JPH0599570A - 溶融金属用温度管理及び冶金的処理炉 - Google Patents
溶融金属用温度管理及び冶金的処理炉Info
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- JPH0599570A JPH0599570A JP3171203A JP17120391A JPH0599570A JP H0599570 A JPH0599570 A JP H0599570A JP 3171203 A JP3171203 A JP 3171203A JP 17120391 A JP17120391 A JP 17120391A JP H0599570 A JPH0599570 A JP H0599570A
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- JP
- Japan
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- molten metal
- enclosure
- temperature control
- duct
- processing furnace
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27D—DETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
- F27D27/00—Stirring devices for molten material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D1/00—Treatment of fused masses in the ladle or the supply runners before casting
- B22D1/002—Treatment with gases
- B22D1/005—Injection assemblies therefor
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/005—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like with heating or cooling means
- B22D41/01—Heating means
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C1/00—Refining of pig-iron; Cast iron
- C21C1/06—Constructional features of mixers for pig-iron
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27B—FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
- F27B3/00—Hearth-type furnaces, e.g. of reverberatory type; Tank furnaces
- F27B3/04—Hearth-type furnaces, e.g. of reverberatory type; Tank furnaces of multiple-hearth type; of multiple-chamber type; Combinations of hearth-type furnaces
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- F27B3/00—Hearth-type furnaces, e.g. of reverberatory type; Tank furnaces
- F27B3/06—Hearth-type furnaces, e.g. of reverberatory type; Tank furnaces with movable working chambers or hearths, e.g. tiltable, oscillating or describing a composed movement
- F27B3/065—Hearth-type furnaces, e.g. of reverberatory type; Tank furnaces with movable working chambers or hearths, e.g. tiltable, oscillating or describing a composed movement tiltable
