JPH0596648U - 管路系の脱気装置 - Google Patents
管路系の脱気装置Info
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- JPH0596648U JPH0596648U JP084159U JP8415991U JPH0596648U JP H0596648 U JPH0596648 U JP H0596648U JP 084159 U JP084159 U JP 084159U JP 8415991 U JP8415991 U JP 8415991U JP H0596648 U JPH0596648 U JP H0596648U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単かつ安価に液体中の気泡を除去でき,液
体面に浮遊する塵埃から弁を保護する脱気装断を提供す
る。 【構成】 上端に脱気弁8を持つハウジンク1の下端
が,液体の流れる管路系に接続され,浮子21により脱
気弁8を操作される。ハウジシグ1内の空間は,分離兼
閉鎖キヤツプ32により,浮子21を収容する頭部30
の空間と,管路系に接続される保持部31の空間とに分
離され,両空間は分離兼閉鎖キヤツプ32にある開口3
5を介して互いに連通している。管路系の圧力上昇の
際,液体表面26と脱気弁8との間に,弁の汚れを防止
するのに充分な安全距離が残るように,頭部30および
浮子21を案内する浮子棒18が構成されている。
体面に浮遊する塵埃から弁を保護する脱気装断を提供す
る。 【構成】 上端に脱気弁8を持つハウジンク1の下端
が,液体の流れる管路系に接続され,浮子21により脱
気弁8を操作される。ハウジシグ1内の空間は,分離兼
閉鎖キヤツプ32により,浮子21を収容する頭部30
の空間と,管路系に接続される保持部31の空間とに分
離され,両空間は分離兼閉鎖キヤツプ32にある開口3
5を介して互いに連通している。管路系の圧力上昇の
際,液体表面26と脱気弁8との間に,弁の汚れを防止
するのに充分な安全距離が残るように,頭部30および
浮子21を案内する浮子棒18が構成されている。
Description
【0001】
本考案は,ハウジングの上端に,ハウジング内へ突出する弁針を持つ脱気用弁 が設けられ,浮子針を持つ浮子が高さ方向に移動可能に弁針に掛けられている, 流体特に水の循環管路系に脱気特に吸収脱気装置に関する。
【0002】
ドイツ連邦共和国特許第2200904号明細書から公知の装置は,小じんま りとしたハウジングを持つており,このハウジングの高さはその直径と少ししか 異ならない。ハウジングは,下端に管路系の接続管片を持つており,高さの半分 より少し上まで循環水を満たされており,ハウジングの残りの上部には空気が存 在する。ハウジンク蓋のすぐ下には,ハウジングの側壁に弁が設けられており, この弁から弁針がハウジングのほぼ垂直中心軸線まで突出している。循環水中に は浮子が,直立した浮子針と共に浮かんでおり,この浮子針が弁針に掛けられて いるので,水位が特定レベル以下に低下すると弁を開く。
【0003】 水面と弁との間の距離は比較的小さいので,水位の著しい上昇があつてはなら ない。なせならば,そうでなければ水面に浮遊する不純物が弁内へ入り,そのた めに弁が密でなくなり,その結果使用できなくなるからである。このことは,平 常は申し分なく動作するこの公知の装置が,圧力変動が比較的小さいこのような 管路系にしか使用できないことを意昧する。ハウジング内に存在する気泡の高さ および弁と水面との距離は,弁を汚染する危険を冒さないようにするために,気 泡が最初の容積の半分までしか減らないような大きさになつている。このことは ,許容圧力変動に対する不純物成分のある場合に,この圧力変動が,平均して生 ずる圧力を1バール以下しか越えてはならないことを意昧する。
【0004】 ドイツ連邦共和国実用新案第7136706号明細書から公知の弁は,ねじ込 み体を持つており,このねじ込み体は,初応力をかけられたばねを介して浮子軸 と結合されている。この明細書によれば,ねじ込み体が弁座を保持し,浮子軸が ,弁座に対向して設けられた密封板を保持している。浮子軸の端部において,偏 心浮子が浮子軸に回転可能に支持されている。偏心浮子は,水位が上昇すると, まず浮子軸の回りを回転し,水位がさらに上昇すると持ち上げられるので,弁が 閉じられる。圧力がさらに上昇すると,水位が水面に存在する塵埃と共に弁密封 片を越えるまで上昇するので,この弁密封片が塵埃と接触し,その結果密でなく なる。
