JPH06100132B2 - エンジンの制御装置 - Google Patents
エンジンの制御装置Info
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- JPH06100132B2 JPH06100132B2 JP1225935A JP22593589A JPH06100132B2 JP H06100132 B2 JPH06100132 B2 JP H06100132B2 JP 1225935 A JP1225935 A JP 1225935A JP 22593589 A JP22593589 A JP 22593589A JP H06100132 B2 JPH06100132 B2 JP H06100132B2
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- Japan
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- air flow
- engine
- intake
- flow meter
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M69/00—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
- F02M69/30—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel characterised by means for facilitating the starting-up or idling of engines or by means for enriching fuel charge, e.g. below operational temperatures or upon high power demand of engines
- F02M69/32—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel characterised by means for facilitating the starting-up or idling of engines or by means for enriching fuel charge, e.g. below operational temperatures or upon high power demand of engines with an air by-pass around the air throttle valve or with an auxiliary air passage, e.g. with a variably controlled valve therein
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/22—Safety or indicating devices for abnormal conditions
- F02D41/222—Safety or indicating devices for abnormal conditions relating to the failure of sensors or parameter detection devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/24—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
- F02D41/26—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor
- F02D41/266—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor the computer being backed-up or assisted by another circuit, e.g. analogue
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D2400/00—Control systems adapted for specific engine types; Special features of engine control systems not otherwise provided for; Power supply, connectors or cabling for engine control systems
- F02D2400/08—Redundant elements, e.g. two sensors for measuring the same parameter
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/18—Circuit arrangements for generating control signals by measuring intake air flow
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、吸気系に設けられたエアフローメータ出力に
基いてエンジン出力が制御されるエンジンの制御装置に
関する。
基いてエンジン出力が制御されるエンジンの制御装置に
関する。
(従来の技術) 近年、自動車用等のエンジンにおいては、燃費性能や排
気性能等を損なわずに出力性能の向上を図るために、エ
アフローメータ等によって計測したエンジンの吸入空気
量に基いて例えば最適な燃料噴射量を設定し、その値と
なるように燃料噴射信号を燃料噴射弁に出力することに
より、エンジン出力を制御することが行われるようにな
っている。この場合、一般には、例えば特開昭63−4544
9号公報に示されているように、1個のエアフローメー
タが設けられるのが通例である。
