JPH0598Y2 - - Google Patents

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JPH0598Y2
JPH0598Y2 JP19620587U JP19620587U JPH0598Y2 JP H0598 Y2 JPH0598 Y2 JP H0598Y2 JP 19620587 U JP19620587 U JP 19620587U JP 19620587 U JP19620587 U JP 19620587U JP H0598 Y2 JPH0598 Y2 JP H0598Y2
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threaded
cap
cooking machine
case
outlet
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  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、コツク機構を有するジユーサ、ミキ
サ等の調理機に関する。
(従来の技術) 従来のコツク機構を有する調理機としては例え
ば特公昭56−25130号公報に示されているジユー
サがある。このジユーサは、本体に投入口が形成
され、この投入口から投入された材料を切削する
カツターが電動機と連動して設けられている。そ
してカツターのまわりにはフイルターが設けら
れ、これで切削された材料を回転の遠心力によつ
て粕とジユースに分離し、分離されたジユースは
ジユースケースに収納する。ジユースケースの下
部には、排出口を有し外周にネジ部が形成された
流出筒と、この流出筒にネジ込むことによつて着
脱される蓋とが設けられている。この蓋の中央に
は穴が形成されこの穴にはゴムの栓が嵌め込まれ
ている。
このような構成のコツク機構で、蓋を流出筒に
ネジ込んで完全に締め付けると、ゴムの栓の上面
部が流出口に圧接し流出口は閉じてジユース等は
流出しない。また蓋のネジ込みをゆるめるとゴム
の栓と流出口の間が開き、流出口からジユース等
が排出されるものである。
(考案が解決しようとする問題点) このような従来のコツク機構を有する調理機
は、ゴムの栓を嵌め合わせて流出口を開閉してい
るから、使用しているとゴムの栓が摩耗して、ジ
ユース等が漏れてしまう。また流出口を閉じた状
態、すなわち流出筒と蓋のネジが締め付けられた
状態であつても、毛細管現象によつてネジ部にジ
ユース等が浸入して、蓋の外壁からジユース等が
にじみ出てしまう。このため調理機のまわりをよ
ごすとともに、蓋をまわす操作を重くしてしま
い、かつ洗浄時に洗いにくいネジ部がよごれやす
いなどの問題点があつた。
本考案は上記問題点を解決し、ネジ部や調理機
外にジユース等が漏れないコツク機構を有する調
理機を得ることを目的とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案における調理機は上記問題点を解決する
ために、外周がネジ切りされたネジ部と、このネ
ジ部の下端に設けられ前記ネジ部の山径よりも外
径が小さく形成された段差部とからなり、液分を
収納するケースに連通する流出口を有するととも
に前記ケースの底面に設けられる流出筒と、前記
ネジ部にネジ嵌合するとともに前記流出筒に形成
された前記流出口の下面開口を覆うキヤツプとを
有している。
(作用) 流出口の下面開口は段差部によつて囲まれてお
り、ネジ部はこの段差部の上端に形成されている
ので、ケースに収納されたジユース等の液分を流
出口から流出させた時、ネジ部には液分は浸入し
ない。
(実施例) 本考案の第1の実施例を第1図および第2図に
基づいて説明する。第2図中1はジユーサ本体で
あり、下ケース2、ジユースを収納するジユース
ケース3、蓋体4とから構成される。下ケース2
内には電動機5が収納されており、この電動機5
より回転軸6が上部に突出している。7は回転軸
6に嵌合されたフイルター取付台であり、このフ
イルター取付台7には周壁に多数の細孔が設けら
れ上方に向かつて広がるフイルターとしての遠心
分離籠8が取付けられている。この遠心分離籠8
の内底面にはカツター9を上面に有するカツター
台10が配置されている。フイルター取付台7は
回転軸6に着脱自在に取付けられ、このフイルタ
ー取付台7を取外すと、遠心分離籠8、カツター
台10もフイルター取付台7と共に取外されるも
のである。
下ケース2の上部には遠心分離籠8によつて分
離されたジユース液を溜めるジユースケース3が
設けられている。このジユースケース3の下面一
端部には、ジユースケース3と連通する流出口1
1を形成する流出筒12が設けられているととも
に、流出口11を開閉するキヤツプ13が設けら
れている。
流出筒12とキヤツプ13とからコツク機構が
形成されている。そして、第1図に示すように流
出筒12の外周14にネジ部15が形成され、こ
のネジ部15の下部には外径がネジ部15の山径
すなわちネジ部15で径の最も大きい部分よりも
小さく形成された段差部16が設けられている。
キヤツプ13は流出筒12にネジ嵌合し、流出筒
12の下面に形成される流出口11の下面開口1
7を覆うキヤツプ13の底部18には、下面開口
17より外側に位置して開口19が形成されてい
る。
また第2図に示すようにジユースケース3の周
壁上端部には係止部20が形成され、これには蓋
体4に設けられた係止爪21が着脱自在に係止さ
れる。蓋体4には、その上面に材料を投入する投
入口22が形成されるとともに、係止爪21の近
傍から上方にいくにしたがつて蓋体4の側壁から
離れ遠心分離籠8のまわりを囲んで粕受部23が
設けられている。24は投入口22から入れた材
料をカツター9に押圧する押込棒である。
上記構成に基づいて使用時の作用を説明する。
電動機5の電源を入れ遠心分離籠8を回転させた
状態で、投入口22より野菜、果実等の材料を投
入し押込棒24で回転するカツター9に向けて押
込むと、材料はカツター9で切削され回転の遠心
力で遠心分離籠8の内面に衝突する。そして遠心
分離籠8の回転により、ジユース液だけが遠心分
離籠8に設けられた細孔を通つてジユースケース
3に入り、粕分は遠心分離籠8の上面に移動して
飛び出し、粕受部23に収納される。
このようにしてジユースケース3に溜まつたジ
ユースをコツプ等に注ぐときは、キヤツプ13の
ネジ込みをゆるめ流出口11よりジユースを流出
させる。つまり、キヤツプ13のネジ込みをゆる
めると、ジユースケース3内に溜まつたジユース
は、流出筒12の下面とキヤツプ13の間に形成
される隙間を通り、キヤツプ13の底部18に形
成された開口19から流出する。
このとき従来のものでは流出筒12の外周14
は下面からネジ切りされているので、この下面か
らジユース等は毛細管現象によりネジ部15にジ
ユースが浸入してしまうが本考案のものによれば
上述のように流出筒12の下部に段差部16を形
成しているので、ネジ部15にはジユース等は浸
入しない。したがつて、調理機のまわりをよごし
てしまつたり、蓋をまわす操作を重くするという
問題点を解決できる。
またこのようなジユーサ、ミキサ等の調理機は
一般に洗浄性を向上させるという課題があるが、
本考案における調理機のコツク機構は上述のよう
な構成であるので、部品点数も削減でき、流出筒
12とキヤツプ13のネジ嵌合をはずすだけでコ
ツク機構を分解できるとともに、ネジ部15を流
出筒12の外周14に形成しているので洗浄を容
易に行なうことができる。さらに洗浄しずらいネ
ジ部15にジユースが浸入しないという利点も有
する。
次に本考案第2の実施例を第3図に基づいて説
明する。なお、第1の実施例と同様の部分には同
一符号を付し説明も省略する。
第3図に示すように段差部16の下面とこの段
差部16の外周面にはゴム等で形成されるシール
パツキン25が設けられている。このシールパツ
キン25とキヤツプ13の内周面とは接点26で
接触しており、この接点26を有する断面三角形
状の環状リツプ部27は接点26に対して上下対
称となつている。
ジユースを流出させるには、第1の実施例と同
様に流出筒12とキヤツプ13のネジ嵌合をゆる
めて行えばよい。また、既述のように本実施例に
おける調理機は、リツプ部27を有したシールパ
ツキン25を設けているので、ネジ部15へのジ
ユース等の浸入を確実に防ぐことができる。そし
てシールパツキン25は流出筒12の下面とキヤ
ツプ13の底部18との間に挟着される部分を有
して形成されているため、キヤツプ13の開口1
9からのジユースの漏れも防止できる。またリツ
プ部27を接点26に対して上下対称としている
ので、キヤツプ13の上下動の時このリツプ部2
7は変形しにくいものであり、よつてキヤツプ1
3を移動しやすい。
次に本考案の第3の実施例を第4図に基づいて
説明する。なお第1、第2の実施例と同様の部分
には同一符号を付し説明も省略する。
第4図に示すようにシールパツキン25のリツ
プ部27に接する部分であるキヤツプ13の内周
面を、ネジ部15の谷の部分すなわちネジ部15
で最も径が小さい部分よりも内側に形成してい
る。
この実施例でも第1、第2の実施例と同様にし
てジユースを流出させることができる。しかも、
上述のように構成されているので、洗浄の際ネジ
をゆるめてキヤツプ13を着脱するとき、キヤツ
プ13のネジ切りされた部分がリツプ部24に触
れないので、リツプ部24を傷つけることがな
い。
なお、本考案はジユーサに限られるものでなく
ミキサ等の調理機に用いてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案における調理機によ
れば、コツク機構を流出筒とキヤツプをネジ嵌合
させるという簡単な構成で形成することができ、
キヤツプの着脱も容易で洗浄しやすいものであ
る。また段差部を設けているので、ネジ部へのジ
ユース等の浸入を防ぐことができ、調理機外部へ
のジユースの漏れやキヤツプの操作が重くなると
いうことを防止でき、操作性がよいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の第1の実施例を
示し、第1図は要部の縦断面図、第2図はジユー
サの縦断面図である。第3図は本考案の第2の実
施例を示す要部の縦断面図である。第4図は本考
案の第3の実施例を示す要部の縦断面図である。 1……本体、3……ジユースケース、5……電
動機、9……カツター、11……流出口、12…
…流出筒、13……キヤツプ、15……ネジ部、
16……段差部、17……流出口の下面開口、2
5……シールパツキン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体に電動機と、この電動機に連動され材料
    を切削するカツターと、作成された液分を収納
    するケースとを有する調理機において、 外周がネジ切りされたネジ部と、このネジ部
    の下端に設けられ前記ネジ部の山径よりも外径
    が小さく形成された段差部とからなり、前記ケ
    ースに連通する流出口を有するとともに前記ケ
    ースの底面に設けられる流出筒と、 前記ネジ部にネジ嵌合するとともに前記流出
    筒に形成された前記流出口の下面開口を覆うキ
    ヤツプと、 を備えたことを特徴とする調理機。 (2) 前記段差部に設けられ前記キヤツプと接する
    シールパツキンを有することを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第(1)項記載の調理機。 (3) 前記シールパツキンと接する流出筒内側面の
    径を、前記ネジ部の谷径より小さくしたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第(2)項記載
    の調理機。
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