JPH059943A - 柱の立設方法 - Google Patents

柱の立設方法

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JPH059943A
JPH059943A JP3183567A JP18356791A JPH059943A JP H059943 A JPH059943 A JP H059943A JP 3183567 A JP3183567 A JP 3183567A JP 18356791 A JP18356791 A JP 18356791A JP H059943 A JPH059943 A JP H059943A
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concrete
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column
anchor bolts
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JP3183567A
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Mitsuru Tamaoki
満 玉置
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多くの人手を介することなく、かつ高い精度
で柱を所定の位置に立設する。 【構成】 アンカーボルト14を固着された複数のベー
スプレート12を連結部材に着脱自在に取り付ける。連
結部材を、アンカーボルト14およびベースプレート1
2を下方に向けて、所定の面に配置する。次いでコンク
リート17を打設する。コンクリート17が固まった
後、連結部材をベースプレート12から除去する。ベー
スプレート12の上面にわたって、支持部材21を固着
する。支持部材21上の所定位置に柱24を固着する。
柱24をアンカーボルト14に連結させないため、コン
クリート17の打設時におけるアンカーボルト14の位
置ずれに関係なく、柱24を簡単かつ高精度に位置決め
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動倉庫等の床
面の所定位置に多数の柱を立設する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動倉庫には多数の棚が設けられ、この
棚を構成する多数の柱が所定間隔で立設される。従来こ
の種の柱は、次のようにして組立てられている。すなわ
ち、まずアンカーボルトを固着された複数のベースプレ
ートを、アンカーボルトを下に向けてチャンネル材の上
に所定間隔毎に固定する。そしてこのチャンネル材を、
床に設けた鉄筋に取り付け、ベースプレートの上面が露
出するようにしてコンクリートを打設する。コンクリー
トが固まった後、各ベースプレート上に柱を載せ、柱の
下端に形成されたフランジを、アンカーボルトを介して
ベースプレートに連結する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがコンクリート
の打設時に、アンカーボルトがコンクリートによって動
きやすく、このため柱の取り付け位置が設計された位置
からずれてしまうおそれがある。このような柱の位置ず
れは、棚の製作精度を低下させることとなる。したがっ
て従来、柱の施工は、コンクリート打設時にアンカーボ
ルトの位置がずれないようにするため、多くの作業員に
よる人手を介して行っていた。本発明は、多くの人手を
介することなく、かつ高い精度で柱を所定の位置に組立
てることのできる方法を提供することを目的としてい
る。
【0004】本発明に係る柱の立設方法は、アンカーボ
ルトを固着された複数のベースプレートを連結部材の下
面に着脱自在に取り付ける工程と、上記連結部材を、ア
ンカーボルトおよびベースプレートを下方に向けて所定
の面に配置するとともにコンクリートを打設する工程
と、コンクリートが固まった後、上記連結部材をベース
プレートから除去する工程と、上記連結部材を除去され
た複数のベースプレートの上面にわたって、支持部材を
固着する工程と、この支持部材上の所定位置に柱の端部
を固着する工程とを備えることを特徴としている。
【0005】
【実施例】以下図示実施例により、本発明を説明する。
図1は、本発明の一実施例方法によって施工された自動
倉庫の棚の柱10を、上方から見た状態を示す。柱10
は支持部材11の上面に、所定間隔毎に設けられ、この
ような柱10の列は相互に平行に設けられる。棚は、隣
接する柱の間を枠部材等によって連結することによって
構成される。
【0006】次に、本発明の一実施例に係る柱の立設方
法を、図2〜図4を参照して説明する。なお、図2〜図
4の符号(a)は、ベースプレートあるいは柱を上から
見た平面図を示し、また符号(b)は断面図を示す。
【0007】まず第1の工程において、ベースプレート
12の略中央に雌ねじ13(図3(a))が穿設され、
またベースプレート12の下面にアンカーボルト14
が、例えば溶接によって固着される。アンカーボルト1
4を固着された複数のベースプレート12は、アンカー
ボルト14を下に向けた状態で、ピッチ出し用チャンネ
ル材、すなわち連結部材15の下面に、着脱自在に取り
付けられる。すなわち連結部材15には、所定間隔毎に
孔が形成されており、この孔とベースプレート12の雌
ねじ13とがボルト16によって連結される。
【0008】このようにして構成されたベースプレート
12、アンカーボルト14、連結部材15およびボルト
