JPH0598584A - ケラチン繊維の染色方法 - Google Patents

ケラチン繊維の染色方法

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JPH0598584A
JPH0598584A JP3235333A JP23533391A JPH0598584A JP H0598584 A JPH0598584 A JP H0598584A JP 3235333 A JP3235333 A JP 3235333A JP 23533391 A JP23533391 A JP 23533391A JP H0598584 A JPH0598584 A JP H0598584A
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amino
benzoquinone
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aminoindole
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JP3235333A
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Alain Baudry
ボウドリイ アライン
Alex Junino
ユニノ アレツクス
Herve Richard
リシヤール ヘルベ
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LOreal SA
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LOreal SA
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/10Preparations for permanently dyeing the hair

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 アミノインドールと、酸化剤としてキノン誘
導体を用いるケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維の
新規染色方法を提供する。 【構成】 ケラチン繊維上に少くとも1種のアミノイン
ドールを染色に適した媒体中に含有する少くとも1種の
組成物(A)を塗布し、特定のキノン誘導体を含有する
組成物(B)を塗布し、上記アミノインドールとキノン
誘導体はボルトメトリーによるガラス炭素電極でのpH
7のリン酸塩中で測定したアミノインドールの酸化還元
電位Eiと、飽和カロメル電極に対する水銀電極でのポ
ーラログライーによるpH7のリン酸塩媒体中で測定し
たキノン誘導体の酸化還元電位Eqとの酸化還元電位差
△Eが次式: △E=Ei−Eq≦470mV となるように選ばれることを特徴とするケラチン繊維の
染色方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はケラチン繊維、特に毛髪
の如きヒトのケラチン繊維の新規染色方法に関するもの
で、少くとも1種のアミノインドールと少くとも1種の
キノン誘導体を用いるものである。
【0002】
【従来の技術】FR−A−1133594、11661
72、2390158のフランス特許には5,6−ジヒ
ドロキシインドール、またはその誘導体を用いるケラチ
ン繊維、特に毛髪の染色が開示されている。フランス特
許出願2536993と2594331では黒色化促進
剤の役目をする金属陽イオン、または過マンガン酸塩の
形でマンガン、または更に重クロム酸塩を用いた5,6
−ジヒドロキシインドールでの染色方法を提案してい
る。また、本出願人はそのフランス特許FR−A259
3061と2593062に5,6−ジヒドロキシイン
ドールをヨード・イオンと共に用いる染色方法を開示し
た。この方法では過酸化水素を用いることが必要であっ
た。ヨーロッパ特許EP−A271186はヒドロキシ
インドール誘導体を過ヨード酸とその水溶性塩の如き酸
化剤系、酸化銀、または酸化鉛、フェントン試薬、硫酸
セシウム、過硫酸アンモニウム、次亜塩素酸ナトリウ
ム、塩化第2鉄、またはフェリシアン化カリウムと共に
用いた毛髪の染色方法に関するものである。
【0003】
【発明の概要】本出願人はケラチン繊維、特に毛髪をア
ミノインドールで含浸させてアミノインドールで染色を
意外にも実施できることを見出し、これを本発明の目的
とするものである。含浸は酸化剤としてのキノン誘導体
を含む組成物の塗布前、または塗布後に行う。
【0004】本出願人は天然の毛髪を明るい栗色から黒
色までの色調で、また赤から青までのつやのある染色が
できることを特に見出した。従って、本発明の目的はア
ミノインドールと、酸化剤としてキノン誘導体を用いる
ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維の新規染色方法
を提供するものである。本発明の別の目的は本発明の一
環として用いる複数の室から成る装置を提供するもので
ある。本発明のこのほかの目的は以下の実施例の記載か
ら明らかとなるものである。
【0005】本発明にもとずくケラチン繊維、特にヒト
のケラチン繊維、例えば毛髪の染色方法はこの繊維上に
少くとも1種のアミノインドールを染色に適した媒体中
に含有する少くとも1種の組成物(A)を塗布し、この
組成物(A)を塗布する前に、または塗布したあとで、
染色に適した媒体中にオルトまたはパラベンゾキノン、
オルトまたはパラベンゾキノン・モノイミンまたはジイ
ミン、1,2−または1,4−ナフトキノン、オルトま
たはパラベンゾキノン・スルホンイミド、α−ω−アル
キレン−ビス−1,4−ベンゾキノン、または1,2−
または1,4−ナフトキノン・モノイミンまたはジイミ
ンから選ばれた少くとも1種のキノン誘導体を含有する
組成物(B)を塗布し、上記アミノインドールとキノン
誘導体はボルトメトリーによりガラス・炭素電極でのp
H7のリン酸塩媒体中で測定したアミノインドールの酸
