JP7280479B2 - アーク式電気炉、アーク式電気炉における排滓方法及び溶融金属の製造方法 - Google Patents
アーク式電気炉、アーク式電気炉における排滓方法及び溶融金属の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7280479B2 JP7280479B2 JP2019034319A JP2019034319A JP7280479B2 JP 7280479 B2 JP7280479 B2 JP 7280479B2 JP 2019034319 A JP2019034319 A JP 2019034319A JP 2019034319 A JP2019034319 A JP 2019034319A JP 7280479 B2 JP7280479 B2 JP 7280479B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slag
- electric furnace
- molten metal
- gas
- arc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Description
図1にアーク式電気炉100の構成を概略的に示す。図1に示すように、アーク式電気炉100は、溶融金属1を加熱することが可能であり、且つ、溶融金属1の液面へと浮上したスラグ又は不純物(スラグ等2)を外部へと排出することが可能であるように構成される。アーク式電気炉100は、電気炉の内部から外部へとスラグ等2を排出するために電気炉の側面(側壁43)に設けられた少なくとも1つの排滓口10と、電気炉の内部に設置された少なくとも1つのガス吹出手段20とを有する。ガス吹出手段20は、電気炉の内部に溶融金属1が配置された状態において、溶融金属1の液面よりも上方から溶融金属1の液面又は溶融金属1の液面に存在するスラグ等2へとガスを吹き付けて、溶融金属1の液面に存在するスラグ等2を排滓口10へと誘導可能であるように構成される。排滓口10は、水平面での断面形状において、電気炉の内部から外部に向かって先細りとなる形状を有する。
アーク式電気炉100は、電気炉の側面(側壁43)に、当該電気炉の内部から外部へとスラグ等2を排出するための少なくとも1つの排滓口10を有する。
アーク式電気炉100は、電気炉の内部に、ガス吹出手段20を有する。
アーク式電気炉100は上記の排滓口10とガス吹出手段20とを備えていればよく、これ以外の構成については従来と同様とすることができる。上述の通り、アーク式電気炉100は、内部に溶融金属が配置される空間が形成される。ここで、当該空間の内壁には、外壁を保護するために、耐火ブロックからなる耐火壁体が形成され得る。また、耐火壁体のみならず、内部で冷却水が循環して外壁を保護する冷却パネル部材が装着され得ることも一般的である。
本開示の技術は、アーク式電気炉における排滓方法としての側面も有する。図6にアーク式電気炉100における排滓方法S10の流れを示す。図6に示すように、排滓方法S10は、上記のアーク式電気炉100の内部に配置された溶融金属1をアーク放電によって加熱して、溶融金属1の液面にスラグ等2を浮上させる、浮上工程S1と、電気炉100の内部に設けられたガス吹出手段20から溶融金属1の液面にガスを吹き付けて、溶融金属1の液面にあるスラグ等2を排滓口10へと誘導して電気炉100の外部へと排出する、排滓工程S2と、を備える。
本開示の排滓方法S10においては、浮上工程S1において、上記のようなアーク式電気炉100の内部に配置された溶融金属1をアーク放電によって加熱する。「アーク式電気炉の内部に配置された溶融金属」とは、アーク式電気炉100の内部に固体金属を収容したうえでアーク放電によって固体金属を溶融させて得られた溶融金属や、あらかじめ溶融させた金属をアーク式電気炉100の内部への流し込むようにして配置された溶融金属や、溶融金属を保持した炉内に固体金属を投入したうえでアーク放電によって固体金属を溶融させて得られた溶融金属等、種々の形態を含む。溶融金属1は不純物を含むものであって液面にスラグ等2が浮上し得るものであればよい。そのような溶融金属1としては、例えば、溶鋼、ステンレスを含む各種鉄合金、ニッケル等が挙げられる。特にスラグの生成を伴う溶鋼が好ましい。アーク放電による溶融金属の加熱条件については従来と同様であることから、ここでは詳細な説明を省略する。
排滓工程S2においては、電気炉100の内部に設置されたガス吹出手段20によって、溶融金属1の液面よりも上方から溶融金属1の液面又は溶融金属1の液面に存在するスラグ等2へとガスを吹き付けて、溶融金属1の液面に存在するスラグ等2を排滓口10へと誘導して電気炉100の外部へと排出する。「溶融金属1の液面又は溶融金属1の液面に存在するスラグ等2へとガスを吹き付ける」とは、溶融金属1の液面にのみガスを吹き付ける形態、スラグ等2にのみガスを吹き付ける形態、及び、溶融金属1の液面及びスラグ等2の双方にガスを吹き付ける形態のいずれも含む概念である。特に、少なくとも溶融金属1の液面に存在するスラグ等2にガスを吹き付ける形態(スラグ等2にのみガスを吹き付ける形態、及び、溶融金属1の液面及びスラグ等2の双方にガスを吹き付ける形態)とするとよい。上述の通り、電気炉100においては入口から出口に向かって先細りとなるような排滓口20が採用されていることから、ガスにより押されたスラグ等が排出口20付近で渦を形成し難く、排滓口20の内部へと効率的に誘導され得る。すなわち、ガス吹出手段10からのガスの運動エネルギーがスラグ等の排出に効率的に利用され得る。
本開示の技術は溶融金属の製造方法としての側面も有する。すなわち、本開示の溶融金属の製造方法は、上記の排滓方法S10によって排滓を行う工程と、電気炉100の内部の溶融金属1を外部へと取り出す工程とを備える。電気炉100の内部の溶融金属1は、例えば、上述したように電気炉100の炉底42の出口42aを介して外部へと取り出せばよい。或いは、炉体を傾動させて溶融金属1を流出させてもよい。
炉径70cmの電気炉模擬容器を使用し、ランスの位置、ランスのガス吹き出し口の角度およびランスの位置を様々に変えて水モデル実験を行った。水モデル実験では、メタルの模擬流体として食塩水(比重1.15g/cm3)、スラグの模擬流体としてシリコーンオイル(比重0.965g/cm3)を使用し、液面におけるスラグ厚みを50mmとした。
以下の実施例1~3及び比較例1においては、アーク式の直流電気炉の側面に、W2=1.5m、W1=1.0m、L=0.5mとなるように耐火物を施工し、図2(B)に示されるような先細り形状の排滓口を設けた。また、以下の比較例2、3においては、アーク式の直流電気炉の側面に、W2=1.0m、W1=1.0m、L=0.5mとなるように耐火物を施工し、図2(A)に示されるような平行な形状の排滓口を設けた。
シャフト炉でペレットを還元して、還元率90%のDRIを製造した。次に、このDRIを100t規模の上述の直流電気炉に100t装入し、還元材として石炭を10t使用して溶解および還元を行い、[C]=3.5mass%で温度1400℃の溶銑を製造した。この時、上部電極を陰極、下部電極を陽極としてアークを生成し、スラグ塩基度が1.3となるように生石灰を添加した。生成した溶銑中のS濃度は0.0033mass%で、スラグ中のS濃度は0.33mass%であった。
実施例1と同一条件において溶銑を製造し、DRIの溶解および還元が終了した後のスラグ量M1は19tであった。上述の直流電気炉の壁面に設置した2本のランスを使用し、図5のようなランス配置とした。スラグが排滓口に向かうように、ランス1本あたりN2ガスを26Nm3/h/m2でスラグ面に吹き付け、5分間排滓を行った。この結果、排滓されたスラグ量M2は10.5tであり、M1とM2の比率より、排滓率は55%であった。
実施例1と同一条件において溶銑を製造し、DRIの溶解および還元が終了した後のスラグ量M1は21.5tであった。上述の直流電気炉の壁面に設置した2本のバーナーを使用し、図5のようなバーナー配置とした。スラグが排滓口に向かうように、ランス1本あたり可燃性ガスを10Nm3/h/m2でスラグ面に吹き付け、5分間排滓を行った。この結果、排滓されたスラグ量M2は13tであり、M1とM2の比率より、排滓率は60%であった。
実施例1と同一条件において溶銑を製造し、DRIの溶解および還元が終了した後のスラグ量M1は22.5tであった。ランスやバーナーによるガス吹きを行わずに、先細り形状の排滓口を介して5分間排滓を行った。この結果、排滓されたスラグ量M2は10tであり、M1とM2の比率より、排滓率は44%であった。
実施例1と同一条件において溶銑を製造し、DRIの溶解および還元が終了した後のスラグ量M1は21tであった。直流電気炉の上部に設置したランスを下降させ、図1のようなランス配置とした。スラグが排滓口に向かうようにN2ガスを26Nm3/h/m2でスラグ面に吹き付け、5分間排滓を行った。この結果、排滓されたスラグ量M2は10tであり、M1とM2の比率より、排滓率は48%であった。
実施例1と同一条件において溶銑を製造し、DRIの溶解および還元が終了した後のスラグ量M1は20tであった。ランスやバーナーによるガス吹きを行わず、平行形状の排滓口を介して5分間排滓を行った。この結果、排滓されたスラグ量M2は8.5tであり、M1とM2の比率より、排滓率は43%であった。
2 スラグ又は不純物
10 排滓口
11 スラグドア
20 ガス吹出手段
30 電極
41 炉蓋(天井部材)
42 炉底
42a 出口
43 側壁
100 アーク式電気炉
Claims (6)
- 溶融金属を加熱することが可能であり、且つ、前記溶融金属の液面へと浮上したスラグ又は不純物を外部へと排出することが可能であるように構成されたアーク式電気炉であって、
前記電気炉の内部から外部へと前記スラグ又は不純物を排出するために前記電気炉の側面に設けられた少なくとも1つの排滓口と、前記電気炉の内部に設置された少なくとも1つのガス吹出手段とを有し、
前記ガス吹出手段は、前記電気炉の内部に前記溶融金属が配置された状態において、前記溶融金属の液面よりも上方から前記溶融金属の液面又は前記溶融金属の液面に存在する前記スラグ又は不純物へとガスを吹き付けて、前記溶融金属の液面に存在する前記スラグ又は不純物を前記排滓口へと誘導可能であるように構成されており、
前記排滓口は、水平面での断面形状において、前記電気炉の内部から外部に向かって先細りとなる形状を有し、
排滓口の出口側の開口幅W1と、入口側の開口幅W2と、排滓口の長さLとが、0.268≦(W2-W1)/2L≦1.0の関係を満たすことを特徴とする、
アーク式電気炉。 - 前記少なくとも1つのガス吹出手段が、ランス及びバーナーから選ばれる少なくとも1つである、
請求項1に記載のアーク式電気炉。 - 前記ランスが不活性ガス又は窒素ガスを吹出可能であるように構成されており、
前記バーナーが可燃性ガスを吹出可能であるように構成されている、
請求項2に記載のアーク式電気炉。 - 前記少なくとも1つのガス吹出手段から吹き出されるガスの進行方向が、水平面に対して15度以上60度以下となるように構成されている、
請求項1~3のいずれか1項に記載のアーク式電気炉。 - 請求項1~4のいずれか1項に記載のアーク式電気炉の内部に配置された溶融金属をアーク放電によって加熱して、前記溶融金属の液面に前記スラグ又は不純物を浮上させる、浮上工程と、
前記電気炉の内部に設けられた前記ガス吹出手段から前記溶融金属の液面又は前記溶融金属の液面に存在する前記スラグ又は不純物へとガスを吹き付けて、前記溶融金属の液面に存在する前記スラグ又は不純物を前記排滓口へと誘導して前記電気炉の外部へと排出する、排滓工程と、
を備える、
アーク式電気炉における排滓方法。 - 請求項5に記載の排滓方法によって排滓を行う工程と、
前記電気炉の内部の溶融金属を外部へと取り出す工程と、
を備える、
溶融金属の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019034319A JP7280479B2 (ja) | 2019-02-27 | 2019-02-27 | アーク式電気炉、アーク式電気炉における排滓方法及び溶融金属の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019034319A JP7280479B2 (ja) | 2019-02-27 | 2019-02-27 | アーク式電気炉、アーク式電気炉における排滓方法及び溶融金属の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020139661A JP2020139661A (ja) | 2020-09-03 |
JP7280479B2 true JP7280479B2 (ja) | 2023-05-24 |
Family
ID=72264727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019034319A Active JP7280479B2 (ja) | 2019-02-27 | 2019-02-27 | アーク式電気炉、アーク式電気炉における排滓方法及び溶融金属の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7280479B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3783261B2 (ja) | 1995-12-20 | 2006-06-07 | 大同特殊鋼株式会社 | 未溶融灰流出防止装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5018981Y1 (ja) * | 1969-08-07 | 1975-06-10 | ||
JPS5545608B2 (ja) * | 1973-09-04 | 1980-11-19 | ||
JPS52136806A (en) * | 1976-05-11 | 1977-11-15 | Nippon Steel Corp | Equipment for slagging off with gas jet in continuous melting furnace of reduced pellets |
