JPH0595250U - 刈取部駆動構造 - Google Patents

刈取部駆動構造

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JPH0595250U
JPH0595250U JP3537692U JP3537692U JPH0595250U JP H0595250 U JPH0595250 U JP H0595250U JP 3537692 U JP3537692 U JP 3537692U JP 3537692 U JP3537692 U JP 3537692U JP H0595250 U JPH0595250 U JP H0595250U
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belt
pulley
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reaping
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輝光 大家
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刈取部を側方へ回動可能としたサイドオープ
ン型のコンバインにおいて、刈取部を駆動するためのV
ベルトの脱着操作を不要とした駆動装置を得ようとす
る。 【構成】 刈取入力プーリー13を駆動プーリー22に
対して略後上方に配置し、刈取部Aの回動軸11を入力
軸12よりも後方に配置すると共に、駆動プーリー13
の下部外周部と刈取入力プーリー13上部外周部にベル
ト押さえ31・33を設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は刈取部を回動可能としてメンテナンス等を容易とするコンバインの刈 取部の駆動構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からコンバインの刈取部を横方向へ回動して刈取部を後方内側より容易に メンテナンス等を行えるようにした技術は公知となっているのである。例えば、 実公平1−17148号公報の技術である。該技術はミッションケースより刈取 入力プーリーに動力を伝えるVベルトのテンションプーリーを、刈取部の正規の 状態に固定する係止レバーに連動させて、刈取部を側方へ回動するときに係止レ バーを解除すると、テンションプーリーも解除方向に回動されて、Vベルトの脱 着が容易にできるようにしていたのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来の回動可能な刈取部は係止レバーを解除してからVベルトを人 手により外して、刈取部を横方向に回動して開放し、メンテナンス等の終了後は 正規の状態となるまで回動して、Vベルトをプーリーに掛けてから係止レバーを ロック側へ回動してセットしていたのでなる。従って、刈取部とサイドコラムの 間の狭い場所でのVベルトの脱着作業をしなければならず、大変面倒な作業とな り、Vベルトを掛け忘れたりすると、ベルトの巻き込み等の二次トラブルの発生 原因等にもなっていたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような問題点を解消するために、刈取部を側方へ回動可能とした コンバインのミッションケースより刈取部へ動力を伝える構成において、刈取入 力プーリーを駆動プーリーに対して略後上方に配置し、刈取部の回動支点を入力 軸よりも後方に配置すると共に、駆動プーリーの下部外周部と刈取入力プーリー 上部外周部にベルト押さえを設けたものである。
【0005】
【作用】
このように構成したので、刈取入力プーリー13と駆動プーリー22の間に巻 回されたVベルト23はテンションプーリー30を解除すると、該Vベルト23 が有する剛性により、下部はベルト押さえ33にて押圧されているので、Vベル ト23は上方に膨らんで広がり、この広がったVベルト23は刈取入力プーリー 13の後部側はベルト押さえ31により押さえられるので前方へ膨らんで広がり 、刈取部Aを側方へ回動する時には、回動支点が入力軸よりも後方に位置してい るので、刈取入力プーリー13は側方への回動角が大きくなり、刈取入力プーリ ー13はVベルト23に引っ掛からずに側方へ回動するようになり、人手による Vベルト23の脱着が不要となるのである。
【0006】
【実施例】
本考案の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如くであり、次に添付の図 面に示した実施例について説明すると、図1はコンバイン全体側面図、図2は刈 取部の平面図、図3は刈取駆動部側面図、図4は同じく平面図、図5は刈取駆動 部の他の実施例を示す平面図、図6は同じく側面図である。
【0007】 図1、図2において全体構成から説明すると、クローラ式走行装置14上に機 体フレーム15を載置し、該機体フレーム15上の左側に選別装置、その上に扱 胴19等よりなる脱穀装置を配置し、機体フレーム15右側前部上に運転席Bを 、その後部にグレンタンク17を配置し、前記脱穀装置の前方には刈取部Aを突 出している。
【0008】 該刈取部Aは刈取フレーム1前端に分草板24を突出し、その後部に引起しケ ース6を立設し、その後部の刈取フレーム1に刈刃29を横設し、該刈刃29上 方に掻き込み装置及び上部搬送装置4と下部搬送装置5の前端が配設され、該上 部搬送装置4と下部搬送装置5は斜め後方へ延設されて、該下部搬送装置5後端 部には縦搬送装置3が配設されて、該縦搬送装置3後上端部にはフィードチェー ン20前端部が配設されている。このような構成において刈取作業時には、分草 板24にて穀稈を分草し、倒伏穀稈を引起しケース6のタインにて引起し、掻き 込み装置にて掻き込んで、刈刃29にて株元を切断し、上部搬送装置4と下部搬 送装置5にて刈り取った穀稈を挟持して、後方へ搬送し、株元は縦搬送装置3か らフィードチェーン20に受け継がれ、穂先は上部搬送装置4から脱穀装置へ送 られて脱粒され、選別後の精粒はグレンタンク17に貯留され、排藁は後方の処 理装置にて切断されて圃場面に放出されるのである。
