JPH0721053Y2 - ループ受電設備 - Google Patents

ループ受電設備

Info

Publication number
JPH0721053Y2
JPH0721053Y2 JP13028389U JP13028389U JPH0721053Y2 JP H0721053 Y2 JPH0721053 Y2 JP H0721053Y2 JP 13028389 U JP13028389 U JP 13028389U JP 13028389 U JP13028389 U JP 13028389U JP H0721053 Y2 JPH0721053 Y2 JP H0721053Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power receiving
connector
transformer
receiving unit
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13028389U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0370002U (ja
Inventor
清 牛島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP13028389U priority Critical patent/JPH0721053Y2/ja
Publication of JPH0370002U publication Critical patent/JPH0370002U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0721053Y2 publication Critical patent/JPH0721053Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ビル等の受電設備として用いられるループ受
電設備に関するものである。
[従来の技術] ビル等の受電設備において、ループ受電方式を採用する
場合には、第11図に見られるような電気的構成を有する
ループ受電設備が用いられる。このループ受電設備の構
造の一例を第9図及び第10図に示してある。
これらの図において1L及び2Lはそれぞれループ送電系統
の第1及び第2の回線、3A及び3Bはそれぞれ第1の回線
1L及び第2の回線2Lから受電する第1及び第2の受電ユ
ニット、4は需要家用断路器ユニット、MOFは電力需給
用計器用変成器、5は電力需給用計器用変成器と変圧器
との間に設けられる変圧器接続ユニットである。
第1の受電ユニット3Aは、接地用開閉器ES11を備えた線
路側断路器DS11と、遮断器CB1と、接地用開閉器ES21を
備えた変圧器回路側断路器DS21と、遮断器点検用接地用
開閉器ES31とからなる第1の回線受電用開閉回路を備
え、この開閉回路の構成機器はSF6ガスが封入された気
密構造を有する金属容器10A内に収納されている。容器1
0Aには第1の回線接続部を構成するコネクタ接続部(ケ
ーブルヘッド)11Aが取付けられ、このコネクタ接続部
の容器内の端子は線路側断路器DS11を介して遮断器CB1
の一端に接続されている。コネクタ接続部11Aの容器外
に位置する端子には第1の回線1Lのケーブルの端末1aが
接続されている。第1の回線1Lのケーブルには変流器CT
11が装着されている。
第2の受電ユニット3Bは、接地用開閉器ES12を備えた線
路側断路器DS12と、遮断器CB2と、接地用開閉器ES22を
備えた変圧器回路側断路器DS22と、遮断器点検用接地用
開閉器ES32とからなる第1の回線受電用開閉回路を備
え、この開閉回路の構成機器はSF6ガスが封入された気
密構造を有する金属容器10B内に収納されている。容器1
0Bには第1の回線接続部を構成するコネクタ接続部11B
が取付けられ、このコネクタ接続部11Bの容器内の端子
は線路側断路器DS12を介して遮断器CB2の一端に接続さ
れている。コネクタ接続部11Bの容器外に位置する端子
には第2の回線2Lのケーブルの端末2aが接続されてい
る。第2の回線2Lのケーブルには変流器CT12が装着され
ている。
容器10Bにはまた第2の変圧器回路側接続部を構成する
コネクタ接続部12Bが取付けられ、このコネクタ接続部
の容器内に位置する端子は断路器DS22を通して遮断器CB
2に接続されている。
需要家用断路器ユニット4は、SF6ガスが封入された容
