JPH06102241B2 - リベッター - Google Patents

リベッター

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JPH06102241B2
JPH06102241B2 JP18558290A JP18558290A JPH06102241B2 JP H06102241 B2 JPH06102241 B2 JP H06102241B2 JP 18558290 A JP18558290 A JP 18558290A JP 18558290 A JP18558290 A JP 18558290A JP H06102241 B2 JPH06102241 B2 JP H06102241B2
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JP
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shaft
clutch
power shaft
riveter
rotary power
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優 森
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J15/00Riveting
    • B21J15/02Riveting procedures
    • B21J15/04Riveting hollow rivets mechanically
    • B21J15/043Riveting hollow rivets mechanically by pulling a mandrel

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、リベッターの改良に関し、さらに詳しくは、
ブラインドリベットを締着する板材に該リベットの挿入
孔を設ける穿孔機能を備えたリベッターに関する。
(従来の技術) 従来のリベッターは、電動リベッター、エアーリベッタ
ー、ハンドリベッターを含めて、その構成の複雑性、簡
単性或は操作の難易性に関係なく、リベッティング作業
に際しては、例えば電動リベッターの場合は、先づ、板
材に電気ドリル等によりリベット挿入孔を開設し、然る
後に、リベッターに装填したリベットを該孔に挿入して
所期のリベッティング作業を行なうように構成されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように、従来のリベッターの場合は、電気ドリル
等の穿孔具による板材への開孔作業とリベッターによる
リベッティング作業といった2種類の工具による2つの
作業が必要であるため、作業性が悪く、能率的にリベッ
ティング作業を行ない得ない問題があり、この問題は足
場の悪い高所等における作業時には一層増大され、2種
の工具の取替え時に工具を落下したりする危険性があ
り、不測の事故を誘発するといった問題がある。
本発明は、上記の問題を解決するために、未だ公知では
ないが、先に、先端側をジョー機構に連結すると共に、
後方側に螺杆部を設け、且つ中間部適所に軸線方向を横
切って回り止めピンを貫設し、該ピンの両端を突出させ
て構成した回転シャフトと、該回転シャフトの後端側に
螺合したローリングナットと、該ローリングナットと回
転動力シャフトを係脱自在に連結するクラッチ機構と、
上記回転シャフトに被嵌して該回転シャフトの上記回り
止めピンの両端突出部を挿入する軸線方向に沿う2条の
長孔を対設して成る筒状の軸受フレームと、該軸受フレ
ームに被嵌して該フレームに一体的に止着すると共に、
ジョー機構を内装したヘッドフレームに先端側を被嵌し
て成る筒状のメインフレームとから構成されており、且
つ上記回転動力シャフトの先端側に所要深さの有底孔を
設けて回転シャフトの後退とクラッチ機構の切離を可能
に構成したことを特徴とするリベッターを開発、出願
(特願平2−121961号)して、上記の問題点を解決する
ことに成功した。
然るに、その後の試験過程において、上記の発明の場合
は、メインフレームと軸受けフレームは一体的に係着さ
れているため、リベッティング作業が完了した時点にお
いてモータの停止操作のタイミングが遅れると、ジョー
ケースの先端がヘッドフレームに衝き当った後もローリ
ングナットの回転は停止せず、したがって回転動力シャ
フトは、その先端側のフランジ部分が後方に設けられた
