JPH05248694A - 客室管理システム - Google Patents

客室管理システム

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JPH05248694A
JPH05248694A JP4081631A JP8163192A JPH05248694A JP H05248694 A JPH05248694 A JP H05248694A JP 4081631 A JP4081631 A JP 4081631A JP 8163192 A JP8163192 A JP 8163192A JP H05248694 A JPH05248694 A JP H05248694A
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JP
Japan
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air conditioner
controller
guest room
guest
room
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JP4081631A
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English (en)
Inventor
Shinichi Osaki
慎一 大崎
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Kawamura Electric Inc
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Kawamura Electric Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホテルの需要に対応してエアコンの制御を行
うことのできる客室管理システムを提供すること。 【構成】 ホテルの客室における在室を検出するキーホ
ルダ受け6と、客室に設置されるエアコンを作動させる
エアコン端末制御器33と、フロントに設置されエアコ
ンの駆動を制御する通信制御器2とを有し、通信制御器
2がキーホルダ受け6の信号に応じてエアコンの駆動を
遮断している。また、特定の操作特性を有するエアコン
を使用する場合に、エアコン操作選択プログラム11に
より複数のエアコン操作モードプログラム12の中から
使用するエアコンの操作特性に対応するエアコン操作モ
ードプログラム12を選択して稼動させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホテル等で客室の状態
を管理するために使用する客室管理システムに関し、特
に詳細には、ホテル等の需要に対応して客室のエアコン
を駆動させる客室管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ホテル等の客室において、個別の
エアコンを使用することが多く行われている。全体の空
調設備で各客室を冷暖房することは、送風ダクトのエネ
ルギ損失等が大きく、コストアップになるからである。
また、個別のエアコンの方が客の要求に迅速に対応でき
るからである。従来、ホテル等の客室に設置されたエア
コンの管理は、全面的に客に委ねられている場合がほと
んどであった。すなわち、客がエアコンのスイッチを操
作することによりエアコンの駆動が行われていた。
【0003】しかし、客がエアコンを駆動させたまま
で、チェックアウトするケースが多く発生していた。こ
の場合、フロントからの指示により清掃作業者が客室に
入ってエアコンを停止させるまで、エアコンが稼動し続
けており、エネルギおよび費用の無駄が発生する問題が
あった。このため、チェックインとチェックアウトの情
報をフロントに設置されるフロント制御器に入力し、フ
ロント制御器に客室のエアコンの電源の入り切りを制御
させるシステムが使用されている。
【0004】すなわち、チェックインされてからチェッ
クアウトされるまでの時間のみ、フロント制御器により
エアコンの電源を入れ、客がエアコンを利用できる状態
にするシステムである。このシステムによれば、客がエ
アコンを駆動させたままで、チェックアウトした場合で
もフロント制御器によりエアコンの電源が遮断されるた
め、エネルギや費用の無駄の発生を防止できた。
【0005】また、近年ホテルのチェックインは客が空
港に到着したときに行うこと等が行われている。このと
き、ホテルでは客が到着する時間がほぼ正確に把握でき
ている。そこで、真夏の期間には客の到着の30分位前