器13内に需要家用断路器DS3と変流器CT2とを収納したも
のからなっている。容器13は容器10Aに近接配置され、
容器10Aと13の壁部を気密に貫通してブッシングBS1が取
付けられている。ブッシングBS1の容器10A内に位置する
端部は断路器DS21を介して遮断器CB1に接続され、ブッ
シングBS1の容器13内に位置する端子は断路器DS3の一端
に接続されている。この従来の設備では、ブッシングBS
1により第1の受電ユニット3Aを断路器DS3に接続する第
1の変圧器側回路接続部が構成されている。
容器13には断路器DS3の一端につながるコネクタ接続部1
4と、電力需給用計器用変成器MOFを接続するためのブッ
シング端子15とが取付けられている。
変圧器接続ユニット5は、接地用開閉器ES41を備えた断
路器DS41と接地用開閉器ES42を備えた断路器DS42とをSF
6ガスが封入され金属容器16内に収納したもので、容器1
6には電力需給用計器用変成器MOFを接続するためのブッ
シング端子BS2と、変圧器Tr1及びTr2につながるケーブ
ル17及び18の端末17a及び18aを接続するためのコネクタ
接続部19及び20とが取付けられている。
第2の受電ユニット3Bのコネクタ接続部(第2の変圧器
側回路接続部)12Bとコネクタ接続部14との間を接続す
るため、両端にL形コネクタ21及び22が接続されたケー
ブル23が設けられ、コネクタ21及び22がそれぞれコネク
タ接続部12B及び14に接続されている。
[考案が解決しようとする課題] 従来のループ受電設備において、第2の受電ユニット3B
で事故が生じたときには、断路器DS3を開いた後、コネ
クタ22を外してコネクタ接続部14に保護キャップを取付
ける措置を講じるだけで、第2の受電ユニットを切り離
して第1の受電ユニット3Aにより受電することができ
る。
また第2の受電ユニット3Bを切り離すことができるた
め、その修復を短時間で行うことができる。
しかしながら、第1の受電ユニット3Aで事故が生じたと
きには、該受電ユニット3Aを切り離すことができない。
この場合、断路器DS21を開いた状態で第2の受電ユニッ
ト3Bから受電することができるが、この状態では第1の
受電ユニット3Aの修理を安全に行うことができないた
め、結局第1の充電ユニット側及び第2の受電ユニット
側の双方を停電させて修理を行う必要があった。この場
合設備全体が停電するため、ホテルや病院等に適用する
ことが難しかった。
本考案の目的は、第1の受電ユニット及び第2の受電ユ
ニットのいずれで事故が生じた場合でも、停電させるこ
と無く事故が生じたユニットを取り外して修理を行うこ
とができるようにしたループ受電設備を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、第1の回線に接続される第1の回線接続部と
変圧器側回路に接続される第1の変圧器側回路接続部と
第1の回線接続部と第1の変圧器側回路接続部との間に
設けられる開閉回路とを有する第1の受電ユニットと、
第2の回線に接続される第2の回線接続部と変圧器側回
路に接続される第2の変圧器側回路接続部と第2の回線
接続部と第2の変圧器側回路接続部との間に設けられる
開閉回路とを有する第2の受電ユニットと、第1及び第
2の変圧器側回路接続部に一端が共通接続される断路器
を有する需要家用断路器ユニットと、需要家用断路器ユ
ニットを介して前記第1及び第2の受電用ユニットの変
圧器側回路接続部に接続される電力需給用計器用変成器
とを備えたループ受電設備に係わるものである。
本考案においては、前記の目的を達成するため、第1の
受電ユニットの変圧器側回路接続部に接続された第1の
コネクタと、一端が第1のコネクタに接続されて該第1
のコネクタを介して第1の受電ユニットの変圧器側回路
接続部に接続された甲ケーブルと、第1のコネクタに一
端が接続された乙ケーブルと、甲ケーブルの他端に接続
されて第2の受電ユニットの変圧器側回路接続部に切り
離し可能に接続された第2のコネクタと、乙ケーブルの
他端に接続された第3のコネクタとが設けられる。また
需要家用断路器ユニットは需要家用断路器の一端につな
がるコネクタ接続部を有していて、該コネクタ接続部に
上記第3のコネクタが切り離し可能に接続されている。
上記第1及び第2の受電ユニットは隣り合うように並べ
て配置するのがよい。その場合需要家用断路器ユニット
は第2の受電ユニットと反対の側で第1の受電ユニット
と隣り合うように配置し、電力需給用計器用変成器は第