化還元電位Eiと、飽和カロメル電極に対する水銀電極
でのポーラログラフィーによるpH7のリン酸塩媒体中
で測定したキノン誘導体の酸化還元電位Eqとの酸化還
元電位差ΔEが次式:
【化8】 となるように選ばれることを必須特徴とするものであ
る。
【0006】本発明で用いられるアミノインドールは下
記の式(I):
【化9】 (式中、Rは水素原子、またはC〜Cの直鎖状ま
たは分岐状のアルキル基を表わし、RとRは水素原
子、C〜Cのアルキル基、カルボキシル基、または
アルコキシ(C〜C)カルボニル基を表わし、R
は水素原子、またはC〜Cのアルキル基、またはC
〜Cのヒドロキシアルキル基、またはC〜C
ポリヒドロキシアルキル基、アセチル基、アミンが必要
によりC〜Cのアルキル基でモノ置換、またはジ置
換されうるC〜Cのアミノアルキル基を表わし、Z
とZは同一、または異なり、水素原子、C〜C
のアルキル基、ヒドロキシル基、ハロゲン、またはC
〜Cのアルコキシ基を表わし、NHRは4、5、
6、または7の位置を占める)に相応するものである。
【0007】Rが水素原子ではない式(I)の化合物
を式(IA)で表わし、下記の反応式により製造でき
る。化合物(IA)は下記の反応式により芳香族アミン
置換法により化合物(IB)(R=H)から得られ
る。
【化10】
【0008】ホルミル化またはトシル化により化合物
(IC)が得られる。化合物(IC)を次いでハロゲン
化アルキルX−Rでアルキル化する。ハロゲン化アル
キルを過剰に用いるときは第2の基Rが導入される。
化合物(ID)の脱ホルミル化、または脱トシル化によ
り生成物(IA)を得る。
【0009】ヒドロキシアルキル化法としては例えばク
ロロギ酸β−クロルエチルを化合物(IB)に作用させ
て、はじめに対応するカルバミン酸β−クロルエチルを
得次いで無機強塩と作用させてRがβ−ヒドロキシエ
チルである化合物(IA)を得ることを挙げることがで
きる。
【0010】本発明の特に好ましい化合物は5−アミノ
インドール、6−アミノインドール、7−アミノインド
ール、6−N−β−ヒドロキシチルアミノインドール、
6−N−β−ヒドロキシエチルアミノ−1−メチルイン
ドール、6−メチルアミノインドール、6−アミノ−N
−メチルインドール、6−アミノ−2−カルボキシイン
ドール、4一アミノ−2,3−ジメチルインドール、6
−アミノ−2,3−ジメチルインドール、7−アミノ−
2,3−ジメチルインドール、6−アミノ−3−エチル
−2−メチルインドール、7−アミノ−3−エチル−2
−メチルインドール、6−アミノ−3−メチルインドー
ル、6−アミノ−2−メチルインドール、6−アミノ−
2−メトキシカルボニルインドール、4−アミノインド
ール、5−アミノ−6−メトキシ−2,3−ジメチルイ
ンドール、6−アミノ−5−メトキシ−2,3−ジメチ
ルインドール、5−アミノ−6−ヒドロキシ−2,3−
ジメチルインドール、6−アミノ−5−ヒドロキシ−
2,3−ジメチルインドール、5−アミノ−N−メチル
インドール、6−N−(β,γ−ジヒドロキシ)アミノ
インドール、6−アミノ−2,3,4,5−テトラメチ
ルインドール、6−アミノ−5−クロロ−2,3−ジメ
チルインドール、6−アミノ−5−エチル−2,3−ジ
メチルインドール、6−アミノ−2,3,4−トリメチ
ルインドール6−アミノ−5−ヒドロキシ−2−メチル
インドール、4−メチルアミノインドール、4−アミノ
−N−メチルインドール、6−アミノ−2,3,7−ト
リメチルインドール、6−アミノ−2,3,5−トリメ
チルインドール、5−アセチルアミノ−6−メトキシ−
2,3−ジメチルインドール、6−アミノ−4−メチル
インドール、6−アミノ−5−メチルインドール、4−
アミノ−7−メチルインドール、6−アミノ−7−エチ
ル−3−メチルインドール、6−アミノ−5,7−ジメ
チルインドール、6−アミノ−5,7−ジメチルインド
ール、7−アミノ−5−メチル−2−エトキシカルボニ
ルインドール、7−アミノ−5−クロロ−2−エトキシ
カルボニルインドール、7−アミノ−5−エトキシ−2
−エトキシカルボニルインドール、7−アミノ−5−メ
トキシ−2−エトキシカルボニルインドール、7−
(4′−ジメチルアミノ−1′−メチルブチル)アミノ
−5−メトキシインドール、7−(4′−ジメチルアミ
ノブチル)−アミノ−5−メトキシインドール、6−ア
ミノ−5−フルオロインドール、6−アミノ−5−フル
オロ−1−sec.ブチルインドール、6−アミノ−5
−フルオロ−1−n−プロピルインドール、6−アミノ
−2−メトキシカルボニル−5−メトキシ−N−メチル
インドール、6−アミノ−5−メトキシ−2−メトキシ
カルボニルインドール、6−アミノ−5−メトキシ−2
−エトキシカルボニルインドール、6−アミノ−5−メ
トキシ−2−カルボキシインドール、6−アミノ−5−
ヒドロキシ−1,2−ジメチルインドール、6−アミノ
−4−メトキシ−2−メトキシカルボニルインドールか
ら選ばれる。
【0011】キノン誘導体は特に下記式(II)、(I
I′):
【化11】 (式中、Xは酸素、またはNR11基を表わし、Yは酸
素、またはNR12基を表わし、R11とR12は同
一、または異なり、水素、ハロゲン、C〜Cのアル
キル基、C〜Cのヒドロキシアルキル基、アルキル
(C〜C)スルホニル基、またはフェニルスルホニ
ル基を表わし、R、R、R、R、R10はそれ
ぞれ独立して水素、アルキル(C〜C)基、カルボ
キシル基、アルキル(C〜C)カルボニル基、アル
コキシ(C〜C)カルボニル基、アルコキシ(C
〜C)メチル基、アルキル(C〜C)チオメチル
基、ヒドロキシアルキル(C〜C)チオメチル基、
ヒドロキシアルキル(C〜C)スルフィニル基
【化12】 (rとr′はそれぞれ独立して水素、またはC〜C
のアルキル基を表わす)、C〜Cのカルボキシアル
キル基、ハロゲン、ヒドロキシアルキル(C〜C
基、C〜Cのアルキル基、またはヒドロキシアルキ
ル基の1種、または2種で置換、また未置換のアミノ
基、アシル(C〜C)アミノ基、SOM(Mは水
素、K、またはNaを表わす)、スルホキシド基、必要
により置換されたスルホンまたはスルホンアミド基、ま
たはOZ基(Zは水素、アルキル(C〜C
基、ヒドロキシアルキル(C〜C)基、カルボキシ
アルキル(C〜C)基、必要によりC〜Cのア
ルコキシ基で置換されたフェニル基、または−SZ
(ZはC〜Cのアルキル基、C〜Cのヒドロ
キシアルキル基、C〜Cのジヒドロキシアルキル
基、C〜Cのカルボキシアルキル基を表わす)、R
とRはこれらが結合する炭素原子と共に下記式(I
II):
【化13】 (式中、R′、R′、R′、R′は環を形成し
ないときの上記のR、R、R、R、R10と同
じ意義を有する)に相応する化合物から選ばれる。
【0012】本発明ではハロゲンは好ましくはフッ素、
塩素、または臭素から選ばれる。好ましい化合物は電位
Eqが−220WVと同一、またはこれ以上のキノン誘
導体、特に式(II)、(II′)のベンゾキノンで、
式中、R、R、R、R、R10がそれぞれ独立
して水素、C〜Cの低級アルキル基、C〜C
低級アルコキシ基、ハロゲン、C〜Cのアシルアミ
ノ基、SOM基、アルコキシ(C〜C)メチル
基、カルボキシアルキル(C〜C)基、アルコキシ
(C〜C)カルボニル基、ジアルキル(C
)アミノ基、OZ基(Zはカルボキシルアルキ
ル(C〜C)基、ヒドロキシアルキル(C
)基を表わす)、SZ基(Zはアルキル(C
〜C)基、ヒドロキシアルキル(C〜C)基、ジ
ヒドロキシアルキル(C〜C)基、カルボキシアル
キル(C〜C)基を表わす)、Xは酸素、またはN
11基を表わし、Yは酸素、またはNR12基を表わ
し、R11とR12はそれぞれ独立して水素、ハロゲ
ン、またはC〜Cの低級アルキル基、メチルスルホ
ニル基、またはフェニルスルホニル基を表わすのベンゾ
キノンから選ばれる。
【0013】本発明で用いるこれ以外の好ましい化合物
は下記式(V)、(VI):
【化14】 (式中、R、R、R10は上記の式(II)、(I
I′)の化合物で定義した意義を有し、R′
R′、R′、R′はR、R、R、R、R
10の好ましい意義を有し、X、Yは上記で定義したも
のと同じ意義を有する)に相応する。
【0014】特に好ましい化合物はR′、R′
R′、R′、R、R、R10が水素、C〜C
のアルキル基、C〜Cのアルコキシ基、ハロゲ
ン、アシル(C〜C)アミノ基、SOH基を表わ
す化合物から選ばれる。これらの好ましい化合物とし
て、1,4−ベンゾキノン、2−メトキシ−1,4−ベ
ンゾキノン、2−メチル−1,4−ベンゾキノン、2,
6−ジメチル−1,4−ベンゾキノン、2,3,5−ト
リクロロ−6−メチル−1,4−ベンゾキノン、2−ア
セチルアミノ−1,4−ベンゾキノン、2−アセチルア
ミノ−3,5−ジメチル−1,4−ベンゾキノン、2−
クロロ−1,4−ベンゾキノン、テトラクロロ−1,2
−ベンゾキノン、2,3−ジメトキシ−1,4−ベンゾ
キノン、2−β−カルボキシエトキシ−1,4−ベンゾ
キノン、2−メトキシメチル−1,4−ベンゾキノン、
2−ヒドロキシメチル−1,4−ベンゾキノン、2−β
−ヒドロキシエチルチオ−1,4−ベンゾキノン、2,
5−ビス−β−ヒドロキシエチルチオ−1,4−ベンゾ
キノン、2−β,γ−ジヒドロキシプロピルチオ−1,
4−ベンゾキノン、2−β−カルボキシエチルチオ−
1,4−ベンゾキノン、2−カルボキシメチル−1,4
−ベンゾキノン、2−β−ヒドロキシエチルチオ−6−
メチル−1,4−ベンゾキノン、2−メトキシカルボニ
ル−3−メトキシ−1,4−ベンゾキノン、2−メトキ
シカルボニル−1,4−ベンゾキノン、2−メチルチオ
−1,4−ベンゾキノン、2−ジメチルアミノ−1,4
−ベンゾキノン、2−アセチルアミノ−5−メトキシ−
1,4−ベンゾキノン、2−(β−ヒドロキシエチルチ
オ)メチル−1,4−ベンゾキノン、2−(メチルチ
オ)メチル−1,4−ベンゾキノン、4,5−ジメトキ
シ−1,2−ベンゾキノン、4−メチル−5−クロロ−
1,2−ベンゾキノン、4,5−ジメチル−1,2−ベ
ンゾキノン、2,3−ジメチル−1,4−ベンゾキノ
ン、2−β−ヒドロキシエトキシ−1,4−ベンゾキノ
ン、N−メチルスルホニル−1,4−ベンゾキノン・モ
ノイミン、N−フエニルスルホニル−1,4−ベンゾキ
ノン・モノイミン、1,4−ナフトキノン、1,2−ナ
フトキノン、1,2−ナフトキノン−4−スルホン酸、
2,3−ジクロロ−1,4−ナフトキノン、N−2,6
−トリクロロ−1,4−ベンゾキノン−イミンを挙げる
ことができる。
【0015】染色の通常の条件下、すなわち、通常モデ
ルが耐えられる温度である25°〜40℃での2〜30
分の処置時間では組成物(A)で用いるアミノインドー
ル濃度は好ましくは0.01〜0.3モル/リットルで
ある。
【0016】キノン誘導体の濃度は染色の際理容師が慣
用する通常の条件下でアミノインドールが酸化できる濃
度であり、これは好ましくは組成物(B)中で0.00
5〜1モル/リットルである。
【0017】組成物(A)のpHは好ましくは2〜10
である。組成物(B)のpHは好ましくは2〜10であ
り、組成物(B)は好ましくはpH酸性側で用いられ
る。組成物(A)、(B)は通常の使用形態にすなわち
毛髪の染色では特に多少粘稠なローション、ゲル、エマ
ルジョン(これらは必要によりエアロゾルに調整され
る)の形態に調整できる。
【0018】染色に適する媒体としては通常水性媒体で
あり、これは水、または組成物を毛髪に塗布したとき化
粧上受容しうる溶媒と水との混合物から成る。
【0019】このような溶媒は特に有機溶媒、例えばエ
チル−アルコール、プロピル−アルコールまたはイソプ
ロピル−アルコール、tert−ブチル−アルコール、
のようなC〜Cの低級アルコール、エチレン・グリ
コール、プロピレン・グリコール、エチレン・グリコー
ルのモノメル、モノエチルまたはモノブチル・エーテ
ル、エチレン・グリコールの酢酸モノエチル・エーテ
ル、プロピレングリコールまたはジプロピレン・グリコ
ールのモノメチルエーテル、乳酸メチルから選ばれる。
【0020】特に好ましい溶媒はエチル・アルコールと
プロピレン・グリコールである。溶媒は使用時低級アル
コール、およびアミノインドールの高濃度から10〜5
0%の濃度とする。
【0021】本発明の組成物(A)、(B)は無水溶媒