-
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- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27D—DETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
- F27D3/00—Charging; Discharging; Manipulation of charge
- F27D3/16—Introducing a fluid jet or current into the charge
- F27D2003/161—Introducing a fluid jet or current into the charge through a porous element
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27D—DETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
- F27D99/00—Subject matter not provided for in other groups of this subclass
- F27D99/0001—Heating elements or systems
- F27D99/0033—Heating elements or systems using burners
- F27D2099/004—Heating elements or systems using burners directed upon the charge, e.g. vertically
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- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
- Furnace Details (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】酸素又は空気富化可燃料バーナーと中性攪拌ガ
スの噴射用容器底部多孔質プラグを具備する溶融金属用
密閉容器からなる型式の液状金属温度保持及び冶金的処
置用炉を提供する。 【構成】酸素可燃性又は空気富化可燃性タイプのバーナ
ー１７、攪拌用中性ガス噴射用の該容器１の底部におけ
る少なくとも１個の多孔質プラグ１４，１５及び冶金的
処理製品の導入５及び／又は排出用の開口手段とを備え
た溶融金属用密閉型容器１であり、該容器１は絶縁した
包囲体２からなり、該包囲体２は軸Ｘ―Ｙを取り巻いて
揺動可能であり、２個の垂直に配置したダクトの一方５
は該包囲体２の円天井に近い煙突状開口で溶融金属を導
入するために役立ち、他方のダクトは該包囲体２の底部
レベルの通路開口であり、その上部開口は前記包囲体２
の揺動位置における溶融金属の排出位置であり、前記酸
素バーナー１７が該包囲体の円天井に配設してある。
スの噴射用容器底部多孔質プラグを具備する溶融金属用
密閉容器からなる型式の液状金属温度保持及び冶金的処
置用炉を提供する。 【構成】酸素可燃性又は空気富化可燃性タイプのバーナ
ー１７、攪拌用中性ガス噴射用の該容器１の底部におけ
る少なくとも１個の多孔質プラグ１４，１５及び冶金的
処理製品の導入５及び／又は排出用の開口手段とを備え
た溶融金属用密閉型容器１であり、該容器１は絶縁した
包囲体２からなり、該包囲体２は軸Ｘ―Ｙを取り巻いて
揺動可能であり、２個の垂直に配置したダクトの一方５
は該包囲体２の円天井に近い煙突状開口で溶融金属を導
入するために役立ち、他方のダクトは該包囲体２の底部
レベルの通路開口であり、その上部開口は前記包囲体２
の揺動位置における溶融金属の排出位置であり、前記酸
素バーナー１７が該包囲体の円天井に配設してある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は溶融金属用の温度管理及
び冶金的処理炉に関する。
び冶金的処理炉に関する。
【０００２】
【従来の技術】溶融金属の貯蔵及び温度管理の問題は多
くの冶金工場及び最近組織化された中程度の鋳物工場で
起きている。
くの冶金工場及び最近組織化された中程度の鋳物工場で
