JPH0595824A - ダイニングチエア及びダイニングセツト - Google Patents

ダイニングチエア及びダイニングセツト

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Publication number
JPH0595824A
JPH0595824A JP3263777A JP26377791A JPH0595824A JP H0595824 A JPH0595824 A JP H0595824A JP 3263777 A JP3263777 A JP 3263777A JP 26377791 A JP26377791 A JP 26377791A JP H0595824 A JPH0595824 A JP H0595824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chair
dining
seat
old people
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3263777A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Kiyohara
暢 清原
Tadashi Okada
忠 岡田
Kayoko Kobayashi
佳代子 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP3263777A priority Critical patent/JPH0595824A/ja
Publication of JPH0595824A publication Critical patent/JPH0595824A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Special Chairs (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 体力の低下した高齢者や介護等の必要な高齢
者にも安全性や安定性、優しさを配慮したダイニングチ
ェア及びダイニングセットを提供することを目的とする
ものである。 【構成】 ダイニングチェアは、前脚16側下部を回
動、滑動可能な部材18で構成し、シート21及びアー
ム19の高さは低めに設定すると共に、アームトップは
把持し易い肉厚にして把持した場合に滑り難い材料を用
いる。ダイニングセットは、前脚側下部を回動、滑動可
能な部材で構成したダイニングチェア16〜21、及び
支柱14と大径のベース15で高安定度に維持したダイ
ニングテーブル11〜15からなり、テーブル、シート
及びアームの高さは低めに設定すると共に、テーブルト
ップ及びアームトップは把持し易い肉厚にして把持した
場合に滑り難い材料を用いる。これにより、補助者が背
後からダイニングチェアの出し入れの補助動作を容易に
行うことができる。また、テーブルトップやアームトッ
プを支えにして離着席の動作を楽に行うことができ、安
定した座り心地を維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、離着席動作の補助を配
慮したダイニングチェア及びダイニングセットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ダイニングセットには、様々な高さ、サ
イズ、デザインのものが存在しているが、一般にダイニ
ングチェア及びテーブルとも4脚構成のものが普通であ
り、この4脚構成によって安定性を確保している。
【0003】ダイニングセットを類別するとすれば、一
般家庭用とホテルやレストラン、食堂等の業務用に分け
ることができるが、それらには、機能的に格別の違いは
なく、むしろそれぞれの雰囲気に応じたデザインが採用
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、我が国の平
成3年の高齢者人口統計によると、既に、65歳以上の
高齢者が総人口の12.5%の1500万人を超え、こ
の1年で65万人の高齢者が増加している。このように
高齢化社会へますます加速されていく環境にあって、特
に、高齢者に対し体力の衰えや障害のため第三者の補助
或いは介護等(介護等)が必要になった場合にも、それ
に対応して従来より継続した日常生活の中で安全性や安
定性、優しさ、快適さ等を配慮した居空間を提供するこ
とが要請され、その中にあってダイニングセットも例外
ではない。
【0005】特に高齢者において、徐々に体力が低下し
て第三者の補助或いは介護等が必要になってくると、健
常者と同じ居住施設では、このような介護等が必要な者
のための配慮がなされてなく、日常生活にも徐々に変化
をきたしいろいろな不都合が生じてくる。しかも、高齢
者の場合、第三者による補助或いは介護等が限られた期
間というよりもむしろ日常的に継続して必要になるた
め、補助者或いは介護者(介護者等)を含め居住者にと
ってより安全性や安定性、優しさ、快適さ等に配慮する
ことが要請される。しかし、従来のダイニングセットに
は、例えばテーブルの脚が邪魔になったり、チェアの出
し入れがしにくい等の問題があり、必ずしも離着席の際
の動作を補助するような配慮、補助者も含めたアプロー
チのし易い配慮等がなされていない。
【0006】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、体力の低下した高齢者や介護等の必要な高齢者に
も安全性や安定性、優しさを配慮したダイニングチェア
及びダイニングセットを提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために本発明のダイ
ニングチェアは、前脚側下部を回動、滑動可能な部材で
構成し、シート及びアームの高さは低めに設定すると共
に、アームトップは把持し易い肉厚にして把持した場合
に滑り難い材料を用いたものであることを特徴とする。
【0008】また、ダイニングセットは、前脚側下部を
回動、滑動可能な部材で構成したダイニングチェア、及
び支柱と大径のベースで高安定度に維持したダイニング
テーブルからなり、テーブル、シート及びアームの高さ
は低めに設定すると共に、テーブルトップ及びアームト
ップは把持し易い肉厚にして把持した場合に滑り難い材
料を用いたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明のダイニングチェア及びダイニングセッ
トでは、前脚側下部を回動、滑動可能な部材で構成する
ので、補助者が背後から容易に出し入れの補助動作を行
うことができる。また、テーブル、シート及びアームの
高さは低めに設定すると共に、テーブルトップ及びアー
ムトップは把持し易い肉厚にして把持した場合に滑り難
い材料を用いたので、テーブルトップやアームトップを
支えにして離着席の動作を楽に行うことができ、安定し
た座り心地を維持することができる。しかも、ダイニン
グテーブルは、支柱と大径のベースで高安定度に維持し
ているので、安心してテーブルトップを支えにして離着
席の動作を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明のダイニングチェア及びダイニン
グセットの1実施例を説明するための図であり、11は
天板、12は縁材、13はスチール板、14は支柱、1
5はベース、16は前脚、17は後脚、18はキャスタ
ー、19はアーム、20はバック、21はシートを示
す。
【0011】図1において、ダイニングチェアは、それ