【0005】 ドイツ連邦共和国実用新案第7145993号明細書から公知の脱気器では, 浮子が容器内において偏心して支持されている。この容器の蓋に空気出口が設け られており,この出口が同時に弁座と引張ばねの固定端とになつている。水位が 弁の密封板の少し下まで上昇すると,弁が浮子によつて閉じられる。圧力がさら に上昇すると,水位がさらに上昇し,その結果水面に浮遊する塵埃が弁の密封板 と常に接触するので,弁が密でなくなり,したがつて使用できなくなる。
【0006】 多くの技術的専門分野に対するように,本装置に対しても,次のことがいえる 。すなわち,技術的可能性に対しては,理論的に長期の持続効果を持つた正確に 動作する複雑な器具を製造することは,今日ではもはや問題ではないが,しかし その他の大部分の技術分野におけると同様にここにおいても,汚染の危険,した がつて機能障害が,これまでまだ解決されていない問題であるということである 。この場合に前提とすべきことは,塵埃が至る所に存在し,非常に費用のかかる 手段によつても,完全に無塵の範囲を殆んど作ることができないことである。冒 頭に挙げた種類の装置に対して,このことは,持続性のある脱気を行なえるよう に常に準備ができていなければならないという要求が,排出弁に対して出される 限り,まつたく特別な困難を意味する。したがつて冒頭に挙げた種類の脱気装置 には,決して動作停止の可能性を持たせてはならず,したがつて常に動作準備が できているようにさせてある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】 本考案の課題は,非常に簡単で安価に液体中の気泡を除去でき,液体面に浮遊 する塵埃のような不純物から弁を保護することができる脱気装置を提供すること である。
【0008】
この課題を解決するため本考案によれば,ハウジングが,液体の流れる管路系 に接続されて上方へ開口する底部としての保持部と,この保持部に取外し可能に 結合されて浮子を収容する頭部とから成り,この頭部の下端に結合される分離兼 閉鎖キヤツプにより,ハウジングの浮子を収容する頭部の空間と,管路系に接続 される保持部の空間とが互いに分離され,かつ分離兼閉鎖キヤツプにある開口を 介して互いに連通しており,管路系の所望の値までの圧力上昇の際,液体表面と 角形孔を持つ弁との間に,弁の汚れを防止するのに充分な安全距離が残る高さま で,浮子が浮子棒上を自由に移動可能であるように,頭部および浮子棒が構成さ れている。
【0009】
こうして本考案によれは,ハウジングが全体として2分割に構成され,その頭 部には常に気体空間が存在して,液面により下方を区画されている。液面は弁か ら一定の安全距離をとつているので,液面上に浮遊する不純仏例えば塵埃粒子が ,弁に達してその機能を悪化させることはない。さらに分離兼閉鎖キヤツプのた め,管路系の内部に対しても角形穴を経て外部に対しても,弁の損傷し易い機能 部分および浮子とその案内機構が保護される。このキヤツプにより2つの空間, すなわちキヤツプより下の塵埃集合空間と,キヤツプより上の塵埃から保護され た空間とが生ずる。キヤツプが頭部に固定されているので,浮子および弁を含む 頭部が1つの構造単位を形成して,保持部したがつて管路系へ簡車に取付け,故 障した場合この頭部のみを速やかに交換することができる。頭部の取外しにより ,塵埃集合空間にたまつた塵埃の除去も簡単に行なうことができる。
【0020】
【実施例】 Spirotopとして構成された出願人の従来の脱気装置は,図1に示すよ うに,例えばビルの集中暖房設備において存在するような,詳細には示してない 閉水循環回路の管路系の脱気に役立つ。主要な構成要素は高さ方向に長いハウジ ング1であり,このハウジングが,図示してない管路系に接続する接続管片3を 持つ杯状の底部2を含んでいる。
【0021】 密封片4を介して,ほぼ円筒状に形成された頭部5が底部2の雌ねじ6にねじ 止めされている。頭部5の上端において,この頭部が,ハウジシグ縦軸線に対し て垂直に向いた,弁本体8を収容する管片7へ開口している。弁本体8の内端に おいてこの弁本体が先細になつており,ここにおいておねじ10を持つている。
