JPH06101888A - 空調設備の運転制御システム - Google Patents
空調設備の運転制御システムInfo
- Publication number
- JPH06101888A JPH06101888A JP4247963A JP24796392A JPH06101888A JP H06101888 A JPH06101888 A JP H06101888A JP 4247963 A JP4247963 A JP 4247963A JP 24796392 A JP24796392 A JP 24796392A JP H06101888 A JPH06101888 A JP H06101888A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- air conditioning
- overtime
- time
- air
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 テナントビル等における空調設備のスケジュ
ール運転時間外の運転操作を適切に行なえるシステムを
提供する。 【構成】 システムは、中央監視盤5と、各階の各ゾー
ン毎の空調機11〜18,21〜28、各空調機に対応
する時間外運転操作盤31〜38,41〜48を有す
る。各操作盤は中央監視盤と夫々接続され、各階の廊下
に設置する。通常、空調機毎に中央監視盤よりスケジュ
ール運転を行う。タイムスケジュール時間外は時間外運
転操作盤を使用しタイムスケジュールを変更することな
く、例えば残業時の空調のためテナント単位で空調機を
発停する。その運転時間は各操作盤毎に中央監視盤で積
算できる。各操作盤にはタイマーを設け、タイマー制御
で運転を行うことができ、またキースイッチ方式により
キーを持たないと運転できない構成とすることができ
る。
ール運転時間外の運転操作を適切に行なえるシステムを
提供する。 【構成】 システムは、中央監視盤5と、各階の各ゾー
ン毎の空調機11〜18,21〜28、各空調機に対応
する時間外運転操作盤31〜38,41〜48を有す
る。各操作盤は中央監視盤と夫々接続され、各階の廊下
に設置する。通常、空調機毎に中央監視盤よりスケジュ
ール運転を行う。タイムスケジュール時間外は時間外運
転操作盤を使用しタイムスケジュールを変更することな
く、例えば残業時の空調のためテナント単位で空調機を
発停する。その運転時間は各操作盤毎に中央監視盤で積
算できる。各操作盤にはタイマーを設け、タイマー制御
で運転を行うことができ、またキースイッチ方式により
キーを持たないと運転できない構成とすることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の空調設備を運
転制御するシステム、特に適切な時間外運転操作機能を
具備せしめた空調設備の運転制御システムに関するもの
である。
転制御するシステム、特に適切な時間外運転操作機能を
具備せしめた空調設備の運転制御システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】建築物の空調設備に対する運転制御は、
中央監視盤制御の場合、通常タイムスケジュール制御さ
れる。この方式の場合、例えばビル内の複数の空調設備
を対象として空調設備個々のスケジュール運転が可能で
ある。スケジュール運転では、予め所望のタイムスケジ
ュールを組んでおき、これをスケジュール個別設定時に
中央監視盤側で必要な情報を入力しておくと、その設定
タイムスケジュールに従って、テナントビル等では各階
の機器毎に中央監視盤より空調のスケジュール運転が行
われることになる。図9は、従来の中央監視盤制御によ
る空調のタイムスケジュール制御が可能なテナントビル
の各階制御方式の場合の構成例を示すものである。図
中、200 はビルの管理室の中央監視盤、PAC−1,P
AC−2,は各階1F〜8F別に設置した空調機、P−
1,P−2は夫々の運転状況表示機能をもつパネルで、
空調は中央監視盤200 により各階別に制御可能なシステ
ムとなっている(なお、図示例では1フロアーに2つの
ゾーンが設定され、また、2台の空調機が設置してある
ため、各フロアー(または各ゾーン)毎の各空調機毎に
も制御可能である)。スケジュール制御が行なわれるた
め、各フロアー(または各ゾーン)毎に、夫々のタイム
スケジュールを基に、例えば週単位で該当する曜日の運
転開始時刻で自動的に空調が入り、そして運転停止時刻
になると自動的に空調が切れるよう運転が管理される。
中央監視盤制御の場合、通常タイムスケジュール制御さ
れる。この方式の場合、例えばビル内の複数の空調設備
を対象として空調設備個々のスケジュール運転が可能で
ある。スケジュール運転では、予め所望のタイムスケジ
ュールを組んでおき、これをスケジュール個別設定時に
中央監視盤側で必要な情報を入力しておくと、その設定
タイムスケジュールに従って、テナントビル等では各階
の機器毎に中央監視盤より空調のスケジュール運転が行
われることになる。図9は、従来の中央監視盤制御によ
る空調のタイムスケジュール制御が可能なテナントビル
の各階制御方式の場合の構成例を示すものである。図
中、200 はビルの管理室の中央監視盤、PAC−1,P
AC−2,は各階1F〜8F別に設置した空調機、P−
1,P−2は夫々の運転状況表示機能をもつパネルで、
空調は中央監視盤200 により各階別に制御可能なシステ
ムとなっている(なお、図示例では1フロアーに2つの
ゾーンが設定され、また、2台の空調機が設置してある
ため、各フロアー(または各ゾーン)毎の各空調機毎に
も制御可能である)。スケジュール制御が行なわれるた
め、各フロアー(または各ゾーン)毎に、夫々のタイム
スケジュールを基に、例えば週単位で該当する曜日の運
転開始時刻で自動的に空調が入り、そして運転停止時刻
になると自動的に空調が切れるよう運転が管理される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような運