1の受電ユニットと反対の側で需要家用断路器ユニット
と隣り合うように配置する。この場合には、第1のコネ
クタとしてT形コネクタを用い、第2のコネクタ及び第
3のコネクタとしてL形コネクタを用いるのが好まし
い。
需要家用断路器ユニットで事故が発生した場合に対処す
るためには、上記第2のコネクタとして気中ブッシング
を接続し得るものを用いるのが好ましい。この場合甲ケ
ーブルの長さは、第2のコネクタに接続された気中ブッ
シングを電力需給用計器用変成器の端子に接続するため
に十分な長さに設定しておく。
[作用] 上記のように構成すると、第2の受電ユニットで事故が
生じた場合には第2のコネクタを第2の受電ユニットの
変圧器側回路接続部から外して、該変圧器側回路接続部
に保護キャップを取付けるだけで、第2の受電ユニット
を回路から切り離すことができ、第2の受電ユニットを
取り外してその修理を簡単に行うことができる。
また第1の受電ユニットで事故が生じた場合には、第1
のコネクタを第1の受電ユニットの変圧器側回路接続部
から外して該第1の受電ユニットの変圧器側回路接続部
に保護キャップを取付けるだけで第1の受電ユニットを
回路から切り離すことができ、第1の受電ユニットを取
り外してその修理を簡単に行うことができる。
特に請求項3に記載した考案のように、甲ケーブルを電
力需給用計器用変成器にも接続し得る長さにしておく
と、需要家用断路器ユニットで事故が生じたときに、第
2のコネクタ及び第3のコネクタをそれぞれ第2の受電
ユニット及び需要家用断路器ユニットから外し、第2の
コネクタに気中ブッシングを接続して、該気中ブッシン
グを電力需給用計器用変成器に接続することにより通電
を再開することができる。この場合需要家用断路器ユニ
ットは取り外すことができるため、その修理を容易に行
うことができる。
[実施例] 以下添付図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図ないし第4図は本考案の実施例を示したもので、
第1図ないし第3図はその機械的な構成を示し、第4図
は単線結線図を示している。
尚第1図ないし第3図においては、各ユニットの該当箇
所に単線結線図を併記することにより、各ユニット内の
機器の構成の図示を省略している。
第1図ないし第3図において、各ユニット内には所定の
機器が3相分設けられているが、3相の機器は第1図の
紙面と直角な方向に並べて配置されている。
第1図ないし第3図において、1L及び2Lはそれぞれ第1
及び第2の回線、3A及び3Bはそれぞれ第1の回線1L及び
第2の回線2Lから受電する第1及び第2の受電ユニッ
ト、4は需要家用断路器ユニットMOFは電力需給用計器
用変成器、5は電力需給用計器用変成器と変圧器との間
に設けられる変圧器接続ユニットであり、これらのユニ
ットの基本構成は第9図ないし第11図によって説明した
従来のものと同様である。
ユニットの配列も従来のものと同様で、第1及び第2の
受電ユニット3A及び3Bが隣り合うように並べて配置さ
れ、需要家用断路器ユニット4は第2の受電ユニット3B
と反対の側で第1の受電ユニット3Aと隣り合うように配
置されている。また電力需給用計器用変成器MOFは第1
の受電ユニット3Aと反対の側で需要家用断路器ユニット
4と隣り合うように配置され、変圧器接続ユニット5
は、需要家用断路器ユニット4と反対の側でMOFと隣り
合うように配置されている。
第1図において破線で示された25A及び26Bはそれぞれ接
地開閉器付の断路器DS11及び断路器DS21の操作器であ
り、25B及び26Bはそれぞれ接地開閉器付の断路器DS12及
びDS22の操作器である。また27a及び27bはそれぞれ接地
開閉器付断路器DS41及びDS42の操作器である。これらの
操作器は対応するユニットの容器の側壁等に取付けられ
てリンク機構等を介して所定の機器に連結されている。
受電設備の外観の向上を図るため、操作器及びその連結
機構を覆うように化粧板28が取付けられ、更に充電部が
気中に露出している電力需給用計器用変成器MOFを隠す
ように化粧板を兼ねる保護板29a及び29bが取付けられて
いる。
尚各接地開閉器付の断路器は可動接触子が投入位置と断
路位置と接地位置との3ポジションを有するスイッチ
で、その可動接触子を操作することにより回路の断路と
接地とを行うことができる。
操作器25Aにより断路器DS11及び接地用開閉器ES11が操
作されるようになっている。各ユニットの容器の側壁に
は断路器や遮断器の 第1のコネクタはT形コネクタからなり、 前記第2のコネクタ及び第3のコネクタはL形コネクタ
からなっているユニット3A及び3Bは並べて配置されてい
る。
本実施例において、従来の設備と相違する点は、第1の
受電ユニット3Aと需要家用断路器ユニット4との間をケ
ーブルにより接続するようにした点である。
そのため、本考案においては、従来の設備において第1
の受電ユニット3Aと需要家用断路器ユニット4との間を
接続していたブッシングBS1が省略され、第1の受電ユ
ニット3Aの容器10Aの上部に第1の変圧器側回路接続部
を構成するコネクタ接続部12Aが取付けられている。こ
のコネクタ接続部12Aは断路器DS21を通して遮断器CB1に
接続されている。
上記コネクタ接続部12AにはT形コネクタからなる第1
のコネクタ30が切り離し可能に接続されている。このコ
ネクタ30には甲ケーブル31の一端と乙ケーブル32の一端
とが接続されている。甲ケーブル31の他端にはL形コネ
クタからなる第2のコネクタ33が接続され、この第2の
コネクタが第2の受電ユニット3Bの上部に設けられたコ
ネクタ接続部(第2の変圧器側回路接続部)12Bに切り
離し可能に接続されている。
また乙ケーブルの他端にはL形コネクタからなる第3の
コネクタ34が接続され、この第3のコネクタは需要家用
断路器ユニットのコネクタ接続部14に切り離し可能に接
続されている。
各コネクタはコネクタ接続部の電極部に接触する接触子
を絶縁外装内に設けたもので、L形コネクタの構造例を
第8図に示す。
第8図は第3のコネクタ34を例にとってその構成例を示
したもので、同図において40はケーブル32の芯線が接続
される芯線接続部、41は芯線接続部40に接続された接触
子で、芯線接続部40及び接触子41は樹脂のモールド品か
らなる絶縁外装42内に配置されている。絶縁外装42の外
面を覆うようにシールド43が設けられ、シールド43は端
部に固定された環状の金具44に接続されている。絶縁外
装42の内側には接触子41と軸線を共有するテーパ付きの
孔45が設けられ、この孔45内にコネクタ接続部14に設け
られた突出部14aを嵌合させた状態で接触子41をコネク
タ接続部の電極部14bに接触させるようになっている。
金具44を貫通させてネジ46が設けられ、このネジをコネ
クタ接続部14に設けられたネジ孔に螺合させることによ
りコネクタ34をコネクタ接続部14に対して固定するよう
になっている。シールド43につながる金具44は接地線47
により接地される。
T形コネクタの構造は、芯線接続部40の両端にケーブル
の芯線を接続し得るようになっている点、及び絶縁外装
42がT字形を呈している点を除きL形コネクタの構造と
同様である。
上記の受電設備において、第2の受電ユニット3Bで事故
が生じた場合には、第5図に示したように各相の第2の
コネクタ33を第2の受電ユニット3Bの変圧器側回路接続
部12Bから外して、該変圧器側回路接続部に保護キャッ
プ50を取付け、第2のコネクタ33のシールドを接地線51
により接地する。そして第2の受電ユニット3Bを取り外
して修理場所に運び、その修理を行う。
また第1の受電ユニット3Aで事故が生じた場合には、第
6図に示したように第1のコネクタ30を第1の受電ユニ
ット3Aの変圧器側回路接続部12Aから外して該第1の受
電ユニットの変圧器側回路接続部に保護キャップ52を取
付け、第1の受電ユニット3Aを取り外して修理を行う。
また第1のコネクタ30のシールドは接地線53により接地
する。
次に需要家用断路器ユニット4で事故が生じたときに
は、各相の第2のコネクタ33及び第3のコネクタ4をそ
れぞれ第2の受電ユニット3B及び需要家用断路器ユニッ
ト4から外し、第1のコネクタ30を180度回転させる。
次いで第2のコネクタ33に気中ブッシング55を接続し、
第3のコネクタ34のシールドを接地線56により接地す
る。そして気中ブッシング55を適当な支持手段により支
持した状態で該ブッシングの先端の端子を電力需給用計
器用変成器MOFに接続し、第1の回線1Lから第1の受電
ユニット3Aを通して受電して需要家用断路器を介するこ
となく、電力需給用計器用変成器MOFを通して通電す
る。
この場合需要家用断路器ユニット4は取り外すことがで
きるため、その修理を簡単に行うことができる。
上記のように需要家用断路器ユニット4で事故が生じた
場合に対処し得るようにするため、甲ケーブル31の長さ
は、第2のコネクタ33に取付けた気中ブッシング55の端
