JPH0595348A - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

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JPH0595348A
JPH0595348A JP3254858A JP25485891A JPH0595348A JP H0595348 A JPH0595348 A JP H0595348A JP 3254858 A JP3254858 A JP 3254858A JP 25485891 A JP25485891 A JP 25485891A JP H0595348 A JPH0595348 A JP H0595348A
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JP
Japan
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vco
pass filter
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inputted
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Withdrawn
Application number
JP3254858A
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English (en)
Inventor
Yoshibumi Nakajima
義文 中島
Yoshito Furuyama
義人 古山
Kazuharu Chiba
一治 千葉
Hideo Sumiyoshi
秀夫 住吉
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PLL回路に関し、可変周波数幅の広いVC
Oを用いても安定度が高く同期引込みが早いPLL回路
の提供を目的とする。 【構成】 入力データと周波数の等しい基準クロック
と、VCO1の出力を第1の位相比較器2に入力し、位
相差により生ずる電圧をローパスフィルタ3を介して加
算器4に入力し出力を該VCO1に入力し、該入力デー
タと該VCO1の出力を位相比較器5に入力し、位相差
により生ずる電圧をローパスフィルタ6を介して該加算
器4に入力し上記ローパスフィルタ3の出力電圧と加算
し加算結果を該VCO1に入力するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、局と複数の一般家庭の
加入者間との通信を光ファイバ1本で行うピンポン伝送
方式の光低速加入者装置システム等にて同期引込みを行
うPLL回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は1例の光低速加入者装置システム
を示す図、図4は従来例のPLL回路のブロック図であ
る。
【0003】図3は、局の局内回線終端装置(以下OC
Uと称す)20よりの1本の光ファイバ23に加入者A
のディジタル回線終端装置(以下DSUと称す)21と
加入者BのDSU22の2個が接続されている場合の光
低速加入者装置システムの例である。
【0004】このシステムでは図3に示す如く1フレー
ムを半分に分け、前半分は局のOCU20から加入者
A,BのDSU21,22にデータを伝送する時間で、
後半分は加入者A,BのDSU21,22から局のOC
U20にデータを伝送する時間になつている。
【0005】局のOCU20からデータを伝送する場合
は図3に示す如く数ビットのプリアンブル信号が送られ
た後加入者A,BのDSU21,22に対するデータを
バースト信号として送信する。
【0006】加入者A,BのDSU21,22から局の
OCU20へデータを伝送する場合は図3に示す如く、
加入者AのDSU21より数ビットのプリアンブル信号
が送られた後データをバースト信号として送信し、少し
時間をおいて加入者BのDSU22より数ビットのプリ
アンブル信号が送られた後データをバースト信号として
送信する。
【0007】局のOCU20では、加入者A,BのDS
U21,22よりのデータを受信する為には、加入者
A,BのDSU21,22からの数ビットのプリアンブ
ル信号にて夫々同期をとる必要がある。
【0008】両者のプリアンブル信号は周波数は等しい
が、送信時の位相が合っていてもOCU20との距離が
異なるのでOCU20にて受信した時の位相は異なり大
きい時は180度も異なることがある。
【0009】このような数ビットのプリアンブル信号に
て夫々同期をとる為に用いられる従来のPLL回路は図
4に示す如きものであり、このPLL回路は入力データ
(プリアンブル信号)と電圧制御発振器(以下VCOと
称す)11の周波数を略合致させる為に夫々1/nとす
る分周器7,1/mとする分周器8を通して位相比較器
9に入力し、位相差により生ずる電圧をローパスフィル
タ10を介してVCO11に入力することでVCO11
の出力を入力データの位相に合致するようにするもので
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示すシステムのOCU20にての同期引込みに図4に示
