JPH059814Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH059814Y2 JPH059814Y2 JP1986185904U JP18590486U JPH059814Y2 JP H059814 Y2 JPH059814 Y2 JP H059814Y2 JP 1986185904 U JP1986185904 U JP 1986185904U JP 18590486 U JP18590486 U JP 18590486U JP H059814 Y2 JPH059814 Y2 JP H059814Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- hole
- insulating member
- metal lid
- sealing plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 23
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 18
- 238000010248 power generation Methods 0.000 claims description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
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- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は安全弁装置を備えた密閉型電池に関す
るものである。
るものである。
(ロ) 従来の技術
長期間安定した密閉性を要求される電池におい
て、代表的なものとしては第2図に示す如くガラ
ス或いはセラミツクなどの絶縁部材23を用いた
ハーメチツクシール構造を採用し、一極性端子を
兼ねる外装缶21と金属蓋22とをレーザ溶接等
により固着すると共に他極性端子ピン24を絶縁
部材23中に貫通固定するものがある。
て、代表的なものとしては第2図に示す如くガラ
ス或いはセラミツクなどの絶縁部材23を用いた
ハーメチツクシール構造を採用し、一極性端子を
兼ねる外装缶21と金属蓋22とをレーザ溶接等
により固着すると共に他極性端子ピン24を絶縁
部材23中に貫通固定するものがある。
このハーメチツクシール構造はコスト高となる
欠点があるため第3図に示す如く樹脂製の絶縁部
材33を用い、この絶縁部材33を貫通する他極
性端子ピン34の下部に金属ワツシヤ35を嵌合
し固定すると共に、一極性端子兼用外装缶31と
金属蓋32とを第2図と同様に固着するものが提
案されている(実開昭60−22753号参照)。
欠点があるため第3図に示す如く樹脂製の絶縁部
材33を用い、この絶縁部材33を貫通する他極
性端子ピン34の下部に金属ワツシヤ35を嵌合
し固定すると共に、一極性端子兼用外装缶31と
金属蓋32とを第2図と同様に固着するものが提
案されている(実開昭60−22753号参照)。
ところで、このような電池においてはその密閉
性の高さゆえ、誤使用や異常環境下で電池内圧が
上昇すると電池破壊の危険性があるため種々の安
全弁機構が付設されている。
性の高さゆえ、誤使用や異常環境下で電池内圧が
上昇すると電池破壊の危険性があるため種々の安
全弁機構が付設されている。
第2図の電池構造では外装缶21の一部21′
を薄肉として電池内圧の異常上昇時に薄肉部に破
れて電池の破壊を未然に防止するものであるが、
この場合薄肉部の厚みを管理するのが困難であ
り、作動圧設定が難しく充分な安全性を得ること
ができない。
を薄肉として電池内圧の異常上昇時に薄肉部に破
れて電池の破壊を未然に防止するものであるが、
この場合薄肉部の厚みを管理するのが困難であ
り、作動圧設定が難しく充分な安全性を得ること
ができない。
又、第3図の電池構造では電池内圧の上昇を引
起す電池温度の異常上昇時に樹脂製絶縁部材が溶
融して形成される開口部或いは絶縁部材と金属部
材との接合部若しくは絶縁部材の亀裂部を介して
電池内ガスを外部に廃棄して電池内圧の上昇を迎
え電池の破壊を防止しようとするものであるが、
この場合にも作動圧の設定が難しく精度の高い安
全弁とは云えない。
起す電池温度の異常上昇時に樹脂製絶縁部材が溶
融して形成される開口部或いは絶縁部材と金属部
材との接合部若しくは絶縁部材の亀裂部を介して
電池内ガスを外部に廃棄して電池内圧の上昇を迎
え電池の破壊を防止しようとするものであるが、
この場合にも作動圧の設定が難しく精度の高い安
全弁とは云えない。
一方、高精度の安全弁としては第4図に示す如
く、弁孔45を設けた封口蓋46と、ガス抜孔4
7及び切刃48を設けた皿板49と、常時弁孔4
5を閉塞する可撓性薄板50と、弾性部材51と
よりなる安全弁を付設した封口板44が知られて
おり、この封口板は一極性端子兼用の外装缶41
の開口部に絶縁部材43を介して装着されている
(実開昭61−87458号参照)。
く、弁孔45を設けた封口蓋46と、ガス抜孔4
7及び切刃48を設けた皿板49と、常時弁孔4
5を閉塞する可撓性薄板50と、弾性部材51と
よりなる安全弁を付設した封口板44が知られて
おり、この封口板は一極性端子兼用の外装缶41
の開口部に絶縁部材43を介して装着されている
(実開昭61−87458号参照)。
第4図に示す電池構造では高精度の安全弁が得
られるものの、電池組立に際し、電解液注入後、
外装缶41の開口縁を絶縁部材43の外面にしか
め付けるものであるため、絶縁部材43と外装缶
41との接合部或いは封口蓋46との接合部に液
溜り52が存在し漏液が生じやすく、又外装缶4
1の開口縁によるかしめ付の径が大きく密閉性に
難がある。
られるものの、電池組立に際し、電解液注入後、
外装缶41の開口縁を絶縁部材43の外面にしか
め付けるものであるため、絶縁部材43と外装缶
41との接合部或いは封口蓋46との接合部に液
溜り52が存在し漏液が生じやすく、又外装缶4
1の開口縁によるかしめ付の径が大きく密閉性に
難がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
高密閉性を有し、且高密度の安全弁を有した安
全性に優れた密閉型電池を提供しようとするもの
である。
全性に優れた密閉型電池を提供しようとするもの
である。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案による密閉電池は、発電要素を内蔵せる
一極性端子兼用の外装缶と、該外装缶に導電的に
固着され外装缶の開口部を閉塞する金属蓋と、安
全弁を付設し且前記金属蓋に設けた孔部に絶縁部
材を介して配置される他極性端子兼用の封口板と
を備え、前記金属蓋の孔部には電池外方に向けて
孔縁延出部が形設されており、前記孔縁延出部を
前記絶縁部材の外面にかしめ付けることにより前
記封口板を固定したことを要旨とするものであ
る。
一極性端子兼用の外装缶と、該外装缶に導電的に
固着され外装缶の開口部を閉塞する金属蓋と、安
全弁を付設し且前記金属蓋に設けた孔部に絶縁部
材を介して配置される他極性端子兼用の封口板と
を備え、前記金属蓋の孔部には電池外方に向けて
孔縁延出部が形設されており、前記孔縁延出部を
前記絶縁部材の外面にかしめ付けることにより前
記封口板を固定したことを要旨とするものであ
る。
(ホ) 作用
本考案の電池によれば、外装缶と金属蓋とを固
着するという従来の密閉構造に加え、この金属蓋
の孔部には、電池外方に向けて孔縁延出部が形設
されているため、孔縁延出部を絶縁部材の外面に
かしめ付けることにより封口板を固定することが
できる。
着するという従来の密閉構造に加え、この金属蓋
の孔部には、電池外方に向けて孔縁延出部が形設
されているため、孔縁延出部を絶縁部材の外面に
かしめ付けることにより封口板を固定することが
できる。
そして、第4図に示す従来電池に比してかしめ
付の径が小さいと共に、金属蓋、封口板及び絶縁
部材を一体化した後、電解液を注入した外装缶の
開口部に装着するものであるためかしめ付行程に
おいて液溜りが生じることがないので高密閉性を
有し且耐漏液性に優れる。又封口板には高精度の
安全弁を付設することができ安全性にも優れるも
のである。
付の径が小さいと共に、金属蓋、封口板及び絶縁
部材を一体化した後、電解液を注入した外装缶の
開口部に装着するものであるためかしめ付行程に
おいて液溜りが生じることがないので高密閉性を
有し且耐漏液性に優れる。又封口板には高精度の
安全弁を付設することができ安全性にも優れるも
のである。
(ヘ) 実施例
以下本考案の一実施例を第1図に基づき詳述す
る。
る。
第1図において1は発電要素(図示せず)を内
蔵せる正極端子兼用の外装缶、2はこの外装缶の
開口部を閉塞する金属蓋であつて、両者はその接
合部を例えばレーザ溶接して導電的に固着されて
いる。金属蓋2に設けた孔部には孔縁延出部2′
が形設されており、この延出部2′を絶縁部材3
の外面にかしめ付けることにより孔部に絶縁部材
3を介して他極性端子兼用の封口板4が固定され
ている。
蔵せる正極端子兼用の外装缶、2はこの外装缶の
開口部を閉塞する金属蓋であつて、両者はその接
合部を例えばレーザ溶接して導電的に固着されて
いる。金属蓋2に設けた孔部には孔縁延出部2′
が形設されており、この延出部2′を絶縁部材3
の外面にかしめ付けることにより孔部に絶縁部材
3を介して他極性端子兼用の封口板4が固定され
ている。
封口板4は弁孔5を設けた封口蓋6と、ガス抜
孔7及び切刃8を設けた皿板9と、常時弁孔5を
閉塞する可撓性薄板10と、弾性部材11とより
なる高精度の安全弁が付設されている。
孔7及び切刃8を設けた皿板9と、常時弁孔5を
閉塞する可撓性薄板10と、弾性部材11とより
なる高精度の安全弁が付設されている。
尚、電池組立に際しては金属蓋2の孔部に孔縁
延出部2′を形設し、孔部に絶縁部材3を介して
封口板4を装着した後、孔縁延出部2′を絶縁部
材3の外面にかしめ付けて封口板4及び絶縁部材
3を取付けた金属蓋2を得る。ついでこの金属蓋
2を、電解液を含む発電要素(図示せず)を内蔵
した外装缶1の開口部に装着した後、接合部をレ
ーザ溶接して完成電池を得る。
延出部2′を形設し、孔部に絶縁部材3を介して
封口板4を装着した後、孔縁延出部2′を絶縁部
材3の外面にかしめ付けて封口板4及び絶縁部材
3を取付けた金属蓋2を得る。ついでこの金属蓋
2を、電解液を含む発電要素(図示せず)を内蔵
した外装缶1の開口部に装着した後、接合部をレ
ーザ溶接して完成電池を得る。
又、図示していない外装缶1に正極が、封口板
4に負極が夫々リード片を介して電気接続されて
いる。
4に負極が夫々リード片を介して電気接続されて
いる。
(ト) 考案の効果
上述した如く本考案によれば、高密閉性を有す
ると共に高精度の安全弁を有した安全性に優れた
密閉型電池を得ることができるものであり、その
実用的価値は極めて大である。
ると共に高精度の安全弁を有した安全性に優れた
密閉型電池を得ることができるものであり、その
実用的価値は極めて大である。
第1図は本考案電池の要部断面図を示し、第負
図乃至第4図は夫々従来電池の要部断面図を示
す。 1……正極端子兼用の外装缶、2……金属蓋、
2′……孔縁延出部、3……絶縁パツキング、4
……封口板、5……弁孔、6……封口蓋、7……
ガス抜孔、8……切刃、9……皿板、10……可
撓性薄板、11……弾性部材。
図乃至第4図は夫々従来電池の要部断面図を示
す。 1……正極端子兼用の外装缶、2……金属蓋、
2′……孔縁延出部、3……絶縁パツキング、4
……封口板、5……弁孔、6……封口蓋、7……
ガス抜孔、8……切刃、9……皿板、10……可
撓性薄板、11……弾性部材。
Claims (1)
- 発電要素を内蔵せる一極性端子兼用の外装缶
と、該外装缶に導電的に固着され外装缶の開口部
を閉塞する金属蓋と、安全弁を付設し且前記金属
蓋に設けた孔部に絶縁部材を介して配置される他
極性端子兼用の封口板とを備え、前記金属蓋の孔
部には電池外方に向けて孔縁延出部が形設されて
おり、前記孔縁延出部を前記絶縁部材の外面にか
しめ付けることにより前記封口板を固定したこと
を特徴とする安全弁装置を備えた密閉型電池。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986185904U JPH059814Y2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 | |
US07/125,641 US4783383A (en) | 1986-12-02 | 1987-11-25 | Sealed type battery provided with safety valve means and method of manufacturing same |
GB8727980A GB2198576B (en) | 1986-12-02 | 1987-11-30 | Sealed type battery provided with safety valve means and method of manufacturing same |
KR870013694A KR880008464A (ko) | 1986-12-02 | 1987-12-02 | 안전 밸브장치를 비치한 밀폐형 전지 및 그 제조방법 |
KR2019910005176U KR920001018Y1 (ko) | 1986-12-02 | 1991-04-11 | 안전밸브 장치를 구비한 밀폐형 전지 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986185904U JPH059814Y2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6391158U JPS6391158U (ja) | 1988-06-13 |
JPH059814Y2 true JPH059814Y2 (ja) | 1993-03-10 |
Family
ID=31134967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986185904U Expired - Lifetime JPH059814Y2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH059814Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4737127U (ja) * | 1971-05-18 | 1972-12-25 | ||
JPS5787065A (en) * | 1980-09-26 | 1982-05-31 | Union Carbide Corp | Electrochemical battery with resealable gas vent cover |
JPS6338260B2 (ja) * | 1985-10-02 | 1988-07-29 | Honda Motor Co Ltd |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0745883Y2 (ja) * | 1986-08-28 | 1995-10-18 | 松下電器産業株式会社 | 角形密閉式電池 |
-
1986
- 1986-12-02 JP JP1986185904U patent/JPH059814Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4737127U (ja) * | 1971-05-18 | 1972-12-25 | ||
JPS5787065A (en) * | 1980-09-26 | 1982-05-31 | Union Carbide Corp | Electrochemical battery with resealable gas vent cover |
JPS6338260B2 (ja) * | 1985-10-02 | 1988-07-29 | Honda Motor Co Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6391158U (ja) | 1988-06-13 |
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