JPH0597096U - 蛍光灯用インバータ装置 - Google Patents
蛍光灯用インバータ装置Info
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- JPH0597096U JPH0597096U JP8614791U JP8614791U JPH0597096U JP H0597096 U JPH0597096 U JP H0597096U JP 8614791 U JP8614791 U JP 8614791U JP 8614791 U JP8614791 U JP 8614791U JP H0597096 U JPH0597096 U JP H0597096U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 蛍光灯用インバ−タ装置11の高周波ノイズ
による誤動作を低減する。 【構成】 回路基板2の制御用信号パタ−ン12を、ノ
イズ源となるドライブ回路素子5に対してア−スパタ−
ン13の外側に添設して配設する。 【効果】 ア−スパタ−ン13のシ−ルド効果により、
ドライブ回路素子5からの高周波ノイズの信号パタ−ン
12への回り込みが防止され、誤動作がなくなる。
による誤動作を低減する。 【構成】 回路基板2の制御用信号パタ−ン12を、ノ
イズ源となるドライブ回路素子5に対してア−スパタ−
ン13の外側に添設して配設する。 【効果】 ア−スパタ−ン13のシ−ルド効果により、
ドライブ回路素子5からの高周波ノイズの信号パタ−ン
12への回り込みが防止され、誤動作がなくなる。
Description
【0001】
この考案は回路基板に発振素子やドライブ素子を組み込んだ蛍光灯用インバ− タ装置、特に該回路基板の信号パタ−ンへのドライブ素子からのノイズの影響を 低減するようにした回路パタ−ンの配置構成の改良に関する。
【0002】
この種蛍光灯用インバ−タ装置は回路基板に発振素子やドライブ素子を組み込 み、蛍光灯を高周波で点灯駆動するものであり、安定器タイプに比べて、チラツ キがなく、小型、高効率が得られる特徴を有している。
【0003】 かかる優れた特徴を有する蛍光灯用インバ−タ装置は蛍光灯を、商用周波の電 源からこれを高周波に変換して供給し、点灯するものであるから、蛍光灯が不点 灯の場合など、発振回路が破損する危険があるなどして、通常は、蛍光灯のラン プ電流を検出し、この検出信号に基ずきドライブ素子をオフして、電源供給をカ ットする構成が採用されている。
【0004】 例えば、図2は自動販売機などの蛍光灯の点灯装置に用いられる蛍光灯用イン バ−タ装置1の正面図であり、印刷配線からなる回路基板2上には、電源部の電 源用回路素子3、高周波発振部を含む点灯制御素子4、半導体スイッチ素子から なる3灯用のドライブ回路素子5(5A,5B,5C)、3灯の各蛍光灯のラン プ回路に配設された電流検出トランス6(6A,6B,6C)がそれぞれ搭載さ れ、更に、各電流検出トランス6(6A,6B,6C)と前記点灯制御素子4間 には、細長い細線状の信号パタ−ン7(7A,7B,7C)とア−スパタ−ン8 が印刷配線されている。
【0005】 さらに詳しくは、上記点灯制御素子4は、例えばLSIによりワンチップで構 成されており、図示しない電源スイッチなどの投入により、電源部の電源用回路 素子3の商用周波を数十KHzの高周波に変換して、ドライブ回路素子5(5A ,5B,5C)を駆動して、図示しない所望の蛍光ランプを点灯駆動すると共に 、電流検出トランス6(6A,6B,6C)よりの検出値により、ドライブ回路 素子5(5A,5B,5C)をオフしたり、要すれば電源をオフするよう構成さ れている。
【0006】
ところで、このように電流検出トランス6でランプ電流を検出し、この電流検 出トランス6よりの検出信号により、点灯制御する蛍光灯用インバ−タ装置1は 、ドライブ回路素子5などの点灯回路より発生するノイズにより、検出信号が正 確に点灯制御素子4に伝達されず、誤動作を生じることがあった。
【0007】 従って、本考案は上記に鑑みなされたものであり、電流検出トランス6により 検出された検出信号を正確に点灯制御素子4に伝達し、誤動作を生じ難い蛍光灯 用インバ−タ装置1を提供することを目的としている。本考案者は種々検討した 結果、上記蛍光灯用インバ−タ装置1が商用周波周の電源を数十KHzの高い高 周波に変換して蛍光灯に付与すること、この場合、蛍光灯は半導体スイッチ素子 からなるドライブ回路素子5で駆動制御され、高周波ノイズを生じ易いことなど の推察にもとずき、上記誤動作の原因が、電流検出トランス6により検出した検 出信号を信号パタ−ン7を経て点灯制御素子4に伝達するとき、上記高周波ノイ ズを拾って、誤って検知されることをみいだし、以下の手段によりこれを解決し たものである。
【0008】
すなわち、本考案は回路基板2上に点灯制御素子4、ドライブ回路素子5、及 び電流検出トランス6を配設し、かつ点灯制御素子4と電流検出トランス6間の 周縁に、これらの素子4、5間に延在して長尺の信号パタ−ン7およびア−スパ タ−ン8を並設して印刷配線した蛍光灯用インバ−タ装置1において、前記信号 パタ−ン7は点灯制御素子4と電流検出トランス6間に配設されたア−スパタ− ン8に対してドライブ回路素子5の外側に添設させたものである。
【0009】
かかる本案構成によれば、ドライブ回路素子5よりの高周波ノイズはア−スパ タ−ン8により有効にシ−ルドされ、信号パタ−ン7への回り込みが防止される 。 従って、誤動作がなくなる。
【0010】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。 図1は本考案に係る自販機用晶用蛍光灯点灯装置に用いる蛍光灯用インバ−タ装 置11の正面図であり、上記した図2のインバ−タ装置1と同様に、印刷配線か らなる回路基板2上に、電源部の電源用回路素子3、高周波発振部を含む点灯制 御素子4、半導体スイッチ素子からなる3灯用のドライブ回路素子5(5A,5 B,5C)、3灯の蛍光灯のランプ回路に配設された電流検出トランス6(6A ,6B,6C)を図示するように配設し、各電流検出トランス6と前記点灯制御 素子4間には、これに延在して長尺の信号パタ−ン12(12A,12B,12 C)とア−スパタ−ン13が印刷配線されている。
