JPH06102280A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JPH06102280A
JPH06102280A JP24953292A JP24953292A JPH06102280A JP H06102280 A JPH06102280 A JP H06102280A JP 24953292 A JP24953292 A JP 24953292A JP 24953292 A JP24953292 A JP 24953292A JP H06102280 A JPH06102280 A JP H06102280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stirring
sample
stirring speed
reagent
stirred
Prior art date
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Pending
Application number
JP24953292A
Other languages
English (en)
Inventor
Eri Sakata
恵理 阪田
Takeshi Sato
剛 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP24953292A priority Critical patent/JPH06102280A/ja
Publication of JPH06102280A publication Critical patent/JPH06102280A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】自動分析装置において撹拌スピードを被撹拌物
の性質によって調節することにより、該装置の撹拌駆動
機構を長寿命化することを目的とする。 【構成】各分析項目の撹拌スピードを入力装置21に入
力する。入力されたものはCPU3に記憶される。各項目の
分析が開始されると、CPU3に記憶されていた撹拌ス
ピードが撹拌制御回路23に送られ、その信号によって
撹拌駆動機構24が動作し、撹拌棒25が回転し反応容
器6中を撹拌する。このような撹拌制御を行なうことに
よって、被撹拌物に適当な撹拌スピードを与えることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動分析装置に係り、特
に、撹拌駆動機構の長寿命化に好適な撹拌制御機能を備
えた自動分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動分析装置において免疫関係の
分析項目測定も活発になってきている。その中でも、ラ
テックス凝集反応を用いた測定項目においてはラテック
ス樹脂を含んでいるため、他の測定項目に比べて、撹拌
駆動機構に余分な負荷がかかる。
【0003】従来の自動分析装置における撹拌動作は、
被撹拌物(試薬と検体)の性質にかかわらず一定の撹拌
スピードで撹拌する方法を採用していた。しかし、被撹
拌物(試薬と検体)によっては、高粘性のものもあり、
一定撹拌スピードを保つことにより撹拌駆動機構に余分
な負荷がかかり、撹拌駆動機構の寿命を短くするという
問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、被撹
拌物(試薬と検体)によってその性質が異なるという点
について配慮されておらず、そのため撹拌駆動機構に余
分な負荷がかかり、短寿命になるという問題点があっ
た。
【0005】本発明は、被撹拌物に適した撹拌スピード
を与えることによって撹拌駆動機構の寿命を延ばすこと
を目的としており、さらに高精度な自動分析装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、撹拌駆動機構の寿命に影響する最大要因が撹拌スピ
ードであり、従来の装置では被撹拌物(試薬と検体)の
性質(例えば、粘性)とは無関係に一定スピードを保っ
ており、例えば、高粘性の液体の場合、一定撹拌スピー
ドを保つには無理に撹拌しようとするために、撹拌駆動
機構に余分な負荷がかかっていたことから、被撹拌物
(試薬と検体)の性質(例えば、粘性)に応じた撹拌ス
ピードを撹拌駆動制御回路に与え、被撹拌物(試薬と検
体)の性質に応じて撹拌スピードをその制御回路により
制御し、最適の撹拌スピードによって撹拌駆動機構負荷
を少なくし、その寿命を延ばすものである。
【0007】さらに、被撹拌物(試薬と検体)の性質に
最適な撹拌スピードで撹拌効果を与えることにより、高
精度な分析を行なうことができる。
【0008】
【作用】上記のように、被撹拌物(試薬と検体)の撹拌
は撹拌駆動機構の動作による。従って被撹拌物(試薬と
検体)の性質に応じて撹拌スピードを制御するために
は、撹拌駆動機構を制御すれば良く、この制御は被撹拌
物によって最適な撹拌スピードを撹拌制御機構によって
制御することによって行われる。
【0009】
【実施例】以下、発明の一実施例を図1により説明す
る。同図において試料を入れた試料カップ1は、試料デ
ィスク2上に複数個設置されている。試料ディスク2
は、コンピュータ3によりインターフェイス4を介して
制御される。試料ディスク2は、分析する試料の順番に
従って試料分注プローブ5の下まで回転移動し、試料は
試料分注プローブ5に連結された試料用ポンプ7により
反応容器6の中に所定量分注される。試料を分注された
反応容器6は恒温槽8に連結された反応槽9の中を第1
試薬添加位置まで移動する。第1試薬添加位置まで移動
した反応容器6は、試薬分注プローブ10に連結された
試薬用ポンプ11により試薬ビン12から吸引された所
定量加えられる。第1試薬添加後の反応容器6は、撹拌
機構13の位置まで移動し最初の撹拌が行なわれる。第