気性能等を損なわずに出力性能の向上を図るために、エ
アフローメータ等によって計測したエンジンの吸入空気
量に基いて例えば最適な燃料噴射量を設定し、その値と
なるように燃料噴射信号を燃料噴射弁に出力することに
より、エンジン出力を制御することが行われるようにな
っている。この場合、一般には、例えば特開昭63−4544
9号公報に示されているように、1個のエアフローメー
タが設けられるのが通例である。
(発明が解決しようとする課題) ところで、エンジンの大出力化に伴って気筒数が増える
と、高出力時にはそれに対応して多量の空気が要求され
る。その場合に、上記したように1個のエアフローメー
タで対応しようとすれば、高吸入空気量領域から低吸入
空気量領域に至る広範囲の検出バンドが要求され、この
ため検出精度が低下して緻密な制御が行えないという問
題がある。
と、高出力時にはそれに対応して多量の空気が要求され
る。その場合に、上記したように1個のエアフローメー
タで対応しようとすれば、高吸入空気量領域から低吸入
空気量領域に至る広範囲の検出バンドが要求され、この
ため検出精度が低下して緻密な制御が行えないという問
題がある。
このような問題に対しては、例えばエンジンにおける複
数気筒毎に互いに独立した吸気系を備えるとともに、各
吸気系にそれぞれエアフローメータを設けて、これらの
エアフローメータの出力に基いてその吸気系に対応する
気筒グループのエンジン出力の制御を行う一方、いずれ
かのエアフローメータが故障したときには対応する気筒
グループの運転を停止させて、他の正常なエアフローメ
ータの出力に基いて対応する気筒グループのエンジン出
力を制御させようという考え方がある。これによれば、
それぞれのエアフローメータが受け持つ気筒数が少ない
ことから検出精度が確保されて緻密な制御を行うことが
期待される反面、いずれかのエアフローメータが故障し
たときには対応気筒グループの運転が完全に停止するの
で、ポンピングロス等によってエンジン出力が大幅に低
下することになる。
数気筒毎に互いに独立した吸気系を備えるとともに、各
吸気系にそれぞれエアフローメータを設けて、これらの
エアフローメータの出力に基いてその吸気系に対応する
気筒グループのエンジン出力の制御を行う一方、いずれ
かのエアフローメータが故障したときには対応する気筒
グループの運転を停止させて、他の正常なエアフローメ
ータの出力に基いて対応する気筒グループのエンジン出
力を制御させようという考え方がある。これによれば、
それぞれのエアフローメータが受け持つ気筒数が少ない
ことから検出精度が確保されて緻密な制御を行うことが
期待される反面、いずれかのエアフローメータが故障し
たときには対応気筒グループの運転が完全に停止するの
で、ポンピングロス等によってエンジン出力が大幅に低
下することになる。
本発明は、複数気筒毎に互いに独立した複数の吸気系を
備えるとともに、各吸気系にそれぞれエアフローメータ
を設けて、これらのエアフローメータの出力に基いてそ
の吸気系に対応する気筒グループのエンジン出力を制御
するようにしたエンジンにおける上記の問題に鑑みて、
いずれかのエアフローメータが故障してもエンジン出力
を大幅に低下させることのないエンジンの制御装置を実
現することを課題する。
備えるとともに、各吸気系にそれぞれエアフローメータ
を設けて、これらのエアフローメータの出力に基いてそ
の吸気系に対応する気筒グループのエンジン出力を制御
するようにしたエンジンにおける上記の問題に鑑みて、
いずれかのエアフローメータが故障してもエンジン出力
を大幅に低下させることのないエンジンの制御装置を実
現することを課題する。
(課題を解決するための手段) 本発明に係るエンジンの制御装置は、複数気筒毎に互い
に独立した複数の吸気系を備えるとともに、各吸気系に
それぞれエアフローメータを設けて、これらのエアフロ
ーメータの出力に基いてその吸気系に対応する気筒グル
ープのエンジン出力を制御するようにしたエンジンにお
いて、上記各エアフローメータの故障を検出する故障検
出手段と、この故障検出手段によっていずれかのエアフ
ローメータの故障が検出されたときに、他の正常なエア
フローメータの出力に基いて上記故障したエアフローメ
ータに対応する気筒グループのエンジン出力を制御する
制御手段とを有することを特徴とする。
に独立した複数の吸気系を備えるとともに、各吸気系に
それぞれエアフローメータを設けて、これらのエアフロ
ーメータの出力に基いてその吸気系に対応する気筒グル
ープのエンジン出力を制御するようにしたエンジンにお
いて、上記各エアフローメータの故障を検出する故障検
出手段と、この故障検出手段によっていずれかのエアフ
ローメータの故障が検出されたときに、他の正常なエア
フローメータの出力に基いて上記故障したエアフローメ
ータに対応する気筒グループのエンジン出力を制御する
制御手段とを有することを特徴とする。
(作用) 上記の構成によれば、通常時においては、複数気筒毎に
互いに独立した複数の吸気系に対応する気筒グループの
エンジン出力が、各吸気系に設けられたエアフローメー
タの出力に基いてそれぞれ制御されるので、エアフロー
メータの検出バンドが狭くて済み、これにより緻密な制
御が行われることになる。そして、いずれかのエアフロ
ーメータが故障したときには、上記制御手段が、そのエ
アフローメータに対応する気筒グループのエンジン出力
を、他の正常なエアフローメータの出力に基いて制御す
る。これにより、故障したエアフローメータが設けられ
た吸気系に対応する気筒グループもほぼ正常に運転され
て、エンジンの大幅な出力低下が防止されることにな
る。
互いに独立した複数の吸気系に対応する気筒グループの
エンジン出力が、各吸気系に設けられたエアフローメー
タの出力に基いてそれぞれ制御されるので、エアフロー
メータの検出バンドが狭くて済み、これにより緻密な制
御が行われることになる。そして、いずれかのエアフロ
ーメータが故障したときには、上記制御手段が、そのエ
アフローメータに対応する気筒グループのエンジン出力