JPH05261520A (ja) * | 1992-03-18 | 1993-10-12 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 気体利用の溶湯表面浮上ドロス除去装置 |
JPH0857599A (ja) * | 1994-08-26 | 1996-03-05 | Nisshin Steel Co Ltd | タンディッシュ内スラグの除去方法および装置ならびに連続鋳造装置 |
-
2019
- 2019-02-27 JP JP2019034319A patent/JP7280479B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3783261B2 (ja) | 1995-12-20 | 2006-06-07 | 大同特殊鋼株式会社 | 未溶融灰流出防止装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020139661A (ja) | 2020-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR960004796B1 (ko) | 제강용 전기아크로 및 그를 이용한 제강방법 | |
RU2221050C2 (ru) | Способ прямой плавки | |
EP1884731B1 (en) | Methods of implementing a water-cooling system into a burner panel and related apparatuses | |
JP3972266B2 (ja) | 二重容器アーク炉を運転する方法及び装置 | |
ES2562783T3 (es) | Panel de quemador mejorado y métodos relacionados | |
CN1537174A (zh) | 用于使铁碳合金熔化及脱碳的方法 | |
JP7215224B2 (ja) | アーク式電気炉における排滓方法及び溶融金属の製造方法 | |
JP7280479B2 (ja) | アーク式電気炉、アーク式電気炉における排滓方法及び溶融金属の製造方法 | |
ES2633466T3 (es) | Horno de arco eléctrico | |
JP7280480B2 (ja) | アーク式電気炉、アーク式電気炉における排滓方法及び溶融金属の製造方法 | |
AU2004201935A1 (en) | Metallurgical reactor for the production of cast iron | |
JPS61127835A (ja) | 銅転炉の吹錬方法 | |
RU2006139089A (ru) | Способ и установка для производства стали | |
CN1154411A (zh) | 熔炼设备 | |
JP6327304B2 (ja) | 転炉型精錬炉の遮断扉及び転炉型精錬炉の操業方法 | |
JP3272372B2 (ja) | 真空脱ガス処理槽の槽加熱方法および装置 | |
CN215638745U (zh) | 一种电熔锆刚玉砖生产车间的电弧炉结构 | |
JP2851552B2 (ja) | 酸素吹き込み用ランス | |
JP2851554B2 (ja) | 酸素吹き込み用ランス | |
JP5412756B2 (ja) | 転炉操業方法 | |
JP3655512B2 (ja) | 中高炭素鋼の吹酸昇熱方法 | |
JPS63137113A (ja) | 溶融還元方法及び装置 | |
EA036993B1 (ru) | Индукционная печь канального типа | |
RU2176060C2 (ru) | Агрегат для выплавки металла из оксидосодержащих руд | |
UA75925C2 (en) | An assembly for producing metal from the iron-containing raw stock |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211008 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221101 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230411 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230424 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7280479 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |