JPH0595118U - 高圧開閉装置 - Google Patents

高圧開閉装置

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JPH0595118U
JPH0595118U JP4147092U JP4147092U JPH0595118U JP H0595118 U JPH0595118 U JP H0595118U JP 4147092 U JP4147092 U JP 4147092U JP 4147092 U JP4147092 U JP 4147092U JP H0595118 U JPH0595118 U JP H0595118U
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JP
Japan
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controller
voltage
outlet
cable
power
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Pending
Application number
JP4147092U
Other languages
English (en)
Inventor
敏朗 都留
孝一 田中
Original Assignee
東光電気株式会社
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Publication date
Application filed by 東光電気株式会社 filed Critical 東光電気株式会社
Priority to JP4147092U priority Critical patent/JPH0595118U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御器の模擬動作試験時に使用するリレー試
験器の動作電源を、容易に確保できるようにして作業性
及び効率向上を図る。 【構成】 高圧キャビネット100内部の需要家側機器
部300に高圧開閉器及びその制御器が収納された高圧
開閉装置において、外部の交流電源に接続されたコンセ
ントを有するコンセント箱1を、需要家側機器部300
に設置する。前記制御器の模擬動作試験を行なう場合、
制御器に接続するリレー試験器の動作電源を前記コンセ
ントからとる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は高圧開閉装置に関し、詳しくは、電力会社と需要家との保安上の責任 分界点である高圧キャビネット内部に収納され、負荷側の地絡事故や過電流事故 等が発生した際に開閉器を開放して波及事故を防止する高圧開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、この種の高圧開閉装置が収容されたキュービクル式高圧受電設備を示 しており、この受電設備は需要家側に設置されている。図において、100は高 圧キャビネット(キュービクルケース)、200は電力供給側機器が収納された 電力供給側機器部である。なお、電力供給側機器は地中ケーブルを介して電力系 統に接続されている。 300は需要家側機器部であり、その内部には高圧開閉装置の主要部を構成す る高圧ガス開閉器301及びその制御器302が収納されている。ここで、開閉 器301と負荷側も地中ケーブルを介して接続されている。
【0003】 前記制御器302は、負荷側の地絡事故や過電流事故が発生した際に内蔵の地 絡方向継電器や過電流継電器等を動作させ、開放指令を出力して開閉器301を 開放すると共に、動作表示や警報出力を行うものである。 制御器302の動作電源(:制御電源AC100V)は、遠隔地の受電所40 0内の監視装置401から地中ケーブル500を介して供給されている。この地 中ケーブル500は例えば4芯ケーブルからなり、電源ケーブル及び警報等を伝 送する信号ケーブルからなっている。
【0004】 図6及び図7は、制御器302の動作電源をとるための地中ケーブル500の 接続構造を示している。まず、図6は、制御器302側のケーブル501と監視 装置401側のケーブル502とを圧着端子503により接続し、接続部の周囲 を防湿テープ504により被覆して防湿処理したものであり、また、図7は、裸 線状のケーブル501′及び502′を押え金具506との間にU字ボルト50 5で圧接、緊締したもので、いわゆるボルコン接続と称されるものである。この 場合も、図示されていないが接続部には防湿処理が施される。 なお、上記防湿処理は高圧開閉装置の据付け時に行われて完了している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記制御器302に対しては、その保守点検のために1年に1回程度の模擬動 作試験(模擬短絡試験、模擬地絡試験等)が行われるが、その際には制御器30 2の動作を検証するために図5に示すごとくリレー試験器(位相試験器)600 が用意され、制御器302に接続されて用いられる。 ここで、試験器600の動作電源(AC100V)は、制御器302と同様に 監視装置401側からとることができるが、前述のごとく制御器302側と監視 装置401側との接続部は防湿処理されており、この防湿テープをはがして電源 をとることは極めて煩わしく、また作業性も悪い。 そこで、従来では、リール形電源コードを別途用意し、適宜な受電設備からこ のコードを介して給電する方法がとられているが、これも準備作業等が面倒であ るという問題があった。
【0006】 本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところ は、制御器の模擬動作試験時におけるリレー試験器の電源を容易に確保すること ができる高圧開閉装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、高圧キャビネット内部の需要家側機器部 に高圧開閉器及びその制御器が収納された高圧開閉装置において、外部の受電設 備等の交流電源に接続されたコンセントを有するコンセント箱を、前記需要家側 機器部に設置したものである。
【0008】
【作用】 本考案では、高圧キャビネット内の需要家側機器部にコンセント箱が設置され ているため、制御器の模擬動作試験を行なう場合にこのコンセントからリレー試 験器の動作電源をとる。
【0009】
【実施例】
以下、図に沿って本考案の一実施例を説明する。 まず、図2はこの実施例に使用されるコンセント箱1の正面図、図3は図2の A−A断面図、図4は図2の側面図である。 これらの図において、コンセント箱1は絶縁材料からなるケーシング2を有し ており、ケーシング2の下端部には外部の受電設備に接続された電源(AC10 0V)ケーブルや制御接点用の信号ケーブルからなる制御電源ケーブル3が接続 され、一方、ケーシング2の上端部には、図示されていない制御器に連絡する制 御器用ケーブル(信号ケーブル)4が接続されている。
【0010】 ケーシング2の内部には、図3に示すように端子台7が固定されており、この 端子台7には前記制御電源ケーブル3に連絡するAC100Vその他のリード線 5が接続されると共に、制御器用ケーブル4に連絡するリード線(図示せず)も 接続される。 また、ケーシング2の内部にはAC100V用のコンセント8が取付けられて おり、このコンセント8はリード線6、端子台7及びリード線5を介して制御電 源ケーブル3内の電源ケーブルに接続されている。前記コンセント8は、図3に 示すようにプラグ差込口8aを前方に向けてケーシング2の取付板2aに固定さ れており、不使用時にプラグ差込口8aを覆う防湿カバー9が着脱自在に取付け られている。
【0011】 なお、この種の開閉装置は、JIS C 4601「高圧地絡継電装置」やJ IS C 4609「高圧受電用地絡方向継電装置」等により、相対湿度30〜 100%が条件であるため、コンセント箱1及び高圧キャビネット100はパッ キン等により防湿処理されている。
【0012】 図2及び図4に示すごとく、コンセント箱1の背面には断面U字形をしたU字 金具11がボルト止めされている。 そして、上記コンセント箱1は、図1に示すように高圧キャビネット100内 の電力供給側機器部200と需要家側機器部300とを区画する金属仕切板とし てのパンチングメタル(多数の孔が形成された金属板)12に対し、図4のよう にU字金具11を取付ボルト10で固定することによって設置される。
【0013】 上述したように本実施例にかかる高圧開閉装置は、リレー試験器用の電源供給 用コンセント箱1を需要家側機器部300に備えているため、制御器の模擬動作 試験に当たってリレー試験器を使用する場合には、防湿カバー9を外したコンセ ント8から動作電源をとることができる。 このため、従来のように図6、図7における地中ケーブル接続部の防湿テープ をはがして監視装置側から電源をとったり、あるいはリール形電源コードを別途 用意するといった煩雑な手間がなくなり、模擬動作試験の作業性及び効率を向上 させることができる。
【0014】 なお、コンセント箱1の取付方法や設置場所はこの実施例に何ら限定されるも のではなく、需要家側機器部300内の適宜な位置に任意の手段で設置すればよ い。また、上記コンセント8を他の機器、装置の動作電源に兼用してもよいのは 言うまでもない。 更に、本考案の高圧開閉装置は、地中線式、架空線式を問わず、また、開閉器 の種類についても消弧媒質(ガス、真空等)を問わないものである。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、高圧キャビネット内部の需要家側機器部にコン セント箱を設置したため、制御器の模擬動作試験に当たってリレー試験器の動作 電源を容易に確保することができ、一連の試験作業の作業性及び効率を向上させ て労力の低減や作業時間の短縮を図ることができる。 また、コンセント箱の構造も簡単であり、安価に提供できる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の主要部を示す斜視図であ
る。
【図2】本考案の一実施例に使用されるコンセント箱の
正面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2の側面図である。
【図5】従来の高圧開閉装置の概略的な説明図である。
【図6】制御器の動作電源をとるための地中ケーブルの
接続構造説明図である。
【図7】制御器の動作電源をとるための地中ケーブルの
接続構造説明図である。
【符号の説明】 1 コンセント箱 2 ケーシング 2a 取付板 3 制御電源ケーブル 4 制御器用ケーブル 5,6 リード線 7 端子台 8 コンセント 8a プラグ差込口 9 防湿カバー 10 取付ボルト 11 U字金具 12 パンチングメタル 100 高圧キャビネット 200 電力供給側機器部 300 需要家側機器部 301 開閉器 302 制御器 600 リレー試験器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧キャビネット内部の需要家側機器部
    に高圧開閉器及びその制御器が収納された高圧開閉装置
    において、 外部の交流電源に接続されたコンセントを有するコンセ
    ント箱を、前記需要家側機器部に設置したことを特徴と
    する高圧開閉装置。
JP4147092U 1992-05-25 1992-05-25 高圧開閉装置 Pending JPH0595118U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4147092U JPH0595118U (ja) 1992-05-25 1992-05-25 高圧開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4147092U JPH0595118U (ja) 1992-05-25 1992-05-25 高圧開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0595118U true JPH0595118U (ja) 1993-12-24

Family

ID=12609258

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4147092U Pending JPH0595118U (ja) 1992-05-25 1992-05-25 高圧開閉装置

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JP (1) JPH0595118U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55130082A (en) * 1979-03-28 1980-10-08 Toshiba Electric Equip Waterproof plug socket
JPS61119118A (ja) * 1984-11-14 1986-06-06 松下電工株式会社 草花育成用家具
JPS6243589B2 (ja) * 1980-09-26 1987-09-16 Canon Kk

Patent Citations (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980707