転制御の方式の場合、そのタイムスケジュール時間外運
転についての管理手法が問題となる。例えば、残業時の
空調の場合を考えると、スケジュール時間外でも運転の
必要性があるが、そのような場合には、事前に管理室へ
電話で時間外空調の予約を行うようにしたり、あるいは
許可書等の書類提出によって予約をするなどの面倒な手
続が要求される。また、管理側でも、そのような予約に
基づきスケジュールを変えるなどの手間が必要となる。
転制御の方式の場合、そのタイムスケジュール時間外運
転についての管理手法が問題となる。例えば、残業時の
空調の場合を考えると、スケジュール時間外でも運転の
必要性があるが、そのような場合には、事前に管理室へ
電話で時間外空調の予約を行うようにしたり、あるいは
許可書等の書類提出によって予約をするなどの面倒な手
続が要求される。また、管理側でも、そのような予約に
基づきスケジュールを変えるなどの手間が必要となる。
【0004】一方、上記のような問題から各個別制御方
式、例えば図10に示すように、ビルの各フロアーの各ゾ
ーン毎に設置した空調機PAC−1,PAC−2の運転
を中央監視盤制御ではなく個々にリモートコントロール
スイッチRで行なうような制御の方式を採用すると、そ
の方式の場合は、次のような不利、不便がある。即ち、
この場合は、各フロアー(または各ゾーン)毎、最初の
出勤者が空調のためのスイッチを入れることとなるた
め、出勤時の立上り運転が行えず、また、最終退出者が
空調を切り忘れるなどのおそれがある。特に、夜間に無
人となるテナントビルなどでは、不必要な空調設備の稼
働を招く。更には、かかる方式の場合は、中央監視盤で
の運転時間積算が困難であり、運転時間に応じて料金を
徴収するようなシステムの場合、適正な課金に支障が生
ずる問題もある。
式、例えば図10に示すように、ビルの各フロアーの各ゾ
ーン毎に設置した空調機PAC−1,PAC−2の運転
を中央監視盤制御ではなく個々にリモートコントロール
スイッチRで行なうような制御の方式を採用すると、そ
の方式の場合は、次のような不利、不便がある。即ち、
この場合は、各フロアー(または各ゾーン)毎、最初の
出勤者が空調のためのスイッチを入れることとなるた
め、出勤時の立上り運転が行えず、また、最終退出者が
空調を切り忘れるなどのおそれがある。特に、夜間に無
人となるテナントビルなどでは、不必要な空調設備の稼
働を招く。更には、かかる方式の場合は、中央監視盤で
の運転時間積算が困難であり、運転時間に応じて料金を
徴収するようなシステムの場合、適正な課金に支障が生
ずる問題もある。
【0005】本発明は、上述のような問題に鑑みてなさ
れたもので、空調設備をタイムスケジュール時間外に空
調エリア単位で適切に運転できると共に、その運転時間
の積算も可能な空調設備の運転制御システムを提供する
ことを目的とするものである。
れたもので、空調設備をタイムスケジュール時間外に空
調エリア単位で適切に運転できると共に、その運転時間
の積算も可能な空調設備の運転制御システムを提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による空調設備の
運転制御システムは、建築物の空調対象エリア単位毎に
自己が受け持つエリアの空調設備を配し、それら複数の
空調設備の運転を管理する中央監視盤を有し、その中央
監視盤による設定タイムスケジュールに従うタイムスケ
ジュール制御時には、該当する空調設備毎に中央監視盤
によりスケジュール運転が可能な運転制御システムであ
って、前記中央監視盤に夫々個々に接続され、かつ前記
各空調エリアに応じた場所に夫々設置された時間外運転
操作盤を備え、各時間外運転操作盤は、前記中央監視盤
を通じて前記のタイムスケジュール運転時間外に、対応
する空調設備の運転を行わせる操作手段を有し、時間外
運転操作盤による運転時には、各時間外運転操作盤毎
に、前記中央監視盤へその稼働状態のデータの伝送がな
されるよう構成されていることを特徴とするものであ
る。また、前記時間外運転操作盤の操作手段が、運転時
間を設定するタイマーを含み、該タイマーによる設定時
間後に空調設備の運転を自動停止させるように構成して
なるものであり、また、前記時間外運転操作盤の操作手
段が、キースイッチを含み、操作キーを使用しない場合
には運転ができないように構成してなるものである。
運転制御システムは、建築物の空調対象エリア単位毎に
自己が受け持つエリアの空調設備を配し、それら複数の
空調設備の運転を管理する中央監視盤を有し、その中央
監視盤による設定タイムスケジュールに従うタイムスケ
ジュール制御時には、該当する空調設備毎に中央監視盤
によりスケジュール運転が可能な運転制御システムであ
って、前記中央監視盤に夫々個々に接続され、かつ前記
各空調エリアに応じた場所に夫々設置された時間外運転
操作盤を備え、各時間外運転操作盤は、前記中央監視盤
を通じて前記のタイムスケジュール運転時間外に、対応
する空調設備の運転を行わせる操作手段を有し、時間外
運転操作盤による運転時には、各時間外運転操作盤毎
に、前記中央監視盤へその稼働状態のデータの伝送がな
されるよう構成されていることを特徴とするものであ
る。また、前記時間外運転操作盤の操作手段が、運転時
間を設定するタイマーを含み、該タイマーによる設定時
間後に空調設備の運転を自動停止させるように構成して
なるものであり、また、前記時間外運転操作盤の操作手
段が、キースイッチを含み、操作キーを使用しない場合
には運転ができないように構成してなるものである。
【0007】
【作用】本発明においては、上記構成によって、各空調
設備毎に通常は中央監視盤よりスケジュール運転が可能
である上、タイムスケジュール時間外は夫々の時間外運
転操作盤を使用することにより、夫々の空調エリア単位
で対応する空調設備の運転ができ、かつ、その時間外運
転操作盤によって運転される運転時間についても各操作
盤毎に中央監視盤で積算可能で、適正な課金処理も行な
