JPH06100423A - 白髪防止化粧料 - Google Patents
白髪防止化粧料Info
- Publication number
- JPH06100423A JPH06100423A JP4277947A JP27794792A JPH06100423A JP H06100423 A JPH06100423 A JP H06100423A JP 4277947 A JP4277947 A JP 4277947A JP 27794792 A JP27794792 A JP 27794792A JP H06100423 A JPH06100423 A JP H06100423A
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- JP
- Japan
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- gray hair
- hair
- cosmetic
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- gray
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Abstract
(57)【要約】
【目的】頭皮に塗布することにより、白髪防止効果が期
待できる化粧料を開示する。 【構成】そらまめやはっしょうまめ等の豆類を、水性系
溶媒、特に弱酸性水溶液を用いて抽出して得られる抽出
エキスとミノキシジル溶液との混合液を有効成分とする
白髪防止化粧料で、頭皮に塗布することにより、所期の
効果が得られる。
待できる化粧料を開示する。 【構成】そらまめやはっしょうまめ等の豆類を、水性系
溶媒、特に弱酸性水溶液を用いて抽出して得られる抽出
エキスとミノキシジル溶液との混合液を有効成分とする
白髪防止化粧料で、頭皮に塗布することにより、所期の
効果が得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、豆類のエキスとミノキ
シジルとを有効成分とする白髪防止化粧料にかんするも
のであり、特に、そらまめやはっしょうまめのエキスと
ミノキシジル溶液との混合物を有効成分とすることによ
って、更に増強された効果を有する新規白髪止め化粧料
に関するものである。
シジルとを有効成分とする白髪防止化粧料にかんするも
のであり、特に、そらまめやはっしょうまめのエキスと
ミノキシジル溶液との混合物を有効成分とすることによ
って、更に増強された効果を有する新規白髪止め化粧料
に関するものである。
【０００２】
【従来技術】白髪は老化のイメージと結びつき易いが、
近年若年者にも白髪の発生が多くなり、これを気にする
者は、白髪染め等を用いることが多い。しかし、毛髪の
成長に伴って色がまだらになったり、皮膚の発疹を生じ
たり、極端な場合は、血液疾患の引き金になるなどの副
作用に悩まされることがあり、不満足な面がみられた。
本発明者は、ミノキシジルと豆エキスを混合して、毛根
部に塗布することにより、優れた白髪防止効果が得られ
ることを見い出し、本発明を完成したものである。
近年若年者にも白髪の発生が多くなり、これを気にする
者は、白髪染め等を用いることが多い。しかし、毛髪の
成長に伴って色がまだらになったり、皮膚の発疹を生じ
たり、極端な場合は、血液疾患の引き金になるなどの副
作用に悩まされることがあり、不満足な面がみられた。
本発明者は、ミノキシジルと豆エキスを混合して、毛根
部に塗布することにより、優れた白髪防止効果が得られ
ることを見い出し、本発明を完成したものである。
【０００３】
【発明の目的】本発明の目的は、頭皮に塗布することに
より、白髪防止効果が期待できる化粧料を開示すること
を目的とするものである。
より、白髪防止効果が期待できる化粧料を開示すること
を目的とするものである。
【０００４】
【発明の構成】本発明はの要旨は、ヘアローション、シ
ャンプーなど種々の形態をとる白髪防止化粧料におい
て、そらまめ等の抽出エキスとミノキシジル溶液との混
合溶液を有効成分として含有することを特徴とする白髪
止めにある。以下、詳細に説明する。
ャンプーなど種々の形態をとる白髪防止化粧料におい
て、そらまめ等の抽出エキスとミノキシジル溶液との混
合溶液を有効成分として含有することを特徴とする白髪
止めにある。以下、詳細に説明する。
【０００５】本白髪防止化粧料は、主としてヘアローシ
ョンのような製品形態をとることが好ましく、ミノキシ
ジル含有エタノール溶液中へ、そらまめ等から得られる
抽出エキスを混合することにより目的を達成することが
できる。
ョンのような製品形態をとることが好ましく、ミノキシ
ジル含有エタノール溶液中へ、そらまめ等から得られる
抽出エキスを混合することにより目的を達成することが
できる。
【０００６】使用量は、ミノキシジルを１％以上、好ま
しくは、ミノキシジルを３％前後溶存するエタノール溶
液１００gに対して、そらまめ，はっしょうまめ、その
他の豆類の子実皮や莢をブレンドして、細砕或いはホモ
ジナイズ等、豆類の性状に応じて、前処理し、これを適
宜な溶媒を用いて抽出して得られたエキス５０〜１００
gを混合して用いることにより充分に所期の効果が得ら
れる。
しくは、ミノキシジルを３％前後溶存するエタノール溶
液１００gに対して、そらまめ，はっしょうまめ、その
他の豆類の子実皮や莢をブレンドして、細砕或いはホモ
ジナイズ等、豆類の性状に応じて、前処理し、これを適
宜な溶媒を用いて抽出して得られたエキス５０〜１００
gを混合して用いることにより充分に所期の効果が得ら
れる。
【０００７】溶媒としては、水、低級アルコール系溶
媒、水と低級アルコールとの混合溶媒、０.１〜１％程
度の有機酸（例えば、酢酸）の水溶液などの水性系溶媒
が用いられる。特に、そらまめ、はっしょうまめの場合
は、低濃度の有機酸水溶液をもちいることが望ましい。
有機酸水溶液を抽出溶媒として用いた場合は、アンモニ
ア水や炭酸ソーダ水等のアルカリによる中和処理をする
ことが望ましい。抽出液の分離は、吸引濾過、遠心分離
等の常法が用いられる。抽出液をさらに塩析処理して、
不純物を除去して用いることも可能である。以下に本白
髪止めの効果を示す試験例と製造実施例とを掲げる。
媒、水と低級アルコールとの混合溶媒、０.１〜１％程
度の有機酸（例えば、酢酸）の水溶液などの水性系溶媒
が用いられる。特に、そらまめ、はっしょうまめの場合
は、低濃度の有機酸水溶液をもちいることが望ましい。
有機酸水溶液を抽出溶媒として用いた場合は、アンモニ
ア水や炭酸ソーダ水等のアルカリによる中和処理をする
ことが望ましい。抽出液の分離は、吸引濾過、遠心分離
等の常法が用いられる。抽出液をさらに塩析処理して、
不純物を除去して用いることも可能である。以下に本白
髪止めの効果を示す試験例と製造実施例とを掲げる。
【０００８】
【試験例】本願化粧料の白髪止めの効果を検定の為、下
記のような組成の供試液１、２、３、４を調製した。
記のような組成の供試液１、２、３、４を調製した。
【０００９】供試液１: エタノール ５０(重量％) グリセリン ５ 蒸留水 ４５
【００１０】供試液２: エタノール ５０ ミノキシジル １．５ グリセリン ５ 蒸留水 ４３．５
【００１１】供試液３: エタノール ５０ グリセリン ５ そらまめエキス ４５
【００１２】供試液４: エタノール ５０ ミノキシジル １．５ グリセリン ５ そらまめエキス ４３．５
【００１３】上記において、そらまめエキスは、莢や子
実皮をワーキングブレンダーで処理し、０．１％酢酸水
溶液を加えて抽出し、この抽出液に２０％中性酢酸鉛水
溶液を沈澱の生じなくなるまで、やや過剰に加えたの
ち、沈澱を捨て、瀘液に１０％アンモニヤ水を加えてＰ
Ｈ８．０に調整すると生成する黄色沈澱を遠心分離し、
２〜３回水洗したのち、水に懸濁せしめて硫化水素を通
じて硫化鉛を除去した瀘液を、そらまめエキスとして用
いた。
実皮をワーキングブレンダーで処理し、０．１％酢酸水
溶液を加えて抽出し、この抽出液に２０％中性酢酸鉛水
溶液を沈澱の生じなくなるまで、やや過剰に加えたの
ち、沈澱を捨て、瀘液に１０％アンモニヤ水を加えてＰ
Ｈ８．０に調整すると生成する黄色沈澱を遠心分離し、
２〜３回水洗したのち、水に懸濁せしめて硫化水素を通
じて硫化鉛を除去した瀘液を、そらまめエキスとして用
いた。
【００１４】次に、４０才から６０才までの白髪のみえ
はじめた４０人をアトランダムに４群に分け、第１群１
０名は供試液１を、第２群１０名は供試液２を、第３群
１０名は供試液３を、そして第４群１０名には供試液４
を、夫々、１日おきに頭皮に塗布し、塗布開始前及び塗
布開始後６カ月における頭頂部毛髪１０００本あたりの
白髪の本数を数えた結果を表１〜４に示す。
はじめた４０人をアトランダムに４群に分け、第１群１
０名は供試液１を、第２群１０名は供試液２を、第３群
１０名は供試液３を、そして第４群１０名には供試液４
を、夫々、１日おきに頭皮に塗布し、塗布開始前及び塗
布開始後６カ月における頭頂部毛髪１０００本あたりの
白髪の本数を数えた結果を表１〜４に示す。
【００１５】
【表１】 第１群 ──────────────────────────────── パネルＮＯ 塗布開始前 塗布６カ月後 白髪数 白髪数 ──────────────────────────────── １ ２２１ ２６２ ２ １３６ １５１ ３ ５５ ７２ ４ ３１２ ３１６ ５ ６８ ７４ ６ ２６ ４４ ７ １４ ２３ ８ ３３７ ３４８ ９ ５４ ６８ １０ １１５ １５８ ────────────────────────────────
【００１６】
【表２】 第２群 ──────────────────────────────── パネルＮＯ 塗布開始前 塗布６カ月後 白髪数 白髪数 ──────────────────────────────── １１ ９４ ５１ １２ １５８ １２６ １３ １８ １１ １４ ２３８ ２５１ １５ １８６ ２０１ １６ ２１ ９ １７ ８９ ６８ １８ ３０６ ２９８ １９ １７７ １５２ ２０ １０３ ５７ ────────────────────────────────
【００１７】
【表３】 第３群 ──────────────────────────────── パネルＮＯ 塗布開始前 塗布６カ月後 白髪数 白髪数 ２１ １８３ １９１ ２２ １１ ７ ２３ ６２ ３８ ２４ ３５ ２０ ２５ ２８６ ２９２ ２６ １４２ １３０ ２７ １８ ５ ２８ １２９ ７９ ２９ ５ ２ ３０ １５７ １３８ ────────────────────────────────
【００１８】
【表４】 第４群 ──────────────────────────────── パネルＮＯ 塗布開始前 塗布６カ月後 白髪数 白髪数 ──────────────────────────────── ３１ １０８ ３９ ３２ ２１０ １２２ ３３ ６６ ２９ ３４ １５８ １５６ ３５ ２５ １０ ３６ ３４３ ２３８ ３７ １９２ ９６ ３８ ６８ ４２ ３９ ５１ ６３ ４０ ９２ ３８ ───────────────────────────────
【００１９】結果から明らかなように、ミノキシジルに
そらまめエキスを混合した供試液４使用群では、著しい
白髪本数の減少や増加の抑制が見られた。
そらまめエキスを混合した供試液４使用群では、著しい
白髪本数の減少や増加の抑制が見られた。
【００２０】
ヘアローションの製造 エタノール ５０．０(g) ミノキシジル １．６ Ｌーメントール ０．４ トウガラシチンキ １．０ レゾルシン ０．５ グリセリン ５ 香料 １．５ そらまめエキス ４０．０ （尚、そらまめエキスは、前記試験例において、使用し
たものと同一のものである） 上記各成分を混合して、ヘアローションとする。
たものと同一のものである） 上記各成分を混合して、ヘアローションとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ａ６１Ｋ 35/78 Ｊ 7167−4Ｃ //(Ａ６１Ｋ 31/505 35:78） 7167−4Ｃ
Claims (3)
- 【請求項１】 豆類のエキスとミノキシジルを有効成分
として含有する白髪防止化粧料。 - 【請求項２】 豆類が、そらまめ、及び／又は、はっし
ょうまめである請求項１の白髪防止化粧料。 - 【請求項３】そらまめ、及び／又は、はっしょうまめの
弱酸性水溶液を用いて得られる抽出エキスとミノキシジ
ル溶液との混合液を有効成分とする白髪防止化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4277947A JPH06100423A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 白髪防止化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4277947A JPH06100423A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 白髪防止化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06100423A true JPH06100423A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17590495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4277947A Pending JPH06100423A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 白髪防止化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06100423A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002069921A1 (en) * | 2001-03-07 | 2002-09-12 | Unilever Plc | Hair colouring compositions |
| WO2006041204A1 (ja) * | 2004-10-13 | 2006-04-20 | Shiseido Company, Ltd. | 抗白髪剤 |
| US9028889B2 (en) | 2010-07-29 | 2015-05-12 | Isp Investments Inc. | Use of composition comprising a peptidic fava bean extract for the stimulation of hair growth |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP4277947A patent/JPH06100423A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002069921A1 (en) * | 2001-03-07 | 2002-09-12 | Unilever Plc | Hair colouring compositions |
| US6706077B2 (en) | 2001-03-07 | 2004-03-16 | Unilever Home & Personal Care Usa, Division Of Conopco, Inc. | Hair coloring compositions |
| WO2006041204A1 (ja) * | 2004-10-13 | 2006-04-20 | Shiseido Company, Ltd. | 抗白髪剤 |
| US9028889B2 (en) | 2010-07-29 | 2015-05-12 | Isp Investments Inc. | Use of composition comprising a peptidic fava bean extract for the stimulation of hair growth |
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