を、他の正常なエアフローメータの出力に基いて制御す
る。これにより、故障したエアフローメータが設けられ
た吸気系に対応する気筒グループもほぼ正常に運転され
て、エンジンの大幅な出力低下が防止されることにな
る。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例について説明する。
第1図に示すように、エンジン1の本体部分を構成する
シリンダブロック2の上面には、2つのシリンダヘッド
3a,3bが互いに反対方向へ傾斜した状態で取り付けられ
て、これらにより第1、第2バンク11,12が構成されて
いる。そして、これらの第1、第2バンク11,12にはそ
れぞれの複数のシリンダ4…4(各1個のみ図示)が列
状に設けられている。
シリンダブロック2の上面には、2つのシリンダヘッド
3a,3bが互いに反対方向へ傾斜した状態で取り付けられ
て、これらにより第1、第2バンク11,12が構成されて
いる。そして、これらの第1、第2バンク11,12にはそ
れぞれの複数のシリンダ4…4(各1個のみ図示)が列
状に設けられている。
上記第1バンク11におけるシリンダ4には、連接棒5を
介してクランク軸6に連結されたピストンが往復動自在
に挿入されているとともに、エンジン回転数を検出する
エンジン回転数センサ8が上記クランク軸6に臨んで設
置されている。また、この第1バンク11に設けられたウ
ォータージャケット9aには冷却水温を検出する第1水温
センサ10aが設置されている。そして、この第1バンク1
1におけるシリンダヘッド3aの下面が上記ピストン7に
臨んで凹陥されて燃焼室11aが形成されている。
介してクランク軸6に連結されたピストンが往復動自在
に挿入されているとともに、エンジン回転数を検出する
エンジン回転数センサ8が上記クランク軸6に臨んで設
置されている。また、この第1バンク11に設けられたウ
ォータージャケット9aには冷却水温を検出する第1水温
センサ10aが設置されている。そして、この第1バンク1
1におけるシリンダヘッド3aの下面が上記ピストン7に
臨んで凹陥されて燃焼室11aが形成されている。
上記シリンダヘッド3aには、その一方の側面から上記燃
焼室11aに通じる吸気ポート12aと、他方の側面から燃焼
室に通じる排気ポート13aと、これら各ポート12a、13a
の燃焼室11aへの開口部をそれぞれ開閉する吸、排気弁1
4,15とが設けられている。また、シリンダヘッド3aには
点火プラグ16が燃焼室11aに臨んで装着されている。
焼室11aに通じる吸気ポート12aと、他方の側面から燃焼
室に通じる排気ポート13aと、これら各ポート12a、13a
の燃焼室11aへの開口部をそれぞれ開閉する吸、排気弁1
4,15とが設けられている。また、シリンダヘッド3aには
点火プラグ16が燃焼室11aに臨んで装着されている。
そして、エンジン1には上記第1バンク11における吸気
ポート12aに通じる第1吸気通路17が備えられ、この第
1吸気通路17の上流側から第1エアクリーナ18a、第1
吸気温センサ19a、第1エアフローメータ20a、第1スロ
ットルバルブ21aが配設されている。この第1スロット
ルバルブ21aと第1バンク11における吸気ポート12aとの
間にはサージタンク22aが設けられているとともに、こ
のサージタンク22aのさらに下流には上記吸気ポート12a
に対応して燃料噴射弁23が配設されている。また、上記
第1吸気通路17における第1スロットルバルブ21aをバ
イパスして設けられた第1バイパス通路24aには、始動
時ないしアイドル時におけるバイパスエア量を調節する
第1ISC(Idle Speed Control)バルブ25aが配設され
ている。
ポート12aに通じる第1吸気通路17が備えられ、この第
1吸気通路17の上流側から第1エアクリーナ18a、第1
吸気温センサ19a、第1エアフローメータ20a、第1スロ
ットルバルブ21aが配設されている。この第1スロット
ルバルブ21aと第1バンク11における吸気ポート12aとの
間にはサージタンク22aが設けられているとともに、こ
のサージタンク22aのさらに下流には上記吸気ポート12a
に対応して燃料噴射弁23が配設されている。また、上記
第1吸気通路17における第1スロットルバルブ21aをバ
イパスして設けられた第1バイパス通路24aには、始動
時ないしアイドル時におけるバイパスエア量を調節する
第1ISC(Idle Speed Control)バルブ25aが配設され
ている。
また、もう一方の第2バンク12もほぼ同様な構成とされ
ており、この第2バンク12におけるシリンダ4に挿入さ
れたピストン7が連接棒5を介して上記クランク軸6に
連結されているとともに、この第2バンク12に設けられ
たウォータージャケット9bにも冷却水温を検出する第2
水温センサ10bが設置されている。
ており、この第2バンク12におけるシリンダ4に挿入さ
れたピストン7が連接棒5を介して上記クランク軸6に
連結されているとともに、この第2バンク12に設けられ
たウォータージャケット9bにも冷却水温を検出する第2
水温センサ10bが設置されている。
そして、上記ピストン7との間に形成された燃焼室11b
を有するシリンダヘッド3bには、その一方の側面から燃
焼室11bに通じる吸気ポート12bと、他方の側面から燃焼
室11bへ通じる吸気ポート13bと、これら各ポート12b,13
bの燃焼室11bへの開口部をそれぞれ開閉する吸、排気弁
14,15と点火プラグ16とを有する。
を有するシリンダヘッド3bには、その一方の側面から燃
焼室11bに通じる吸気ポート12bと、他方の側面から燃焼
室11bへ通じる吸気ポート13bと、これら各ポート12b,13
bの燃焼室11bへの開口部をそれぞれ開閉する吸、排気弁
14,15と点火プラグ16とを有する。
また、エンジン1には上記第2バンク12における吸気ポ
ート12bに通じる第2吸気通路26が備えられ、この第2
吸気通路26の上流側から第2エアクリーナ18b、第2吸
気温センサ19b、第2エアフローメータ20b、第2スロッ