すPLL回路を用いるとすると、加入者AのDSU21
からの数ビットのプリアンブル信号にて同期引込みを行
い、次に送られてくる加入者BのDSU22からの、周
波数は等しいが位相は異なる数ビットのプリアンブル信
号にて同期引込みを行わねばならず、この為には同期引
込みを早く出来るようにする必要があり、可変周波数幅
の大きいVCO(例えばデータ伝送速度が20MHz又
は30MHzとすると可変幅は数MHz)が必要とな
る。
【0011】この種のVCOは水晶発振器では実現出来
なく、抵抗,キヤパシタ又はインダクタンス,キヤパシ
タを用いたタンク回路方式のVCOとなる。このVCO
は安定度が悪いので周波数の変動をなるべく少なくする
為には、ローパスフィルタ10の時定数を大きくループ
利得を大きくせねばならず、こうすると引込み時間が長
くなる。
【0012】このようなPLL回路を用いDSU21か
らの数ビットのプリアンブル信号と、次に送られてくる
DSU22からの周波数は等しいが位相は異なる数ビッ
トのプリアンブル信号にて夫々同期引込みを行わおうと
すると、DSU21からの数ビットのプリアンブル信号
にて同期引込みを行いデータを受信した後の間隙にて周
波数が変動したVCO11の周波数も変化しなければな
らずループ利得が大きくローパスフィルタ10の時定数
が大きいのと合わせ引込みに時間がかかり、データ伝送
速度が20MHzとか30MHzの如く早い場合は、光
低速加入者装置システムが実現出来ない問題点がある。
【0013】本発明はデータ伝送速度が20MHzとか
30MHzの如く早い場合の光低速加入者装置システム
等にも使用出来る、可変周波数幅の広いVCOを用いて
も安定度が高く同期引込みが早いPLL回路の提供を目
的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図1に示す如く、入力データと周波数の
等しい基準クロックと、VCO1の出力を第1の位相比
較器2に入力し、位相差により生ずる電圧を第1のロー
パスフィルタ3を介して加算器4に入力し出力を該VC
O1に入力し、該入力データと該VCO1の出力を第2
の位相比較器5に入力し、位相差により生ずる電圧を第
2のローパスフィルタ6を介して該加算器4に入力し上
記第1のローパスフィルタ3の出力電圧と加算し加算結
果を該VCO1に入力するように構成する。
【0015】
【作用】本発明にれば、VCO1の周波数を、第1の位
相比較器2,第1のローパスフィルタ3,加算器4,V
CO1よりなるループにて、周波数がデータと等しい基
準クロックの周波数に合致させておくので、VCO1の
安定度は高くなる。
【0016】従って、第2の位相比較器5,第2のロー
パスフィルタ6,加算器4,VCO1よりなるループの
ループ利得は小さく又第2のローパスフィルタ6の時定
数を小さくすることが出来る。
【0017】データ入力時は、第2の位相比較器5,第
2のローパスフィルタ6,加算器4,VCO1よりなる
ループにて、入力データと周波数の等しくなっているV
CO1の出力と、入力データとの位相を合わせればよい
ので、ループ利得は小さく又第2のローパスフィルタ6
の時定数が小さくなっているのと合わせ、同期引込みは
非常に早くなる。
【0018】即ち、VCO1に可変周波数幅の広いVC
Oを用いてもVCO1の周波数は、入力データのない時
は入力データと等しく保持され安定状態にあり、入力デ
ータ入力時にはVCO1の位相を合致するようにすれば
よいので、ループ利得は小さく又第2のローパスフィル
タ6の時定数が小さい点と合わせ同期引込みは非常に早
く、データ伝送速度が20MHzとか30MHzの如く
早い場合の、光低速加入者装置システム等にも使用出来
るようになる。
【0019】
【実施例】図2は本発明の実施例のPLL回路のブロッ
ク図である。図2のPLL回路は、局に持つている、デ
ータの周波数と等しい基準クロックとVCO1の出力周
波数を略一致する為に夫々1/nとする分周器7,1/
mとする分周器8を通して位相比較器2に入力し、図2
(A)に示す如く、位相差に比例して生ずる電圧をロー
パスフィルタ10を介して加算器4に入力し、出力をV
CO1に入力することで、VCO1の出力周波数をデー
タ即ち基準クロックの周波数に合致するようにして、V
CO1の安定度を高くしている。
【0020】そして、位相比較器5,ローパスフィルタ
6,加算器4,VCO1よりなるループのループ利得は
小さく又ローパスフィルタ6の時定数を小さく出来るよ
うにしている。
【0021】又入力データの周波数とVCO1の出力周
波数を略一致する為に夫々1/lとする分周器12,1
/kとする分周器13を通して位相比較器5に入力して
いる。この場合のVCO1は入力データの周波数に合致
しているので、位相比較器5は、図2(B)に示す如き
位相差0より少しずれると大きく変化した電圧を出力す
る、進み遅れ検出による制御方式を採用して同期引込み
を早くするようにしている(この方式は周波数が一致し
ていないとかえつて引込みに時間がかかる)。
【0022】そして、この位相がずれた時には大きく変
化する電圧をローパスフィルタ6を介して加算器4に入
力し、ローパスフィルタ3よりの電圧と加算しVCO1