える。また、タイマー制御により、任意に必要な運転時
間を設定でき、残業等の時間に合わせた空調が行え、空
調の切り忘れなども防止される。また、キースイッチ方
式の採用により、いたずら防止等も図れる。
設備毎に通常は中央監視盤よりスケジュール運転が可能
である上、タイムスケジュール時間外は夫々の時間外運
転操作盤を使用することにより、夫々の空調エリア単位
で対応する空調設備の運転ができ、かつ、その時間外運
転操作盤によって運転される運転時間についても各操作
盤毎に中央監視盤で積算可能で、適正な課金処理も行な
える。また、タイマー制御により、任意に必要な運転時
間を設定でき、残業等の時間に合わせた空調が行え、空
調の切り忘れなども防止される。また、キースイッチ方
式の採用により、いたずら防止等も図れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本発明の一実施例で、8階建てのテナントビ
ルの空調設備に適用した場合を示す。また、各フロアー
毎、空調エリアとしてゾーン1、ゾーン2の2つのゾー
ンを有し、空調はそのゾーン単位(テナント単位)で行
われる場合の例である。図中、参照符号5は中央監視
盤、11〜18は各フロア(1F〜8F)の夫々の一方
のゾーン側の空調を受け持つ空調機(PAC−1)、2
1〜28は同じく他方のゾーン側の空調を受け持つ空調
機(PAC−2)である。
る。図1は本発明の一実施例で、8階建てのテナントビ
ルの空調設備に適用した場合を示す。また、各フロアー
毎、空調エリアとしてゾーン1、ゾーン2の2つのゾー
ンを有し、空調はそのゾーン単位(テナント単位)で行
われる場合の例である。図中、参照符号5は中央監視
盤、11〜18は各フロア(1F〜8F)の夫々の一方
のゾーン側の空調を受け持つ空調機(PAC−1)、2
1〜28は同じく他方のゾーン側の空調を受け持つ空調
機(PAC−2)である。
【0009】中央監視盤5はビルの管理室に設置され、
空調機の運転制御を管理する。中央監視盤5は、コンピ
ュータ制御で各フロアーの空調機毎にスケジュール運転
を行う。中央監視盤5によるスケジュール運転の内容
は、各フロアーの各ゾーンを空調対象エリアとして受け
持つ夫々の空調機11〜18,21〜28毎に、そのタ
イムスケジュールを所望のものに組むことができる。即
ち、タイムスケジュールは、テナント毎に、夫々設定可
能であり、例えば自己の希望するタイムスケジュール
が、月〜金8:00〜6:00運転、土日運転休止な
ら、それに必要な情報は管理者側で入力装置により入力
され、これによりスケジュール個別設定がなされること
になる。
空調機の運転制御を管理する。中央監視盤5は、コンピ
ュータ制御で各フロアーの空調機毎にスケジュール運転
を行う。中央監視盤5によるスケジュール運転の内容
は、各フロアーの各ゾーンを空調対象エリアとして受け
持つ夫々の空調機11〜18,21〜28毎に、そのタ
イムスケジュールを所望のものに組むことができる。即
ち、タイムスケジュールは、テナント毎に、夫々設定可
能であり、例えば自己の希望するタイムスケジュール
が、月〜金8:00〜6:00運転、土日運転休止な
ら、それに必要な情報は管理者側で入力装置により入力
され、これによりスケジュール個別設定がなされること
になる。
【0010】各フロアーには、フロアー毎に、タイムス
ケジュール時間外に対応する空調機を発停するのに用い
る時間外運転操作盤31〜38、41〜48が設けら
れ、夫々が中央監視盤5に接続されている。時間外運転
操作盤31,32,33,34,35,36,37,3
8は、夫々1F〜8Fのゾーン1側の空調機(PAC−
1)11,12,13,14,15,16,17,18
に対応し、時間外運転操作盤41,42,43,44,
45,46,47,48は、同様に夫々ゾーン2側の空
調機(PAC−2)21,22,23,24,25,2
6,27,28に対応するが(図中の破線はこの対応関
係にあることを意味する)、これら時間外運転操作盤は
中央監視盤5と接続される。
ケジュール時間外に対応する空調機を発停するのに用い
る時間外運転操作盤31〜38、41〜48が設けら
れ、夫々が中央監視盤5に接続されている。時間外運転
操作盤31,32,33,34,35,36,37,3
8は、夫々1F〜8Fのゾーン1側の空調機(PAC−
1)11,12,13,14,15,16,17,18
に対応し、時間外運転操作盤41,42,43,44,
45,46,47,48は、同様に夫々ゾーン2側の空
調機(PAC−2)21,22,23,24,25,2
6,27,28に対応するが(図中の破線はこの対応関
係にあることを意味する)、これら時間外運転操作盤は
中央監視盤5と接続される。
【0011】時間外運転操作盤(テナント操作盤)31
〜38,41〜48は、その操作はテナント側のユーザ
自身が行い、これを各フロアー毎にその廊下に配置する
ことができる。図2はその一例を示す。図示のフロアー
では、その1ゾーンの空調は空調機械室の空調機PAC
−1によって受け持たれ、その2ゾーンの空調は空調機
械室の空調機PAC−2によって受け持たれるところ、
それらに対応して、時間外運転操作盤が夫々廊下に設置
されている。
〜38,41〜48は、その操作はテナント側のユーザ
自身が行い、これを各フロアー毎にその廊下に配置する
ことができる。図2はその一例を示す。図示のフロアー
では、その1ゾーンの空調は空調機械室の空調機PAC
−1によって受け持たれ、その2ゾーンの空調は空調機
械室の空調機PAC−2によって受け持たれるところ、
それらに対応して、時間外運転操作盤が夫々廊下に設置
されている。
【0012】時間外運転操作盤システムを構成するこれ
らの操作盤31〜38、41〜48は、図3,4に示す
ような構成により、夫々各フロアーの廊下の壁面部には
め込んで設置することができる。図3は時間外運転操作
盤の盤の扉101の閉扉時の状態を、また図4は扉10
1を除去して表す内部の操作部分の様子を示す。時間外