の媒体中でも貯蔵できる。かかる溶媒は上記の溶媒から
選ばれる。1%以下の水を含有する媒体を無水媒体と云
う。本発明の組成物は毛髪の染色に用いるときは化粧上
通常用いられるこのほかのすべてのアジュバント、特に
陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、非イオ
ン性界面活性剤、両性界面活性剤またはこれらの混合
物、増粘剤、香料、金属イオン封鎖剤、製膜剤、処理
剤、調整剤、保存剤、不透明化剤、ケラチン繊維膨脹剤
も含有することができる。
【0022】本発明の方法で用いる組成物(A)および
/もしくは(B)はケラチン繊維の染色で通常用いられ
るその他の染色剤、特に直接染色剤、例えばベンゼンの
ニトロ化誘導体、パラまたはオルト型酸化染色剤、カッ
プラーまたはラピッド酸化染色剤、すなわち、ベンゼン
構造の分子、通常1時間以内の毛髪処置時間で他の酸化
剤を用いずに単純な空気酸化で発色化合物を生成できる
染色剤の前駆物質を含有することができる。
【0023】これらの組成物はまたベンゾキノン、ベン
ゾキノン・イミンまたはジイミン、ナフトキノン、ナフ
トキノンイミン、ナフトキノンジイミン系のキノン染色
剤(これらは前記の電位条件に対応しない)をも含有す
ることができる。
【0024】本発明の方法の実施上、これらの異なる組
成物をキットとも呼ばれる複数の室を有する装置、また
はケラチン繊維、特に毛髪の一回染色で用いる全成分を
収めた染色箱に箱詰めして予備混合して、またはせずに
順次塗布することができる。
【0025】かかる装置は第1の室に組成物(A)、第
2の室に組成物(B)を入れることができる。別の態様
は組成物(A)および/もしくは組成物(B)を無水溶
媒中に貯蔵し、組成物を毛髪に塗布する場合化粧上受容
でき、染色に適した水性媒体を入れた第3の室を設ける
ことか成る。この場合、無水組成物(A)および/もし
くは(B)を入れたいずれか1つ、または両方の室で第
3の室の内容物を使用直前に混合する。
【0026】本発明は好ましくははじめに組成物(A)
を、次いで組成物(B)を塗布して実施する。本方法は
特にヒトの毛髪、天然または既に染色したもの、パーマ
ネントをかけたもの、かけないもの、カールをとったも
の、強度に、または軽く脱色し、時にパーマネントをか
けた毛髪に用いることができる。
【0027】この場合、頭が耐えることのできる温度、
すなわち25°〜40℃で2〜30分間組成物(A)を
塗布し、中間洗髪し、またはせずにキノン誘導体含有組
成物(B)を次いで塗布して5〜30分間毛髪と接触保
持する。染色温度は同じく25°〜40℃である。
【0028】また、アミノインドールを用いて行った染
色に陰影をつけたり、よみがえらせるため、アミノイン
ドールを用いた染色から数時間、または数日後に組成物
(B)を塗布することにより本発明の方法を実施するこ
とができる。また、本方法を通常の温度、接触時間、濃
度の工業的条件で毛皮、羊毛の染色に用いることもでき
る。以下の実施例は本発明の染色方法を例示するための
ものであって、何等限定するためのものではない。
【0029】製造例1 6−N−β−ヒドロキシエチルアミノインドールの製造 工程1:6−N−(β−クロロエトキシカルボニル)ア
ミノインドールの製造6−アミノインドール0.05モ
ル(6.6g)、炭酸カルシウム5.5gをジオキサン
30ml中で還流下加熱し、クロロギ酸β−クロルエチ
ル0.055モル(7.9g)を徐々に添加する。反応
混合物を氷点下稀釈し、生成物は沈澱する。融点:13
4℃。エタノールからの再結晶生成物の分析結果は次の
通り。 工程2:6−N−β−ヒドロキシエチルアミノインドー
ルの製造 6−N−(β−クロロエトキシエルボニル)アミノイン
ドール0.28モル(66.5g)を4Nの炭酸ナトリ
ウム200mlとエタノール66.5mlに添加し、反
応混合物を1時間還流下加熱し、氷を加えて生成物を沈
澱させる。融点:99℃ 生成物の元素分析結果は次の通り。
【0030】製造例2 6−N−(β,γ−ジヒドロキシプロピル)アミノイン
ドールの製造 6−アミノインドール26.4gを絶対アルコール70
mlに溶解し、グリシドール29.6gを添加し、30
〜40℃で4時間攪拌し、氷水200g中に投入し、3
回酢酸エチル100mlで抽出する。溶媒を水洗し、N
SOで乾燥し、次いで真空乾燥する。油状残渣を
3回還流下イソプロピル・エーテル0.6リットル中に
回収し、エーテルを濾過、真空乾燥する。残渣油を酢酸
エチル10ccに回収し、シリカ・カラムで精製する
(溶離液:酢酸エチル:ヘプタン=9:1)。生成物を
含有する画分を真空下蒸発乾固する。
【0031】製造例3 4−メチル−6−アミノインドールの合成 1) 2,3−ジメチル−5−ニトロアニリンの合成 2,3−キシリジン363gを純硫酸1.8リットル中
に温度40℃に維持しながら注ぎ、12℃に冷却したこ
の溶液に硝酸スルホン混合物(硝酸(d=1.52)1
32mlと純硫酸180ml)を1時間かけて滴下す
る。この間温度は15℃以下とする。15分後、攪拌し
ながら氷6kg上に注ぐ。硫酸塩のベージュ色沈澱物を
脱水し、2回水0.5リットルで洗滌し、次いで3回ア
セトン0.5リットルで洗滌する。この沈澱物をアセト
ン0.5リットルでペースト化し、アンモニヤでアルカ
リ性にし、次いで氷水1.5リットルで稀釈する。黄色
の沈澱物を脱水し、水洗、乾燥すると、下記の特性の黄
色固形物を得る。 2) N−(2,3−ジメチル−5−ニトロフェニル)
の合成ホルムイミノ酸メチル 2,3−ジメチル−5−ニトロアニリン66.4g、オ
ルトギ酸トリメチル0.4リットル、パラトルエンスル
ホン酸1.6gを混合し、3時間還流し、氷1kg上に
注ぎ、沈澱物を脱水し、2回水0.5リットルで洗滌
し、沈澱物を酢酸エチル0.2リットルに再溶解し、高
温濾過する。冷却して得た固形分を脱水し、石油エーテ
ルで洗滌し、乾燥する。イソプロピル・エーテルから結
晶させると下記の特性の白色結晶が得られる。 融点:108℃ 3) 4−メチル−6−ニトロインドールの合成 N−(2,3−ジメチル−5−ニトロフェニル)ホルム
イミノ酸メチル(52g)のジメチルホルムアミド0.