起きている。
【０００３】この目的のために耐火物を内張した取鍋形
で、製煉装置からの出口で溶融金属を貯蔵して空気燃焼
性バーナーを備えたミキサーを用い、爾后の使用前に温
度の低下を制限する試みが提案されている。これらの限
定した効率のために、最近のすべての装置は最も重要な
ものには通路を有する中程度の容量の炉床型の誘導炉に
置き換えられているが、鋳鉄の精煉ではこの誘導炉の投
資及び操業コストが極めて重要である。製鋼ではこの問
題は電弧により加熱される取鍋炉の開発によって解決さ
れている。
で、製煉装置からの出口で溶融金属を貯蔵して空気燃焼
性バーナーを備えたミキサーを用い、爾后の使用前に温
度の低下を制限する試みが提案されている。これらの限
定した効率のために、最近のすべての装置は最も重要な
ものには通路を有する中程度の容量の炉床型の誘導炉に
置き換えられているが、鋳鉄の精煉ではこの誘導炉の投
資及び操業コストが極めて重要である。製鋼ではこの問
題は電弧により加熱される取鍋炉の開発によって解決さ
れている。
【０００４】しかしながら、燃料として酸素を用いる２
種の変形が試みられた：これらの変形の１つでは、アル
ミニウム発熱操作を直接取鍋内で実施しかつ金属にアル
ミニウムを添加することからなり、ついで均質化のため
に酸素噴射で攪拌しかつアルゴンで溶融金属を傾瀉す
る。この方法は工業的ベースで用いても金属を昇熱しう
るが、冶金的処理は実施し得ない。
種の変形が試みられた：これらの変形の１つでは、アル
ミニウム発熱操作を直接取鍋内で実施しかつ金属にアル
ミニウムを添加することからなり、ついで均質化のため
に酸素噴射で攪拌しかつアルゴンで溶融金属を傾瀉す
る。この方法は工業的ベースで用いても金属を昇熱しう
るが、冶金的処理は実施し得ない。
【０００５】他の変形では、炉設備が商業的冶金用取鍋
とし、この取鍋は取鍋の蓋を横切って設けた酸素燃焼バ
ーナーと底部多孔質プラグを備えており、この方法で秀
れた熱伝導がすべて得られる。しかしながら、この設計
は極めて初歩的であり、かつまた冶金的処理に使用し得
ない。
とし、この取鍋は取鍋の蓋を横切って設けた酸素燃焼バ
ーナーと底部多孔質プラグを備えており、この方法で秀
れた熱伝導がすべて得られる。しかしながら、この設計
は極めて初歩的であり、かつまた冶金的処理に使用し得
ない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、酸素又
は空気富化（Ｏｘｙｇｅｎ ｏｒ ａｉｒ ｅｎｒｉｃ
ｈｅｄ）燃料バーナーと中性攪拌ガスの噴射用容器底部
多孔質プラグを具備する溶融金属用密閉容器からなる型
式の液状金属用温度保持及び冶金的処理用炉を提供する
ものであり、冶金的処理製品の導入及び／又は取り出し
のための前記容器の開放手段は温度低下を制限するのみ
でなく溶融金属の若干の昇温かつ付加的処理をも可能と
し、金属の貯留及び昇温時の添加においては溶融金属の
化学的組成の調節又は改変を可能でありかつ例えばスラ
グのような他の成分類と反応させることも可能であり、
本発明のこれらの目的は垂直部分からなる２個のダクト
を有する、支持軸を枢軸として限定的に揺動するように
取り付けられた絶縁した包囲体状のコンテナーを設計す
ることに達成され、前記２個のダクトの１つは該包囲体
の円天井近くに該包囲体中に煙突状開口の形でかつ溶融
金属及び冶金的処理製品の導入に用いられ、他のダクト
は該包囲体の底部レベルにおけるシュート状開口であっ
て、この上部開口は前記包囲体の揺動位置において取り
出す（排出）溶融金属のために低い位置とされ、酸素燃
焼性バーナーが該包囲体円天井に取り付けてある。
は空気富化（Ｏｘｙｇｅｎ ｏｒ ａｉｒ ｅｎｒｉｃ
ｈｅｄ）燃料バーナーと中性攪拌ガスの噴射用容器底部
多孔質プラグを具備する溶融金属用密閉容器からなる型
式の液状金属用温度保持及び冶金的処理用炉を提供する
ものであり、冶金的処理製品の導入及び／又は取り出し
のための前記容器の開放手段は温度低下を制限するのみ
でなく溶融金属の若干の昇温かつ付加的処理をも可能と
し、金属の貯留及び昇温時の添加においては溶融金属の
化学的組成の調節又は改変を可能でありかつ例えばスラ
グのような他の成分類と反応させることも可能であり、
本発明のこれらの目的は垂直部分からなる２個のダクト
を有する、支持軸を枢軸として限定的に揺動するように
取り付けられた絶縁した包囲体状のコンテナーを設計す
ることに達成され、前記２個のダクトの１つは該包囲体
の円天井近くに該包囲体中に煙突状開口の形でかつ溶融
金属及び冶金的処理製品の導入に用いられ、他のダクト
は該包囲体の底部レベルにおけるシュート状開口であっ
て、この上部開口は前記包囲体の揺動位置において取り
出す（排出）溶融金属のために低い位置とされ、酸素燃
焼性バーナーが該包囲体円天井に取り付けてある。
【０００７】この方式における、該包囲体は殆んど完全
に密封されており、操作を単純化しかつ重大な熱損失を
防止し、同時に反応剤の導入のような冶金的処理操作を
可能とする。底部を通して吹き込まれるアルゴン又は窒
素のような中性ガスは熱的及び冶金的均質化を可能とす
る。
に密封されており、操作を単純化しかつ重大な熱損失を
防止し、同時に反応剤の導入のような冶金的処理操作を
可能とする。底部を通して吹き込まれるアルゴン又は窒
素のような中性ガスは熱的及び冶金的均質化を可能とす
る。
【０００８】次のような可能性の何れか１つも有効に用
いることができる： −横方向の検査ドアを高い位置に配設してもよく、添加
及び浮上するスラグの取り出し等のすべてが容易に実施
しうる； −導入ダクトを該包囲体の一方端部に取り付け、同時に
溶融金属用の取り出しダクトを該包囲体の対向端部に配
設する； −円天井バーナーが取り出しダクトと別に配置してあ
り、該バーナーは凝固による閉塞の危険がある場合、側
面に最高の熱エネルギーを付与することを可能とする； −導入ダクト側に位置している包囲体端部から排出ダク
ト側に位置している該包囲体端部に配設された多数の多
孔質プラグを具備している； −検査ドアを該バーナーと導入ダクト間に位置している
ことが好ましい； −揺動軸が導入ダクトに近い端部から排出ダクトに近い
端部に延在していること； −該包囲体が水平方向に配設した長軸を有する円筒状に
造られており、この場合、円筒状である該包囲体が該円
筒の水平軸を取巻いて揺動可能に配設してあることが好
ましい； −多孔質プラグが検査ドアに対して対向する方向に、垂
直に対して傾斜してあり、該多孔質プラグは炉が回動し
た時にスラグ化を助長しかつ熱伝導を改良する； −多孔質プラグの１個が排出ダクトの出口端部のレベル
に配設してあること； −前記円筒体の長さとその直径との比率が１．３〜１．
９、好ましくは１．６の値であること；本発明の一具体
例を添付図面に基いて詳述する。
いることができる： −横方向の検査ドアを高い位置に配設してもよく、添加
及び浮上するスラグの取り出し等のすべてが容易に実施
しうる； −導入ダクトを該包囲体の一方端部に取り付け、同時に
溶融金属用の取り出しダクトを該包囲体の対向端部に配
設する； −円天井バーナーが取り出しダクトと別に配置してあ
り、該バーナーは凝固による閉塞の危険がある場合、側
面に最高の熱エネルギーを付与することを可能とする； −導入ダクト側に位置している包囲体端部から排出ダク
ト側に位置している該包囲体端部に配設された多数の多
孔質プラグを具備している； −検査ドアを該バーナーと導入ダクト間に位置している
ことが好ましい； −揺動軸が導入ダクトに近い端部から排出ダクトに近い
端部に延在していること； −該包囲体が水平方向に配設した長軸を有する円筒状に
造られており、この場合、円筒状である該包囲体が該円
筒の水平軸を取巻いて揺動可能に配設してあることが好
ましい； −多孔質プラグが検査ドアに対して対向する方向に、垂
直に対して傾斜してあり、該多孔質プラグは炉が回動し
た時にスラグ化を助長しかつ熱伝導を改良する； −多孔質プラグの１個が排出ダクトの出口端部のレベル
に配設してあること； −前記円筒体の長さとその直径との比率が１．３〜１．
９、好ましくは１．６の値であること；本発明の一具体
例を添付図面に基いて詳述する。
【０００９】図１及び図２には、耐火物製で付属設備を
有する円筒体（２）と２個の側壁（３）及び（４）を有
する円筒状容器（１）が図示してある。この円筒状容器
はその軸長Ｌと直径Ｄの間の比が１．４〜１．８で、
１．６の値が好ましく、一方では側壁を通るロスで制限
し、他方では溶融金属の高さの変動を最少とする。
有する円筒体（２）と２個の側壁（３）及び（４）を有
する円筒状容器（１）が図示してある。この円筒状容器
はその軸長Ｌと直径Ｄの間の比が１．４〜１．８で、
１．６の値が好ましく、一方では側壁を通るロスで制限
し、他方では溶融金属の高さの変動を最少とする。
【００１０】この円筒状容器（１）は該円筒の軸である
水平揺動軸ＸＹ上に配設してある。該円筒状容器（１）
の一方の軸端には溶融金属導入用ダクト（５）を具備
し、このダクトは側壁（３）を通して煙突状に延在しか
つ該容器の上部レベルに開口（６）がある。第２ダクト
（７）が該容器（１）の内壁に（８）で接線方向に開口
する耐火物材料の横方向延長部によって側壁（４）の近
くに形成されており、かつ作動位置（図２図示の位置）
では、溶融金属の最高レベル（Ｎ１）より高いレベルに
開口（９）を開口している。容器側壁（３）及び（４）
間には検査用ドアと図２に示す如く浮上され得るスラグ
（１１）除去用ともなるダクトを備えている。
水平揺動軸ＸＹ上に配設してある。該円筒状容器（１）
の一方の軸端には溶融金属導入用ダクト（５）を具備
し、このダクトは側壁（３）を通して煙突状に延在しか
つ該容器の上部レベルに開口（６）がある。第２ダクト
（７）が該容器（１）の内壁に（８）で接線方向に開口
する耐火物材料の横方向延長部によって側壁（４）の近
くに形成されており、かつ作動位置（図２図示の位置）
では、溶融金属の最高レベル（Ｎ１）より高いレベルに
開口（９）を開口している。容器側壁（３）及び（４）
間には検査用ドアと図２に示す如く浮上され得るスラグ
（１１）除去用ともなるダクトを備えている。
【００１１】少なくとも２個の多孔質プラグ（１４）及
び（１５）を包囲体（２）の円筒壁を通して下部に具備
しており、アルゴンのような攪拌用ガスの噴出用とし
て、一方のプラグ（１４）は側壁（３）により近く、他
方のプラグ（１５）は側壁（４）に近づけてあり、これ
ら多孔質プラグ（１４）及び（１５）は、垂直に対して
角度ａ傾斜してあり、排出ダクト（７）の開口（８）に
揃えてある。従って、この開口（８）のレベルにおいて
強力な攪拌を発生し、一方では凝固のリスクを防ぎ、他
方では気泡（１６）によってスラグを容易に除去しう
る、検査ドア（１２）に向う浮上スラグ（１１）の空圧
的推進を確実とする。
び（１５）を包囲体（２）の円筒壁を通して下部に具備
しており、アルゴンのような攪拌用ガスの噴出用とし
て、一方のプラグ（１４）は側壁（３）により近く、他
方のプラグ（１５）は側壁（４）に近づけてあり、これ
ら多孔質プラグ（１４）及び（１５）は、垂直に対して
角度ａ傾斜してあり、排出ダクト（７）の開口（８）に
揃えてある。従って、この開口（８）のレベルにおいて
強力な攪拌を発生し、一方では凝固のリスクを防ぎ、他
方では気泡（１６）によってスラグを容易に除去しう
る、検査ドア（１２）に向う浮上スラグ（１１）の空圧
的推進を確実とする。
【００１２】垂直に調節可能の酸素燃焼（ｏｘｙｇｅｎ
−ｃｏｍｂｕｓｔｉｂｌｅ）バーナ（１７）が前記容器
（１）の円筒壁（２）の上部位置又は円天井に配設して
あり、該ダクト（７）に実質的に垂直状の側壁（３）よ
り側壁（４）により近く縦に配設してあり、それによっ
て溶融金属の排出側において好適な加熱を確保し、かつ
また煙突状ダクト（５）を通して逸出する前の熱ガスの
滞留時間を増加し、金属マスへの熱伝導を改良する。処
理に当りダクト（５）に導入された金属は出口開口
（８）に向けて長く矢印ｆ（図１）の方向に流れ、同時
に多孔質プラグ（１４）及び（１５）により溶融金属中
に吹き込まれた中性ガスにより攪拌されることが理解さ
れる。
−ｃｏｍｂｕｓｔｉｂｌｅ）バーナ（１７）が前記容器
（１）の円筒壁（２）の上部位置又は円天井に配設して
あり、該ダクト（７）に実質的に垂直状の側壁（３）よ
り側壁（４）により近く縦に配設してあり、それによっ
て溶融金属の排出側において好適な加熱を確保し、かつ
また煙突状ダクト（５）を通して逸出する前の熱ガスの
滞留時間を増加し、金属マスへの熱伝導を改良する。処
理に当りダクト（５）に導入された金属は出口開口
（８）に向けて長く矢印ｆ（図１）の方向に流れ、同時
に多孔質プラグ（１４）及び（１５）により溶融金属中
に吹き込まれた中性ガスにより攪拌されることが理解さ
れる。
【００１３】保持期間又は処理の終期に、該容器は矢印
ｆ’の如く揺動され、下方部分の排出ダクト（７）に溶
融金属を移行させる。
ｆ’の如く揺動され、下方部分の排出ダクト（７）に溶
融金属を移行させる。
【００１４】溶融金属へ熱の伝導を改良するための種々
の改変をなしうる。これら改良の１つは垂直軸に沿って
可動としうるようにバーナーを取り付けることである。
また、耐火性バルブを煙突状ダクトに有用に配置しても
よく、僅かに過加圧でこの装置を作動することが許さ
れ、従って、熱伝導を改良する。
の改変をなしうる。これら改良の１つは垂直軸に沿って
可動としうるようにバーナーを取り付けることである。
また、耐火性バルブを煙突状ダクトに有用に配置しても
よく、僅かに過加圧でこの装置を作動することが許さ
