JPH06101798A - 長尺被覆材 - Google Patents

長尺被覆材

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JPH06101798A
JPH06101798A JP27537392A JP27537392A JPH06101798A JP H06101798 A JPH06101798 A JP H06101798A JP 27537392 A JP27537392 A JP 27537392A JP 27537392 A JP27537392 A JP 27537392A JP H06101798 A JPH06101798 A JP H06101798A
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JP
Japan
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resin layer
foamed resin
width
grooves
long
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JP27537392A
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English (en)
Inventor
Shigeru Yoshizawa
茂 吉澤
Katsumi Nakamura
勝美 中村
Susumu Kameda
進 亀田
Noriyuki Yamada
紀之 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHIZAWA KK
Nitto Denko Corp
Original Assignee
YOSHIZAWA KK
Nitto Denko Corp
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Publication date
Application filed by YOSHIZAWA KK, Nitto Denko Corp filed Critical YOSHIZAWA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】発泡樹脂層の片面にシ−ト状支持材を貼合せて
なる複合体であり、長尺体に発泡樹脂層を内側に向け縦
沿えして使用する被覆材において、発泡樹脂層の曲げモ
−メント反力を効果的に吸収して被覆状態の長期安定性
を保障すると共に断熱性、緩衝性等もよく発揮させ得る
長尺被覆材を提供する。 【構成】発泡樹脂層に長尺体の長さ方向に延在する溝を
巾方向に間隔を隔てて複数本形成し、全溝の開口巾の合
計を発泡樹脂層の厚みTの2π倍よりやや広くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプ,柱等に断熱
性、緩衝性等を付与するために縦沿え被覆して使用する
長尺被覆材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パイプ、柱等の断熱材、緩衝材として、
図2に示すように、発泡樹脂層1’の片面に片面粘着性
のシ−ト状支持材3’(4’は粘着在層を示す)を発泡
樹脂層一端から接合代30’を突出させて貼合せた複合
体が公知である。5’はセパレ−タを示している。
【0003】この被覆材をパイプ等に被覆するには、パ
イプ等の外周長さに応じ、発泡樹脂層の巾を、複合体他
端側での切断により調整し、次いで、発泡樹脂層を内側
に向けてパイプ等に縦沿えし、接合代をセパレ−タを剥
離したうえで、縦沿え被覆体の他端部外面上に接着して
いる。
【0004】この被覆材においては、縦方向の割れ目を
有する筒型タイプに較べ、発泡樹脂層が押出成形の容易
な平板状であって製造が容易である、嵩空間が小さく貯
蔵・輸送時の載量コストを大幅に低減できる、パイプ等
の外径が多少異なっても被覆材の巾を切断調整すること
によって容易に対処できる等、有利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パイプ
等に縦沿えする際の曲げ変形のために、曲げモ−メント
反力が発生し、この曲げモ−メント反力に対抗して接合
代の接着界面に剪断剥離力が作用し、長期経過後には接
着界面の剥離による被覆材のパイプ等からの脱離が懸念
される。
【0006】また、上記接合代による接合箇所と他の部
分との曲げ剛性の差が著しく、その曲げ剛性の急峻な変
化のために曲げ曲率が急変して外観低下が顕著に生じる
不具合もある。
【0007】而して、従来においては、かかる不利を排
除するために、発泡樹脂層に柔軟な連通気泡構造のウレ
タン系樹脂発泡体を使用している。しかし、ウレタン系
樹脂発泡体においては、衝撃緩衝性、断熱性等が必ずし
も充分とは言い難い。
【0008】而して、独立気泡構造のポリオレフィン系
樹脂発泡体の使用が望まれるが、この発泡体において
は、弾性率が高く(弾性反撥力が大きく、圧縮変形歪が
小)、前記縦沿え被覆時の曲げモ−メント反力が大とな
り、図示した従来の被覆材において、発泡樹脂層を単に
ポリオレフィン系樹脂発泡体に置換しただけでは、前記
した接合代での接着界面の剥離による被覆材の脱離、接
合部での曲げ剛性の急峻な変化による外観不良を免れ得
ない。
【0009】従来、発泡樹脂層の片面にシ−ト状支持材
を設けた被覆材を、発泡樹脂層を内側に向けてパイプ等
に巻着する場合、発泡樹脂層に切り込みを入れ、発泡樹
脂層の曲げ剛性を減少させて巻着の容易化を図ることが
公知であるが(実公昭41−9734号公報)、発泡樹
脂層の切り込みが開いた状態で巻着されるので、断熱
性、緩衝性を満足に発揮させ難い。
【0010】他方、上記図に示した長尺被覆材において
は、発泡樹脂層に単に切り込みを設けても、長尺体への
被覆が縦沿えにより行われるために、パイプ等の外径に
応じ、被覆材の巾を切断調整しなければならず、その切
断調整巾との関係で切り込み寸法が曲げ応力を吸収し得
る条件から外れてしまって満足に曲げ応力を吸収し切れ
ないことがあり、上記の従来例(実公昭41−9734
号公報)では本来的に生じない課題が招来され、これを
解決しなければならない。
【0011】本発明の目的は、発泡樹脂層の片面にシ−
ト状支持材を貼合せてなる複合体であり、長尺体に発泡
樹脂層を内側に向け縦沿えして使用する被覆材におい
て、発泡樹脂層に設けた切り込み溝による被覆材縦沿え
時での曲げ剛性の減少効果を、被覆材巾の切断調整にも
かかわらず、充分に達成でき、しかも、断熱性、緩衝性
等もよく発揮させ得る長尺被覆材を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の長尺被覆材は、
発泡樹脂層の片面にシ−ト状支持材を貼合せてなる複合
体であり、長尺体に発泡樹脂層を内側に向け縦沿えして
使用する被覆材において、上記発泡樹脂層に長尺体の長
さ方向に延在する溝を巾方向に間隔を隔てて複数本形成
し、全溝の開口巾の合計を発泡樹脂層の厚みTの2π倍
よりやや広くしたことを特徴とする構成である。
【0013】
【作用】発泡樹脂層の巾をLとすれば、この巾Lのまま
で縦沿えされるパイプ等の外周長さは(L−2πT)で
あり、この縦沿え状態において、溝の開口にギャップが
残っている(全溝の開口のギャップの合計をL’とす
る)。パイプ等の外径が小になれば、巾の切断調整が行
われるが、巾がL〜(L−L’)の範囲内であれば、縦
沿え状態において、溝の開口にギャップが残る。従っ
て、この範囲での巾寸法の切断調整を行っても、縦沿え
時の曲げモ−メント反力を充分に小さく抑えることがで
き、被覆材の縦沿え被覆状態の安定性、外観の良好性を
保障できる。
【0014】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の実施例を示す斜視説明図である。図
1において、1は発泡樹脂層、2,…は発泡樹脂層1の
表面に長さ方向に延在させて設けた溝であり、巾方向に
一定の間隔を隔てて設けてある。この発泡樹脂層には、
例えば、肉厚押出発泡板のスライス品または巾方向に繋
ぎ合わせたものを使用できる。3はシ−ト状支持材であ
り、片面全体に粘着型の接着剤4を塗布し、この接着面
に発泡樹脂層1を貼合し、発泡樹脂層1の一端から接合
代30を突出させてある。5は接合代30の接着剤面に
仮着したセパレ−タである。
【0015】上記の全溝の開口巾の合計は、発泡樹脂層
の厚みTに対し、2πTよりもやや大きくしてあり、
(2πT+L’)であるとする。
【0016】上記の溝の断面形状は、被覆材を発泡樹脂
層を内側にして曲げた場合、溝の開口が閉じるときまで
溝内部分が閉じない(溝内面が接触しない)か、または
溝の開口が閉じたときに溝内部が僅かに空いている状態
となるものであればよく、図1に示すように、開口側が
テ−パ状で、奥側が並行直線状のもの(Y字状)の他、
V字状、U字状とすることもできる。
【0017】上記被覆材は、パイプ,柱体の断熱材また
は緩衝材として使用し(例えば、給水パイプの結露防止
または凍結防止、給湯パイプの断熱保温、工事現場での
パイプの衝撃保護等)、必要に応じパイプ等の外径に対
応して発泡樹脂層の巾を発泡樹脂層他端側からの切断に
より調整し、次いで、発泡樹脂層を内側に向けパイプ等
に縦沿えし、発泡樹脂層の両端を突合せ、接合代をセパ
レ−タを剥離のうえ被覆材他端部外面に接着し(接着界
面をアンカ−処理しておくこともできる)、これにて縦
沿え被覆作業を終了する。
【0018】上記において、発泡樹脂層の巾を原寸法の
Lのままにして縦沿え被覆する場合、被覆されるパイプ
等の外径(半径)Rは、R=(L/2π−T)であり、
縦沿えした状態において、発泡樹脂層の全溝の開口に、
寸法L’のギャップが残されている。