ぞれ対の前脚16、後脚17のうち前脚16にキャスタ
ー18を装着し、その前脚16の位置がアーム19のト
ップ真下、或いはそれより前方となるように設定したも
のである。そして、アーム19の高さは低めに設定する
と共に、アーム19のトップはしっかりと把持し易い肉
厚にすると共に、把持した場合に滑り難い材料を用いた
ものである。また、シート21の高さも着席した時の安
定感が維持できるように低めに設定する。
【0012】上記前脚16にキャスター18を装着した
構成により、離着席の際に補助者等がダイニングチェア
の背後から軽くバック20側を上げて後脚17を浮か
せ、ダイニングチェアを前進、後進、或いは左右に転回
させることを容易にするので、離着席の動作をし易いよ
うに補助することができる。そして、シート21の高さ
も低めに設定し、アーム19の高さは低めに設定するこ
とにより、着席した時の安定感が維持できると共に、離
着席の動作の際にアーム19のトップに手をかけ易く、
しかも、アーム19のトップはしっかりと把持し易い肉
厚にすると共に、把持した場合に滑り難い材料を用いる
ので、安定かつ安全な離着席の際の動作を補助すること
ができる。
【0013】また、ダイニングテーブルは、底部のベー
ス15に、重量を持たせ離着席の際にテーブルトップの
端部に例えば手を突いて体重の一部を加わえても十分に
安定した状態が保てるように、大きなスチール板を用い
たものである。そして、離着席の際にごく自然にテーブ
ルトップの端部に手を伸ばし体重の一部を支えることが
できるように、天板11、支柱14の高さは低めに、ま
たテーブルトップの端部をしっかりと把持し易いよう
に、天板11、縁材12の厚さ、材質、テーブルトップ
A、Bの面取り、半径を設定している。また、脚部の支
柱14は、真ん中に配置することによって、テーブルの
どの位置からも同じようにスムーズな補助の動作、アプ
ローチができるようにしている。さらに、スチール板の
ベース15と脚部の支柱14、その上端のスチール板1
3を一体にし、上端のスチール板13に天板11を固定
することによって、安全性、安定性を維持するように構
成している。
【0014】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、ダイニングチェアのアームトップ及びダ
イニングテーブルのテーブルトップを把持し易い厚さに
設定したが、より手に馴染みやすいように凹凸や手の把
持状態に応じた曲線の形状にしてもよい。また、それぞ
れ対の前脚、後脚からなるダイニングチェアで前脚にキ
ャスタを装着したが、左右又は前後を板状の脚からなる
ダイニングチェアや、ボックス状の脚からなるダイニン
グチェアについても、同様に脚の前側にキャスタを装着
することによって本発明を適用することができる。さら
に、キャスタを装着する例を示したが、ローラその他回
動、滑動可能なキャスタに代わる他の部材を装着しても
よいことはいうまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、ダイニングチェアの前脚に回動、滑動可能な部材を
装着したので、離着席の際に補助者が背後からの出し入
れ補助動作を容易に行うことができる。また、高さを低
めにすると共にダイニングチェアのアームトップ及びダ
イニングテーブルのテーブルトップを把持し易くしたの
で、離着席の際の動作時にダイニングチェア及びダイニ
ングテーブルで身体を支えることができ、体力の低下し
ている高齢者においても離着席の際に高い安定性、安全
性を維持することができる。しかも、ダイニングテーブ
ルは、支柱と大径のベースで高安定度に維持しているの
で、安心してテーブルトップを支えにして離着席の動作
を行うことができる。
【0016】本発明のダイニングチェア及びそのダイニ
ングセットは、上記のように離着席の際に通常の健常者
と異なって補助の動作を必要とする居住者に安全性、安
定性、優しさを配慮したものであり、高齢者居住施設等
に採用して有用な家具調度品を提供することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のダイニングチェア及びダイニングセ
ットの1実施例を説明するための図である。
【符号の説明】
11…天板、12…縁材、13…スチール板、14…支
柱、15…ベース、16…前脚、17…後脚、18…キ
ャスター、19…アーム、20…バック、21…シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前脚側下部を回動、滑動可能な部材で構
    成したことを特徴とするダイニングチェア。
  2. 【請求項2】 シート及びアームの高さは低めに設定す
    ると共に、アームトップは把持し易い肉厚にして把持し
    た場合に滑り難い材料を用いたものであることを特徴と
    する請求項1記載のダイニングチェア。
  3. 【請求項3】 前脚側下部を回動、滑動可能な部材で構
    成したダイニングチェア、及び支柱と大径のベースで高
    安定度に維持したダイニングテーブルからなり、テーブ
    ル、シート及びアームの高さは低めに設定すると共に、
    テーブルトップ及びアームトップは把持し易い肉厚にし
    て把持した場合に滑り難い材料を用いたことを特徴とす
    るダイニングセット。
JP3263777A 1991-10-11 1991-10-11 ダイニングチエア及びダイニングセツト Pending JPH0595824A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3263777A JPH0595824A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 ダイニングチエア及びダイニングセツト

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JP3263777A JPH0595824A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 ダイニングチエア及びダイニングセツト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0595824A true JPH0595824A (ja) 1993-04-20

Family

ID=17394138

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3263777A Pending JPH0595824A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 ダイニングチエア及びダイニングセツト

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JP (1) JPH0595824A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08214982A (ja) * 1995-02-17 1996-08-27 Kokuyo Co Ltd 椅 子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08214982A (ja) * 1995-02-17 1996-08-27 Kokuyo Co Ltd 椅 子

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