スペーサーに衝き当るまで後退し、両部材が衝き当って
係合した状態になると同時に、メインフレームに大きな
回転力を加えるので、該フレームを固持していた作業員
の手に強いショックを与えるといった危険性があり、且
つ作業の再開を円滑に行ない難いといった問題があるこ
とを確認した。
本発明は、上記の問題を解決することを課題として研究
開発されたもので、上記の発明にいくつかの改良を加え
ることにより、上記の問題点を一挙に解決できるリベッ
ターを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決し、上記の目的を達成する手段とし
て、本発明では、先端側をジョー機構に連結すると共
に、後方側に螺杆部を設け、且つ中間部適所に軸線方向
を横切って回り止めピンを貫設し、該ピンの両端を突出
させて構成したシャフトと、該シャフトの後端側に螺合
したローリングナットと、該ローリングナットと回転動
力シャフトを係脱自在に連結するクラッチ機構と、上記
シャフトに被嵌して該シャフトの上記回り止めピンの両
端突出部を挿入する軸線方向に沿う2条の長孔を対設し
て成る筒状の軸受フレームと、該軸受フレームにワンウ
エイクラッチを介在させて被嵌し、該ワンウエイクラッ
チにより該軸受けフレームを一方向にのみ回転可能に嵌
着構成して成る筒状のメインフレームとから構成されて
おり、且つ上記回転動力シャフトの先端側に所要深さの
有底孔を設けて回転シャフトの後退とクラック機構の切
離を可能に構成すると共に、上記メインフレームの先端
側内周面にストッパーを突設して、シャフトの進退作動
により上記回り止めピンと該ストッパーを離脱、係合可
能に構成したリベッターを開発し、採用した。
また、本発明では、上記のように構成したリベッターに
おいて、回転動力シャフトの先端面に一体的に形設した
クラッチと、ローリングナットの後面に設けた前後に可
動な可動クラッチによりクラッチ機構を構成したリベッ
ター、及び回転動力シャフトの駆動モータを正逆回転モ
ータで構成したリベッターを夫々開発し、採用した。
(作用) 上記のように構成したリベッターにおいて、第1図に示
すようにジョー機構3のジョー19が開かれた状態にある
時に、先端にドリル刃40を備えたブラインドリベット39
を該ジョーに挿入した後、メインフレーム8が回転しな
いように手で固定し、この状態で回転動力シャフト5を
モータによって僅かに正回転させることにより、クラッ
チ機構6を介してローリングナット2を正回転させ、軸
受フレーム7に設けた長孔29、29、回り止めピン13を介
してシャフト1を後退させるので、第2図に示すように
ブラインドリベット39はジョー19により咬持される。
次に、メインフレーム8から手を離してジョー19に咬持
されたブラインドリベット39のドリル刃40の先端を所用
の板材41に押し当てゝ回転動力シャフト5を正回転させ
ると、板材41はドリル刃40により穿孔され、同時に該孔
にブラインドリベット39は挿入される(図示せず)。
この状態において、メインフレーム8を回転しないよう
に手で固定して回転動力シャフト5を正回転させると、
メインフレーム8と軸受フレーム7との間に取付けられ
たワインウエイクラッチ34は、メインフレーム8を固定
した場合に、軸受フレーム7の回転を、リベッターの後
部側から見て、時計回り方向には拘束し、反時計回り方
向には自由に回転させる機能があるため、この場合は、
該ワンウエイクラッチ34が働いて軸受フレーム7の回転
は拘束され、したがって前記した伝達手段を介してシャ
フト1を第3図に示すように後退させてリベッティング
作業を終了する。
リベッティング作業の終了後に、メインフレーム8を回
転しないように手で固定し、この状態で回転動力シャフ
ト5を逆回転させると、軸受フレーム7は、回り止めピ
ン13がメインフレーム8の内周面に突設したストッパー
35に当接するまでは回転するが、当接後は回転が拘束さ
れるので、そのまま回転動力シャフト5を逆回転させる
と、回り止めピン13はストッパー35に当接しながらシャ
フト1と共に前進し、(第9図の(ハ)参照)ストッパ
ー35から離脱した時点で拘束が解かれて、回転動力シャ
フト5と共に自由に回転し、シャフト1はそれ以上前進
しない。また、切断されたリベットシャフトは、回り止
めピン13の回転の拘束が解かれる直前に、ジョー19によ
る咬持力が解かれた時点で排出される。
次に、本発明におけるクラッチ機構6の動作を説明す
る。
