1 〜X5 はリレーであり、CPU44か
らの指令信号をデコーダ/マルチプレクサ45を介して
通電され、リレー接点x1 〜x5 を指令に従って順次接
続可能に構成してある。なお、デコーダ/マルチプレク
サ45は、CPU44からの誤信号発生時にあっても、
各リレーが同時に接続しない様信号を処理する。X6も
リレーであってCPU44からの信号を受けリレー接点
x6 を接続する。
【0017】インバータ制御装置6は、CPU44から
回転方向及び回転数指令信号を受けて周波数制御を行な
いモータM2 を起動して横行体3を左右動させる。同様
にインバーダ制御装置7はCPU44から回転方向及び
回転数指令信号を受けて周波数制御を行ないモータM3
を起動して移動体5を前後動させる。又、インバータ制
御装置8は同様にCPU44からの入力により制御さ
れ、モータM1 及びM4 〜M7 への駆動回路へ通電を行
ない、前述の各リレー接点x1〜x5 のうちCPU44
からの指令により順次接続されるリレー接点を介して、
各モータを選択して駆動する。
【0018】B1 〜B4 は電磁ブレーキであり、モータ
M1 〜M4 の出力軸に取着され、各モータの停止時に制
動力を付与する。次に、図7乃至図9に基づき各センサ
及びその制御方法について説明すると、センサS1 〜S
6 は、昇降体2の位置検出センサであり、立枠1上部に
はセンサS1 ,S2 を設けてあり、下方側のセンサS2
により昇降体2の上昇移動を検出すると、モータM1 を
減速し、更に、上方側のセンサS1 が検知すると、モー
タM1 の駆動を停止するとともに電磁ブレーキB1 を作
動させ確実に停止させる。又、種々のトラブルにより昇
降体2が更に上昇を続け、下方側のセンサS2 から外れ
るとその信号をデコーダ/マルチプレクサ46、アンド
回路47を介してリレーK1 へ入力し、電源回路のリレ
ー接点k1 を断ち装置全体を停止可能に構成してある。
又、立枠1下部にはセンサS5 ,S6 を設けてあり、上
方側のセンサS5 が昇降体2の下降を検知すると同様に
モータM1 を減速させ、更に下方側のセンサS6 が検知
するとモータM1 の駆動を停止するとともに電磁ブレー
キB1を作動させ確実に停止させる。又、種々のトラブ
ルにより昇降体2が更に下降を続け、上方側のセンサS
5 から外れると上記と同様に電源回路の非常停止装置で
あるリレー接点k1 を断ち装置全体を停止可能に構成し
てある。
【0019】なお、この立枠1の上部のセンサS1 ,S
2 と下部のセンサS5 ,S6 は、安全装置として設けて
あり、昇降体2の上記位置への移動検出は前述のロータ
リーエンコーダE1 によって行なわれる。又、昇降体2
の他の各積付段への移動検出は、前述のロータリーエン
コーダE1 によって検出され若干手前位置でモータM1
を減速した後駆動を断ち、更に、電磁ブレーキB1 によ
り確実に停止させる。
【0020】又、センサS3 ,S4 は、昇降体2の袋待
機位置を検出するものであり、昇降体2の下降を上方側
のセンサS3 が検出すると、モータM1 を減速させ、更
に、下方側のセンサS4 が検知するとモータM1 の駆動
を断ち、且つ、電磁ブレーキB1 を作動させ、袋待機位
置に停止させる。又、供給コンベア35により穀粒袋が
待機位置まで搬送されるとリミットスイッチからなるセ
ンサS19が検出して供給コンベア35の駆動用モータM
8 を停止させるとともに、昇降体2に下降指令を与え穀
粒袋保持位置へ下降すべく制御される。この袋保持位置
はロータリーエンコーダE1 により検出されモータM1
の停止制御を行なうが、この位置は上述の下方側のセン
サS5 ,S6 よりも若干上方に位置させてある。
【0021】又、センサS7 〜S10は、横行体3の位置
検出センサであり、昇降体2の左右両側部に二個一組で
設けてあり、夫々左右内方側のセンサS8 ,S9 が横行
体3の移動を検出するとモータM2 を減速させ、更に、
外方側のセンサS7 ,S10が検出するとモータM2 の駆
動を断ち、且つ、電磁ブレーキB2 を作動させ横行体3
を停止可能に構成してある。種々のトラブル等により横
行体3が更に外側方へ移動し、内方側のセンサS8 ,S