子を電力需給用計器用変成器MOFに接続するのに十分な
長さに設定しておく。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、第1のコネクタと該第
1のコネクタに一端が接続された甲ケーブル及び乙ケー
ブルと甲ケーブルの他端及び乙ケーブルの他端にそれぞ
れ接続された第2及び第3のコネクタとからなる接続手
段を設けて、第1の受電ユニットと第2の受電ユニット
との間及び第1の受電ユニットと需要家用断路器ユニッ
トとの間をそれぞれケーブルにより接続するようにした
ので、第1及び第2の受電ユニットのいずれで事故が生
じた場合でも事故が生じたユニットを切り離して短時間
で通電を回復させることができ、ループ受電設備の信頼
性を高めることができる。また事故が生じたユニットを
取り外すことができるため、その修理を容易に行うこと
ができる。
特に請求項3に記載した考案によれば、需要家用断路器
ユニットで事故が生じた場合にも対処できるため、ルー
プ受電設備の信頼性をいっそう高めることができる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はそれぞれ本考案の実施例を示した
正面図、平面図及び右側面図、第4図は同実施例の単線
結線図、第5図ないし第7図はそれぞれ異なるユニット
で事故が生じた場合の対処の仕方を説明する説明図、第
8図は本考案の実施例で用いるL形コネクタの構成例を
示す断面図、第9図及び第10図はそれぞれ従来のループ
受電設備を示す平面図及び正面図、第11図は同設備の単
線結線図である。 1L……第1の回線、2L……第2の回線、3A……第1の受
電ユニット、3B……第2の受電ユニット、4……需要家
用断路器ユニット、5……変圧器接続ユニット、11A…
…コネクタ接続部(第1の回線接続部)、11B……コネ
クタ接続部(第2の回線接続部)、12A……第1の変圧
器側回路接続部、12B……第2の変圧器側回路接続部、1
4……コネクタ接続部、MOF……電力需給用計器用変成
器。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の回線に接続される第1の回線接続部
    と変圧器側回路に接続される第1の変圧器側回路接続部
    と前記第1の回線接続部と第1の変圧器側回路接続部と
    の間に設けられる開閉回路とを有する第1の受電ユニッ
    トと、 第2の回線に接続される第2の回線接続部と前記変圧器
    側回路に接続される第2の変圧器側回路接続部と前記第
    2の回線接続部と第2の変圧器側回路接続部との間に設
    けられる開閉回路とを有する第2の受電ユニットと、 前記第1及び第2の変圧器側回路接続部に一端が共通接
    続される断路器を有する需要家用断路器ユニットと、 前記需要家用断路器ユニットを介して前記第1及び第2
    の受電用ユニットの変圧器側回路接続部に接続される電
    力需給用計器用変成器とを備えたループ受電設備におい
    て、 前記第1の受電ユニットの変圧器側回路接続部に接続さ
    れた第1のコネクタと、 一端が前記第1のコネクタに接続されて該第1のコネク
    タを介して前記第1の受電ユニットの変圧器側回路接続
    部に接続された甲ケーブル及び乙ケーブルと、 前記甲ケーブルの他端に接続されて前記第2の受電ユニ
    ットの変圧器側回路接続部に切り離し可能に接続された
    第2のコネクタと、 前記乙ケーブルの他端に接続された第3のコネクタとを
    具備し、 前記需要家用断路器ユニットは前記需要家用断路器の一
    端につながるコネクタ接続部を有して該コネクタ接続部
    に前記第3のコネクタが切り離し可能に接続されている
    ことを特徴とするループ受電設備。
  2. 【請求項2】前記第1及び第2の受電ユニットは隣り合
    うように並べて配置され、 前記需要家用断路器ユニットは前記第2の受電ユニット
    と反対の側で前記第1の受電ユニットと隣り合うように
    配置され、 前記電力需給用計器用変成器は前記第1の受電ユニット
    と反対の側で前記需要家用断路器ユニットと隣り合うよ
    うに配置され、 前記第1のコネクタはT形コネクタからなり、 前記第2のコネクタ及び第3のコネクタはL形コネクタ
    からなっていることを特徴とする請求項1に記載のルー
    プ受電設備。
  3. 【請求項3】前記第2のコネクタは気中ブッシングを接
