JPH06101861A - 湯水混合装置 - Google Patents

湯水混合装置

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JPH06101861A
JPH06101861A JP25178192A JP25178192A JPH06101861A JP H06101861 A JPH06101861 A JP H06101861A JP 25178192 A JP25178192 A JP 25178192A JP 25178192 A JP25178192 A JP 25178192A JP H06101861 A JPH06101861 A JP H06101861A
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hot water
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water
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Masayoshi Takamitsu
雅義 高光
Yukio Nagaoka
行夫 長岡
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流量変化出湯させたシャワー浴時の体感温度
とマッサージ効果を良好なものにする湯水混合装置を得
ることを目的とする。 【構成】 シャワー出湯中に流量変化出湯させると、出
湯設定器19に設定された設定出湯温度をその温度より
所定の温度高く補正し、補正された設定出湯温度と温度
検出器13で検出された温度とを比較して制御器18が
混合弁駆動装置14を駆動制御するようにしたので、シ
ャワー吐出口からの出湯温度は補正された設定出湯温度
となり、流量変化出湯による出湯量減少に起因する体感
温度の低下をなくして体感温度を良好なものにするとと
もにマッサージ効果を良好なものにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湯と水の混合比率を調
節して湯温制御し、最適な混合湯温を得るとともにシャ
ワー出湯時に出湯量を時間的に変化させる湯水混合装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、湯水混合装置は図4に示したよう
な構成が一般的であった。
【0003】図に示したように、水流路1から導かれた
水と湯流路2から導かれた湯は混合弁3によって混合さ
れ、混合された混合湯は温度検出器13、混合湯量調節
弁(以下、流調弁という)を介し吐水口8より出湯す
る。制御器9は温度検出器13からの検出信号と出湯設
定器10(以下、設定器という)で設定された設定出湯
温度とを比較し、設定出湯温度と等しくなるように混合
弁3を制御するとともに、流調弁4を制御して設定流量
に調節するようになっている。
【0004】そして、特開昭60−175962号公報
には、上記した湯水混合装置に、混合湯量を検出する流
量検出装置と、混合湯量を所定流量範囲内で時間的に変
化させる信号を流量制御駆動装置に送出する信号発生部
を有すると共にこの信号発生部の信号と流量検出器とを
付加した給湯装置の構成が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
の湯水混合装置では、シャワー出湯時に急峻な流量変化
出湯動作(以下、流量揺らぎ出湯という)を行うと流量
の減少域が周期的に発生するため、体が浴る湯の平均流
量は減少し、実際の体感温度は通常のシャワー出湯時よ
り低いものとなる。したがって、流量揺らぎ出湯による
刺激感は得られるものの、体感温度の低下により刺激感
は弱いものとなって流量揺らぎ出湯の心地良い刺激効果
が減少する。また、体感温度の低下により出湯温度が変
化したような錯覚が生じ、改めて設定出湯温度を高くし
なければならず、使い勝手が悪くなるという問題があっ
た。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、流量
揺らぎ出湯による体感刺激効果を高めて心地良いシャワ
ー感が味わえ、かつ使い勝手の良い湯水混合装置を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、湯流路および水流路と、前記湯流路および
前記水流路の流量を調節して混合湯の温度を調節する混