運転操作盤は、ここでは、盤前面の時間外運転許可ラン
プ(GL)102と、キースイッチ(CS)103と、
時間外運転におけるその運転時間をセットするためユー
ザが操作するタイマー(TM)104と、ONボタンス
イッチ(PBA)105及びOFFボタンスイッチ(P
BB)106と、時間外運転中表示(延長運転中)ラン
プ(RL)107とから成る。
らの操作盤31〜38、41〜48は、図3,4に示す
ような構成により、夫々各フロアーの廊下の壁面部には
め込んで設置することができる。図3は時間外運転操作
盤の盤の扉101の閉扉時の状態を、また図4は扉10
1を除去して表す内部の操作部分の様子を示す。時間外
運転操作盤は、ここでは、盤前面の時間外運転許可ラン
プ(GL)102と、キースイッチ(CS)103と、
時間外運転におけるその運転時間をセットするためユー
ザが操作するタイマー(TM)104と、ONボタンス
イッチ(PBA)105及びOFFボタンスイッチ(P
BB)106と、時間外運転中表示(延長運転中)ラン
プ(RL)107とから成る。
【0013】キースイッチ103、タイマー104、O
Nボタンスイッチ105、OFFボタンスイッチ10
6、時間外運転中表示ランプ107は、盤内の内部パネ
ル108面に設け、また、これにはプッシュ式の扉開閉
機構109を設けることができる。上記のような操作部
の構成の各時間外運転操作盤31〜38,41〜48を
中央監視盤5へ夫々接続する。図5にその場合の結線図
の一例を示してある。図5中、参照符号121 は接続ケー
ブルで、これを介してテナント操作盤側、即ち時間外運
搬操作盤と制御盤側との端子Ta〜Tc,Te〜Tgが
接続される。端子Teには制御接点51が、また端子T
f,Tg間にはリレー56が接続されている。一方、操作
盤側においては、本例の場合は、各端子Ta,Tb,T
cに夫々ラインL1,L2,L3が図示の如くに接続さ
れている。運転許可ランプ102 及びOFFボタンスイッ
チ106 と接続したラインL1は端子Taと接続されてお
り、タイマー104 のタイマー接点TM1,TM2のうち
の一方のタイマー接点TM1がラインL2に接続されて
いる。OFFボタンスイッチ106 の閉成状態においてタ
イマー104 のタイマー接点TM1の閉成により、リレー
56は、ラインL2を通してラインL1と接続され、それ
らOFFボタンスイッチ106 、タイマー接点TM1のい
ずれかの開成により、ラインL1との接続が切れる。タ
イマー104 の他方のタイマー接点TM2と時間外運転中
表示ランプ107 とが直列に接続され、該ランプ107 は、
タイマー接点TM2の閉成後、OFFボタンスイッチ10
6 、タイマー接点TM2のいずれかの開成によりライン
L1との接続が切れる。また、キースイッチ103 とON
ボタンスイッチ105 が直列に接続されている。以下、接
続図である図5をも含めて更に具体的に説明する。
Nボタンスイッチ105、OFFボタンスイッチ10
6、時間外運転中表示ランプ107は、盤内の内部パネ
ル108面に設け、また、これにはプッシュ式の扉開閉
機構109を設けることができる。上記のような操作部
の構成の各時間外運転操作盤31〜38,41〜48を
中央監視盤5へ夫々接続する。図5にその場合の結線図
の一例を示してある。図5中、参照符号121 は接続ケー
ブルで、これを介してテナント操作盤側、即ち時間外運
搬操作盤と制御盤側との端子Ta〜Tc,Te〜Tgが
接続される。端子Teには制御接点51が、また端子T
f,Tg間にはリレー56が接続されている。一方、操作
盤側においては、本例の場合は、各端子Ta,Tb,T
cに夫々ラインL1,L2,L3が図示の如くに接続さ
れている。運転許可ランプ102 及びOFFボタンスイッ
チ106 と接続したラインL1は端子Taと接続されてお
り、タイマー104 のタイマー接点TM1,TM2のうち
の一方のタイマー接点TM1がラインL2に接続されて
いる。OFFボタンスイッチ106 の閉成状態においてタ
イマー104 のタイマー接点TM1の閉成により、リレー
56は、ラインL2を通してラインL1と接続され、それ
らOFFボタンスイッチ106 、タイマー接点TM1のい
ずれかの開成により、ラインL1との接続が切れる。タ
イマー104 の他方のタイマー接点TM2と時間外運転中
表示ランプ107 とが直列に接続され、該ランプ107 は、
タイマー接点TM2の閉成後、OFFボタンスイッチ10
6 、タイマー接点TM2のいずれかの開成によりライン
L1との接続が切れる。また、キースイッチ103 とON
ボタンスイッチ105 が直列に接続されている。以下、接
続図である図5をも含めて更に具体的に説明する。
【0014】上記時間外運転操作盤における運転許可ラ
ンプ(時間外運転盤操作可能ランプ)102は、時間外
運転可能時に点灯するランプ(例えば、緑ランプ)であ
る。これにより、ユーザは当該時間外運転操作盤を使用
することにより、中央監視盤5を通して、自己の使用す
るエリアを受け持つ空調機の運転のオン、オフを行なえ
る状態にあるということを知ることができる。該ランプ
102の点灯、消灯の制御は、中央監視盤5側で行い、
スケジュール時間内では消灯させておく。図5におい
て、制御接点51は、そのON時にはランプ102を点
灯させることができ、OFF時(延長運転不可)にはそ
れを消灯させることができる。
ンプ(時間外運転盤操作可能ランプ)102は、時間外
運転可能時に点灯するランプ(例えば、緑ランプ)であ
る。これにより、ユーザは当該時間外運転操作盤を使用
することにより、中央監視盤5を通して、自己の使用す
るエリアを受け持つ空調機の運転のオン、オフを行なえ
る状態にあるということを知ることができる。該ランプ
102の点灯、消灯の制御は、中央監視盤5側で行い、
スケジュール時間内では消灯させておく。図5におい
て、制御接点51は、そのON時にはランプ102を点
灯させることができ、OFF時(延長運転不可)にはそ
れを消灯させることができる。