トルバルブ21bが配設されている。この第2スロットル
バルブ21bと第2バング12における吸気ポート12bとの間
にはサージタンク22bが設けられているとともに、この
サージタンク22bのさらに下流には第2バンク12におけ
る吸気ポート12bに対応して燃料噴射弁23が配設されて
いる。なお、上記第2吸気通路26における第2スロット
ルバルブ21bをバイパスして設けられた第2バイパス通
路24bにも、バイパスエア量を調節する第2ISCバルブ25b
が配設されている。
ート12bに通じる第2吸気通路26が備えられ、この第2
吸気通路26の上流側から第2エアクリーナ18b、第2吸
気温センサ19b、第2エアフローメータ20b、第2スロッ
トルバルブ21bが配設されている。この第2スロットル
バルブ21bと第2バング12における吸気ポート12bとの間
にはサージタンク22bが設けられているとともに、この
サージタンク22bのさらに下流には第2バンク12におけ
る吸気ポート12bに対応して燃料噴射弁23が配設されて
いる。なお、上記第2吸気通路26における第2スロット
ルバルブ21bをバイパスして設けられた第2バイパス通
路24bにも、バイパスエア量を調節する第2ISCバルブ25b
が配設されている。
そして、このエンジン1には、上記燃料噴射弁23,23か
らの燃料噴射量と上記第1、第2バイパスバルブ25a,25
bの作動とを制御するコントロールユニット27が備えら
れている。このコントロールユニット27は、上記第1、
第2スロットルバルブ21a,21bの開度をそれぞれ検出す
るスロットル開度センサ28a,28bからのスロットル開度
信号と、第1、第2エアフローメータ20a,20bからの吸
入空気量信号と、第1、第2吸気温センサ19a,19bから
の吸気温信号と、第1、第2水温センサ10a,10bからの
水温信号と、エンジン回転数センサ8からのエンジン回
転数信号とをそれぞれ入力する。一方、コントロールユ
ニット27からは、上記燃料噴射弁23.23への燃料噴射量
信号と、第1、第2ISCバルブ25a,25bへのバイパスエア
制御信号とが出力されるようになっている。
らの燃料噴射量と上記第1、第2バイパスバルブ25a,25
bの作動とを制御するコントロールユニット27が備えら
れている。このコントロールユニット27は、上記第1、
第2スロットルバルブ21a,21bの開度をそれぞれ検出す
るスロットル開度センサ28a,28bからのスロットル開度
信号と、第1、第2エアフローメータ20a,20bからの吸
入空気量信号と、第1、第2吸気温センサ19a,19bから
の吸気温信号と、第1、第2水温センサ10a,10bからの
水温信号と、エンジン回転数センサ8からのエンジン回
転数信号とをそれぞれ入力する。一方、コントロールユ
ニット27からは、上記燃料噴射弁23.23への燃料噴射量
信号と、第1、第2ISCバルブ25a,25bへのバイパスエア
制御信号とが出力されるようになっている。
ここで、コントロールユニット27によるバイパスエア制
御の概略について説明する。コントロールユニット27は
スロットル開度信号とエンジン回転数信号とに基いてエ
ンジン1の運転状態が所定のアイドルゾーンに属すると
判定したときに所定の基準制御量を設定するとともに、
この値を現実のエンジン回転数の目標回転数に対する回
転偏差をパラメータとするフィードバック補正係数を用
いて補正し、さらに必要な補正を行った上で最終制御量
を設定する。そして、この最終制御量に対応する開度と
なるように、上記第1、第2ISCバルブ25a,25bにバイパ
スエア制御信号をそれぞれ出力する。
御の概略について説明する。コントロールユニット27は
スロットル開度信号とエンジン回転数信号とに基いてエ
ンジン1の運転状態が所定のアイドルゾーンに属すると
判定したときに所定の基準制御量を設定するとともに、
この値を現実のエンジン回転数の目標回転数に対する回
転偏差をパラメータとするフィードバック補正係数を用
いて補正し、さらに必要な補正を行った上で最終制御量
を設定する。そして、この最終制御量に対応する開度と
なるように、上記第1、第2ISCバルブ25a,25bにバイパ
スエア制御信号をそれぞれ出力する。
また、コントロールユニット27は正常時における第1エ
アフローメータ20aによる第1吸入空気量Q1と第2エア
フローメータ20bによる第2吸入空気量Q2との空気量差
△Qを算出するとともに、その際のエンジン回転数Nと
エンジン負荷を代表する基本噴射時間Tpとに応じて上
記空気量差△Qをそれぞれ記憶し、上記エアフローメー
タ20a,20bのいずれかの故障時にその空気量差△Qに基
いて正常なエアフローメータの出力を補正して代替する
ようになっている。そこで、本実施例においては、コン
トロールユニット27には、上記空気量差△Qをエンジン
回転数Nと基本噴射時間Tpとに応じて蓄積する計算用
の第1マップメモリと、このマップメモリにエンジン回
転数Nと基本噴射時間Tpとに応じて所定回数(例えば
5回)蓄積された空気量差△Qに基いて算出した学習空
気量差△QLを同じくエンジン回転数Nと基本噴射時間
Tpとに対応させて記憶する第2マップメモリとが設け
られている。
アフローメータ20aによる第1吸入空気量Q1と第2エア
フローメータ20bによる第2吸入空気量Q2との空気量差
△Qを算出するとともに、その際のエンジン回転数Nと
エンジン負荷を代表する基本噴射時間Tpとに応じて上
記空気量差△Qをそれぞれ記憶し、上記エアフローメー
タ20a,20bのいずれかの故障時にその空気量差△Qに基
いて正常なエアフローメータの出力を補正して代替する
ようになっている。そこで、本実施例においては、コン
トロールユニット27には、上記空気量差△Qをエンジン
回転数Nと基本噴射時間Tpとに応じて蓄積する計算用
の第1マップメモリと、このマップメモリにエンジン回
転数Nと基本噴射時間Tpとに応じて所定回数(例えば
5回)蓄積された空気量差△Qに基いて算出した学習空
気量差△QLを同じくエンジン回転数Nと基本噴射時間
Tpとに対応させて記憶する第2マップメモリとが設け
