JPH06101626B2 - 多層配線基板 - Google Patents
多層配線基板Info
- Publication number
- JPH06101626B2 JPH06101626B2 JP1009810A JP981089A JPH06101626B2 JP H06101626 B2 JPH06101626 B2 JP H06101626B2 JP 1009810 A JP1009810 A JP 1009810A JP 981089 A JP981089 A JP 981089A JP H06101626 B2 JPH06101626 B2 JP H06101626B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- wiring board
- multilayer wiring
- electronic component
- bonding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばコンピュータ等の電子機器内で使用す
る多層配線基板に関するものである。
る多層配線基板に関するものである。
近年、多層配線基板に使用する絶縁材料としては、電子
部品の搭載方法や接続方法の多様化に伴い耐熱性,高信
頼性が要求されており、このためポリイミド樹脂が広く
採用されている。
部品の搭載方法や接続方法の多様化に伴い耐熱性,高信
頼性が要求されており、このためポリイミド樹脂が広く
採用されている。
従来、この種の多層配線基板は第3図に示すように構成
されている。これを同図に基づいて説明すると、同図に
おいて、符号1で示すものは基板2上に設けられポリイ
ミド樹脂絶縁膜3および内層配線4からなる配線層、5
はこの配線層1上に設けられ例えば金(Au),銅(Cu)
等からなる多数のボンディングパッド、6はこのボンデ
ィングパッド5に接続され多数のリード7(I/O端子)
を有する例えばLSI等の電子部品である。
されている。これを同図に基づいて説明すると、同図に
おいて、符号1で示すものは基板2上に設けられポリイ
ミド樹脂絶縁膜3および内層配線4からなる配線層、5
はこの配線層1上に設けられ例えば金(Au),銅(Cu)
等からなる多数のボンディングパッド、6はこのボンデ
ィングパッド5に接続され多数のリード7(I/O端子)
を有する例えばLSI等の電子部品である。
また、この種の多層配線基板においては、例えば銅,ニ
ッケル(Ni)および金等の複合膜からなるボンディング
パッドを備えたものも採用されている。
ッケル(Ni)および金等の複合膜からなるボンディング
パッドを備えたものも採用されている。
このように構成された多層配線基板の配線層1上に電子
部品6を搭載するには、各ボンディングパッド5に対応
するリード7を接続することにより行う。
部品6を搭載するには、各ボンディングパッド5に対応
するリード7を接続することにより行う。
一方、配線層1上から電子部品6を取り外すには、ボン
ディングパッド5からリード7を引き離すことにより行
う。
ディングパッド5からリード7を引き離すことにより行
う。
ところで、この種の多層配線基板においては、搭載部品
としての電子部品6に故障が生じると、これを配線層1
から取り外すことになるが、各リード7に対応するボン
ディングパッド5が単数個であるため、部品取り外し時
に作用する引張力によってボンディングパッド5がポリ
イミド樹脂絶縁膜3から剥離したり,あるいは部品再搭
載時に作用する熱応力等によって密着強度が低下したり
して配線層1上に電子部品6を再度取り付けることがで
きなかった。この結果、電子部品6の再搭載時には新規
の多層配線基板が必要になり、コストが嵩むという問題
あった。
としての電子部品6に故障が生じると、これを配線層1
から取り外すことになるが、各リード7に対応するボン
ディングパッド5が単数個であるため、部品取り外し時
に作用する引張力によってボンディングパッド5がポリ
イミド樹脂絶縁膜3から剥離したり,あるいは部品再搭
載時に作用する熱応力等によって密着強度が低下したり
して配線層1上に電子部品6を再度取り付けることがで
きなかった。この結果、電子部品6の再搭載時には新規
の多層配線基板が必要になり、コストが嵩むという問題
あった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、パッ
ド部の個数だけ配線層に対して電子部品を搭載すること
ができ、もってコストの低廉化を図ることができる多層
配線基板を提供するものである。
ド部の個数だけ配線層に対して電子部品を搭載すること
ができ、もってコストの低廉化を図ることができる多層
配線基板を提供するものである。
本発明に係る多層配線基板は、電子部品のリードを接続
するボンディングパッドを、各々が互いにコンタクト用
のヴィアホールによって接続された複数のパッド部と、
これらパッド部のうち相隣る2つのパッド部間に介装さ
れた絶縁膜とからなるボンディングパッド層によって構
成したものである。
するボンディングパッドを、各々が互いにコンタクト用
のヴィアホールによって接続された複数のパッド部と、
これらパッド部のうち相隣る2つのパッド部間に介装さ
れた絶縁膜とからなるボンディングパッド層によって構
成したものである。
本発明においては、配線層上の電子部品を取り外す場合
に一個のパッド部が他のパッドから剥離しても、他のパ
ッド部に電子部品のリードを接続することができる。
に一個のパッド部が他のパッドから剥離しても、他のパ
ッド部に電子部品のリードを接続することができる。
以下、本発明の構成等を図に示す実施例によって詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明に係る多層配線基板を示す断面図で、同
図以下において第3図と同一の部材については同一の符
号を付し、詳細な説明は省略する。同図において、符号
11で示すものは前記リード7に接続するボンディングパ
ッドで、各々が互いにコンタクト用のヴィアホール12に
よって接続された3個のパッド部13と、これらパッド部
13のうち相隣る2つのパッド部13間に介装されたポリイ
ミド樹脂製の絶縁膜14とを有するボンディングパッド層
からなり、前記配線層1上に設けられている。このボン
ディングパッド11のパッド部13は、前記内層配線4に接
続する第1のパッド部13aと、前記リード7に接続する
第2のパッド部13bと、このパッド部13bと前記第1のパ
ッド部13a間に介在する第3のパッド部13cとから構成さ
れている。また、ポリイミド樹脂絶縁膜14は、前記ヴィ
アホール12を各々に有し前記第1のパッド部13a,前記第
3のパッド部13cを各々被覆する第1の絶縁膜14aと第2
の絶縁膜14bから構成されている。
図以下において第3図と同一の部材については同一の符
号を付し、詳細な説明は省略する。同図において、符号
11で示すものは前記リード7に接続するボンディングパ
ッドで、各々が互いにコンタクト用のヴィアホール12に