【0015】キースイッチ102、タイマー103、O
Nボタンスイッチ105及びOFFボタンスイッチ10
6は、テナント毎のユーザが操作するためのものである
が、ここでは、スケジュール時間内にはかかる時間外運
転操作盤に電源が送られていないため、一切操作できな
い。更に、本例では、時間外運転可能状態に該当する場
合にでも、キースイッチ方式を採用することによって、
キーを所持しない者であると運転できない機能を夫々の
時間外運転操作盤に持たせてある。
Nボタンスイッチ105及びOFFボタンスイッチ10
6は、テナント毎のユーザが操作するためのものである
が、ここでは、スケジュール時間内にはかかる時間外運
転操作盤に電源が送られていないため、一切操作できな
い。更に、本例では、時間外運転可能状態に該当する場
合にでも、キースイッチ方式を採用することによって、
キーを所持しない者であると運転できない機能を夫々の
時間外運転操作盤に持たせてある。
【0016】キースイッチ102に差し込む操作キーは
テナント毎にそのユーザが所持しており、従って、その
操作キーを用い、キースイッチを「時間外運転可」表示
側(許可側)に回して切換えれば、運転可能状態にする
ことができるが、キーを差し込まないと、キースイッチ
102を許可側(ON)に入れることはできない。
テナント毎にそのユーザが所持しており、従って、その
操作キーを用い、キースイッチを「時間外運転可」表示
側(許可側)に回して切換えれば、運転可能状態にする
ことができるが、キーを差し込まないと、キースイッチ
102を許可側(ON)に入れることはできない。
【0017】タイマー104は、時間外運転における運
転時間を設定するのに用いる。これにより、当該運転は
タイマー制御で行われ、スケジュール時間外であって
も、任意にその運転時間を選ぶことができる。適用する
タイマーによって、運転時間は24時間対応可能とする
こともできる。図示例の場合は、タイマーはダイヤル設
定式のものが用いられている。
転時間を設定するのに用いる。これにより、当該運転は
タイマー制御で行われ、スケジュール時間外であって
も、任意にその運転時間を選ぶことができる。適用する
タイマーによって、運転時間は24時間対応可能とする
こともできる。図示例の場合は、タイマーはダイヤル設
定式のものが用いられている。
【0018】ONボタンスイッチ105は、これを押す
ことによって、時間外運転での空調を開始させるのに使
用する。一方、OFFボタンスイッチ106は、途中で
運転を手動で停止する場合に使用する。かかる中止のた
め押されるOFFボタンスイッチによる運転のオフは、
上記運転のオンと異なり、操作キーの使用を伴わずに行
うことができる。
ことによって、時間外運転での空調を開始させるのに使
用する。一方、OFFボタンスイッチ106は、途中で
運転を手動で停止する場合に使用する。かかる中止のた
め押されるOFFボタンスイッチによる運転のオフは、
上記運転のオンと異なり、操作キーの使用を伴わずに行
うことができる。
【0019】ランプ107は、時間外運転中であること
を示すランプであり、運転のオンで点灯し、タイマー制
御による自動OFF、または前記の手動停止のタイミン
グで消灯する。図5における監視盤側のリレー56は、
時間外運転中(延長運転中)ONとなるもので、上記時
間外運転中表示ランプ107の点消灯と同期して作動す
る。これにより、中央監視盤5を通した運転のオン、オ
フができ、その運転時間を積算することもできる。
を示すランプであり、運転のオンで点灯し、タイマー制
御による自動OFF、または前記の手動停止のタイミン
グで消灯する。図5における監視盤側のリレー56は、
時間外運転中(延長運転中)ONとなるもので、上記時
間外運転中表示ランプ107の点消灯と同期して作動す
る。これにより、中央監視盤5を通した運転のオン、オ
フができ、その運転時間を積算することもできる。
【0020】本システムにおいては、図1に示すように
各フロアーの各ゾーン用のテナント操作盤としての上述
のような時間外運転操作盤31〜38,41〜48が中
央監視盤5に接続されている。
各フロアーの各ゾーン用のテナント操作盤としての上述
のような時間外運転操作盤31〜38,41〜48が中
央監視盤5に接続されている。
【0021】図6〜8も参照し、時間外運転操作盤の操
作・使用方法をも含めて説明する。図6,7は、空調機
運転制御のフローチャートで、図7がタイムスケジュー
ル時間外運転モードの内容の一例(自動OFFを伴うタ
イマー制御)である。また、図8はタイミングチャート
の一例で、同図(a)〜(f)は、夫々、中央監視盤5
によるスケジュール運転の様子、時間外運転操作盤側で
の時間外運転可能期間、運転許可ランプ102の点灯の
様子、タイマー104による設定時間、時間外運転中表
示ランプ107の点灯の様子、及びタイマー104によ
る空調機運転並びに自動OFFの様子を示す。
作・使用方法をも含めて説明する。図6,7は、空調機
運転制御のフローチャートで、図7がタイムスケジュー
ル時間外運転モードの内容の一例(自動OFFを伴うタ
イマー制御)である。また、図8はタイミングチャート
の一例で、同図(a)〜(f)は、夫々、中央監視盤5
によるスケジュール運転の様子、時間外運転操作盤側で
の時間外運転可能期間、運転許可ランプ102の点灯の
様子、タイマー104による設定時間、時間外運転中表
示ランプ107の点灯の様子、及びタイマー104によ
る空調機運転並びに自動OFFの様子を示す。
【0022】図6において、中央監視盤5は、システム
稼働時、常に、タイムスケジュール時間内に該当するか
どうかを監視し、そのチェックの結果に応じ、タイムス
ケジュール運転と時間外運転モードとを選択する。これ
は、制御対象となる各フロアーの空調機11〜18,2
1〜28毎を対象として実行される。従って、例えば、
図8(a)のように、午前8時から午後6時までの間に
運転が行われるようタイムスケジュールが組まれてそれ
が予め設定された空調機の場合は、午前8時〜午後6時
