JPH0595899U - キャッパー - Google Patents

キャッパー

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JPH0595899U
JPH0595899U JP4524092U JP4524092U JPH0595899U JP H0595899 U JPH0595899 U JP H0595899U JP 4524092 U JP4524092 U JP 4524092U JP 4524092 U JP4524092 U JP 4524092U JP H0595899 U JPH0595899 U JP H0595899U
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JP
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cap
rotation
chuck
container
continuously variable
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JP4524092U
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Inventor
和男 風間
義一 関
Original Assignee
シンポ工業株式会社
京都技研工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャップを容器ねじ部に所定の安定した締め
付けトルクで効率的且つ確実にねじ込むことができるキ
ャッパーを提供する。 【構成】 負荷の増大に伴って速度比が減少すると共に
速度比0において所定の停動トルクが発生する摩擦無段
変速機9と、摩擦無段変速機9の入力軸9aに接続され
た回転駆動源(電動モータ2)と、摩擦無段変速機9の
出力軸9bに接続されたキャップチャック11と、容器
16を固定する容器固定手段(容器固定治具4)と、キ
ャップチャック11を待機域P1 とねじ込み域P2 との
間で往復移動させるチャック移動手段(エアシリンダ
3、昇降台8及び案内軸8a)と、前記出力軸9bの回
転停止を検出する回転検出手段(回転信号発信器12、
回転信号受信器13及び回転判別器14)と、キャップ
チャック11が回転検出手段からの出力信号に基づいて
ねじ込み動作を終了するようにチャック移動手段を制御
する制御装置15とから構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、キャップをキャップチャックで把持しつつ容器ねじ部に所定の締め 付けトルクでねじ込むためのキャッパーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のキャッパーとして、回転駆動源に摩擦板式トルクリミッタを介してキャ ップチャックを接続し、キャップチャックの回転速度とキャップ着座までのキャ ップの所要ねじ込み回転数とから算出されたキャップチャックの所要ねじ込み時 間とそれに続くトルクリミッタの作動時間とからタクトタイムを予め設定し、キ ャップチャックを該タクトタイムに基づいてタイマー制御するように構成された ものが知られているが、トルクリミッタを用いることから締め付けトルクが安定 しない等の問題があった。
【0003】 前記問題を解決するために、前記トルクリミッタの代わりに、実公平1−22 994号公報や特開昭62−34731号公報等に開示されるような、入力軸か ら出力軸に至る伝動系において出力軸に加わる負荷の増大に伴って速度比(出力 軸回転速度/入力軸回転速度)が減少すると共に速度比0において所定の停動ト ルクが発生するように構成された摩擦無段変速機を用いることにより所定の安定 した締め付けトルクが得られるものと考えられる。しかし、この場合、ねじ込み 時にキャップと容器ねじ部とに種々の要因で負荷抵抗が作用すると、摩擦無段変 速機の速度比が自動的に減少すると共にキャップチャックの回転速度が低下する ので、キャップ着座までのキャップチャックの所要ねじ込み時間を前記のように 一律に求めることが困難であり、仮にタクトタイムを設定するならば、前記停動 トルクの発生前にキャップチャックのねじ込み動作が完了する事態の発生を未然 に防止するために多めの安全時間を見込む必要があり、キャッピング工程の生産 性を低下させる等の別の問題を生じるものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、キャップを容器ねじ部に所定の安定した締め付けトルクで効 率的且つ確実にねじ込むことができるキャッパーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るキャッパーは、前記構成の摩擦無段変速機と、摩擦無段変速機の 入力軸に接続された回転駆動源と、摩擦無段変速機の出力軸に接続されたキャッ プチャックと、容器を固定する容器固定手段と、キャップチャックを待機域と容 器ねじ部が配置されるねじ込み域との間で往復移動させるチャック移動手段と、 摩擦無段変速機の出力軸の回転停止を検出する回転検出手段と、キャップを把持 しつつねじ込み域に移動させられたキャップチャックが回転検出手段からの出力 信号に基づいて容器ねじ部に対するキャップのねじ込み動作を終了すると共に次 のねじ込みに備えて待機域に配備されるようにチャック移動手段を制御する制御 装置とからなるものである。
【0006】
【作用】
容器が容器固定手段により固定され、キャップチャックが摩擦無段変速機の出 力軸により回転駆動されると共にキャップを把持しつつ待機域からねじ込み域へ とチャック移動手段により移動させられ、容器ねじ部へのキャップのねじ込みが 開始される。
【0007】 前記ねじ込み中において、キャップチャックの回転速度はキャップと容器ねじ 部との負荷抵抗に応じて変化し、該負荷抵抗が小さい時は高速−低トルク状態で 、負荷抵抗が大きい時は低速−高トルク状態で各々ねじ込みが行われ、キャップ が容器ねじ部に着座したときに摩擦無段変速機の出力軸は所定の停動トルクを発 生しつつ回転を停止する。
【0008】 この摩擦無段変速機の出力軸の回転停止が回転検出手段により検出されると同 時にその出力信号が制御装置に入力され、キャップチャックは容器ねじ部に対す るキャップのねじ込み動作を終了すると共にキャップを離して元の待機域までチ ャック移動手段により移動させられ、次のねじ込みに備える。前記出力軸はその 回転停止の時点で所定の停動トルクを発生するので、キャップは容器ねじ部に該 停動トルクに等しい締め付けトルクでねじ込まれることになり、回転駆動源の慣 性の悪影響を受けない。
【0009】 なお、前記締め付けトルクの変更は、使用する摩擦無段変速機の変速特性を調 節することにより容易に可能である。変速特性の調節は、摩擦無段変速機の伝動 系が、公知のように、遊星運動を行う円錐形転子と入力伝動車、出力伝動車及び 変速リングとが均衡下に各々摩擦係合すると共に変速リングがばね杆を介して回 動可能且つ変速方向に移動可能に支持されるように構成される場合、前記ばね杆 の撓み開始位置の調節やばね定数の調節等により行うことができる。
【0010】 キャップチャックへのキャップの供給は、前記キャッピング工程と連動するよ うに構成された公知の部品供給装置により自動的に行われてもよいが、卓上式キ ャッパーの場合は手動で行われてもよい。また、容器固定手段は、前記キャッピ ング工程と連動するように構成された、公知のロータリ式やベルトコンベア式等 の部品送り装置であってもよいが、卓上式キャッパーの場合は容器を位置決めガ イド等に手動で固定するものでもよい。
【0011】
【実施例】
図1は本考案の実施例に係るキャッパーの側面図である。 同図において、コ字状本体フレーム1の上部に回転駆動源である電動モータ2 及び両ロッド形エアシリンダ3が縦方向に設置され、さらに本体フレーム1の底 部に容器固定手段である容器固定治具4が設けられる。前記エアシリンダ3に空 気圧回路5が接続されると共に該空気圧回路5に4ポート2位置形の電磁式方向 切換弁6が配置され、電動モータ2の回転軸2aに縦長の駆動平歯車7が連結さ れ、エアシリンダ3の下部ピストンロッド3aに昇降台8が、本体フレーム1の 内側に垂設された案内軸8aと摺動可能に連結される。前記エアシリンダ3、昇 降台8及び案内軸8a等は、協働してチャック移動手段を構成する。
【0012】 前記昇降台8に既述の変速特性を備えた摩擦無段変速機9が縦方向に設置され 、該摩擦無段変速機9の入力軸9aに前記駆動平歯車7と歯合可能に入力平歯車 10が連結されると共に出力軸9bには下拡がりの円錐形状溝孔を有するゴム材 (図示を省略する)を内蔵したキャップチャック11が連結される。
【0013】 また、前記摩擦無段変速機9の出力軸9bに回転信号発信器12が固定され、 昇降台8に前記回転信号発信器12と対向して回転信号受信器13が固定される と共に該回転信号受信器13は回転判別器14を介して制御装置15に接続され 、さらに該制御装置15は空気圧回路5における方向切換弁6のソレノイドに接 続される。前記回転信号発信器12、回転信号受信器13及び回転判別器14等 は、協働して回転検出手段を構成する。
【0014】 前記構成において、電動モータ2が起動させられ、容器固定治具4に容器16 が固定されると共にキャップチャック11にキャップ17がゴム材の弾性収縮力 により挟圧把持され、その状態で制御装置15にキャップチャック11の下降開 始信号が与えられる。ここにおいて、キャップチャック11の下降前の位置が待 機域P1 、容器16のねじ部16aの配置される位置がねじ込み域P2 とされる 。
【0015】 制御装置15からの電磁信号により空気圧回路5の方向切換弁6が図示される ように左側位置6aに切り換えられ、エアシリンダ3の下部ピストンロッド3a が下降すると共に昇降台8が案内軸8aに沿って下降を開始する。それに伴って 、摩擦無段変速機9が入力平歯車10を駆動平歯車7と歯合させつつ下降すると 共にキャップチャック11が回転しつつ待機域P1 からねじ込み域P2 へと下降 し、容器16のねじ部16aへのキャップ17のねじ込みが開始される。
【0016】 前記ねじ込み中において、摩擦無段変速機9の出力軸9bの回転は回転検出手 段により常時監視され、該出力軸9bの回転停止が検出されると、制御装置15 にキャップチャック11の上昇開始信号が与えられ、制御装置15からの電磁信 号により空気圧回路5の方向切換弁6が右側位置6bに切り換えられ、前記と逆 の順序で昇降台8が上昇し、キャップチャック11がキャップ17から離れてね じ込み域P2 から元の待機域P1 まで上昇する。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係るキャッパーは以上のように構成されるので、個々のキャッピング を予め一律に設定したタクトタイム内で行う従来技術と異なり、タクトタイムを 一律に設定することなしに各キャップを容器ねじ部に所定の安定した締め付けト ルクで効率的且つ確実にねじ込むことができ、キャップ及びそれと対応する容器 ねじ部の種類や螺合特性のバラツキ等に影響されることなく常に安定した締め付 けトルクを与える。従って、該キャッパーによれば、タクトタイムの短縮及び検 査工程の省略が可能になると共にキャッピング工程の自動化が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るキャッパーの側面図であ
る。
【符号の説明】 P1 待機域 P2 ねじ込み域 2 電動モータ 3 エアシリンダ 4 容器固定治具 5 空気圧回路 8 昇降台 8a 案内軸 9 摩擦無段変速機 9a 入力軸 9b 出力軸 11 キャップチャック 12 回転信号発信器 13 回転信号受信器 14 回転判別器 15 制御装置 16 容器 16a ねじ部 17 キャップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸から出力軸に至る伝動系において
    出力軸に加わる負荷の増大に伴って速度比が減少すると
    共に速度比0において所定の停動トルクが発生するよう
    に構成された摩擦無段変速機と、摩擦無段変速機の入力
    軸に接続された回転駆動源と、摩擦無段変速機の出力軸
    に接続されたキャップチャックと、容器を固定する容器
    固定手段と、キャップチャックを待機域と容器ねじ部が
    配置されるねじ込み域との間で往復移動させるチャック
    移動手段と、摩擦無段変速機の出力軸の回転停止を検出
    する回転検出手段と、キャップを把持しつつねじ込み域
    に移動させられたキャップチャックが回転検出手段から
    の出力信号に基づいて容器ねじ部に対するキャップのね
    じ込み動作を終了すると共に次のねじ込みに備えて待機
    域に配備されるようにチャック移動手段を制御する制御
    装置とからなるキャッパー。
JP1992045240U 1992-06-06 1992-06-06 キャッパー Expired - Lifetime JP2593029Y2 (ja)

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JP1992045240U JP2593029Y2 (ja) 1992-06-06 1992-06-06 キャッパー

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JPH0595899U true JPH0595899U (ja) 1993-12-27
JP2593029Y2 JP2593029Y2 (ja) 1999-03-31

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63258794A (ja) * 1987-04-10 1988-10-26 澁谷工業株式会社 キヤツピング方法
JPS6422994U (ja) * 1987-07-29 1989-02-07

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63258794A (ja) * 1987-04-10 1988-10-26 澁谷工業株式会社 キヤツピング方法
JPS6422994U (ja) * 1987-07-29 1989-02-07

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