JPH06100Y2 - ストレッチャー - Google Patents

ストレッチャー

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Publication number
JPH06100Y2
JPH06100Y2 JP1990018225U JP1822590U JPH06100Y2 JP H06100 Y2 JPH06100 Y2 JP H06100Y2 JP 1990018225 U JP1990018225 U JP 1990018225U JP 1822590 U JP1822590 U JP 1822590U JP H06100 Y2 JPH06100 Y2 JP H06100Y2
Authority
JP
Japan
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stretcher
frame
pull handle
handle
foot
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990018225U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03111325U (ja
Inventor
周三郎 木村
Original Assignee
池田物産株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 池田物産株式会社 filed Critical 池田物産株式会社
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Publication of JPH03111325U publication Critical patent/JPH03111325U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、怪我人、病人などを、救急車に運び込むスト
レッチャーに関するものである。
《従来の技術》 従来のこの種のストレッチャー45は、第6図に示すよ
うに長方形状の枠状のストレッチャー本体40の前後、
すなわち、頭部側、足側のフレーム部分41,42にハ
ンドル43,44を、その基部で回動可能にして取り付
けていた。そして、足側のハンドル44をプルハンドル
として使用し、このハンドル44を引っ張ることによ
り、ストレッチャー45を移動させていた。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、従来例にあっては、ストレッチャー本体
40に取り付けられたハンドル44は引っ張り用にのみ
用いられるために、ストレッチャー本体40の足側部分
に患者が腰掛けるなどした場合、ストレッチャー45が
バランスを崩し、転倒する危険性があるという問題点が
あった。
本考案は上記の問題点に着目して成されたものであっ
て、その目的とするところは、ストレッチャー本体の足
側部分に患者が腰掛けるなどしてもストレッチャー本体
がバランスを崩すようなことがなく、安全なものになる
ストレッチャーを提供することにある。
《課題を解決するための手段》 本考案は、上記目的を達成するために、左及び右のフレ
ームと頭部側及び足側のメンバーとで形成する平面長方
形の枠状のフレーム体と、該フレーム体の左及び右のフ
レームの前後側にそれぞれ設けたキャスター取付部材を
有してストレッチャー本体を構成し、該ストレッチャー
本体の前記頭部側のメンバー及び足側のメンバーにそれ
ぞれプルハンドルを回動可能に取り付け、このプルハン
ドルのうち足側のプルハンドルをストレッチャー本体に
対し下方向へ垂直にした状態でプルハンドルの回動を固
定するロック機構を設けると共に、前記足側のプルハン
ドルは、下方向へ垂直にした状態で、前記枠状のフレー
ムの地上高さよりやや短い長さを有することを特徴とす
る。
《作用》 かかる構成であるために、ストレッチャーが停止状態で
は、プルハンドルを下方向に垂直方向に位置させると、
プルハンドルがロック機構によって、固定される。この
あために、ストレッチャー本体の足側部分に患者が腰掛
けるなどした場合、プルハンドルが接地して一種の支持
脚になり、ストレッチャーがバランスを崩すようなこと
がなく、安全なものになる。
《実施例》 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第5図に基づいて
説明する。
第1図は本考案に係わるストレッチャーの平面図、第2
図は同側面図である。
この本考案に係わるストレッチャーのストレッチャー本
体36は、パイプを折曲げ成形して成るフレーム1を備
えており、このフレーム1は平面長方形状の枠をなして
いる。このフレーム1の左右のメンバー2,3には下側
フレーム4,5が設けてあり、フレーム1の左、右側に
おいては、メンバー2と下側フレーム4およびメンバー
3と下側フレーム5とに、その前後においてキャスター
取付部材6,7が設けてあり、これらキャスター取付部
材6,7にキャスター8,9が取り付けてある。フレー
ム1の中間部には左右のメンバー2,3に横架された横
メンバー10,11,12が設けてあり、また、下側フ
レーム4,5には横メンバー14が横架してある。
前記フレーム1の前部側、すなわち頭部側にはリクライ
ニング部16が設けてある。このリクライニング部16
は、ハンドル(図示せず)を操作部17に接続して回転
させることによりリクライニングメンバー18を支点
(横メンバー10)を中心にして上下方向に回動させる
ようにしてある。
また、フレーム1の左右のメンバー2,3には、それぞ
れステー19が取り付けてある。
フレーム1の頭部側のメンバー20には一対の取付ブラ
ケット21が固着してあり、これら取付ブラケット21
に、ハンドル22が、その両端部22a,22bを回転
可能に取り付けて設けてある。また、フレーム1の後
側、すなわち足側のメンバー23にはプルハンドル24
と、そのロック機構25とが設けてある。すなわち、プ
ルハンドル24は、フレーム1の地上高さHよりやや短
い長さLを有する平面U字形状のハンドル本体24aを
備えており、このハンドル本体24aの両端部にはブラ
ケット26,27が取り付けてあり、これらブラケット
26,27が前記メンバー23に回転可能に取り付けら
れて、プルハンドル24がフレーム1のメンバー23に
設けてある。
また、ロック機構25は、フレーム1のメンバー23に
下向きに固着されたロックブロック部材28を備えてお
り、このロックブロック部材28は左側のブラケット2
6の内面側に近接しており、ロックブロック部材28の
ブラケット26の内面に対向する外面28aには、上下