【0019】而して、被覆材のパイプ等への縦沿え時、
発泡樹脂層の曲げ変形が主に薄肉の溝底部分で賄われ、
溝間の短冊状部分においては実質上、当該曲げに関与し
ないから、発泡樹脂層の曲げ剛性は溝底部分の断面で定
まってしまい、その断面の厚さが薄いためにその曲げ剛
性を充分に小さくできる。従って、発泡樹脂層の曲げモ
−メント反力が小さく、その曲げモ−メント反力に対抗
して生じる接合代部分の接着界面の剪断剥離力も小さく
なり、その接着界面を安定に保持でき、被覆材の安定な
縦沿え被覆状態を維持できる。
【0020】また、発泡樹脂層の曲げ剛性を充分に小に
できるため、被覆材の接合代による接合箇所と他と部分
との境での曲げ剛性の急峻な変化を排除でき、接合箇所
の曲げ曲率を他の部分の曲げ曲率に充分に接近させ得、
その結果、接合箇所を曲げの突き上げを回避でき、被覆
姿態の外観を全体として良好に保障できる。
【0021】上記被覆材においては、パイプ等の外径が
多少、小さくなっても発泡樹脂層の巾を発泡樹脂層他端
側から切断調整することにより対処できる。
【0022】この場合、発泡樹脂層の巾の減少に応じて
全溝の開口の合計寸法が減少される。その全溝の開口の
合計寸法が2πTとなるときの発泡樹脂層の巾をL0
すれば、被覆されるパイプ等の外径R0は、R0=(L0
/2π−T)であり、縦沿え時での溝の開口がこの調整
巾L0を境にして開・閉の状態となる。従って、原巾寸
法Lと調整巾寸法L0との間の範囲では、縦沿え時、溝
の開口にギャップを残すことができ、前記した発泡樹脂
層の低曲げ剛性による、被覆材の安定な縦沿え被覆状態
の維持並びに被覆姿態の全体として良好な外観保障を充
分に達成できる。
【0023】上記において、発泡樹脂層における原寸法
巾Lでの上記のL’〔(全溝の開口巾の合計)−2π
T〕を大きくすれば、切断調整可能な巾の範囲を広くで
きるが、原寸法巾L近傍の巾で縦沿えするとき、溝に残
るギャップが断熱上、または緩衝上不利となる。従っ
て、L’=0.01L〜0.1Lとすることが適当であ
る。
【0024】上記の発泡樹脂層には、断熱性、衝撃緩衝
性に優れた樹脂発泡体が使用され、ポリオレフィン系樹
脂発泡体を使用することが好ましい。このポリオレフィ
ン系樹脂は、一般にポリオレフィン系に属する重合体樹
脂、共重合体樹脂またはこれらを主成分とする混合樹脂
であり、かつ発泡可能なものであり、例えば、高・中・
低密度ポリエチレン樹脂、低・超低密度直鎖ポリエチレ
ン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−プ
ロピレン共重合体等のエチレン系樹脂または、ポリプロ
ピレン樹脂、プロピレン−エチレン共重合体等のプロピ
レン系樹脂であり、そのまま或は架橋して独立気泡構造
の発泡体に成形できる。
【0025】上記のシ−ト状支持材には、厚さ0.02
mm〜0.2mmの各種の合成樹脂製フィルム、各種繊
維製の布帛物、金属箔、紙等が適宜に使用される。着
色、彩色等の選択で標識性、表示性、美装性等の付加的
効果を奏させることもできる。例えば、光沢性や反射性
が要求される場合にはアルミ箔が、耐候性が要求される
場合には高濃度に着色した塩化ビニルフィルムやポリエ
チレンテレフタレ−トフィルムを使用することができ
る。
【0026】上記接着剤には、発泡樹脂層とシ−ト状支
持材との間、シ−ト状支持材相互間を所望の接着強度で
接着できるものであれば、適宜のものを使用できる。
【0027】上記発泡樹脂層に使用するポリオレフィン
系樹脂発泡体の密度は、衝撃緩衝性、断熱性を大きく左
右するから、その選定は重要であり、7〜70kg/m3
ましくは10〜40kg/m3とすることが適当である。
【0028】発泡樹脂層の巾は、実用的には外径63m
m以上のパイプ等への適用が主体となるので、200m
m以上とされ、量産性等も勘案して1000mm以下と
することが好ましい。
【0029】発泡樹脂層の厚みは、緩衝性、断熱性等の
面からすれば、厚くすることが有利であるが、厚くすれ
ばするほど、全溝の開口巾の合計を大としなれればなら
ず、これに伴い巾Lを広くしなければならないので、巾
Lとの調整も勘案して8mm〜20mmとすることが好
ましい。
【0030】発泡樹脂層の溝間の短冊状部の巾は、余り
広くすると被覆外観の多角形が目につき易く、狭くする
方が溝間の間隔を狭くでき、前記巾の切断調整を細かい
ピッチで行い得るので有利であり、6〜20mm好まし
くは6〜15mmとすることが適当である。
【0031】溝の開口巾は、上記短冊状部の巾に対し相
対的に定まり、2〜8mm好ましくは3〜10mmであ
る。
【0032】溝底部の厚みは、薄くすることが発泡樹脂
層の低曲げ剛性化に有効であるが、余り薄くすると発泡
樹脂層へのシ−ト状支持材の貼合が困難となるので、1
〜3mmとすることが好ましい。従って、溝深さは4〜
29mmとすることが好ましい。
【0033】溝の断面形状が、Y型またはV型の場合、