37リットル溶液にカリウム・エトキシレート31g
と、シュウ酸エチル51mlと、ジメチルホルムアミド
0.25リットルとの溶液を加え、この混合物の温度を
3時間40℃に保ち、沈澱物を脱水し、水洗し、沈澱物
を高温イソプロピル・エーテルに回収し、濾過する。濾
液を蒸発させ、シリカ・クロマトグラフイにかける(溶
離液:ヘプタン:酢酸エチル=9:1)。下記の特性の
黄色固形物が得られる。 融点:145℃ 4) 4−メチル−6−アミノインドールの合成 工程5で製造したニトロ化誘導体4.3g、エタノール
20ml、シクロヘキサン9ml、水3ml、炭素担持
10%パラジウム2.2gを混合し、2時間還流する。
高温濾過し、触媒をアルコールで洗滌し、濾過を真空蒸
発させ、沈澱物をイソプロピル・アルコールに回収し、
木炭処理し、セライト濾過する。濾液を蒸発すると、下
記の特性のベージュ色の固形物が得られる。 融点:102℃
【0032】製造例4 4−アミノ−7−メチルインドールの合成 製造例3の4)と同じ還元方法を用い、4−メチル−6
−ニトロインドールの代りに4−ニトロ−7−メチルイ
ンドールを用いると、下記の特性の淡黄色の固形分が得
られる融点:131℃
【0033】製造例5 3−メチル−6−アミノ−7−エチルインドールの合成 96°のエタノール0.5リットル、氷酢酸0.5リッ
トル、水素還元の純鉄100gの混合物を90℃に加熱
し、3−メチル−6−ニトロ−7−エチルインドール5
1gを15分かけて滴下し、95℃に2時間保ったの
ち、鉄分スラッジを濾過し、濾液を冷却し、3倍容量の
水で稀釈し、3回酢酸エチル0.5リットルで抽出し、
有機相を洗滌、乾燥、蒸発させ、残渣を酢酸エチルに回
収し、木炭処理、濾過、冷却する。明るいベージュ色の
沈澱物を脱水し、酢酸エチルで洗滌し、固形分を水0.
1リットルに溶解し、アンモニヤでアルカリ性にし、油
分が沈澱し、固化する。沈澱物を濾過し、中性になるま
で洗滌し、次いで乾燥すると下記の特性の白色固形物を
得る。 融点:106℃
【0034】染色方法の実施例例1 白髪90%の天然毛髪1gの束に水一エタノール(80
/20)媒体中2.5%6−アミノインドール溶液5m
l15分間含浸させ、この毛髪束流水でリンスし、この
毛髪束に新たに水−エタノール(50/50)媒体中2
%1,4−ベンゾキノン溶液5ml8分間含浸させる。
毛髪束を流水でリンスし、ラウリル硫酸ナトリウムの5
%水溶液でシャンプーする。リンス、乾燥後、黒に染色
した毛髪束を得る。ボルタメトリーによるガラス炭素電
極でのpH7のリン酸塩媒体中で測定した6−アミノイ
ンドールの酸化還元電位はEi=320mVである。カ
ロメル電極に対する水銀電極でのポーラログラフイによ
るpH7のリン酸塩媒体中で測定した1,4−ベンゾキ
ノンの酸化還元電位はEq=10mVである。ΔE=3
10mV
【0035】例2 例1と同じ方法を用いるが、6−アミノインドールの代
りに水−エタノール(80/20)媒体中の5−アミノ
インドール2.5%溶液を用いる。栗色に染色した毛髪
束が得られる。例1と同様にして測定した酸化還元電位
値は次の通り。 Ei=390mV Eq=10mV Δ=380mV
【0036】例3 例1と同じ方法を用いるが、6−アミノインドールの代
りに水−エタノール(80/20)媒体中2.5%7−
アミノインドール溶液を用いる。濃い灰色に染色した毛
髪束を得る。例1と同様にして測定した酸化還元電位値
は次の通り。 Ei=420mV Eq=10mV ΔE=410mV
【0037】例4 6−アミノインドールの代りに水−エタノール(80/
20)媒体中前記製造例で製造した6−N−β−ヒドロ
キシエチルアミノインドール2.5%溶液を用いて例1
と同じ方法を用いる。黒に染色した毛髪束を得る。例1
と同様にして測定した酸化還元電位値は次の通り。 Ei=265mV Eq=10mV ΔE=255mV
【0038】例5 90%白髪の天然毛髪1g束に水−エタノール(80/
20)媒体中2.5%の4−アミノインドール溶液5m
l15分間含浸させ、流水でも毛髪束をリンスし、脱水
し、新たにこの毛髪束に水−エタノール(50/50)
媒体中2%のN−2,6−トリクロロ−1,4−ベンゾ
キノンイミン溶液5ml10分間含浸させる。リンス、
水洗、もう一度リンスし、乾燥すると濃い青に染色した
毛髪束を得る。例1と同様にして測定した酸化還元電位
値は次の通り。 Ei=365mV Eq≧180mV ΔE≦185mV
【0039】例6 4−アミノインドールの代りに水−エタノール(80/
20)媒体中2.5%の7−アミノインドール溶液を用
いて例5と同じ方法を用いると、青緑色に染色した毛髪
束を得る。例1と同様にして測定した酸化還元電位値は
次の通り。 Ei=420mV Eq≧180mV ΔE≦240mV
【0040】例7 1,4−ベンゾキノンの代りに水−エタノール(50/
50)媒体中2%の1,2−ナフトキノンの懸濁液を用
いて例1と同じ方法を用いると赤紫色に染色した毛髪束
を得る。例1と同様に測定した酸化還元電位値は次の通
り。 Ei=320mV Eq=−55mV ΔE=375mV
【0041】例8 90%白髪の天然毛髪1gの束に水−アルコール(80
/20)媒体中2.5%の2,3−ジメチル−6−アミ
ノインドール溶液5ml15分間含浸させ、流水で毛髪
束をリンスし、脱水し、新たにこの毛髪束に水−アルコ
ール(50/50)媒体中2%の1,2−ナフトキノン
懸濁液5mlを8分間含浸させ、流水でリンスし、5%
ラウリル硫酸ナトリウム水溶液でシャンプーする。リン
ス、乾燥後赤紫色のつやのある濃い灰色に染色した毛髪
束を得る。例1と同様にして測定した酸化還元電位値は
次の通り。 Ei=145mV Eq=−55mV ΔE=200mV
【0042】例9 例1と同じ方法を用い、水−アルコール(50/50)
溶液中に2%の割合で溶解した2−メチル−1,4−ベ
ンゾキノン(トルキノン)で染色すると、中程度の栗色
に染色した毛髪束を得る。例1と同様にして測定した酸
化還元電位値は次の通り。 Ei=320mV Eq=−45mV ΔE=365mV
【0043】例10 例1と同じ方法を用いるが水−アルコール(50/5
0)溶液中2%の割合で溶解した2−β−ヒドロシエチ
ルチオ−1,4−ベンゾキノンで染色すると、緑色に染
色した毛髪束を得る。例1と同様にして測定した酸化還
元電位値は次の通り。 Ei=320mV Eq=25mV ΔE=295mV
【0044】例11 例8と同じ方法を用いるが、1,2−ナフトキノンの懸
濁液の代りに水−アルコール(50/50)溶液中2%
の割合で溶解した2−β−ヒドロキシエチルチオ−1,
4−ベンゾキノンにより染色すると、濃い灰色の毛髪束
を得る。例1と同様にして測定した酸化還元電位値は次
の通り。 Ei=145mV Eq=25mV ΔE=120mV
【0045】例12 例1と同じ方法を用いるが、1,4−ベンゾキノンの代
りに水−エタノール(50/50)溶液中2%の2−ヒ
ドロキシメチル−1,4−ベンゾキノンで染色すると、
茶色の染色を得る。例1と同様にして測定した酸化還元
電位値は次の通り。 Ei=320mV Eq=5mV ΔE=315mV
【0046】例13 例1と同じ方法を用いるが、6−アミノインドールの代
りに2,3−ジメチル−5−エチル−6−アミノインド
ールを用いる。1,4−ベンゾキノンでの染色後、銅赤
色の染色を得る。例1と同様にして測定した酸化還元電
位値は次の通り。 Ei=120mV Eq=10mV ΔE=110mV
【0047】例14 例1と同じ方法を用いるが、6−アミノインドールの代
りに2,3−ジメチル−4−メチル−6−アミノインド
ールを用いる。同様にして染色後褐色−赤褐色の染色を
得る。例1と同様にして測定した酸化還元電位値は次の
通り。 Ei=90mV Eq=10mV ΔE=80mV

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケラチン繊維上に少くとも1種のアミノ
    インドールを染色に適した媒体中に含有する少くとも1
    種の組成物(A)を適用し、この組成物(A)を適用す
    る前に、または適用したあとで、染色に適した媒体中に
    オルトまたはパラベンゾキノン、オルトまたはパラベン
    ゾキノン・モノイミンまたはジイミン、1,2−または
    1,4−ナフトキノン、オルトまたはパラベンゾキノン
    ・スルホンイミド、α,ω−アルキレン−ビス−1,4
    −ベンゾキノン、または1,2−または1,4−ナフト
    キノン−モノイミンまたはジイミンから選ばれた少くと
    も1種のキノン誘導体を含有する組成物(B)を適用
    し、上記アミノインドールとキノン誘導体はボルトメト
    リーによりガラス炭素電極でのpH7のリン酸塩媒体中
    で測定したアミノインドールの酸化還元電位Eiと、飽
    和カロメル電極に対する水銀電極でのポーラログラフィ
    ーによるpH7のリン酸塩媒体中で測定したキノン誘導
    体の酸化還元電位Eqとの酸化還元電位差ΔEが次式: 【化1】 となるように選ばれることを特徴とする、ケラチン繊維
    の染色方法。
  2. 【請求項2】 アミノインドールは下記式(I): 【化2】 (式中、Rは水素原子、またはC〜Cの直鎖状、
    または分岐状のアルキル基を表わし、RとRは水素
    原子、C〜Cのアルキル基、カルボキシル基、また
    はアルコキシ(C〜C)カルボニル基を表わし、R
    は水素原子、またはC〜Cのアルキル基、または
    〜Cのヒドロキシアルキル基、またはC〜C
    のポリヒドロキシアルキル基、アセチル基、アミンが必
    要によりC〜Cのアルキル基でモノ置換、またはジ
    置換されうるC〜Cのアミノアルキル基を表わし、
    とZは同一または異なり、水素原子、C〜C
    のアルキル基、ヒドロキシル基、ハロゲン、またはC
    〜Cのアルコキシ基を表わし、NHRは4、5、
    6、または7の位置を占める)の化合物、またはこれら
    の塩から選ばれる、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 アミノインドールは5−アミノインドー
    ル、6−アミノインドール、7−アミノインドール、6
    −N−β−ヒドロキシエチルアミノインドール、6−N
    −β−ヒドロキシエチルアミノ−1−メチルインドー
    ル、6−メチルアミノインドール、6−アミノ−N−メ
    チルインドール、6−アミノ−2−カルボキシインドー
    ル、4−アミノ−2,3−ジメチルインドール、6−ア
    ミノ−2,3−ジメチルインドール、7−アミノ−2,
    3−ジメチルインドール、6−アミノ−3−エチル−2
    −メチルインドール、7−アミノ−3−エチル−2−メ
    チルインドール、6−アミノ−3−メチルインドール、
    6−アミノ−6−メチルインドール、6−アミノ−2−
    エトキシカルボニルインドール、4−アミノインドー
    ル、5−アミノ−6−メトキシ−2,3−ジメチルイン
    ドール、6−アミノ−5−メトキシ−2,3−ジメチル
    インドール、5−アミノ−6−ヒドロキシ−2,3−ジ
    メチルインドール、6−アミノ−5−ヒドロキシ−2,
    3−ジメチルインドール、5−アミノ−N−メチルイン
    ドール、6−N−(β,γ−ジヒドロキシプロピル)ア
    ミノインドール、6−アミノ−2,3,4,5−テトラ
    メチルインドール、6−アミノ−5−クロロ−2,3−
    ジメチルインドール、6−アミノ−5−エチル−2,3
    −ジメチルインドール、6−アミノ−2,3,4−トリ
    メチルインドール、6−アミノ−5−ヒドロキシ−2−
    メチルインドール、4−メチルアミノインドール、4−
    アミノ−N−メチルインドール、6−アミノ−23,7
    −トリメチルインドール、6−アミノ−2,3,5−ト