方向に沿うロック溝29と傾斜面よりなる案内面30と
が形成してある。そして、前記ブラケット26には左右
方向に貫通するピン孔31が設けてあり、このピン孔3
1の右側にはピン孔31と同心のスプリング収容孔32
が設けてあり、ピン孔31にはロックピン33が挿入し
てあり、このロックピン33の先端部は大径になされて
おり、その段部がばね受34になされていて、このばね
受34に衝接してスプリング収容孔32内にスプリング
35が収容してあり、このスプリング35によって、ロ
ックピン33はロックブロック部材28側に付勢されて
いる。
次に作動を説明する。
第2図に仮想線で示すようにプルハンドル24を、垂直
方向以外の位置に回動させた状態では、ロックピン33
はロックブロック部材28のロック溝29から外れてお
り、プルハンドル24は自由状態にある。この状態で、
プルハンドル24を引っ張ることにより、ストレッチャ
ーを移動させる。
このストレッチャーが停止状態では、プルハンドル24
を第2図に実線で示すように垂直方向に位置させると、
ロックピン33の先部分がロックブロック部材28の案
内面30に摺接して、この案内面30の傾斜勾配により
ロックピン33がスプリング35に抗して後退し、ロッ
クピン33がロック溝29に一致した時点でこのロック
ピン33がスプリング35の付勢力によりロック溝29
に係合して、プルハンドル24がロック機構25によっ
て固定される。このために、プルハンドル24が一種の
支持脚になり、ストレッチャーのフレーム1の足側部分
に患者が腰掛けるなどしてもストレッチャーがバランス
を崩すようなことがなく、安全なものになる。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案は、左及び右のフレームと
頭部側及び足側のメンバーとで形成する平面長方形の枠
状のフレーム体と、該フレーム体の左及び右のフレーム
の前後側にそれぞれ設けたキャスター取付部材を有して
ストレッチャー本体を構成し、該ストレッチャー本体の
前記頭部側のメンバー及び足側のメンバーにそれぞれプ
ルハンドルを回動可能に取り付け、このプルハンドルの
うち足側のプルハンドルをストレッチャー本体に対し下
方向へ垂直にした状態でプルハンドルの回動を固定する
ロック機構を設けると共に、前記足側のプルハンドル
は、下方向へ垂直にした状態で、前記枠状のフレームの
地上高さよりやや短い長さを有して構成したので、スト
レッチャーが停止状態では、脚側のプルハンドルを下方
向に垂直方向に位置させ、ロック機構によって固定す
る。この場合、プルハンドルは、もし脚側のメンバー等
に患者が腰掛けるなどしても、一種の支持脚となって、
ストレッチャーがバランスを崩すようなことがなく、安
全なものになる。
そして、プルハンドルは、枠状のフレームの地上高さよ
りやや短い長さを有するため、患者が腰掛けるなどによ
り、即座に接地して支持脚となって、ストレッチャーの
バランスをとることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わるストレッチャーの平面図、第2
図は同側面図、第3図はプルハンドルのロック機構によ
る固定状態の斜視図、第4図は第3図A−A線に沿う断
面図、第5図はロック機構の分解斜視図、第6図は従来
のストレッチャーの斜視図である。 24…プルハンドル、 25…ロック機構、 36…ストレッチャー本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左及び右のフレームと頭部側及び足側のメ
    ンバーとで形成する平面長方形の枠状のフレーム体と、
    該フレーム体の左及び右のフレームの前後側にそれぞれ
    設けたキャスター取付部材を有してストレッチャー本体
    を構成し、該ストレッチャー本体の前記頭部側のメンバ
    ー及び足側のメンバーにそれぞれプルハンドルを回動可
    能に取り付け、このプルハンドルのうち足側のプルハン
    ドルをストレッチャー本体に対し下方向へ垂直にした状
    態でプルハンドルの回動を固定するロック機構を設ける
    と共に、前記足側のプルハンドルは、下方向へ垂直にし
    た状態で、前記枠状のフレームの地上高さよりやや短い
    長さを有することを特徴とするストレッチャー。
JP1990018225U 1990-02-27 1990-02-27 ストレッチャー Expired - Lifetime JPH06100Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990018225U JPH06100Y2 (ja) 1990-02-27 1990-02-27 ストレッチャー

Applications Claiming Priority (1)

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JP1990018225U JPH06100Y2 (ja) 1990-02-27 1990-02-27 ストレッチャー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03111325U JPH03111325U (ja) 1991-11-14
JPH06100Y2 true JPH06100Y2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=31521387

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990018225U Expired - Lifetime JPH06100Y2 (ja) 1990-02-27 1990-02-27 ストレッチャー

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6160928B2 (ja) * 1980-12-23 1986-12-23 Sekisui House Kk

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6160928U (ja) * 1984-09-20 1986-04-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6160928B2 (ja) * 1980-12-23 1986-12-23 Sekisui House Kk

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JPH03111325U (ja) 1991-11-14

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