【0022】 弁本体8に対向してかつこれに対して同軸的に,なるベくヴイトン(商品名) 製の密封支持面12を持つ閉鎖体11が設けられている。閉鎖体11はおねじ1 3を持つており,このおねじは弁本体8のおねじ10と共に,一貫するねじを形 成している。コイルばね14は,開鎖体11のおねじ13と弁本体8のおねじ1 0とにねじ止めされている。ばね14を両おねじ10および13に多少強くねじ 止めすることにより,ばね14の相応の初応力が得られるので,弁本体8の先細 り部9と密封支持面12との間に相応の閉鎖応力が生ずる。
【0023】 閉鎖体11から,弁針15が,頭部5によつて区画された空気室16のほぼ中 心まで突出している。内部の自由端において弁針15が環17を持つており,こ の環が(図と異なり)水平面内に存在し,できるだけ小さい直径を持つている。 環17には,縦長の上部環19を持つ浮子針18が掛けられている。下端におい て浮子針18が,浮子針18上を自由に移動できる浮子21の下部ストツパ20 が折曲げられている。浮子21は中心孔22を備えており,この孔の直径は,浮 子21が,底部2にある下部ストツパ23と頭部5にある上部ストツパ24との 間のその都度の水面のレベルに応して高さ方向に自由に移動できるような大きさ に選ばれている。浮子21と頭部5および底部2との距離は,水面25または2 6上に浮遊する不純物のために,浮子21が隣接する壁によつて動けなくなつた りあるいは付着したりすることがないような大きさになつている。
【0024】 上部ストツパの投割は,好ましい実施例によれば,浮子針の側方湾曲部の形を したストツパ24aによつて果たされる。
【0025】 弁8,11,12が外部から針などによつて開かれおよび(または)損傷され ないように,弁本体には,直角に曲がつた孔27が設けられている。
【0026】 集中暖房設備の吸上げ管に本装置を設ける場合は,暖房設備を充填する間の最 初の運転開始の際浮子21が下の位置,すなわち底部2の下部ストツパ23上に 載つている。この場合弁8,11,12は浮子針18と弁針15とを介して開か れている。管路系が充満している間,空気室16は弁8,11,12を介して脱 気される。この脱気過程は,ハウジング1内の水面が浮子21を,実線で示した 下部位置へ持ち上げ,すなわち水面レベル25に達した瞬間に止まる。この位置 において弁が閉じる。空間16内の圧力はこの時点において周囲圧力と等しい。 今や管路系に正圧が確立される。ハウジング16内の正圧が例えば6バールにな つてはじめて,浮子21は図示した実施例では破線で示した上部位置にあり,す なわち水面レベル26に達する。
【0027】 空気室16内へ空気が入るたびに,水面25は,その時の圧力に関係なく低下 するので,浮子21も低下し,レベルを下回ると浮子針18と弁針15とを介し て弁8,11,12が開かれる。それから弁は,浮子が実線で示した下部位置へ 再び持ち上けられるまでの時開かれ,すなわち脱気される。
【0028】 弁8,11,12が閉じると,空気室16内に充分な正圧が確立される。この 過程中,空気は室16内で圧縮されるので,水面25または26および浮子21 が浮子針18に沿つて自由に上方へ移動する。
【0029】 空気室16は,水面25または26上を浮遊する塵埃層が5バールまでの圧力 変動の際弁8,11,12からの安全距離に保持されるような大きさに選ばれて いる。圧力が5バール上昇すると,頭部5にある気泡がその最初の容積の1/5 に減少するので,水面25が高さ26まで上昇し,その際浮子21を連行する。 このことによつて,上部ストツパ24からの最初の距離Hを持つた水面25が, 1/5Hの距離までこのストツパに近づく。
【0030】 装置は水不足に対する安全装置としても作用する。例えば水損失により集中暖 房設備の図示してない膨張容器が空にされ,膨張容器から管路系への補給がもは や行なえなくなると,水損失が進む際ハウジング1内の水位25が低下する。こ の場合弁8,11,12が開かれるので,その時までハウジング1内にあつた例 えば0.5バールの正圧が減少する。そのことによつて管路系全体で圧力が0. 5バール低下するので,管路系に設けられた図示してない圧力スイツチが応答し ,ボイラーのバーナを動作停止させおよび(または)同時にきれいな水の補給を 開始する。
【0031】 管路系において循環水が不足する前に装置が既に動作停止しているから,設備 全体における所要正圧が保証されているので,外部からの空気の吸込みが確実に 排除される。この装置を持つ設備では,空気あるいは他の気体を確実に導出する ため,腐食および/またはキヤビテーシヨン浸食がもはや起こらない。
【0032】 図2には,本考案によるSpirotop構成の脱気装置が示されている。こ の構成は,上部に弁が取付けられた頭部30を含んでおり,この弁はこの構成と 以下の実施例とにおいて詳述してない。なぜならばこの弁の位置ならびに構成の 点で図1による構造に一致し,図1による底部2と同様に杯状に構成された保持 部31が,ねじを介して頭部30と結合されており,底部において垂直な中心接 続片3を備えている。
【0033】 頭部30と保持部31との間にキヤツプ32が存在し,このキヤツプが頭部3 0の被覆として高感度弁と浮子懸垂部とを保護する。キヤツプ32は頭部と固定 的に結合されており,なるべく頭部30の下縁においてこの頭部とはり付けられ ている。図示した実施例では,キヤツプは下方に湾曲しかつ中心凹所33を持つ ており,この凹所は下方へ開いているように形成されているので,浮子針18の 下部が,低下した位置において凹所内へ入ることができる。さらに,通常位置に おいて針18は凹所によつて側方揺動するのを防止される。したがつて,凹所3 3は浮子針用の一種の下部案内部である。凹所33は34のところで液体交換の ために下力へ開いており,キヤツプ32にある簡単な孔35の形をした複数の通 過開口によつて包囲されている。
【0034】 キヤツプ32の湾曲した形状により,2つの所望の効果が得られる。1つは, 浮子21が,円36上にあつて弁を開く破線で示した下部位置において,図の面 に対して垂直に延びる断面が円形のキヤツプ32と点接触し,それによつて液面 の上昇の際最小付着のため浮子を非常に容易に持ち上げることができることであ る。2つは,環状塵埃空間37がキヤツプの湾曲状範囲においてこのキヤツプと 保持部31の対向壁部との間に形成されることである。この塵埃空間37には, 液体と共に接続管片3を通つて保持部31内に入る液面浮遊塵埃が,頭部30内 へ侵入することなしに集まることができる。
【0035】 凹所33の回りに環状に分布させて設けられた開口35を通つて,分離され た空気が頭部へ上昇することができる。この場合開口35によつて,保持部31 へ入る大きい気泡が,浮子および弁範囲に入る前に,図1による構成とは異なり 分散させられる。それによつて気泡は,規則的な水爆発を引き起こし得る比較的 大きな浮力を失うので,連行された塵埃粒子が爆発のように弁範囲へ飛ばされる ことが防止される。大きい気泡またはこのような″水爆発″を引き起こす空気量 が比較的ゆつくりとしか孔35を通過できず,次いで浮子21の周囲を流れなけ ればならないので,前述の危険な上方への飛ばし作用はなくなる。
【0036】 上述した破線で示した浮子21の位置において弁が開かれ,頭部の内部が, キヤツプ32上に浮子21が載ることによつて,保持部から引き離される。管路 系の圧力が再び上昇すると,保持部31に正圧が生じ,他方では頭部の内部が大 気とつながつている。圧力差によつて浮子が下部位置から上方へ押し上げられ, 圧力の急激な上昇の際,浮子が弁本体と接触し,すなわち上方への飛ばし運動の 際にも浮子がストツパ24aにおいて捕捉されることが防止される。浮子針18 の下端が側方にそれないように凹所33に保持されるから,浮子21は,図1の 構成とは異なり,上部ハウジンクストツパを必要としない。
【0037】 浮子21が予期に反して浮子針18に付着するならば,圧 力上昇したがつて液面の上昇の際,針18が浮子21と共に上昇せしめられるが しかし制限される。 なぜならば,本考案によれば頭部の蓋すなわち上部ハウジング壁が,浮子針18 の方へ向いた中心凹所38を持つており,この凹所が針ストツパとして作用する ので,浮子針のこのような運動の際弁針15は接触されないままである。浮子針 は,上端において,開いた環39を備えており,この環が弁針環17に係合する 。この弁針環はここでは水平取付位置に示されている。開いた環39によつて浮 子針の取付けが簡単かつ容易になる。浮子の組立および分解は簡単かつ迅速に行 なわれる。なぜならば,本考案によれば浮子針18の下端41が鋭角に曲げ戻さ れているので,浮子21がただ下から端部41を介して押しやられさえすればよ く,この下端はその後再び少し拡張しているので,浮子21は安定して載つてい る。浮子針18の下端41は,既に述べたように,凹所内へ少しもぐつているの で,浮子はいつでも中心軸線上での垂直運動しか行なわず,キヤツプ32以外他 の装置部分とは決して接触しない。
【0038】 前記の実施例は,浮子が図示した位置以下に,最高下部の破線のところまで, すなわちキヤツプ32と接触するまで低下した場合にのみ,弁が作動中に開くこ とができることを示している。
【0039】 例えは浮子および浮子針の下降の際,弁針が下方へあまり大きい距離だけ引張 られると,弁のばね14が場合によつては過度に伸ばされ,そのために閉鎖特性 が変つてしまうことがある。その限りでも,本考案によるキヤツプ32は著しい 利点を持つている。なせならば凹所33は,浮子針18の下部案内部として役立 つのみならず,浮子針18が達し得る最低位置が最低浮子位置によつて規定され る限り,弁針に対するいかなる作用も除去するからである。弁針15の復帰力は ,キヤツプ32上に浮子21が載つている際浮子針18が下方へ凹所33から開 口34を越えて下降しないように作用する。したがつて浮子針18の下端41が まだ凹所33の内部に留まつているので,頭部を取り外しても外部から針18を 引張ることができず,すなわち浮子21がキヤツプ32上に載るまで進むことが できる距離によつて弁針15に対する最大転向距離が決定される。
【0040】 図3による実施例は,図2による実施例とは,保持部の構成の点で相違するだ けであり,Spirovent構成のこの保持部42は,もはや杯状ではなく一 層長くかつほぼ円筒状に構成されている。Spirovent構成では,保持部 42が底部において取付け状態で水平にかつ同軸的に設けられた2つの対向する 接続管片43を持つており,これらの接続管片の一直線をなす位置が,Spir oventを一貫する管路内へ取付けるために考慮されている。保持部には,い わゆるSpiro管が存在する。このSpiro管は主として中心管44とこの 中心管た巻かれた針金網45とから成り,この針金網が,接続管片43を通過す る回路の媒体に対し著しい流れ抵抗を対抗させることなしに,この範囲における 水の鎖静と保持部42の上部への微小気泡の上昇とを保証する。
【0041】 保持部42の上部から,分離された空気または除去すべき他の気体が,通過開 口または孔35を介して頭部30へ入る。Spiro管の長さは,凹所33が中 心管44内へ突出するような大きさに選ばれている。孔35は中心管44の外部 において保持部42の内部へ開口している。
【0042】 図4には,不完全にしか図示してない保持部上にある頭部30が示されており ,この保持部は図2または図3によつて形成することができる。頭剖30と図2 および図3による頭部との相違点は,図4では,凹所38の代りに,上部が少し 異なつて形成された浮子針の案内孔46が設けられていることである。すなわち この浮子針は,閉じてあるいは開いているように形成され得る環47の上方に, 上部ストツパまで室内孔46内を長手方向に移動可能に滑動できる直線状延長部 48を持つている。弁針15はこの場合まつすぐに延びて,端部側の曲げあるい は環なしに形成されている。このため,弁の信頼性と動作能力とを損わすに組立 てを一層簡単にすることができる。なぜならば浮子針18と弁針15との間の相 互作用が依然として所望通りに精確な仕方で与えられるからである。 先に述べた実施例との他の相違点は,頭部に取付けられたキヤツプの形成にあ る。このキヤツプは本実施例では符号49で示されており,ここでは,凹所33 を包囲する接続開口が,環状通過開口52を包囲する深絞りされたカラー51と して形成されている。
【0043】 キヤツプをこのように構成することにより,いわは永続的な空気空間53が得 られ,この空気空間内に塵埃が集まることができ,この空気空間がカラー51の 下縁によつて下方へ区画されている。この空気空間53はそれぞれのキヤツプ形 状により所望のやり方で拡大することができる。作動時間が少し経過した後に, 油脂と塵埃と水との間に境界層54が形成され,小さい気泡がこの境界層を殆ん ど貫通することができない。この現象によつて,気泡が境界層の下方に集まり, しかも通過開口52のカラー51も終わつている同じ平面に集まり,この通過開 口を通つて気泡が次いで頭部30へ上昇することができる。塵埃捕集空間,した がつて塵埃が頭部30へ侵入するのを防止する効果の増大の他に,キヤツプ49 のこの実施例は,気泡の上昇を鎮静させるためにさらに有利な効果を与える。
【0044】 図5には,別のSpirovent構成が示されており,この構成の頭部は図 2および図3により構成されている。キヤツプ49はほぼ図4によつて形成され ているが,しかし次のような相違点かある。すなわち,図5では,接続開口が, 同心円上に均一に分布させて設けられた複数の環状通過聞口55から成り,これ らの通過開口がそれぞれ,カラー56を持つキヤツプ49の相応に深絞りされた 変形部によつて包囲されており,このカラーが図4によるカラー51と比ベて少 し低いため,気泡57が生じ,通過開口55へ移動する境界層54が少し高いと ころにあり,したがつて塵埃用に設けられた空気空間は少し小さい。
【0045】 凹所33の開口34に応じた通過開口52の配置は図6に示してある。
【0046】 図7には別のSpirovent構成が示されており,この構成では保持部4 2がSpiro管44,45のそばに,図3および図5による実施例の場合とほ ぼ同じように構成されている。図示した実施例では,頭部は図4にも示した構成 を持つており,図7においても弁針15がまつすぐに延びるように構成されてお り,弁針18の閉じたあるいは開いた還を通つて突出している。
【0047】 浮子針18の環構成の2つのやり方が,図9および図10に示されている。環 47aの開いた構成は,図9による側面図に示されており,図10による側面図 は環47bの閉じた構成を示している。環47bは,浮子針18の端部を,個別 巻回により,所望の環直径を考慮して,針軸線に対して垂直に,ただしこの針軸 線を含む平面において360°曲げることによつて簡単に作ることができる。残 りの自由端は,図9および図10にも示したように,頭部蓋の上部に案内された 自由端として構成されている。両環構成により,上部浮子針ストツパ24aを省 くことができ,このストツパは,直径が適切に選ばれていれば,両環構成自身に よつて形成されるので,浮子21はその最高位置において下部環縁に接触し,し たがつて弁本体の下方に保持され,その結果浮子21により弁または弁本体に機 械応力がかかる。
【0048】 この実施例では,キヤツプ58が,これまでの実施例と異なり,下方へ保持部 内に湾曲しておらず,逆止弁を構成する特別の目的をもつて平らに形成されてい る。このために,一方では,凹所33が下方において閉鎖されているので,この 凹所はもつぱら下部浮子針先端の保持および案内機能を引き受けている。他方で は,浮子21が下側において適当な大きさの密封環59を備えており,この密封 環が,キヤツプ58上にある位置において保持部空間を頭部空間から密に分離し ている。
【0049】 この実施例は,特に不飽和の吸収液体の循環回路に適している。なぜならば, この回路では装置自身におけるガスまたは空気吸収過程により,浮子21を保持 する液面の上方に保持すべき空気またはガス空間が消滅しないように,何もない 水面を最低に抑えなけれはならないからである。圧力したがつて浮子のその都度 の位置に関係なく,浮子と頭部の壁との間の間隙61を適当に小さく選ぶことに よつて,空気吸収が最低限度に抑えられる。同時に,水不足案内装置(Spir otop)として使用する際弁の開弁反応は,浮子21の回りの水の容積が小さ ければ小さいほどより迅速かつ正確になる。
【0050】 図18から明らかなように,ここでは通過開口が,2つの互いに対向する,ほ ぼ半円形あるいは三日月形の開口あるいは深絞りされた通過開口62の形で形成 されており,この開口は同心的に凹所33の回りに設けられている。この凹所の 配置および相互の対応位置に密封還の形状および位置が合わされている。
【0051】 図7に示したように,閉じた凹所33を持つキヤツプ58の特別の構成を有す る頭部においては,浮子21とキヤツプ58とは,最低位置でキヤツプが両空間 を密に互いに閉鎖する限り,逆止弁として共同作用するので,圧力低下の際およ び弁が開いた際空気または周囲の大気が頭部から循環回路へ入ることができず, したがつて意に反する通気が防止される。凹所33が開いている場合は,逆止め 弁作用は得られない。なぜならば,図2のようにSpirotop用に杯状に形 成されていようとも,あるいはSpirovent用のSpiro管が設けられ ていようとも,浮子21が針18上を自由に移動できなければならないために針 18の直径より大きく選ばれている浮子21の中心孔を介して,ガスが頭部から 保持部へ入つて行くからである。