【0009】 このように構成された刈取部Aはメンテナンス等のために、図2に示すように 刈取フレーム1の後部左側を中心に横方向へ回動可能に構成しており、該回動基 部は機体フレーム15上に支柱10を立設して該支柱10上端に回動支点となる 回動軸11を枢支して、該回動軸11から前方に横フレーム1aを横設し、図3 、図4に示すように、該横フレーム1aの他端側は支持ブラケット21に脱着可 能に支持され、横フレーム1aの端部に入力軸12を軸支して刈刃29や搬送装 置等を駆動するようにし、該入力軸12の後方に距離L2離れて回動支点が位置 するようにしている。前記入力軸12上には刈取入力プーリー13が固設され、 該刈取入力プーリー13はミッションケース7より突出したPTO軸上に固設し た駆動プーリー22より上方で、かつ、後方の距離L1離れた位置に配設され、 該刈取入力プーリー13と駆動プーリー22との間にVベルト23が巻回され、 該Vベルト23は刈取クラッチ用のテンションプーリー25にて緊張されている 。また、前記ミッションケース7へはエンジンEよりベルト等を介して動力が伝 達されるのである。
【0010】 前記支持ブラケット21上部には横フレーム1aをロックするためのロックア ーム26が配設され、該ロックアーム26は解除レバー27と連動連結されて、 解除レバー27を解除方向に回動するとロックアーム26が上方に回動して横フ レーム1aが脱着可能とすべく構成している。そして、支持ブラケット21側部 にはボルト32・32にてベルト押さえ31が固定され、該ベルト押さえ31は 前記入力プーリー13の後外側で略同心円の円弧状に構成されており、前記テン ションアーム30を弛緩方向に解除したときにVベルト23を受けるように構成 している。また、前記PTO軸上の駆動プーリー22下部外周にも円弧状のベル ト押さえ33が配設され、Vベルト23のテンションを解除したときに落下しな いように配設している。
【0011】 このように構成することにより、刈取クラッチを「切」とすると、テンション アーム30が弛緩方向に回動されてVベルト23のテンションが解除され、Vベ ルト23は自身が有する剛性により出力プーリー22、入力プーリー13の外周 方向に膨らんでベルト押さえ33に当接して支持されて下方へは落下せず、ベル ト押さえ31に当接して支持されて側方へは倒れなくなり、図4に示すように、 Vベルト23’は、ロック解除後の回動軸11を中心に横フレーム1aを回動し たときの、入力プーリー13の回動軌跡C外に位置するようになり、Vベルト2 3’を人手により外す必要がなく、標準状態に戻したときにも、Vベルト23を 掛ける必要がなく手間を省くことができるのである。
【0012】 また、他の実施例として、図5、図6に示すように、ロックアーム26の回動 軸35にロックレバー36を固設し、該回動軸35を冂状に折り曲げて入力プー リー13を囲む如く構成し、該回動軸35先端を二股に分けて、一方はベルトガ イド35aとしてVベルト23の内側に突出し、他方はベルト押さえ35bとし てVベルト23の外側に突出し、また、支持ブラケット21の入力プーリー13 外周位置にベルト押さえ37を突出し、駆動プーリー22下外周には前記同様に ベルト押さえ33を配置している。
【0013】 このように構成することにより、テンションプーリー25を解除して、ロック レバー36も解除すると、ロックレバー36の回動と共に、ロックアーム26及 び回動軸35が回動して、ベルトガイド35aが強制的にVベルト23を広げて 支持し、支持ブラケット21側に広がったVベルト23はベルト押さえ37にて 押さえられ、刈取装置Aを回動したときに、Vベルト23が入力プーリー13に 引っ掛からない位置まで広がって保持されるのである。そして、標準位置に戻し た時はロックレバー36をロック位置に回動するだけでVベルト23はセットさ れるのである。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したので、次のような効果を奏するものである。即 ち、ロックレバーの回動操作だけで、Vベルトを解除位置まで広げることができ 、Vベルトを外す作業をすることくなく刈取装置を側方へ回動できるようになり 、逆に、刈取装置を標準位置に戻してからロックレバーを回動してロックすれば 、Vベルトは入力プーリーに掛けることができ、Vベルトの装着作業を不要とし 、掛け忘れ等もなくなり、二次トラブルも防げるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン全体側面図である。
【図2】刈取部の平面図である。
【図3】刈取駆動部側面図である。
【図4】同じく平面図である。
【図5】刈取駆動部の他の実施例を示す平面図である。
【図6】同じく側面図である。
【符号の説明】
A 刈取部 7 ミッションケース 11 回動軸 12 入力軸 13 刈取入力プーリー 22 駆動プーリー 31・33・35b ベルト押さえ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取部を側方へ回動可能としたコンバイ
    ンのミッションケースより刈取部へ動力を伝える構成に
    おいて、刈取入力プーリーを駆動プーリーに対して略後
    上方に配置し、刈取部の回動支点を入力軸よりも後方に
    配置すると共に、駆動プーリーの下部外周部と刈取入力
    プーリー上部外周部にベルト押さえを設けたことを特徴
    とする刈取部駆動構造。
JP3537692U 1992-05-27 1992-05-27 刈取部駆動構造 Expired - Lifetime JP2580599Y2 (ja)

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JP3537692U JP2580599Y2 (ja) 1992-05-27 1992-05-27 刈取部駆動構造

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JP3537692U JP2580599Y2 (ja) 1992-05-27 1992-05-27 刈取部駆動構造

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JPH0595250U true JPH0595250U (ja) 1993-12-27
JP2580599Y2 JP2580599Y2 (ja) 1998-09-10

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