    リメチルインドール、5−アセチルアミノ−6−メトキ
    シ−2,3−ジメチルインドール、6−アミノ−4−メ
    チルインドール、6−アミノ−5−メチルインドール、
    4−アミノ−7−メチルインドール、6−アミノ−7−
    エチル−3−メチルインドール、6−アミノ−5,7−
    ジメチルインドール、6−アミノ−5,7−ジエチルイ
    ンドール、7−アミノ−5−メチル−2−エトキシカル
    ボニルインドール、7−アミノ−5−クロロ−2−エト
    キシカルボニルインドール、7−アミノ−5−エトキシ
    −2−エトキシカルボニルインドール、7−アミノ−5
    −メトキシ−2−エトキシカルボニルインドール、7−
    (4′−ジメチルアミノ−1′−メチルブチル)アミノ
    −5−メトキシインドール、7−(4′−ジメチルアミ
    ノブチル)−アミノ−5−メトキシインドール、6−ア
    ミノ−5−フルオロインドール、6−アミノ−5−フル
    オロ−1−sec.ブチルインドール、6−アミノ−5
    −フルオロ−1−n−プロピルインドール、6−アミノ
    −2−メトキシカルボニル−5−メトキシ−N−メチル
    インドール、6−アミノ−5−メトキシ−2−メトキシ
    カルボニルインドール、6−アミノ−5−メトキシ−2
    −エトキシカルボニルインドール、6−アミノ−5−メ
    トキシ−2−カルボキシインドール、6−アミノ−5−
    ヒドロキシ−1,2−ジメチルインドール、6−アミノ
    −4−メトキシ−2−メトキシカルボニルインドールか
    ら選ばれる、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 キノン誘導体は下記の式(II)、(I
    I′): 【化3】 (式中、Xは酸素、またはNR11を表わし、Yは酸
    素、またはNR12を表わし、R11とR12は同一ま
    たは異なり、水素、ハロゲン、C〜Cのアルキル基
    〜Cのヒドロキシアルキル基、アルキル(C
    )スルホニル基、またはフェニルスルホニル基を表
    わし、R、R、R、R、R10はそれぞれ独立
    して水素、アルキル(C〜C)基、カルボニル基、
    アルキル(C〜C)カルボニル基、アルコキシ(C
    〜C)カルボニル基、アルコキシ(C〜C)メ
    チル基、アルキル(C〜C)チオメチル基、ヒドロ
    アルキル(C〜C)チオメチル基、ヒドロキシアル
    キル(C〜C)スルフイニル基、 【化4】 (rとr′はそれぞれ独立して水素、またはC〜C
    のアルキル基を表わす)、C〜Cのカルボキシアル
    キル基、ハロゲン、ヒドロキシアルキル(C〜C
    基、C〜Cのアルキル基、またはヒドロキシアルキ
    ル基の1種または2種で置換、また未置換のアミノ基、
    アシル(C〜C)アミノ基、SOM(Mは水素、
    K、またはNaを表わす)、スルホキシド基、必要によ
    り置換されたスルホンまたはスルホンアミド基、または
    OZ基(Zは水素、アルキル(C〜C)基、ヒ
    ドロキシアルキル(C〜C)基、カルボキシアルキ
    ル(C〜C)基、必要によりC〜Cのアルコキ
    シ基で置換されたフェニル基、または−SZ基(Z
    はC〜Cのアルキル基、C〜Cのヒドロキシア
    ルキル基、C〜Cのジヒドロキシアルキル基、C
    〜Cのカルボキシアルキル基を表わす)、RとR
    はこれらが結合する炭素原子と共に下記の環状基: 【化5】 (式中、R′、R′、R′、R′は環を形成し
    ないときの上記のR、R、R、R、R10と同
    じ意義を有する)に相当する化合物から選ばれる、請求
    項1〜3のいづれかの一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 キノン誘導体は下記式(II)、(I
    I′): 【化6】 (式中、R、R、R、R、R10はそれぞれ独
    立して水素、C〜Cの低級アルキル基、C〜C
    の低級アルコキシ基、ハロゲン、C〜Cのアシルア
    ミノ基、アルコキシ(C〜C)メチル基、カルボキ
    シアルキル(C〜C)基、アルコキシ(C
    )カルボニル基、ジアルキル(C〜C)アミノ
    基、OZ基(Zはカルボキシルアルキル(C〜C
    )基、ヒドロキシアルキル(C〜C)基を表わ
    す)、SZ基(Zはヒドロキシアルキル(C〜C
    )、ジヒドロキシアルキル(C〜C)、カルボキ
    シアルキル(C〜C)基、アルキル(C〜C
    基を表わす)、Zは酸素、またはNR11基を表わし、
    Yは酸素、またはNR12基を表わし、R11とR12
    はそれぞれ独立して水素、ハロゲン、C〜Cの低級
    アルキル、メチルスルホニル基、またはフェニルスルホ
    ニル基を表わす)のベンゾキノンから選ばれる、請求項
    1〜4のいずれかの一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 キノン誘導体は下記の式(V)、(V
    I): 【化7】 (式中、R、R、R10は請求5に記載の意義を有
    し、R′、R′、R′、R′は請求項5に記載
    のR、R、R、R、R10について記載した意
    義を有し、XとYは請求項5に記載したものと同じ意義
    を有する)の化合物から選ばれる、請求項1〜5のいず
    れからの一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 キノン誘導体は1,4−ベンゾキノン、
    2−メトキシ−1,4−ベンゾキノン、2−メチル−
    1,4−ベンゾキノン、2,6−ジメチル−1,4−ベ
    ンゾキノン、2,3,5−トリクロロ−6−メチル−
    1,4−ベンゾキノン、2−アセチルアミノ−1,4−
    ベンゾキノン、2−アセチルアミノ−3,5−ジメチル
    −1,4−ベンゾキノン、2−クロロ−1,4−ベンゾ
    キノン、テトラクロロ−1,2−ベンゾキノン、2,3
    −ジメトキシ−1,4−ベンゾキノン、2−β−カルボ
    キシエトキシ−1,4−ベンゾキノン、2−メトキシメ
    チル−1,4−ベンゾキノン、2−β−ヒドロキシメチ
    ル−1,4−ベンゾキノン、2−β−ヒドロキシエチル
    チオ−1,4−ベンゾキノン、2,5−ビス−β−ヒド
    ロキシエチルチオ−1,4−ベンゾキノン、2−β,γ
    −ジヒドロキシプロピルチオ−1,4−ベンゾキノン、
    2−β−カルボキシエチルチオ−1,4−ベンゾキノ
    ン、2−カルボキシメチル−1,4−ベンゾキノン、2
    −β−ヒドロキシエチルチオ−6−メチル−1,4−ベ
    ンゾキノン、2−メトキシカルボニル−3−メトキシ−
    1,4−ベンゾキノン、2−メトキシカルボニル−1,
    4−ベンゾキノン、2−メチルチオ−1,4−ベンゾキ
    ノン、2−ジメチルアミノ−1,4−ベンゾキノン、2
    −アセチルアミノ−5−メトキシ−1,4−ベンゾキノ
    ン、2−(β−ヒドロキシエチルチオ)メチル−1,4
    −ベンゾキノン、2−(メチルチオ)メチル−1,4−
    ベンゾキノン、4,5−ジメトキシ−1,2−ベンゾキ
    ノン、4−メチル−5−クロロ−1,2−ベンゾキノ
    ン、4,5−ジメチル−1,2−ベンゾキノン、2,3
    −ジメチル−1,4−ベンゾキノン、2−β−ヒドロキ
    シエトキシ−1,4−ベンゾキノン、N−メチルスルホ
    ニル−1,4−ベンゾキノン・モノイミン、N−フェニ
    ルスルホニル−1,4−ベンゾキノン・モノイミン、
    1,4−ナフトキノン、1,2−ナフトキノン、1,2
    −ナフトキノン−4−スルホン酸、2,3−ジクロロ−
    1,4−ナフトキノン、N−2,6−トリクロロ−1,
    4−ベンゾキノンイミンの化合物から選ばれる、請求項
    1〜5のいずれかの1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 アミノインドールは0.01〜0.3モ
    ル/リットルの濃度で組成物(A)中に存在する、請求
    項1〜7のいずれかの1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 キノン誘導体は0.005〜1モル/リ
    ットルの濃度で組成物(B)中に存在する、請求項1〜
    7のいずれかの1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 組成物(A)と(B)のpHはそれぞ
    れ独立して2〜7である、請求項1〜9のいずれかの1
    項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 組成物(B)のpHは酸性である、請
    求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 組成物(A)と(B)は水、または水
    と溶媒との混合物とから成る水性媒体を含む、請求項1
    〜11のいずれかの1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 組成物(A)および/もしくは組成物
    (B)は無水溶媒の媒体から成る、請求項1〜9のいず
    れかの1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 組成物(A)と(B)はそれぞれ独立
    して、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、
    非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、またはこれら
    の混合物、増粘剤、香料、金属イオン封鎖剤、製膜剤、
    処理剤、分散剤、調整剤、保存剤、不透明化剤、ケラチ
    ン繊維膨脹剤を含む、請求項1〜13のいずれかの1項
    に記載の方法。
  15. 【請求項15】 組成物(A)および/もしくは組成物
    (B)は直接染色剤、酸化染色剤、カップラー、または
    ラピット酸化染色剤から選ばれたその他の染色剤を含
    む、請求項1〜14のいずれかの1項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 組成物(A)および/もしくは組成物
    (B)は更に電位がΔE470mV以上となるベンゾキ
    ノン、ベンゾキノン・イミンまたはジイミン、ナフトキ
    ノン、ナフトキノンイミン、ナフトキノンジイミン系の
    キノン染色剤を含有する、請求項1〜15のいずれかの
    1項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 第1の室に請求項1〜16のいずれか
    の一項に記載の組成物(A)を入れ、第2の室に請求項
    1〜16のいずれかの一項に記載の組成物Bを入れたこ
    とを特徴とする複数の室から成る装置、また染色キッ
    ト。
  18. 【請求項18】 第1の室に請求項1〜16のいずれか
    の一項に記載の組成物(A)を入れ、第2の室に請求項
    1〜16のいずれかの一項に記載の組成物(B)を入
    れ、前記組成物(A)、(B)の少くとも一つは無水溶
    媒の媒体を含み、第3の室は染色のため、また無水組成
    物(A)および/もしくは(B)を入れた二つの室のい
    ずれかの内容物を使用直前に混合するための水性溶媒を
    第3の室に入れたことを特徴とする複数の室から成る装
    置、または染色キット。
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