JPH0610214U - 物品保管棚の物品飛出防止構造 - Google Patents

物品保管棚の物品飛出防止構造

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JPH0610214U
JPH0610214U JP5493092U JP5493092U JPH0610214U JP H0610214 U JPH0610214 U JP H0610214U JP 5493092 U JP5493092 U JP 5493092U JP 5493092 U JP5493092 U JP 5493092U JP H0610214 U JPH0610214 U JP H0610214U
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JP
Japan
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shelf
article
articles
conveyor
shelves
Prior art date
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Pending
Application number
JP5493092U
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English (en)
Inventor
▲じょう▼治 美濃
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Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品をコンベヤに載せて保管する棚段を具え
た棚を有する物品保管棚の物品の飛出を防止するための
機構を提供する。 【構成】 物品飛出防止構造50は、物品Wをコンベヤ
42に載せて保管する棚段36と物品Wが入出庫される
入出庫段37とを具えた棚32と、棚32に沿って棚段
36と入出庫段37の間で物品Wを昇降搬送する昇降テ
ーブル35とを有する物品保管棚30のコンベヤ42の
複数のローラ43の内、昇降テーブル35に近いローラ
431を他のローラ43より上方に突出させて構成され
ている。棚段36への物品Wの出し入れは、物品Wをロ
ーラ431を乗越えさせて行なう。コンベヤ42上の物
品は、棚32が揺れるようなことがあっても、ローラ4
31によって、昇降テーブル35の昇降領域A内への飛
出が阻止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、物品をコンベヤに載せて保管する棚段を具えた棚を有する物品保管 棚の物品飛出防止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、物品保管棚(図示省略)の一例として、物品を保管する複数の棚段と物 品が入出庫される入出庫段とを具えた棚と、棚に沿って棚段と入出庫段の間で物 品を昇降搬送する昇降テーブルとで構成されたものがある。物品は、そのまま棚 段に保管される場合と、トレーに載せて保管される場合とがある。 昇降テーブルには、各棚段或いは入出庫段との間で物品の移載を行なう移載装 置が組込まれている。 又、棚段10(図4参照)には、物品Wを載せたトレー11の出し入れを円滑 にするため、例えば、ローラコンベヤ12が設けられている。
【0003】 しかし、ローラコンベヤ12上の物品Wは、他の物品Wの入出庫作業や地震等 によって棚が揺れたとき、図4に示すように、ローラコンベヤ12から昇降テー ブルの昇降領域A内に飛出して、昇降中の昇降テーブルと干渉する恐れがある。 昇降領域とは、昇降テーブルの昇降に必要な空間のことである。 そこで、このような問題点に対処する方法として、図4中、想像線で示すよう に、ローラコンベヤ12の昇降テーブル側にストッパー13を突設させることが 考えられた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このようなストッパーを設けると、昇降テーブルに組込まれている 移載装置は、物品をストッパーの高さより高く持ち上げてから移載するフォーク 式、或いは、物品を掴むチャック式の移載装置に限定され、物品を棚段から単に 引出したり棚段に押込んだりする簡単な構造のスライド式の移載装置を使用する ことができないとういう問題点を有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、物品をコンベヤに載せて保管する棚段と前記物品が入出庫される入 出庫段とを具えた棚と、前記棚に沿って前記棚段と前記入出庫段の間で前記物品 を昇降搬送する昇降テーブルとを具え、前記コンベヤは複数の回転素子を回転自 在に有する物品保管棚において、複数の前記回転素子の内、前記昇降テーブルに 近い回転素子を他の回転素子より上方に突出させた構造により、前記の課題を解 決した。
【0006】
【作用】
昇降テーブル側の回転素子は、物品の入出庫作業や地震等によって棚が揺れる ようなことがあっても、物品が昇降テーブルの昇降領域内に飛出さない程度に他 の回転素子より突出している。 従って、物品は、突出している回転素子を強制的に乗り越えさせられて、昇降 テーブルと棚段との間で移載される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。 物品飛出防止構造50が組込まれる物品保管棚30(図1参照)は、互いに平 行に設置された一対の棚31,32と、モータ33によって循環移動させられる チェーン34と、このチェーン34によって一対の棚31,32間を昇降する昇 降テーブル35とによって構成されている。 一対の棚31,32には、物品を保管する複数の棚段36が設けられている。 片方の棚32には、棚段36の他に、作業員によって物品の入出庫が行なわれる 入出庫段37も設けられている。
【0008】 物品Wの搬入搬出保管等にはトレー40が使用される。 トレー40は箱状に形成されており、搬送中の物品Wが飛出さないように周囲 には、飛出防止片41が立設されている。 トレー40は棚31,32内で使用され外部に取出して使用されるようなこと は殆どない。
【0009】 各棚段36にはローラコンベヤ42が設置されている。なお、図1において、 ローラコンベヤ42は1つの棚段36にのみ図示し、他の棚段のローラコンベヤ は省略してある。 ローラコンベヤ42(図2参照)は、径が同一の複数のローラ(回転素子)4 3をフレーム44に回転自在に有している。この複数のローラ43の内、昇降テ ーブル35に近いローラ431は、他のローラ43より上方に設けて、高さBだ け上方に突出させてある。ローラ431の突出によって物品飛出防止構造50が 形成されている。 この突出量Bは、物品の入出庫作業や地震等によって棚31,32が揺れても 、物品が昇降テーブルの昇降領域A内に飛出したり、或いは、突出したりしない 程度の量である。
【0010】 なお、昇降テーブルに近いローラは、径を他のローラの径より大きくして、他 のローラより突出させてもよい。 又、ローラコンベヤの替わりにボール(回転素子)を複数有するコンベヤ(図 示省略)を使用してもよい。この場合も、昇降テーブルに近いボールを、他のボ ールより上方に設けるか、或いは他のボールより大きくするかして、他のボール より上方に突出させる必要がある。
【0011】 次に動作を説明する。 先ず、出庫動作について説明する。 昇降テーブル35は、所望の物品Wが収納されている棚段36まで上昇し、昇 降テーブル35上の移載装置のピン(図示省略)をトレー40の突片45に係合 させる。 次に、移載装置の駆動によってトレー40を図1の左方向に牽引させる。 トレー40は、突出したローラ431に乗り上がるまで移動しにくく、突出し たローラ431に乗り上がると円滑に移動し、棚段36から引出され、昇降テー ブル35上に移載される。
【0012】 その後、トレー40は、昇降テーブル35に載せられて、入出庫段37まで搬 送され、入出庫段37に移載される。 入出庫段37に移されたトレー40は、トレー40内の物品Wが作業員によっ て外部に取出される。空になったトレー40には、新たな物品Wが収められる。
【0013】 次に入庫動作を説明する。 新たな物品を受取ったトレー40は、昇降テーブル35に移載された後に、昇 降テーブル35によって所望の棚段36まで昇降搬送され、昇降テーブル35上 の移載装置によって、その棚段36に送り込まれる。 送り込まれるトレー40は、突出したローラ431に乗り上がるまでの間は、 移動しにくく、突出したローラ431に乗り上がると円滑に移動して棚段36に 送り込まれる。
【0014】 なお、物品保管棚30は、物品をトレーに載せて棚段に保管するようになって いるが、トレーを使用せず、物品をそのまま棚段に保管することもできる。
【0015】
【考案の効果】
本考案の物品飛出防止構造は、棚が揺れても、突出している回転素子によって 、昇降テーブルの昇降領域内への物品の飛出を防止することができる。このため 、物品と昇降中の昇降テーブルとの干渉を防止することができる。 又、昇降テーブル上の移載装置は、物品を引いて或いは押して、棚段との間で 物品の移載を行なうことができるため、フォーク式、チャック式、スライド式、 何れの形式の移載装置であっても物品の移載を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の物品飛出防止構造が組込まれた物品保
管棚の概略正面図である。
【図2】物品飛出防止構造が組込まれた棚段の一部分を
示した正面図である。
【図3】物品飛び防止構造にトレーが乗り上がった状態
の正面図である。
【図4】従来の棚段の正面図である。
【符号の説明】
W 物品 30 物品保管棚 32 棚 35 昇降テーブル 36 棚段 37 入出庫段 42 ローラコンベヤ(コンベヤ) 43 ローラ(回転素子) 431 突出したローラ(回転素子) 50 物品飛出防止構造