合弁と、前記混合弁を駆動する混合弁駆動装置と、前記
混合湯の温度を検出する温度検出器と、前記混合湯の流
量を調節する混合湯流量調節弁と、前記混合湯流量調節
弁を駆動する混合湯流量調節弁駆動装置と、出湯温度と
出湯量と流量変化出湯のパターンを設定する出湯設定器
と、前記出湯設定器に入力された設定出湯量にしたがっ
て前記混合湯流量調節弁駆動装置を制御し、前記温度検
出器の信号により前記混合弁駆動装置を制御する制御器
と、混合湯の流量を時間的に変化させる信号を継続的に
発生し前記制御器を介して前記混合湯流量調節弁駆動装
置を制御する信号発生器とを備え、前記信号発生器から
の信号による混合湯の流量変化出湯時には、前記出湯設
定器に設定された通常出湯時の設定出湯温度を前記設定
出湯温度より高い温度に補正して前記混合弁駆動装置を
駆動制御するようにしたものである。
【0008】
【作用】上記構成において、流量変化出湯時には、出湯
設定器に設定された通常出湯時の設定出湯温度を設定出
湯温度より高い温度に補正して混合弁駆動装置を駆動制
御するようにしたことにより、流量変化出湯時の出湯温
度を通常出湯時の出湯温度より高くする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図3
を参照しながら説明する。
【0010】図1において、1は水流路、2は湯流路で
ある。3はその下流側に配設された混合弁で、混合弁駆
動装置14より駆動され水流路1から導かれた水と湯流
路2から導かれた湯の流量を調節して混合し、混合湯の
温度を調節するものである。4は混合弁3の下流側に配
設された流調弁で、流調弁駆動装置15により駆動さ
れ、出湯量を調節するものである。5は流調弁4の下流
側に配設された流路を切換える切換え弁で切換え弁駆動
装置16により駆動されてバスタブ吐水口6またはシャ
ワー吐水口7に流路を切換えるものである。13は混合
湯の湯温を検出する温度検出器である。18は制御器
で、出湯温度と出湯量と流量揺らぎ出湯のパターンを設
定する出湯設定器19と温度検出器13からの信号によ
り各弁駆動装置14、15、16を駆動させるものであ
る。20は信号発生器で、出湯設定器19に予め設定さ
れている流量揺らぎ出湯のパターンに応じて1/fの揺
らぎを含む流量揺らぎ出湯の周期と振幅を変更して信号
を発生するものである。そして、信号発生器20は、流
量揺らぎの周期と振幅に応じて通常出湯時の出湯設定温
度をその設定温度より高い温度に補正し、また、その温
度差を変化させて信号を出力し、制御器18を介して混
合弁駆動装置14を駆動制御するようになっている。
【0011】上記構成において、主要な動作を図2によ
り説明する。ステップ1で出湯設定器19により通常の
シャワー出湯を選択すると、ステップ2で切換え弁駆動
装置16が作動して切換え弁5がシャワー流路側に開か
れてバスタブ流路側が閉じられる。次に、ステップ3で
流量揺らぎ出湯が選択されると制御器18により流調弁
駆動装置が駆動され、ステップ4で設定器19で設定さ
れた流量揺らぎ出湯のパターンにしたがって所定の周期
と振幅で流調弁4が軸動して揺らぎ動作が開始される。
そして、ステップ5で信号発生器20からの信号により
設定器19で設定された設定出湯温度Tに補正温度aが
加えられ、設定器19で設定された設定出湯温度TがT
aに補正される。ステップ6では水流路1と湯流路2か
らの混合湯の温度が温度検出器13により検出される。
この検出信号により制御器18は補正された設定出湯温
度Taと混合湯の温度を比較し、温度検出器13の検出
温度が補正された設定出湯温度Taより低ければステッ
プ7で水流路1を閉に、湯流路2を開に、また、逆に高
ければステップ8で水流路1を開に、湯流路2を閉にす
るように混合弁駆動装置14を駆動して混合弁3を開閉
させる。そして、混合湯温を補正された出湯設定温度T
aに調節してシャワー吐水口7より出湯させる。
【0012】ステップ5においては、上記した動作に加
えて、信号発生器20からの信号、つまり、流量揺らぎ
出湯の周期と振幅に応じて、通常出湯時の設定出湯温度
Tと流量揺らぎ出湯時の補正された設定出湯温度との温
度差aを変化させ、たとえば、周期が短かい場合には長
い場合より小さく変化させる動作もするものである。
【0013】この出湯の動作特性を図3に示す。通常出
湯、つまり、通常のシャワー出湯する場合に設定器19
で設定された設定出湯温度をTとすると、シャワー吐出
口7からの出湯温度はTである。
【0014】ここで、流量揺らぎ出湯が選択されるとシ
ャワー吐出口7からの出湯は脈流となって出湯流量の減
少域が周期的に発生し、体が浴る湯の平均流量が減少し
て出湯温度は不変であるにもかかわらず体感温度T1
点線T2 に示したように低く感じるようになる。このよ
うな不具合を解消するために本実施例では、流量揺らぎ
出湯が設定されると設定出湯温度を所定の温度aだけ高
くなるように温度補正している。これにより温度補正後
の出湯温度は所定の温度aだけ高くなって体感温度をT
1 =T3 とすることができる。また、流量揺らぎ出湯の
パターンに応じた信号発生器20からの信号、つまり、
流量揺らぎ出湯の周期と振幅に応じて補正温度aを大き
くあるいは小さく変化させることにより体感温度をT1
=T3 とすることもできる。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、流量変化出湯時には、出湯設定器
に設定された通常出湯時の設定出湯温度を設定出湯温度
より高い温度に補正して混合弁駆動装置を駆動制御する
ようにしたことにより、流量変化出湯時の出湯温度は通
常出湯時の出湯温度より高くなって出湯される。
【0016】これにより、流量変化出湯時にも通常出湯
時と同様の体感温度が得られ、流量変化出湯によるマッ
サージ効果を良好なものにすることができるとともに、
設定出湯温度の再設定の手間を省いて使い勝手を良くす
ることができる。
【0017】このように本発明によれば、流量変化出湯
による体感刺激効果を高めて心地好いシャワー感が味わ
えるとともに使い勝手の良い湯水混合装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の湯水混合装置の側断面図。
【図2】同動作のフローチャート。
【図3】同動作特性図。
【図4】従来例の湯水混合装置の側断面図。
【符号の説明】
1 水流路 2 湯流路 3 混合弁 4 混合湯量調節弁 13 温度検出器 14 混合弁駆動装置 15 混合湯量調節弁駆動装置 18 制御器 19 出湯設定器 20 信号発生器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湯流路および水流路と、前記湯流路および
    前記水流路の流量を調節して混合湯の温度を調節する混
    合弁と、前記混合弁を駆動する混合弁駆動装置と、前記
    混合湯の温度を検出する温度検出器と、前記混合湯の流
    量を調節する混合湯流量調節弁と、前記混合湯流量調節
    弁を駆動する混合湯流量調節弁駆動装置と、出湯温度と
    出湯量と流量変化出湯のパターンを設定する出湯設定器
    と、前記出湯設定器に入力された設定出湯量にしたがっ
    て前記混合湯流量調節弁駆動装置を制御し、前記温度検
    出器の信号により前記混合弁駆動装置を制御する制御器
    と、混合湯の流量を時間的に変化させる信号を継続的に
    発生し前記制御器を介して前記混合湯流量調節弁駆動装
    置を制御する信号発生器とを備え、前記信号発生器から
    の信号による混合湯の流量変化出湯時には、前記出湯設
    定器に設定された通常出湯時の設定出湯温度を前記設定
    出湯温度より高い温度に補正して前記混合弁駆動装置を
    駆動制御する湯水混合装置。
  2. 【請求項2】信号発生器は、出湯設定器に予め設定され
    た流量変化出湯のパターンに応じて信号の周期と振幅を
    変更して発生し、前記流量変化出湯の周期と振幅とに応
    じて通常出湯時の設定出湯温度と流量変化出湯時の設定
    出湯温度との温度差を変化させて混合弁駆動装置を駆動
    制御する請求項1記載の湯水混合装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011252685A (ja) * 2010-06-04 2011-12-15 Panasonic Corp 給湯機
CN106989187A (zh) * 2017-04-25 2017-07-28 李禹海 一种自动冷热水混合的水阀

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JP2011252685A (ja) * 2010-06-04 2011-12-15 Panasonic Corp 給湯機
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