9 から外れるとその信号をデコーダ/マルチプレクサ4
6、アンド回路47を介してリレーK1 へ入力し電源回
路のリレー接点k1 を断ち装置全体を停止可能に構成し
てある。なお、横行体3の各積付位置への移動検出は前
述のロータリーエンコーダE2 によって行なわれ、停止
位置の若干手前でモータM2 を減速した後駆動を断ち、
更に、電磁ブレーキB2 により確実に停止させる。
【0022】センサS11〜S14は移動体5の位置検出セ
ンサであり、横行体3の前後端に二個一組で設けられ前
述の横行体3の移動検出手段と同様の制御を行なう。
又、上記昇降体2の位置検出センサS4 と横行体3の位
置検出センサS6 と移動体5の位置検出センサS11は、
夫々ロータリーエンコーダE1 ,E2 ,E3 によって検
出されCPU44に記憶される移動距離信号を消去して
原点復帰させる為のセンサに兼用してある。
【0023】センサS15,S16は保持部4の回動範囲を
規制するものであり、回動開始位置と最大回動位置(具
体的には回動開始位置から270度であって、この回動
範囲両端で保持爪49の開閉方向を90°異ならせてあ
る。)に設けられ、ロータリーエンコーダE4 による回
動停止制御に加え該センサS15,S16の検知によりモー
タM4 の駆動を停止すべく構成してある。更に、回動開
始位置のセンサS15又は、S16はその検出時に、ロータ
リーエンコーダE4 で検出されCPU44に記憶される
パルス数、即ち、回動角度を消去し原点復帰可能に構成
してある。
【0024】センサS17,S18は保持部4の保持爪35
の開閉を、検出するものである。センサS20はリミット
スイッチであり、前述のコンベア11終端に設けられパ
レット9の所定位置への搬入を検出し、穀粒袋の積付開
始信号として利用する。センサS21は積付の終了したパ
レット9の排出を検出して、次のパレット9の供給開始
信号として利用する。センサS22,S23はパレット供給
装置Bからのパレット8の繰出しを検出し、モータM7
を起動してコンベア11を駆動する。
【0025】48は据付スイッチであり、安全停止装置
であるリレーK1 への出力をキャンセルし、安全装置の
機能を停止させるものである。図10に示す操作ボック
ス36には下記の操作スイッチと表示装置73が設けて
ある。50はスタートスイッチであり、CPU44への
スタート入力信号によりメモリー(図示せず)に記憶さ
れる積付パターンに従って各部を駆動し通常の積付作業
を行なう。51はストップスイッチであり、積付作業を
停止させる。
【0026】52は表示切換スイッチであり、表示装置
73への表示対象を切換えるものである。53は調整ス
イッチ、54はシフトスイッチ、55,56は積付パタ
ーン等の選択スイッチであり、これらによって、メモリ
ーに記載される複数のパターン、即ち、積付姿勢、積付
段数等を選択し、更に、パレット9の高さや、積付物の
高さを入力し、設定スイッチ57によって設定を行な
う。
【0027】58は手動操作スイッチであり、ストップ
スイッチ51操作による停止時に該手動操作スイッチ5
8を操作することにより手動待機モードに切換えられ、
更に、原点復帰スイッチ59を操作することにより、昇
降体2を原点、即ち、センサS3,S4により検出され
る袋待機位置へ移動させるものである。60は供給コン
ベア35の手動スイッチ、61,62は昇降体2の手動
上下動操作スイッチ、63,64は横行体3の手動左右
動操作スイッチ、65,66は移動体5の手動前後動操
作スイッチ、67,68は保持部4の手動開閉スイッ
チ、69,70は保持部4の手動左右回転スイッチ、7
1は手動のパレット繰出スイッチ、72は手動のパレッ
ト排出スイッチである。
【0028】次に、図11に示すフローチャート及び、
図12、図13に示すデータ表に基づいて説明すると、
電源38をONして、CPU44を立上げ、この状態で
スタートスイッチ50を押すと、現在設定されている積
付パターンに従って、積付作業が行なわれる。即ち、図
12に示す如くメモリーに記憶される各積付データ表の
中から、選択されるデータを読み取り各作動部を駆動さ
せる。このデータ表の中で、Xは移動体5の移動距離、
Yは横行体3の移動距離、Zは昇降体2の移動距離、H