られている。
以下、第2図のフローチャートを参照して本実施例の作
用を説明する。
用を説明する。
すなわち、コントロールユニット27は、まずステップS
でシステムイニシャライズを行う。この際、第3図
(a)(b)に示すように、上記第1、第2マップメモ
リにおける各エリアij,Bij(i=1〜m;j=1〜4)の
値はそれぞれ0にクリアされる。
でシステムイニシャライズを行う。この際、第3図
(a)(b)に示すように、上記第1、第2マップメモ
リにおける各エリアij,Bij(i=1〜m;j=1〜4)の
値はそれぞれ0にクリアされる。
次いで、コントロールユニット27は、ステップS2で第1
エアフローメータ20aが故障しているか否かを判定し、
故障していないと判定したときには、今度はステップS3
で第2エアフローメータ20bが故障しているか否かを判
定し、故障のないときにはステップS4に進んで第1、第
2エアフローメータ20a,20bによる第1、第2吸入空気
量Q1,Q2とエンジン回転数センサ8によるエンジン回転
数Nとをそれぞれ読み込む。ここで、第1、第2エアフ
ローメータ20a,20bの故障の有無はコントロールユニッ
ト27へ入力される吸入空気量信号に基いて判定され、こ
れらのエアフローメータ20a,20bから異常な信号が入力
されたときに故障と判定される。
エアフローメータ20aが故障しているか否かを判定し、
故障していないと判定したときには、今度はステップS3
で第2エアフローメータ20bが故障しているか否かを判
定し、故障のないときにはステップS4に進んで第1、第
2エアフローメータ20a,20bによる第1、第2吸入空気
量Q1,Q2とエンジン回転数センサ8によるエンジン回転
数Nとをそれぞれ読み込む。ここで、第1、第2エアフ
ローメータ20a,20bの故障の有無はコントロールユニッ
ト27へ入力される吸入空気量信号に基いて判定され、こ
れらのエアフローメータ20a,20bから異常な信号が入力
されたときに故障と判定される。
次いで、コントロールユニット27は、ステップS5,S6で
エンジン回転数Nの回変動量△N(△N=N−N′)を
算出した上で、その回転変動量△Nが所定値(=α)よ
り小さいか否かを判定する。つまり、エンジン回転が安
定しているか否かを判定するのである。そして、回転変
動が少ないときには、ステップS7,S8で第1エアフロー
メータ20aによる第1吸入空気量Q1から第2エアフロー
メータ20bによる第2吸入空気量Q2を減算して空気量差
△Qを求め、そのときのエンジン回転数N及び基本噴射
時間Tpに最も近い第1マップメモリの該当エリアAij
に加算する。この場合、上記空気量差△Qはエンジン回
転数Nと基本噴射時間Tpとに対応して上記エリアAij
へランダムに書き込まれる。
エンジン回転数Nの回変動量△N(△N=N−N′)を
算出した上で、その回転変動量△Nが所定値(=α)よ
り小さいか否かを判定する。つまり、エンジン回転が安
定しているか否かを判定するのである。そして、回転変
動が少ないときには、ステップS7,S8で第1エアフロー
メータ20aによる第1吸入空気量Q1から第2エアフロー
メータ20bによる第2吸入空気量Q2を減算して空気量差
△Qを求め、そのときのエンジン回転数N及び基本噴射
時間Tpに最も近い第1マップメモリの該当エリアAij
に加算する。この場合、上記空気量差△Qはエンジン回
転数Nと基本噴射時間Tpとに対応して上記エリアAij
へランダムに書き込まれる。
コントロールユニット27は、引き続いてステップS9で上
記各エリアAijに対する書込回数をカウントするカウン
タのカウント数nij(i=1〜m;j=1〜4)のいずれ
かが5を超えたか否かを判定し、超えていればステップ
S10で当該カウンタに対応エリアAijに蓄積された空気
量差△Qijを蓄積回数(5)で割って平均空気量差△Q
Aを求めるとともに、ステップS11でこの平均空気量差
△QAと第2マップメモリにおける該当エリアBijから
読み出した前回の学習空気量差△QL′との平均を計算
して今回の学習空気量差△QLを求め、ステップS12で
この学習空気量差△QLを上記第2マップメモリの該当
エリアBijに書き込んで更新する。同時に、コントロー
ルユニット27はステップS13,S14で第1マップメモリに
おける該当エリアAijのデータをクリアし、また対応す
るカウンタのカウント数nijをリセットし、その後ステ
ップS15に進んでエンジン1の運転状態が所定のアイド
ルゾーンに属するか否かを判定する。なお、上記ステッ
プS9においてカウント数nijが5を超えていなければス
テップS16へ移りカウント数nijを1だけカウントアッ
プする。
記各エリアAijに対する書込回数をカウントするカウン
タのカウント数nij(i=1〜m;j=1〜4)のいずれ
かが5を超えたか否かを判定し、超えていればステップ
S10で当該カウンタに対応エリアAijに蓄積された空気
量差△Qijを蓄積回数(5)で割って平均空気量差△Q
Aを求めるとともに、ステップS11でこの平均空気量差
△QAと第2マップメモリにおける該当エリアBijから
読み出した前回の学習空気量差△QL′との平均を計算
して今回の学習空気量差△QLを求め、ステップS12で
この学習空気量差△QLを上記第2マップメモリの該当
エリアBijに書き込んで更新する。同時に、コントロー
ルユニット27はステップS13,S14で第1マップメモリに
おける該当エリアAijのデータをクリアし、また対応す
るカウンタのカウント数nijをリセットし、その後ステ
ップS15に進んでエンジン1の運転状態が所定のアイド
ルゾーンに属するか否かを判定する。なお、上記ステッ
プS9においてカウント数nijが5を超えていなければス
テップS16へ移りカウント数nijを1だけカウントアッ
プする。
コントロールユニット27は、上記ステップS15において
エンジン1の運転状態がアイドルゾーンに属すると判定
したときには、ステップS17で第1、第2バンク11,12に
おけるアイドル吸入空気量Q01,Q02を、今回の第1、第
