JPH0219118Y2 - - Google Patents

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JPH0219118Y2
JPH0219118Y2 JP18577384U JP18577384U JPH0219118Y2 JP H0219118 Y2 JPH0219118 Y2 JP H0219118Y2 JP 18577384 U JP18577384 U JP 18577384U JP 18577384 U JP18577384 U JP 18577384U JP H0219118 Y2 JPH0219118 Y2 JP H0219118Y2
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JP
Japan
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urinal
waist support
handrail
handrail rod
wall
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Expired
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JP18577384U
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JPS61100297U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は杖使用者等の自立が可能な軽度身障者
が小便器を使用する際に用いる小便器用補助具に
関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の小便器用補助具として、例えば
第5図に示す如く壁面Aに小便器Bの左右側方に
夫々位置して金属製の手摺杆1′を前方へ突出す
るように横架し、これら左右手摺杆1′,1′に身
障者の両腕及び両肘或いは両脇を支持することに
より体のバランスを保つて用便し易くしたものが
ある。
しかし、上記手摺杆1′を必要としない一般使
用者にとつては手摺杆1′がかえつて邪魔になつ
て小便器Bを使用し難いという問題があつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案が解決しようとする問題点は、身障者に
とつても一般使用者にとつても小便器を使い易く
することである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するために本考案が講ずる技
術的手段は、壁面に小便器側方に位置して手摺杆
を前方へ突出するように横設し、該手摺杆の前端
に使用者の背中に当接する腰支承部を小便器の前
方で小便器前面と平行に設けると共に、この腰支
承部を壁面に対して上方へ回動可能となるように
取付けたものである。
〈作用〉 本考案は腰支承部を小便器の前方で小便器前面
と平行にした状態で、身障者の背中と腕及び肘或
いは脇を支持し、一般使用者が小便器を使用する
ときには腰支承部を壁面に対して上方へ回動する
ことにより腰支承部が小便器の前方に位置しない
ようにするものである。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例に基づいて説明する。
この実施例は第1図に示すように手摺杆1を平
面L字形状に屈曲形成し、その基端部1aを壁面
Aに回動自在に取付けた場合を示すものである。
手摺杆1は金属等により断面丸型状に形成さ
れ、その基端部1aを壁面Aに小便器B側方に位
置して固定された保持具3に回動自在に嵌入係止
して小便器B側面と略平行で且つ手摺杆1先端部
1bが壁面A前方に突出するように略水平状に横
架すると共に、先端部1bを小便器B側に向けて
直角状に屈曲しその先端には腰支承部2を小便器
B前方に小便器B前面と平行に設ける。
また、手摺杆1の基端部1aと保持具3には互
い係合する凸部4と凹部5を形成して手摺杆1の
回動範囲を規制しており、本実施例においては手
摺杆1の基端部1aに凸部4を、保持具3前端に
凹部5を夫々形成して上記腰支承部2を水平位置
から上方へ少なくとも90度以上回動できるように
なつている。
腰支承部2は木、合成樹脂等で横長な箱型に形
成され、その一側面図面では左側面から内部に上
記手摺杆1の先端を挿入係止することにより、小
便器B側の後面2aと、小便器B前面との間に身
障者Cが余裕をもつて立てる程度の間隔をあけて
略水平状に配備し、身障者Cの使用状態において
身障者Cが後方へ寄り掛かると身障者Cの背中下
部が後面2aに当接して支持できるようになつて
いる。
また、腰支承部2の後面2aには凹み部を形成
したり図面に示す如く上下方向へ湾曲させること
により身障者Cの背中下部と係合し易くすると共
に図示せぬがクツシヨン材や滑り止めを必要に応
じて設けるのも任意である。
更に上記腰支承部2を手摺杆1先端に対して適
宜角度範囲回動可能に取付けることにより該部2
に身障者Cの背中下部が当接した時、その傾斜に
応じて腰支承部2が可動するようにしても良い。
而して斯る小便器用補助具は身障者Cが小便器
Bを使用する場合、腰支承部2を小便器Bの前方
に水平状に位置させた状態で該腰支承部2と小便
器Bとの間に入り第3図及び第4図に示す如くそ
の背中下部を腰支承部2に当接させて支持すると
共に手摺杆1で身障者Cの腕及び肘或いは脇を支
持して体のバランスを保つて用便し易くする。
また一般使用者の場合には手摺杆1を介して腰
支承部2を上方へ回動させ該部2を略鉛直状に立
たせることにより腰支承部2が小便器Bの前方に
位置しないようにしてから小便器Bを使用する。
尚、前示実施例においては、手摺杆1を平面L
字形状に屈曲形成し、その基端部1aを壁面Aに
回動自在に取付けたが、これに限定されず、例え
ば手摺杆1の中途部より腰支承部2側を回動自在
に取付けたり、手摺杆1を直線状に形成してその
前端に直接腰支承部2を回動自在に取付ける等し
ても良い。
〈考案の効果〉 本考案は上記の構成であるから、以下の利点を
有する。
身障者が小便器を使用する場合は、腰支承部
を小便器の前方で小便器前面と平行にすること
により身障者の背中と腕及び肘或いは脇を支持
して用便し易くでき、又一般使用者が小便器を
使用する場合は腰支承部を壁面に対して上方へ
回動することにより腰支承部が小便器の前方に
位置しないようにすれば通常の小便器と同様に
使用でき、従来のもののように一般使用者が小
便器を使用し難いということがない。
従つて、身障者にとつても一般使用者にとつ
ても小便器が使い易く、身障者用の小便器と一
般使用者用の小便器を夫々別個に設ける必要が
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す小便器用補助
具の斜視図、第2図は第1図の−線に沿える
拡大断面図、第3図は身障者の使用状態を示す側
面図、第4図は同正面図、第5図は従来例を示す
斜視図である。 A……壁面、B……小便器、1……手摺杆、2
……腰支承部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面に小便器側方に位置して手摺杆を前方へ突
    出するように横設し、該手摺杆の前端に使用者の
    背中に当接する腰支承部を小便器の前方で小便器
    前面と平行に設けると共に、この腰支承部を壁面
    に対して上方へ回動可能となるように取付けてな
    る小便器用補助具。
JP18577384U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPH0219118Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18577384U JPH0219118Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18577384U JPH0219118Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61100297U JPS61100297U (ja) 1986-06-26
JPH0219118Y2 true JPH0219118Y2 (ja) 1990-05-28

Family

ID=30743235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18577384U Expired JPH0219118Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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JP (1) JPH0219118Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002223990A (ja) * 2001-01-31 2002-08-13 Toto Ltd 小便器用手摺

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002223990A (ja) * 2001-01-31 2002-08-13 Toto Ltd 小便器用手摺

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61100297U (ja) 1986-06-26

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