【0052】 好ましい実施例の説明は,どのような回路パラメータおよび液体特性かに応じ て,どのような有利なやり方で装置の種々の個別部分が互いに組合わされかつ形 成され得るかを非常に明瞭に示している。特に各頭部は,吸収脱気器として,図 7のSpiroventによる保持部にねじ止めされるか,または図2のSpi rotopによる保持部にねじ止めされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のSpirotop構成の脱気装置の断面
図である。
図である。
【図2】本考案による脱気装置の第1実施例の断面図で
ある。
ある。
【図3】第2実施例の断面図である。
【図4】第3実施例の断面図である。
【図5】第4実施例の断面図である。
【図6】図5におけるキヤツプの平面図である。
【図7】第5実施例の断面図である。
【図8】図7における通過開口の平面図である。
【図9】図7における浮子針の上端の変形例の側面図で
ある。
ある。
【図10】浮子針の上端の別の変形例の側面図である。
1 ハウジング 8,11,12 弁 15 弁針 18 浮子針 21 浮子 26 液体表面 27 角形孔 30 頭部 31,42 保持部 32,49,58 キヤツプ 35,52,55,62 開口
Claims (29)
- 【請求項1】 ハウジング(1)の上端に,ハウジンク
内へ突出する弁針(15)を持つ脱気用弁(8,11,
12)が設けられ,浮子針(18)を持つ浮子(21)
が高さ方向に移動可能に弁針(15)に掛けられている
ものにおいて,ハウジング(1)が,液体の流れる管路
系に接続されて上方へ開口する底部としての保持部(3
1,42)と,この保持部に取外し可能に結合されて浮
子(21)を収容する頭部(30)とから成り,この頭
部(30)の下端に結合される分離兼閉鎖キヤツプ(3
2,49,58)により,ハウジング(1)の浮子(2
1)を収容する頭部(30)の空間と,管路系に接続さ
れる保持部(31,42)の空間とが互いに分離され,
かつ分離兼閉鎖キヤツプ(32,49,58)にある開
口(35,52,55,62)を介して互いに連通して
おり,管路系の所望の値までの圧力上昇の際,液体表面
(26)と角形孔(27)を持つ弁(8,11,12)
との間に,弁の汚れを防止するのに充分な安全距離が残
る高さまで,浮子(21)が浮子針(18)上を自由に
移動可能であるように,頭部(30)および浮子針(1
8)が構成されていることを特徴とする,管路系の脱気
装置。 - 【請求項2】 安全距離が,6バールまでの所望の圧力
上昇に対して,その距離の大きさを定められていること
を特徴とする,請求頂1に記載の装置。 - 【請求項3】 弁針(15)と浮子針(18)とが,互
いに係台する環(17,39)を介して両端で互いに結
合されていることを特徴とする,請求項1に記載の装
置。 - 【請求項4】 弁針(15)の環(17)が水平面内に
延びかつできるだけ小さい直径を持つていることを特徴
とする,請求項3に記載の装置。 - 【請求項5】 浮子針(18)の上端に設けられた環
(39,47a)鉤状に開いて構成され,上部ハウジン
ク壁が浮子針(18)の方に向いた中心凹所(38)を
針ストツパとして持つていることを特徴とする,請求項
3に記載の装置。 - 【請求項6】 閉じるかあるいは開いた環(47)が浮
子針(18)の上端に設けられ,この浮子針が,環(4
7)の上方に設けられた延長部(48)を持ち,この延
長部が,上部ハウジンク壁内にある案内部(46)に,
長手方向に移動可能にしかし上昇運動を制限されて保持
され,かつ直線状に延びた弁針(15)が設けられ,こ
の弁針が浮子針環を通つて延びていることを待徴とす
る,請求項1に記載の装置。 - 【請求項7】 ほぼ垂直面内に延びる環(47b)が,
浮子針の360°巻回から成るループによつて形成さ
れ,このループの自由端が長手方向に移動可能に案内さ
れる上部延長部(48)であることを特徴とする,請求
項6に記載の装置。 - 【請求項8】 環(47a)が,円弧状でほぼ垂直に延
びる浮子針(18)の側方湾曲部から成り,この湾曲部
の上方に残された浮子針の自由端が,長手方向に移動可