にエアコンを駆動して客室を冷房して客に快適感を与え
るサービスを行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
システムでは、客がホテル内のレストランやプール等に
出かける時に、エアコンを駆動したまま部屋を出ること
が多く発生していた。この場合に、エネルギや費用の無
駄が発生する問題があった。短時間部屋を空けるのであ
れば、あまり問題はないが長時間にわたって、客が不在
状態のままエアコンを駆動し続けることは問題であっ
た。
【0007】また、客の到着前にエアコンを駆動するた
めには、フロントからの指令によりボーイ等の客室サー
ビス員がその客室に行って、エアコンのスイッチを入れ
なければならず、煩雑であった。
【0008】一方、上記問題を解決する手段としてフロ
ント制御器によりエアコンを駆動させようとする場合
に、エアコンが異なった操作モードを有することが問題
であった。すなわち、一般に、エアコンの操作モードに
は、オルタネイトモードとモーメンタリモード等の複数
種類のモードがあり、エアコンのメーカーにより異なっ
た操作モードが採用されている。
【0009】ここで、オルタネイトモードとは、操作部
を倒したとき(押しボタンは、押したとき)、スイッチ
回路が切換わり、操作部を離しても操作部とスイッチ回
路がそのままの状態を維持する(押しボタンは、操作部
が元の位置に戻る)ことを内容とするモードである。ま
た、モーメンタリモードとは、操作部を倒したとき(押
しボタンは、押したとき)、スイッチ回路も同時に切換
わり、操作部を離すと操作部も切り換わったスイッチ回
路も同時に自動的に元の状態に復帰することを内容とす
るモードである。
【0010】この様に、エアコンにより異なったモード
が採用されているため、中央管理装置でエアコンを制御
する場合にエアコンの操作モードに合わせて、エアコン
の操作プログラムを変更する必要がある。一方、ホテル
の建設等の場合エアコンの選定は、費用や性能との関係
で遅れる場合がある。このため、客室管理システムを納
入する者は、異なった操作プログラムを記憶するROM
をモードの数だけ準備して、採用されたエアコンに対応
するROMを最終的に取り付けることを行わなければな
らず、煩雑である。
【0011】また、ホテルでは、途中でエアコンを交換
する場合もある。この場合に、操作モードの異なったエ
アコンを入れると、再びROMの交換を必要とし煩雑で
あると共に、エアコンでトラブルが発生する可能性が懸
念され問題である。
【0012】本発明は上記従来技術の問題点を解消し、
ホテルの需要に対応してエアコンの制御を行うことので
きる客室管理システムを提供することを目的とする。ま
た、本発明はすばやく納入可能なエアコン制御を行う客
室管理システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の客室管理システムは、ホテルの客室における在
室を検出する在室検出器と、客室に設置されるエアコン
を作動させるエアコン端末制御器と、フロントに設置さ
れ、前記エアコン端末制御器を介して前記エアコンの駆
動を制御する中央管理装置とを有し、前記中央管理装置
が前記在室検出器の信号に応じて前記エアコンの駆動を
遮断する。
【0014】また、本発明の客室管理システムは、ホテ
ルの客室における在室を検出する在室検出器と、客室に
設置されるエアコンを作動させるエアコン端末制御器
と、フロントに設置され、前記エアコン端末制御器を介
して前記エアコンの駆動を制御する中央管理装置とを有
し、前記中央管理装置によりフロントから遠隔操作でエ
アコンの駆動を開始すると共に、前記中央管理装置が前
記在室検出器の信号に応じて前記エアコンの駆動を遮断
する。
【0015】また、本発明の客室管理システムは、異な
った操作特性を有するエアコンと、前記エアコンを作動
させるためにホテル等の各客室に設置されるエアコン端
末制御器と、フロント等に設置される中央管理装置とを
有する客室管理システムであって、前記中央管理装置
が、前記異なった操作特性を有するエアコンを操作する
ための各操作特性に対応した複数のエアコン操作モード
プログラムと、前記複数のエアコン操作モードプログラ
ムの中の特定のエアコン操作モードプログラムを選択す
るエアコン選択手段とを有し、特定の操作特性を有する
エアコンを使用する場合に、前記エアコン選択手段によ
り前記複数のエアコン操作モードプログラムの中から前
記使用するエアコンの操作特性に対応するエアコン操作
モードプログラムを選択して稼動させる。
【0016】
【作用】前記構成を有する本発明では、在室検出器は、
ホテルの客室において客の在室をキーホルダの有無によ
り検出する。また、エアコン端末制御器は、客室に設置
されるエアコンを作動させて客室の冷暖房を行う。ま
た、中央管理装置はフロントに設置され、エアコン端末
制御器を介してエアコンの駆動を制御する。そして、中
央管理装置は、在室検出器の不在信号が所定時間継続し
た場合、エアコンの電源を遮断してエアコンを停止す
る。
【0017】また、中央管理装置は、客の到着予定時間
が事前にわかっている場合に、フロントから遠隔操作
で、到着予定時間の30分位前からエアコンの駆動を開
始する。
【0018】また、エアコン端末制御器は、ホテル等の
各客室に設置され、異なった操作特性を有するエアコン
を作動させる。また、中央管理装置に記憶されている複
数のエアコン操作モードプログラムの各々は、異なった
操作特性を有するエアコンの中の一つの操作特性を有す
るエアコンを駆動する。また、ホテル建設等時に、エア
コン選択手段は、ホテルが採用したエアコンの操作モー
ドに対応するエアコン操作モードプログラムを選択して
稼動させる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の客室管理システムについて具
体化した一実施例に基づいて図面を参照しつつ詳細に説
明する。始めに、客室管理システムの全体概念を図6に
示す。フロントに設置されるフロント制御器1とフロン
ト制御器1の中に付設されている通信制御器2、各フロ
アのリネン室に設置されるリネン用制御器3と、各客室
に設置される客室管理端末であるターミナル制御器4と
が通信回線を介して接続されている。
【0020】ターミナル制御器4には、在室情報を監視
するモニタであるキーホルダ受け6と、メッセージの有
無を表示するためのナイトテーブルパネル5とが接続さ
れている。キーホルダ受け6は、キーホルダ7が入れら
れるかまたは外されるかにより、客の在室の有無を検出
している。
【0021】次に、図1に本発明の一実施例に係る客室
管理システムの全体構成を示すブロック図を示す。フロ
ントには、中央管理装置を構成する2つの装置、フロン
ト制御器1および通信制御器2が設置されている。本実
施例では、通信制御器2はフロント制御器1の内部に付
設されている。また、各フロアのリネン室にはリネン用
制御器3が設置されている。また、各客室には客室管理
端末であるターミナル制御器4が設置されている。フロ
ント制御器1、通信制御器2、リネン用制御器3、ター
ミナル制御器4とは、2芯ケーブルの客室データ通信線
30により接続されている。
【0022】ターミナル制御器4には、図6に示す在室
情報を監視するモニタであるキーホルダ受け6と、メッ
セージの有無を表示するためのナイトテーブルパネル5
とが接続されている。キーホルダ受け6は、キーホルダ
7が入れられるかまたは外されるかにより、客の在室の
有無を検出している。
【0023】次に、通信制御器1の構成を図2にブロッ
ク図で示す。制御プログラムに基づいてターミナル制御
器4を介して処理端末機器33等の制御を行うCPU
8、制御プログラムを記憶するROM10、データ等を
一時的に記憶するRAM9、データ通信に関わる時間を
カウントするカウンタ13、シリアルデータとパラレル
データとの間で変換を行うシリパラ変換器14およびイ
ンターフェース22がデータバスにより接続されてい
る。
【0024】ROM10には、エアコン操作モードプロ
グラムであるエアコン操作プログラム12とエアコン選
択手段であるエアコン操作選択プログラム11とが記憶
されている。エアコン操作プログラム12については、
後で詳細に説明する。インターフェース22には、フロ
ント制御器1のパネル表示部15と入力部16が接続さ
れている。フロント制御器1のシリパラ変換器14は、
シリアルデータ通信回路31を介して全体の客室管理シ
ステムと接続している。
【0025】次に、ターミナル制御器4の構成を図3に
ブロック図で示す。ターミナル制御器4は、2組のター
ミナル制御端末27から構成されている。各々のターミ
ナル制御端末27は、フロント制御器1からの制御信号
に基づいてエアコン端末制御器33等の制御を行うCP
U19、制御プログラムを記憶するROM17、データ
等を一時的に記憶するRAM18、カウンタ20、シリ
アルデータとパラレルデータとの間で変換を行うシリパ
ラ変換器21およびインターフェース30より構成さ
れ、各々がデータバスにより接続されている。
【0026】1つのターミナル制御端末27aのインタ
ーフェース30には、入力として在室信号を検出するキ
ーホルダ受け6と、清掃等の終了時に入力されるメイク
完了スイッチ32が各々2芯の接続線で接続されてい
る。また、別のターミナル制御端末27bのインターフ
ェース30には、入力として駆動しているエアコンが運
転時に閉じられるエアコン運転中入力34と、エアコン
異常時に閉じられるエアコン異常入力35が各々2芯の
接続線で接続されている。
【0027】また、2組のターミナル制御端末27の各
々のインターフェース30には、出力として作動させる
対象である1つのエアコン端末制御器33が各々2芯の
接続線で接続されている。ターミナル制御器4のシリパ
ラ変換器21は、シリアルデータ通信回路31を介して
各々全体の客室管理システムと接続している。
【0028】次に、エアコン操作プログラム12につい
て詳細に説明する。本実施例の客室管理システムを使用
して、ホテルにおいて利用可能なエアコン操作モードの
一覧表を表1に示す。
【表1】 表1は、ホテルが作動させるエアコンの操作モードに対
応して、モード分けされている。
【0029】すなわち、モード1においては、ターミナ
ル制御器4に入力されるのは、キーホルダ受け6の検出
による在室入力と、清掃等の終了時に入力されるメイク
完了スイッチ32によるメイク完了入力の2つである。
出力は、オルタネイトモード信号であり、単純にエアコ
ンの入り切りに同期している。すなわち、このモードの
エアコンの入力端子は2芯の1組であり、エアコンを駆
動させている場合には常に接点が閉じている。
【0030】また、モード2においては、ターミナル制
御器4に入力されるのは、キーホルダ受け6の検出によ
る在室入力と、エアコン運転中入力34と、エアコン異
常入力35の3つである。出力は、エアコンのオンオフ
をモーメンタリ信号で出力している。このモードのエア
コンは、入力端子が2芯1組であり、オンしている時に
信号が入るとオフに切り換わり、オフしている時に信号
が入るとオンに切り換わる。モーメンタリ信号の出力幅
は、本実施例ではいずれの場合も1秒以上としている。
【0031】また、モード3においては、ターミナル制
御器4に入力されるのは、キーホルダ受け6の検出によ
る在室入力と、清掃等の終了時に入力されるメイク完了
スイッチ32によるメイク完了入力と、エアコン運転中
入力34と、エアコン異常入力35の4つである。出力
は、エアコンのオン信号をターミナル端末の一方からモ
ーメンタリ信号で出力し、オフ信号をターミナル端末の
他方からモーメンタリ信号で出力している。このモード
のエアコンは、入力端子が2芯2組であり、始動指令を
受ける入力端子と、停止指令を受ける入力端子とが別々
である。
【0032】エアコンは、ホテルにより異なり、エアコ
ンは異なった操作モードを有しているので、ホテルが採
用したエアコンに対応して客室管理システムがエアコン
を管理するために出力する信号を変更する必要がある。
そのため、本実施例の客室管理システムにおいては、複
数種類のエアコンの各々を作動する複数のエアコン操作
プログラム12がROM10にモード1〜3として記憶
されている。
【0033】そして、エアコン選択手段であるエアコン
操作選択プログラム11により、モードを選択すること
により、エアコンの操作モードに対応して適切なエアコ
ン操作プログラム12を選択して作動させることができ
る。
【0034】次に、本実施例の作用を説明する。本実施
例のキーホルダ受け6は、客室内のドアのすぐ側に設置
されており、客は入室するとキーホルダ7をキーホルダ
受け6の中に挿入する。また、客は部屋の外へ出るとき
はキーホルダ受け6からキーホルダ7を抜いて携帯して
行く。従って、キーホルダ7がキーホルダ受け6に装着
されているときは、在室状態を示し、キーホルダ7がキ
ーホルダ受け6に装着されていないときは、不在状態を
示している。これにより、客の在室が検出される。
【0035】客の在室信号は、信号制御器2に送信され
ている。信号制御器2はチェックインからチェックアウ
トされるまでの期間内において、1時間以上継続して在
室信号が検出されない場合、エアコンの運転状態を確認
する。そして、エアコンが運転状態にある場合には、エ
アコンを停止させる。
【0036】これにより、客がホテル内のレストランや
プール等に出かける時に、エアコンを駆動したまま部屋
を出たとしても、1時間後にエアコンを強制的に停止し
ているので、エネルギや費用の無駄を減らすことができ
る。本実施例では、時間設定を1時間にしているが、ホ
テルの事情により任意の時間に設定することが可能であ
る。
【0037】また、本実施例の客室管理システムでは、
客室に設置されているエアコンをフロントにあるフロン
ト制御器1により遠隔操作により、直接始動させたり、
停止させたりすることができる。従って、フロントにお
いて客の到着予定時間がわかっている場合、真夏期間に
は、客室サービス員の手間を煩わさなくても、予定時間
の30分位前からエアコンを始動することができ、客が
客室に入るとき快適な感じを与えるサービスを提供でき
る。
【0038】図4に通信制御器2の動作をフローチャー
トにより示す。本実施例の客室管理システムをホテルに
導入した場合、始めにモード選択プログラム12によ
り、ホテルが設置したエアコンの操作モードに対応する
モードを選択して、中央管理装置である通信制御器2に
入力する(S1〜S3)。同時に、リネン用制御器3、
ターミナル制御器4、客室の個数等も入力される。
【0039】次に、フロント制御器1、各ターミナル制
御器4および各リネン用制御器3に選択されたエアコン
操作モードや現在の客室のデータを送信する(S4〜S
8)。上記動作を制御器側から説明すると、図5にフロ
ント制御器1、各ターミナル制御器4および各リネン用
制御器3の動作をフローチャートで示す。通信制御装置
2から送信されたエアコン操作モードや客室データは、
フロント制御器1、各ターミナル制御器4および各リネ
ン用制御器3のRAMに一時的に記憶される(S15〜
S17)。
【0040】次に、客室データの入力に応じて、表1に
示すエアコン操作モードに沿って出力を出す(S1
8)。エアコン操作モード等が設定された後は、ターミ
ナル制御器4で客室データである在室信号とメイク完了
信号が更新されると(S21〜S23)、通信制御器2
に更新されたデータを送信する(S24〜S27)。通
信制御器2はターミナル制御器4から送信された更新デ
ータをフロント制御器1、各ターミナル制御器4および
各リネン用制御器3に送信する(S9〜S12)。
【0041】以上説明したように、本実施例の客室管理
システムによれば、ホテルがどの様な操作モードのエア
コンを設置したとしても、エアコン操作モードを選択し
入力するだけで、複数の種類の操作モードのエアコンに
対応できるため、ホテルのエアコン機種の決定が遅れた
場合でも迅速に客室管理システムを完成し、納入するこ
とができる。また、本実施例の客室管理システムによれ
ば、ホテルに納入した後で、ホテルがエアコンの機種の
変更を必要とする場合でも、エアコン操作モードの変更
を入力するだけで容易かつ迅速に、設置されたエアコン
の操作モードに変更することができる。
【0042】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
の改良、変形が可能である。例えば、本実施例では、エ
アコンについて説明したが、ホテルに設置される他の機
器の場合でも、同様に適用することが可能である。ま
た、本実施例ではエアコン端末制御器であるターミナル
制御器4を各客室に配設したが、ターミナル制御器4を
各階にあるリネン室に集中して設置してもよい。
【0043】また、本実施例では、客室を客の到着予定
時間の前にフロント制御器1を用いて、フロントマンが
手動で操作する場合について説明したが、空港の到着に
より自動的にチェックインする場合には、チェックイン
により自動的にエアコンを始動させてもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明の客室管理システムは、ホテルの
客室における在室を検出する在室検出器と、客室に設置
されるエアコンを作動させるエアコン端末制御器と、フ
ロントに設置され、エアコン端末制御器を介してエアコ
ンの駆動を制御する中央管理装置とを有し、中央管理装
置が在室検出器の信号に応じてエアコンの駆動を遮断し
ているので、チェックインからチェックアウトされるま
での期間内において、所定時間以上継続して在室信号が
検出されない場合、エアコンの運転状態を確認し、エア
コンが運転状態にある場合には、エアコンを停止させて
いるため、客がホテル内のレストランやプール等に出か
ける時に、エアコンを駆動したまま部屋を出たとして
も、所定時間後にエアコンを強制的に停止しているの
で、エネルギや費用の無駄を減らすことができる。
【0045】さらに、本発明の客室管理システムは、ホ
テルの客室における在室を検出する在室検出器と、客室
に設置されるエアコンを作動させるエアコン端末制御器
と、フロントに設置され、エアコン端末制御器を介して
エアコンの駆動を制御する中央管理装置とを有し、中央
管理装置によりフロントから遠隔操作でエアコンの駆動
を開始することができるので、フロントにおいて客の到
着予定時間がわかっている場合、真夏期間には、客室サ
ービス員の手間を煩わさなくても、予定時間の30分位
前からエアコンを始動することができ、客が客室に入る
とき快適な感じを与えるサービスを提供できる。
【0046】また、本発明の客室管理システムは、中央
管理装置が、異なった操作特性を有するエアコンを操作
するための各操作特性に対応した複数のエアコン操作モ
ードプログラムと、前記複数のエアコン操作モードプロ
グラムの中の特定のエアコン操作モードプログラムを選
択するエアコン選択手段とを有し、特定の操作特性を有
するエアコンを使用する場合に、エアコン選択手段によ
り複数のエアコン操作モードプログラムの中から使用す
るエアコンの操作特性に対応するエアコン操作モードプ
ログラムを選択して稼動させているので、ホテル建設時
にホテルがどの様な操作モードのエアコンを設置したと
しても、エアコン操作モードを選択し入力するだけで、
複数の種類の操作モードのエアコンに対応できるため、
ホテルのエアコン機種の決定が遅れた場合でも迅速に客
室管理システムを完成し、納入することができる。
【0047】さらに、本発明の客室管理システムによれ
ば、ホテルに納入した後で、ホテルがエアコンの機種の
変更を必要とする場合でも、エアコン操作モードの変更
を入力するだけで容易かつ迅速に、設置されたエアコン
の操作モードに変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である客室管理システムの全
体構成を示すブロック図である。
【図2】通信制御器の構成を示すブロック図である。
【図3】ターミナル制御器の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】通信制御器の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】ターミナル制御器の動作を示すフローチャート
である。
【図6】本発明の一実施例である客室管理システムの全
体構成を示す概念図である。
【符号の説明】
1 フロント制御器 2 通信制御器 3 リネン用制御器 4 ターミナル制御器 6 キーホルダ受け 7 キーホルダ 8 CPU 9 RAM 10 ROM 11 エアコン操作選択プログラム 12 エアコン操作プログラム 33 エアコン端末制御器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホテルの客室における在室を検出する在
    室検出器と、 客室に設置されるエアコンを作動させるエアコン端末制
    御器と、 フロントに設置され、前記エアコン端末制御器を介して
    前記エアコンの駆動を制御する中央管理装置とを有し、 前記中央管理装置が前記在室検出器の信号に応じて前記
    エアコンの駆動を遮断することを特徴とする客室管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する客室管理システムに
    おいて、 前記中央管理装置によりフロントから遠隔操作でエアコ
    ンの駆動を開始することを特徴とする客室管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 異なった操作特性を有するエアコンと、 前記エアコンを作動させるためにホテル等の各客室に設
    置されるエアコン端末制御器と、 フロント等に設置される中央管理装置とを有する客室管
    理システムにおいて、 前記中央管理装置が、前記異なった操作特性を有するエ
    アコンを操作するための各操作特性に対応した複数のエ
    アコン操作モードプログラムと、 前記複数のエアコン操作モードプログラムの中の特定の
    エアコン操作モードプログラムを選択するエアコン選択
    手段とを有し、 特定の操作特性を有するエアコンを使用する場合に、前
    記エアコン選択手段により前記複数のエアコン操作モー
    ドプログラムの中から前記使用するエアコンの操作特性
    に対応するエアコン操作モードプログラムを選択して稼
    動させることを特徴とする客室管理システム。
JP4081631A 1992-03-02 1992-03-02 客室管理システム Pending JPH05248694A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08128713A (ja) * 1994-10-31 1996-05-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の状態表示装置
JP2019070451A (ja) * 2017-10-05 2019-05-09 鹿島建設株式会社 吹出口装置、その吹出状態制御方法、及び空気調和システム

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