れ、従って、熱伝導を改良する。
【図１】本発明の一例を示す図２のＩ−Ｉ線に沿う縦断
面図
面図
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線に沿った横断面図
１ 円筒状容器 ２ 円筒体 ３、４ 側壁 ５ 導入用ダクト ６ 開口 ７ 排出ダクト ８、９ 開口 １０ 溶融金属 １１ スラグ １２ 検査ドア １４、１５ 多孔質プラグ １６ 気泡 １７ バーナー
Claims (10)
- 【請求項１】 酸素可燃性又は空気富化可燃性タイプの
バーナー、撹拌用中性ガス噴射用の該容器の底部におけ
る少なくとも１個の多孔質プラグ及び冶金的処理製品の
導入及び／又は排出用の開口手段とを備えた溶融金属用
密閉型容器であり、該容器は絶縁した包囲体からなり、
該包囲体は軸を取り巻いて揺動可能であり、２個の垂直
に配置したダクトで、該ダクトの一方は該包囲体の円天
井に近い煙突状開口で溶融金属を導入するために役立
ち、他方のダクトは該包囲体の底部レベルの通路開口で
あり、その上部開口は前記包囲体の揺動位置における溶
融金属の排出位置であり、前記酸素バーナーが該包囲体
の円天井に配設してあることからなる、溶融金属用温度
管理及び冶金的処理炉。 - 【請求項２】 上部位置に配設した横方向検査ドアを有
する請求項１記載の溶融金属用温度管理及び冶金的処理
炉。 - 【請求項３】 導入ダストが該包囲体の一方端部に位置
してあり、溶融金属排出用ダクトが該包囲体の対向端部
付近に配設してある請求項１記載の溶融金属用温度管理
及び冶金的処理炉。 - 【請求項４】 円天井バーナーが排出ダクトに実質的に
垂直に位置している請求項１記載の溶融金属用温度管理
及び冶金的処理炉。 - 【請求項５】 前記導入ダクトが位置している側に配置
された該包囲体の一方端部から排出ダクトが位置してい
る側に配置された該包囲体の端部に少なくとも２個の多
孔質プラグを配設してなる、請求項１記載の溶融金属用
温度管理及び冶金的処理炉。 - 【請求項６】 前記検査ドアがバーナーと導入ダクト間
に配設してある請求項２記載の溶融金属用温度管理及び
冶金的処理炉。 - 【請求項７】 揺動軸が導入ダクトに近い端部から排出
ダクトに近い端部に延在している請求項１記載の溶融金
属用温度管理及び冶金的処理炉。 - 【請求項８】 前記包囲体が水平に配置した長軸を有す
る円筒体である請求項１記載の溶融金属用温度管理及び
冶金的処理炉。 - 【請求項９】 多孔質プラグが前記検査ドアに対して対
向する方向で垂直に対して傾斜した位置に配設してある
請求項１記載の溶融金属用温度管理及び冶金的処理炉。 - 【請求項１０】 多孔質プラグの１個が排出ダクトの開
口レベルに位置している請求項１記載の溶融金属用温度
管理及び冶金的処理炉。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9008959A FR2664516B1 (fr) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | Four de maintien en temperature et de traitement metallurgique. |
| FR9008959 | 1990-07-13 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0599570A true JPH0599570A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=9398696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3171203A Pending JPH0599570A (ja) | 1990-07-13 | 1991-07-11 | 溶融金属用温度管理及び冶金的処理炉 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5160477A (ja) |
| EP (1) | EP0468832B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0599570A (ja) |
| AU (1) | AU643537B2 (ja) |
| CA (1) | CA2046777A1 (ja) |
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