は保持爪49を備える保持部4の回動角度を示し、これ
らのデータによって積付位置及び積付方向が設定され
る。
【0029】この積付作業にあって、積付物イ,イ間に
隙間が生じたり、積付物イ,イが一部異なり合う場合に
以下の如き操作によって調整を行なう。まず、ストップ
スイッチ51を押し、CPU44のみ起動する待機状態
において、表示切換スイッチ52の操作により、積付パ
ターン設定モードへ切換えると共に、調整スイッチ53
をON操作して積方設定モードへ切換える。この状態に
切換えると、現在設定される積方設定状態が表示装置7
3へ表示される。
【0030】この表示される「広め」、「標準」、「狭
め」のカーソルの位置を確認すると共に、選択スイッチ
55,56により「広め⇔狭め」、「標準⇔広め」、
「標準⇔狭め」を選択すると図13に示す如きメモリー
に記憶される変更調整データが読出される。このデータ
は、各積付位置を積付パターンの中心Qに向かって広め
る長さ或いは、狭める長さを記憶してあり、具体的に説
明すると、移動体5と横行体3の調整長さX0 とY0 が
各積付位置毎に、更に、積付奇数段と偶数段では荷崩れ
を防止すべく直交状に積付パターンを異ならせている
為、奇数段目と偶数段目の調整データが記憶されてい
る。
【0031】次に、設定スイッチ57をON操作する
と、この読出された調整データと、現在設定される前述
の積付データとがCPU44で演算され、新たな各積付
位置が決定されると共に、そのデータがメモリーに記憶
され待機状態に復帰される。この様にして調整する積付
位置を図14〜図16に示してあり、図14は標準積付
状態を、又、図15は積付物イがダンボールケース等の
定形物である為近接して積付る狭めの積付状態を、更
に、図16は収納する穀粒等の種類により積付物イであ
る穀粒袋の形状が大きくなる為広めの積付位置に設定し
た状態を示してある。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の斜視図である。
【図2】側面図である。
【図3】平面図である。
【図4】移動体5の正面図である。
【図5】制御回路図である。
【図6】制御回路図である。
【図7】センサ部の制御回路図である。
【図8】各センサ位置を示す側面図である。
【図9】各センサ位置を示す平面図である。
【図10】各操作スイッチの配置図である。
【図11】フローチャート図である。
【図12】積付データ表である。
【図13】調整データ表である。
【図14】標準の積付位置を示す図である。
【図15】狭めの積付位置を示す図である。
【図16】広めの積付位置を示す図である。
【符号の説明】
9 パレット 44 CPU 49 保持爪 イ 積付物 Q 積付パターンの中心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中野 陽二 愛媛県松山市衣山1丁目2番5号 株式 会社四国製作所内 審査官 千葉 成就 (56)参考文献 特開 平3−243532(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/4093 B65G 57/03

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.CPU(44)からの制御信号に基
    づき供給される積付物(イ)を保持爪(49)で保持
    し、三次元方向へ移動させパレット(9)上に順次積付
    を行なう積付装置と、 B.CPU(44)のメモリーに記憶される積付パター
    ンを選択する選択手段と、 C.選択される積付パターンの各積付位置のデータを読
    出す積付位置データ読出手段と、 D.該積付パターンのデータに対し各積付位置を積付パ
    ターンの中心(Q)に向かって一定長さ広めるか、又
    は、狭めるかの調整データを読出す調整データ読出手段
    と、 E.積付位置データと調整データとを演算し調整後の積
    付位置を決定する演算手段とからなるパレタイザーの積
    方調整装置。
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