の間は中央監視盤5によりその設定スケジュールに従い
運転が継続され、午後6時を過ぎると、時間外運転モー
ドに切換わり(同図(b))、翌日の午前8時に至る
と、再びスケジュール運転に入ることになる。このよう
に、本システムでは、空調機毎に、中央監視盤5よりス
ケジュール運転を行い、かつ、スケジュール運転時間外
は、夫々該当する空調機につき時間外運転モードに切換
えられる。
稼働時、常に、タイムスケジュール時間内に該当するか
どうかを監視し、そのチェックの結果に応じ、タイムス
ケジュール運転と時間外運転モードとを選択する。これ
は、制御対象となる各フロアーの空調機11〜18,2
1〜28毎を対象として実行される。従って、例えば、
図8(a)のように、午前8時から午後6時までの間に
運転が行われるようタイムスケジュールが組まれてそれ
が予め設定された空調機の場合は、午前8時〜午後6時
の間は中央監視盤5によりその設定スケジュールに従い
運転が継続され、午後6時を過ぎると、時間外運転モー
ドに切換わり(同図(b))、翌日の午前8時に至る
と、再びスケジュール運転に入ることになる。このよう
に、本システムでは、空調機毎に、中央監視盤5よりス
ケジュール運転を行い、かつ、スケジュール運転時間外
は、夫々該当する空調機につき時間外運転モードに切換
えられる。
【0023】時間外運転モードの内容は、図7に示す如
きものであって、このモードに切換わると、該当する時
間外運転操作盤の運転許可ランプ102が点灯する(図
8(c))。かかる期間においては、当該時間外運転操
作盤を使用することによってタイムスケジュール(図8
の例では午前8時〜午後6時の間の運転というスケジュ
ール)を変更することなく、残業時等での空調をするこ
とができる。なお、時間外運転可能期間中にその操作盤
に対する操作がなければ、対応する空調機はOFFに維
持されることはいうまでもない。
きものであって、このモードに切換わると、該当する時
間外運転操作盤の運転許可ランプ102が点灯する(図
8(c))。かかる期間においては、当該時間外運転操
作盤を使用することによってタイムスケジュール(図8
の例では午前8時〜午後6時の間の運転というスケジュ
ール)を変更することなく、残業時等での空調をするこ
とができる。なお、時間外運転可能期間中にその操作盤
に対する操作がなければ、対応する空調機はOFFに維
持されることはいうまでもない。
【0024】スケジュール運転時間外運転の場合の時間
外運転操作盤の操作方法、操作手続は、次の通りであ
る。まず、自己の空調エリアの時間外運転を希望するユ
ーザは、盤前面の上記ランプ102の点灯を確認する。
図2のフロアーの1ゾーンの時間外空調の場合であれ
ば、そのユーザはそのフロアーの廊下に設置された1ゾ
ーン用時間外運転操作盤へ行き、ランプ102が点灯し
ているかを確認して、その盤の扉101を開ける。
外運転操作盤の操作方法、操作手続は、次の通りであ
る。まず、自己の空調エリアの時間外運転を希望するユ
ーザは、盤前面の上記ランプ102の点灯を確認する。
図2のフロアーの1ゾーンの時間外空調の場合であれ
ば、そのユーザはそのフロアーの廊下に設置された1ゾ
ーン用時間外運転操作盤へ行き、ランプ102が点灯し
ているかを確認して、その盤の扉101を開ける。
【0025】次に、キースイッチ103を許可側にたお
す。即ち、操作キーを差し込み、「時間外運転可」表示
側に切換える。このようなキースイッチ方式により、い
たずら防止・誤作動防止を容易に行なえる。キースイッ
チ103の上記回動位置で、タイマー104の設定を行
う。タイマー104によるセットは、時間外運転におけ
る必要な運転時間を設定するため行い、この場合、ユー
ザは予定の残業時間に合わせて任意にその運転時間の選
択が可能である。本操作盤によるタイマー制御の場合
は、そのタイムアップで運転は自動OFFされるので、
不必要に空調機を稼働させるといった無駄もない。しか
も、この点については、テナント毎に、その時間外運転
操作盤を用いて、夫々各別に必要とする運転時間のセッ
トが可能であり、かつまた、必要なエリアのみ必要な空
調が行なえるものであり、この点でも効率よく時間外運
転が運用される。図8の例では、当日のスケジュール運
転から時間外運転モード移行直後に、所定の時間だけタ
イマー104によって運転時間が設定されたケースを示
してある(同図(d))。タイマー設定後、ユーザがO
Nボタンスイッチ105を押す。これにより対応する空
調機の運転が開始される(同図(f))。また、この空
調開始に伴い、時間外運転中表示ランプ107が点灯す
ることになる(同図(e))。上記の操作後、ユーザは
キースイッチ103を元に戻して操作キーを抜き、扉1
01を閉じる。
す。即ち、操作キーを差し込み、「時間外運転可」表示
側に切換える。このようなキースイッチ方式により、い
たずら防止・誤作動防止を容易に行なえる。キースイッ
チ103の上記回動位置で、タイマー104の設定を行
う。タイマー104によるセットは、時間外運転におけ
る必要な運転時間を設定するため行い、この場合、ユー
ザは予定の残業時間に合わせて任意にその運転時間の選
択が可能である。本操作盤によるタイマー制御の場合
は、そのタイムアップで運転は自動OFFされるので、
不必要に空調機を稼働させるといった無駄もない。しか
も、この点については、テナント毎に、その時間外運転
操作盤を用いて、夫々各別に必要とする運転時間のセッ
トが可能であり、かつまた、必要なエリアのみ必要な空
調が行なえるものであり、この点でも効率よく時間外運
転が運用される。図8の例では、当日のスケジュール運
転から時間外運転モード移行直後に、所定の時間だけタ
イマー104によって運転時間が設定されたケースを示
してある(同図(d))。タイマー設定後、ユーザがO
Nボタンスイッチ105を押す。これにより対応する空
調機の運転が開始される(同図(f))。また、この空
調開始に伴い、時間外運転中表示ランプ107が点灯す
ることになる(同図(e))。上記の操作後、ユーザは