16の組立て体は、図2に示されるように第2の工程に
おいて、アンカーボルト14およびベースプレート12
を下方に向けた状態で、所定の面に配置される。そし
て、ベースプレート12の上面とコンクリートの面とが
略一致するようにして、コンクリート17が打設され
る。
【0009】コンクリートが固まった後、図3に示され
るように第3の工程において、ボルト16(図2)が除
去され、連結部材15がベースプレート12から取り外
される。この結果、ベースプレート12の上面の全てが
露出することとなる(図3(a))。ベースプレート1
2は第1の工程において、連結部材15に所定間隔毎に
取り付けられるので、連結部材15が除去された後その
配置を略維持するが、コンクリートによって移動するこ
とがある。すなわちコンクリートの打設時に、アンカー
ボルト14が位置ずれを起こすことがある。しかし本実
施例では、次に述べるように、アンカーボルト14の位
置ずれは柱の取り付け精度に影響を及ぼさない。
【0010】図4に示されるように第4の工程では、連
結部材15(図3)を除去された複数のベースプレート
12の上面にわたって、支持部材21が溶接22によっ
て固着される。この時支持部材21は、ベースプレート
12に対して正確に位置決めされるよう、図4(b)の
左右方向に位置調整された後、固着される。支持部材2
1は本実施例において、H綱であり、所定の間隔毎に柱
23を固定するためのボルト穴が穿設されている。一
方、柱24の下端部に設けられたフランジ25にも、こ
のボルト穴に対応して孔が形成されている。すなわち、
ボルト26をこれらのボルト穴および孔に貫通させるこ
とにより、柱24は支持部材21の所定位置に固着され
る。
【0011】以上のように本実施例によれば、柱24
は、従来のようにアンカーボルト14に連結されるので
はなく、ベースプレート12上に固定された支持部材2
1に連結される。したがって、コンクリート17の打設
によってアンカーボルト14の位置ずれが発生しても、
柱24はこの位置ずれとは関係なく、所定の位置に正確
に固定される。このように、コンクリート打設時にアン
カーボルト14の位置ずれを防止することが不要となる
ため、柱24の立設作業が非常に簡単になる。また、柱
24の立設位置は、支持部材21におけるボルト穴の位
置さえ正確に定めておけばよく、この位置決め作業は容
易である。したがって本実施例によれば、柱24の固定
位置の精度を向上させることができる。
【0012】なお支持部材21とベースプレート12、
および柱24と支持部材21の連結手段は、上記実施例
に限定されず、その他の手段によってもよいことは勿論
である。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、多くの人
手を介することなく、かつ高い精度で柱を所定の位置に
立設することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動倉庫の棚を構成する柱の配置の一例を示す
平面図である。
【図2】連結部材に取り付けられたアンカーボルトおよ
びベースプレートを所定位置に配置し、コンクリートを
打設した状態を示す図である。
【図3】連結部材をベースプレートから取り外した状態
を示す図である。
【図4】ベースプレートの上面に支持部材を固着すると
ともに、支持部材上に柱を固定した状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
12 ベースプレート 14 アンカーボルト 15 連結部材 17 コンクリート 21 支持部材 24 柱

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 アンカーボルトを固着された複数のベー
    スプレートを連結部材の下面に着脱自在に取り付ける工
    程と、上記連結部材を、アンカーボルトおよびベースプ
    レートを下方に向けて所定の面に配置するとともにコン
    クリートを打設する工程と、コンクリートが固まった
    後、上記連結部材をベースプレートから除去する工程
    と、上記連結部材を除去された複数のベースプレートの
    上面にわたって、支持部材を固着する工程と、この支持
    部材上の所定位置に柱の端部を固着する工程とを備える
    ことを特徴とする柱の立設方法。
JP18356791A 1991-06-28 1991-06-28 柱の立設方法 Expired - Fee Related JP2838922B2 (ja)

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JP2838922B2 JP2838922B2 (ja) 1998-12-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9555293B2 (en) 2007-02-07 2017-01-31 Alden J. Blowers Golf club having a hollow pressurized metal head

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9555293B2 (en) 2007-02-07 2017-01-31 Alden J. Blowers Golf club having a hollow pressurized metal head

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