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品をコンベヤに載せて保管する棚段と
    前記物品が入出庫される入出庫段とを具えた棚と、前記
    棚に沿って前記棚段と前記入出庫段の間で前記物品を昇
    降搬送する昇降テーブルとを具え、前記コンベヤは複数
    の回転素子を回転自在に有する物品保管棚において、複
    数の前記回転素子の内、前記昇降テーブルに近い回転素
    子を他の回転素子より上方に突出させたことを特徴とす
    る、物品保管棚の物品飛出防止構造。
JP5493092U 1992-07-14 1992-07-14 物品保管棚の物品飛出防止構造 Pending JPH0610214U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5493092U JPH0610214U (ja) 1992-07-14 1992-07-14 物品保管棚の物品飛出防止構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5493092U JPH0610214U (ja) 1992-07-14 1992-07-14 物品保管棚の物品飛出防止構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0610214U true JPH0610214U (ja) 1994-02-08

Family

ID=12984349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5493092U Pending JPH0610214U (ja) 1992-07-14 1992-07-14 物品保管棚の物品飛出防止構造

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JP (1) JPH0610214U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63211388A (ja) * 1987-02-23 1988-09-02 太陽ケミカル株式会社 紐状アルミナ繊維材料
JPH05118444A (ja) * 1991-10-25 1993-05-14 Nippon Pillar Packing Co Ltd パツキン材料およびそれを用いたシール部材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63211388A (ja) * 1987-02-23 1988-09-02 太陽ケミカル株式会社 紐状アルミナ繊維材料
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