キースイッチ103を元に戻して操作キーを抜き、扉1
01を閉じる。
【0026】このようにして、本システムによれば、タ
イムスケジュール時間外に夫々のフロアーの各ゾーン毎
に対応する空調機を運転することができ、テナント単位
で空調機を発停することができる。また、タイマー制御
により設定時間後、自動OFFさせることができる。し
かも、夫々の時間外運転操作盤によって運転された運転
時間については、各操作盤から中央監視盤へのデータの
伝送がされ、その情報も取り込めるため、各操作盤毎に
(従って、各テナント毎に)、中央監視盤5で積算で
き、適正な課金管理が行なえる。
イムスケジュール時間外に夫々のフロアーの各ゾーン毎
に対応する空調機を運転することができ、テナント単位
で空調機を発停することができる。また、タイマー制御
により設定時間後、自動OFFさせることができる。し
かも、夫々の時間外運転操作盤によって運転された運転
時間については、各操作盤から中央監視盤へのデータの
伝送がされ、その情報も取り込めるため、各操作盤毎に
(従って、各テナント毎に)、中央監視盤5で積算で
き、適正な課金管理が行なえる。
【0027】また、上記では自動OFFの例で説明した
が、タイマーセットによる運転開始後、途中で中止した
い場合には、ユーザは扉101を開け、盤内のOFFボ
タンスイッチ106を押せばよい。この場合は操作キー
は不必要である。このような途中中止の場合も、それま
で時間外運転操作盤により運転されたものは各操作盤毎
に中央監視盤5側で積算可能である。
が、タイマーセットによる運転開始後、途中で中止した
い場合には、ユーザは扉101を開け、盤内のOFFボ
タンスイッチ106を押せばよい。この場合は操作キー
は不必要である。このような途中中止の場合も、それま
で時間外運転操作盤により運転されたものは各操作盤毎
に中央監視盤5側で積算可能である。
【0028】また、運転時間を更に延長したい場合に
は、上記の途中中止を行った上で、再度前述したような
操作キーを用いた運転開始のための一連の操作を行えば
よい。
は、上記の途中中止を行った上で、再度前述したような
操作キーを用いた運転開始のための一連の操作を行えば
よい。
【0029】なお、本発明は上述した例に限定されるも
のではない。例えば、上記の例では、各フロアーは2ゾ
ーンで、1フロアー2テナント対応可能としたが、各フ
ロアー単位でタイムスケジュール時間外の空調機の発停
を行うようにしてもよい。また、対象となる建築物は複
数の空調エリアが設定されているものであれば本発明は
適用できる。
のではない。例えば、上記の例では、各フロアーは2ゾ
ーンで、1フロアー2テナント対応可能としたが、各フ
ロアー単位でタイムスケジュール時間外の空調機の発停
を行うようにしてもよい。また、対象となる建築物は複
数の空調エリアが設定されているものであれば本発明は
適用できる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、テナントビル等におけ
る空調設備のスケジュール運転時間外の運転を空調エリ
ア単位で夫々の時間外運転操作盤により適切に行うこと
ができ、しかも予め設定したタイムスケジュールを変更
することなく、対応する空調設備の発停を実現できるの
で、残業等で時間外空調が必要となる場合にでも、事前
に管理側に時間外空調の予約をするなどの面倒な手続を
しないで済み、他方、管理側でもその都度ユーザ側の要
求に応えられるようにスケジュールを変えるなどしない
でもよい。更に、時間外運転操作盤によって運転された
運転時間も各時間外運転操作盤毎に中央監視盤で積算で
き、これによって適正な課金処理も行うことできる。ま
た、タイマー制御を行うことにより、任意に必要な運転
時間を設定でき、かつ、タイムスケジュール時間外運転
の際でも、空調の切り忘れといった事態も避けられ、不
必要に空調設備を稼働させることもない。また、キース
イッチ方式によって操作キーを持たないと運転できない
ようにすることにより、該動作、いたずらを確実に防止
することができる。
る空調設備のスケジュール運転時間外の運転を空調エリ
ア単位で夫々の時間外運転操作盤により適切に行うこと
ができ、しかも予め設定したタイムスケジュールを変更
することなく、対応する空調設備の発停を実現できるの
で、残業等で時間外空調が必要となる場合にでも、事前
に管理側に時間外空調の予約をするなどの面倒な手続を
しないで済み、他方、管理側でもその都度ユーザ側の要
求に応えられるようにスケジュールを変えるなどしない
でもよい。更に、時間外運転操作盤によって運転された
運転時間も各時間外運転操作盤毎に中央監視盤で積算で
き、これによって適正な課金処理も行うことできる。ま
た、タイマー制御を行うことにより、任意に必要な運転
時間を設定でき、かつ、タイムスケジュール時間外運転
の際でも、空調の切り忘れといった事態も避けられ、不
必要に空調設備を稼働させることもない。また、キース
イッチ方式によって操作キーを持たないと運転できない
ようにすることにより、該動作、いたずらを確実に防止
することができる。
【図1】本発明の一実施例のシステム全体の構成を示す
図である。
図である。
【図2】時間外運転操作盤の設置態様の一例の説明に供
する図である。
する図である。
【図3】時間外運転操作盤の一例の正面外観図である。
【図4】同じく、その内部の操作部の構成の一例を示す
図である。
図である。
【図5】同じく、中央監視盤との接続を含めて示す操作
盤の接続の一例を示す図である。
盤の接続の一例を示す図である。
【図6】空調機の運転フローチャートの一例を示す図で
ある。
ある。
【図7】時間外運転モードでの制御内容の一例の説明に
供する図である。
供する図である。
【図8】スケジュール運転及び時間外運転の内容の一例
の説明に供するタイミングチャートである。
の説明に供するタイミングチャートである。
【図9】従来の各階制御方式を示す図である。
【図10】同じく、各個別制御方式を示す図である。