2吸入空気量Q1,Q2と前回アイドル吸入空気量Q01,′
Q02′との算術平均から求め、その後ステップS18で燃料
噴射制御の学習条件が成立したか否かを判定し、成立し
ていると判定したときにはステップS19で所定の更新時
期に達しているか否かを判定する。なお、上記ステップ
S18において第1、第2水温センサ10a,10bに基づく冷却
水温が80゜C以上で、エンジンの運転状態が所定のアイ
ドルゾーン及びフィードバックゾーンに属するときに学
習条件が成立したと判定される。
エンジン1の運転状態がアイドルゾーンに属すると判定
したときには、ステップS17で第1、第2バンク11,12に
おけるアイドル吸入空気量Q01,Q02を、今回の第1、第
2吸入空気量Q1,Q2と前回アイドル吸入空気量Q01,′
Q02′との算術平均から求め、その後ステップS18で燃料
噴射制御の学習条件が成立したか否かを判定し、成立し
ていると判定したときにはステップS19で所定の更新時
期に達しているか否かを判定する。なお、上記ステップ
S18において第1、第2水温センサ10a,10bに基づく冷却
水温が80゜C以上で、エンジンの運転状態が所定のアイ
ドルゾーン及びフィードバックゾーンに属するときに学
習条件が成立したと判定される。
コントロールユニット27は、上記ステップS19において
更新時期に達したと判定したときには、ステップS20,S
21でアイドル学習補正係数CL01,CL02を、前回アイドル
学習補正係数CL01′,CL02′に平均フィードバック補正
係数<CFB1><CFB2>の半値を加算して求め、この値
に上記第1、第2吸入空気量Q1,Q2に対するアイドル吸
入空気量Q01,Q02の比をそれぞれ積算することにより、
学習補正係数CL1,CL2を最終的に設定する。
更新時期に達したと判定したときには、ステップS20,S
21でアイドル学習補正係数CL01,CL02を、前回アイドル
学習補正係数CL01′,CL02′に平均フィードバック補正
係数<CFB1><CFB2>の半値を加算して求め、この値
に上記第1、第2吸入空気量Q1,Q2に対するアイドル吸
入空気量Q01,Q02の比をそれぞれ積算することにより、
学習補正係数CL1,CL2を最終的に設定する。
なお、上記ステップS15においてエンジン1の運転状態
がアイドルゾーンに属していないと判定されたときに
は、ステップS17の代わりにステップS22が実行され、前
回アイドル吸入空気量Q01′,Q02′が今回のアイドル吸
入空気量Q01,Q02の値として用いられる。また、上記ス
テップS18において学習条件が成立してないとき、また
ステップS19において更新時期に達していないときには
ステップS20の代わりにステップS23が実行されて、前回
アイドル学習補正係数C01′,C02′が今回のアイドル学
習補正係数C01,C02の値として用いられる。
がアイドルゾーンに属していないと判定されたときに
は、ステップS17の代わりにステップS22が実行され、前
回アイドル吸入空気量Q01′,Q02′が今回のアイドル吸
入空気量Q01,Q02の値として用いられる。また、上記ス
テップS18において学習条件が成立してないとき、また
ステップS19において更新時期に達していないときには
ステップS20の代わりにステップS23が実行されて、前回
アイドル学習補正係数C01′,C02′が今回のアイドル学
習補正係数C01,C02の値として用いられる。
そして、コントロールユニット27は、ステップS24で第
1、第2バンク11,12における燃料噴射弁23,23に対する
基本噴射時間Tp1,Tp2をそれぞれ演算するとともに、ス
テップS25で各種信号を読み込んだ後、ステップS26で上
記学習補正係数CL1,CL2以外の総補正係数CTを設定
し、その後ステップS27でこれらに基いて最終噴射時間T
1,T2をそれぞれ決定し、ステップS28でこれらの最終噴
射時間T1,T2で噴射されるように第1、第2バンク11,12
における燃料噴射弁23,23に対して燃料噴射信号をそれ
ぞれ出力する。
1、第2バンク11,12における燃料噴射弁23,23に対する
基本噴射時間Tp1,Tp2をそれぞれ演算するとともに、ス
テップS25で各種信号を読み込んだ後、ステップS26で上
記学習補正係数CL1,CL2以外の総補正係数CTを設定
し、その後ステップS27でこれらに基いて最終噴射時間T
1,T2をそれぞれ決定し、ステップS28でこれらの最終噴
射時間T1,T2で噴射されるように第1、第2バンク11,12
における燃料噴射弁23,23に対して燃料噴射信号をそれ
ぞれ出力する。
このようなループ処理が上記ステップS2,S3において第
1、第2エアフローメータ20a,20bのいずれかの故障が
判定されまで実行されることになる。その時点において
は、第4図に示すように、エンジン回転数Nと基本噴射
時間Tpとに対応する学習空気量差△QLが第2マップ
メモリにおける各エリアBijにそれぞれ記憶されている
ことになる。
1、第2エアフローメータ20a,20bのいずれかの故障が
判定されまで実行されることになる。その時点において
は、第4図に示すように、エンジン回転数Nと基本噴射
時間Tpとに対応する学習空気量差△QLが第2マップ
メモリにおける各エリアBijにそれぞれ記憶されている
ことになる。
そして、コントロールユニット27は、上記ステップS3に
おいて第2エアフローメータ20bが故障したと判定した
ときにはステップS29に移り、まず第1エアフローメー
タ20aによる第1吸入空気量Q1とエンジン回転数センサ
8によるエンジン回転数Nとを読み込み、次いでステッ
プS30でこれらに基いて基本噴射時間Tpを算出した
後、ステップS31で第4図に示す第2マップメモリの該
当エリアBijからこの基本噴射時間Tpとエンジン回転
数Nと対応する学習空気量差△QLを読み出す。そし
て、ステップS32でその学習空気量差△QLを上記第1
吸入空気量Q1から減算し、その値を第2吸入空気量Q2と
する。これにより、第2バンク12における燃料噴射弁23
に対する基本噴射時間Tp2は第1エアフローメータ20a
による第1吸入空気量Q1に基いて設定されることにな
る。
おいて第2エアフローメータ20bが故障したと判定した
ときにはステップS29に移り、まず第1エアフローメー
タ20aによる第1吸入空気量Q1とエンジン回転数センサ
8によるエンジン回転数Nとを読み込み、次いでステッ
プS30でこれらに基いて基本噴射時間Tpを算出した
後、ステップS31で第4図に示す第2マップメモリの該
当エリアBijからこの基本噴射時間Tpとエンジン回転
数Nと対応する学習空気量差△QLを読み出す。そし
て、ステップS32でその学習空気量差△QLを上記第1
吸入空気量Q1から減算し、その値を第2吸入空気量Q2と
する。これにより、第2バンク12における燃料噴射弁23
に対する基本噴射時間Tp2は第1エアフローメータ20a
による第1吸入空気量Q1に基いて設定されることにな
る。
一方、コントロールユニット27は、上記ステップS2にお
いて第1エアフローメータ20aが故障したと判定したと
きに、ステップS33に移って第2エアフローメータ20bの
故障の有無を判定し、故障してないと判定したときに
は、上記と同様にまずステップS34で第2エアフローメ
ータ20bによる第2吸入空気量Q2とエンジン回転数Nと
を読み込み、次いでステップS35でこれらに基いて基本
噴射時間Tpを算出した後、ステップS36で第4図に示
す第2マップメモリの該当エリアBijからこの基本噴射
時間Tpとエンジン回転数Nとに対応する学習空気量差
△QLを読み出す。そして、ステップS37でその学習空
気量差△QLを上記第2吸入空気量Q2に加算し、その値
を第1吸入空気量Q1とする。これにより、第1バンク11
における燃料噴射弁23に対する基本噴射時間Tp1は第2
エアフローメータ20bによる第1吸入空気量Q2に基いて
設定されることになる。
いて第1エアフローメータ20aが故障したと判定したと
きに、ステップS33に移って第2エアフローメータ20bの
故障の有無を判定し、故障してないと判定したときに
は、上記と同様にまずステップS34で第2エアフローメ
ータ20bによる第2吸入空気量Q2とエンジン回転数Nと
を読み込み、次いでステップS35でこれらに基いて基本
噴射時間Tpを算出した後、ステップS36で第4図に示
す第2マップメモリの該当エリアBijからこの基本噴射
時間Tpとエンジン回転数Nとに対応する学習空気量差
△QLを読み出す。そして、ステップS37でその学習空
気量差△QLを上記第2吸入空気量Q2に加算し、その値
を第1吸入空気量Q1とする。これにより、第1バンク11
における燃料噴射弁23に対する基本噴射時間Tp1は第2
エアフローメータ20bによる第1吸入空気量Q2に基いて
設定されることになる。
そして、上記ステップS33で第2エアフローメータ20bも
故障してと判定されたときには、ステップS38で所定の
バックアップ噴射時間TB1,TB2を用いて最終噴射時間
T1,T2がそれぞれ設定される。
故障してと判定されたときには、ステップS38で所定の
バックアップ噴射時間TB1,TB2を用いて最終噴射時間
T1,T2がそれぞれ設定される。
なお、エアフローメータの出力に基いて点火時期が制御
されるようなエンジンにおいては、当該エンジンにおけ
る互いに独立した各吸気系に設けたエアフローメータの
いずれかが故障したときに、正常なエアフローメータの
出力に基いて故障したエアフローメータに対応する気筒
グループの点火時期を制御するようにしてもよい。
されるようなエンジンにおいては、当該エンジンにおけ
る互いに独立した各吸気系に設けたエアフローメータの
いずれかが故障したときに、正常なエアフローメータの
出力に基いて故障したエアフローメータに対応する気筒
グループの点火時期を制御するようにしてもよい。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、複数気筒毎に互いに独立
した複数の吸気系に対応する気筒グループのエンジン出
力が、各吸気系に設けられたエアフローメータの出力に
基いてそれぞれ制御されるので、エアフローメータの検
出バンドが狭くて済み、これにより緻密な制御が行われ
ることになるとともに、いずれかのエアフローメータが
故障したときには、そのエアフローメータに対応する気
筒グループのエンジン出力が、他の正常なエアフローメ
ータの出力に基いて制御されるので、故障したエアフロ
ーメータが設けられた吸気系に対応する気筒グループも
ほぼ正常に運転されて、エンジンの大幅な出力低下が防
止されるという効果が得られることになる。
した複数の吸気系に対応する気筒グループのエンジン出
力が、各吸気系に設けられたエアフローメータの出力に
基いてそれぞれ制御されるので、エアフローメータの検
出バンドが狭くて済み、これにより緻密な制御が行われ
ることになるとともに、いずれかのエアフローメータが
故障したときには、そのエアフローメータに対応する気
筒グループのエンジン出力が、他の正常なエアフローメ
ータの出力に基いて制御されるので、故障したエアフロ
ーメータが設けられた吸気系に対応する気筒グループも
ほぼ正常に運転されて、エンジンの大幅な出力低下が防
止されるという効果が得られることになる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明に
係るエンジンの吸気系及び制御システムを示すシステム
図、第2図は本実施例における制御を示すフローチャー
ト図、第3図はコントロールユニットの第1、第2マッ
プメモリを初期化した状態を示す説明図、第4図は第2
マップメモリに学習された状態を示す説明図である。 1……エンジン、20a,20b……エアフローメータ、27…
…故障検出手段、制御手段(コントロールユニット)。
係るエンジンの吸気系及び制御システムを示すシステム
図、第2図は本実施例における制御を示すフローチャー
ト図、第3図はコントロールユニットの第1、第2マッ
プメモリを初期化した状態を示す説明図、第4図は第2