能に案内される上部延長部(48)であることを特徴と
する,請求項6に記載の装置。 - 【請求項9】 浮子針(18)が下端に折曲げ部(4
1)の形をしたストツパを持つていることを特徴とす
る,請求項1に記載の装置。 - 【請求項10】 折曲げ部(41)が,下から浮子(2
1)を通される逆止め部として鋭角に弾性的に構成され
ていることを特徴とする,請求項9に記載の装置。 - 【請求項11】 弁(8,11,12)の閉鎖力が,弁
本体(8)および閉鎖体(11)上にはまるばね(1
4)内で閉鎖体(11)をねじることにより無段調節可
能であることを特徴とする,請求項1に記載の装置。 - 【請求項12】 角形孔として直角に折曲げられた孔
(27)が,弁本体(8)を通つて内部から外部へ延び
ていることを特徴とする,請求項1に記載の装置。 - 【請求項13】 保持部(31,42)へ頭部(30)
が気密かつ液密にねじはめられていることを特徴とす
る,請求項1に記載の装置。 - 【請求項14】 保持部(42)がガス分離装置を含む
ことを特徴とする,請求項1に記載の装置。 - 【請求項15】 ガス分離装置が針金かごから成ること
を特徴とする,請求項14に記載の装置。 - 【請求項16】 保持部(42)が水平軸線上に一直線
をなして対向している2つの接続管片(43)を持ち,
さらにガス分離用針金かごとして,ハウジング(1)の
軸線に対して同軸に設けられた保持管(44)を含み,
この保持管上に,針金コイルの複数の巻回がらせん状に
巻付けられていることを持徴とする,請求項14に記載
の装置。 - 【請求項17】 キヤツプ(32,49,58)が密に
かつ取外し不可能に頭部(30)に結合され,少なくと
も1つの開口を持つていることを特徴とする,請求項1
に記載の装置。 - 【請求項18】 キヤツプ(32,49,58)が中心
凹所(33)を持ち,この凹所が取付け状態において下
方へ保持部(31,42)内に突出して,浮子針下端の
案内部として構成されていることを特徴とする,請求項
1または17に記載の装置。 - 【請求項19】 凹所(33)が通過開口として構成さ
れていることを特徴とする,請求項18に記載の装置。 - 【請求項20】 キヤツプ(32,49)内に少なくと
も1つの同心的な開口が設けれていることを持徴とす
る,請求項17ないし19の1つに記載の装置。 - 【請求項21】 開口(35,52,55,62)が凹
所(33)を包囲していることを持徴とする,請求項2
0に記載の装置。 - 【請求項22】 対称に設けられた2つの半円形あるい
は三日月形の開口(62)が設けられていることを特徴
とする,請求項20または21に記載の装置。 - 【請求項23】 同心円上に分市された複数の開口(5
5)が設けられていることを特徴とする,請求項20ま
たは21に記載の装置。 - 【請求項24】 複数の開口(55)が深絞りされて,
キヤツプの取付け状態において下方へ保持部(31,4
2)内に突出する縁あるいはカラー(56)によつて包
囲されていることを特徴とする,請求項20ないし23
の1つに記載の装置。 - 【請求項25】 キヤツプ(32,49)が取付け状態
において下方へ保持部(31,42)内に湾曲している
ことを特徴とする,請求項1に記載の装置。 - 【請求項26】 キヤツプ(58)が平らに構成されて
いることを特徴とする,請求項1に記載の装置。 - 【請求項27】 キヤツプが,頭部に近い方の側に,浮
子の最低位置に浮子を支持する湯合に必要な複数の隆起
を持つていることを特徴とする,請求項1に記載の装
置。 - 【請求項28】 浮子がその下面に密封支持面(59)
を持つていることを特徴とする,請求項1に記載の装
置。 - 【請求頂29】 密封支持面(59)がプラスチツク製
環状密封片から成ることを特徴とする,請求項28に記
載の装置。
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1991
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013040637A (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-28 | Danrei:Kk | 空気抜き弁 |
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