【符号の説明】 5 中央監視盤 11〜18,21〜28 空調機 31〜38,41〜48 時間外運転操作盤 101 扉 102 運転許可ランプ 103 キースイッチ 104 タイマー 105 ONボタンスイッチ 106 OFFボタンスイッチ 107 時間外運転中表示ランプ 108 内部パネル 109 扉開閉機構 121 ケーブル
Claims (3)
- 【請求項1】 建築物の空調対象エリア単位毎に自己が
受け持つエリアの空調設備を配し、それら複数の空調設
備の運転を管理する中央監視盤を有し、その中央監視盤
による設定タイムスケジュールに従うタイムスケジュー
ル制御時には、該当する空調設備毎に中央監視盤により
スケジュール運転が可能な運転制御システムであって、 前記中央監視盤に夫々個々に接続され、かつ前記各空調
エリアに応じた場所に夫々設置された時間外運転操作盤
を備え、各時間外運転操作盤は、前記中央監視盤を通じ
て前記のタイムスケジュール運転時間外に、対応する空
調設備の運転を行わせる操作手段を有し、時間外運搬操
作盤による運転時には、各時間外運転操作盤毎に、前記
中央監視盤へその稼働状態のデータの伝送がなされるよ
う構成されていることを特徴とする空調設備の運転制御
システム。 - 【請求項2】 前記時間外運転操作盤の操作手段は、運
転時間を設定するタイマーを含み、該タイマーによる設
定時間後に空調設備の運転を自動停止させるように構成
したことを特徴とする請求項1記載の空調設備の運転制
御システム。 - 【請求項3】 前記時間外運転操作盤の操作手段は、キ
ースイッチを含み、操作キーを使用しない場合には運転
ができないように構成したことを特徴とする請求項1記
載の空調設備の運転制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4247963A JPH06101888A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 空調設備の運転制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4247963A JPH06101888A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 空調設備の運転制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06101888A true JPH06101888A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17171160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4247963A Pending JPH06101888A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 空調設備の運転制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06101888A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06137642A (ja) * | 1992-10-26 | 1994-05-20 | Ebara Corp | 空調システムの使用量検出装置 |
JPH10220843A (ja) * | 1997-02-03 | 1998-08-21 | Toshiba Corp | 空調管理装置 |
JP2000146267A (ja) * | 1998-11-05 | 2000-05-26 | Toho Gas Co Ltd | 空調制御システム |
JP2009230163A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 設備エネルギ課金システム及び設備エネルギ課金方法 |
EP2119975A1 (en) * | 2002-01-31 | 2009-11-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioner control system |
JP2018115803A (ja) * | 2017-01-18 | 2018-07-26 | 東芝キヤリア株式会社 | 空調管理装置 |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP4247963A patent/JPH06101888A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06137642A (ja) * | 1992-10-26 | 1994-05-20 | Ebara Corp | 空調システムの使用量検出装置 |
JPH10220843A (ja) * | 1997-02-03 | 1998-08-21 | Toshiba Corp | 空調管理装置 |
JP2000146267A (ja) * | 1998-11-05 | 2000-05-26 | Toho Gas Co Ltd | 空調制御システム |
EP2119975A1 (en) * | 2002-01-31 | 2009-11-18 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioner control system |
JP2009230163A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 設備エネルギ課金システム及び設備エネルギ課金方法 |
JP2018115803A (ja) * | 2017-01-18 | 2018-07-26 | 東芝キヤリア株式会社 | 空調管理装置 |
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