    続し得るように構成され、 前記甲ケーブルは前記第2のコネクタに接続された気中
    ブッシングを前記電力需給用計器用変成器の端子に接続
    するために十分な長さを有していることを特徴とする請
    求項1または2に記載のループ受電設備。
JP13028389U 1989-11-08 1989-11-08 ループ受電設備 Expired - Lifetime JPH0721053Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13028389U JPH0721053Y2 (ja) 1989-11-08 1989-11-08 ループ受電設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13028389U JPH0721053Y2 (ja) 1989-11-08 1989-11-08 ループ受電設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0370002U JPH0370002U (ja) 1991-07-12
JPH0721053Y2 true JPH0721053Y2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=31677868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13028389U Expired - Lifetime JPH0721053Y2 (ja) 1989-11-08 1989-11-08 ループ受電設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0721053Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0370002U (ja) 1991-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0799890B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
US20220231488A1 (en) Tower mounted high voltage switchgear
JPH0721053Y2 (ja) ループ受電設備
KR200386749Y1 (ko) 특고압 밀폐형 수변전 장치
JPH1056709A (ja) キュービクル形ガス絶縁開閉装置
JP2581198B2 (ja) ガス絶縁電気設備及びガス絶縁電気設備用ガス絶縁補償リアクトル装置
JPH0667070B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH03245706A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2530394Y2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP3169251B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
KR101841110B1 (ko) 배전반 컨트롤 박스
JP2672666B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH01255409A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP3056025B2 (ja) ガス絶縁複合開閉装置
JP4397671B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0624996Y2 (ja) 地上設置型変圧器装置
JP2572418B2 (ja) 受電用変電設備
JPH10285728A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH0382107A (ja) 地上用変圧器
JPH0613541Y2 (ja) ガス絶縁開閉設備
JP4333076B2 (ja) 断路器と遮断器の接続装置
JPH0343776Y2 (ja)
JPH07135707A (ja) 固体絶縁開閉装置
JP2946726B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH10191514A (ja) ガス絶縁開閉装置