に入力し、VCO1の出力の位相を入力データに合致す
るようにしている。
【0023】このようにすると、1/kとする分周器1
3,位相比較器5,ローパスフィルタ6,加算器4,V
CO1よりなるループにて、VCO1の位相を、入力デ
ータの位相と合わせればよいので、ループ利得は小さく
又ローパスフィルタ6の時定数が小さくなっているのと
合わせ、更に位相比較器5を進み遅れ検出による制御方
式としているので、同期引込みは非常に早くなる。
【0024】即ち、VCO1に可変周波数幅の広いVC
Oを用いてもVCO1の周波数は、入力データのない時
は入力データと等しく保持され安定状態にあり、入力デ
ータ入力時にはVCO1の位相を合致するようにすれば
よいので、ループ利得は小さく又ローパスフィルタ6の
時定数が小さい点と合わせ更に位相比較器5を進み遅れ
検出による制御方式としているので同期引込みは非常に
早く、データ伝送速度が20MHzとか30MHzの如
く早い場合の、光低速加入者装置システム等にも使用出
来るようになる。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明せる如く本発明によれ
ば、VCO1に可変周波数幅の広いVCOを用いてもV
CO1の周波数は、入力データのない時は入力データと
等しく保持され安定状態にあり、入力データ入力時には
VCO1の位相を合致するようにすればよいので、ルー
プ利得は小さく又ローパスフィルタ6の時定数が小さい
点と合わせ更に位相比較器5を進み遅れ検出による制御
方式としているので同期引込みは非常に早く、データ伝
送速度が20MHzとか30MHzの如く早い場合の、
光低速加入者装置システム等にも使用出来るようにな
り、データ伝送速度が20MHzとか30MHzの如く
早い、光低速加入者装置システムを構築することが出来
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の原理ブロック図、
【図2】は本発明の実施例のPLL回路のブロック図、
【図3】は1例の光低速加入者装置システムを示す図、
【図4】は従来例のPLL回路のブロック図である。
【符号の説明】
1,11は電圧制御発振器、2,5,9は位相比較器、
3,6,10はローパスフィルタ、4は加算器、7,
8,12,13は分周器、20は局内回線終端装置、2
1,22はディジタル回線終端装置、23は光ファイバ
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 住吉 秀夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データと周波数の等しい基準クロッ
    クと、電圧制御発振器(1)の出力を第1の位相比較器
    (2)に入力し、位相差により生ずる電圧を第1のロー
    パスフィルタ(3)を介して加算器(4)に入力し出力
    を該電圧制御発振器(1)に入力し、 該入力データと該電圧制御発振器(1)の出力を第2の
    位相比較器(5)に入力し、位相差により生ずる電圧を
    第2のローパスフィルタ(6)を介して該加算器(4)
    に入力し上記第1のローパスフィルタ(3)の出力電圧
    と加算し加算結果を該電圧制御発振器(1)に入力する
    ようにしたことを特徴とするPLL回路。
JP3254858A 1991-10-02 1991-10-02 Pll回路 Withdrawn JPH0595348A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3254858A JPH0595348A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 Pll回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP3254858A JPH0595348A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 Pll回路

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JPH0595348A true JPH0595348A (ja) 1993-04-16

Family

ID=17270821

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JP3254858A Withdrawn JPH0595348A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 Pll回路

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JP (1) JPH0595348A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100963859B1 (ko) * 2002-08-27 2010-06-16 후지쯔 가부시끼가이샤 클록 발생 장치

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990107