【0011】 この本実施例において、前記図2のインバ−タ装置1と相違する点は、回路基 板2上に印刷配線される信号パタ−ン12(12A,12B,12C)とア−ス パタ−ン13の配置構造のみで、その他は同様の構造であり、同じ機能部品は同 一参照符号を付し、簡単のため、その説明は略す。この蛍光灯用インバ−タ装置 11の各電流検出トランス6(6A,6B,6C)と点灯制御素子4間に延在さ れる長尺の信号パタ−ン12(12A,12B,12C)は、その略全体が点灯 制御素子4と電流検出トランス6(6A,6B,6C)間に配設されたア−スパ タ−ン13に対してドライブ回路素子5(5A,5B,5C)のの外側、つまり ドライブ回路素子5(5A,5B,5C)とは反対側に添設して配設されている ことである。
【0012】 このような信号パタ−ン12(12A,12B,12C)は、各電流検出トラ ンス6(6A,6B,6C)および点灯制御素子4との接続部において、ア−ス パタ−ン13上をクロスさせるため、それぞれ、ジャンパ−線14をかいして接 続する必要があるが、ア−スパタ−ン13により、極めて高いシ−ルド効果が得 られ、ドライブ回路素子5(5A,5B,5C)より放射される高周波ノイズが 信号パタ−ン12(12A,12B,12C)へ回り込むことが有効に防止され 、誤動作が改善された。
【0013】
以上の様に、本考案は電流検出トランスの検出信号がドライブ回路素子よりの 高周波ノイズに影響されることがなく、正確に点灯制御素子にキャッチされ、誤 動作のない蛍光灯用インバ−タ装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の蛍光灯用インバ−タ装置の正面図であ
る。
る。
【図2】従来の蛍光灯用インバ−タ装置の正面図であ
る。
る。
2 回路基板 4 点灯制御素子 5 ドライブ回路素子 6 電流検出トランス 11蛍光灯用インバ−タ装置 12信号パタ−ン 13ア−スパタ−ン 14ジャンパ−線
Claims (1)
- 【請求項1】 回路基板2上に点灯制御素子4、ドライ
ブ回路素子5、及び電流検出トランス6を配設し、かつ
点灯制御素子4と電流検出トランス6間の周縁に、長尺
の信号パタ−ン7およびア−スパタ−ン8とを印刷配線
して接続し、電流検出トランス6よりの検出信号を点灯
制御素子4に送出してドライブ回路素子5を駆動制御す
るようにした蛍光灯用インバ−タ装置において、前記信
号パタ−ン7は点灯制御素子4と電流検出トランス6間
に配設されたア−スパタ−ン8に対してドライブ回路素
子5の外側に添設させたことを特徴とする蛍光灯用イン
バ−タ装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991086147U JP2598726Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 蛍光灯用インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991086147U JP2598726Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 蛍光灯用インバータ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0597096U true JPH0597096U (ja) | 1993-12-27 |
JP2598726Y2 JP2598726Y2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=13878628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991086147U Expired - Lifetime JP2598726Y2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 蛍光灯用インバータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598726Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10199688A (ja) * | 1997-01-14 | 1998-07-31 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯点灯装置 |
JP2001143886A (ja) * | 1999-11-12 | 2001-05-25 | Asahi National Lighting Co Ltd | 放電灯点灯装置 |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP1991086147U patent/JP2598726Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10199688A (ja) * | 1997-01-14 | 1998-07-31 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯点灯装置 |
JP2001143886A (ja) * | 1999-11-12 | 2001-05-25 | Asahi National Lighting Co Ltd | 放電灯点灯装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2598726Y2 (ja) | 1999-08-16 |
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