上記のようにしてリベッティング作業を終了した後、さ
らにメインフレーム8を固定したまゝ回転動力シャフト
5を正回転し続けると、シャフト1は第3図に示す位置
からさらに後退し、その後端が回転動力シャフト5の有
底孔23の奥部に嵌入してある鋼球25に衝き当って該動力
シャフト5を後退させ、第4図〜第6図に示すように
(特に第4図に示すように)動力シャフト5側のクラッ
チ28と可動クラッチ27及びローリングナット2との間に
間隙を形成して両クラッチ27、28の係合関係が切れ、動
力シャフト5のトルクは可動クラッチ27側に伝達されな
くなり、ローリングナット2は回転しなくなってシャフ
ト1の後退動作は停止する。次に、両クラッチ27、28が
第7図の位置状態にあるときに、メインフレーム8を固
定したまゝ動力シャフト5を逆回転させると、両クラッ
チ27、28のAの部分が咬み合って係合し、動力シャフト
5の回転がローリングナット2に伝達され、シャフト1
を図に向って左方向に前進させて、第1図に示す初期の
位置に復動させ、かくしてリベッティング作業のワンサ
イクル動作を完了するものである。
(実施例) 以下に、本発明の実施例を添付図面に基づいて、電動リ
ベッターについて説明する。
この実施例に係る電動リベッターは、大別して、シャフ
ト1と、ローリングナット2と、ジョー機構3と、ヘッ
ドフレーム4と、回転動力シャフト5と、該ローリング
ナット2と動力シャフト5を係脱自在に連結するクラッ
チ機構6と、異形円筒状の軸受フレーム7と、円筒状の
メインフレーム8と、フロントカバー9と、リヤーカバ
ー10とから構成されている。
而して、上記シャフト1は、先端側にジョー機構3の1
部のジョー部材を収容するための有底孔(凹孔)11を設
けると共に、後方側に螺杆部12を設け、且つ略中間部に
軸線方向と直交して回り止めピン13を貫設し、その両端
を突出させると共に、後端にプッシュロッド14を突設し
て構成されている。なお、上記回り止めピン13は、第8
図に示すように、その一端にシャフト1に貫設した際
に、貫通孔から抜脱するのを防止するための非円形(例
えば短立方形)の抜脱防止部13a及び該抜脱防止部13aに
連設した、後述するストッパーとの摺接係合を円滑に行
なうためのテーパー部13bを備えている。
ローリングナット2は、上記シャフト1の螺杆部12の後
端部に螺合されており、該ナットの後端部にフランジ15
を設けて、該フランジ15に、後述するクラッチ機構6の
可動クラッチを僅かに進退可能に取付けた連結ピン16と
可動クラッチ押圧用スプリング17が夫々設けてある。
ジョー機構3は、周知の各ジョー部材、即ち、ジョーケ
ース18内に収容されたジョー19、ジョープッシャー20、
ジョープッシャースプリング21から構成されており、そ
の中のジョープッシャー20とジョープッシャースプリン
グ21は上記シャフト1の有底孔11内に収容され、且つジ
ョーケース18は回り止めリング22を介してシャフト1の
先端部外周に止着されている。
ヘッドフレーム4は、ジョー機構3とシャフト1の先端
部に被嵌されており、その後端部を後述する軸受フレー
ム7の先端部に嵌着してある。
回転動力シャフト5は、先端側にシャフト1の後退を可
能にするための所要深さの有底孔(凹孔)23を設けると
共に、この実施例では、その底部にOリング24を介して
鋼球25を嵌着し、該鋼球25に後退するシャフト1のプッ
シュロッド14が衝き当って該動力シャフト5を後退さ
せ、クラッチ機構6の係合を切離するように構成されて
おり、且つ有底孔23の開口部のフランジ26の前面に次に
述べるクラッチ機構6の他方のクラッチが一体に形設さ
れている。
クラッチ機構6は、ローリングナット2の後端フランジ
15の後面に、連結ピン16と押圧用スプリング17を介して
僅かに前後に動き得るように取付けられた可動クラッチ
27と、該可動クラッチ27と係脱する、動力シャフト5に
おける有底孔23の開口部のフランジ26の前面に一体に形
設された動力シャフト側のクラッチ28とから構成されて
いる。
軸受フレーム7は、前半部の小径フレーム部7aと中間部
の中径フレーム部7bと後方部の大径フレーム部7cとを連
設して形成した異形円筒状体から構成されており、その
小径フレーム部7aの略中間部に、第1図に向って上下に
位置して軸線方向の2条の長孔29、29が対設してある。
而して、この小径フレーム部7aを前記シャフト1に被嵌
して、長孔29、29にシャフト1の回り止めピン13の両突
出端部を嵌挿させ、一方の突出端部を短立方形状の抜脱
防止部13aで形成してシャフト1からの抜脱防止を図る
と共に、その先端突出部をテーパー部13bで形成し、且
つ該小径フレーム部7aの先端部をヘッドフレーム4の後
端部に嵌着すると共に、その後端部をローリングナット
2の細径部に被嵌してある。また、中径フレーム部7bの
内側には、スラストベアリング30、ローリングナット2
の後端フランジ15及びクラッチ機構6等が配設され、大
径フレーム部7cの内側には、動力軸受31の前半部分、軌
道リング32、スペーサー33等が配設されている。
メインフレーム8は、上記軸受フレーム7の大径フレー
ム7cから中径フレーム部7b及び小径フレーム部7aの後半
部分に亘って、該軸受フレーム7に被嵌した円筒体で構
成されており、この実施例では、軸受フレーム7の長孔
29の後側における小径フレーム部7aの外周面と対向する
メインフレーム8の内周面との間にワンウエイクラッチ
34が介在装設されており、このワンウエイクラッチ34に
より、メインフレーム8を回転しないように固定した場
合に、軸受フレーム7の回転を、リベッターの後部から
見て時計回りの方向には拘束し、反対時計回りの方向に
は自由に回転するように構成してある。
また、このメインフレーム8の内周面には、軸受フレー
ム7の長孔29の後端部付近から前方に向って所要の厚さ
を備えた短巾板状のストッパー35が固設されており、該
ストッパー35は上記長孔29よりも若干短かく形成され
て、シャフト1の回り止めピン13が第1図または第9図
の(イ)に示す位置にある場合は、該ピン13に対するス
トッパー35の回り止め作用は解かれて、シャフト1、ジ
ョー機構3、軸受フレーム7等の一連の部材をワンウエ
イクラッチ34の反クラッチ作用方向に自由に回転させる
ように構成されており、且つ該ストッパー35の先端部分
にはテーパー部35aが設けてあって、このテーパー部35a
と回り止めピン13のテーパー部13bとにより、回り止め
ピン13の後退始期におけるストッパー35との摺接係合開
始動作を円滑に行ない得るように構成されている。(第
9図(イ)、(ロ)参照)。
さらに、フロントカバー9はヘッドフレーム4側から挿
嵌されて、その基端部をメインフレーム8の先端部に螺
着してあり、また、リヤーカバー10は回転動力シャフト
5の後端から挿嵌されて、その先端部をメインフレーム
8の後端部に螺着してあり、このようにして電動リベッ
ターを構成したものであって、第1図〜第3図におい
て、36はニードルベアリング、37は動力軸受け用スプリ
ング、38はノーズピース、39は先端にドリル刃40を一体
的に備えたブラインドリベット、41は被リベッティング
板材、42は動力シャフト5を着脱可能に構成した正逆回
転モータ及びスイッチ機構等(図示せず)を備えたハン
ドルを夫々示すものである。
上記のように構成した実施例の電動リベッターは、作用
の項で詳述したように操作されることにより作動して、
所期のドリリング作業とリベッティング作業を単一の電
動リベッターのみにより達成できるので、リベッティン
グ作業を著しく能率的且つ経済的に達成できるものであ
る。
また、メインフレーム7と軸受フレーム8との間に設け
たワンウエイクラッチ34の作用、及びメインフレーム7
の内周面に設けたストッパー35と回り止めピン13の係脱
可能な配置構成とその作用により、リベッティング作業
完了後に、回転動力シャフト5の逆回転によってシャフ
ト1、ジョー機構3が所定の位置まで復動した後は、こ
れらの部材はローリングナット2と共に空廻りの状態に
なるので、動力シャフト5の回転モータの停止タイミン
グが遅れても、既述した理由による作業員に与える危険
を確実に防止し得ると共に、リベッティング作業を円滑
に反復継続して達成できるものである。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、例えば、ワンウ
エイクラッチのクラッチ作用を実施例の場合と逆方向に
変えることも容易に可能であり、また、エアーモーター
を使用したエアーリベッターにも適用可能であって、要
するに本発明の目的を達成でき、且つ本発明の要旨を逸
脱しない範囲内で、種々の設計変更が可能であることは
当然である。
(発明の効果) 本発明は、前記の構成に係り、前記のように操作して使
用するものであるから、次のような優れた効果を有す
る。
(1)ブラインドリベッティング作業に際して、従来の
各種リベッターのように、先づドリル工具を用いて被リ
ベッティング板材に穿孔した後に、リベッターを用いて
リベッティング作業を行なうといった、2種類の工具を
使用して2種類の作業を行なう必要が全くなく、本リベ
ッターのみにより穿孔作業とリベッティング作業を連続
的に達成できるので、極めて経済的且つ能率的であり、
また、高所での作業時における安全性にも優れており、
さらに、既存の電気ドリル等の工具の正逆回転モータを
利用し、該工具に取着けて使用するアタッチメントタイ
プに構成したので、一層安価に提供できる。
(2)メインフレームと軸受フレームを固定することな
く、両フレームの間にワンウエイクラッチ機を設けて軸
受フレームの回転方向を一方向のみに規制すると共に、
メインフレームの内周面に設けたストッパーとシャフト
に設けた回り止めピンとの当接係合関係を、ジョー機構
及びシャフトを元位置に復動させた際に解除できるよう
に構成したので、復動時には、これらの部材はローリン
グナットと共に空廻りの状態になり、したがって動力シ
ャフトの回転モータの停止タイミングが遅れても、既述
した理由による作業員に加わる危険を確実に防止し得る
と共に、リベッティング作業を円滑に反復継続して達成
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は全体の縦
断正面図、第2図はブラインドリベットを咬持させた状
態の縦断正面図、第3図はリベッティング作業終了時の
縦断正面図、第4図の(イ)及び(ロ)〜第7図の
(イ)及び(ロ)はクラッチ機構の動作説明図であっ
て、第4図の(イ)及び(ロ)〜第6図の(イ)及び
(ロ)はクラッチ機構における両クラッチの係合関係の
切離状態を夫々段階的に示す要部の正面図及びその断面
図、第7図の(イ)及び(ロ)はクラッチ機構における
切離された両クラッチが係合状態に復する状態を示す要
部の正面図及びその断面図、第8図は回り止めピンの斜
視図、第9図の(イ)、(ロ)、(ハ)は夫々回り止め
ピンとストッパーとの位置関係を示す説明図であって、
(イ)は未係合状態の説明図、(ロ)は摺接直後の状態
の説明図、(ハ)は軸受フレームが回転して回り止めピ
ンの反テーパー部側とストッパーの反テーパー側が当接
した状態の説明図、第10図は第1図のA−A線における
拡大断面図である。 (符号の説明) 1……シャフト、 2……ローリングナット、 3……ジョー機構、 5……回転動力シャフト、 6……クラッチ機構、 7……軸受フレーム、 8……メインフレーム、 12……螺杆部、 13……回り止めピン、 23……有底孔、 29……長孔、 34……ワンウエイクラッチ、 35……ストッパー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端側をジョー機構に連結すると共に、後
    方側に螺杆部を設け、且つ中間部適所に軸線方向を横切
    って回り止めピンを貫設し、該ピンの両端を突出させて
    構成したシャフトと、該シャフトの後端側に螺合したロ
    ーリングナットと、該ローリングナットと回転動力シャ
    フトを係脱自在に連結するクラッチ機構と、上記シャフ
    トに被嵌して該シャフトの上記回り止めピンの両端突出
    部を挿入する軸線方向に沿う2条の長孔を対設して成る
    筒状の軸受フレームと、該軸受フレームにワンウエイク
    ラッチを介在させて被嵌し、該ワンウエイクラッチによ
    り該軸受フレームを一方向にのみ回転可能に嵌着構成し
    て成る筒状のメインフレームとから構成されており、且
    つ上記回転動力シャフトの先端側に所要深さの有底孔を
    設けて回転シャフトの後退とクラッチ機構の切離を可能
    に構成すると共に、上記メインフレームの先端側内周面
    にストッパーを突設して、シャフトの進退作動により上
    記回り止めピンと該ストッパーを離脱、係合可能に構成
    したことを特徴とするリベッター。
  2. 【請求項2】回転動力シャフトの先端面に一体的に形設
    したクラッチと、ローリングナットの後面に設けた前後
    に可動な可動クラッチによりクラッチ機構を構成したこ
    とを特徴とする請求項(1)に記載のリベッター。
  3. 【請求項3】回転動力シャフトの駆動モータを正逆回転
    モータで構成したことを特徴とする請求項(1)に記載
    のリベッター。
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