よって接続された3個のパッド部13と、これらパッド部
13のうち相隣る2つのパッド部13間に介装されたポリイ
ミド樹脂製の絶縁膜14とを有するボンディングパッド層
からなり、前記配線層1上に設けられている。このボン
ディングパッド11のパッド部13は、前記内層配線4に接
続する第1のパッド部13aと、前記リード7に接続する
第2のパッド部13bと、このパッド部13bと前記第1のパ
ッド部13a間に介在する第3のパッド部13cとから構成さ
れている。また、ポリイミド樹脂絶縁膜14は、前記ヴィ
アホール12を各々に有し前記第1のパッド部13a,前記第
3のパッド部13cを各々被覆する第1の絶縁膜14aと第2
の絶縁膜14bから構成されている。
このように構成された多層配線基板の配線層1上に電子
部品6を搭載するには、第2のパッド部13bに各々対応
するリード7を接続することにより行う。
部品6を搭載するには、第2のパッド部13bに各々対応
するリード7を接続することにより行う。
一方、配線層1上から電子部品6を取り外すには、第2
のパッド部13bからリード7を引き離すことにより行
う。この際、第2図に示すように第2のパッド部13bが
第2の絶縁膜14bの一部と共に第1のパッド部13a,第3
のパッド部13cから引張力等によって剥離することがあ
っても、このうち第3のパッド部13cに電子部品6のリ
ード7を接続することができる。
のパッド部13bからリード7を引き離すことにより行
う。この際、第2図に示すように第2のパッド部13bが
第2の絶縁膜14bの一部と共に第1のパッド部13a,第3
のパッド部13cから引張力等によって剥離することがあ
っても、このうち第3のパッド部13cに電子部品6のリ
ード7を接続することができる。
したがって、本発明においては、パッド部13の個数だけ
配線層1上に電子部品6を再搭載することができるか
ら、電子部品6の再搭載時に従来必要とした新規の多層
配線基板が不要になる。
配線層1上に電子部品6を再搭載することができるか
ら、電子部品6の再搭載時に従来必要とした新規の多層
配線基板が不要になる。
なお、本実施例においては、三個のパッド部からなる場
合を示したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば四個,五個,・・・としてもよく、その個数
は適宜変更できることは勿論である。
合を示したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば四個,五個,・・・としてもよく、その個数
は適宜変更できることは勿論である。
以上説明したように本発明によれば、電子部品のリード
を接続するボンディングパッドを、各々が互いにコンタ
クト用のヴィアホールによって接続された複数のパッド
部と、これらパッド部のうち相隣る2つのパッド部間に
介装された絶縁膜とからなるボンディングパッド層によ
って構成したので、配線層上の電子部品を取り外す場合
に一個のパッド部が他のパッドから剥離しても、これら
パッド部に電子部品のリードを接続することができる。
したがって、配線層に対して電子部品を再度取り付ける
ことができるから、電子部品の再搭載時に従来必要とし
た新規の多層配線基板が不要になり、コストの低廉化を
図ることができる。
を接続するボンディングパッドを、各々が互いにコンタ
クト用のヴィアホールによって接続された複数のパッド
部と、これらパッド部のうち相隣る2つのパッド部間に
介装された絶縁膜とからなるボンディングパッド層によ
って構成したので、配線層上の電子部品を取り外す場合
に一個のパッド部が他のパッドから剥離しても、これら
パッド部に電子部品のリードを接続することができる。
したがって、配線層に対して電子部品を再度取り付ける
ことができるから、電子部品の再搭載時に従来必要とし
た新規の多層配線基板が不要になり、コストの低廉化を
図ることができる。
第1図は本発明に係る多層配線基板を示す断面図、第2
図は同じく本発明における多層配線基板上の電子部品を
取り外した状態を示す断面図、第3図は従来の多層配線
基板を示す断面図である。 1……配線層、6……電子部品、7……リード、11……
ボンディングパッド、12……ヴィアホール、13……パッ
ド部、14……絶縁膜。
図は同じく本発明における多層配線基板上の電子部品を
取り外した状態を示す断面図、第3図は従来の多層配線
基板を示す断面図である。 1……配線層、6……電子部品、7……リード、11……
ボンディングパッド、12……ヴィアホール、13……パッ
ド部、14……絶縁膜。
Claims (1)
- 【請求項1】電子部品のリードを接続するボンディング
パッドをその上部に有する配線層を備えた多層配線基板
において、前記ボンディングパッドを、各々が互いにコ
ンタクト用のヴィアホールによって接続された複数のパ
ッド部と、これらパッド部のうち相隣る2つのパッド部
間に介装された絶縁膜とからなるボンディングパッド層
によって構成したことを特徴とする多層配線基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1009810A JPH06101626B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 多層配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1009810A JPH06101626B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 多層配線基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02192197A JPH02192197A (ja) | 1990-07-27 |
JPH06101626B2 true JPH06101626B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=11730526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1009810A Expired - Fee Related JPH06101626B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 多層配線基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06101626B2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-20 JP JP1009810A patent/JPH06101626B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02192197A (ja) | 1990-07-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |