JPH0597398A - ホイスト用滑車構造 - Google Patents

ホイスト用滑車構造

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Publication number
JPH0597398A
JPH0597398A JP26013391A JP26013391A JPH0597398A JP H0597398 A JPH0597398 A JP H0597398A JP 26013391 A JP26013391 A JP 26013391A JP 26013391 A JP26013391 A JP 26013391A JP H0597398 A JPH0597398 A JP H0597398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire rope
hole
sheave
hook
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26013391A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Tsuchimoto
真史 土本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP26013391A priority Critical patent/JPH0597398A/ja
Publication of JPH0597398A publication Critical patent/JPH0597398A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フック部分を分解せずにワイヤロープの交換
が容易に出来るホイスト用滑車構造を提供する。 【構成】 フックシーブ14の側面に抜き穴15を設
け、その外周V溝17より抜き穴15がつながるような
切り欠き16を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロープ式ホイストの
ロープ溝車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば実開昭54−88777号
公報に示された従来のフックシーブを利用した滑車全体
を示す1部破断の側面図、図5は図4の線V−Vの断面
図である。巻上桟(本図では記入していない)によりロ
ープ1が巻取られることによりフック2が上下する。フ
ックシーブA3はボールベアリング4を介してシーブピ
ン5により支持され、シーブピン5はシーブ箱6に支持
されて最終的にフック2を支持している。なお、7はカ
バーである。ワイヤロープ1の交換は、ボルト8,抜け
止め板9,シーブピン5の順に分解し、ボールベアリン
グ4を介入したシーブA3を取り外すことにより行って
いる。
【0003】上記した従来技術ではワイヤロープ1の交
換に工具が必要となるので、作業性が悪かった。この点
に鑑みて、図6に示すような従来技術がある。即ち、図
6においてはシーブB10の外周V溝11に切り欠き部
12を設けてなるものである。ワイヤロープ1の交換
は、ワイヤーロープ1の端部1aを切り欠き部12へ収
納し、矢印13の方向へシーブB10を回転させ、この
シーブB10の回転により収納されたワイヤロープ端部
1aが図示の入れた位置と反対側に位置することにより
行っている。このような手順によれば、ワイヤロープ1
の交換作業は工具を使用せず、短時間に行うことが出来
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す従来のホイ
スト用滑車構造は以上のように構成されているので、通
常使用されるロープ端末1aにおいてはロープ径に対し
て比較的大きいためシーブV溝11の切り欠き部12の
形状を大きくしなければならず、これはロープ接触面を
こえた切り欠き部12を必要とし、現実的な形状として
は不可能であった。また切り欠き部12の形状が大きい
ために通常の使用状態でワイヤロープ1がシーブV溝1
1から外れやすくなるなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、通常使用される比較的大きなロ
ープ端末をもったワイヤロープの交換においてもフック
シーブ部分を分解せずワイヤロープの交換が容易に行え
るホイスト用滑車構造を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るホイスト
用滑車構造は、シーブ側面の抜き穴にワイヤロープ端部
を収納し、シーブ外周のV溝から抜き穴までつながる切
り欠きをもつものである。また、抜き穴の形状はワイヤ
ロープ端部の形状に合わせてロープ端部を一時的に固定
できるような寸法としたものである。
【0007】
【作用】この発明においては、ワイヤロープ端部をシー
ブ側面の抜き穴へ収納し、ワイヤロープはシーブ外周V
溝よりこの抜き穴がつながるような切り欠きにワイヤロ
ープをはわせ、シーブ箱とワイヤロープとが緩衝せず、
ワイヤロープの交換が容易に出来る。また、フックシー
ブ側面の抜き穴の形状をロープ端部の寸法または形状に
してワイヤロープ端部を一時的に固定し、ワイヤロープ
の交換がより容易に行えることとなる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1,図2につ
いて説明する。図1は一部破断の側面図、図2は図1の
線II−IIの断面図であり、前記従来のものと同一または
相当部分には同一符号を付して説明を省略する。図にお
いて、14は側面に数カ所の抜き穴15を有するフック
シーブCで、通常重量を軽くするために抜き穴15が配
設されている。16はフックシーブC14の外周V溝1
7から抜き穴15までつながるように設けられた切り欠
きである。
【0009】次に動作について説明する。ワイヤロープ
1の交換は、ワイヤロープ端末1aを抜き穴15に収納
し、ワイヤロープ1はフックシーブC14の側面の切り
欠き16にはわせて矢印13の方向へフックシーブC1
4を回転させる。フックシーブC14の回転によりワイ
ヤロープ端部1aは上記で入れた位置と反対側に位置す
る。
【0010】上記抜き穴15の形状を例えば図3に示す
ように突起18により、ワイヤロープ端部1aの形状ま
たは寸法に合わせておくと、ワイヤロープ端部1aを一
時的に固定できるので、ワイヤロープ1の交換がさらに
容易となる。
【0011】
【発明の効果】以上のように、この発明によればワイヤ
ロープ端部を抜き穴に収納してワイヤロープをフックシ
ーブ側面の切り欠きにおさめたのでワイヤロープ端部が
比較的大きな形状であっても切り抜き形状を小さくで
き、これにより通常の使用状態でもワイヤロープがフッ
クシーブから外れる恐れはなく、ワイヤロープの交換が
容易に行えるという効果が得られる。また、抜き穴の形
状をワイヤロープ端部を一時的に固定出来るようにして
ワイヤロープの交換がさらに容易に行えるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す一部破断の側面図で
ある。
【図2】図1は線II−IIの断面図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す側面図である。
【図4】従来のホイスト滑車全体を示す一部破断の側面
図である。
【図5】図4の線V−Vの断面図である。
【図6】従来の異なる例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ワイヤロープ 1a ワイヤロープ端部 2 フック 5 シーブピン 14 フックシーブC 15 抜き穴 16 切り欠き 17 外周V溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホイスト用滑車に使用されるシーブ構成
    において、前記シーブ側面に抜き穴を設け、外周V溝よ
    りこの抜き穴がつながるような切り欠きを設けたことを
    特徴とするホイスト用滑車構造。
  2. 【請求項2】 抜き穴形状は、ロープ端末形状に合わせ
    てロープ端末を一時的に固定出来るような寸法としたこ
    とを特徴とする請求項1のホイスト用滑車構造。
JP26013391A 1991-10-08 1991-10-08 ホイスト用滑車構造 Pending JPH0597398A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26013391A JPH0597398A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 ホイスト用滑車構造

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JP26013391A JPH0597398A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 ホイスト用滑車構造

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JPH0597398A true JPH0597398A (ja) 1993-04-20

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JP26013391A Pending JPH0597398A (ja) 1991-10-08 1991-10-08 ホイスト用滑車構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101804944A (zh) * 2010-04-22 2010-08-18 青岛港(集团)有限公司 门式起重机钢丝绳的更换装置
JP2013508019A (ja) * 2009-10-14 2013-03-07 ディー ビー インダストリーズ,インコーポレイテッド 取り外し可能な救命索を具えた自己格納型救命索

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JP2013508019A (ja) * 2009-10-14 2013-03-07 ディー ビー インダストリーズ,インコーポレイテッド 取り外し可能な救命索を具えた自己格納型救命索
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