マップメモリに学習された状態を示す説明図である。 1……エンジン、20a,20b……エアフローメータ、27…
…故障検出手段、制御手段(コントロールユニット)。
Claims (1)
- 【請求項1】複数気筒毎に互いに独立した複数の吸気系
を備え、かつ各吸気系にそれぞれエアフローメータを設
けて、これらのエアフローメータの出力に基いてその吸
気系に対応する気筒グループのエンジン出力をそれぞれ
制御するようにしたエンジンの制御装置であって、上記
各エアフローメータの故障を検出する故障検出手段と、
この故障検出手段によっていずれかのエアフローメータ
の故障が検出されたときに、他の正常なエアフローメー
タの出力に基いて上記故障したエアフローメータに対応
する気筒グループのエンジン出力を制御する制御手段と
が備えられていることを特徴とするエンジンの制御装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1225935A JPH06100132B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | エンジンの制御装置 |
US07/574,683 US5048491A (en) | 1989-08-30 | 1990-08-30 | Automobile engine control apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1225935A JPH06100132B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | エンジンの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0388943A JPH0388943A (ja) | 1991-04-15 |
JPH06100132B2 true JPH06100132B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=16837203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1225935A Expired - Fee Related JPH06100132B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | エンジンの制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5048491A (ja) |
JP (1) | JPH06100132B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4004083A1 (de) * | 1990-02-10 | 1991-08-14 | Bosch Gmbh Robert | System zur steuerung und/oder regelung einer brennkraftmaschine |
JP2947420B2 (ja) * | 1990-09-25 | 1999-09-13 | ヤマハ発動機株式会社 | 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置 |
JPH04262031A (ja) * | 1991-01-22 | 1992-09-17 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関の燃料制御装置 |
JPH09268936A (ja) * | 1996-04-01 | 1997-10-14 | Toyota Motor Corp | 空冷式多気筒内燃機関 |
US6584392B1 (en) | 2000-06-20 | 2003-06-24 | Ford Global Technologies, Inc. | Powertrain output monitor |
JP4375117B2 (ja) * | 2004-05-25 | 2009-12-02 | トヨタ自動車株式会社 | 目詰まり検出装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61212653A (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-20 | Honda Motor Co Ltd | 内燃エンジンの電子制御装置 |
JPS6226339A (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-04 | Toyota Motor Corp | デイ−ゼルエンジンの燃料噴射量補正方法 |
JP2583893B2 (ja) * | 1987-06-05 | 1997-02-19 | 富士重工業株式会社 | エンジンの空燃比学習制御装置 |
JPH01219328A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-09-01 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関の空燃比制御装置 |
-
1989
- 1989-08-30 JP JP1225935A patent/JPH06100132B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-08-30 US US07/574,683 patent/US5048491A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0388943A (ja) | 1991-04-15 |
US5048491A (en) | 1991-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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