1〜4試薬の添加が行われる場合、上記の試薬添加−撹
拌の動作が行われる。内容物が撹拌された反応容器6は
光源14から発した光束を通過し、この時の吸光度は多
波長光度計15で検知される。検知された吸光度信号は
アナログ/デジタル(A/D)コンバータを経由して、
インターフェイス4を介してコンピュータ3に入り、試
料中の測定対象濃度に変換される。濃度変換されたデー
タは、インターフェイス4を介してプリンタ17から印
字出力されるか、CRT画面18上に表示される。測光
の終了した反応容器6は、洗浄機構19の位置まで移動
し、容器洗浄ポンプ20により内部を排出後水で洗浄さ
れ、次の分析に供される。
【0010】本実施例で、撹拌スピードの制御をする場
合を図2aにより説明する。同図において、測定開始前
に各項目試薬添加後の撹拌スピードを入力装置21より
図2bに示すような分析パラメータ設定画面の撹拌スピ
ード設定26に設定スピードを入力する。入力されたも
のは、CPU3に記憶される。各項目分析が開始される
と、CPU3に記憶されていた撹拌スピードが撹拌制御
回路23に送られ、その信号によって撹拌駆動機構24
が動作し、撹拌棒25が回転し反応容器6の中を撹拌す
る。本実施例によれば、被撹拌物の性質の違いにより撹
拌量・撹拌スピードを調節できる効果がある。例えば、
高粘性のものはゆっくり撹拌するといった方式で、撹拌
駆動機構に余分な負荷がかからない。
【0011】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば被撹拌物の性質の違いにより撹拌制御を行なえる
ので、余分な負荷がかからないため撹拌機構の長寿命化
につながる。また、最適な撹拌効果を与えることが可能
となるため、高精度な分析を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の自動分析装置を示す概略図で
ある。
【図2】aは自動分析装置における撹拌制御機能の説明
図、bは分析パラメータ設定画面一実施例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…試料カップ、2…試料ディスク、3…CPU、4…
インターフェース、5…サンプルプローブ、6…反応容
器、8…恒温槽、13…撹拌機構、21…入力装置、2
3…撹拌制御回路、24…撹拌駆動機構、25…撹拌
棒、26…撹拌スピード設定。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生体試料中の成分を分析するための自動分
    析装置において、撹拌機構を撹拌駆動機構および該駆動
    制御回路によって構成し、撹拌スピードを調節すること
    を特徴とする自動分析装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、測定項目試薬の性質に
    応じて撹拌スピードを制御することを特徴とする自動分
    析装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、検体の性質に応じて撹
    拌スピードを制御することを特徴とする自動分析装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、試薬と検体との反応生
    成物の性質に応じて撹拌スピードを制御することを特徴
    とする自動分析装置。
JP24953292A 1992-09-18 1992-09-18 自動分析装置 Pending JPH06102280A (ja)

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JP24953292A JPH06102280A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 自動分析装置

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JP24953292A JPH06102280A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 自動分析装置

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JPH06102280A true JPH06102280A (ja) 1994-04-15

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ID=17194388

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JP24953292A Pending JPH06102280A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 自動分析装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH102902A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Toshiba Corp 自動分析装置
JP2001013149A (ja) * 1999-06-29 2001-01-19 Hitachi Ltd 自動分析装置及び自動分析方法
WO2010035532A1 (ja) * 2008-09-24 2010-04-01 オリンパス株式会社 撹拌装置、撹拌方法及び自動分析装置
JP2021053599A (ja) * 2019-10-01 2021-04-08 株式会社ピーエムティー 撹拌装置および撹拌方法

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