開角度は10〜30度好ましくは15〜25度とするこ
とが適当である。
【0034】なお、外径75mmのパイプに縦沿せ被覆
される実施例品を示せば、次の通りである。発泡樹脂層
の材質には、密度38kg/m3、25%圧縮強度0.7kg/
cm2のポリエチレン無架橋独立気泡構造の押出発泡板を
使用し、シ−ト状支持材には厚み0.05mmの市販の
危険標識用フィルム(白色に着色したポリエステルフィ
ルムの片面に黄色と黒色の巾約65mmの斜め縞を前面
に印刷)を使用し、接着剤には市販のアクリル系粘着型
接着剤を使用した。発泡樹脂層の巾は330mm,長さ
は1800mm,厚みは15mmであり、溝は断面Y型
であり、開角度約19度,深さ14mm,開口巾3m
m,開口面より約7mm奥方の溝巾1.5mm,溝本数
36本,全溝の開口巾の合計108mmである。シ−ト
状支持体の接合代の巾は約35mmである。
【0035】本発明の長尺被覆材においては、図1にお
ける接合代30を省略し、パイプ等への当該長尺被覆材
の縦沿え合わせ目を粘着テ−プにより接合して使用する
こともできる。また、この接合代を省略した長尺被覆材
においては、発泡樹脂層(長尺体の長さ方向に延在する
溝を巾方向に間隔を隔てて複数本形成し、全溝の開口巾
の合計を発泡樹脂層の厚みTの2π倍よりやや広くして
ある)とシ−ト状支持材とを剥離可能にしておき、パイ
プ等の外径が小となったときに、そのパイプ等の外径に
応じ発泡樹脂層の巾のみを溝箇所での切断により調製
し、その巾調製した発泡樹脂層一端からのシ−ト状支持
体の突出部分を上記の接合代として使用することもでき
る。
【0036】
【発明の効果】本発明の長尺被覆材は上述した通りの構
成であり、発泡樹脂層に高弾性率の独立気泡構造のポリ
オレフィン系樹脂発泡体を使用しても、発泡樹脂層に形
成した溝の開口巾の合計を発泡樹脂層の厚みの2π倍よ
りもやや大きくしてあるから、パイプ等への縦沿え時の
曲げモ−メント反力をよく吸収でき縦沿え接合部の接着
界面に作用する剪断剥離力を充分に小さくでき、長期間
にわたり被覆材の被覆状態を安定に保持できる。
【0037】また、発泡樹脂層の巾の切断調整に対し、
溝の開口巾の合計を発泡樹脂層の厚みのほぼ2π倍に維
持できる調整巾の範囲を充分に広くでき、この広い調整
巾の範囲で、被覆材の被覆状態を安定に保持できる。
【0038】従って、本発明の被覆材によれば、1種類
の被覆材で、外径が比較的広範囲に異なるパイプ等に、
長期にわたって安定な被覆状態で優れた断熱性、緩衝性
等を保障できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視説明図である。
【図2】従来例を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
1 発泡樹脂層 2 溝 3 シ−ト状支持材 30 接合代 4 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀田 進 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 山田 紀之 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発泡樹脂層の片面にシ−ト状支持材を貼合
    せてなる複合体であり、長尺体に発泡樹脂層を内側に向
    け縦沿えして使用する被覆材において、上記発泡樹脂層
    に長尺体の長さ方向に延在する溝を巾方向に間隔を隔て
    て複数本形成し、全溝の開口巾の合計を発泡樹脂層の厚
    みTの2π倍よりやや広くしたことを特徴とする長尺被
    覆材。
  2. 【請求項2】請求項1において、発泡樹脂層が巾(L)
    200mm以上,厚み(T)5〜30mm,密度7〜7
    0kg/m3の独立気泡構造のポリオレフィン系樹脂発泡体
    であり、溝の開口巾が2〜10mm,全溝の開口巾の合
    計が(2πT+0.01L)〜(2πT+0.1L)で
    あり、溝深さが4〜29mmであり、溝間の短冊状部の
    巾が6〜20mmである長尺被覆材。
JP27537392A 1992-09-17 1992-09-17 長尺被覆材 Pending JPH06101798A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004340223A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Mirai Ind Co Ltd 被覆流体管及び被覆流体管装置
JP2005232960A (ja) * 2005-03-07 2005-09-02 Bridgestone Tire Nagano Hanbai Kk 給水・給湯管
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